JPH07265135A - 多段棚 - Google Patents

多段棚

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JPH07265135A
JPH07265135A JP6085685A JP8568594A JPH07265135A JP H07265135 A JPH07265135 A JP H07265135A JP 6085685 A JP6085685 A JP 6085685A JP 8568594 A JP8568594 A JP 8568594A JP H07265135 A JPH07265135 A JP H07265135A
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leg insertion
leg
plate
legs
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Toshiyuki Tachikawa
敏幸 立川
Masao Iwata
昌夫 岩田
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Sanko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】四隅に脚差し込み支柱s5が配設された棚板S
及び該脚差し込み支柱に挿着可能な脚Cを有するととも
に、上に位置する棚板の脚差し込み支柱と下に位置する
棚板の脚差し込み支柱とが横方向の移動が阻止されるよ
うに嵌合された多段棚に関するものである。 【効果】多段棚を、棚板及び脚のみを用いて多段に組み
立てるように構成したので、多段棚を構成する部品数が
少なく、しかも、組み立て工具を必要としないので、従
って、多段棚の組み立て作業或いは分解作業が簡単に短
時間で行えるとともに、分解して保管する場合にも、部
品の保管スペースが少なくて済む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工場や倉庫等における
物品の貯蔵、保管、商店等における物品の陳列、保管、
家庭や事務所等における物品の保管、整理或いは小動物
の飼育等の種々の分野で使用される多段に組み立て可能
な多段棚に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ボルト等の適当な固着具により、
棚板に側板或いは脚等の部品を取り付けて多段に組み立
てられた多段棚が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の多段棚
は、必須の構成部品である棚板及び脚以外にも、固着
具、側板或いは取り付け工具等の種々の部品、工具を必
要とするため、多段棚の組み立て作業或いは分解作業に
相当の時間と労力を必要とするとともに、熟練を要して
いる。また、部品数が多く、また、特殊な工具等を必要
とするために、これら部品や工具等の管理、保管が必要
となり、特に、分解して保管する場合には、部品や工具
の整理に相当の時間と労力を必要とするとともに、広い
保管スペースを必要としている。
【0004】本発明の目的は、上述した従来の多段棚が
有する課題を解決するとともに、上下方向或いは横方向
にも安定して棚を配設することができるとともに、汎用
性に富んだ多段棚を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した目的
を達成するために、多段棚において、第1には、四隅に
脚差し込み支柱が配設された棚板及び脚差し込み支柱に
挿着可能な脚を有するとともに、上に位置する棚板の脚
差し込み支柱と下に位置する棚板の脚差し込み支柱とが
横方向の移動が阻止されるように嵌合されたものであ
り、第2には、上に位置する棚板の脚差し込み支柱が、
下に位置する棚板の脚差し込み支柱に挿着されることに
より、脚差し込み支柱の横方向の移動が阻止されるよう
にしたものであり、第3には、上に位置する棚板の脚差
し込み支柱の下端部が、下に位置する棚板の段積み突起
の外壁に当接することにより、脚差し込み支柱の横方向
の移動が阻止されるようにしたものであり、第4には、
