JPH01271310A - 長尺物カセット式による材料載置装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、長手方向端部の間で自己保持している長尺物
カセット式による材料載置装置であって、前記長手方向
端部がこの材料載置装置の長手方向に互いに一直線上に
並んだ同じ垂直縁壁によって形成され、この材料載置装
置が垂直支柱に固定された棚の載置アームに対して棚荷
役機によって取り出し・装着・搬送されるために前記縁
壁の外側面から水平に伸びている保持具が張り出してい
るものに関する。

［従来の技術］ この種の材料載置装置は、例えばドイツ公開公報３６０
２２０１号の対象において用いられており、自己保持し
ている長尺物カセットに収納される棒状の材料のための
、保管空間方向を横切って配置され保管空間方向に互い
に列状に並んでいる積み重ね架台を備えた保管手段に関
するものであり、この架台は、棚状に順に位置する列が
重なり合うように配設されるとともに保管空間方向に延
びて垂直支柱に固定される長尺物カセットのために載置
アームを備えている。

そのほか、この保管手段は、適当な支柱に設けられ保管
空間方向に延びている載置アームによって形成されてい
る別な棚区画を備えており、そこに棒状材料を直接載置
している。この保管手段は、前述のドイツ公開公報に詳
しく記載されている棚荷役機によって運用され、この荷
投機は、一方では長尺物カセットを、他方では棚区画内
にバラバラに置かれている棒状材料を取り出し、所定場
所に運び、再び元に保管しなおしたり、新規の物を対応
する所定場所に保管したすする。その際、長尺物カセッ
トの搬送に関して述べると、この棚荷役機は、保管空間
方向に走行可能で保管空間方向を横切って延びているク
レーン橋を有し、このクレーン橋はその両端に装備され
た棚の外側を昇陣可能な積荷アームを備えている。積荷
アームでは積み重ね架台の方を向いている載置手段を保
管空間方向を横切る方向にその自由端を移動させること
が可能で、これにより中央に設けられた各棚連路の両側
でそこに置かれている長尺物カセットの正面に突出した
保持具と係合可能である。

この記載された保管手段は、長尺物カセットに関しては
、１品種の材料の保管つまり各材料の比較的大量の保管
のみを行うものであり、もし多種の材料保管を行うので
あれば、相応な大きさを覚悟しなければならず、これは
需要の多いケースにのみ適しているといえる。

この問題に対して、材料をバラ置きする柵区画を考慮す
る限りでは、保管すべき材料の最大の断面で垂直間隔を
とるはかなく、小さい断面をもった材料の場合その区画
は部分的にしか利用されず保管空間が未使用のままとな
ってしまう。

さらに、この言及しているタイプの保管手段は、別な製
造現場において棒状材以外の製品、例えば板物品、や小
形の鉄工品やその種の物、の保管スペースが足りない状
態であっても、保管スペースの余った棚が生じることに
なる。

［発明が解決する課Ｂ］ 本発明の課題は、前述された形式の保管手段において保
管スペースの利用率を高めることであり、それは保管す
今き棒状材料が種々の断面をもっていても、また棒状材
料以外の製品の保管のための効率的なスペース利用をも
考慮して実現されることである。

［課題を解決する手段］ 前記課題は、本発明によれば、冒頭部に記載した材料載
置装置において、縁壁が垂直壁だけによって自己保持し
ながら互いに連結されており、かつこの縁壁が縁壁間の
空間に向かい合って材料載せ具を取り外し自在に固定す
るための手段を備えていることを特徴とすることによっ
て達成される。

［作用・効果］ この本発明による技術思想により、棚荷役機により従来
の長尺物カセットと同様な方法で保管手段内に置かれた
り、例えば入出庫ステーシゴンに運ばれたりする長尺物
カセット方式の構成部材が提供される。他方では、本発
明による材料載置装置は、そこに全く異なった種類の材
料載せ具を取り外し自在にそしてその結果として位置調
整可能でかつ交換可能に装着することが可能である。そ
のため、本発明による材料載置装置を用いると小量の棒
状材料に並んで他の全く異なった種類の材料を保管する
ことができる。

［その他の特徴と作用・効果］ さらに、前記縁壁をその一つの垂直側面のところで前記
垂直壁によって連結させることができる。この場合、垂
直壁の側面が縁壁の間の空間に向き合っており、そこに
材料載せ具を取り外し自在に固定するだめの手段を備え
ている。

