JPH01273902A - 耐震型ボイラ構造 - Google Patents

耐震型ボイラ構造

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JPH01273902A
JPH01273902A JP10136388A JP10136388A JPH01273902A JP H01273902 A JPH01273902 A JP H01273902A JP 10136388 A JP10136388 A JP 10136388A JP 10136388 A JP10136388 A JP 10136388A JP H01273902 A JPH01273902 A JP H01273902A
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JP
Japan
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boiler
earthquake
base mat
boiler body
pit
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JP10136388A
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Hidekazu Nishida
英一 西田
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Mitsubishi Power Ltd
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Babcock Hitachi KK
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  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、大型ボイラの支持構造に係り、特に地震によ
る強度対策に好適な耐震型ボイラ構造に関する。
(従来の技術) 従来の大型ボイラの支持構造は第6図に示すように、ボ
イラ本体2はベースマット3上に構築した支持鉄構1に
、鉛直方向は吊りボルト6により、また水平方向はサイ
スミツクタイ5によって支持鉄構1に支持固定され、サ
イスミツクタイ5とボイラ本体2との支持部分の詳細は
、第7図に示すように振れ止め部材10を固着した横材
8がボイラ本体2に固定されており、振れ止め部材10
が主柱9を両側から挟んで支持し、ボイラ本体2と主柱
9とは上下方向に相対的な変位が可能のように構成され
ている。従ってボイラ本体2に対する地震による横揺れ
荷重は全て支持鉄構1に負荷される構造となっていた。
(発明が解決しようとする課題) 上記従来技術は支持鉄構1下部への地震荷重の集中に対
する構造上の配慮が十分でなかった。すなわち第8図は
重油焚10100O級のボイラにおいて、Aは従来技術
によるサイスミツクタイ5のエレベーションとサイスミ
ツクタイ5に負荷されるボイラ本体2からの地震荷重分
布を示す図で、エレベーション10〜15mにおいてサ
イスミツクタイ5に大荷重が集中している。また第9図
はボイラ本体2からの地震荷重の分布と荷重の流れを示
す模式図であるが、従来技術Aでは特に支持鉄構1の下
部に大きな剪断荷重が集中している。
従って、上記剪断荷重に耐えるように支持鉄構1の部材
寸度を増加するか、プレスの設置数を多くする等の強度
対策が必要になるという問題点があった。本発明は、上
記の課題を解決するためのもので、支持鉄構1下部に負
荷される荷重の低減が可能な耐震型ボイラ構造を提供す
ることを目的としている。
(課題を解決するための手段) 上記の目的は、ボイラ本体下端部のボイラ壁とベースマ
ットとの間に水平方向の荷重変位を拘束する振れ止め部
を設けることによって達成される。
(作用) 上記の構成により、振れ止め部はボイラ本体からの地震
荷重を支持鉄構を介することなく、直接ベースマットに
伝達負荷させることができ、支持鉄構下部に大きな荷重
が集中することが回避される。
(実施例) 本発明の一実施例を図面と共に説明する。第1図は本発
明に係る耐震型ボイラ構造の一実施例の概要を示す図で
あって、ベースマット3及び下方の地盤4にピット11
を穿設し、ピット11内にボイラ本体2の下端部が収容
されるように配置し、ボイラ本体2とベースマット3と
の間に振れ止め部12を設けている。振れ止め部12の
詳細は第2.3図に示されている。第2図は第1図A−
A矢視断面を示す図、第3図は第2図B−B矢視断面を
示す図である。第2.3図のように、振れ止め部12は
、方形のピット11の側壁11aに内接して固定した枠
形材b14の内側に、ボイラ壁7に外接して固定した枠
形材a13が緩く嵌装されるように構成している。枠形
