JPH01272147A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JPH01272147A
JPH01272147A JP63100316A JP10031688A JPH01272147A JP H01272147 A JPH01272147 A JP H01272147A JP 63100316 A JP63100316 A JP 63100316A JP 10031688 A JP10031688 A JP 10031688A JP H01272147 A JPH01272147 A JP H01272147A
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JP
Japan
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region
insulating film
channel
forming
gate electrode
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JP63100316A
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English (en)
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Fumio Otsuka
文雄 大塚
Osamu Tsuchiya
修 土屋
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、特に、MISFETを有する半導体集積回路
装置に適用して有効な技術に関するものである。
〔従来技術〕
半導体集積回路装置を構成するMISFETは、゛ 集
積度の向上に伴い、特に、nチャネルMISFE T@
K L D D (Lightly Doped Dr
ain)構造を採用している。LDD構造のMISFE
Tは、高不純物濃度のドレイン領域とチャネル形成領域
との間に、前記ドレイン領域と一体に構成された低不純
物濃度のドレイン領域を有している。
低不純物濃度のドレイン領域は、通常、ゲート電極をマ
スクとし、イオン打込みでn型不純物!導入することに
より形成されている。高不純物濃度のドレイン領域は、
ゲート電極の側壁に選択的に形成された側壁絶縁膜(サ
イドウオール)をマスクとし、イオン打込みでn型不純
物を導入することにより形成されている。側壁絶縁膜は
、ゲート電極上にCVDで酸化シリコン膜を形成し、こ
の酸化シリコン膜にRIE(反応性イオンエッチングン
等の異方性エツチングを施すことでゲート電極の側壁に
選択的に形成することができる。
この種のLDD構造のMI 5FETは、ドレイン領域
とチャネル形成領域とのpn接合部の不純物濃度勾配を
緩和し、ドレイン領域近傍の電界強度を弱めることがで
きる。つまり、LDD構造のMISFETは、ホットキ
ャリアの発生!低減し、経時的なしきい値電極の劣化を
防止することができろ特徴がある。また、LDD構造の
MISFETは、ドレイン領域の一部が低不純物濃度で
形成されているので、チャネル形成領域側へのドレイン
領域の拡散を小さくし、実効チャネル長を確保すること
ができる。つまり、LDD構造のMISFETは、短チ
ャネル効果を防止し、短チャネル化を図ることができる
特徴がある。
相補型MO8FET (0MO8) ′ljt有する半
導体集積回路装置は、動作速度の高速化や低消費電力化
に最適である。LDD構造を採用する0MO8では、製
造工程を低減するために、nチャネルMISFET%p
チャネルMISFETの夫々のゲート電極の側壁に側壁
絶縁膜を形成している。
pチャネ#MISFETは、nチャネルMISFETと
同様に低不純物濃度の領域を設けてLDD構造で形成す
る場合と、低不純物濃度の領域を設けずにLDDJII
造で形成しない場合とがある。LDD構造で形成しない
pチャネルMISFETのゲート電極の側壁にも、側壁
絶縁膜が形成されている。
なお、LDD構造を採用する0MO8は、例えば、19
85年発行、インターナシラナル エレクトロン デバ
イセス ミーティング、テクニカルダイジェスト(In
ternational ElectronDevic
es Meeting 、 Technical Di
gest )のp59〜p62に記載されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明者は、前述のLDD構造を採用する0MO8にお
いて、次の問題点が生じることを発見した。
最小加工寸法ヲ1.3μmとする所謂1.3μmプロセ
スを採用する0MO8は、LDD構造のnチャネルMI
SFETの低不純物濃度領域を 1 ×10 ” at
oms/an”程度の不純物濃度で形成している。低不
純物濃度の領域の不純物濃度は、短チャネル効果による
しきい値電圧の低下を防止し、かつ抵抗値の増大による
電流駆動力の低下を防止できるように設定されている。
この条件下で、高不純物濃度のソース領域−ドレイン領
域間の耐圧を確保するためには、チャネル長方向におい
て、低不純物濃度の領域を0.3μm程度以上の長さで
形成する必要がある。つまり、nチャネルMISFET
のゲート電極の側壁に形成する側壁絶縁膜は、チャネル
長方向において、実質的に0.3μm程度以上の長さを
必要とする。
一方、pチャネルMISFETは、短チャネル効果によ
るしぎい値電圧の低下を防止するためにLDD構造を採
用する場合でも採用しない場合においても、チャネル形
成領域側のドレイン領域の不純物濃度’ft I X 
10 ” atoms / cm”程度に設定している
。さらに、pチャネルMISFETは、nチャネルMI
SFETと同一製造工程で形成されるので、ゲート電極
の側壁の側壁絶縁膜が同一寸法で形成される。
このように構成される0MO8のpチャネルMISFE
Tは、側壁絶縁膜中や半導体基板と側壁絶縁膜との界面
に正電荷がトラップされ易い。つまり、半導体基板はシ
リコンで形成され、側壁絶縁膜はシリコンを含む物質で
形成されているため、シリコン原子の未結合手が正電荷
をトラップし易い。前述のよ5K、正電荷がトラップさ
れると、pチャネルMISFETの低不純濃度のドレイ
ン領域が空乏化され、ソース領域−ドレイン領域間の直
列抵抗値が増大するので、電流駆動力が劣化する。本発
明者の実験ならびにその検討によれば、nチャネルMI