棚板の下面に脚を収納するようにしたものであり、第5
には、棚板の枠部の外側壁にプレート受けを配設したも
のであり、第6には、棚ユニットの周囲に網枠を装着し
たものであり、第7には、棚板にキャスター部材を取着
したものである。
【0006】以下に、本発明の実施例について説明する
が、本発明の趣旨を越えない限り何ら、本実施例に限定
されるものではない。
【0007】図1は、本発明の多段棚を、一例として、
3枚の棚板Sを脚Cを介して組み立てた状態を示す斜視
図であり、本発明の多段棚は、棚板S及び脚Cのみを用
いて多段に組み立てられるように構成されている。
【0008】以下に、図1、1枚の棚板S及び4本の脚
Cにより組み立てられる1段の棚(以下、このような1
段の棚を、単に、「棚ユニット」という。)の分解斜視
図である図2、図2のI−I線に沿った棚板Sの部分拡
大断面図である図3、一部切欠部を有する棚板Sの斜視
図である図4及び脚Cを棚板Sの裏面に収納する状態を
示す脚Cと部分的な棚板Sの斜視図である図5を用い
て、本発明の多段棚の必須の構成部品である棚板S及び
脚Cについて説明する。
【0009】棚板Sは、長手方向に対して垂直方向の断
面形状が下方に開口したコの字状の枠部s1〜s4を方
形状に配置するとともに、枠部s1〜s4の四隅には、
略四角筒状の脚差し込み支柱s5が配置されており、ま
た、方形状に配置された枠部s1〜s4内には、枠部s
1〜s4の上面s1’〜s4’より下方に位置する、物
品が載置される受け板s6が配設されている。このよう
に、受け板s6を、一段、枠部s1〜s4の上面s1’
〜s4’より低くすることにより、受け板s6上に載置
される物品の落下を防止することができるように構成さ
れている。また、脚差し込み支柱s5の上端部は、枠部
s1〜s4の上面s1’〜s4’より突出しており、ま
た、脚差し込み支柱s5の下端部は、枠部s1〜s4の
下端部より下方に位置するよう構成されている。
【0010】脚差し込み支柱s5は、略中央部に配設さ
れた水平な仕切り板s7を有しており、後述するよう
に、棚板Sを積み重ねたときに、下に位置する棚板Sの
仕切り板s7より上の脚差し込み支柱s5の凹部s5’
に、上に位置する棚板Sの凹部5”を有する仕切り板s
7より下の脚差し込み支柱s5が挿入できるように構成
されている。従って、脚差し込み支柱s5は、仕切り板
s7より上の脚差し込み支柱s5が、仕切り板s7より
下の脚差し込み支柱s5より太く形成されており、その
略中央部に段差が設けられている。また、水平な仕切り
板s7には、脚差し込み支柱s5内に溜まる雨水や洗浄
の際に溜まる水等を排水するための透孔s7’が穿設さ
れている。
【0011】s8は、受け板s6の裏面に突設された脚
保持部材であり、脚保持部材s8は、棚ユニットの組み
立てに必要な4本の脚Cを受け板s6の裏面に収納でき
るように、受け板s6の裏面に4個配設されている。脚
保持部材s8は、対向して配置された2枚の板状の保持
突片s9から構成されており、保持突片s9は、受け板
s6の裏面から垂設された略垂直状の垂下部s9’及び
垂下部s9’の端部から水平に延設された係合部s9”
から構成されている。2枚の保持突片s9は、係合部s
9”が、互いに反対方向に向くように配置され、また、
好ましくは、併設された2枚の保持突片s9は、正面形
状がハの字状になるように傾斜して配設される。
【0012】s10及びs11は、脚Cの長さに略等し
い間隔を置いて、受け板s6の裏面に垂設された垂直壁
であり、また、s12〜s14は、垂直壁s10、s1
1と直交するように、受け板s6の裏面から垂設された
垂直壁であり、垂直壁s10、s11と垂直壁s12〜
s14により区画された区画室s15〜s18内に、脚
Cが、脚保持部材s8により保持され収納されるように
構成されている。
【0013】s19は、枠部s1〜s4の外側壁に設け
られた、棚板S上に載置された物品に関する情報が表示
されたプレートを保持するためのプレート受けであり、
プレート受けs19は、上方が開口したコの字状の枠を
有し、プレート受けs19の枠と枠部s1〜s4の外側
壁との間に設けられた溝に上方からプレートを差し込む
ことにより、プレートを保持することができるように構
