JPH0127336B2 - - Google Patents

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JPH0127336B2
JPH0127336B2 JP61006703A JP670386A JPH0127336B2 JP H0127336 B2 JPH0127336 B2 JP H0127336B2 JP 61006703 A JP61006703 A JP 61006703A JP 670386 A JP670386 A JP 670386A JP H0127336 B2 JPH0127336 B2 JP H0127336B2
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JP
Japan
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timer
switch
time
output
input
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JP61006703A
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Naoyoshi Maehara
Takashi Uno
Kazunari Nishii
Akihisa Takano
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP61006703A priority Critical patent/JPS61180833A/ja
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Publication of JPH0127336B2 publication Critical patent/JPH0127336B2/ja
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    • F23N5/20Systems for controlling combustion with a time programme acting through electrical means, e.g. using time-delay relays
    • F23N5/203Systems for controlling combustion with a time programme acting through electrical means, e.g. using time-delay relays using electronic means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23NREGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
    • F23N2223/00Signal processing; Details thereof
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    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
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    • F23N2235/06Air or combustion gas valves or dampers at the air intake
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)
  • Control Of Combustion (AREA)
  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野 本発明は、温風機、特に石油を燃料とした温風
機の制御装置に関し、使用上使い勝手が著しく改
善されると共に、安全性の向上を推進した新らし
い温風機の制御装置を提供する。 従来の技術 第15図は、従来の温風機の制御装置である。
同図において、運転スイツチはスイツチ300,
301より成り、300はオンオフスイツチ、3
01は運転スイツチをオンにしたとき、一瞬の
間、オン状態になる。したがつてリレー302
は、その接点302−1により自己保持し、オイ
ルポンプ303、点火ヒータ304が通電される
と共に、リレー302の第2接点302−2によ
りバーナフアンモータ305が通電される。また
運転ランプ306が点灯する。バーナの温度が上
昇し、バーナサーモスイツチ307がオンになる
と対流フアンモータ308が駆動され、温風が吐
出される。309は対流フアンの強弱切替スイツ
チである。また、バーナサーモ307がオンする
と、リレー310がオンになり、その接点310
−1,310−2が図示と反対になり、点火ヒー
タ304は通電が停止される。311,312,
313は温度ヒユーズ、温度過昇防止サーモスイ
ツチ、振動消火スイツチである。運転スイツチ3
00をオフにすると、リレー302がオフにな
り、その接点302−1,302−2は図示の状
態になる。バーナ温度が高い間は、対流フアンモ
ータ308、バーナフアンモータ305、リレー
310が通電され、ポストパージが行われる。3
14はタイマモータであり、その接点314−
a,314−b,314−cは、通常は、図のよ
うになつており、いわゆる点火タイマであつて、
一定時間後に運転を開始する点火タイマである。
タイマをセツトすると、接点314−aはオフ、
314−bはオン、314−cはオフになり、タ