SFETの側壁絶縁膜の寸法を基準としてpチャネルM
ISFETの側壁絶縁膜を形成すると(0,3μm程度
以上に形成すると)、pチャネルMISFETの電流駆
動力が著しく劣化することが明らかになった。
本発明の第1目的は、LDD構造を採用する0MO8を
有する半導体集積回路装置において、nチャネルMIS
FETの耐圧を確保すると共に、pチャネルMISFE
Tの電流駆動力を同上することが可能な技術を提供する
ことにある。
本発明の第2目的は、前記第1目的を達成するための製
造工程を低減することが可能な技術を提供することにあ
る。
本発明の第3目的は、LDD構造の側壁絶縁膜を形成す
る絶縁膜形成工程を低減し、前記第2目的を達成するこ
とが可能な技術を提供することにある。
本発明の第4目的は、LDD構造の側壁絶縁膜を形成す
る異方性エツチングのマスク形成工程を低減し、前記第
3目的を達成することが可能な技術を提供することにあ
る。
本発明の第5目的は、LDD構造な採用するCMO8Y
有し、かつ記憶機能を有する半導体集積回路装置におい
て、前記第3目的を達成することが可能な技術を提供す
ることにある。
本発明の第6目的は、前記第5目的を達成すると共に、
記憶機能を形成する際に、CMO8形成領域に損傷を生
じさせず、しかもそのための製造工程を低減することが
可能な技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本
明細書の記述及び添付図面によりて明らかになるであろ
う。
〔課題を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概
要を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
LDD構造を採用する0MO8を有する半導体集積回路
装置において、pチャネルMISFETの側壁絶縁膜な
、nチャネルMISFETの側壁絶縁膜に比べて小さく
構成する。
また、前記半導体集積回路装置において、nチャネル及
びpチャネルMISFETのゲート電極を覆うようにC
VDで絶縁膜を形成し、n(又はp)チャネルMISF
ET形成領域の絶縁膜で側壁絶縁膜を形成し、この後、
p(又はn)チャネルMISFET形成領域の絶縁膜で
側壁絶縁膜を形成する。
また、前記半導体集積回路装置において、nチャネル及
びpチャネ、/I/MISFET形成領域のゲート電極
を覆うようにCVDで絶縁膜を形成し、第1マスクを用
いてn(又はp)チャネルMISFET形成領域の絶縁
膜で側壁絶縁膜を形成し、同一の第1マスクを用いてソ
ース領域及びドレイン領域を形成し、この後、第2マス
クを用いてp(又はn)チャネルMISFET形成領域
の絶縁膜で側壁絶縁膜を形成し、同一の第2マスクを用
いてソース領域及びドレイン領域を形成する。
また、LDD構造を採用する0MO8を有し、かつLD
D構造のMISFETで形成されたメモリセルを有する
半導体集積回路装置において、nチャネルMISFET
、pチャネルMI 5FET、メモリセルのMISFE
Tの夫々の形成領域のゲート電極を覆うようにCVDで
絶縁膜を形成し、n(又はp)チャネルMISFET形
成領域の絶縁膜で側壁絶縁膜を形成し、この後、p(又
はn)チャネルMISFET形成領域の絶縁膜で側壁絶
縁膜を形成し、そして、前記nチャネルMISFETの
側壁絶縁膜を形成する前或は後、又はpチャネルMIS
FETの側壁絶縁膜を形成した後に、メモリセルのMI
SFET形成領域の絶縁膜で側壁絶縁膜を形成する。
また、LDD構造を採用する0MO8を有し、かつLD
D構造のMISFETとそのゲート電極よりも上層の導
電層で形成される容量素子との直列回路で形成されるメ
モリセルな有する半導体集積回路装置において、nチャ
$ルM I S F E T。
pチャネルMISFET、メモリセルのMISFETの
夫々の形成領域のゲート電極を覆うようにCVDで絶縁
膜を形成し、前記メモリセルのMISFET形成領域の
絶縁膜で側壁絶縁膜を形成し、この後、前記容量素子を
形成し、n(又はp)チャネルMISFET形成領域の
絶縁膜で側壁絶縁膜を形成し、この後、p(又はn)チ
ャネルMISFET形成領域の絶縁膜で側壁絶縁膜を形
成する。
〔作用〕
上述した手段によれば、nチャネル及びpチャネルMI
SFETの側壁絶縁膜を別工程で形成できるためnチャ
ネルMISFETのLDD部の寸法を長くし、高不純物
濃度のソース領域−ドレイン領域間を離隔することがで
きるので、ソース領域−ドレイン領域間の耐圧を確保す
ることができると共に、pチャネルMISFETの低不
純物濃度領域の寸法を短くし、ソース領域の直列抵抗値
及びドレイン領域の直列抵抗値を低減することができる
ので、電流駆動力を向上することができる。
また、同一工程で形成した絶縁膜でnチャネルMISF
ET%pチャネルMISFETの夫々の側壁絶縁膜を形
成するので、絶縁膜を形成する工程を低減し、製造工程
を低減することができる。
また、nチャネルMISFETの側壁絶縁膜を形成する
第1マスクでソース領域及びドレイン領域を形成し、p
チャネルMISFETの側壁絶縁膜を形成する第2マス
クでソース領域及びドレイン領域を形成することができ
るので、マスク形成工程を低減し、製造工程を低減する
ことができる。
また、同一工程で形成した絶縁膜でnチャネルMISF
ET、pチャネルMISFET、メモリセルのMI 5
FETの夫々の側壁絶縁膜を形成するので、絶縁膜を形
成する工程を低減し、製造工程を低減することができる
また、前記容量素子を形成する際忙、nチャネルMIS
FET、pチャネルMISFETの夫々の形成領域の絶
縁膜が保護膜として作用するので、nチャネルMISF
ET、pチャネルMISFETの夫々の形成領域の損傷
な防止することができる。
〔発明の実施例〕
本発明の一実施例である半導体集積回路装置を第1図(
l!部部面面図で示す。第1図の左側には、スタックド
キャパシタ構造の情報蓄積用容量素子で構成されるDR
AMのメモリセルの断面を示す。
第1図の右側には、DRAMの周辺回路を構成する0M
O8を示す。
第1図に示すように、p−一型の半導体基板1の主面部
には、p−型ウェル領域2、n−型ウェル領域3の夫々
が設けられている。半導体基板1は、単結晶シリコン基
板で構成さ幻ている。ウェル領域2には、DRAMのメ
モリセルM及び0MO8のnチャネルMISFETQn
が構成される。
ウェル領域3には、0MO8(7)pチャネルMISF
