JPH0127126Y2 - - Google Patents

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JPH0127126Y2
JPH0127126Y2 JP12663282U JP12663282U JPH0127126Y2 JP H0127126 Y2 JPH0127126 Y2 JP H0127126Y2 JP 12663282 U JP12663282 U JP 12663282U JP 12663282 U JP12663282 U JP 12663282U JP H0127126 Y2 JPH0127126 Y2 JP H0127126Y2
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JP
Japan
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remote terminal
magnetic recording
resistor
frequency
personal computer
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JP12663282U
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JPS5933112U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、パーソナルコンピユータ(以下パソ
コンという)の外部データ入出力装置として使用
されるとともに、一般の音楽等の録音再生に使用
される磁気記録再生装置に関する。
従来例の構成とその問題点 近年パソコンは、事務の合理化、学習、趣味等
で非常に多く使用されている。しかしパソコンは
一般的に記憶容量が小さく、特に不揮発性の記憶
容量は限られているので、電源を切ると、デー
タ、プログラム等多くの内部記憶が破壊される。
したがつて外部データ入出力装置として一般に普
及している安価な磁気記録再生装置が多く使用さ
れている。
以下従来の磁気記録再生装置を第1図に示して
説明するテープ上の信号はヘツド1によつて再生
され、前置増巾器2に入力され、再生周波数特性
補償定数抵抗器8、再生周波数補償定数コンデン
サ9からなる周波数補償回路と、抵抗器10とに
よつて帰還がかけられ、周波数補償を受け利得を
与えられる。さらに可変抵抗器7を介して、電力
増巾器3で増幅され、出力端子4の可動接片a、
固定接片bを通じて、スピーカ5に供給される。
また、電力増巾器3の出力を外部に取り出す時
は、出力端子4の可動接片a、固定接片cより取
り出すことができる。
一方14は、テープ走行を外部からの信号によ
り一時停止させるためにモータ6に直列に挿入さ
れた外部制御端子であり、固定接片b,c、可動
接片aを有している。
以上のように構成された従来の磁気記録再生装
置について、以下その動作について説明する。
テープに記録された信号は、ヘツド1で再生さ
れ前置増巾器2で、周波数補償回路と、抵抗器1
0によつて周波数特性と利得が決定された増巾を
受け、可変抵抗器7を介して出力制御され、さら
に電力増巾器3で増巾され、出力端子4の可動接
片aと固定接片bを通じてスピーカ5を駆動して
聞くことができる。他方、テープ走行用のモータ
6の電流は、電源よりモータ6に通じて、外部制
御端子14の可動接片a、固定接片bを介してア
ースに落ちる。
この磁気記録再生装置が、パソコンのデータ入
力装置として使われる場合は、出力端子4の可動
接片a、固定接片cより出力される。
またパソコンの命令によつてデータの入力を行
なうため、すなわちパソコン側でテープの走行の
制御をするために、外部制御端子14の可動接片
aと固定接片cとの間にパソコン側にあるスイツ
チ(図示せず)が介装されるように接続され、こ
のスイツチのオン・オフによつて遠隔制御され
る。
しかしながら上記第1図の構成は、通常の音楽
テープ等を再生して聞くのに適した構成となつて
いる。すなわち第3図に示すように前置増巾器2
の無帰還周波数特性aに対して、抵抗器8、コン
デンサ9からなる周波数補償回路によつて第3図
bの特性となるよう帰還をかけ、したがつて出力
端子4におけるテープ信号の再生周波数特性を第
4図のbに示すような特性としている。一般に、
普及型と呼ばれる安価な磁気記録再生装置では、
スピーカ5の再生周波数帯域が狭く、増巾器の帯
域が広い場合には音が歪んで聞きぐるしくなるた
めに、増巾器も再生周波数帯域を狭くするように
構成している。しかしこの磁気記録再生装置を、
パソコンと接続した場合、入力されるのはパルス
波である。すなわち第5図に示すように本来必要
な波形がaであるのに対し、増巾器の再生周波数
帯域が狭いためにbのような波形がパソコンに入
力され、これは本来必要とされる波形と異なるた
め、パソコン内部で解読できず、データのエラー
が発生するという問題があつた。
考案の目的 本考案は、上記従来の問題を解消するもので、
音楽テープ等をスピーカで聞く場合には、スピー
カに合つた再生周波数特性にし、また、パソコン
へのデータ入力装置として使う場合には、パソコ
ンの入力信号の再生に必要な、再生周波数特性と
なすような磁気記録再生装置を提供することを目
的とする。
考案の構成 本考案は、パソコンからの命令でテープの走行
用モータの制御用リモート端子と、それに連動す
るスイツチを設け、このスイツチによつて増巾器
の再生周波数特性を決定する周波数補償回路を切
り換えて制御し、この磁気記録再生装置の増幅器
を制御して音楽再生などの一般用、またはパソコ
ンのデータ入出力用などの用途に合せた再生周波
数特性を得るものである。
実施例の説明 第2図に実施例を示すが、1〜7の番号を付し
たものは第1図のものと同じ機能を有するもので
ある。直列接続された抵抗器11とコンデンサ1
2は、パソコン接続時に選択される周波数補償回
路で、一端は前置増巾器2の、反転入力に、他端
は、リモート端子13と連動するスイツチ片d,