イマモータ314は駆動される。 設定した時間が経過すると、接点314−a,
314−bが閉じ、次に314−c,314−b
がオフになる。よつて、点火タイマにより、リレ
ー302が自己保持し、温風機は運転を開始す
る。 発明が解決しようとする問題点 以上のような従来の温風機制御装置において
は、手動運転する場合、機械的に2つのスイツチ
を連動する運動スイツチを操作せねばならず、ま
た、点火タイマを設定する場合も、機械的タイマ
モータを設定せねばならず面倒であつた。 さらに前記タイマを使用して毎朝、起床前に部
屋を暖めておくために同一時刻に燃焼開始をさせ
るような場合には前日の就寝前に、その時刻から
燃焼開始までの待時間を計算し、それをタイマに
設定する作業を毎日行わねばならない極めて煩雑
で、かつ面倒な操作をせねばならなかつた。 問題点を解決するための手段 本発明は、このような点に鑑みてなされたもの
であつて、以下に述べる手段により構成されるも
のである。 本発明は、あらかじめ設定した時刻に自動的に
温風機本体の運転開始動作を行わせると共に、こ
の運転開始時刻から所定時間後に運転を停止可能
とせしめ、かつタイマー動作終了後も上記あらか
じめ設定した時刻を記憶しているタイマー部と、
上記タイマー部に動作指令を与えるタイマー動作
スイツチと、このタイマー動作スイツチの操作に
より、タイマー部に記憶された運転プログラムを
実行せしめ、かつ前記実行の終了後は前記タイマ
ー動作スイツチによる再操作が行われない限り前
記タイマー部を動作させない制御部とを備えた温
風機の制御装置である。 作 用 上記構成により、温風機本体は自動的に運転開
始および停止するとともに毎日の温風機の運転開
始が同一時刻の場合にはタイマー動作スイツチの
みを操作すればよい。 実施例 第1図は本発明の一実施例であつて、石油温風
暖房機の構成図である。 図において、1は温風機本体で、2は本体1の
前面に設けられた操作部である。室内空気は、図
中矢印の如く吸込口3から対流フアン4によつて
吸込まれ、熱交換器5により熱交換され、吹出口
6より吐出される。 熱交換器5内には、バーナ部7、点火ヒータ8
があり、燃料がポンプ9により送油管10を通つ
て送り込まれ、燃焼空気はバーナフアン11によ
り吸込筒12からバーナ部7に供給され、燃焼排
ガスは排気筒13より排気される。7aはバーナ
サーモスイツチである。14は制御装置であり操
作部2よりの制御信号、バーナ部近傍の温度を検
知するバーナ部温度検知器(炎有無の検知器でも
よい)よりの温度信号により、燃焼シーケンス等
の制御を行うと共に、吸込空気温度検知器15の
信号に基づいて、ソレノイド16を制御し、燃焼
空気量調整ダンパ17を制御し燃焼量を制御す
る。 ここでバーナ部7について第2図を参照して説
明する。バーナ部7にはバーナ本体7′があり、
バーナ本体7′は細孔18が沢山設けられたセラ
ミツクである。バーナフアンより送られた空気の
一部は、図の矢印のように、バーナ本体7′の細
孔18を通るようになつている。19はポンプの
送油吐出部であり、この送油吐出部19より燃焼
用油がバーナ本体7′の下部に吹きつけられる。
点火ヒータ8により、多孔質セラミツクバーナ本
体7′の上面が加熱されると石油が気化し点火す
る。送油吐出部19よりバーナ本体7′に吹きつ
けられた石油は、多孔質セラミツク中に浸透す
る。このとき、バーナフアンより送り込まれる燃
焼空気量を変化するとバーナ本体7′の細孔18
中を通過する空気量が変化する。このため、燃焼
料qは、第9図のように、燃焼空気量Qの変化に
つれてほぼ比例的に変化する。 次にダンパ17、ソレノイド16について述べ
る。 第6図は、ダンパ17およびソレノイド16の
一例である。図において、20はソレノイド16
のボビンであり、内側には磁石22を含むプラン
ジヤ21が板バネ23a,23bにより固定さ
れ、外側には、コイル24a,24bが巻かれて
いる。l0,l1,l2はリード線端子である端子l0から
l2に直流電流を流すと、プランジヤ22は図中矢
印方向に移動し、l0からl1に直流電流を流すと矢
印と反対方向に移動するようにコイル24a,2
4bは巻かれている。この例では永久磁石21を
使用しているが、プランジヤ22を強磁性体とし
て、コイル24a,24bとの相対位置関係を適
当に選べば永久磁石21はなくてもよい。プラン
ジヤ22の移動は伝達部25a,25b,25c
によりダンパ回転部26に伝えられる。27は伝
達部25bの適当な位置に設けられた支点であ
る。 プランジヤ22が図中右に移動するとダンパ回
転部26は反時計回りに回転し、その開口26′
と、ダンパ固定部28の開口部28′との重なり
部29が拡大する。したがつて、燃焼空気量Qが
増大し燃焼量qが大きくなる。またプランジヤ2
2が左方向に移動すると、前述と反対の動作とな
り、ダンパの開口の重なり部29は小さくなるた
め、燃焼量qは減少する。30,31,32はダ
ンパー回転部の回転角を定めるものであり、最大
および最小燃焼量を望ましい値に規制する。 操作部2(第1図)は、第3図に示す操作スイ
ツチ類および表示手段を有している。第3図にお
いて、33は螢光表示管であり、時刻を表示する
ものであり、34はフアンクシヨンスイツチでこ
のロータリースイツチがaの位置にあるとき、時
計調節ができる。すなわち、置数キー35,3
6,37,38により時計の時刻調節ができる。
35,36,37,38はそれぞれ1回押すと10
時の桁、1時の桁、10分の桁、1分の桁が1づつ
加算されるプツシユスイツチであり。39はクリ
アスイツチである。ロータリースイツチ34をb
の位置にもどすと、時計は動作を開始し螢光表示
管33は時計として動作表示する。 ロータリースイツチ34をcの位置にすると発
光ダイオード(LED)40が点滅し、温風機の