ETQpが構成される。なお、第2図において、メモリ
セルM及びMISFETQnは同一のウェル領域2内に
形成されているが、これらを夫々独立して形成された異
なるウェル領域内に形成することが望ましい。
半導体素子形成領域間のウェル領域2,3の夫々の主面
には、フィールド絶縁膜(素子間分離絶縁膜)4が設け
られている。フィールド絶縁膜4下のウェル領域2の主
面部には、ウェル領域2よりも高不純物濃度で形成され
たp型のチャネルストッパ領域5が設けられている。図
示していないが、フィールド絶縁膜4下のウェル領域3
の主面部に、n型のチャネルストッパ領域を設けてもよ
い。フィールド絶縁膜4、チャネルストッパ領域5の夫
々は、半導体素子間を電気的に分離するように構成され
ている。
DRAMのメモリセルMは、ウェル領域2の主面に、ス
イッチ用nチャネルMISFETQsと情報蓄積用容量
素子Cとの直列回路で構成されている。
MISFETQsは、ウェル領域2、ゲート絶縁膜6、
ゲート電極7、ソース領域又はドレイン領域である一対
のn型半導体領域(低不純物濃度〕9及び一対のn+型
半導体領域13で構成されている。
ゲート電極7は、例えば、抵抗値を低減するための不純
物例えば、P、Asが導入された多結晶シリコン膜で構
成する。また、ゲート電極7は、単層の高融点金属膜M
o、Ti、Ta、W若しくは高融点金属シリサイド膜M
o5il 、Ti5il 。
TaS il 、 ws i、で構成してもよい。また
、ゲート電極7は、多結晶シリコン膜の上部に高融点金
属膜若しくは高融点金属シリサイド膜を積層した複合膜
で構成してもよい。ゲート電極7は、そのゲート幅方向
に延在し、他のゲート電極7と一体に形成され、フィー
ルド絶縁膜4上部を延在するワード線(WL)7Aを構
成する。導体層7には、これと同一形状のCVDにより
形成されたシリコン酸化膜からなる絶縁膜8が形成され
る。
低不純物濃度のn型半導体領域9は、チャネル形成領域
と高不純物濃度のn 型半導体領域13との間K、半導
体領域13と一体に構成されている。半導体領域9は、
LDD構造のMISFETQsを構成する。半導体領域
9は、ゲート電極7及びその上層の絶縁膜8をマスクと
して、n型不純物例えばPを導入することで形成する。
つまり、半導体領域9は、ゲート電極7に対して自己整
合で形成される。半導体領域9は、短チャネル効果によ
るし鎗い値電圧の低下を防止し、かつ抵抗値の増大によ
る電流駆動力の低下を防止できるように構成されている
。半導体領域9は、例えば1.3μmプロセスで形成し
た場合、I X 10 ” atomsZ11程度の不
純物濃度で形成されている。
高不純物濃度の半導体領域13は、ゲート電極7の側壁
に選択的に形成された側壁絶縁膜10をマスクとして、
n型不純物例えば、P又はAsh導入することで形成す
る。半導体領域13は、後述する情報蓄積用容量素子C
の電極12A、中間導電層12Bの夫々から接続孔11
を通して不純物を導入することで形成される。つまり、
半導体領域13は、側壁絶縁膜10に対して自己整合で
形成される。半導体領域13は、例えば、1×10 !
0atoms /α3程度の不純物濃度で形成されてい
る。
前記低不純物濃度の半導体領域9は、チャネル長方向に
おいて、0.3μm程度以上の長さで形成されている。
これは、パンチスルーを防止し、高不純物濃度の半導体
領域13間の耐圧を確保できろように構成されている。
半導体領域9の長さは、実質的に、側壁絶縁膜10の長
さ(ゲート電極7の側面からその垂直方向の厚さ)で規
定されるので、側壁絶縁膜10は、0.3μm程度以上
の長さで構成されている。
前記情報蓄積用容量素子Cは、下層の電極12A、誘電
体膜14、上層の電極15を順次積層した、スタックド
キャパシタ構造(STC構造)で構成されている。
電極12Aは、接続孔11を通して、MISFETQs
の一方の半導体領域13に、接続されており、メモリセ
ルM毎に設けられている。電極12Aは、情報蓄積用容
量素子Cの情報となる電荷蓄積量を確保するために、ゲ
ート電極7、ワード線7人の夫々の上部に重なるように
構成されている。
電極12Aとゲート電極7、ワード線7Aの夫々との電
気的な分離は、ゲート電極7、ワード線7人の夫々の上
部に設けられた絶縁膜8で行われている。電極12Aは
、例えば、抵抗値を低減するn型不純物例えば、P又は
人Sが導入された多結晶シリコン膜で形成される。
誘電体膜14は、単層の酸化シリコン膜若しくは窒化シ
リコン膜、或はそれらの複合膜で形成されている、 電極15は、誘電体膜14を介在させて、電極12Aを
覆うように構成されており、メモリセルアレイの夫々の
メモリセルMの電極15と一体に構成されている。電極
15は、電極12Aと同様K、例えば、多結晶シリコン
膜で形成されている。
前記MISFETQsの他方の半導体領域13には、中
間導電層12BY介在させて、データ線DL23が接続
されている。
中間導電層12Bは、前記電極12Aと同一製造工程で
形成されろ。中間導電層12Bは、側壁絶縁膜】0で規
定される接続孔11を通して半導体領域13に接続され
、それ以外の部分はゲート電極7の上部に延在している
。中間導電層12Bは、ゲート電極7に対して自己整合
に半導体領域13に接続されているので、データ線DL
23と半導体領域13との接続を実質的に自己整合的に
行うことができろ。
データ線DL23は、層間絶縁膜21に形成された接続
孔22を通して中間導電層128に接続されている。デ
ータ線23は、第1層目の低抵抗配線材料、例えば、ア
ルミニウム膜や所定の添加物(Si、Cu)が含有され
たアルミニウム膜で形成する。
DRAMの周辺回路を構成するCMO8は、ウェル領域
2の主面に形成されたnチャネ/I/MISFETQn
と、ウェル領域3の主面に形成されたpチャネルMIS
FETQpとで構成されている。
nチャネyMISFETQnは、つz/に領域2、ゲー
ト絶縁膜6、ゲート電極7、ソース領域又はドレイン領
域である一対のn型半導体領域9及び一対のn+型半導
体領域17で構成されている。
低不純物濃度のn型半導体領域9は、前記メモリセルの
MISFETQsと同様に、LDD構造のMISFET
Qnを構成する。半導体領域9は、メモリセルMの半導
体領域9と同一製造工程で形成されるので、I X 1
0 ” atoms 7cm”程度の不純物濃度で構成
される。半導体領域9のチャネル長方向の長さは、ゲー
ト電極7の側壁に選択的に形成された側壁絶縁膜16に
よって規定されている。側壁絶縁膜16は、例えば前記
