JPH01270890A - 三つの巻縫製方法およびこれに使用する三つ巻ガイド - Google Patents

三つの巻縫製方法およびこれに使用する三つ巻ガイド

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JPH01270890A
JPH01270890A JP10366788A JP10366788A JPH01270890A JP H01270890 A JPH01270890 A JP H01270890A JP 10366788 A JP10366788 A JP 10366788A JP 10366788 A JP10366788 A JP 10366788A JP H01270890 A JPH01270890 A JP H01270890A
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coiling
wound
guide
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work cloth
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Yukihiro Uno
卯野 幸裕
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は加工布の縁部を三つ巻状に縫製するための三
つ巻縫製方法、およびその方法を実施するために使用す
る三つ巻ガイドに関するものである。
〔従来の技術〕
−aに、スカート等の裾部におけるほつれを防止するた
めに、第12図に示すように、加工布Wの縁部には三つ
巻部Mが縫製される。
この三つ巻部を縫製するに当たり、従来から、加工布の
縁部を三つ巻状に折り込むために金属板を三つ折り状に
折曲形成してなる三つ巻ガイドが使用されている。この
三つ巻ガイドはミシンの針の手前に配置される。そして
、従来の三つ巻縫製方法においては、作業者は三つ巻ガ
イドの手前において予め手により加工布の縁部を三つ巻
状に保持し、この部分を三つ巻ガイドに挿入案内して所
定幅の三つ巻部を形成したのち、これをミシンの縫製位
置に送って針により縫製するようにしていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、従来方法によると、加工布が三つ巻ガイドに
スムーズに挿入案内されるように、作業者は手により加
工布の縁部における折り幅を加減しつつ、しかもそこに
適当な丸みを持たせた状態で加工布を常に保持し続ける
必要がある。従って、自動ミシンを使用する場合でも、
−台のミシンに一人の作業者が必要になり、縫製ライン
の自動化および省力化の妨げになるという問題点があっ
た。
また、従来の三つ巻ガイドは単に加工布の縁部を折り込
む機能しか備えていないため、前述した作業者による補
助送り作業が不可欠となり、これがない場合には幅が不
揃いな三つ巻部が縫製されるという問題点があった。
この発明は上記の問題点を解決するためになされたもの
であり、その目的は、手による補助送り作業なしで、三
つ巻部を自動的に縫製することができるとともに、それ
を均一な幅できれいに仕上げることができる三つ巻縫製
方法を提供することにあり、さらに、巻き込み部分に丸
みを持たせた好ましい状態で三つ巻部をミシンの針へ円
滑に送ることができる三つ巻ガイドを提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、この発明の三つ巻縫製方法
は、加工布の縁部を二つ巻ガイドに通過させて加工布に
二つ巻部を形成する二つ巻工程ど、その二つ巻部を三つ
巻ガイドに通過させて加工布に三つ巻部を形成する三つ
巻工程と、その三つ巻部をミシンの縫製位置に送って針
により三つ巻部を縫製する縫製工程とから構成されてい
る。
好ましくは、前記三つ巻工程と前記三つ巻工程において
、加工布が二つ巻ガイドおよび三つ巻ガイドを通過する
際に、加工布の巻き込み縁に向けてエアを吹き付けると
よい。
また、この発明の三つ巻ガイドにおいては、加工布送り
面上に配置されるベース部材に、加工布の縁部を通過さ
せて加工布に三つ巻部を形成するための三つ巻部材が設
けられるとともに、前記三つ巻部の巻き込み縁に向けて
エアを吹き付けるためのエア吹き出し口が設けられてい
る。
〔作用〕
前記した方法によれば、縫製運転時の重送りに伴い、加
工布の縁部に三つ巻部が自動的に縫製され、しかも、そ
の三つ巻部が均一な幅できれいに仕上げられる。また、
