JPH0252187B2 - - Google Patents

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JPH0252187B2
JPH0252187B2 JP61284702A JP28470286A JPH0252187B2 JP H0252187 B2 JPH0252187 B2 JP H0252187B2 JP 61284702 A JP61284702 A JP 61284702A JP 28470286 A JP28470286 A JP 28470286A JP H0252187 B2 JPH0252187 B2 JP H0252187B2
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hot air
air fan
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JP61284702A
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Naoyoshi Maehara
Kazunari Nishii
Takashi Uno
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Priority to JP28470286A priority Critical patent/JPS62162852A/ja
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Publication of JPH0252187B2 publication Critical patent/JPH0252187B2/ja
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  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、温風機などの制御装置の改良に関
し、さらに詳しくは、温風機のフイルタの目づま
りなどの異常状態に対する安全性と使い勝手の改
良に関するものである。
従来の技術 温風機は、室内の空気を対流フアンにより対流
させて暖房するものであり、対流空気中のホコ
リ、ゴミなどが対流したり、燃焼部に付着して燃
焼に悪影響を及ぼすことが多かつた。このため、
温風機は、フイルタなどを設け、ゴミ、ホコリの
対流を防止していた。しかしながら、このフイル
タにより、ゴミやホコリを完全に除去することは
できず、長年の使用の間には、燃焼に異常を生じ
たり、機器の加熱を生じたりすることが多かつ
た。また、フイルタそのものが目づまりを生じ
て、上記不都合を生じることも多く発生してい
た。
そこで、従来の温風機では機器の内部に、温度
過昇防止装置として、温度ヒユーズや、温度過熱
防止サーモスイツチを設け、機器の過熱時には、
その運転を停止せしめるよう構成されていた。
発明が解決しようとする問題点 このような従来の過熱防止装置は、機器の最終
的な安全を保証するのみであり、使用者は、これ
が作動するまではフイルタの目づまりなどにより
生じる燃焼状態の悪化や過熱状態などを知ること
はできず、不都合な燃焼状態あるいは、過熱状態
のままで使用することが多かつた。
また、過熱防止装置が作動して運転が停止して
も、この原因を使用者は知ることができず、保守
点検を容易に行うことができなかつた。
問題点を解決するための手段 本発明は、このような従来の欠点を解消するた
めになされたものであり、以下の手段により構成
されるものである。
すなわち、バーナ、対流フアン、点火装置、お
よびそれらを制御する制御部を有し、この制御部
を、温風機内部の温度を直接又は間接的に検知す
る温度検出器をも含む異常状態検出手段と、温風
機の通常動作情報を表示する表示出力部と、異常
状態検出信号の論理演算処理部とにより構成し、
論理演算部の論理演算結果に基づいて異常状態情
報を前記表示出力部を兼用して表示するよう構成
したものである。
この構成により、たとえば温風機のフイルタの
目づまりなどを、最終安全装置である過熱防止装
置が作動する以前に検知すると共に、この異常状
態を通常動作情報を表示する表示出力部を兼用し
て表示し、使用者に知らせることができる。従つ
て、使用者は、温風機を過熱状態のままで使用し
たり、フイルタの目づまりなどにより生じる異常
燃焼状態のままで使用したりする不都合を防止