メモリセルMのMISFETQsと実質的に同様になる
ように、チャネル長方向の長さ”ko、3μm程度以上
に形成されている。
pチャネルMISFETQpは、ウェル領域3、ゲート
絶縁膜6、ゲート電極7、ソース領域又はドレイン領域
である一対のp型半導体領域18及び一対のp+型半導
体領域20で構成されている。
低不純物濃度のp型半導体領域18は、前記MISFE
TQnと同様に、LDD構造のMISFETQpを構成
する。半導体領域18は、短チャネル効果によるしきい
値電圧の低下を防止するために、例えば、I X 10
 ” a toms /(:m” 程度のp型不純物濃
度、例えば、B濃度で構成されている。
半導体領域18のチャネル長方向の長さは、MISFE
TQn 、MISFETQsの半導体領域9に比べて小
さく構成されている。つまり、側壁絶縁膜19は、MI
SFETQnの側壁絶縁膜16、MISFETQsの側
壁絶縁膜10に比べて、チャネル長方向の長さが小さく
構成されている。
1.3μmプロセスの場合、側壁絶縁膜19は、0.3
μmよりも小さい寸法例えば0.1μm〜0゜25μm
で構成されている。
LDD構造を採用するCMO8において、pチャネルM
ISFETQpの側壁絶縁膜19を、nチャネルMIS
FETQnの側壁絶縁膜16に比べて小さく構成するこ
とKより、MISFETQp゛の半導体領域(LDD部
)18の寸法を短くし、半導体領域間(ソース領域−ド
レイン領域間)20の直列抵抗値を低減することができ
るので、電流駆動力を向上することができると共にMI
SFETQnの半導体領域(LDD部)90寸法を長く
し、半導体領域17間(ソース領域−ドレイン領域間)
を離隔することができるので、半導体領域17間の耐圧
を確保することができる。
なお、pチャネルMISFETQp側にLDD構造を採
用しない場合、ソース領域又はドレイン領域が半導体領
域20のみで形成されろ場合、少なくとも、チャネル形
成領域側のドレイン領域はI X 10”atoms/
副S程度の副線程度度で構成される。しかも、このpチ
ャネルMISFETQpの実効チャネル長は、側壁絶縁
膜19で規定されるので、本発明は、LDD構造を採用
しないpチャネルMISFETQpを有するCMO3に
も適用することができろ。
MISFETQnの半導体領域17、MISFETQp
の半導体領域20の夫々には、接続孔22を通して配線
23が接続されている。さらに、所定の配線23には、
配線26が接続されている。
配線26は、第2層目の低抵抗配線材料、例えば、配線
23と同一材料で形成されており、層間絶縁膜24に形
成された接続孔25を通して配線23に接続されている
次に、前述の半導体集積回路装置の製造方法について、
第2図乃至第11図(各製造工程毎に示す半導体集積回
路装置の要部断面図)を用いて簡単に説明する。
まず、p−一型の半導体基板1を用意する。
次に、DRAMのメモリセルアレイ形成領域、周辺回路
のnチャネルMISFET形成領域の夫々の半導体基板
lの主面部に、選択的に、p−型つ□エル領域2を形成
する。そして、周辺回路のpチャネルMISFET形成
領域の半導体基板1の主面部に、選択的に、n−型ウェ
ル領域3を形成する。
次に、半導体素子形成領域間のウェル領域2及びウェル
領域3の主面部に、フィールド絶縁膜4を形成する。こ
のフィールド絶縁膜4を形成する工程と共に、半導体素
子形成領域間のウェル領域2の主面部に、p型チャネル
ストッパ領域5を形成する。
次に、半導体素子形成領域のウェル領域2、ウェル領域
3の夫々の主面部に、しきい値電圧調整用の不純物ケ導
入する。不純物としては、例えば、p型不純物ボロンを
用いる。ウェル領域2とウェル領域3とでしきい値電圧
調整用の不純物の導入量を変える場合には、厚さの異な
るマスク(例えば、酸化シリコン膜、フォトレジスト膜
)を用いて不純物を導入すればよい。
次に、第2図に示すように、半導体素子形成領域のウェ
ル領域2、ウェル領域3の夫々の主面上に、ゲート絶縁
膜6を形成する。ゲート絶縁膜6は、ウェル領域2又は
3の主面を熱酸化することで形成することができる。ま
た、ゲート絶縁膜6は、所定の誘電率を得るために、熱
酸化中又は熱酸化後に、アンモニア等の窒化化合物を導
入した熱処理(熱窒化)を行うことにより、酸化シリコ
ン膜と窒化シリコン膜との複合膜で形成してもよい。
次に、第3図に示すように、MISFET形成領域のゲ
ート絶縁膜6上眠ゲート電極7′及びその上部の絶縁膜
8を形成する。ゲート電極7はスパッタ又はCVDとス
パッタにより絶縁膜8はCVDにより、夫々基板上全面
に形成し、この後、所定の形状にエツチングされる。こ
のゲート電極7及び絶縁膜8を形成すると共に、同一製
造工程で所定のフィールド絶縁膜4上にワード線(WL
)7A及びその上部の絶縁膜8を形成する。ゲート電極
7とその上部の絶縁膜8、ワード線7Aとその上部の絶
縁膜8の夫々は、同一のエツチングマスクでエツチング
する。エツチングとしては、後工程で形成される側壁絶
縁膜の膜厚の制御性を高めるために、半導体基板10表
面に対してゲート電極7の側面を垂直に加工できるRI
E等の異方性エツチングを用いる。
次に、不純物の導入による損傷が生じないように、少な
くともウェル領域2、ウェル領域3の夫々の主面に熱酸
化で薄い酸化シリコン膜(バッファ層)’に形成する。
次に、第4図に示すようにメモリセルMのMISFET
Qs形成領域、CMO8のMISFETQn形成領域の
ウェル領域2の主面部に、低不純物濃度のn型半導体領
域9を選択的に形成する。
半導体領域9は、主に、ゲート電極7、絶縁膜8及びフ
ィールド絶縁膜4をマスクとして、n型不純物例えばリ
ンをイオン打込みで導入することで形成できる。この時
、その他のMISFETQp形成領域は、例えばフォト
レジストマスクで覆った状態にある。
次に、第4図に示すように、CMO8のMISFETQ
p形成領域のウェル領域3の主面部に、低不純物濃度の
p型半導体領域18’4選択的に形成する。半導体領域
18は、半導体領域9と同様に、主に、ゲート電極7、
絶縁膜8及びフィールド絶縁膜4をマスクとして、p型
不純物をイオン打込みで導入することで形成できる。こ
の時、その他のMISFETQn形成領域は、例えばフ
ォトレジストマスクで覆った状態にある。
次に第5図に示すように、絶縁膜8を介在させたゲート
電極7上を覆うように、半導体基板1の全面に、主に、
側壁絶縁膜(サイドウオールスペーサ)を形成するため
の絶縁膜10Aを形成する。