運転を開始させるための時刻を、置数キー35〜
38を用いて設定できる。このとき時計表示は消
える。 次にdの位置にロータリースイツチを移動する
とLED40は点滅から点灯にかわり、運転開始
時刻がプログラムされていることを示す。 またLED41が点滅し運転停止時刻を置数キ
ーにより設定できる。運転停止時刻をキーインし
てからロータリースイツチをeの位置にするとブ
ザー42を鳴らしアラーム音を発生する時刻を設
定できることを示すLED43が点滅し、LED4
1は点灯に変わり、運転停止時刻がプログラムさ
れていることを示している。 アラーム時刻をキーインしてから、ロータリー
スイツチをbの位置にもどすと、LED43は点
灯に変わり螢光表示管33は時計表示にもどる。 設定した運転開始時刻、運転停止時刻、アラー
ム時刻の再確認は、ロータリスイツチを再び相当
する位置に回せば、螢光表示管は時計表示から設
定された時刻表示に変わる。 44は温度設定器であり、可変抵抗器である。 45は手動運転スイツチであり、これを押す
と、LED46が点滅し点火が始まる。熱交換器
の温度が十分高くなり、温風が吐出されると同時
にLED46は点滅から点灯に変わり、燃焼中で
あることを表示する。 47は運転停止スイツチであり、これを押す
と、LED46は点火時の点滅より周期の長い点
滅に変わり、消火中であることを表示する。 バーナ温度が十分低下するとLED46は消え
る。温風機を前述のプログラムタイマによつて運
転するときは、タイマ動作スイツチ48により実
行することができる。すなわち、運転開始時刻が
プログラムされているとき、タイマ動作スイツチ
48を押すと、LED49が点灯し、タイマが作
動していることを表示する。プログラムされてい
る運転開始時刻になると、LED46が点滅し、
前述の手動運転時と同様の動作をする。 もし、運転停止時刻がプログラムされていなけ
れば(LED41が点灯していない)、LED49は
点灯を停止(消える)し、プログラムタイマはそ
れ以後は作動しないことを表わす。 運転停止時刻がプログラムされているときは、
LED49は、そのまま点灯を続け、運転停止時
刻になると、LED46は周期の長い点滅に変わ
り、停止スイツチ47を押した時と同じ動作を
し、LED49は点灯を停止し(消える)、タイマ
動作が終了したことを示す。もし次の日に前日プ
ログラムした時刻を同じ時刻に運転開始および停
止をタイマにより実行させるときはタイマ動作ス
イツチ48を押すだけでよい。すなわち、上述の
とおり1回実行したプログラムは記憶されている
ものの、自動的に2回以上繰り返えすことはない
ものである。したがつて、前日と同時刻に運転開
始および停止をさせる場合には、再度、運転プロ
グラムを入力することなく、タイマ動作スイツチ
48を押すのみの、簡単な操作でよいものであ
る。 LED50は温風機に異常があることを表示す
るものである。油がなくなつたとき、LED50
は点滅すると共に、ブザー42が警報を発し、オ
イル不足であることを示す。またオイルタンクに
水が規定量以上溜つているとき、LED50は点
滅し、異常を表示し、このとき、運転は開始でき
ない。また振動消火装置の作動などにより失火し
たときも点滅する。さらに、リレー等の部品の故
障や、点火ヒータの断線による着火ミスがあつた
ときは、点灯しつぱなしになり、機器故障である
ことを表示する。 51は対流フアンのスピード切替スイツチであ
る。 次に第3図の操作部の説明の中で述べた温風機
の制御シーケンスを実行する制御装置を、第4図
に従つて説明する。第4図において第1図、第3
図と同符号は相当物である。 図において、200はマイクロコンピユータ
(μ−p)である。ここで、μ−p200につい
て説明する。 第14図はμ−p200の構成を示すブロツク
図である。 第14図を参照して、μ−pの機能とデータ処
理プロセスの概略を説明する。 第1の機能は、論理演算機能があつて、この機
能論理演算ユニツト(ALU)201、アキユー
ムレータ(ACC)202、テンポラリレジスタ
(TEMP)203、プログラムステータスフラツ
グ(PS)204、キヤリフラツグ205、ゼロ
フラツグ206、ツーズコンプリメント(T/
C)207、およびデータ転送を行う4ビツトの
AバスおよびBバスにより達せられる。ALU2
01は、論理演算部であつて、論理積、論理和、
排他的論理和、加算を実行することができる。
T/C207はALU201に転送されてくるデ
ータの2の補数を算出するものであり、したがつ
てALU201は減算を実行することができる。 PS204、CF205、ZF206は1ビツトの
フリツプフロツプであり、システムの状態を記憶
するためのものである。PS208は命令により
セツト・リセツトされるフラツグであり、CF2
05、ZF206はALU201の演算結果等に基
づき、キヤリアの有無により、CF205が演算
結果が零であるか否かによりZF206がそれぞ
れセツト・リセツトされ、プログラム実行におけ
る種々の判定に使用される。 ACC202、TEMP203は4ビツトのレジ
スタであり、ALUの入力データや演算結果等を
一時的に記憶するためのレジスタである。 第2の機能は、データ記憶機能である。この機
能は、可変メモリであるRAM209、Xレジス
タ210、Yレジスタ211により実行される。
RAM209のアドレスは、XおよびYレジスタ
210,211により指定されて命令により、
ACC202等にRAM209の内容を転送できる
ようになつている。 第3の機能は、プログラムの記憶実行等を行う
プログラム記憶および実行機能である。 この機能は固定メモリであるROM210、プ
ログラムカウンタPC204、サブルーチンスタ
ツクSTACK211、スタツクポインタSP21
2により実行される。ROM210は8ビツトの
