JP2007051010A - 保管装置 - Google Patents

Abstract

【課題】多数の保管装置を省スペース化状態で保管、輸送できる保管装置を提供する。
【解決手段】矩形の基台を有し、この基台が、ほぼ平坦な床板とこの床板に垂直に配置された、開放された内側断面を有する４個のソケットとを備え、これらソケットのそれぞれは、中空に形成された支柱を取外し可能に収容し、保管台を支持するために、支柱の外側断面がソケットの内側断面に合致するように構成された保管装置において、少なくとも一つのソケットの下端部の領域に、別の基台のソケットの上端部と心合状態で協働するための第１の心合手段が形成され、かつ少なくとも一つのソケットの下端部が別の保管装置の支柱の上端部と協働するための第２の心合手段が設けられている。
【選択図】図８

Description

本発明は、矩形の基台を有する保管装置に関し、この基台が、ほぼ平坦な床板とこの床板に垂直に配置された開放された内側断面を有する４個のソケットとを備え、これらソケットのそれぞれは、中空に形成された支柱を取外し可能に収容し、保管台を支持するために、支柱の外側断面が上記ソケットの内側断面に合致するように構成された保管装置に関するものである。

特に植物を保管し、散水し、輸送するためのこの種の保管装置は、例えば特許文献１から知られている。この種の保管装置は、実質的に３種類の部品、すなわち、基台と、４本の支柱と、調整可能な垂直方向の間隔を隔てて上記支柱に取り付けられた複数の保管台とを備えている。

この種の保管装置は、実際に極めて有用であることが証明されているが、何も載せていない空の状態で輸送または保管する場合には、それら自体の重量と比較して、比較的大きなスペースを占めるために、多数の保管装置を省スペース化状態で保管または輸送できることが望ましい。
独国特許第２０ ２１３ ７１９．８号明細書

本発明の課題は、上記の問題が解決されるようにこの種の保管装置を改良することにある。

本発明による解決策は、少なくとも一つのソケットの下端部の領域に、別の基台のソケットの上端部と心合状態で協働するための第１の心合手段が形成され、少なくとも一つのソケットの下端部が別の保管装置の支柱の上端部と協働するための第２の心合手段が設けられていることを特徴とするものである。

上記第２の心合手段は、上記ソケットの下端部の領域に形成された構成とすることができる。

上記心合手段は、上記保管装置間の水平方向の位置ずれを確実に防止する機能を有し、その結果、例えば２個またはそれ以上の保管装置をフォークリフトにより上下に配置することができ、あるいは、多数の基台を上下に積重ねることができ、水平方向の位置ずれを防止する協調は、合致する部品同士がしっかりと嵌合することによって達成される。本発明の目的のような種類の心合手段は、必ずしも二つの係合部品間の正確な嵌合を必要とするものではなく、上下に隣接する二つの保管装置または基台が、最初にそれらが所定の最小距離だけ互いに離れるほど垂直方向に持上げさえしなければ、水平方向に無制限に相互に位置ずれしない限り多少の遊びがあってもよい。

上記ソケットは、正方形の内側断面を備えていることが好ましい。

上記支柱は、Ｌ字状、Ｕ字状またはＣ字状の断面形状を有してもよい。

好ましい実施の形態においては、上記第１の心合手段が、上記ソケットの下端部に取付けられかつこの下端部から突出する第１の心合段部によって形成されており、この第１の心合段部の外側断面が上記ソケットの内側断面に合致している。

別の実施の形態においては、上記第１の心合手段が、上記ソケットの下端部に取付けられてこの下端部から突出する心合ソケットによって形成されており、この心合ソケットの内側断面が上記ソケットの外側断面に合致している。

上記第２の心合手段は、上記第１の心合段部に取付けられてこの第１の心合段部から突出する第２の心合段部によって形成され、この第２の心合段部の外側断面が上記支柱の内側断面に合致している構成とすることができる。

さらなる実施の形態においては、上記第２の心合手段が、上記ソケットの下端部に取付けられてこの下端部から突出する心合段部によって形成され、この心合段部の外側断面が上記支柱の内側断面に合致している。

さらなる実施の形態においては、上記第２の心合手段が、各支柱の一端に取付けられてこの支柱の一端から突出する心合段部によって形成され、この心合段部の外側断面が上記支柱の内側断面に合致している。

さらなる実施の形態においては、上記第２の心合手段が、上記ソケットの下端部およびこの下端部に固定されたストッパによって形成され、このストッパが、上記ソケットの下端部から離間している。