し、適切な保守点検を行つて、安全で高効率な状
態で温風機を使用できるという作用効果を得るこ
とができる。
実施例 以下本発明を石油温風機に実施した例をとりあ
げて説明する。
第1図は石油温風暖房機の断面図である。
図において1は本体ケースであり、その前面に
は制御装置を含んだ操作部12が設けられてい
る。ケース1内には熱交換器3、対流用フアン
6、燃焼フアン5、オイルタンク7、ポンプ8、
点火ヒータ4等がある。
燃焼空気は、吸気筒11から燃焼フアン5によ
り、吸入され、ダンパ装置17の吸入路17aよ
りダンパの開度により燃焼側通路17c、バイパ
ス通路17bに供給される。ダンパ17は第6図
イに示すような構成であり、回転部105を有し
ていて回転部105には開口106,107が設
けてある。回転部105は第6図ロに示すように
軸108により歯車109と連結されており、歯
車109はパルスモータ66の回転軸110によ
つて回転される。パルスモータ66は第6図ハの
如き接続図であり端子C−R間又はC−L間に、
所定のパルス入力を加えることにより、右回転、
又は左回転する。したがつてダンパの回転部10
5はパルスモータに供給するパルスにより回動
し、結果的に燃焼側通路17cへの燃焼空気の供
給量とバイパス路17bへの供給量の比を変化で
きる。
第1図におけるバーナ2は、多孔質セラミツク
より形成されており、ポンプ8により石油をふき
かけられ石油にひたされた状態となる。また9は
ポンプ8からバーナ2にふきかけられた残油をオ
イルタンク7にリターンするリターン路である。
前記バーナ2が石油にひたされた状態であると
き、燃焼通路17cから、バーナ2へ送られる風
量をQ、バーナ2から気化して燃焼する燃焼量を
qとするとqはQにほぼ比例するものである。し
たがつて第6図ロの前記パルスモータ66に供給
するパルスにより燃焼量qを比例的に制御するこ
とができる。
なお、第6図ロにおいて112は軸108に設
けられたカムであり、ダンパの開口が最大又は最
小であることを検出するためのマイクロスイツチ
111を動作させるものである。すなわちダンパ
が最大開度であり、燃焼量が最大になるダンパ回
転位置を検出する場合には、ダンパ開口106
が、第6図イのような状態になつた時、マイクロ
スイツチ111のレバー113は、図中上方向に
押し上げられるようなカム112となつており、
このダンパ開度にてマイクロスイツチ111は作
動するものである。
室内空気は、吸入口15より対流フアン6によ
り吸い込まれ熱交換器3により、熱交換されて吐
出口14より吐出される。吸込空気は、室の代表
温度として、サーミスタ等の室温検出器16によ
り検出される。
また、18は熱交換器の温度を検出する温度検
出器であり、フイルタの目づまりなどにより生じ
る機器内部の過熱を検知する。また13は温風機
の上面に設けられた加湿器用のコンセントであ
る。
第2図は第1図における制御部12の前面に設
けられた操作部の外観図である。
図において20は蛍光表示管であり、時刻を表
示する。フアンクシヨンスイツチ28は4接点の
切りかえスイツチであり、図の位置から左
(Clock Adj.)位置にすると時計を調節すること
ができる。フアンクシヨンスイツチ28をClock
Adj.の位置にしてキー22を押すことにより、午
前、午後を選択することができる。キー22を1
回押すと午前になり、もう一度押すと午後にな
る。
23〜25はそれぞれ1回押すごとに、各桁に
応じて1づつ加算される置数キーであり、キー2
3は1時の桁、24は10分、25は1分の各桁が
1回押すごとに加算される。キー26は置数キー
23〜25などによつて制御部に入力した入力命
令をキヤンセルするためのクリアキーである。
フアンクシヨンスイツチ28を図より右の位置
すなわち、ON・Prog位置、又はOFF・Prog位
置にセツトすると相当するLED27a,27b
(発光ダイオード)が点滅し、点火時刻(又は消
火時刻)をプログラム可能であることを表示す
る。時計調節と同様にして点火時刻、消火時刻を
プログラムし記憶することができる。また点火、
又は消火時刻をプログラムすると、フアンクシヨ
ンスイツチ28を図示の位置にもどしても、相当
するLED27a,27bが点灯しつぱなしにな
り記憶表示する。なお、このとき蛍光表示管20
は時計表示となり、1分毎に表示は加算されてい
く。29は前述のような方法で、プログラムされ
た点火時刻又は消火時刻と時計が刻む時刻とが一
致したとき温風機を自動的に動作(タイマ動作)
