JPH01271061A - 噴流式はんだ付け用ノズル - Google Patents

噴流式はんだ付け用ノズル

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JPH01271061A
JPH01271061A JP9767888A JP9767888A JPH01271061A JP H01271061 A JPH01271061 A JP H01271061A JP 9767888 A JP9767888 A JP 9767888A JP 9767888 A JP9767888 A JP 9767888A JP H01271061 A JPH01271061 A JP H01271061A
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JP
Japan
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nozzle
inner hole
molten solder
soldering
jet
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Pending
Application number
JP9767888A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kato
加藤 宏志
Teruo Okano
輝男 岡野
Junichi Onozaki
純一 小野崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamura Corp
Original Assignee
Tamura Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の目的) (産業上の利用分野) 本発明は、噴流式はんだ付け用ノズルに関するものであ
る。
(従来の技術) 第9図に示されるように、噴流式はんだ付け用ノズル1
0は、はんだ槽11内にてポンプ12から溶融はんだの
供給を受けて上側のプリント配線基板13に対し溶融は
んだ14を噴流するものであるが、このノズル10は、
第10図又は特開昭58−218368号公報°や実開
昭58−157261号公報等に示されるように、薄板
又は厚板を板金技術により曲げ加工し、その板部材を溶
接付けによって一体化することにより形成している。な
お、前記ポンプ12は、遠心羽根15が回転軸16に設
けられ、この回転軸16がベルト車17およびエンドレ
スベルト18からなる回転伝達機構を介してモータ19
により駆動され、このポンプ12によって、溶融はんだ
は下側の口から吸込まれダクト部20を経てノズル10
に圧送される。
(発明が解決しようとする課題) このような板金技術により形成したノズル10の内部で
は、はんだの流れがレイノルズ数Re〉4000の乱流
となり、噴流はんだ面に生ずる乱れによって、はんだ付
けの欠陥として良く知られているツララ、ブリッジ、シ
ョート(極間接続)、不濡れ等が生じやすい。特に、近
年のプリント配線基板は、ますます高密度実装へ移行し
ているので、このような欠陥が生じ易く、そして、プリ
ント配#!基板のはんだ付け欠陥は、いったん発生した
ら修復困難であり、歩留り向上が産業界で大きくクロー
ズアップされてきている。
前記はんだ付け欠陥を解消するためには、円滑で予め設
計されたはんだ流速を得るようノズルが製作されなけれ
ばならない。しかし、従来の板金の溶接付けでは、設計
通りのノズル形状を形成することが困難であるし、板金
間の溶接付け部分において前記乱流が生じ易く、また、
板金は熱変形による経時変化が避けられないので、最初
に設計された理想的な形状を保つことが困難であり、こ
の点からも前記乱流の問題が生じやすい。
本発明は、従来の板金技術を用いて形成することが常識
であったノズルを根底から考え直し、一体物ノズルによ
り管路抵抗を最少化することによって、ノズル内に理想
流れに近い近似!111を作り、実装密度の高いプリン
ト配線基板等に生じやすいはんだ付け不良を解消するこ
とを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は、はんだ槽11内にてポンプから溶融はんだの
供給を受けて上側のワークWに対し溶融はんだを噴流す
る噴流式はんだ付け用ノズルにおいて、全体を一体物に
よって形成されたノズル本体22と、このノズル本体2
2の内部に下部の溶融はんだ受け口23から上部の噴流
口24にわたって形成された流線型の内面を有する内孔
25とを備えたノズルである。
(作用) 本発明は、一体物からなるノズル本体22が熱変形等に