また、前記縁壁をその垂直側面間の中央領域のところで
前記垂直壁によって互いに連結させ、前記垂直壁にその
両側に材料載せ具を取り外し自在に固定するための手段
を備えさせることもできる。このことで、つまり、縁壁
の間の空間の方向においてかなり短い材料載せ具のため
に垂直壁の両側にこれを設けることもできるようになり
、このことで、垂直壁の両側から棚荷役機で接近しハン
ドリングすることができるため、垂直壁の両側の同じ位
置に小量の同種の材料を載置する道も同時に開かれる。

材料載置装置の構成にあたって、前記垂直壁を金属中空
体の支柱として形成することも好ましいことである。こ
のことで、材料載置装置は従来のつまり簡単な方法で板
材や形材の普通の基本的な材料から溶接構造で作られる
ことができる。このため、その個々の形態からみて唯一
の制限として従来の長尺物カセットのための保管スペー
ス内に納めるという条件を満たす種々の種類の材料載置
装置が本発明により提供されることができる。

材料載せ具を取り外し自在に固定するための手段に関し
て、これは少な（とも２つの上下に設けられた列の開口
孔によって形成され、この孔は少なくとも１列好ましく
は下の列のものが深くなるほど減少する断面を有してい
る。このことで、材料載せ具を孔に引っかけたりまたは
垂直壁にネジにより固定することもでき、その際深（な
るほど断面が減少する孔を備えていると材料載せ具を頭
付ボルトを使ってパイヨネット係合の方式で垂直壁に引
っかけることもできるようになる。

さらに本発明の別な形態においては、前記垂直壁の前記
縁壁間の空間に向き合った側面にこの垂直壁と上方で接
続しているウェブを形成することもでき、さらにこのウ
ェブにも同様に１列の孔を設けると好都合である。この
場合、相応に形成された材料載せ具をそこに設けたフッ
りでもってウェブに上から掛けることもでき、その際よ
り深い位置で例えばネジにより垂直壁にさらにしっかり
と固定することができる。

棒状の材料のことを特に考えて、前記材料数せ具をは垂
直壁に垂直に固定可能な支柱とし、この支柱に縁壁間の
空間に実質的に水平に突出している載置アームを備えさ
せることができる。

そのような材料数置装置は、保管すべき棒状材料がどの
ような断面を有するかによりそれぞれ１つあるいは複数
の！３！ｚアームを上下方向に配置して備えており、結
果的には異なった断面を持つ材料をそれぞれ小量保管す
るにしても長尺物カセットのために備えられた保管スペ
ースを完全に利用することができる。その際、垂直方向
において複数の長尺物カセットだめの保管スペースにわ
たる材料数１装置を提供することもでき、それにより、
板材やその種の物品のようなかなり大きな寸法を持った
材料をも保管できる。

本発明のさらに別な特徴及び詳細については図面を参考
にしながら以下に述べる実施例の説明とともに明らかに
される。

［実施例］ 第１図は保管フレーム１．２を備えた材料保管庫の上部
を示しており、このフレームは載置アーム５．６を設け
た垂直支柱３．４を有する。

その種の保管フレームあるいは棚は保管空間方向に対応
する第１図の図面平面方向において任意の数だけ並んで
配設され、第１図の図面平面に垂直につまり第２図から
明らかなように保管空間方向を横切るように延びており
、下方への広がりはスペースの状況次第である。

棚１は自己保持している長尺物カセット７をその端部に
係合しているアーム５介して支持している。つまりその
ような長尺物カセットはその端部間においてサポートを
必要としない。さらに長尺物カセットは、第２図に示さ
れているように、その端面にＵ字状の保持具８を備え、
”これにより載置アーム５に掛けられる。これは、ここ
では単に例示的に示しており、他の長尺物カセットにも
同様のことがあてはまる。

これに対して載置アーム６によって形成される棚区画に
は棒材９が載置され、そのため棚ないしは保管フレーム
のそれぞれの区画においては複数の載置アーム６が順序
よく場合よっては異なった間隔でもって配設され、例え
ば加工後の残材の再保管といった際に生じる異なった長
さの材料９をも載せることができる。

棚１．２の上部には保管空間方向に延びた一対のレール
１０が支持されておりこのレールに全体として１１で示
された棚荷役機が走行し、これの詳細はドイツ特許公開
公報３６０２２０１号に開示されている。ここでは第２
図から明かな棚荷役機の載置部３１ａのみについてのべ
るが、この載置部により長尺物カセット７は載置アーム
５から持ち上げられ、隣合う棚通路１２（第１図）を経
て希望の場所に搬送される。

第１図と第２図とから明らかなように、第１図に関する
長尺物カセット７は高さと幅において所定の寸法を有し
、この寸法は載置アーム５によって形成される棚区画の
大きさで定まる。

