JPH01269250A - ディスク - Google Patents

ディスク

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JPH01269250A
JPH01269250A JP63095514A JP9551488A JPH01269250A JP H01269250 A JPH01269250 A JP H01269250A JP 63095514 A JP63095514 A JP 63095514A JP 9551488 A JP9551488 A JP 9551488A JP H01269250 A JPH01269250 A JP H01269250A
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徳宿 伸弘
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正治 石垣
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幸夫 福井
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光学的な情報(信号)の記録再生が可能なサ
ンプルサーボ(SS)方式対応の光ディスクに関し、特
に、記録エリアの範囲内でピット信号変調度(トラッキ
ング誤差信号およびピット変調度)をほぼフラットとす
る元ディスクと、この元ディスクにピットを形成するピ
ット形成方法とに関する。
〔従来の技術〕
元ディスクを使用した情報の記録再生装置におけるトラ
ッキング方式には、連続サーボ方式とサンプルサーボ方
式とがある。これらの方式については1986年12月
15日付で発行された日経エレクトロニクスの第163
頁から第170頁に記載された「連続溝方式とサンプル
サーボ方式の2本立てに」や、昭和62年12月5日付
で発行された、財団法人光産業技術振興協会元ディスク
懇談会と社団法人情報処理学会情報規格調査会とによる
「光デイスク標準化動向説明会資料」に述べられている
。連続溝サーボ方式は以前から開発されてきた方式であ
る。一方、サンプルサーボ方゛  式はトラッキング安
定性の良い点が注目されて、最近活発に開発されている
方式である。
従来のサンプルサーボ方式の記録再生装置に使用される
光ディスクについて、第2図を用いて説明する。
第2図は光ディスクの模式平面図とその局部拡大図を示
したものである。図示のごとく、元ディスクのディスク
基板11の読取面16上にトラック17.18が設けら
れている。このトラック17.1Bを記録再生装置の光
ヘッド(図示せず)が走行するものである。そして、サ
ンプルサーボ方式ではトラック17.18の所々にトラ
ッキング用のサンプルマーク12,13が設けられてい
る。このサンプルマーク12.i3は、トラック17.
18を中心としてディスク半径方向く振り分けられて配
置された、ウォブルピットとして形成される。前記した
元ヘッドはクオプルピット12.13からの反射光量が
同じくなる点をトラック17.18の中心として検知し
、この点を走行位置として設定する。なお、破線で示し
たトラック17.18は配置の一例でありて、実際には
多数設けられている。第2図の局部拡大図では、他のト
ラックにおけるウォブルピット12.13についても記
載した。またクロックピット14は、記録再生装置忙よ
って後に記録されるデータピット(図示せず)の検知を
行うために設けられたものである。さらに、ディスク基
板11はプラスチックまたはガラスなどからなるレプリ
カ基板である。
ウォブルピット12.15およびクロックピット14の
ディスク周方向の長さ、すなわちピット長tは前記元ヘ
ッドの走行時間に換算すると90nsKなる。ピット長
tの実寸法はディスク半径rを50mmとし、元ディス
クの回転数を180Orpmとすると約(L5μmとな
る。またディスク半径rを60mmにすると、ピット長
tは約1.0μmになる。一方、これらのピットの光学
的な深さは、光ヘッドに使用される読取シレーザの波長
をλとするとλ/4になる。ここで波長λは通常830
nmに選ばれるものである。このようなピットが設けら
れたサンプルマーク領域は、1回転(1トラツク)当9
1000〜3000箇所が必要であり、通常は1576
箇所となっている。また、サンプルマーク領域以外の部
分、すなわちセクタアドレス部15は1トラツクに32
箇所ある。このセクタアドレス部15にはアドレスを示
すピット(図示せず)が設けられる。
このようなサンプルサーボ方式に対応した元ディスクの
ウォブルピット12.15およびクロックピット14は
、ビデオディスクあるいはコンパクトディスクと同様に