させるための入力信号を制御装置に与えるための
タイマ動作キーで、一回押すとLED27cが点
滅して、温風機がタイマ動作中であることを表示
する。この場合LED27cは点灯より点滅の方
がよりタイマ動作中であることを強く表示する効
果があり、タイマ動作キーをあやまつて押したま
ま外出したりする可能性が少なくなる。また、タ
イマ動作キーをもう一度押すとLED27cの点
滅は停止し、タイマ動作を停止することができ
る。
すなわちプログラムされた内容でのタイマ動作
を、タイマ動作キーで、ワンタツチで、スタート
ストツプさせることができる。
キー30,31は温風機の運転開始・運転停止
キーであり、運転開始キー30を押すと、運転状
態表示LED27dが点滅し点火中であることを
表示すると共に点火動作に入る、LED27dは
点火が終了し熱交換器の温度が所定の温度まで上
昇し対流フアンがまわりはじめ、温風が吐出し始
めると点滅から点灯にかわる。停止キー31を押
すと、温風機は、消火動作に入り、LED27d
は点火時より長い周期で点滅し、熱交換器が十分
温度が低下して対流フアンが停止するまでの間消
火中であることを表示する。
32は温度設定器であり、室温を設定するため
のものである。
また33は加湿量調節器である。
34は4ケのLEDで構成されたオイルレベル
表示器であり、オイルレベル検知器の信号により
残油量表示をする。たとえば4ケのLEDにて表
示する場合、オイルタンクに8の石油が入るもの
であるとき、図において右端のLEDは残油量が
8から7になつたとき点灯から点滅に変わり、7/
8の残油量であることを表示する。
すなわち左から3ケのLEDは点灯しており右
端のLEDのみが点滅している状態を示す。
これにより、4ケのLEDにより8段階の残油
量表示をすることができる。さらに残油量が一定
のレベルまで低下したとき、たとえば残油量が1/
8に減少したとき(このとき左端のLEDが点滅し
他の3ケのLEDは消えている)、ブザー孔21の
内側に設けられたブザーによりオイル切れ警報を
発するものである。
前記残油量表示用LED34は4ケの独立した
LEDより成るものであるが、これは異常表示装
置を兼用している。
図のA〜Dは前記4ケのLEDに相当する異常
内容が表示されており、温風機に異常がある場合
に、どこが異常なのかを表示する。
例えば熱交換器の温度が所定値より高くなつた
場合は対流空気系統に異常があることを表示し吸
込空気の吸込口に設けられたフイルタの目づまり
がないかどうかを調べるように異常表示する。つ
まり、LED列34のうち、Dに相当するLEDのみ
が点灯のままで他の3ケが同時に点滅するように
すれば使用者は、まず異常であることが理解で
き、かつDに相当するLED34のみが点灯しつ
ぱなし(点滅しない)であるから、Dに表示され
ている注意書き(例えばフイルタの掃除をする)
を見て適切な処置を施し、温風機がさらに重大な
異常に陥ることを防止することができ、温風機の
寿命を長くし、また危険な状態が発生するのを防
止できる。
また第1図には示されていないが、給排気路内
に適当な圧力差でオンオフする風圧スイツチを設
けてあり、バーナモータ5が動作していても前記
風圧スイツチが作動しないときは給排気系統に異
常があり、このときは例えば、第2図における
LED34のうちCに相当するLEDのみが点灯し
つぱなして、他の3ケのLED34は点滅しCに
は、給排気がつまつていないかどうか点検するよ
うに指示されておれば、使用者はきわめて容易に
給排気のつまりを知ることができる。
このようにLED列34は通常はオイルの残油
量表示をしつつ異常があるときのみ、異常表示に
使われており、きわめて有効に、利用されてお
り、安価に残油表示と異常表示を実現できる。
第3図は本発明の一実施例を示す第1図に示し
た温風機の制御ブロツク図である。
第3図において63は電源コードであり、例え
ば100Vの商用電源が接続される。56はライン
フイルタおよびサージアブソーバを含むフイルタ
部である。57,58は温度ヒユーズ、安全サー
モスイツチで最終安全器である。前記100Vライ
ンには制御装置の電子回路用の電源トランス54
があり、電源部64を形成しており、55は制御
回路に各種の直流および交流電源を供給する回路
部である。
制御装置は中央処理部41等により成る電子制
御部65を中心に構成されている。
中央処理部41は入力信号として電源(50/60
Hz)同期信号発生器40から電源同期信号を受け
とり、全ての時間基礎単位としている。
第2の入力信号は室温検出器16、室温設定器