命令語で書き込まれたシステムの実行すべきプロ
グラムを記憶するものであり、バイナリカウンタ
により構成されているPC204はROM210の
番地指定を行う。したがつて、PC204のカウ
ントアツプに従つてROM210に記憶されたプ
ログラムが、1ワードづつ実行されていく。
STACK211は、プログラムのサブルーチンを
実行するとき、サブルーチンからもどつてくる時
の番地を指定するため、PC204の内容を格納
するものである。SPは、サブルーチンを2レベ
ルで実行するとき、はじめにもどつてくるべき番
地を指定するためのものである。 第4の機能は、命令デコード機能である。 この機能は、インストラクシヨンレジスタIR
213、インストラクシヨンプログラマブルロジ
ツクアレイI−PLA214により実行される。
IR213は、ROM210から転送された8ビツ
トの命令語を命令が実行される間ラツチするため
のレジスタであり8ビツトである。I−PLA2
14はROM210より転送された8ビツトの命
令語を制御信号に変換する機能を果たし、従つて
I−PLA214により、ROM210に記憶され
た8ビツトの命令語は、順次、各種の制御信号と
なり、他の各機能部(例えば、ALU、ACC、
RAM…など)に送られ、μ−pはROM210
に記憶されたプログラムに基づき動作する。 第5の機能は、カウンタ機能である。カウンタ
215は、8ビツトのバイナリカウンタであり、
カウンタ用フリツプフロツプE/DFF216に
より、セツト・リセツトされる。E/DFF21
6によりカウンタ215がカウント可能状態にさ
れると、S1入力端子からのパルス入力をカウント
アツプし、最上位(MSB)まで、カウントアツ
プすると、セツトフラツグSF217がセツトさ
れる。したがつて、ROM210からの命令によ
り、E/DFF216をセツト・リセツトし、SF
217がセツトされているか否かをみることによ
りS1入力からのパルス数をカウントすることがで
きる。また、カウンタ215の内容を上位4ビツ
トと下位4ビツトに分けて、直接ACC202な
どに転送することもできる。 第6は入力出力機能である。 入力端子は、A0〜A3の4ビツト並列入力端子
と、B0〜B3の4ビツト並列入力端子がある。 このA0〜A3、B0〜B3の2組の並列入力は、マ
ルチプレクサMPX218によりBバス219を
介して選択的に、ACC202等に転送すること
ができる。 このA0〜A3,B0〜B3入力は、データの入力用
として用いられる。 他の入力端子として、Sφ、S1入力端子がある。
この入力端子は、μ−pのクロツクとは、無関係
にパルス信号をカウントしたり、割り込み動作を
させたりするのに便利な入力端子である。 S〓入力は、比較器C220により、入力がハイ
かローを判別される。 S1入力は、ゲートG221により、カウンタ2
15に入力されたり、直接、同期化回路S222
を経て、SF217に入力され、比較器C223
により比較されて、S〓入力と同じように使用する
ことができる端子である。S1入力をカウンタ21
5に入れるか否かは、CS端子の入力により選択
できる。 RST入力端子は、最初の電源投入時などに、
μ−pの電源が確立されるまで、ROM210に
記憶されたプログラムのスタート(0番地)に停
止させ、誤動作を防止するなどの目的のために使
うことができる。このとき出力端子は全てL0
なる。OSC入力端子は内蔵の発振器224の発
振周波数を決定するために、コンデンサと抵抗を
接続する端子である。この発振器の発振周波数を
クロツクとしてμ−pの動作が実行され、このμ
−pの動作速度(処理速度)を決定している。 また、VSS、VDDは電源端子である。 次に、出力端子は3種類を有している。 第1の出力端子は、D0〜D7よりなるD出力端
子である。RAM209あるいはACC202のデ
ータとPS208とがラツチ205によりラツチ
されてプログラマブルロジツクアレイPLA22
6に5ビツトデータとして転送されると、そのデ
ータ(5ビツト)はD0〜D7の8本の出力端子に
並列8ビツト出力として出力される。したがつ
て、このD0〜D7の出力端子はアセグメント表示
管の表示用に適している。 第2の出力端子は、E0〜E3より成るE出力端
子でACC202あるいはROM210より、4ビ
ツトのデータを並列に出力することができる。2
27はラツチである。 第3の出力は、C0〜C11より成るC出力端子で
あり、このC出力は、各々独立にセツト又はリセ
ツトすることができる。すなわち、Yレジスタ2
11によつてどのC出力をセツトするかを設定
し、出力命令を出すと、デコーダ228により相
当するC出力端子はラツチ229により、ラツチ
されて出力される。従つてこのC出力端子で種々
の負荷を制御できる。 なお、230,231,232はマルチプレク
サであり、233は比較器である。 以上第14図に示したμ−pの機能とデータ処
理プロセスについての概略を説明したが、本発明
はこのようなμ−pを用いた実施例を示してい
る。 前述のごとき、μ−p200を用いて制御装置
を構成したものが、第4図実施例である。 図において、μ−p200の入力端子A0,A1
A2,A3は、出力端子C0,C1,C2,C3とスイツチ
マトリクスを形成している。 手動運転スイツチ45、停止スイツチ47、置
数キー35,36,37,38などがそれぞれの
マリクスの交点に接続されている。 スイツチ52,53は、それぞれ油切れ検出ス
イツチおよび油タンク内に露結などにより溜つた
水の検出する水溜り検出スイツチである。 これらのスイツチは油(灯油)がなくなつた
り、油タンク内に水が一定量溜るとオンになるス
イツチである。出力端子C0,C1,C2,C3は、い
わゆるスキヤン出力であり、第7図に示したフロ
ーチヤートに示すようにプログラムに従つて、順