より経時変化することがなく、また、流線型の内面を有
する内孔25により流体力学におけるレイノルズ数Re
を2000以下に保つことにより、内孔25におけるは
んだ流れは近似層流となり、噴流された溶融はんだ面に
乱れがないので、このはんだ面にて整形されたはんだ付
けがなされる。
(実施例) 以下、本発明を第1図乃至第8図に示される各種の実施
例を参照して詳細に説明する。なお、はんだ槽の内部構
造は、第9図に示された従来例と同様であるから、その
説明を省略するが、本発明のノズルも同様のはんだ槽に
設けられている。
第1図及び第2図に示されるように、この噴流式はんだ
付け用ノズル21のノズル本体22は、全体が一体物に
よって形成されている。このノズル本体22の内部に、
下部の溶融はんだ受け口23から上部の噴流口24にわ
たって、流線型の内面を有する内孔25が形成されてい
る。
このようなノズル本体22の外形面および内孔25の流
線型曲面は、例えば、金属塊、陶磁器又は焼結体を切削
又は型成形するなどして加工形成する。その場合、予め
設側された流線特性のモデルを基にして、数値制御また
は倣いIIIwJされたカッターによって前記モデルと
流体力学的に相似な加工を忠実に行うか、又は設計され
た流線特性の型によって内孔25等を成形する。金属塊
の型成形として鋳造も含まれることは言うまでもない。
陶磁器は、セラミックを含む。
前記ノズル本体22は、前記溶融はんだ受け口23が開
口された取付7ランジ部31が下部に設けられ、この取
付フランジ部31にはボルト挿入孔32が設けられ、ま
た、前記内孔25の前側壁を形成する内側立上げ板部3
3が取付7ランジ部31から一体に立設され、この立上
げ板部33の上部に円弧状に形成された噴流案内板部3
4が連続的に設けられ、また、前記内孔25の後側壁を
形成する外側立上げ板部35が取付フランジ部31から
一体に立設され、この外側立上げ板部35と前記内側立
上げ板部33との上端間に前記噴流口24が開口され、
前記内孔25の左右側壁を形成する側壁板部36が取付
フランジ部31から噴流口24にわたって一体成形され
ている。
前記内孔25は第1図に示されるように流れ方向に流線
型に形成されているとともに、第2図に示されるように
前記内孔25の4箇所の角部に曲面31が形成されてい
る。このような内孔形状によって、後述される近似層流
が得られる。
第3図は、前記ノズル21が単体ではんだ槽11内に設
けられたものである。なお、ノズル21以外は第9図に
示されたものと同様であるから、同一の符号を使用し、
説明を省略する。
第4図および第5図に示されたはんだ槽は、前記ノズル
21のワーク搬入側にチップ対応ノズル41を配置した
ものである。このノズル41の噴流口には多孔板42が
被嵌され、この多孔板42に形成された多数の小孔を経
て上側に噴出された溶融はんだが突起状はんだ波43を
形成するので、ワークとしてのプリント配線基板Wに高
密度に搭載されたチップ部品の間隙内にもこの乱れたは
んだ波43が効果的に入り込み、次に、前記一体成形の
ノズル21の内孔25から噴出した鏡面のように平滑な
はんだ波44によって、前記突起状はんだ波43による
はんだ付け部分の整形がなされ、ツララ、ブリッジ等の
はんだ付け不良が生じない。
第4図はワーク搬送方向と同一方向に溶融はんだが噴流
されるようにノズル21が設けられ、また、第5図はワ
ーク搬送方向と対向する方向に溶融はんだが噴流される
ようにノズル21が設けられている。いずれの場合も、
ノズル21の下面にポンプからの溶融はんだの供給を受
ける一体物のダクト部45が前記ボルト挿入孔32に挿
入されたボルト46によって固定されている。このダク
ト部45の内部には、ポンプからノズル21にわたって
角部のない曲面状の案内孔47が成形されており、この
案内孔47が前記ノズル21の溶融はんだ受け口23に
連続的に合致されている。したがって、ポンプから圧送
された溶融はんだは、このダクト部45の案内孔47を
経てノズル21の内孔25に円滑に供給される。
このダクト部45も、金属塊、陶磁器又は焼結体を切削
又は型成形するなどして、ノズル21と同様に加工形成
する。
前記ワーク搬入側のノズル41の下部には従来(第9図
)のダクト部20と同様のダクト部48が設けられ、こ
のダクト部48を経てポンプからノズル41に溶融はん
だが圧送供給される。このようなダクト部45.48に
対し別個のポンプをそれぞれ設けるか、または共通のポ
ンプを設けるようにする。
そうして、第3図に示される単体ノズルの場合も、第4
図および第5図に示される複数ノズルの場合も、一体物
のノズル21は、ノズル本体22が熱変形等により経時
変化することがなく、また、流線型の内面を有する内孔