絶縁膜10Aは、例えば、CVDで形成した酸化シリコ
ン膜を用いる。絶縁膜10人は、ゲート電極7と略同様
の膜厚、例えば、4oooi程度の膜厚で形成する。ま
た、絶縁膜10Aは、CVDあるいはスパッタで形成し
た酸化シリコン膜、あるいは窒化シリコン膜で形成して
もよい。
次に、第6図に示すように、メモリセルM形成領域のM
ISFETQSのゲート電極7の側壁に選択的に側壁絶
縁膜10を形成する。側壁絶縁膜10は、CMO8形f
f領域ノ絶縁gIOA上を例えばフォトレジストマスク
(図示せず〕で覆った状態で、メモリセルMの絶縁膜1
0AにRIE等の異方性エツチングを施すことで形成す
ることができる。側壁絶縁膜10は、前述のように、チ
ャネル長方向の長さを0.3μm程度以上で形成する。
0MO8形成領域の絶縁膜10人は、残存するようにす
る。
側壁絶縁膜10を形成する工程により、同第6図に示す
ように、半導体領域9(ソース領域及びドレイン領域形
成領域)の主面上に、側壁絶縁膜10で規定された接続
孔11が形成される。接続孔11は、ゲート電極7に対
して自己整合で形成される側壁絶縁膜10で規定される
ので、ゲート電極7に対して自己整合で形成さガる。
次に、第7図に示すように、メモリセルM形成領域に、
選択的に、情報蓄積用容量素子Cの一方の電極12A及
び中間導電層12Bを形成する。
電極12A及び中間導電層12Bは、まず、半導体基板
1の全面にCVDで多結晶シリコン膜を形成し、その表
面を熱酸化した後、n型不純物(例えば、P)を導入す
る。この後、例えばフォトレジストマスクを用い、所定
形状にエツチングすることにより、同第7図に示すよう
に、電極12A及び中間導電層12Bft形成すること
ができろ。
エツチングとしては、RIE等の異方性エツチングを用
いる。
電極12人、中間導電層12Bの夫々は、側壁絶縁膜1
0で規定された接続孔11を通してMISFETQSの
ソース領域又はドレイン領域の一部を構成する半導体領
域9に接続される。電極12A及び中間導電層12Bに
導入されたn型不純物は、接続孔1】を通して、半導体
領域9に拡散されるようになっている。
0MO8形成領域においては、電極12A及び中間導電
層12B’Y形成する多結晶シリコン膜は、絶縁膜10
人上にも形成されるがこの絶縁膜10A上の多結晶シリ
コン霞は、電極12A、中間導電層12Bの夫々のバタ
ーニング工程の際に除去される。
このように、MI 5FETQn 、Qp 、Qsの夫
々の形成領域のゲート電極7及び絶縁膜s上にCVDで
絶縁膜!OAを形成し、前記メモリセルMのMISFE
TQs形成領域の絶縁膜10Aで側壁絶縁膜1(l形成
し、そして、0MO8形成領域に絶縁膜10A’&残存
させた状態で前記情報蓄積用容量素子Cの電極12A及
び中間導電層12B’4形成することにより、前記電極
12A及び中間導電層12B’に形成する際に、0MO
8形成領域の絶縁膜10人が耐エツチングマスクとして
作用するので、MISFETQn 、Qpの夫々の形成
領域のウェル領域2,3表面の損傷(エツチングダメー
ジ)を受けるのを防止することができろ。
しかも、後述するが、0MO8形成領域に残存される絶
縁膜10Aは、主に、MISFETQn。
Qsの夫々の側壁絶縁膜(16、19)を形成するため
のものであり、絶縁膜10Aは5ideWall形成と
保護膜としての役割な持つことになるので保護膜として
作用する絶縁膜10Aを形成する工程な実質的になくす
ことができ、製造工程を低減することができる。
次に、情報蓄積用容量素子C形成領域において、電極1
2Aの表面に選択的に防電体膜14を形成する。
例えば、前述した電極12Aの表面の熱酸化膜を一旦除
去した後、再度の熱酸化によるシリ°コン酸化膜を形成
するか、あるいは直接シリコン窒化膜YCVDICより
薄く形成した後その表面を熱酸化する。
次に、第8図に示すように、メモリセルアレイ形成領域
において、誘電体膜14上でしかもMISFETQsの
一方の半導体領域(9)とデータ線との接続部を除く領
域に、情報蓄積用容量素子Cの他方の電極15を形成す
る。電極15は、電極12と実質的に同様に、半導体基
板1の全面にCVDで多結晶シリコン膜を形成し、この
多結晶シリコン膜に異方性エツチングを施すことにより
形成することができる。この工程により、メモリセルM
の情報蓄積用容量素子Cが完成する。
つまり、0MO8形成領域に残存される絶縁膜10Aは
、前記電極12を形成する工程と同様に、情報蓄積用容
量素子Cの電極15を形成する際に、保護膜として作用
するので、保護膜形成の製造工程を増加することなくM
ISFETQn 、Qpの夫々の形成領域のウェル領域
2.3表面の損傷を防止することができる。
次に、0MO8のnチャネルMISFETQn形成領域
において、ゲート電極7の側壁に選択的に側壁絶縁膜1
6を形成する。そして、第9図に示すように、高不純物
濃度のn+聾半導体領域17を形成する。
前記側壁絶縁膜16は、同第9図に2点鎖線で示すよう
に、MISFETQn形成領域が開口されたマスク(例
えば、フォトレジストマスク)を用い、絶縁膜10AV
cRIE等の異方性エツチングを施し、この絶縁膜10
Aで形成することができる。側壁絶縁膜16は、前述の
ように、チャネル長方向の長さto。3μm程度以上で
形成する。
前記n+型半導体領域17は、側壁絶縁膜16を形成し
た同一マスクを用い、n型不純物例えばAsYイオン打
込みで導入することにより形成することができる。半導
体領域】7のチャネル形成領域側に導入される不純物は
、側壁絶縁膜16で規定される。また、n型不純物の導
入に際して、導入によるウェル領域2表面の損傷を低減
するために、酸化シリコン膜のバッファ層を形成する場
合は、耐熱性のマスクを使用することが好ましい。
半導体領域17を形成した後には、マスクは除去される
次に、0MO8のpチャネルMISFETQp形成領域
において、ゲート電極7及び絶縁膜8の側壁に選択的に
側壁絶縁膜】9を形成する。そして、第10図に示すよ
うに、高不純物濃度のp +型半導体領域20を形成す
る。
前記側壁絶縁膜19は、同第10図に点線で示すように
、MISFETQp形成領域が開口されたマスク(例え
ば、フォトレジストマスク)な用い、絶縁膜10AにR
IE等の異方性エツチングを施し、この絶縁膜10Aで
形成することができる。側壁絶縁膜19は、前述のよう
に、チャネル長方向の長さ1g!:0.3μmよりも小
さく形成する。
前記p+型半導体領域20は、側壁絶縁膜19を形成し