材b14は第3図に示すように上下2列に並設し側壁3
aの面にアンカボルト16を用いて固定され、枠形材a
13はボイラ壁7に溶接されており、枠形材b14と枠
形材a13とは遊隙15を隔てて対向している。
本実施例で10100O級の石炭焚ボイラの場合には、
ボイラ下端部のエレベーションは6m内外、ベースマッ
ト3の厚さは5m内外、ピット11の深さは7m内外、
遊隙15は10mm内外である。
上記構成によりボイラ本体2下部に掛る地震荷重は振れ
止め部12を介してピット11の側壁11aに直接負荷
されるから、支持鉄構1下部が受は持つ地震荷重は、第
9図にBに示すように従来技術Aに比べて概ね30%内
外低減することになる。
またピット6を設けたことにより支持鉄構1の高さが低
くなり、サスミックタイ5のエレベーションも低くなる
が、対応するサイスミツクタイ5又は振れ止め部12の
地震荷重は第8図Bに示すように殆ど変化しないことが
わかる。従ってベースマット3に作用する地震荷重も従
来構造と殆ど変らないから特に基礎を補強する必要は生
じない。
枠形材b14はピット11の側Ml 11 aに沿って
枠形に構成することにより、ピット11に対する補強機
能を兼ねている。前記のように、枠形材b14は上下2
列に側壁3aの面に固定され、枠形材a13との間に遊
隙15を設けることにより、ボイラ本体2の熱膨張に伴
う鉛直方向の移動が生じても、枠形材a13と枠形材b
14とが常時対向しているように配慮されている。10
100O級のボイラにおける熱膨張に伴う上記移動量は
50〜60cm程度である。本実施例の枠形材a13、
枠形材b14はH形鋼を使用することにより、水平方向
の荷重を広い面積で支持するにようにしている。本発明
の他の実施例を第4.5図に示す。第4図はベースマッ
ト3上にボイラ本体2を囲んで支持架台17を設け、ボ
イラ本体2と支持架台17との間にサイスミツクタイ5
を設けたものであって、ベースマット3の一部を切り欠
くことはしないが、支持架台17の高さは7m内外必要
である。第5図は第1図と第4図との折衷案であり、ピ
ット11はベースマット3の厚さの範囲内の深さに穿設
し、支持架台17の高さを低めに抑えたものである。
(発明の効果) 本発明の実施により、支持鉄構の下部に集中する荷重の
低減が図られ、大型ボイラの地震に対する安全性が理路
的に向上した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る耐震型ボイラ構造の一実施例の概
要図、第2,3図は第1図中の振れ止め部の詳細図、第
4.5図は本発明の他の実施例の概要図、第6図は従来
の耐震型ボイラ構造の概要図、第7図は従来のサイスミ
ツクタイとボイラ本体との支持部分の詳細図、第8図は
ボイラ本体からの地層荷重分布を示す図、第9図はボイ
ラ本体からの地震荷重の分布と荷重の流れを示す模式図
である。 11・・・ピット     12・・・振れ止め部13
・・・枠形材a     14・・・枠形材b15・・
・遊隙      16・・・アンカボルト17・・・
支持架台

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ベースマット上に構築した支持鉄構に係設されてい
    る吊りボルト及びサイスミックタイによりボイラ本体を
    支持する耐震型ボイラ構造において、前記ボイラ本体の
    最下端部ボイラ壁とベースマットとの間に水平方向の変
    位を拘束する振れ止め部を設けていることを特徴とする
    耐震型ボイラ構造。 2、前記振れ止め部は、前記ボイラ壁面に外接固定する
    枠形材aと、前記ベースマットに設けた方形ピットに内
    接し、前記枠形材aとの間に水平方向に遊隙を隔てて対
    向固定した枠形材bとから成ることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の耐震型ボイラ構造。 3、前記サイスミックタイのうち最下端部サイスミック
    タイは、前記ベースマット上に固定した支持架台と前記
    ボイラ壁面との間に設けられていることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の耐震型ボイラ構造。
JP10136388A 1988-04-26 1988-04-26 耐震型ボイラ構造 Expired - Lifetime JP2613620B2 (ja)

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JPH01273902A true JPH01273902A (ja) 1989-11-01
JP2613620B2 JP2613620B2 (ja) 1997-05-28

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