、ホトレジスト膜を形成したプラスチックまたはガラス
などの原盤上に、細く絞ったカッティング用レーザ光を
照射し、照射後の原盤を現像することにより形成される
=そして、カッティングマシンによるカッティング用レ
ーザ光の照射パワーPRは、元ディスク原盤の読取面上
の任意の点における線速度をVとし、レーザ光の照射密
度をJとした場合に% PB ”= Jvを満たすよう
に制御される。
第6図にこの場合のピット長tFc対する、ディスク半
径方向のピットの幅(以後、ピット幅と呼ぶ)Wの測定
値を示す、第2図および第3図から分かるように、通常
のカッティングマシンではピット長tが長くなるとピッ
ト幅Wも大きくなる。
したがって、一定の角速度で回転させて使用するサンプ
ルサーボ方式の元ディスクにおいては、第2図に示した
ように、ウォブルピット12.13およびクロックピッ
ト140ピツト長tは光ディスクの内周側と外周側とで
異なってしまう、同様に、そのピット幅Wも内外周で異
なってしまう。
さらに言えば、光ディスクの読取面上に形成されるピッ
ト長tがカッティング用レーザ光のビームスポット径よ
)小さい場合、ピット長tが短いほど形成されるピット
幅Wは狭くなる。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記の従来技術では、元ディスク用原盤の作製時に、ピ
ット長tとピット幅Wとが元ディスクの内外周で異なっ
て形成される。すなわち、外周側のピットが大きくなる
。このために1光デイスクの再生時において読取面上の
記録エリアの範囲内でピット信号変調度(トラッキング
誤差信号およびピット変調度)が変わってしまうという
現象が生じている。つまシ、従来技術ではこの点につい
ての配慮がなされてい々かった。
本発明の第1の目的は、記録エリアの範囲内でピット信
号変調度がtlぼフラットにされる光ディスクを提供す
ることKある。そして、第2の目的は、この元ディスク
にピットを形成するピット形成方法を提供するととKあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、以下に示す2つの手段の少なくとも一方を
採用することで達成される。すなわち、ピット面積をピ
ットのディスク半径方向の幅(ピット幅)とディスク周
方向の長さ(ピット長)との積とすると、 (A)  ディスク半径方向の内周側ピットのピット幅
W1と外周側ピットのピット幅W0との関係を、ピット
面積をほぼ一定に保ちながら、Wl〉Woとして元ディ
スク原盤にピットを形成する手段。
(B)  内周側ピットのピット幅W1と外周側ピット
のピット幅W0との関係を、W1中w0として光デイス
ク原盤にピットを形成する手段。
である。そして、これらの手段を用いて形成されたピッ
トを有する元ディスクにより、上記目的は達成される。
また、元ディスク原盤にピットを形成するピット形成方
法については、特に、以下に示す3つの手段を採用する
ことにより、上記目的を達成できる。すなわち、 (DJ  元ディスク原盤にカッティング用レーザ光を
照射するレーザ照射手段。
(E)  カッティング用レーザ光の照射パワーを、第
1の照射密度J、と線速度Vとの積(Jl、)に第2の
照射密度J。′を加え之関数(J、V−)−Jo’)に
よって制御する照射パワー制御手段。
である。
〔作用〕
第4因にピット面積とピット信号変調度(トラッキング
誤差信号およびピット変調度)との関係を表わす実験デ
ータが示されている。第4図によると、トラッキング誤
差信号訃よびピット変調度は、ピット面積に対してそれ
ぞれ最大値を持ち、この最大値付近ではピット面積の変
化に対するこれらの変化分(微分値)が小さくなってい
る。したがって、トラッキング誤差信号およびピット変
調度をバラツキが少ない状態で砥ぼ一定とするには、こ
れらの最大値に対応するピット面積にピットを設定する
ことが有効である。また、ディスク周方向のピット長t
は、ディスク半径方向の内外周で異なシ、外周側のピッ
ト長t0が内周側のピット長t1よシも長くなる。この
結果、前記の手段(A)を採用することにより、内周側
ピット幅w1を外周側ピット幅W0よシも長くすれば、
内周側のピット面積と外周側のピット面積とをほぼ同じ
にすることができる。なお、ピット長t0とピット幅W
iとを同一寸法に、かつピット長t1とピット幅W0と
を同一寸法に設定することが好ましい。さらに、第4図
において、ピット面積(txW)をα35μ−程度にす
るとトラッキング誤差信号かはぼ一定となるので好まし
い、さらに、トラックの間隔Trが十分に大きい場合に
は、トラッキング誤差信号の最大値とピット変調度の最
大値との中間に位置するピット面積を採用することもで
きる。
また、第5図にピット幅Wとトラッキング誤差信号との