成されている。
【0014】次に、主として、脚Cの正面図である図6
及び図6のI−I線に沿った断面図である図7を用い
て、脚Cについて説明する。
【0015】脚Cは、胴部c1及び胴部c1の両端部に
配設された凸状の嵌合部c2、c3から構成されてお
り、一方の嵌合部c2は、上述した脚差し込み支柱s5
の凹部s5’に挿着可能なように、また、もう一方の嵌
合部c3は、脚差し込み支柱s5の凹部5”に挿着可能
なように形成されている。従って、嵌合部c2の平面形
状は、嵌合部c3の平面形状より大きく、即ち、嵌合部
c2は、嵌合部c3より太く形成されている(以下にお
いては、平面形状が大きい方の嵌合部c2を、「大きい
嵌合部c2」と称し、平面形状が小さい方の嵌合部c3
を、「小さい嵌合部c3」と称する。)。
【0016】図7に示されているように、胴部c1に
は、中間壁c1’が設けられており、また、胴部c1の
両端部には、胴部c1の最外側面c1”を形成する略コ
の字状の膨出部c5が設けられており、更に、膨出部c
5の略中央部には透孔c5’が穿設されている。胴部c
1の中間壁c1’の略中央部には、略方形状の係止孔c
6が設けられている。図5に示されているように、胴部
c1の中間壁c1’に設けられた係止孔c6に、受け板
s6の裏面に配設された脚保持部材s8を挿入して、脚
保持部材s8を構成する保持突片s9の係合部s9”
に、胴部c1の中間壁c1’に設けられた係止孔c6の
縁部c6’を係止することにより、脚Cを受け板s6の
裏面の区画室s15〜s18に収納することができるよ
うに構成されている。
【0017】次に、主として、図2を用いて、棚ユニッ
トUの組み立て方法について説明する。脚Cを小さい嵌
合部c3が上方に位置するように立設して、小さい嵌合
部c3を、棚板Sの脚差し込み支柱s5の凹部s5”に
挿着して棚ユニットUを組み立てる。図2に示されてい
るように、脚Cの膨出部c5が、対向する脚Cの外側に
位置するように棚板Sの脚差し込み支柱s5の凹部s
5”に挿着することにより、隣接して配設された棚ユニ
ットUの脚Cの膨出部c5同士を当接した後に、膨出部
c5の透孔c5’にボルトを挿入してナットで締めつけ
ることにより、隣接する棚ユニットU同士を連結するこ
とができる。このように、隣接する棚ユニットUを、脚
C同士を結合することにより横方向に連結して、安定し
た棚ユニットU群を構成することができるように構成さ
れている。
【0018】上述したように組み立てられた棚ユニット
Uの棚板Sの脚差し込み支柱s5の凹部5’に、脚Cの
大きい嵌合部c2を挿着するとともに、脚Cの上方に位
置する小さい嵌合部c3を、上述したように、棚板Sの
脚差し込み支柱s5の凹部5”に挿着して、順次、図1
に示されているように多段に棚ユニットUを組み立て
る。
【0019】次に、一部断面を含む受け板s6の裏面に
脚Cが収納された棚板Sを積み重ねる状態を示す正面図
である図8を用いて、棚板Sの積み重ねについて説明す
る。上述したように、棚ユニットUを構成する4本の脚
Cは、受け板s6の裏面に配設された脚保持部材s8を
脚Cの係止孔c6に挿着することにより、棚板Sに収納
される。このように4本の脚Cを収納した棚板Sは、上
に位置する棚板Sの脚差し込み支柱s5の凹部5”を、
下に位置する棚板Sの脚差し込み支柱s5の凹部5’に
挿入することにより、多段に積み重ねられるように構成
されているので、積み重ねられた棚板Sが、横方向に移
動することなく安定した状態で積み重ねられる。棚ユニ
ットUを構成する棚板S及び4本の脚Cは、常に、一体
となって保管されるので、棚ユニットUを組み立てる際
に、脚Cの紛失等の問題が解消されるとともに、積み重
ねられた棚板Sが、横方向に移動することなく安定した
状態で積み重ねることができるので、より多段に棚板S
を積み重ねることができるので、分解された棚ユニット
Uの保管スペースを低減できる。
【0020】図9は、図1に示されている多段棚に、網
枠Mを取り付けた状態を示す多段棚の斜視図である。s
20は、棚板Sの枠部s1〜s4の上面s1’〜s4’
の適当な箇所に穿設された透孔であり、m1は、棚板S
の枠部s1〜s4に穿設された透孔s20に挿入される
網枠Mの上端に垂設された上部棒体であり、また、m2
