JPH0626461Y2 - 花卉運搬用台車 - Google Patents

花卉運搬用台車

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JPH0626461Y2
JPH0626461Y2 JP1989031154U JP3115489U JPH0626461Y2 JP H0626461 Y2 JPH0626461 Y2 JP H0626461Y2 JP 1989031154 U JP1989031154 U JP 1989031154U JP 3115489 U JP3115489 U JP 3115489U JP H0626461 Y2 JPH0626461 Y2 JP H0626461Y2
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JP
Japan
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vertical
base
shelf
aluminum alloy
fixed
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JP1989031154U
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JPH02121479U (ja
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豊 鎌谷
要助 原田
勇 谷口
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Iwatani Corp
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Iwatani Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、花卉市場等で取引される園芸植物を運搬する
際に使用する運搬用台車に関する。
《従来技術及びその問題点》 園芸植物を生産者から末端の販売業者まで流通させる流
通市場では、大きな鉢物は単体で、小さな鉢物は数個を
フラワーコンテナに収容した状態で取引されるのである
が、この園芸植物の花卉市場への搬出入は通常トラック
で行われている。ところが従来適当な運搬用台車がなか
ったことから、トラックの荷台に足場板等で組立棚を形
成し、この組立棚の棚板に園芸植物を載置した状態でト
ラック輸送するようにしていた。このため、市場での園
芸植物の積み降ろしに時間がかかるという問題があっ
た。
また、花卉運搬用の台車では、市場で園芸植物を積み替
えた、高さのことなる園芸植物を混載するのであるが、
その際積載する花卉によって棚板間の間隔を変更する
が、棚板間の間隔変更に伴い棚板が余ることがある。し
かし、この余ったり棚板は台車と一体に移動させなけれ
ば、再度の積み替え時に棚板を追加できなくなる。とこ
ろが従来棚式の運搬台車では取り外した棚板は別に保管
するなり、運搬台車とともにトラック等に別に積載して
運搬するなりしなければならず、棚板の管理が面倒であ
るという問題があった。
本考案は、このような問題点に着目してなされたもの
で、棚板上に複数行複数列に載置した蜂ものを複数段に
載置した状態で市場内を移動でき、かつそのままでトラ
ックの荷台に効率よく積み込むことができるうえ、取り
外した棚板を常に台車と一体に移動させることのできる
運搬用台車を提供することを目的とする。
《課題を解決するための手段》 上記目的を達成するために、本考案は、底面に走行車輪
を固定したアルミニューム合金製の基台の前後端面に対
向する状態で一対のアルミニューム合金製の門型縦枠を
固定し、この一対の門型縦枠にアルミニューム合金製の
棚板を上下間隔変更可能な状態に配置した運搬用台車で
の一方の門型縦枠に連結具を俯仰揺動可能に配置すると
ともに、他方の門型縦枠に連結具受部を形成し、それぞ
れの門型縦枠を構成している各縦柱の下端寄部に一定高
さに亘って切り欠き溝を形成して棚板収納部に構成し、
基台の左右方向の幅をフラワーコンテナの長辺寸法の整
数倍でかつトラック荷台幅の整数分の1の寸法に形成す
るとともに、基台の前後長さをフラワーコンテナの短辺
寸法の整数倍の寸法に形成したことを特徴としている。
《作用》 本考案では、底面に走行車輪を固定したアルミニューム
合金製の基台の前後端面に対向する状態で一対のアルミ
ニューム合金製の門型縦枠を固定し、この一対の門型縦
枠にアルミニューム合金製の棚板を上下間隔変更可能な