この発明の三つ巻ガイドを使用すれば、吹き出し口から
のエア流よって三つ巻部の巻き込み縁が三つ巻部材の奥
部にまで案内されるため、三つ巻部を均一な巻き込み幅
でかつ丸みを持たせた状態で縫製位置へ送ることができ
る。
〔実施例〕
以下、この発明を具体化した一実施例を図面に基づいて
説明する。
まず、三つ巻縫製装置の構成について述べると、第1図
において1は作業テーブル、2はミシンである。ミシン
2のベツド部3は加工布送り面を構成するように作業テ
ーブル1と同一平面内に配置されている。ミシン2のア
ーム部4には押さえ棒5を介して布押さえ6が昇降可能
に支持されている。7は縫製位置に設けられた針である
。針7の手前においてアーム部4には、三つ巻部を縫製
する側における加工布Wを検出するための第1センサー
8が設けられている。
針7に近接する第1センサー8の前方位置においてベツ
ド部3上には、加工布Wの縁部に三つ巻部Mを形成する
ための三つ巻ガイド9が配置されている。また、この三
つ巻ガイド9の手前において作業テーブル1の前端には
、加工布Wの縁部に二つ巻部Nを形成するための二つ巻
ガイド10が配置されている。これらのガイド9,10
の構成は後で詳述する。
ミシン2から横方向に離れた位置において作業テーブル
1には、三つ巻部Mを縫製しない側の加工布Wの縁部を
送るための補助送り装置11が設置されている。第1,
7図に示すように、補助送り装置11の支持板12は作
業テーブル1に固定され、その側面にはモータ13が、
また上面にはシリンダ14が装着されている。モータ1
3には加工布Wを作業テーブル1上で送るためのローラ
15が図示しない可撓継手および軸16を介して連結さ
れている。軸16にはシリンダ14のロッド17が連結
され、ロッド17の出没動作に伴い、ローラ15が第7
図に実線で示す作用位置と同図に鎖線で示す休止位置と
に昇降配置されるようになっている。なお、支持板12
には三つ巻部Mを縫製しない側の加工布Wを検出するた
めの第2センサー25が取り付けられている。
補助送り装置11の後方において作業テーブル1の下側
には、縫製終了後の加工布Wを複数枚積層状に回収する
ためのスタッカー装置18が設置されている。スタッカ
ー装置18は加工布Wの幅に対応する長さで作業テーブ
ル1の後縁と平行に延びる固定棒19と揺動棒20とか
ら構成されている。揺動棒20は図示しないシリンダ等
の駆動手段により支持腕21を介して前後に揺動され、
縫製時には第7図に実線で示す待機位置にて作業テーブ
ル1から垂下する加工布Wを待ち、縫製終了後には同図
に鎖線で示す作用位置に配置されて加工布Wを固定棒1
9に押さえ保持するようになっている。
また、作業テーブル1の後縁部には複数のエア噴出孔2
2が横方向に列設されている。各エア噴出孔22は供給
管23および第1バルブ24を介して図示しないエア供
給源に接続されていて、縫製終了後には各噴出孔22か
らの噴出エアにより、前記揺動棒20により保持された
状態の加工布Wの末端部を吹き飛ばして固定棒19上に
反転させるようになっている。
次に、前記二つ巻ガイド10の構成を第1〜4図に従っ
て詳述すると、同ガイド10は作業テーブル1の前縁部
上面に配置される金属板製の取り付は部26と、作業テ
ーブル1の前縁から斜状に垂下するように取り付は部2
6に対し90度に近い角度で固定された金属板製のガイ
ド部27とから構成されている。取り付は部26はその
長孔28を介してねじ29により作業テーブル1上に左
右に位置調節可能に取着される。
取り付は部26側におけるガイド部27の一側縁には、
加工布Wの縁部に二つ巻部Nを形成するための二つ巻部
材30が折曲形成されている。第4図に示すように、同
部材30は外側の第1折曲片31と内側の第2折曲片3
2とを備え、両折曲片31.32およびガイド部27に
より二つ巻部材30内には加工布Wの縁部を二つ巻状態
で通過案内する二つ巻進路33が構成される。
ガイド部27と第1折曲片31との折曲部内側にはエア
導入管34が固着され、その固着部分の上下方向はぼ中
央には加工布Wの巻き込み縁に向けてエアを吹き付ける
ための吹き付は孔35が形成されている。エア導入管3
4の露出部分は接続部36、供給管39および第2パル
プ37を介してエア供給源に接続されている。
また、前記吹き付は孔35と対向するように第1折曲片
31と第2折曲片32との折曲部には、吹き付は孔35
からのエアを逃がすためのスリット38が透設されてい
る。そして、第4図に矢印で示すように吹き付は孔35
からスリット38に至るエア流により、加工布Wの縁部