次、オン・オフをくりかえす出力端子である。す
なわち、第7図において、プロツク54で電源投
入時の処理などの初期処理を実行すると、ブロツ
ク55でスキヤン出力端子をC0に指定し、ブロ
ツク56でC0をオンHiにする。ブロツク57,
58,59で種々のデータを入力し、データの記
憶・演算処理等を行い、種々の出力端子に出力す
る過程を実行する。ここまでのメインルーチンを
実行すると、ブロツク60でC0出力をオフLoに
し、ブロツク61で出力端子がC3まで順次出力
終了したかを判定し、C3まで出力していないな
らば、ブロツク62で出力すべき端子を次の出力
端子に設定して、ブロツク56へもどる。出力端
子がC3まで達したときはブロツク55にもどり、
スキヤン出力端子はC0からはじまる。 以上のように、プログラムを実行することによ
りC0〜C3の出力は、第8図イ〜ニに示すように、
順次、互いに時間的に重り合わないように出力さ
れる。C0〜C3の出力は第4図に示すように螢光
表示管33のグリツドをそれぞれダイナミツクド
ライブする。すなわちC0は一桁目のグリツド、
C1は2桁目、C2はコロンのグリツドと3桁目、
C3は4桁目のグリツドをドライブする。 出力端子D0〜D7の8ケの出力端子は、螢光表
示管33の7セグメントのアノードにD0〜D6
7ケの出力端子が接続され、D7はコロンのアノ
ードに接続されている。よつてD0〜D7出力とC0
〜C3のスキヤン出力により、時刻表示される。 LED46,49,50,40,41,43は、
それぞれスイツチ手段63,64,65,66,
67,68を介して、μ−p200の出力C8
C9,C10,C11,E0,E1により前述の如き点灯方
法でドライブされる。ブザー42は出力E2が出
力されると発振器69が発振し、それにより定め
られた警報等を発する。 スキヤン出力は、また前述のように、手動運転
スイツチ45等のスイツチマトリクスを構成して
いて、A0〜A3の4ビツト入力端子により合計16
ケの独立したスイツチのオン、オフを判別するよ
うになつている。スキヤン出力C0をHiとしてμ
−p200が入力端子A0〜A3を入力データとし
て入力すると、スイツチ45,48,47,39
が押されたか否かを判定することができるデータ
になる。すなわち、スイツチ45が押されたとす
ると、そのときのA0〜A3の4ビツト入力は
〔0001〕(A0がLSB)となるから、スイツチ45
が押されたと判別し、定められた次のプログラム
を実行する。すなわち、μ−p200は、出力
C4,C5をHiにしてリレードライブ回路70,7
1に信号を送り、リレー72,73をドライブす
る。このとき、リレー72,73の接点72a,
72b,73aは、オン(図と反対)になり、ポ
ンプ9、点火ヒータ8、バーナフアンモータ11
が駆動され点火動作が始まる。このとき、前述し
たように運転状態を表示するLED46をドライ
ブする出力端子C8もHiLoをくりかえすように出
力され、LED46は短い周期で点滅する。これ
は消火中、燃焼中との区別をつけるため、消火中
の点滅周期より短くするものである。 バーナ部温度が高くなり、バーナサーモスイツ
チ7aがオンになると、対流フアン4が駆動さ
れ、温風が吐出される。51は対流フアン4の
Hi Lo切替スイツチである。このとき、μ−p2
00にはサーモスイツチ7aがオンになつたとい
う信号が検出器74を介して、入力端子B0に送
られる。したがつて、μ−p200は、C5をLo
にしてリレー73をオフにし、点火ヒータ8をオ
フすると共にC8出力をHi Loくりかえしの状態か
らHi状態に切り換え燃焼状態であることを示す。 燃焼中においては、吸込温度を検出する吸込温
度検知器15の信号が、アナログデジタル変換部
75よりμ−p200の入力B1,B2に入力され
る。すなわち、B1,B2への入力データによりμ
−p200は出力C6,C7の状態を変化し、ダン
パソレノイドドライブ回路76を介してソレノイ
ド16を制御し、吸込空気の温度すなわち、室温
が設定された温度(可変)になるように、制御す
るものである。 停止スイツチ47が押されると、スキヤン出力
C0がHiのとき、A0〜A3の入力クデータは
〔0100〕となる。したがつてμ−p200はリレ
ー73をオフにするべくC4をLoにする。よつて
ポンプ9がオフになり、送油が停止される。 バーナ部温度が高い間は、サーモスイツチ7a
がオンのままであるから、対流フアン4、バーナ
フアン11は運転を続ける。また、検知器74を
介して、μ−p200には、バーナサーモスイツ
チ7aがオンであるというデータがB0入力端子
に入力されている。したがつて、μ−p200は
バーナサーモスイツチ7aがオフになるまで、
LED46を長い周期で点滅するよう出力C4のHi
Loをくりかえし、消火中であることを表示する。
サーモスイツチ7aがオフ(バーナが十分温度低
下)すると、μ−p200はC8をLoに保ちLED
46は消える。すなわち、マイクロコンピユータ
μ−P200はスキヤン出力C0がHiのとき、タ
イマー動作スイツチ48が押されるとA0〜A3
4ビツト入力は[0010]となるから、タイマー動
作スイツチ48が押されたと判断し、マイクロコ
ンピユータμ−P200に内蔵されているタイマ
ーが起動するとともに出力C9をHiにしてスイツ
チ手段64を介しLED49を点灯する等の動作
を実行する。 よつてタイマーが設定時刻になると温風機のタ
イマー運転が実行され、運転開始から運転停止ま
での動作を、あらかじめ設定された時刻に従つて
実行して終了する。 後日、同時刻に温風機をタイマー動作で運転開
始させる場合には、マイクロコンピユータμ−P
200には運転開始時刻が既に記憶されているの
で、あらためて時刻設定をする必要がなく、タイ
マー動作スイツチ48を押すだけの操作でよいも