32、熱交換器の温度を検出する温度検出器1
8、加湿量設定器33である。
これらは、全てアナログ信号であり、アナログ
スイツチ39により選択的に電圧周波数変換器
(V/Fコンバータ)38を介してデジタル信号
として検知される。
第3の入力は前述の置数キー、運転キー等より
構成された入力操作キー群35であり、使用者が
制御装置に入力命令を入力するためのものであ
る。第4の入力は風圧スイツチ、オイルタンクに
水が混入したことを知るためのフロートスイツ
チ、地震が発生したとき作動する震消スイツチな
どの他の検知入力37である。
中央処理部41は、蛍光表示管20、運転状態
表示・記憶表示等のLED群27、オイルレベル
異常を表示するためのLED群34、警報を発す
るためのブザー21より成る表示出力部を有して
いる。リレー59は、その接点により、100Vラ
インの主回路のオンオフを行なうためのものであ
る。
加湿器用コンセント13、点火ヒータ4、ポン
プ8、燃焼フアン5、対流フアン6はそれぞれサ
イリスタ44a〜44cによりオンオフ又はスピ
ードコントロールされる。サイリスタ44a〜4
4dはフオトカプラ42a〜42dにより絶縁さ
れて中央処理部41の出力信号をトランジスタ4
3a〜43dに供給する。したがつて、前記サイ
リスタ44a〜44dは中央処理部41の出力信
号によりオンオフされる。なおダイオード61、
ゼナダイオード62、コンデンサ63、抵抗60
は前記サイリスタ44a〜44dをドライブする
ためのゲート電源を構成するものである。サイリ
スタ44eは抵抗45、ブリツジダイオード4
6、ゼナダイオード47により構成される同期電
源と、コンデンサ49、抵抗器48e,48f,
48g,48h、プログラマブルユニジヤンクシ
ヨントランジスタ(PUT)50、抵抗器51,
52等より成る弛張発振回路、前記弛張発振回路
のパルス出力を出力するパルストランス53によ
り駆動されるよう構成されている。中央処理部4
1の対流フアン6制御用出力はフオトカプラ42
e,42f,42g,42hにより、出力され、
前記抵抗器38e,48f,48g,48hをそ
れぞれ選択的にオンオフする。抵抗器48e〜4
8hは、それぞれ所定の割合で重みがつけられて
おり、コンデンサ49の充電速度を16通りに制御
することができるものである。したがつて、対流
フアン6は、停止を含めて16段階の回転数に制御
されるものである。
第3図における電子制御部65のさらに詳しい
実施例を第4図に示す。
第4図は4ビツトの1チツプマイクロコンピユ
ータ(μ−P)を用いて、前記の電子制御部65
を実現した例である。第4図において、200は
マイクロコンピユータ(以下μ−Pと称す)であ
る。μ−P200は、第7図のような構成である
が、周知の1チツプマイクロコンピユータである
ので、その詳しい構成の説明を省略する。
第4図においてμ−P200は、デイスクリー
トC出力(C0〜C11)のうち、C0〜C3の出力を、
いわゆるスキヤン出力として出力している。スキ
ヤン出力C0〜C3はD出力(D0〜D7)とのマトリ
クスにより一般的によく知られているダイナミツ
クドライブ用蛍光表示管20をドライブするよう
構成されている。すなわちC0〜C3のスキヤン出
力は図示のように蛍光表示管の各桁、コロン、
AM/PM桁のグリツドをダイナミツクドライブ
し、D0〜D7出力はデータとして7セグメントの
アノード、および、コロンAM、PMのアノード
をドライブするよう構成されている。したがつ
て、蛍光表示管の各桁の数字、コロン、AM、
PM等はμ−P200により任意に表示すること
ができるから、時計の表示、点火消火時刻の表示
等をさせしめ得る。
C0〜C3出力は同時にC4,C5出力との間で、ト
ランジスタ73a〜73d,71a,71b,7
2a,72bを介して、マトリクスを構成してい
る。そしてマトリクスの各交点は前述の運転状態
表示LED27d、タイマ動作表示LED27c、
記憶表示LED27a、27b、および残油量表
示兼異常表示LED34a〜34dがあり、これ
らのLEDはC0〜C3のスキヤン出力とC4,C5によ
りダイナミツクドライブされ、各LEDはそれぞ
れ独立に点灯又は点滅をさせることができる。
C0〜C3スキヤン出力は、またA0〜A3入力とマ
トリクスを形成しており、AM/PM選択キー2
2、置数キー23,24,25、フアンクシヨン
スイツチ28の各接点、クリアキー26、運転キ
ー30,停止キー31、タイマ動作キー29、ダ