関係を表わす実験データが示されている。
ここでピット長tは約0.5〜1.0μmである。
第5図から分かるように、トラッキング誤差信号はピッ
ト幅Wに対しても最大値を有しておシ、この最大値付近
ではピット@Wの変化に対する変化分が小さくなってい
る。したがって、トラッキング誤差信号をバラツキが少
ない状態で一定とするには、ピット幅に最適値(トラッ
キング誤差信号の最大値に対応するピット幅の値)が存
在している。つまり、トラッキング誤差信号のみを一定
にする場合には、前記の手段fBlを採用して、ピット
幅Wを最適値付近でほぼ一定にするだけでよい。
そして、第5図においてピット幅Wの最適値はほぼ[1
5μmである。
なお、第4図および第5図の測定諸元は次のとおりであ
る。ピット形成諸元については、対物レンズ(後述する
)の開口数NAが約α7、レーザ光の強度がスポット中
心の1/2に低下する径であるビームスポット径φは約
[L9μm、トラックピッチTrは1.5μm、ピット
長tは約cL5〜1゜Qttrn、光学的ピット深さ(
λ/4)は、ディスク基板として屈折率が約1.59の
ポリカーボネートを用いたときに、約13α0nInで
ある。また、再生光学系諸元についてはNAが約0.5
、レーザ波長λは約830nm、レーザのビーム径φは
約1.5μmであり、そのビーム断面積は約1.8μ−
である。
次に、ピット形成方法に関する前記手段(C) 、 (
D)。
(E)の作用について述べる。まず、回転手段は線速度
Vで光デイスク原盤を回転させるので、ピットを形成す
べき原盤の位置が更新される。レーザ照射手段はピット
を形成すべき原盤の位置にカッティング用レーザ光を照
射するので、原盤にピットを形成する。照射パワー制御
手段はカッティング用レーザ光の照射パワーを関数(、
T、 v+JO’ ) ICよって制御するので、ディ
スク半径方向の位置に応じて、形成されるピットの寸法
を変化させる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第1図は本発明の第1の実施例におけるサンプルサーボ
方式光ディスクの模式平面図と局部拡大図を示すもので
ある。第1図において、ディスク基板1はポリカーボネ
ート(pc)よりなり、その中央に設けられた孔6の内
径φ1は15mm。
ディスク基板1の外径φ。は130mm、厚さtはt 
2 m rnであシ、データエリア7は半径rが30〜
60mmの範囲とした。またトラックピッチT、は1.
5μm1元学的ピット深さ(λ/4)は、pcの屈折率
が約1.59として、約15(LOnmである。ここで
、レーザ波長λは830部mである。そして、カッティ
ング用レーザ光源としては、レーザ波長λ。が441.
6nmであるヘリウムカドミウム(H,−Cd)レーザ
発生装置が盾屯れる。
また、ホトレジストとしてはポジ型レジストが用いられ
る。図中の5は第2図の15と同様のセクタアドレス部
である。
第1図の下部に記載された局部拡大図は、横軸側に半径
r=50mmICおけるトラックの一部分(r30部)
と、半径r=60mmにおけるトラックの一部分(16
0部)とをとシ、縦軸側には採用した手段(A)および
手段(B)をとって示したものである。
ここで、2および5は第2図の12.13と同様のウォ
ブルピットであシ、4は第2図の14と同様のクロック
ピットである。まず、前記した手段(A)を採用した場
合について述べる。この場合にはr50部のピット幅W
1= W、と160部のピット幅W0=W2との関係は
W、>W2と設定するものである。なお、本実施例では
内周側ピッ)@W。
を約[17μm1外周側ピット幅W2を約135μmK
設定してピットを形成し、ピット面積をほぼα35μ−
一定とした。
さて、所定面積のピットを形成する方法について述べる
ことにする。一般にピット寸法はカッテインク時のレー
ザ光の照射パワーPに比例している。また、第3図に示
したように、従来の照射パワー制御方式(PB=Jv)
によってピットを形成すると、内周側ピット幅W1が狭
くなり、外周側ピット幅W0が広くなる。そこで、照射
パワー制御方式として照射パワーPを定数J。中2.7
mJに設定する方式を採用し、回転させたディスク原盤
に対してカッティングを行う、この結果、ピット面積が
ほぼ一定となシ、ピット幅の関係はWl>W2 となる
。この結果として、記録エリア内で、トラッキング誤差
信号およびピット変調度がそれぞれ約40%、約70%
と一定な光ディスクを作製することができる。
以上に述べた第1の実施例においては、ピット面積をα
35μ−一定としたが、ピット面積α2〜α8μ−でも
十分なトラッキング誤差信号およびピット変調度が得ら
れた。この時のピット面積は再生光のビーム面積1.8