e,fのうちの固定接片dに接続されている。ま
たこのスイツチの可動接片eは、前置増巾器2の
出力に接続されている。
また、音楽再生などの場合の周波数補償に用い
る、抵抗器8、コンデンサ9の直列回路は、前置
増巾器2の反転入力と、リモート端子13と連動
するスイツチの固定接片fとの間に接続されてい
る。
以上のように構成された本実施例の磁気記録再
生装置について、以下その動作を説明する。
まず、スピーカ5にて音楽テープ等を再生する
場合には、リモート端子13には何も接続されな
い状態で使用し、抵抗器8とコンデンサ9からな
る周波数補償回路がリモート端子13と連動する
スイツチの固定接片fから可動接片eを通して、
前置増巾器2の反転入力と出力との間に介挿さ
れ、スピーカ5の周波数帯域に適した周波数特性
をこの周波数補償回路による帰還によつて得るこ
とができる。したがつて増巾器の帯域がスピーカ
5に比べて広すぎることがなく再生歪の発生を防
止できる。
次に磁気記録再生装置を、パソコンのデータ入
出力装置として使用する時は、パソコンのデータ
入力端子と、磁気記録再生装置の出力端子4と接
続し、またパソコンの命令によつて、テープの走
行をオン・オフするためにパソコンの制御出力端
子とリモート端子13とを接続する。
この時、抵抗器11、コンデンサ12とからな
る。周波数補償回路が、リモート端子13と連動
するスイツチの固定接片d、可動接片eを通じて
前置増巾器2の反転入口と出力の間に介挿され、
すなわち抵抗器11、コンデンサ12の帰還路に
よつて前置増巾器2の再生周波数特性は、パソコ
ンのデータ伝送に必要な帯域の広い周波数特性と
なる。
上記2つの場合の周波数特性について第3図、
第4図に示して説明する。第3図は前置増巾器2
自身の周波数特性を示すもので、特性aは前置増
巾器2の無帰還特性である。特性bは抵抗器8と
コンデンサ9の直列回路を用いて帰還させた場合
の特性で、前述のようにスピーカ5で再生する場
合に適した狭狭域特性である。なおこの時、時定
数をT、抵抗器8の値をR1コンデンサの値をC1
とすると、T=R1C1となる。
また磁気記録再生装置がパソコンと接続された
時は、リモート端子13の連動スイツチによつ
て、抵抗器11、コンデンサ12とからなる同波
数補償回路が選択され、抵抗器11の値をR2
コンデンサ12の値をC2とするとT=R2C2なる
時定数が定まる。ここでR2<R1とする。よつて
このパソコンを接続したときの前置増巾器2の周
波数特性は、第3図のcに示すようになる。また
この時のテープ再生周波数特性は第4図のcとな
り、T=R1C1の通常使用時の周波数特性である
第4図のbよりも帯域が広くなり、パソコンのデ
ータ伝送に必要な第5図aのパルス波形に近似し
た第5図のcの曲線となる。第5図からも明らか
なように、音楽再生時の第5図bの波形に比べて
同図cはaの波形に近く、パソコンにデータを入
力した時にエラーの発生を防止することが可能と
なつた。
考案の効果 以上のように本考案は、磁気記録再生装置の再
生周波数特性が増巾器の、周波数補償回路によつ
て決定されることに着目し、磁気記録再生装置の
リモート端子をパソコンとを接続した時に、この
リモート端子によつて周波数補償回路を切換えて
選択するように構成し、パソコン接続時には、再
生周波数帯域が広くなる特性に切換えるようにし
たことにより、パルス波形を忠実に伝送すること
ができ、パソコンでのエラー発生の防止という効
果を得ることができる優れた磁気記録再生装置を
実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の磁気記録再生装置の要部構成
図、第2図は本考案の一実施例における磁気記録
再生装置の要部構成図、第3図は前置増巾器の周
波数特性図、第4図は磁気記録再生装置の再生周
波数特性図、第5図はパルス波形の再生波形図で
ある。 1……ヘツド、2……前置増巾器、3……電力
増巾器、4……出力端子、5……スピーカ、8…
…抵抗器、9……コンデンサ、11……抵抗器、
12……コンデンサ、13……リモート端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. テープを走行させまたは停止させる制御信号が
    印加されたプラグと接続されるリモート端子と、
    このリモート端子に連動する切換スイツチを設
    け、リモート端子にプラグが接続された時、この
    リモート端子と連動する切換スイツチにより、増
    巾回路内の周波数補償回路を切換え再生周波数特
    性の帯域をリモート端子にプラグが接続されてい
    ない時の帯域より広くするように構成したことを
    特徴とする磁気記録再生装置。
JP12663282U 1982-08-20 1982-08-20 磁気記録再生装置 Granted JPS5933112U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12663282U JPS5933112U (ja) 1982-08-20 1982-08-20 磁気記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12663282U JPS5933112U (ja) 1982-08-20 1982-08-20 磁気記録再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5933112U JPS5933112U (ja) 1984-03-01
JPH0127126Y2 true JPH0127126Y2 (ja) 1989-08-14

Family

ID=30287880

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12663282U Granted JPS5933112U (ja) 1982-08-20 1982-08-20 磁気記録再生装置

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