は、同じく棚板Sの枠部s1〜s4に穿設された透孔s
20に挿入される網枠Mの下端に垂下された下部棒体で
ある。上部棒体m1は、下部棒体m2より、長く形成さ
れている。従って、網枠Mの上部棒体m1を、上に位置
する棚ユニットUの棚板Sの枠部s1〜s4に穿設され
た透孔s20に挿入した後、網枠Mの下部棒体m2を、
下に位置する棚ユニットUの棚板Sの枠部s1〜s4に
穿設された透孔s20に挿入して、網枠Mを、棚ユニッ
トUに装着することができるように構成されている。
【0021】棚ユニットUの周囲に、このような網枠M
を装着することにより、一種の籠を形成することがで
き、従って、鳥等の小動物を飼育する飼育籠として本発
明の多段棚を使用することができる。なお、上記の透孔
s20は、枠部s1〜s4の長手方向に対して直角方向
に2個穿設されており、例えば、下に位置する棚ユニッ
トUの外側の透孔s20に網枠Mを装着した場合には、
上に位置する棚ユニットUの内側の透孔s20に網枠M
を装着して、上に位置する棚ユニットUにも、また、下
に位置する棚ユニットUにも、網枠Mを装着することが
できるように構成されている。
【0022】図10は、棚板Sにキャスター部材Kを取
着する断面を含む分解正面図であり、この実施例におい
ては、脚差し込み支柱s5の水平な仕切り板s7には、
透孔s7’に加えて、更に、キャスター部材用透孔s
7”が所定の間隔をおいて適当数穿設されている。k1
は、キャスター部k2を取り付けるための台座であり、
台座k1は、上記のキャスター部材用透孔s7”に挿入
可能な突起部k3’を有する外側円筒部k3、内側円筒
部k4、内側円筒部k4の上端部を覆う上部連結部k5
及び外側円筒部k3の下端部と内側円筒部k4の下端部
とを連結する下部連結部k6とにより構成されており、
外側円筒部k3と内側円筒部k4との間には、上方に開
口した間隙k7が設けられている。また、外側円筒部k
3に、外側円筒部k3の上端部に達する適当数の割り溝
を設けることにより、外側円筒部k3に弾性を持たせ
る。更に、上部連結部k5の略中央部には、ボルト用透
孔k5’が穿設されている。キャスター部k2は、キャ
スター支持部k8及びキャスターk9から構成されてお
り、キャスター支持部k8の上端には、上部連結部k5
の略中央部に穿設されたボルト用透孔k5’に挿入され
るボルトk8’が立設されている。なお、台座k1は、
合成樹脂等で、一体に成形されることが好ましい。
【0023】台座k1の上部連結部k5に穿設されたボ
ルト用透孔k5’に、キャスター部k2のボルトk8’
を挿入し、ボルトk8’にナットk9を螺合することに
よりキャスター部材Kを組み立てる。次いで、脚差し込
み支柱s5の凹部s5”に、台座k1を挿着するととも
に、外側円筒部k3の突起部k3’を、脚差し込み支柱
s5の仕切り板s7に穿設されたキャスター部材用透孔
s7”に挿入して、外側円筒部k3の突起部k3’を仕
切り板s7の上面に係合させることにより、キャスター
部材Kを棚板Sに取り付ける。
【0024】次に、本発明の多段棚を構成する棚ユニッ
トUの別の実施例の斜視図である図11及び枠部s2と
枠部s3により形成される棚板Sの角部の拡大斜視図で
ある図12を用いて、本発明の多段棚を構成する棚ユニ
ットUの別の実施例について説明する。
【0025】この実施例においては、脚差し込み支柱s
5には、上述したような段差が設けられておらず、側面
がストレートな略四角筒に形成されており、仕切り板s
7より上の脚差し込み支柱s5と、仕切り板s7より下
の脚差し込み支柱s5とは、同じ太さに形成されてお
り、また、仕切り板s7より上の脚差し込み支柱s5の
凹部s5’と、仕切り板s7より下の脚差し込み支柱s
5の凹部s5”も同じ大きさに形成されている。更に、
脚Cの胴部c1の両端部に配設された凸状の嵌合部c
2、c3も同じ大きさに形成されている。
【0026】脚差し込み支柱s5の枠部s2側の側面に
は、先端部s21’が、脚差し込み支柱s5の受け板s
6側の角部s22を囲むように延びて、先端部s21’
の一部が枠部s3上まで延設しており、しかも、脚差し
込み支柱s5より高い背丈を有する平面形状略方形状の
段積み突起s21が配設されている。このような段積み