μ−の10〜45%に相当している。
なお、照射パワー制御方式として照射パワーPの大きさ
を制御する場合について述べたが、ピットカッティング
時間Tを制御するととKよっても一定のピット面積を得
ることができる。
従来のピットカッティング時間T0二9on8に対する
補正(制御)後のピットカッティング時間TA、 TB
、 Toについてタイムチャートを第7図に示す、第7
図において横軸は時間であ*→、縦軸はカッティング用
レーザ光の照射オンを示すものである。従来のピットカ
ッティング時間T0は破線で示されている。また、この
タイムチャートにおいては、左側からウォブルピット2
のピットカッティング時間T0、ウォブルピット3の時
間T0、クロックピット40時間T0の順に記載した。
第7図(a)はrho部でのピットカッティング時間T
A=120naを示すものである。
第7図(b)は元ディスクの半径r=45mmlcおけ
るトラックの一部分(145部)でのピットカッティン
グ時間TB=85nsを示すものである。
第7図(Q)は160部でのピットカッティング時間T
、=50naを示すものである。このように時間T。を
光ディスクの半径rの値にともなって、時間TA、 T
B、 T、と補正していく場合においても、はぼ一定の
ピット面積(α35μ−)が得られる。
次に、第1図において、前記した手段(B)を採用した
場合について述べる。この場合には、160部のピット
幅W1= W3と160部のピット幅W0=W4との関
係はW3キW4に設定するものである。なお、本実施例
ではW、キW4キ(L5μmに設定してピットを形成し
た。
さて、所定ピット幅Wのピットを形成する方法について
第6図を用いて説明する。第6図はディスク半径rに対
するレーザ照射パワーPを、照射パワー制御方式ごとに
記載したものである0図中の破線は従来の照射パワー制
御方式(PB = J v )を示すものであり、実線
は所定面積のピットを作製する場合に用いた本発明の照
射パワー制御方式(P=Jo)を示すものである。そし
て、第6図中の一点鎖線は、今回、記録エリア内におけ
るピット幅Wを一定にするために用いた、本発明の照射
パワー制御方式(P=J1v−)−Jo’ )を示すも
のである。ここでJ、、J。’はレーザ光の照射密度で
ある。この方式(P”Jlv + Jo)において、J
、キ(L 65 m J HJO’中1.7 m J 
 と設定して回転させたディスク原盤に対してカッティ
ングを行った。このようにしてカッティングを行うと、
ピット幅Wがほぼ一定となシ、ピット幅の関係はW5中
W4となる。この結果として、記録エリア内で、トラッ
キング誤差信号およびピット変調度がそれぞれ約35〜
40%、約60〜80%とほぼ一定な元ディスクを作製
することができ次。
なお、ピットカッティング時間Tを制御することKよっ
てもほぼ一定のピット幅Wを得ることができた。これを
第7図の場合に適応させて述べると、130部でのピッ
トカッティング時間TAは120na、145部でのピ
ットカッティング時間TBは105ns、160部での
ピットカッティング時間T、は90n8となる。このよ
うに従来のピットカッティング時間T0を光ディスクの
半径rの値にともなって、時間TAITB、T、と補正
していく場合においても、はぼ一定のピット幅(α5μ
m)が得られる。
また、以上の実施例では光ディスクの読取面上で、ピッ
トが円形またはピット幅Wよりピット長tが長くなるも
のについて述べたが、カッティング用レーザ光のディス
ク周方向(トラック方向)に対するビームスポット径を
最短ピットよシも小さくシ、ピット幅Wがピット長tよ
シ長いピットを形成してもピット幅Wを内外周で一定と
することができる。この実施例を第8図に示す。
第8図は、第2因と同様に元ディスクの模式平面図と局
部拡大図を示したものであって、81はディスク基板、
82および83はウォブルピット、84はクロックピッ
ト、85はセクタアドレス部である。この第8図の実施
例においてもピット信号変調度のほぼ一定な光ディスク
を得ることができる。さらに1 カッティング時のビー
ムスポット径を最小ピット長と同等になるように、光学
系を用いて絞り込んでいっても同様の効果が得られる。
さて、本発明の元ディスクのピット形成に使用するカッ
ティングマシンについて、−例を挙げて簡単に説明する
第9図は本発明で使用するカッティングマシンの構成図
である0図示のカッティングマシンでは、ピットを形成
するにあたって、まず、読取面上にホトレジスト膜29
を有するガラス原盤28を、回転手段(図示せず、)を
用いて一回転中心軸30まわシに回転させる。さらに、
光偏向器26および対物レンズ27などからなるヘッド
移動部25を、ガラス原盤28の回転にともなって、半
径方向に移動させる。ここで、ヘッド移動部25の移動