25により流体力学におけるレイノルズ数Reを200
0以下に保つことができ、このため、ノズル本体22内
のはんだ流れは近似層流となって上部に静かに噴流する
ので、そのはんだ面は鏡面のように平滑な面となり、こ
のはんだ面できれいなはんだ付けがなされる。
第6図は本発明の他の実施例を示すノズル21aであり
、このノズル21aも、全体を一体物によって形成され
たノズル本体22aの内部に、下部の溶融はんだ受け口
23aから上部の噴流口24aにわたって、流線型の内
面を有する内孔25aが形成されている。このノズル2
1aは、ワーク搬入側とワーク搬出側が対称に形成され
ているので、このノズル21aから噴流された溶融はん
だ44aは、ワーク搬入側とワーク搬出側とに分流され
る。前記ノズル本体22aの中程の厚みは10順以上を
確保する。
第7図およびW′S8図はさらに別の実施例のノズル2
H1を示し、このノズル21bも、全体を一体物によっ
て形成されたノズル本体22bの内部に、下部の溶融は
んだ受け口23bから上部の噴流口24bにわたって、
流線型の内面を有する内孔25bが形成されているが、
このノズル21bには、二つの噴流口24bが設けられ
ており、この二つの噴流口24bに対し内孔25bの上
部が分岐されて連通されている。このような20ノズル
の場合は、各噴流口24bから噴流されたはんだ波によ
って、ワークが2回のはんだ付けを連続的に受ける。
〔発明の効果〕
本発明によれば、全体を一体物によって形成されたノズ
ル本体の内部に、下部の溶融はんだ受け口から上部の噴
流口にわたって、流線型の内面を有する内孔が形成され
ているから、一体物ノズルの内部に理想的な曲線を有す
る内孔を形成して、管路抵抗を最少化することによって
、ノズル内に理想流れに近い近似層流を作り、乱れのな
い静かなはんだ面によって、はんだ付け部をきれいに整
形でき、実装密度の高いプリント配線基板等に生じやす
いはんだ付け不良を防止することができる。
また、・一体物ノズルは、熱変形による経時変化がほと
んどなく、近似層流を保てるノズル形状が長い間維持さ
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一体動ノズルの一実施例を示す斜視図
、第2図はその断面図、第3図はその一体動ノズルが設
けられたはんだ槽の斜視図、第4図および第5図はその
一体動ノズルをチップ対応ノズルと組合せて使用した実
施例の断面図、第6図は本発明のノズルの他の実施例を
示す断面図、第7図はさらに別の実施例を示すノズルの
斜視図、第8図は第7図に示されるノズルの断面図、第
9図は従来のノズルが取付けられた噴流式はんだ付け装
置の断面図、第10図はその従来のノズルの斜視図であ
る。 21・・ノズル、22・・ノズル本体、23・・溶融は
んだ受け口、24・・噴流口、25・・内孔。 竿1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)はんだ槽内にてポンプから溶融はんだの供給を受
    けて上側のワークに対し溶融はんだを噴流する噴流式は
    んだ付け用ノズルにおいて、全体を一体物によって形成
    されたノズル本体と、このノズル本体の内部に下部の溶
    融はんだ受け口から上部の噴流口にわたって形成された
    流線型の内面を有する内孔とを具備したことを特徴とす
    る噴流式はんだ付け用ノズル。
JP9767888A 1988-04-20 1988-04-20 噴流式はんだ付け用ノズル Pending JPH01271061A (ja)

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JPH01271061A true JPH01271061A (ja) 1989-10-30

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007131360A1 (en) * 2006-05-16 2007-11-22 Celestica International Inc. Laminar flow well

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007131360A1 (en) * 2006-05-16 2007-11-22 Celestica International Inc. Laminar flow well
US7815096B2 (en) 2006-05-16 2010-10-19 Celestica International Inc. Laminar flow well

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