が前記二つ巻進路33の奥部にまで進入し、この状態で
二つ巻部Nが各部均一な幅で次工程の三つ巻ガイド9に
送られるようになっている。なお、吹き付は孔35から
出るエアの圧力は1kg/cd程度であればよい。
第1.5.6図に基づき三つ巻ガイド9の構成について
詳述すると、金属製のベース部材40はその長孔41を
介してねじ42によりミシン2のベツド部3上に左右に
位置調節可能に取着されている。ベース部材40の一側
縁にはそれと同一平面を構成するように金属板製のガイ
ド部43が接合固着されている。ガイド部43の接合縁
から上方へ折れ曲がる湾曲部44の外面にはヒンジ45
がその固定片46にて固着されている。
第5図においてヒンジ45の可動片47の下面には、加
工布Wの縁部に三つ巻部Mを形成するための三つ巻部材
48が固定されている。同部材48はヒンジ45の軸4
5aの周りで上下に回動可能となっていて、加工布Wを
セットする際には起立位置(第5図の鎖線位置)に配置
されてガイド部43の上面全体を開放するとともに、三
つ巻部Mの形成時には前記湾曲部44の上端に当接する
水平位i1!(同図の実線位置)に配置されるようにな
っている。
三つ巻部材48は上側の第1折曲片49、下側の第2折
曲片50および中間の第3折曲片51を備えるように金
属板により三つ折り状に折曲形成されている。そして、
三つ巻部材48が前記水平位置に配置されたときには、
各折曲片49〜51とガイド部43の湾曲部44とによ
り、前記二つ巻ガイド10にて二つ巻された加工布Wの
縁部を三つ巻状態で通過案内するための三つ巻通路52
が構成される。なお、第6図に示すように、第2および
第3折曲片50.51は第1折曲片49より前方に突出
していて、両折曲片50.51における側方開口部53
の前端部分が三つ巻部材48の外部に露出するようにな
っている。
第5図に示すように、三つ巻部材48の上面には略り字
形の支持片54が固着され、その上端にはエア案内管5
5が三つ巻部材48と一体回動するように固定支持され
るとともに、横端には前記ヒンジ45の連結部外面に接
合する湾曲部56が形成されている。湾曲部56に係合
して三つ巻部材48を前記起立位置および水平位置に保
持するために、ベース部材40上にはねじ60により板
ばね61が取着されている。
エア案内管55の先端は三つ巻部材48における前記側
方開口部53の前端露出部分の近傍まで延び、そこには
加工布Wの巻き込み縁に向けて斜め前方にエアを吹き出
すための吹き出し口57が形成されている。エア案内管
55の他端は接続部58、供給管58aおよび第3バル
ブ62(第1図に図示)を介してエア供給源に接続され
ている。
そして、第5.6図に矢印で示すように、吹き出し口5
7から三つ巻部材48における第2および第3折曲片5
0.51の前端開口部59に至るエア流により、加工布
Wの巻き込み縁を前記三つ巻通路52の奥部にまで進入
させて三つ巻部Mに適当な丸みを持たせた状態で、その
三つ巻部Mを各部均一な幅で次工程におけるミシン2の
針7に送り得るようになっている。
第8図は三つ巻縫製装置の制御回路を略示するもので、
同図において63はミシン2の図示しないコントロール
ボックスに内蔵された中央演算処理装置(以下cpuと
略す)である、CPU63の入力側において、64は電
源スィッチ、65はミシン起動スイッチ、66は非常停
止スイッチ、67は布押さえ6を降下させるための押さ
えスイッチ、8.25は加工布Wを検出するための前記
第1.第2センサーである。各スイッチ64〜67は作
業テーブル1上の図示しないスイッチパネルに配列され
ている。
CPU63の出力側において、68はミシンモータ、6
9は布押さえ6昇降用シリンダを制御する押さえ用バル
ブ、70はミシン2の糸切り装置を作動させる糸切りソ
レノイド、71は補助送り装置11におけるローラ15
昇降用の前記シリンダ14を制御するローラ用バルブ、
72はスタンカー装置18の揺動棒20駆動用のシリン
ダを制御するスタンカー用バルブである。また、CPU
63の出力側にはローラ15駆動用の前記モータ13、
前記エア噴出孔22におけるエアの噴出を制御する前記
第1バルブ24、二つ巻ガイド10の前記第2バルブ3
7、および三つ巻ガイド9の前記第3バルブ62が接続
されている。なお、73は装置全体の制御プログラムを
格納したリードオンリメモリ (ROM> 、74は各
種のデータを書き換え可能に記憶するランダムアクセス
メモリ(RAM)である。
以上の構成において、次に、この実施例の三つ巻縫製方