た同一マスクを用い、p型不純物をイオン打込みで導入
することにより形成することができる。半導体領域20
のチャネル形成領域側に導入される不純物は、側壁絶縁
膜19で規定される。
また、p型不純物の導入に際して、導入によるウェル領
域3表面の損傷を低減するために、酸化シリコン膜のバ
ッファ層を形成する場合は、耐熱性のマスクを使用する
ことが好ましい。半導体領域20を形成した後には、マ
スクは除去される。
次に、同第10図に示すように、窒素ガス雰囲気中でア
ニールを施し、MISFETQsの半導体領域13、M
ISFETQnの半導体領域17、MISFETQ+)
の半導体領域20の夫々を引き伸し拡散させる。この工
程により、MISFETQsが完成しメモリセルMが完
成すると共に、MISFETQn及びQpが完成し0M
O8が完成する。
このように、0MO8形成領域において、MISFET
Qn 、Qpの夫々のゲート電極7及び絶縁膜8を[5
ように絶縁膜10Aを形成し、MISFETQn形成領
域の絶縁膜10Aで側壁絶縁膜16を形成し、この後、
MISFETQp形成領域の絶縁膜10Aで側壁絶縁膜
19’&形成することにより、同一工程で形成した絶縁
膜10AでMISFETQnの側壁絶縁膜16、MIS
FETQpの側壁絶縁膜19Y形成するので、夫々の側
壁絶縁膜を形成するための絶縁膜を形成する工程を低減
し、製造工程を低減することができる。
つまり、側壁絶縁膜16と19は、−度の絶縁膜10A
の形成工程と、二度のエツチング工程とで形成すること
ができろ。なお、本発明は、MISFETQpの側壁絶
縁膜】9を形成した後に、MISFETQnの側壁絶縁
膜16を形成してもよい。
また、0MO8形成領域において、MISFET Q 
n + Q pの夫々の形成領域のゲート電極7及び絶
縁膜8上に絶縁膜10Aを形成し、第9図化点線で示す
第1マスクを用いてMISFETQn形成領域の絶縁膜
10Aで側壁絶縁膜16を形成し、同一の第1マスクを
用いて半導体領域17(ソース領域及びドレイン領域)
を形成し、この後、第10図に点線で示す第2マスクを
用いてMISFETQp形成領域の絶縁膜10Aで側壁
絶縁膜19を形成し、同一の第2マスクを用いて半導体
領域20(ソース領域及びドレイン領域)を形成するこ
とにより、MISFETQnの側壁絶縁膜16を形成す
る第1マスクで半導体領域17を形成し、MISFET
Qpの側壁絶縁膜19を形成する第2マスクで半導体領
域20を形成することができるので、半導体領域17及
び20を形成するマスク形成工程を低減し、製造工程を
低減することができる。なお、本発明は、MISFET
Qpの側壁絶縁膜19及び半導体領域20を形成した後
に、MISFETQnの側壁絶縁膜16及び半導体領域
17を形成してもよい。
また、メモリセル形成領域及び0MO8形成領域におい
て、M I S F E T Qn 、Qp * Qs
 の夫々の形成領域のゲート電極7、絶縁膜8上に絶縁
膜10Aを形成し、メモリセルMのMI 5FETQs
形成領域の絶縁膜10Aで側壁絶縁膜10Y形成し、C
MO8のMISFETQn形成領域の絶縁膜10Aで側
壁絶縁膜16′?:形成し、この後、MISFETQp
形成領域の絶縁膜10Aで側壁絶縁膜19を形成するこ
とにより、同一工程で形成した絶縁膜10AでMI S
 F ET Qn 、 Qp 。
Qsの夫々の側壁絶縁膜16,19,1(l形成するの
で、夫々の側壁絶縁膜を形成するための絶縁膜10Aを
形成する工程を増加させることがない。なお5本発明は
、メモリセルMのMISFETQsQ側壁絶縁膜10を
、MISFETQnの側壁絶縁膜169形成した後、或
はMISFETQpの側壁絶縁膜19を形成した後に形
成してもよい。
また、メモリセル形成領域及び0MO8形成領域におい
て、MISFETQn + Qp* Qsの夫々の形成
領域のゲート電極7と絶縁膜8上に絶縁膜10A’&形
成し、M I S F E T Q s形成領域の絶縁
膜10Aで側壁絶縁膜10を形成し、この後、メモリセ
ルMの情報蓄積用容量素子Cの電極12人又は電極15
を形成し、MISFETQn形成領域の絶縁膜10Aで
側壁絶縁膜16′lt形成し、この後、MISFETQ
p形成領域の絶縁!lI!10Aで側壁絶縁膜ISIS
成形底ことにより、情報蓄積用容量素子Cの電極12A
又は電極15を形成する際に、MISFETQn 、Q
pの夫々の形成領域の絶縁膜10Aが保護膜として作用
するので、MISFETQn形成領域のウェル領域2表
面、MISFETQp形成領域のウェル領域3表面の損
傷を防止することができる。しかも、0MO8形成領域
に形成された保護膜として作用する絶縁膜10Aは、前
述のように、側壁絶縁膜16及び19を形成するための
ものであり、製造工程を増加させることがない。
次に、半導体基板1全面を覆う例えばフォスフオシリケ
ードガラス(P S G)からなる層間絶縁膜21をC
VDにより形成し、この後、層間絶縁膜21に接続孔2
2を形成する。そして、第11図に示すように、アルミ
ニウムからなる配@23をスパッタにより形成する。
次に、半導体基板1全面を覆5PSG膜からなる層間絶
縁膜24をCVDにより形成し、この後、層間絶縁膜2
4に接続孔25を形成する。そして、前記MJ図に示す
ように、アルミニウムからなる配線26をスパッタによ
り形成する。この後、図示しない最終保護膜が形成され
る。こねら一連の製造工程を施すことにより、本実施例
のCMO8及びDRAMを有する半導体集積回路装置が
製造される。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち、代表的なものによ
って得ることができる効果を簡単に説明すれば、下記の
とおりである。
LDD構造を採用する0MO8を有する半導体集積回路
装置において、nチャネルMISFETの耐圧を確保す
ると共に、pチャネルMISFETの電流駆動力を向上
することができろ。
また、酸化膜中に進入した放射線により発生する正電荷
がトラップされることによる放射線損傷を防止し、pチ
ャネルMISFETのデバイスの信頼性を向上すること
ができる。
また、LDD構造の側壁絶縁膜を形成する絶縁膜形成工
程を低減することができる。
また、LDD構造の側壁絶縁膜を形成するエツチングの
マスク形成工程を低減することができる。
また、LDD構造を採用するCMO8’Y有し、かつ記
憶機能を有する半導体集積回路装置において、LDD構
造の側壁絶縁膜を形成する絶縁膜形成工程を低減するこ
とができる。