ンパ位置検出スイツチ111が、A0〜A3入力と、
C1,C2,C3出力との交点に配置されそれぞれ独
立に入力データとして判別できる。
なお各スイツチは直列にダイオード(図示せ
ず)を挿入し、データの混同をさけることができ
る。また、A0〜A3入力とC0との交点は、ダイオ
ード75a〜75d、抵抗器120a〜120
d、トランジスタ74a〜74dにより、データ
が入力される。トランジスタ74a〜74dはそ
れぞれツエナー特性が生じる電圧が異なるゼナー
ダイオード76a〜76dがそのベースに接続さ
れており、各ゼナーダイオードのツエナー電圧
VZは、順に一定の電圧差で大きくなる。たとえ
ば8V、7V、6V、5VのVZをもつゼナーダイオー
ドを76a〜76dに選んでおき、可変抵抗77
の両端電圧を抵抗78,79により適当に選んで
おけば、可変抵抗77の可動接点の位置が図中、
上から下に移動するにつれて、各トランジスタ7
4a〜74dは全導通状態から1つづつ非導通に
なり、μ−P200への入力〔A0、A1、A2
A3〕は〔0000〕から順に〔1000〕、〔1100〕、
〔1110〕、〔1111〕というように可変抵抗77の可
動接点の位置により変化する。
前記可変抵抗77は、第8図に示すようにオイ
ルの残油レベルに応じて、回動するように構成さ
れている。第8図において121はカートリツジ
タンク、17は補助タンク(温風機に固定)であ
る。125はバネであり、カートリツジタンク内
のオイルの重量によりタンクの上下位置を変化す
るようになつている。したがつて、残油量に応じ
てカートリツジタンク121は上下に移動するか
らカートリツジタンク121に取りつけられたラ
ツク122も上下に位置変化する。よつて歯車1
23は回転し歯車123の軸124も回転するか
らこの軸124に、前記可変抵抗77を連動させ
れば残油量は可変抵抗77の可動接点の位置とし
て検出され、前述したμ−P200へのA0〜A3
入力は、残油量のデータとなる。16,18はサ
ーミスタであり、室温および熱交換器の温度が抵
抗器16′,18′との相関により電圧に変換され
る。
また、32は可変抵抗器であり可変抵抗の可動
接点の電位が室温の設定信号として、供給され
る。33は加湿量の設定信号を電圧値として供給
するものである。これら4つの信号電圧はアナロ
グスイツチ39の各入力に送られる。アナログス
イツチ39は例えばμPD4066C(日本電気製)で
あり、μ−P200のE0〜E3出力により前記4
つの入力のどれかを選択的に電圧周波数変換器
(V/Fコンバータ)38に入力するものである。
V/Fコンバータ38は例えばレイセオン社製の
V/Fコンバータ(RC4151)であり、入力電圧
レベルに応じて、出力端子から出力されるパルス
周波数が変化するものである。
V/Fコンバータ38の出力は、μ−P200
の入力S1に入力され入力パルスをカウントするこ
とができる。よつてμ−P200により、前記2
つの検知信号、および設定信号をパルス数という
デジタル信号にて検知することができる。
80および81はラツチであり、例えば
μPD4042C(新日本電気)などのDラツチである。
ラツチ81,80はそれぞれμ−P200のE0
〜E3出力によりデータを入力される。そしてC6
C7出力によりそれぞれデータのラツチとデータ
パスのZ状態をコントロールされる。各々のラツ
チのQ出力はトランジスタ70a〜70d、およ
び70e〜70hをドライブするように構成され
前記トランジスタ70a〜70hはそれぞれフオ
トカプラ42a〜42hをドライブする。
したがつてμ−P200は対流フアン6のスピ
ード制御、燃焼フアン5、ポンプ、8、点火ヒー
タ4、加湿器用コンセント13のオンオフ制御を
それぞれ独立に実行することができる。
μ−P200の出力C8はメインリレー59を、
トランジスタ68によりオンオフするものであ
る。出力C9,C10はトランジスタ67a,67b
によりパルスモータ66を正転逆転させるための
パルス出力を発生するものである。μ−P200
はC9,C10に出力パルスを出すことによりダンパ
開度を変えるがダンパ位置検出用スイツチ111
により、最大開度位置が得られた後は正逆方向に
いくつのパルスを出したかをデータとしてRAM
内に記憶している。したがつて、1つのスイツチ
111入力だけでダンパ開度を判別できる。C11
出力はトランジスタ69a,69bより構成され
たマルチバイブレータにより圧電ブザー21を駆
動する。したがつて必要なときに、警報音を発生
することができる。