突起s21は、図11に示されているように、枠部s2
の両端部及び枠部s4の両端部に配設された脚差し込み
支柱s5の枠部s2及び枠部s4側の側面に、それぞ
れ、配設されている。勿論、段積み突起s21を、枠部
s1の両端部及び枠部s3の両端部に配設された脚差し
込み支柱s5の枠部s1及び枠部s3側の側面に、それ
ぞれ、配設することもできる。
【0027】2枚の棚板Sが積み重ねられた状態を表す
枠部s2と枠部s3により形成される棚板Sの角部の拡
大斜視図である図13に示されているように、棚板Sを
積み重ねた場合に、上に位置する棚板Sの脚差し込み支
柱s5の下端部が、下に位置する棚板Sの段積み突起s
21の外壁s21”に当接するように嵌合して、積み重
ねられた棚板Sが、横方向に移動することなく安定した
状態で積み重ねられることができるように構成されてい
る。その他の構成については、上述した実施例と同じで
あるので、説明は省略する。
【0028】以下に、上述した本発明の実施例が奏する
作用効果について列挙する。
【0029】多段棚を、棚板S及び脚Cのみを用いて多
段に組み立てるように構成したので、多段棚を構成する
部品数が少なく、しかも、組み立て工具を必要としない
ので、従って、多段棚の組み立て作業或いは分解作業が
簡単に短時間で行えるとともに、分解して保管する場合
にも、部品の保管スペースが少なくて済む。
【0030】棚ユニットUの組み立てに必要な4本の脚
Cを、棚板Sに収納するように構成したので、棚ユニッ
トUを分解して保管する場合の保管スペースが少なくて
済むとともに、組み立ての際に、脚Cの不足が生じるこ
とが防止できる。
【0031】枠部s1〜s4の外側壁にプレート受けs
19を設け、棚板S上に載置された物品に関する情報が
表示されたプレートを保持するようにしたので、棚に載
置されている物品の取り出し、収納が間違いなく確実に
行える。
【0032】上に位置する棚板Sの脚差し込み支柱s5
の下部を、下に位置する棚板Sの脚差し込み支柱s5の
凹部5’に挿入することにより、棚板Sを積み重ねるよ
うにしたので、積み重ねられた棚板Sが、横方向に移動
することなく安定した状態で積み重ねられる。また、棚
ユニットUを構成する棚板S及び4本の脚Cは、常に、
一体となって保管されるので、棚ユニットUを組み立て
る際に、脚Cの紛失等の問題が解消される。更に、上記
のように積み重ねられた棚板Sが、横方向に移動するこ
となく安定した状態で積み重ねられるので、従って、よ
り多段に棚板Sを積み重ねることができるので、分解さ
れた棚ユニットUの保管スペースを低減できる。
【0033】棚板Sを積み重ねた際に、上に位置する棚
板Sの脚差し込み支柱s5の下部が、下に位置する棚板
Sの段積み突起s21の外壁s21”に当接して嵌合す
るように構成されているので、積み重ねられた棚板S
が、横方向に移動することなく安定した状態で積み重ね
られる。
【0034】棚ユニットUの周囲に、網枠Mを装着する
ことにより、一種の籠を形成することができ、従って、
鳥等の小動物を飼育する飼育籠として本発明の多段棚を
使用することができる。
【0035】キャスター部材Kを、棚板Sに取り付ける
ように構成したので、棚板Sの移動が簡単に行える。
【0036】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載するような効果を奏することが
できる。
【0037】多段棚を、棚板及び脚のみを用いて多段に
組み立てるように構成したので、多段棚を構成する部品
数が少なく、しかも、組み立て工具を必要としないの
で、多段棚の組み立て作業或いは分解作業が簡単に短時
間で行えるとともに、分解して保管する場合にも、部品
の保管スペースが少なくて済む。
【0038】棚ユニットの組み立てに必要な4本の脚
を、棚板に収納するように構成したので、棚ユニットを
分解して保管する場合の保管スペースが少なくて済むと
ともに、組み立ての際に、脚の不足が生じることが防止
できる。
【0039】枠部の外側壁にプレート受けを設け、棚板
上に載置された物品に関する情報が表示されたプレート
を保持するようにしたので、棚に載置されている物品の
取り出し、収納が間違いなく確実に行える。