さらに、上記第２の心合手段が、支柱の一端に固定された心合ソケットによって形成され、この心合ソケットの内側断面が上記第１の心合段部の外側断面に合致している。

本発明では、上記心合手段および／またはストッパが中空の断面輪郭を有しているのが便利である。

上記基台は、トレイの形状に構成され、周囲を取り囲む側壁と、少なくとも１個のオーバーフロー栓とを備えている。

上記基台はその底面に、例えば２個は固定ローラで２個はキャスターローラである態様で、または４個の全てがキャスターローラである態様で、複数のローラを備えているのが好ましい。

上記ソケットのそれぞれが、少なくとも１本の長手方向に延びかつその上端が開放された切込みを備えているのが好ましい。

上記支柱は、保管台を吊り掛けるための、複数の間隔をおいた挿入孔を備えているのが好ましい。

各保管台は、上記支柱に挿入するための４個の取付け部材を備えているのが好ましい。

本発明はさらに、本発明による保管装置のための基台に関するもので、ほぼ平坦な床板とこの床板に垂直に配置された、開放された内側断面を有する４個のソケットとを備え、これらソケットのそれぞれは、中空に形成された支柱を取外し可能に収容し、保管台を支持するために、支柱の外側断面が上記ソケットの内側断面に合致するように構成された基台において、少なくとも一つのソケットの下端部の領域に、別の基台のソケットの上端部と心合状態で協働するための第１の心合手段が形成され、かつ上記少なくとも一つのソケットの下端部が別の保管装置の支柱の上端部と協働するための第２の心合手段が設けられていることを特徴とするものである。

この場合、上記第２の心合手段は、上記ソケットの下端部の領域に形成されることが可能である。

本発明の好ましい実施の形態においては、上記第１の心合手段が、上記ソケットの下端部に取付けられてこの下端部から突出する第１の心合段部によって形成され、この第１の心合段部の外側断面が上記ソケットの内側断面に合致している。

別の実施の形態においては、上記第１の心合手段が、上記ソケットの下端部に取付けられてこの下端部から突出する心合ソケットによって形成され、この心合ソケットの内側断面が上記ソケットの外側断面に合致している。

上記第２の心合手段は、上記第１の心合段部に取付けられてこの第１の心合段部から突出する第２の心合段部によって形成され、この第２の心合段部の外側断面が上記支柱の内側断面に合致している構成とすることができる。

さらに、上記第２の心合手段は、上記ソケットの下端部に取付けられてこの下端部から突出する心合段部によって形成され、この心合段部の外側断面が上記支柱の内側断面に合致している構成とすることができる。

本発明はさらに、上記第２の心合手段が、上記ソケットの下端部およびこの下端部に固定されたストッパによって形成されていてもよく、このストッパは、上記ソケットの下端部から離間している。

上記心合段部および／または上記ストッパは中空の断面輪郭を有していることが好ましい。

上記基台は、トレイの形状に構成することができ、その周囲を巡る側壁と少なくとも１個のオーバーフロー栓とを備えることができる。

上記基台はその底面に、例えば、２個が固定ローラで２個がキャスターローラ、あるいは４個すべてがキャスターローラである態様で、複数のローラを備えているのが好ましい。

上記ソケットのそれぞれは、長手方向に延びかつ上端で開口する少なくとも１本の切溝を備えているのが好ましい。

本発明野さらなる利点および特徴は、図面を参照して説明する下記の記載から明らかになるであろう。

図１は、底面に複数のローラ４を備えたほぼ長方形の基台２を有する本発明による保管装置の斜視図を示している。上記ローラ４は、例えば２個がキャスターローラで２個が固定ローラであり、あるいは少なくとも１個のローラにブレーキが取り付けられた４個のキャスターローラである。基台２は、例えば植木鉢を並べる機能を有するほぼ平坦かつ水平な１枚の床板８を備え、基台２はトレイの形状を有し、かつその周囲は例えば数センチメートルの高さの側壁１０で取り囲まれている。床板８の幅が狭い方の両端縁部にはそれぞれオーバーフロー栓１２が配置され、このオーバーフロー栓１２は、床板８上の液面の高さを調整することができるように高さ調整可能である。いずれのオーバーフロー栓１２も、長方形の床板８から水平に突出した両端縁部１４に配置されており、その結果、図２に狭い方の両端縁部１５が示されているように、オーバーフロー栓１２が配置されていない長方形の床面が確保されている。突出した両端縁部１４は、長方形、多角形、円の一部を形成する形状、または任意形状のような、いずれの形状であってもよい。