は、一回転で1トラックピッチ分である。このような機
械系の動作状態において、ヘリウムカドミウム(Ha−
Cd)レーザ発生装置21はレーザ光20を出力する。
とのレーザ光20は、順に照射パワー制御器2−2、ミ
ラー23、コリメートレンズ24、光変調器31、コリ
メートレンズ32、ミラー33を通ってヘッド移動部2
5に入射する。このヘッド移動部25に入射したレーザ
光20′は光偏向器26と対物レンズ27を経てホトレ
ジスト膜29に照射される。この結果としてカッティン
グが行なわれ、ピットが形成されるわけである。
第6図などで説明したレーザ照射パワーPの制御(P 
= Jl v+ JO’ )は照射パワー制御器22で
行われる。線速度Vの設定は、ヘッド移動部25の位置
をボテンシ璽メータ(図示せず)で検出し、この検出値
に基づいて設定した(ただし、この方法に限るものでは
ない)、また、光変調器31は、第7図のピットカッテ
ィング時間Tcに示したようなタイミングで、カッティ
ング用のレーザ光20の照射オン、照射オフの制御(変
調)を行う。
そして、光変調器31により変調されたレーザ光20’
は、光偏向器26によって偏向される。この偏向は、ウ
ォブルピットを形成するときにのみ行うものであって、
トラックを中心としたディスク半径方向の対称位置に、
カッティング用レーザ光を照射するために行うものであ
る。
〔発明の効果〕
本発明によれば、サンプルサーボ方式対応の光ディスク
において、記録エリアの範囲内のピット信号変調度をほ
ぼ一定(フラット)にすることができるので、品質の高
い光ディスクを提供できる。
また、本発明のピット形成方法によれば、光デイスク原
盤の半径方向の位置における線速度Vに応じ、カッティ
ング用レーザ光の照射パワーを関数(J + V + 
J o’ ) Kよって変えるので、前記した光ディス
クに適した形状のピットを形成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第8図はそれぞれ本発明による実施例の元
ディスクの模式平面図および局部拡大図、第2図はサン
プルサーボ方式を適用した従来の元ディスクの模式平面
図および局部拡大図、第5図〜第7因は本発明を説明す
るための特性図、第9因は本発明の元ディスクのピット
形成に使用するカッティングマシンの一例を示す構成図
である。 1.11.81・・・ディスク基板、2 、5 、12
゜13.82.83・・・ウォブルピット、4,14゜
84・・・クロックピット、5,15.85・・・セク
タアドレス部。 第 1 図 第 2図 ピット          ピット 第3121 ピット久ノCP哨) 第 6(21 テ゛イスフ4ネLと(重量) 梧40 第 50 ピ1.トナ4vノCPII) 第 80

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、光ヘッドにより光学的に情報信号を読取られる形態
    で、読取面に複数のピットが設けられる光ディスクにお
    いて、ディスク半径方向の内周側に配置された前記ピッ
    トの幅を外周側に配置された前記ピットの幅と同等以上
    の長さに設定した前記複数のピットが設けられているこ
    とを特徴とする光ディスク。 2、前記ピットのディスク半径方向の幅とディスク周方
    向の長さとの積から算出されるピット面積が、個々の前
    記ピットにおいて等しく設定されていることを特徴とす
    る請求項1記載の光ディスク。 3、前記光ヘッドがディスク再生光を前記読取面に照射
    したことにより生じるスポットの、スポット面積に対す
    る個々の前記ピット面積の割合が10〜45%に設定さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の光ディスク。 4、前記ピットのディスク半径方向の幅がディスク周方
    向の長さよりも長く設定されていることを特徴とする請
    求項2記載の光ディスク。 5、請求項1または請求項2、または請求項3記載の光
    ディスクにピットを形成するピット形成方法であって、
    次の各工程からなるピット形成方法。 (イ)光ディスク原盤を、その面上の半径方向の位置に
    おける線速度を所定値vとして、回転させる第一工程。 (ロ)前記原盤にカッティング用レーザ光を照射する第
    二工程。 (ハ)前記レーザ光の照射パワーを、第1の照射密度J
    _1と線速度vとの積(J_1v)に第2の照射密度J
    ′_0を加えた関数(J_1v+J′_0)によって制
    御する第三工程。
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