μ−P200のS0入力はトランジスタ82のコ
レクタに接続されており、トランジスタ82のベ
ースは抵抗器を介して、e3に接続されている。e3
には第5図に示すように交流電源が供給される。
したがつてトランジスタ82のコレクタは、電源
(50/60Hz)に同期した信号を発生する。よつてμ
−P200は、S0の入力をカウントすることによ
り電源周波数(50/60Hz)を基準として種々の時
間カウントが可能になる。
なお、コンデンサ85は電源投入時にμ−P2
00をリセツトするためのもの、コンデンサ8
3、抵抗器84はμ−P200のプロセツササイ
クルを決定するためのものである。
また37aは地震が感知されたとき開となるス
イツチであり感震装置(図示せず)に組み込まれ
ている。
37bは補助オイルタンク17内に設けられた
水混入検知用のフロートスイツチ(図示せず)の
接点である。37cは燃焼空気流路に設けられた
風圧スイツチ(図示せず)の接点である。これら
3つのスイツチはμ−P200のB0〜B2入力に
検知データを入力するよう構成されている。した
がつてμ−P200はどのような異常があつたか
を判別できる。
第5図は第3図における電源部64の具体例で
ある。図において89,90,102,103,
104はダイオード、99はダイオードブリツ
ジ、91,94はトランジスタ、92,95,1
00はゼナダイオード、86,87,88,9
7,98はコンデンサ、93,96,101は抵
抗器である。図のE1〜E5,e1〜e3は第4図のE1
E5,e1〜e3に接続される。
以上本発明を実施する具体的な構成について述
べたものである。
発明の効果 本発明は、機器内部の温度を直接又は間接的に
検出する温度検出器を含む異常状態検出手段と、
この信号の論理演算処理部と、通常動作情報を表
示する表示出力部とを制御部に設け、論理演算結
果に基づいて異常情報を表示出力部に兼用表示す
る構成としたので、最終安全装置が作動する前
に、例えば、フイルタの目づまりなどにより生じ
る機器の過熱や異常燃焼などの異常状態を検出し
て、これを使用者に、表示出力部を兼用して報知
することができる。従つて、使用者は、通常運転
情報を得るための表示出力部を通して、容易に異
常状態を知り、保守点検を行うことができ、安全
で高効率な温風機の運転を容易に行え、しかも専
用の異常表示手段が不要となり安価にこれを実現
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す温風機の断面
図、第2図は同温風機の操作部の外観図、第3図
は本発明の一実施例を示す温風機制御回路のブロ
ツク図、第4図は同温風機の制御回路の詳細図、
第5図は同温風機の電源回路図、第6図イ,ロ,
ハはダンパとその駆動装置の断面図、外観図およ
び回路図、第7図はマイクロコンピユータのシス
テム構成図、第8図はオイルタンクの構成図であ
る。 2……バーナ、4……点火装置(点火ヒータ)、
6……対流用フアン、12……制御部(操作部)、
18……温度検出器、34……表示手段(異常表
示装置)、65……電子制御部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 バーナ、対流フアン、点火装置およびそれら
    を制御する制御部を有し、前記制御部は、温風機
    内部の温度を直接又は間接的に検知する温度検出
    器を含む異常状態検出手段と、温風機の運転、操
    作および時刻などの通常動作に関する情報を表示
    する表示出力部と、前記異常状態検出手段の信号
    を論理演算処理する論理演算処理部とを備え、前
    記論理演算処理部の論理演算結果に基づき異常状
    態情報を前記表示出力部を兼用して表示する構成
    とした温風機の制御装置。 2 表示出力部の残油量表示手段を兼用して異常
    状態情報を表示する構成とした特許請求の範囲第
    1項記載の温風機の制御装置。 3 論理演算部の論理演算により、表示出力部の
    表示データの少なくとも一部を変える構成として
    表示出力部の表示を変化し、異常状態を報知する
    構成とした特許請求の範囲第1項記載の温風機の
    制御装置。 4 表示出力部に表示された異常状態情報に基づ
    き、使用者等が、保守点検内容を判別できるよう
    表示する構成とした特許請求の範囲第1項記載の
    温風機の制御装置。
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