基台２の四隅部のそれぞれには、支柱２０を取り外し可能に収容するための、正方形（図３、図４）の断面形状を有するソケット１６が設けられている。各ソケット１６はその下端にストッパ２２を備えており、この場合のストッパ２２は、より小さい断面を備えた正方形の入れ子である。ストッパ２２の高さおよび位置は、ソケット１６内に挿入可能な支柱２０の深さを規定する。図１〜図４および図８に示されている第１の実施の形態においては、図８に詳細に示されているように、ストッパ２２がソケット１６から下方に突出して、数個の基台２を心合状態で上下に積重ねることを可能にしている。第１の心合手段としても作用するストッパ２２に接して、第２の心合手段として作用する第２の心合部材２４が設けられ、この心合部材２４の外側断面は、下記にも説明されているように、中空形状を有する支柱２０の内側断面に合致している。

各ソケット１６の上端部の隣接する二つの壁面には、鉛直方向に延びて上端に開口する切込み３０が形成されている。

基台２の床板８の長手方向の側板１０の下側には、耐負荷強度を増大させるための補強部材１８が設けられている。

複数の保管台４０が４本の支柱２０に取外し可能に取りつけられ、このような保管台４０の一つが図６に詳細に示されている。保管台４０は、ほぼ平坦な床板４１と、この床板４１を取り囲んでトレイを形成する側板４４とを備えている。保管台４０は、基台２の場合と同様に、オーバーフロー栓（図示されていないが、オーバーフロー栓を支持する孔のみが床板４１に示されている）を支持するのに役立つ突出部５４を狭い方の両端縁部４３に備えており、その結果、狭い方の両端縁部４３によって示されているように、オーバーフロー栓が配置されていない長方形の開放された床面が確保されている。この場合、突出部５４は円の一部の形状を有しているが、いかなる形状であってもよい。

各保管台４０には、支柱２０に挿入される４個の鉤形取付け部材４２が設けられている。本実施の形態の場合、取付け部材４２は、保管台４０の狭い方の両端縁部４３の隅部に配置されている。各取付け部材４２は、本実施の形態では自由端が保管台４０の長手方向の側壁５０の方向を向いた挿入端部４６を備えている。ここには図示されていない別の実施の形態においては、挿入端部が長手方向の側壁５０と平行になるように終端している。

各挿入端部４６は、支柱２０に挿入かつ嵌合する一対の窪み４８，４８ａを備えている。図７は挿入端部４６の拡大図を示す。窪み４８ａは、保管台４０を裏返しにして（板４１が下を向くように）支柱２０に吊り掛けるのを可能にする。

図５は、Ｃ字状の断面形状を有する中空の支柱２０を示し、この支柱２０は、腹部６０と、腹部６０から延びる一対の肢部６１と、各肢部６１から互いに相手側に向かってそれぞれ延びる縁部６２とを有する。支柱２０の各端部には、縁部６２間を連結する連結片７０が互いに間隔をおいて設けられている。

支柱２０にはその全長に亘って、互いに間隔をおいた複数の第１の挿入孔２８．１が腹部６０に配置され、腹部６０の反対側には、連続的な溝２６が縁部６２間に形成されて、連結片７０を除く支柱２０の全長に亘って延びている。

支柱２０にはその全長に亘って、互いに間隔をおいた複数の第２の挿入孔２８．２が肢部６１に配置され、これら第２の挿入孔２８．２の大きさ、形状および相互間隔は、第１の挿入孔２８．１にほぼ一致している。しかしながら、強度維持のために、第１および第２の挿入孔は、支柱２０の長手方向にずれており、すなわち、長手方向に見たときに、一つの第１の挿入孔２８．１が二つの第２の挿入孔２８．２の間に配置され、また一つの第２の挿入孔２８．２が二つの第１の挿入孔２８．１の間に配置され、その結果、中空構造が極度に弱体化しないようになっている。

したがって、支柱２０の長手方向の軸線２１に関して、挿入孔２８．１，２８．２および溝２６は、互いに９０°および１８０°回転した位置に配置されている。

第１および第２の挿入孔２８．１，２８．２が、図３および図４に示されているように９０°の角間隔を保って２列に配置されていることにより、図１に示すように、挿入端部４６が保管台の長手方向に対して横方向に終端している図６に示されている保管台４０に加えて、挿入端部が保管台の長手方向に終端している保管台も一つの共通の保管装置に取り付けることができるという利点がある。