状態に配置した運搬用台車の一方の門型縦枠に連結具を
俯仰揺動可能に配置するとともに、他方の門型縦枠に連
結具受部を形成してあるので、花卉市場において、複数
の運搬台車を連結して移動させることができ、現場作業
の合理化を図ることができる。
また、それぞれの門型縦枠を構成している各縦柱の下端
寄部に一定高さに亘って切り欠き溝を形成して棚板収納
部に構成しているので、取り外した棚板を基台上に集合
させて保管することができるので、棚板の保管スペース
が小さくなるうえ、棚板が散逸することがなくなる。
さらに基台の左右方向の幅をフラワーコンテナの長辺寸
法の整数倍でかつトラック荷台幅の整数分の1の寸法に
形成するとともに、基台の前後長さをフラワーコンテナ
の短辺寸法の整数倍の寸法に形成しているので、台車上
に鉢物を効率よく載置することができるうえ、台車をト
ラックの荷台に効率よく収容できる。
《実施例》 図面は本考案の実施例を示し、第1図は分解斜視図、第
2図は側面図である。
この運搬台車(1)は、基台(2)とこの基台(2)の前後端面
に立設した門型縦枠(3)及び門型縦枠(3)に支持された複
数の棚板(4)とで構成してある。基台(2)はアルミニュー
ム合金製角筒で組んだ枠体(5)の上面にアルミニューム
合金製角波形板で形成した基板(6)を張設し、枠体(5)の
下面に車輪(7)を固定して構成してある。なお、この車
輪(7)は旋回型自在車輪(7a)と固定型自在車輪(7b)とで
構成してある。
門型縦枠(3)は、一対の縦柱(8)をその上端部と下半部分
とで横桟(9)で連結し、下側横桟(9a)から下向きに二本
の補助柱(10)を垂下させて構成してある。縦柱(8)も補
助柱(10)も同型のアルミニューム合金製型材で構成され
ており、この型材は並列配置した二本の角筒(11)の同一
平面内に位置する側壁部分(12)を連結壁(13)で連結した
形状をしている。縦柱(8)の連結壁(13)部分には、第3
図に示すように棚板支持孔(14)が上下方向適当間隔おき
に透設してある。この棚板支持孔(14)は二種類の形状の
ものが交互に形成してあり、棚板(4)を水平姿勢に配置
する際の指針となるように構成してある。また、縦柱
(8)の下端寄部における連結壁(13)部分は下端から上方
に一定範囲に亘って切除してあり、この切り欠き溝(15)
部分を取り外した棚板(4)の収納部に形成してある。な
お、連結壁(13)はその棚板支持孔(14)形成部分の肉厚が
厚く形成してあり、棚板支持孔(14)は棚板(4)を位置決
めしやすいように、下すぼまりのテーパー状に形成して
ある。
そして、縦柱(8)の各角筒(11)には下から連結棒(16)が
挿入固定してあり、この連結棒(16)を基台(2)の枠体(5)
の前後端面に固定した受け金具(17)に差し込むととも
に、補助柱(10)をクランプ金具(18)によって枠体(5)の
前後端面に固定することによって、門型縦枠(3)を基台
(2)から立設するようにしてある。門型縦枠(3)を固定し
た状態での基台(2)は、前後長1255mm、左右幅1050mmに
形成してある。この前後長及び左右幅は生花市場で使用
されているフラワーコンテナの寸法(幅530mm×奥行き3
90mm)と4トントラックの荷台幅から割り出した寸法で
あり、一枚の棚板(4)上に長辺を台車左右方向にしたフ
ラワーコンテナを幅方向に2つ、前後方向に3つ並べた
状態で載置した台車(1)をトラック荷台に2列複数行に
収容できるようになっている。
棚板(4)は第4図及び第5図に示すように、アルミニュ
ーム合金製角パイプで組んだ枠体(19)の上面にアルミニ
ューム合金製角波形板で形成したパネル(20)を張設して
構成してあり、棚板(4)の左右側縁を形成している角パ
イプの前後端部に係合爪(21)が内嵌固定してある。ま
た、パネル(20)の前後方向に適当距離はなれた山部(22)
に、棚板(4)のセット時に手指を差し込んで棚板(4)を保
持するための長孔(23)が透設してある。なお、この棚板
(4)はその枠体(19)部分の寸法を基台(2)の枠体(5)の寸
法よりも、前後長さ、左右幅とも僅かに小さく形成して
ある。
そして係合爪(21)を門型縦枠(3)の縦柱(8)に形成した棚
板支持孔(14)に差し込んで棚板(4)を、載置する鉢物の
高さに応じて門型縦枠(3)に水平姿勢で上下複数段に支
持させるのであるが、不使用の棚板(4)は基台(2)の基板
(6)上に積み重ねて収納される。この場合、不使用の棚
板(4)が散逸しないように各棚板(4)の枠体(19)と、門型
縦枠(3)を構成している縦柱(8)の内の一本との間に散逸