のである。 なお、タイマー動作スイツチ48が押されタイ
マーが起動した後に手動運転スイツチ45が押さ
れると、タイマー動作が解除され、直ちに手動で
温風機を運転することができる。これはマイクロ
コンピユータμ−P200のプログラムにおい
て、タイマー動作スイツチ48よりも手動運転ス
イツチ45の方の優先順位を高く設定してあるた
めである。また、タイマーが起動した後に運転停
止スイツチ47を押すとやはりこの運転停止スイ
ツチ47の方の優先順位を高く設定してあるので
タイマー動作は解除される。クリアスイツチ39
は時計の時刻調節用であり、このクリアスイツチ
39を押すと既に置数キー35,36,37,3
8で設定してあつた運転開始時刻等は0となり設
定をし直すことができる。この場合もタイマー動
作中であれば、これを解除することはプログラム
の設定で可能である。 スキヤンC1がHiのときのA0〜A3の入力データ
により置数キー35,36,37,38のどれが
押されたかを判定することができる。たとえば、
入力データが〔0100〕のときは、キー36が押さ
れたと判別できる。 スキヤン出力C2のときも同様である。 スキヤン出力C5がHiのときのデータA0,A1
(下位2ビツト)は、リレー72,73のドライ
ブ回路70,71からの信号でオン、オフするス
イツチ入力であり、たとえばC4,C5出力がHiの
とき、A0,A1がHiならばリレー回路が故障であ
ると判定するための入力データである。 これは、リレー72,73が故障をすると、場
合によつては、ポンプや点火ヒータがオンになり
つぱなしになり、危険が生じる可能性があるた
め、安全性を確保することができるように構成し
たものである。 また、上位2ビツトA2,A3入力データは、そ
れぞれオイル水の有無を検知するスイツチにより
入力されるものであり、オイルや水の有無検知を
行ない、警報を発したり、運転を停止したりす
る。 77は電源周波数(50Hz、60Hz)に同期してオ
ン、オフする電源同期回路であり、S0入力端子に
第11図イに示した電源波形に対し、ロのような
電源同期信号を送る。この信号によりμ−p20
0は時間をカウントする。 78は50Hz、60Hzの周波数切替スイツチであ
る。すなわち、S1への入力がHiのときは60Hz用
であり、S0への入力が60パルス入力されると1秒
とカウントし、Loのときは、50パルスで1秒と
カウントするための周波数切替入力である。 次に安全回路79について説明する。 安全回路79はスキヤン出力C0,C2から入力
を受け、リレー72のドライブ回路70に信号を
供給している。 これは、μ−p200が何らかの異常により第
7図のような正規のプログラムを実行しなくなつ
たとき、リレー72のドライブ回路70への信号
供給を停止するように構成されているものであ
り、もしC4出力がHi(リレー72をオン)のまま
でμ−p200が異常をきたしても、リレー72
はオンにならないようにするためのものである。
すなわち、μ−p200が異常をきたして、正常
プログラムの実行を停止するとスキヤン出力C0
C1,C2,C3は停止してしまうから、安全回路7
9にはC0,C2からのくりかえし入力が供給され
なくなる。したがつて安全回路79に、交流結合
手段(コンデンサ、トランスなど)を設け、その
交流出力で、リレー回路70に信号(又は電源)
を供給するようにしておけば、μ−p200に異
常が発生し、プログラムが正しく実行されなくな
ると、温風機のオイルポンプ9、点火ヒータ8
は、どのようなことがあつても、オンにならな
い。 リレー回路70,71などのμ−p200以外
の部品の故障は、μ−p200により前述のごと
く検出されているから、制御装置全体の安全性が
確立でき、きわめて安全な制御装置となる。 第5図は第4図のさらに詳細な一実施例であ
る。第5図において、第4図と同符号は、相当物
である。第5図において、電流ヒユーズ80、温
度ヒユーズ81、安全サーモスイツチ82、震動
消火スイツチ83が図のように挿入され安全性を
確保している。制御装置の電源はトランス84に
より低圧化されブリツジ整流器85a、トランジ
スタ86,87、ゼナダイオード88,89によ
り、VCC1,−VCC、VSSを形成し、整流器85bに
よりVCC2を形成している。また、AC1、AC2は螢
光表示管33のヒータ電源を形成し、ゼナダイオ
ード90により、カソードの電位を望ましい値に
保つている。 螢光表示管33のグリツドg1〜g5は、μ−p2
00のスキヤン出力C0〜C3に接続されると共に、
ブルダウン抵抗器91a〜91dにより−VCC
接続されている。また各セグメントのアノードa
〜g、コロンアノードColは出力D0〜D7に接続さ
れブルダウン抵抗によりそれぞれ−VCCに接続さ
れている。 これにより螢光表示管33はD0〜D7出力およ
びスキヤン出力C0〜C3によりダイナミツクドラ
イブされ、時刻表示する。 発振器69はLM555CNなどのICであり、
ブザー42をドライブするよう構成され、E2
力がHiになると、ブザー42を定められた周波
数でドライブする。 LED46,49,50,40,41,43は、
トランジスタ63〜68を介して、C8,C9
C10,C11,E0,E1出力によりドライブされる。
A0〜A3の入力はスキヤン出力C0〜C3と図のよう
にスイツチマトリクスを構成しており、それぞれ
の交点には、ダイオードを介して前述したように
スイツチや、キーが接続されている。 ロータリスイツチ34も、図のように構成され
ており、独立したスイツチを各交点に設けたのと
同様の構成となつている。しかしながら、ロータ
リースイツチとして、フアンクシヨンスイツチ
(時計調節、点火時刻設定、消火時刻設定、お知
らせ時刻設定の各スイツチ)を1つの構成とした