さらに、各支柱は、その長手方向のほぼ中間に、さらなる一つの連結片（図示せず）または支柱の長手方向に間隔をおいた複数の連結片を連結片７０と同様の態様で設けることができる。

図８を参照すると、図１〜図４に示された本発明の第１の実施の形態がより詳細に示されている。図８は、基台２のソケット１６に沿った縦断面図であり、床板８および側壁１０は示唆されているに過ぎない。

本実施の形態における、正方形の内側および外側断面を有するソケット１６は、その下端部１６ａにストッパ２２を備えており、このストッパ２２は、第１の心合手段としての機能をも有し、本実施の形態においては、ソケット１６と同様の正方形の内側および外側断面を有し、ソケット１６の下端部１６ａに溶接されている。あるいは、外側断面がソケット１６の内側断面に合致し、かつ無垢または任意の内側断面を有する心合部材をソケット１６の下端部１６ａの直下に固定することも可能である。

本実施の形態においては、第２の心合手段２４がストッパ２２に固定され、この第２の心合手段２４は正方形の内側および外側断面を有し、第２の心合手段２４の外側断面は、支柱２０の内側断面に合致し、かつ本実施の形態においては、第１の心合手段２２の内側断面にも合致する。

第１の心合手段２２は、その下方に配置された基台２の破線で示すソケット１６の上端部１６ｂ内に上方から係入させる態様で、数個の基台２を心合させてしっかりと嵌合させて直接上下に積重ねることができる。このようにして、２台または多数の基台２を、位置ずれが生じないように一体にした積重ね体として保管し、輸送し、あるいは移動させることが可能になる。同様に、第２の心合手段２４は、この第２の心合手段２４を破線で示す支柱２０内に係入させる態様で、複数の保管装置を積重ねることができる。

図８による実施の形態においては、心合手段２２，２４の外側断面が、一方ではソケット１６の内側断面に合致させ、他方では支柱２０の内側断面に合致させる必要があるが、相互係合を容易にするために、前者は後者よりも若干小さく形成しなければならない。

図９は本発明の第２の実施の形態を示し、ソケット１６の下端部１６ａに溶接によって取付けられた心合ソケット８０によって第１の心合手段が形成され、この心合ソケット８０の内側断面がソケット１６の外側断面に合致する。第１の実施の形態の第２の心合手段に対応する第２の心合手段２４は、同様にソケット１６の下端部１６ａに取り付けられ、かつ心合ソケット８０と同様にソケット１６の下端部１６ａから突出している。

数個の基台２を上下に積重ねる際には、何れの場合でも、第１の心合手段としての心合ソケット８０が、下方の基台のソケット１６の上端部１６ｂの外側に被さり、複数の保管装置１を上下に積重ねる際には、図９に破線で示す下方の保管装置の支柱２０内に心合手段２４が係入する。

図１０は本発明の第３の実施の形態を示し、第１の心合手段が、図９と同様に心合ソケット８０によって形成されているが、第２の心合手段はソケット１６の下端部によって形成され、この下端部には、その下端から距離ｄだけ離間してストッパ８４が溶接等によって固定されている。

本実施の形態においては、１台の保管装置を他の保管装置の上方に配置する場合、一方の基台を他方の保管装置の上方に配置するときに、心合ソケット８０がソケット１６の上端部１６ｂを取り囲んだ状態で、図１０に破線で示されているように、支柱２０の上端部が、ストッパ８４に当接する位置までソケット１６の内部に収容される。

図１１はさらに別の実施の形態を示し、第１の心合手段は、上述の実施の形態と同様に心合ソケット８０によって形成されているが、ソケット１６内には１個のストッパ８２のみが設けられている。このストッパ８２は、図９および図１１に示すようにソケット１６の下端部と同一平面で終端していても、あるいは図１０に示すように引っ込んで配置されていてもよい。

ここでは、上述の実施の形態とは異なり、第２の心合手段が支柱２０′の一端に溶接等によってしっかりと固定された心合段部８６によって形成されている。この心合段部８６の外側断面は支柱２０′の内側断面にほぼ合致し、２台の保管装置が上下に積み重ねられるときに、図１１に破線で示されているように（下方の支柱２０または２０′）、支柱２０′がしっかりと嵌合する。

図１１に示された実施の形態においては、たとえストッパ８２がソケット１６の下端部と同一平面で終端していても、心合段部８６の心合機能の大部分は、心合ソケット８０によって受け継がれ、僅かな横方向（支柱２０′の長手方向と直交する方向）の遊びが存在するのみなので、心合段部８６を省略することも可能である。