防止具(24)が配置してある。この散逸防止具(24)は縦柱
(8)を構成している一対の角筒(11)の一方に昇降可能に
配置した錘(25)と、この錘(25)から連出したステンレス
製ワイヤ(26)とからなっており、ステンレス製ワイヤ(2
6)の遊端部を棚板(8)の枠体(19)にボルト(27)で固定し
てある。なお、錘(25)を収容している角筒(8)の壁面に
はステンレス製ワイヤ(26)の挿通部が縦溝(28)として形
成してある。
図中符号(29)は縦柱(8)の上端に固定される蓋板、(30)
は台車同士を連結するために一方の縦枠(3)における補
助柱(10)に支持させた連結具、(31)はその連結具(30)を
受け止めるために他方の縦枠(3)における補助柱(10)に
形成した連結具受部、(32)は前後の縦枠(3)同士を上端
部で連結する連結桟、(33)は連結桟(32)に固定された買
請人等表示用の黒板である。
上記実施例では、台車の外形寸法を棚板(4)上にフラワ
ーコンテナを2列3行に載置し、かつ4トントラックの
荷台上に2列に収容出来る寸法に形成したが、台車の外
形寸法をフラワーコンテナの長辺寸法の整数倍でかつト
ラック荷台幅の整数分の1の左右幅寸法で、フラワーコ
ンテナの短辺寸法の整数倍の前後寸法に形成するように
してもよい。また、10トントラックの荷台寸法を基準
に台車の外形寸法を割り出すようにしてもよい。
《効果》 本考案では、底面に走行車輪を固定したアルミニューム
合金製の基台の前後端面に対向する状態で一対のアルミ
ニューム合金製の門型縦枠を固定し、この一対の門型縦
枠にアルミニューム合金製の棚板を上下間隔変更可能な
状態に配置した運搬用台車の一方の門型縦枠に連結具を
俯仰揺動可能に配置するとともに、他方の門型縦枠に連
結具受部を形成してあるので、花卉市場において、複数
の運搬台車を連結して移動させることができ、現場作業
の合理化を図ることができる。
また、それぞれの門型縦枠を構成している各縦柱の下端
寄部に一定高さに亘って切り欠き溝を形成して棚板収納
部に構成しているので、取り外した棚板を基台上に集合
させて保管することが可能となり、棚板の保管スペース
が小さくなるうえ、取り外した棚板の管理を楽に行うこ
とができる。
さらに、基台の左右方向の幅をフラワーコンテナの長辺
寸法の整数倍でかつトラック荷台幅の整数分の1の寸法
に形成するとともに、基台の前後長さをフラワーコンテ
ナの短辺寸法の整数倍の寸法に形成しているので、台車
上に鉢物を効率よく載置することができるうえ、台車を
トラックの荷台に効率よく収容できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は分解斜視図、第
2図は側面図、第3図は縦柱の下端部での斜視図、第4
図は棚板の平面図、第5図は第4図のV−V線断面図、
第6図は棚板支持部の要部平面図、第7図は第6図のVI
I−VII線断面図、第8図は第6図のVIII−VIII線断面図
である。 2…基台、3…門型縦枠、4…棚板、7…走行車輪、8
…(3)の縦柱。
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭59−137866(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】底面に走行車輪(7)を固定したアルミニュ
    ーム合金製の基台(2)の前後端面に対向する状態で一対
    のアルミニューム合金製の門型縦枠(3)を固定し、この
    一対の門型縦枠(3)にアルミニューム合金製の棚板(4)を
    上下間隔変更可能な状態に配置した運搬用台車におい
    て、 一方の門型縦枠(3)に連結具(30)を俯仰揺動可能に配置
    するとともに、他方の門型縦枠(3)に連結具受部(31)を
    形成し、それぞれの門型縦枠(3)を構成している各縦柱
    (8)の下端寄部に一定高さに亘って切り欠き溝(15)を形
    成して棚板収納部に構成し、基台(2)の左右方向の幅を
    フラワーコンテナの長辺寸法の整数倍でかつトラック荷
    台幅の整数分の1の寸法に形成するとともに、基台(2)
    の前後長さをフラワーコンテナの短辺寸法の整数倍の寸
    法に形成したことを特徴とする花卉運搬用台車。
JP1989031154U 1989-03-17 1989-03-17 花卉運搬用台車 Expired - Lifetime JPH0626461Y2 (ja)

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