法を主に第9図のフローチャートに従って説明する。
作業を開始するに当たり、まず電源スィッチ64の操作
により電源が投入され(ステップSl)、次に作業者の
手により加工布Wが補助送り装置11のローラ15の下
側にセントされる(32)。
セットされた加工布Wが第2センサー25により検出さ
れると(33) 、CPU63のタイマが作動して(3
4)、所定時間経過後にローラ用バルブ71が開放され
、シリンダ14のロッド17が突出して、ローラ15が
加工布Wを作業テーブル1上に押圧する(S5)。
続いて、手により加工布Wの縁部が三つ巻にされてミシ
ン2−の布押さえ6の下側に挿入される(S6)、この
状態で、縫製位置における加工布Wが第1センサー8に
より検出され(S7)、かつ押さえスイッチ67の操作
が確認されると(S8)、押さえ用バルブ69が開放さ
れて、布押さえ6が降下して加工布Wをベツド部3上に
押さえ保持する(S9)。
次いで、加工布Wの縁部が手により三つ巻ガイド9の三
つ巻部材48内に挿入される(SIO)。
この場合、三つ巻部材48をいったん起立位置に配置し
、加工布Wをガイド部43上に載せたのちにそれを水平
位置に戻してセットすれば、加工布Wの挿入作業を容易
に行うことができる。続いて、加工布Wの縁部は二つ巻
に戻された状態で、手により二つ巻ガイド10の二つ巻
部材30内に挿入され(311)、それより手前の加工
布Wは作業テーブル1の前端より垂下される。
以上のようにしてセット作業が終了すると、ミシン起動
スイッチ65の操作に応答して(S12)、補助送り装
置11のモータ13が駆動されてローラ15が回転しく
313)、加工布Wの非縫製側が送られる。これと同期
してミシンモータ68が起動されて針7による縫製運転
が開始されるとともに(S 14) 、三つ巻ガイド9
と二つ巻ガイド10との第2および第3バルブ37.6
2が開放されて、吹き出し口57と吹き付は孔35とか
らエアが加工布Wの巻き込み縁に向けてそれぞれ噴出す
る(315)、そして、第2および第1センサー25,
8により加工布Wが検出されている間(SIO,17)
、加工布Wは縫製運転に伴う布送りと、これと同速度の
ローラ15による補助送りとにより作業テーブル1上で
後方へ送られる。
この送りに伴い、第4図に示すように、加工布Wの縁部
が二つ巻ガイド10の二つ巻通路33を通過するとき、
加工布Wには二つ巻部材30により二つ巻部Nが自動的
に形成される。この場合、第2図に示すように、同ガイ
ド10のガイド部27が作業テーブルlより斜状に垂下
しているため、加工布Wの自重を有効に作用させて二つ
巻工程を円滑かつ確実に行うことができる。また、吹き
付は孔35からスリット38に至るエア流によって加工
布Wの巻き込み縁が二つ巻通路33の奥部にまで達する
ため、加工布Wを均一な巻き込を幅でかつ適当な丸みを
持たせて三つ巻ガイド9に円滑に送ることができる。
一方、三つ巻ガイド9においては、第5図に示すように
、加工布Wの縁部が同ガイド9の三つ巻通路52を通過
するとき、加工布Wには三つ巻部材48により三つ巻部
Mが自動的に形成される。
この場合、吹き出し口57から斜め前方に向かうエア流
が形成されるため、二つ巻ガイド10と同様に、加工布
Wは均一な巻き込み幅でかつ適当な丸みを持った状態で
次の縫製位置へ円滑に送られ、針7により良好な仕上が
りの三つ巻部Mを縫製することができる。
こうして、所定の縫製が終了し、第2センサー25また
は第1センサー8により加工布Wの不在が確認されると
(316,17)、何れの場合もローラ15の回転が停
止する(318.19)。
そして、タイマの作動により所定時間経過後に(S20
)、ミシンモータ68が停止して縫製運転が終了すると
ともに(S21)、両ガイド9゜lOにおけるエアの吹
き出しが停止される(S22)、その後、ミシン2の糸
切りソレノイド70が励磁されて糸切りが行われ(S2
3)、布押さえ6およびローラ15がそれぞれ上昇して
加工布Wを解放する(324.25)。
この状態で、スタッカー装置18のスタッカー用パルプ
72が解放され、これに接続されたシリンダ(図示略)
の作動により、第7図に示すように、揺動棒20が加工
布Wを固定棒19上に押さえ保持する(326)、そし
て、第1バルブ24が開放されて各エア噴出孔22から
エアが噴出され、それによって加工布Wの末端部が固定
棒19上に反転される(S27)。
以上で一枚の加工布Wの三つ巻縫製が終了するが、連続
して縫製する場合には、′gl源の投入を確認したのち
(328)、次の加工布Wをセットする(S2)、こう