図１２は本発明のさらに別の実施の形態を示し、第１の心合手段２２は図８に示された第１の実施の形態のように形成されている。第２の心合手段は、支柱２２″の一端に溶接等で固定された心合ソケット８８によって形成されている。第１の実施の形態における心合部材２２の外側断面は、図８に示されているように、ソケット１６の内側断面に合致しているが、心合ソケット８８の内側断面は心合部材２２の外側断面にも支柱２２″の外側断面にも合致している。図１１および図１２に示されている実施の形態においては、２本以上の支柱２０′，２０″を接続することが可能なため、支柱２０′，２０″を分割可能に構成して、多数の部分からなる支柱を形成する可能性を有する利点がある。

本発明による保管装置の概略的斜視図 図１の保管装置の基台の概略的斜視図 図２の基台の隅部の平面図 図３の隅部の斜視図 図１の保管装置の支柱の拡大された部分的斜視図 図１の保管装置の保管台の斜視図 図６の保管台の挿入端部の拡大図 図３および図４の隅部の断面図 図２の基台の変形の隅部の断面図 図２の基台の別の変形の隅部の断面図 図２の基台の別の変形の隅部の断面図 図２の基台の別の変形の隅部の断面図

符号の説明

１ 保管装置
２ 基台
４ ローラ
８ 床板
１０ 側壁
１２ オーバーフロー栓
１４ 突出した端縁部
１５ 幅の狭い側部
１６ ソケット
１６ａ 下端部
１６ｂ 上端部
２０，２０′，２０″ 支柱
２１ 長手方向の軸線
２２ ストッパ／第１の心合段部（第１の心合手段）
２４ 第２の心合段部
２６ スロット
２８．１，２８．２ 挿入孔
３０ 切溝
４０ 保管台
４１ 床板
４３ 幅の狭い側部
４４ 側壁
４６ 挿入端部
４８，４８ａ 窪み
５０ 長手方向の側部
５４ 突出した端縁部
６０ 腹部
６１ 肢部
６２ 縁部
７０ 連結片
８０ 心合ソケット（第２の心合手段）
８２ ストッパ
８４ ストッパ（第２の心合手段）
８６ 心合段部（第２の心合手段）
８８ 心合ソケット（第２の心合手段）

Claims (21)