長尺物カセット７のこの寸法に応じてここには所定の量
の棒状材料が保管可能である。個々の種類の棒材がわず
かの需要しかない場合でも材料保管庫の自動化のために
固有の長尺物カセットを用いなければならず、そのカセ
ットはほとんど一杯とはならないので、余りのスペース
は利用されないままとなる。

よく似た問題は棒状材料９がバラ置きされるところのＲ
置アーム６によって形成される棚区画の場合にも生じる
。ここでは、すでに第１図から明らかなように材料保管
庫を作る際種々の断面の材料を考慮されている。これは
、しかしながら、変更はできず、その他の点ではわずか
の棚区画大きさにのみ限られ、結果としてこの場合でも
一般には各棚区画は部分的にしか利用されない。

この問題に対処するため本発明によれば第３図にその原
理を示している材料載置装置が提供される。この手段は
、長子両端部に互いに列状に並んだ垂直な縁壁１３．１
４とそこから水平に外方に突出した保持部１５．１６を
備えており、この保持部は先はど記載したものではＵ字
状の形材と一体化されており、第１図と第２図では番号
８をつけて説明されている。

縁壁１３．１４はその垂直側面で垂直壁１７によって自
己保持しながら互いに連結されており、その形成と配置
により第１図と第２図で示された長尺物カセット７によ
ってそのトータル断面積で占められ°Ｃいた他の場所に
自由に移される。

垂直壁１７はその縁壁１３．１４の間の空間に向き合っ
ている面に孔１８を列状に設けており、これを用いて後
で詳しく説明される材料載せ具を垂直壁１７に固定させ
る。

明らかなように、第３図によるこの材料載置装置は適当
な棚区画に長尺物カセット７の代わりに装着され、第１
図に関して言えば垂直壁１７は直接棚支柱３の側に位置
している。

第４図は第３図の材料載置装置を上から見たところを部
分的に示しており、そこには材料載せ具１９が固定され
ているが、これは後はど詳しく説明される。

第５図は第３図による材料載置装置のＶ−Ｖ線による部
分断面図である。この断面図から明らかなように、垂直
壁１７が金属板から例えば溶接によって製作される中空
形材フレームとして形成されている。その際、その断面
形状は、垂直壁面が縁壁１３．１４の間の空間に向かい
合った側面にこれと上方で接続しているウェブ２０を設
けるように作られており、そのウェブには第３図から明
らかなように孔１８を設けることができる。

さらに第５図と第６図から明らかなように、材料載せ具
１９は垂直壁１７に垂直に固定される帽子状断面を有す
る支柱２１から構成され、この支柱より縁壁１３．１４
の間の空間内で水平に突き出した少なくとも１つの載置
アーム２２が延設されており、材料２３を保管できるよ
うになっている。

支柱２工の垂直壁１７への取り付けは、一つには枠線２
４．２５並びにウェブ２０の孔１８を貫通するネジ２６
．２７によっておこなわれ、もう一つにはさらに下側で
枠線２４．２５にボルト２８を抜は落ちないように固定
し、これを孔２９内に差込みそこでその端部にある頭部
３０で係止する。このため、孔２９は先細の断面を有し
、そこにボルト２８がパイヨネット係止の方式で固定さ
れる。このように支柱２１はボルト２８を用いて最初垂
直壁に軽く差し込まれ、それからネジ２６．２７を用い
て最終的に固定される。

第４〜６図で詳細に説明された材料載せ具が保管すべき
棒状材料２３．２４．２５の断面に応じて種々の方法で
１つまたは複数の多層に配置されるｉ＊１アーム２２．
３１．３２をどのように装着するかを第７〜９図が示し
ている。このことから、上下に同じでかつ非常に異なっ
た需要ケースのためにも再使用可能な第３図による材料
載置装置を基本として構造的に簡単でそのことからそれ
ぞれの需要に応じて安価に製作可能な材料載せ具を用い
て理想的な保管空間利用が可能となることが明らかであ
る。

第１０図は本発明による材料載置装置を用いて棒状材料
以外のものも保管できることを示している。言及される
例では、垂直壁エフに載置板３３．３４が掛けられてお
り、詳しくは図示されいないがこれは例えばネジによっ
て固定され、ここに例えば小物を保管するために保管ケ
ース３５．３６を載せることができる。

最後に第１１図は垂直壁１７に固定された複数の棚区画
にわたって高さ方向に延びた材料載せ具３７の一例を示
している。これを用いて、例えば図示されている板材の
ような大きな寸法をもった部材を保管することもできる
。飛び越された棚区画は垂直壁１７の外形を一点鎖線で
図示しているが、この飛び越された位置にはもちろんこ
の種の垂直壁は存在していない。