また、記憶機能を形成する際に、CMO8形成領域に損
傷を生じさせず、しかもそのための製造工程を低減する
ことができる。
以上、本発明者によってなされた発明を前記実施例に基
づき具体的に説明したが、本発明は、前記実施例に限定
されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲におい
て種々変形し得ることは勿論である。
例えば、本発明は、低不純物濃度の半導体領域9 (L
DD部)下に高不純物濃度のp+型半導体領域を設けた
nチャネルMISFETQn所謂pポケット構造のnチ
ャネルMISFETの0MO8を有する半導体集積回路
装置に適用することができる。
また、本発明は、スタックドキャパシタ構造の情報蓄積
用容量素子に限定されず、細孔を利用した情報蓄積用容
量素子や一般的に広く使用されるMO8構造の情報蓄積
用容量素子で構成されるメモリセルのDRAMを有する
半導体集積回路装置に適用することができる。
また、例えば、本発明は、DRAMを有していない、0
MO8を有する半導体集積回路装置に適用することがで
きる。
また、本発明は、MI 5FETでメモリセルな構成す
るマスクROM、EPROM、EEPROM等と0MO
8とを有する半導体集積回路装置に適用することかでき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を適用した0MO8を有する半導体集
積回路装置を示す要部断面図、第2図乃至第11図は、
前記半導体集積回路装置を各製造工程毎に示す要部断面
図である。 1・・・半導体基板、2,3・・・ウェル領域、7・・
・ゲート電極、7A、WL・・・ワード線、9 、13
 、17゜18 、20・・・半導体領域、10,16
.19・・・側壁絶縁膜、IOA・・・絶縁膜、12A
、15・・・電極、14・・・霞電体膜、12B・・・
中間導電層、23.26・・・配線、M・・・メモリセ
ル、Qs、Qn、Qp・・・MISFET、C・・・情
報蓄積用容量素子。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、第1導電型の半導体基板と、 前記半導体基板内に形成された第2導電型のウェル領域
    と、夫々がゲート電極と、前記ゲート電極の両側壁に形
    成された側壁絶縁膜と、前記半導体基板内に形成された
    ソース又はドレイン領域である半導体領域を有するMI
    SFETsで第1及び第2グループは夫々前記ウェル領
    域及び前記半導体基板内に形成されるMISFETsと
    を有する半導体集積回路装置において、前記第1及び第
    2のグループの一方は、pチャネルMISFETであり
    、その前記半導体領域はp型であって、前記ゲート電極
    と離れて形成された第1領域及び前記ゲート電極と前記
    第1、領域との間に形成された第2領域とからなり、前
    記第1及び第2のグループの他方はnチャネルMISF
    ETであり、その前記半導体領域はn型であって、前記
    ゲート電極と離れて形成された第3領域及び前記ゲート
    電極と前記第3領域との間に形成された第4領域とから
    なり、前記pチャネルMISFETのチャネル長方向の
    前記側壁絶縁膜の寸法が、前記nチャネルMISFET
    の前記側壁絶縁膜の寸法に比べて小さく構成されている
    ことを特徴とする半導体集積回路装置。 2、前記第2グループのMISFETsは、前記半導体
    基板内に形成された第1導電型のウェル領域内に形成さ
    れることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の半
    導体集積回路装置。 3、前記pチャネルMISFETの第2領域は、前記側
    壁絶縁膜によって前記ゲート電極から離された前記第1
    領域より浅く、かつ低い不純物濃度を有することを特徴
    とする特許請求の範囲第1項に記載の半導体集積回路装
    置。 4、前記nチャネルMISFETの第4領域は、前記側
    壁絶縁膜によって前記ゲート電極から離された前記第3
    領域より浅く、かつ低い不純物濃度を有することを特徴
    とする特許請求の範囲第1項に記載の半導体集積回路装
    置。 5、前記NチャネルMISFETの側壁絶縁膜のチャネ
    ル長方向の寸法は、0.3μm程度以上であることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載の半導体集積回路
    装置。 6、前記pチャネルMISFETの側壁絶縁膜と、前記
    nチャネルMISFETの側壁絶縁膜とは同一の絶縁膜
    で形成されるものであることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項に記載の半導体集積回路装置。 7、前記第1及び第2のグループのMISFETととも
    に第3MISFETsと第3MISFETsのゲート電
    極よりも上層の導電層で形成される容量素子との直列回
    路からなるメモリセルを有することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項に記載の半導体集積回路装置。 8、第1導電型を有する半導体基板内に形成された第1
    チャネルMISFETs及び第2チャネルMISFET
    sを有する半導体集積回路装置であって前記第1チャネ
    ル及び第2チャネルMISFETsの一方は、前記半導
    体基板内に形成された第2導電型のウェル領域内に形成
    されるものである半導体集積回路装置の製造方法におい
    て、 前記各MISFETのためのゲート電極を形成する工程
    と、 前記第1チャネルM1SFETsを形成する領域内に、
    前記ゲート電極をマスクとして第1導電型の不純物を導
    入することによって第1領域を形成する工程と、 前記第2チャネルMISFETsを形成する領域内に、
    前記ゲート電極をマスクとして前記第1導電型と反対の
    導電型の第2導電型の不純物を導入することによって第
    2領域を形成する工程と、 前記第1チャネルMISFET形成領域、第2チャネル
    MISFET形成領域の夫々のゲート電極を覆うように
    、基板全面に絶縁膜を形成する工程と、 前記第1チャネルMISFET形成領域の前記絶縁膜に