1. 矩形の基台（２）を有し、該基台（２）が、ほぼ平坦な床板（８）と該床板（８）に垂直に配置された、開放された内側断面を有する４個のソケット（１６）とを備え、該ソケット（１６）のそれぞれは、中空に形成された支柱（２０，２０′，２０″）を取外し可能に収容し、保管台（４０）を支持するために、前記支柱（２０，２０′，２０″）の外側断面が前記ソケット（１６）の内側断面に合致するように構成された保管装置（１）において、
   少なくとも一つのソケット（１６）の下端部（１６ａ）の領域に、別の基台（２）のソケット（１６）の上端部（１６ｂ）と心合状態で協働するための第１の心合手段（２２，８０）が形成され、かつ
   前記少なくとも一つのソケット（１６）の下端部（１６ａ）が別の保管装置（１）の支柱（２０，２０′，２０″）の上端部と協働するための第２の心合手段（２４，８６，８８）が設けられていることを特徴とする保管装置。
2. 前記第２の心合手段（２４，８６）が、前記ソケット（１６）の下端部（１６ａ）の領域に形成されていることを特徴とする請求項１記載の保管装置。
3. 前記ソケット（１６）が正方形の内側断面を有することを特徴とする請求項１または２記載の保管装置。
4. 前記第１の心合手段が、前記ソケット（１６）の下端部（１６ａ）に取付けられて該下端部（１６ａ）から突出する第１の心合段部（２２）によって形成され、該第１の心合段部（２２）の外側断面が前記ソケット（１６）の内側断面に合致していることを特徴とする請求項１から３のいずれか１項記載の保管装置。
5. 前記第１の心合手段が、前記ソケット（１６）の下端部（１６ａ）に取付けられて該下端部（１６ａ）から突出する心合ソケット（８０）によって形成され、該心合ソケット（８０）の内側断面が前記ソケット（１６）の外側断面に合致していることを特徴とする請求項１から３のいずれか１項記載の保管装置。
6. 前記第２の心合手段が、前記第１の心合段部（２２）に取付けられて該第１の心合段部（２２）から突出する第２の心合段部（２４）によって形成され、該第２の心合段部（２４）の外側断面が前記支柱（２０）の内側断面に合致していることを特徴とする請求項４記載の保管装置。
7. 前記第２の心合手段が、前記ソケット（１６）の下端部（１６ａ）に取付けられて該下端部（１６ａ）から突出する心合段部（２４）によって形成され、該心合段部（２４）の外側断面が前記支柱（２０）の内側断面に合致していることを特徴とする請求項５記載の保管装置。
8. 前記第２の心合手段が、各支柱（２０′）の一端に取付けられて該支柱の一端から突出する心合段部（８６）によって形成され、該心合段部（８６）の外側断面が前記支柱（２０′）の内側断面に合致していることを特徴とする請求項５記載の保管装置。
9. 前記第２の心合手段が、前記ソケット（１６）の下端部および該下端部に固定されたストッパ（８２，８４）によって形成されていることを特徴とする請求項５から８のいずれか１項記載の保管装置。
10. 前記ストッパ（８４）が、前記ソケット（１６）の下端部（１６ａ）から距離（ｄ）だけ離間していることを特徴とする請求項９記載の保管装置。
11. 前記第２の心合手段が、支柱（２０″）の一端に固定された心合ソケット（８８）によって形成され、該心合ソケット（８８）の内側断面が前記第１の心合段部（２２）の外側断面に合致していることを特徴とする請求項４記載の保管装置。
12. 請求項１から１１のいずれか１項記載の保管装置（１）のための基台（２）であって、
    ほぼ平坦な床板（８）と該記床板（８）に垂直に配置された、開放された内側断面を有する４個のソケット（１６）とを備え、該ソケット（１６）のそれぞれは、中空に形成された支柱（２０，２０′，２０″）を取外し可能に収容し、保管台（４０）を支持するために、前記支柱（２０，２０′，２０″）の外側断面が前記ソケット（１６）の内側断面に合致するように構成された基台（２）において、
    少なくとも一つのソケット（１６）の下端部（１６ａ）の領域に、別の基台（２）のソケット（１６）の上端部（１６ｂ）と心合状態で協働するための第１の心合手段（２２，８０）が形成され、かつ
    前記少なくとも一つのソケット（１６）の下端部（１６ａ）が別の保管装置（１）の支柱（２０，２０′，２０″）の上端部と協働するための第２の心合手段（２４，８６，８８）が設けられていることを特徴とする基台。
13. 前記第２の心合手段（２４，８６）が、前記ソケット（１６）の下端部（１６ａ）の領域に形成されていることを特徴とする請求項１２記載の基台保管装置。
14. 前記第１の心合手段が、前記ソケット（１６）の下端部（１６ａ）に取付けられて該下端部（１６ａ）から突出する第１の心合段部（２２）によって形成され、該第１の心合段部（２２）の外側断面が前記ソケット（１６）の内側断面に合致していることを特徴とする請求項１２または１３記載の基台。
15. 前記第１の心合手段が、前記ソケット（１６）の下端部（１６ａ）に取付けられて該下端部（１６ａ）から突出する心合ソケット（８０）によって形成され、該心合ソケット（８０）の内側断面が前記ソケット（１６）の外側断面に合致していることを特徴とする請求項１２または１３記載の基台。
16. 前記第２の心合手段が、前記第１の心合段部（２２）に取付けられて該第１の心合段部（２２）から突出する第２の心合段部（２４）によって形成され、該第２の心合段部（２４）の外側断面が前記支柱（２０）の内側断面に合致していることを特徴とする請求項１４記載の基台。
17. 前記第２の心合手段が、前記ソケット（１６）の下端部（１６ａ）に取付けられて該下端部（１６ａ）から突出する心合段部（２４）によって形成され、該心合段部（２４）の外側断面が前記支柱（２０）の内側断面に合致していることを特徴とする請求項１５記載の基台。
18. 前記第２の心合手段が、前記ソケット（１６）の下端部および該下端部に固定されたストッパ（８２，８４）によって形成されていることを特徴とする請求項１５記載の基台。
19. 前記ストッパ（８４）が、前記ソケット（１６）の下端部（１６ａ）から距離（ｄ）だけ離間していることを特徴とする請求項１８記載の基台。
20. 前記ストッパ（８２，８４）が中空の断面輪郭を有していることを特徴とする請求項１８または１９記載の基台。
21. 前記心合段部（２２，２４，８６）が中空の断面輪郭を有していることを特徴とする請求項１２から２０のいずれか１項記載の基台。

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