第３図から第１１図の図面を用いてなされた本発明の詳
細な説明は、縁壁１３．１４の垂直な側面の１つに配設
された垂直壁１７にだけに関している。冒頭部ですでに
述べたように、垂直壁１７は縁壁１３．１４の垂直壁面
の間の中央領域にも配設されることができ、相応して両
側面に孔１８．２９をないしは載せ具を取り外し自在に
固定するための固定手段が備えられる。

この場合、特に棚区画からとられた材料載置装置に対し
て、そこに収納されている材料に関しこの手段が棚荷役
機またはその他の装置によって両側からハンドリングさ
れることが可能となる。

尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にするた
めに番号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
造に限定されるものではない。

【図面の簡単な説明】

第１図は保管庫の棚を正面からみた部分図、第２図は第
１図による長尺物カセットのための棚の側面図、第３図
は本発明による材料載置装置の斜視図、第４図は第３図
による材料載置装置の部分的な平面図、第５図は第３図
のＶ−■線による断面図、第６図は第５図による対象の
部分的な平面図、第７図〜第１１図は種々の材料載せ具
の概略図である。 （１３）　、　（１４）・・・・・・縁壁、（１７）・
・・・・・垂直壁、（１９）　。 （３３）　、　（３４）　、　（３７）・・・・・・材
料載せ具、（１８）　、　（２０）　。 （２９）・・・・・・固定手段。 ＦＩＧ、２

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、長手方向端部の間で自己保持している長尺物カセッ
   ト式による材料載置装置であって、前記長手方向端部が
   この材料装置手段の長手方向に互いに一直線上に並んだ
   同様な垂直縁壁によって形成され、この材料載置装置が
   垂直支柱に固定された棚の載置アームに対して棚荷役機
   によって取り出し・装着・搬送されるために前記縁壁の
   外側面から水平に伸びている保持具が張り出しているも
   のにおいて、前記縁壁（１３、１４）が垂直壁（１７）
   だけによって自己保持しながら互いに連結されており、
   かつこの縁壁が縁壁間の空間に向かい合って材料載せ具
   （１９、３３、３４、３７）を取り外し自在に固定する
   ための手段（１８、２０、２９）を備えていることを特
   徴とする長尺物カセット式による材料載置装置。 ２、前記縁壁（１３、１４）がその一つの垂直側面のと
   ころで前記垂直壁（１７）によって連結されていること
   を特徴とする請求項１に記載の長尺物カセット式による
   材料載置装置。 ３、前記縁壁（１３、１４）がその垂直側面間の中央領
   域のところで前記垂直壁によって互いに連結され、前記
   垂直壁はその両側に材料載せ具を取り外し自在に固定す
   るための手段を備えていることを特徴とする請求項１に
   記載の長尺物カセット式による材料載置装置。 ４、前記垂直壁（１７）が金属中空体の支柱として形成
   されていることを特徴とする請求項１〜３のいずれかに
   記載の長尺物カセット式による材料載置装置。 ５、前記材料載せ具（１９、３３、３４、３７）を取り
   外し自在に固定するための手段が少なくとも上下に２つ
   並んだ列状に形成された孔（１８、２９）であることを
   特徴とする請求項１〜４のいずれかに記載の長尺物カセ
   ット式による材料載置装置。 ６、少なくとも１つの前記孔列の孔（２９）が下方に減
   少した断面を有することを特徴とする請求項５記載の長
   尺物カセット式による材料載置装置。 ７、前記下列の孔（２９）は下方に向かって先細りの断
   面を有することを特徴とする請求項６に記載の長尺物カ
   セット式による材料載置装置。 ８、前記垂直壁（１７）の前記縁壁（１３、１４）間の
   空間に向き合った側面にこの垂直壁と上方で接続してい
   るウェブ（２０）が形成されていることを特徴とする請
   求項１〜７のいずれかに記載の長尺物カセット式による
   材料載置装置。 ９、前記ウェブ（２０）が前記孔列の１列の孔（１８）
   を形成していることを特徴とする請求項８に記載の長尺
   物カセット式による材料載置装置。 １０、前記材料載せ具（１９）は垂直壁（１７）に垂直
   に固定可能な支柱（２１）であり、この支柱（２１）は
   縁壁（１３、１４）間の空間に実質的に水平に突出して
   いる載置アーム（２２、３１、３２）を備えていること
   を特徴とする請求項１〜９のいずれかに記載の長尺物カ
   セット式による材料載置装置。 １１、前記支柱（２１）は帽子状の水平断面を有し、そ
   の枠線（２４、２５）の孔を貫通する固定ボルトまたは
   固定ピン（２６、２７、２８）によって垂直壁（１７）
   の孔（１８、２９）と接続されることを特徴とする請求
   項１０に記載の長尺物カセット式による材料載置装置。