すれば、多数枚の加工布Wに三つ巻部Mを連続的に縫製
することができ、しかも1、セット作業を除(全工程が
自動化されているため、−人の作業者が三者のミシンを
操作して生産性を倍増することが可能となるゆ 〔別の実施例〕 第10.11図はこの発明の三つ巻ガイド9の別例を示
すものである。この実施例においては三つ巻部材48お
よびエア吹き出し機構の構成が前記実施例と相違してい
る。相違していない部分については前記実施例と同一の
番号を付してその説明を省略する。
この実施例における三つ巻部材48は、ガイド部43の
一側部に折り返し形成された横U字状の上板片76と、
その上板片76の下側に位置するように上板片76の先
端部下面に固着された二つ折り状の内板片77と、その
内板片77の外面に接合固着された二つ折り状の外板片
78とから構成されている。内板片77の折曲部にはス
リット79が透設されている。内板片77の折曲部と外
板片78の折曲部との間には、前端が開放されかつ後端
が閉鎖された間隙80が形成されている。
エア案内管81は上板片76の先端部内側に固着され、
そこには加工布Wの巻き込み縁に向けてエアを吹き出す
ための吹き出し口82が形成されている。吹き出し口8
2から出たエアは、第10図に矢印で示すように、前記
スリット79および間隙80を通って外板片78の前端
開口部83から外部に逃げるようになっている。
従って、この実施例の構成によっても、前記実施例と同
様に三つ巻部Mを自動的に形成することができるととも
に、吹き出し口82からのエア流によりその三つ巻部M
の巻き込み幅を均一にし、かつそれに適当な丸みを持た
せた状態で加工布Wを縫製位置に円滑に送ることができ
る。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、この発明の三つ巻縫製方法によれ
ば、手による補助送り作業なしで、三つ巻部を自動的に
縫製することができるとともに、それを均一な幅できれ
いに仕上げることができる。
また、この発明の三つ巻ガイドによれば、巻き込み部分
に丸みを持たせた好ましい状態で三つ巻部をミシンの針
へ円滑に送ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例における三つ巻縫製装置を
示す平面図、第2図は第1図のA−A線拡大断面図、第
3図は二つ巻ガイドを示す正面図、第4図は第3図のB
−B線拡大断面図、第5図は三つ巻ガイドを示す正面図
、第6図は第5図のC−C線断面図、第7図は第1図の
D−D線断面図、第8図は三つ巻縫製装置の制御回路を
略示するプロ、り図、第9図はこの発明の三つ巻縫製方
法の一例を示すフローチャート図、第10図は三つ巻ガ
イドの別例を示す平面図、第11図は第10図のE−E
線拡大断面図、第12図は三つ巻部を説明するための加
工布の部分斜視図である。 作業テーブル1、ミシン2、ベツド部3、針7、三つ巻
ガイド9、二つ巻ガイド10、吹き付は孔35、ベース
部材40、三つ巻部材48、吹き出し口57.82、三
つ巻部M、二つ巻部N、加工布W。 特許出願人  エム・ビー・ニス株式会社代理人   
 弁理士  恩田博宣 )−LLI I

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 加工布(W)の縁部を二つ巻ガイド(10)に通過
    させて加工布(W)に二つ巻部(N)を形成する二つ巻
    工程と、 その二つ巻部(N)を三つ巻ガイド(9)に通過させて
    加工布(W)に三つ巻部(M)を形成する三つ巻工程と
    、 その三つ巻部(M)をミシン(2)の縫製位置に送って
    針(7)により三つ巻部(M)を縫製する縫製工程と からなることを特徴とする三つ巻縫製方法。 2 前記二つ巻工程と前記三つ巻工程とは、加工布(W
    )が二つ巻ガイド(10)および三つ巻ガイド(9)を
    通過する際に、加工布(W)の巻き込み縁に向けてエア
    を吹き付ける工程をそれぞれ含むことを特徴とする請求
    項1記載の三つ巻縫製方法。 3 加工布送り面(3)上に配置されるベース部材(4
    0)に、加工布(W)の縁部を遭遇させて加工布(W)
    に三つ巻部(M)を形成するための三つ巻部材(48)
    を設けるとともに、前記三つ巻部(M)の巻き込み縁に
    向けてエアを吹き付けるためのエア吹き出し口(57,
    82)を設けたことを特徴とする三つ巻ガイド。
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