    異方性エッチングを施すことによって前記ゲート電極の
    各側面に側壁絶縁膜を形成する工程と、 前記第1チャネルMISFETs形成領域内に、前記ゲ
    ート電極及び前記側壁絶縁膜をマスクとして第1導電量
    の不純物を導入することによって前記第1領域よりも深
    く、かつ、高い不純物濃度を有し、前記第1領域と共に
    、前記第1チャネルMISFETsのソース又はドレイ
    ン領域を構成する第3領域を形成する工程と、前記第2
    チャネルMISFETs形成領域の前記絶縁膜に異方性
    エッチングを施すことによって前記各ゲート電極の各側
    面に側壁絶縁膜を形成する工程と、前記第2チャネルM
    ISFETs形成領域内に、前記ゲート電極及び前記側
    壁絶縁膜をマスクとして第2導電量の不純物を導入する
    ことによって前記第2領域よりも深く、かつ高い不純物
    濃度を有し、前記第2領域と共に、前記第2チャネルM
    ISFETsのソース又はドレイン領域を構成する第4
    領域を形成する工程とを具備したことを特徴とする半導
    体集積回路装置の製造方法。 9、前記第1及び第2チャネルMISFETsの他方は
    、前記半導体基板内に形成された第1導電型のウェル領
    域内に形成されることを特徴とする特許請求の範囲第8
    項に記載の半導体集積回路装置の製造方法。 10、前記第1チャネルMISFETはpチャネルMI
    SFETであり、前記第2チャネルMISFETはnチ
    ャネルMISFETであることを特徴とする特許請求の
    範囲第8項に記載の半導体集積回路装置の製造方法。 11、前記第1チャネルMISFETの側壁絶縁膜のチ
    ャネル長方向の寸法は、前記第2チャネルMISFET
    の側壁絶縁膜のチャネル長方向の寸法に比べて小さく形
    成されることを特徴とする特許請求の範囲第8項に記載
    の半導体集積回路装置の製造方法。 12、前記側壁絶縁膜は、CVD法による酸化シリコン
    膜で形成されることを特徴とする特許請求の範囲第8項
    に記載の半導体集積回路装置の製造方法。 13、前記側壁絶縁膜は、CVD法による窒化シリコン
    膜で形成されることを特徴とする特許請求の範囲第8項
    に記載の半導体集積回路装置の製造方法。 14、第1導電型を有する半導体基板内に形成されたp
    チャネル型の第1MISFETsと、nチャネル型の第
    2MISFETsとnチャネル型の第3MISFETs
    とこの第3MISFETsのゲート電極よりも上層の導
    電層で形成される容量素子との直列回路からなるメモリ
    セルを有する半導体集積回路装置の製造方法において、 前記各MISFETのためのゲート電極を形成する工程
    と、 前記第2及び第3MISFETsを形成する領域内に前
    記ゲート電極をマスクとして、n型の不純物を導入する
    ことによって第1領域を形成する工程と、 前記第1MISFETsを形成する領域内に前記ゲート
    電極をマスクとして、p型の不純物を導入することによ
    って第2領域を形成する工程と、 前、第1、第2及び第3MISFETs形成領域の夫々
    のゲート電極を覆うように基板全面に絶縁膜を形成する
    工程と、 前記第3MISFET形成領域の前記絶縁膜に異方性エ
    ッチングを施すことによって前記ゲート電極の各側面に
    側壁絶縁膜を形成する工程と、 前記容量素子を形成する工程と、 前記第2MISFET形成領域の前記絶縁膜に異方性エ
    ッチングを施すことによって前記ゲート電極の各側面に
    側壁絶縁膜を形成する工程と、 前記第2MISFETs形成領域内に、前記ゲート電極
    及び前記側壁絶縁膜をマスクとして、n型の不純物を導
    入することによつて、前記第1領域よりも深くかつ高い
    不純物濃度を有し、前記第1領域と共に前記第2MIS
    FETsのソース又はドレイン領域を形成する第3領域
    を形成する工程と、 前記第1MISFET形成領域の前記絶縁膜に異方性エ
    ッチングを施すことによって前記ゲート電極の各側面に
    側壁絶縁膜を形成する工程と、 前記第1MISFETs形成領域内に、前記ゲート電極
    及び前記側壁絶縁膜をマスクとしてp型の不純物を導入
    することによって、前記第2領域よりも深くかつ高い不
    純物濃度を有し、前記第2領域と共に前記第1MISF
    ETsのソース又はドレイン領域を構成する第4領域を
    形成する工程とを具備したことを特徴とする半導体集積
    回路装置の製造方法。 15、前記第1MISFETの側壁絶縁膜は、前記第2
    及び第3MISFETsの側壁絶縁膜のチャネル長方向
    の寸法に比べて小さく形成されることを特徴とする特許
    請求の範囲第14項に記載の半導体集積回路装置の製造
    方法。 16、前記第2及び第3MISFETsの側壁絶縁膜の
    チャネル長方向の寸法は、0.3μm程度以上であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第14項に記載の半導体
    集積回路装置の製造方法。 17、前記容量素子は、誘電体膜を介在させて導電膜を
    重ね合わせた、スタックドキャパシタ構造で構成される
    ことを特徴とする特許請求の範囲第14項に記載の半導
    体集積回路装置の製造方法。
JP63100316A 1988-04-25 1988-04-25 半導体装置およびその製造方法 Pending JPH01272147A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03233965A (ja) * 1990-02-08 1991-10-17 Toshiba Corp 絶縁ゲート型集積回路
JPH0582777A (ja) * 1991-09-24 1993-04-02 Nec Corp Mos型電界効果トランジスタ及びその製造方法

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JPH03233965A (ja) * 1990-02-08 1991-10-17 Toshiba Corp 絶縁ゲート型集積回路
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