ことは必ず、1つづつしかフアンクシヨンスイツ
チが入ることがないので、使い勝手の上で、きわ
めて、わかりやすいため有効な手段である。 C4,C5出力はそれぞれリレー72,73をド
ライブするトランジスタ70,71をドライブす
る。トランジスタ70,71のコレクタ出力は、
トランジスタ92,93を介して、トランジスタ
94,95をドライブするよう構成されていて、
C4,C5出力に応じたコレクタ出力になつている
か否かを判別するための入力データをμ−p20
0に入力している。 トランジスタ70のベースは、C4出力と抵抗
器96を介して接続され、−VCCの電源に抵抗器
97を介して接続されると共に安全回路79から
の出力と抵抗器98を介して接続されている。 安全回路79は、スキヤン出力C0,C2により
トランジスタ99がドライブされるようになつて
いる。すなわち第8図ホに示すようにトランジス
タ99のベースに電流が供給される。よつて、ト
ランジスタ99のコレクタエミツタ電圧VCEは、
第8図へのようになり、コンデンサ100の電圧
および電流VC、ICは、第8図ト,チのようにな
る。コンデンサ100により得られた交流出力は
ダイオード101、コンデンサ102により、整
流され平滑されて直流電源を形成している。 もし、スキヤン出力が、第8図ホのように、く
りかえしパルスでなくなつたとき(正常なプログ
ラム通りにμ−p200が動作しなくなつた)
は、前記の直流出力が出てこなくなる。 抵抗器97は、抵抗器98,96との間におい
てC4出力および安全回路79の前記直流出力の
両方が供給されたとき、始めてトランジスタ70
をドライブすることができるような抵抗値関係に
選ばれている。 よつて、トランジスタ70はC4出力がHiにな
つていてもμ−p200のプログラムが正常に実
行されていなければオンにならないからμ−p2
00が異常を生じたときはポンプ9、点火ヒータ
8が動作せず安全が確保される。 吸込温度検出器15は、サーミスタであつて温
度設定用可変抵抗器102と共に、ブリツジの一
辺を構成している。コンパレータ75a,75b
は異つた基準値を設けられており、入力は前記サ
ーミスタと抵抗器、可変抵抗器等より成る温度検
出回路から入力されている。 すなわち、可変抵抗102によつて設定された
温度とサーミスタ15の検出温度との差がΔT1
ときはコンパレータ75aの出力がHiになり、
ΔT2(ΔT1<ΔT2)のときはコンパレータ75a
と75bの出力がHiになるように設定されてい
る。したがつて、μ−p200へのB1、B2入力
は設定温度Tsと検出温度Tdの差ΔT=Ts−Td
0〜ΔT1のときはB1=B2=0、ΔT1〜ΔT2のと
きB1=1、B2=0、ΔT2以上のときB1=1、B2
=1となる。 すなわち
【表】 となる。 したがつて、μ−p200は、このB1,B2
入力データにより、C6,C7を第10図に示すよ
うな燃焼量qがΔTに対して得られるように出力
する。 すなわち、C7をHi、C6をLoにすると、トラン
ジスタ76bがオンになり、ソレノイドの巻線2
4bが励磁され、qはqmaxとなり、C7=C6=Lo
のときはq=qmed、C7=Lo、C6=Hiにすると、
q=qminとなる。 よつて、μ−p200は
【表】 のように、B1,B2データに対して、C6,C7を出
力すればよい。 コンパレータ75a,75bは抵抗器103,
104によりヒステリシスが設けられており、
ΔTの変化に対して実際は第10図のようにqが
変化する。よつて、吸込温度(室温)が設定値に
なるように自動的に制御され、しかも単なる燃焼
量のオンオフでなく、多段階燃焼量制御されてい
るから、温風温度スイングが小さく、体感がよい
制御ができる。 74a,74bはフオトカブラであり、バーナ
サーモスイツチ7aがオンになると、B0端子に
は第11図ロのような入力信号が入力される。し
たがつて、μ−p200はサーモスイツチ7aが
オンであると判別する。 周波数切替スイツチ78がオンのときS1入力が
Hiとなり60Hz用であつてμ−p200の時間カ
ウント処理は、S0入力に入力されるパルス(第1
1図ロと同波形)が60パルスで、1秒とする処
理方法になり、逆に周波数切替スイツチ78がオ
フのときSi入力はLoとなり、50Hz用となる。S0
入力への電源同期入力信号は図のようにトランジ
スタ77のコレクタから供給されている。 またμ−p200のRST端子には、停電時禁
止回路105と、コンデンサ106が接続されて
いる。コンデンサ106は、電源投入時、μ−p
200の誤動作を防止するためのコンデンサであ
るが、短い停電が生じたときの誤動作防止のた
め、禁止回路105が設けられている。 第5図における電源VSSを得る回路は、トラン
ジスタ86のコレクタにコンデンサ107が接続
されダイオード87を介してVCC1に接続されたも
のとなる。 これは、短い一時間な瞬時停電に対して、μ−
p200のRAM内の記憶を保つためであり、こ
のため電源VSSにはμ−p200と最小必要な負
荷のみが接続されており、コンデンサ107の蓄
積電荷により瞬時停電時にRAMの記憶内容を保
つようにしている。 しかしながら、コンデンサ107が放電してし
まい、VSSが正常な値でなくなつたとき、電源が
復起(停電復起)したときは、μ−p200は誤
動作してしまう。すなわちRAMの内容が異常と
なり正常なプログラムを実行できなくなる。 第13図イはコンデンサ107の電圧VC10
7であるがt=t0において停電が生じたとする
と、VC107は図のように放電し、t=t1までは
VSS以上であり、したがつて第13図ロに示すよ
うにμ−p200の電源VSSは正常に保たれる。
よつてt=t0からt=t1までの瞬時停電ならばμ
−p200はコンデンサ107の蓄積電荷によ
り、正常なRAM内容を保持しているから停電復