【0040】積み重ねられた棚板が、横方向に移動する
ことなく安定した状態で積み重ねられるので、より多段
に棚板を積み重ねることができるので、分解された棚ユ
ニットの保管スペースを低減できる。
【0041】棚ユニットの周囲に、網枠を装着可能に構
成したので、一種の籠を形成することができ、従って、
鳥等の小動物を飼育する飼育籠として使用することがで
きる。
【0042】キャスター部材を、棚板に取り付けるよう
に構成したので、棚板の移動が簡単に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の多段棚の斜視図である。
【図2】図2は1枚の棚板及び4本の脚により組み立て
られる棚ユニットの分解斜視図である。
【図3】図3は図2のI−I線に沿った棚板の部分拡大
断面図である。
【図4】図4は一部切欠部を有する棚板の斜視図であ
る。
【図5】図5は脚を棚板の裏面に収納する状態を示す脚
及び部分的な棚板の斜視図である。
【図6】図6は脚の正面図である。
【図7】図7は図6のI−I線に沿った脚の断面図であ
る。
【図8】図8は一部断面を含む受け板の裏面に脚が収納
された棚板を積み重ねる状態を示す正面図である。
【図9】図9は図1に示されている多段棚に網枠を取り
付けた状態を示す多段棚の斜視図である。
【図10】図10は棚板にキャスター部材を取着する断
面を含む分解正面図である。
【図11】図11は本発明の多段棚を構成する棚ユニッ
トの別の実施例を示す斜視図である。
【図12】図12は棚板の角部の拡大斜視図である。
【図13】図13は棚板が積み重ねられた状態を表す棚
板の角部の拡大斜視図である。
【符号の説明】
C・・・・・・・・・脚 K・・・・・・・・・キャスター部材 S・・・・・・・・・棚板 M・・・・・・・・・網枠 U・・・・・・・・・棚ユニット c1・・・・・・・・胴部 c2、c3・・・・・嵌合部 k1・・・・・・・・台座 k2・・・・・・・・キャスター部 k9・・・・・・・・キャスター s1〜s4・・・・・枠部 s5・・・・・・・・脚差し込み支柱 s6・・・・・・・・受け板 s7・・・・・・・・仕切り板 s8・・・・・・・・脚保持部材 s19・・・・・・・プレート受け s21・・・・・・・段積み突起

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】四隅に脚差し込み支柱が配設された棚板及
    び該脚差し込み支柱に挿着可能な脚を有するとともに、
    上に位置する棚板の脚差し込み支柱と下に位置する棚板
    の脚差し込み支柱とが横方向の移動が阻止されるように
    嵌合可能であることを特徴とする多段棚。
  2. 【請求項2】上に位置する棚板の脚差し込み支柱が、下
    に位置する棚板の脚差し込み支柱に挿着されることによ
    り、該脚差し込み支柱の横方向の移動が阻止されること
    を特徴とする請求項1に記載の多段棚。
  3. 【請求項3】上に位置する棚板の脚差し込み支柱の下部
    が、下に位置する棚板の段積み突起の外壁に当接するこ
    とにより、該脚差し込み支柱の横方向の移動が阻止され
    ることを特徴とする請求項1に記載の多段棚。
  4. 【請求項4】棚板の下面に上記脚を収納するようにした
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に
    記載の多段棚。
  5. 【請求項5】棚板の枠部の外側壁にプレート受けを配設
    したことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1
    項に記載の多段棚。
  6. 【請求項6】棚ユニットの周囲に網枠を装着したことを
    特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の
    多段棚。
  7. 【請求項7】棚板にキャスター部材を取着したことを特
    徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の多
    段棚。
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