起後も正常に動作する。 しかるにリセツト端子RSTのコンデンサ10
6はVSSと共に放電するから、第13図ロに示す
ようにVSSがリセツト電圧Vresetに達するまでの
時間、すなわち、t=t1からt=t2までの間に停
電が復起すると、μ−p200のRAM内容は異
常のままでVSSが復起し、μ−p200は正常動
作をしなくなる。 そこで、第13図ハに示すように、コンデンサ
106の電圧VC106がt=t1で0になるように
禁止回路を設ければμ−p200は瞬時停電時の
RAM内容をある程度(例えば0.5秒)正常に保ち
つつ、かつ、それ以上長い停電時においては完全
にリセツトすることができ、μ−p200の異常
なプログラム実行を防止することができる。第1
2図は禁止回路105の一実施例である。電源投
入時はコンパレータの基準信号は入力信号より高
い(すなわちコンデンサ108が入力端子に接続
されている)からコンパレータ109の出力は
Loになり、抵抗器110,111によりトラン
ジスタ112はオンになる。 したがつて、コンデンサ108は、抵抗11
3,114,115により定まる電圧まで充電さ
れる。コンパレータ109の両入力はダイオード
116,117により図のように接続されている
からコンパレータは出力をLoに保つたままであ
る。 トランジスタ118はトランジスタ112がオ
ンであるからオフになりコンデンサ106は充電
してRST端子は一定時間後VSSが確立されてから
リセツトを解除される。 第13図におけるt=t1に達したとすると、ロ
のようにVSSは低下しはじめる。コンデンサ10
8と抵抗器115の放電時定数を適当に選んでお
けば、コンパレータ109の入力は、VSSが低下
した時点でそれまでの状態と反転する。 よつて、コンパレータの出力はHiとなり、ト
ランジスタ112はオフとなる。したがつて、ト
ランジスタ118は抵抗器119によりオンとな
り、コンデンサ106は、抵抗器120(低抵
抗)を通して放電する。そしてコンデンサ108
は抵抗器115を通して放電するが抵抗121,
122で定まる電位までコンデンサ108の電位
が低下するまではコンパレータ109の出力は
Hiを保つ。 この時間(禁止時間)を少なくともコンデンサ
106が抵抗120を通して放電してしまう時間
より長くしておけばよい。 このような禁止回路をμ−p200のRST端
子に設けることにより、温風機の電源コンセント
を電源に接続するとき生じる可能性のあるコンセ
ントの入り切りのくりかえしや、瞬時停電に対し
てμ−p200のRAM内容が異常のままでプロ
グラムを実行することができ、きわめて安全な制
御装置にすることができる。 発明の効果 以上のように、本発明の温風機の制御装置によ
れば、温風機本体がタイマー部により運転開始を
すると、所定時間後に自動的に運転が停止するの
で、万一タイマー操作をしたことを忘れて無人状
態となつても、長時間連続して運転することはな
く安全である。 また、タイマー部は、タイマー動作スイツチの
操作で動作し、そして制御部によりタイマー部に
記憶された運転プログラムを実行せしめ、かつ実
行終了後は前記タイマー動作スイツチによる再操
作が行われない限り前記タイマー部を動作させな
いので、使用者が不在のときに運転を自動的に再
開してしまうという危険性はないものである。 さらに、前日と同時刻に運転開始させる場合に
は再度運転開始時刻を入力する必要のない予約暖
房状態にできるので、毎日の温風機の使用にあた
つて、いちいち運転開始時刻を入力することなく
簡単なタイマー動作スイツチの操作のみで予約暖
房ができ非常に使い勝手をよくすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す温風機の構成
図、第2図は同温風機のバーナ部の構成図、第3
図は同温風機操作部の構成図、第4図は同温風機
の回路ブロツク図、第5図は同具体回路図、第6
図は同温風機におけるダンパおよびソレノイドの
構成図、第7図は本発明を説明するプログラムフ
ローチヤート、第8図は本発明を説明する各部波
形図、第9図はバーナの燃焼特性図、第10図は
燃焼制御方式の説明図、第11図は電源同期入力
波形の説明図、第12図は停電禁止回路の一実施
例回路図、第13図は同停電禁止回路の動作を説
明するための各部波形図、第14図はマイクロコ
ンピユータのブロツク図、第15図は従来の温風
機の制御回路図である。 34……フアンクシヨンスイツチ、35〜38
……置数キー、39……クリアスイツチ、42…
…ブザー、45……手動運転スイツチ、47……
運転停止スイツチ、48……タイマ動作スイツ
チ、40,41,43,46,49……発光ダイ
オード(表示手段)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 あらかじめ設定した時刻に自動的に温風機本
    体の運転開始動作を行わせると共に、この運転開
    始時刻から所定時間後に運転を停止可能とせし
    め、かつタイマー動作終了後も上記あらかじめ設
    定した時刻を記憶しているタイマー部と、上記タ
    イマー部に動作指令を与えるタイマー動作スイツ
    チと、このタイマー動作スイツチの操作により、
    タイマー部に記憶された運転プログラムを実行せ
    しめ、かつ前記実行の終了後は前記タイマー動作
    スイツチによる再操作が行われない限り前記タイ
    マー部を動作させない制御部とを備えた温風機の
    制御装置。 2 制御部は前日と同時刻に運転開始させる場合
    にはタイマー動作スイツチの操作により実行する
    特許請求の範囲第1項記載の温風機の制御装置。
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