JP3175153B2 - 光ディスク信号記録方法及び装置 - Google Patents
光ディスク信号記録方法及び装置Info
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- JP3175153B2 JP3175153B2 JP31843388A JP31843388A JP3175153B2 JP 3175153 B2 JP3175153 B2 JP 3175153B2 JP 31843388 A JP31843388 A JP 31843388A JP 31843388 A JP31843388 A JP 31843388A JP 3175153 B2 JP3175153 B2 JP 3175153B2
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- hologram
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Description
【0001】
本発明は、光ディスク信号記録方法及び装置に関し、
特に、計算により求められた計算機ホログラムを光ディ
スク上に記録する光ディスク信号記録方法及び装置に関
する。
特に、計算により求められた計算機ホログラムを光ディ
スク上に記録する光ディスク信号記録方法及び装置に関
する。
【0002】
ホログラフィの分野では、消去可能で、かつ現像が不
要な光磁気ホログラフィという技術が注目されている。
しかし、このホログラム作製には、Qスイッチルビーレ
ーザ等の高出力の光源が必要である。
要な光磁気ホログラフィという技術が注目されている。
しかし、このホログラム作製には、Qスイッチルビーレ
ーザ等の高出力の光源が必要である。
【0003】 一方計算機ホログラフィという分野では、計算機によ
ってホログラムのパターンを求め、描画装置を用いてホ
ログラムパターン図を作製し、半導体製造技術等を用い
て上記ホログラムパターン図を縮小してフィルムに写
し、これを現像することによって、ホログラムを作製す
る方法かある。また、計算機によって求められたホログ
ラムのパターンを電子ビームを用いて直接樹脂フィルム
上に書き込む方法がある。
ってホログラムのパターンを求め、描画装置を用いてホ
ログラムパターン図を作製し、半導体製造技術等を用い
て上記ホログラムパターン図を縮小してフィルムに写
し、これを現像することによって、ホログラムを作製す
る方法かある。また、計算機によって求められたホログ
ラムのパターンを電子ビームを用いて直接樹脂フィルム
上に書き込む方法がある。
【0004】
ところで、上述の方法では、描画装置や現像装置等の
大掛かりな設備が必要となり、また現像時間、露光時の
振動、レチクル作製の手間等の問題があった。
大掛かりな設備が必要となり、また現像時間、露光時の
振動、レチクル作製の手間等の問題があった。
【0005】 本発明はこのような問題に鑑み、計算機によって求め
られたホログラムのパターンを光ディスクに直接記録す
ることによって、ホログラムの作製を簡単かつ安価に行
うことを目的とするものである。
られたホログラムのパターンを光ディスクに直接記録す
ることによって、ホログラムの作製を簡単かつ安価に行
うことを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本発明に係る光ディスク信号記録方法は、上述の課題
を解決するために、光ディスク上にレーザ光を照射して
信号を記録する光ディスク信号記録方法において、上記
光ディスクのトラックに沿って上記レーザ光を移動させ
る光ディスク回転工程と、上記光ディスクのサーボ信号
検出領域から検出されるトラッキングサーボ情報に基づ
き上記レーザ光のトラッキングを行うトラッキングサー
ボ工程と、上記光ディスク上のトラック方向の記録位置
を特定するためのクロックを上記光ディスクのサーボ信
号検出領域からのサーボ情報に基づいて再生するクロッ
ク再生工程と、ホログラム情報を計算により求めるホロ
グラム情報計算工程と、上記ホログラム情報計算工程に
よって得られた2次元のホログラム情報を上記光ディス
ク上のトラック方向及び半径方向の位置に応じたホログ
ラムパターンのデータに変換する工程と、上記変換工程
により得られたホログラムパターンのデータを上記光デ
ィスクに記録する記録工程とを有し、上記記録工程は、
上記クロック再生工程により得られたクロックを用いて
上記光ディスクのデータ領域の所定位置に上記ホログラ
ムパターンのデータを記録することを特徴としている。
を解決するために、光ディスク上にレーザ光を照射して
信号を記録する光ディスク信号記録方法において、上記
光ディスクのトラックに沿って上記レーザ光を移動させ
る光ディスク回転工程と、上記光ディスクのサーボ信号
検出領域から検出されるトラッキングサーボ情報に基づ
き上記レーザ光のトラッキングを行うトラッキングサー
ボ工程と、上記光ディスク上のトラック方向の記録位置
を特定するためのクロックを上記光ディスクのサーボ信
号検出領域からのサーボ情報に基づいて再生するクロッ
ク再生工程と、ホログラム情報を計算により求めるホロ
グラム情報計算工程と、上記ホログラム情報計算工程に
よって得られた2次元のホログラム情報を上記光ディス
ク上のトラック方向及び半径方向の位置に応じたホログ
ラムパターンのデータに変換する工程と、上記変換工程
により得られたホログラムパターンのデータを上記光デ
ィスクに記録する記録工程とを有し、上記記録工程は、
上記クロック再生工程により得られたクロックを用いて
上記光ディスクのデータ領域の所定位置に上記ホログラ
ムパターンのデータを記録することを特徴としている。
【0007】 また、本発明に係る光ディスク信号記録装置は、上述
の課題を解決するために、光ディスク上にレーザ光を照
射して信号を記録する光ディスク信号記録装置におい
て、上記光ディスクはトラッキングのためのウォブルピ
ット及びトラック方向の位置を特定するためのシンクピ
ットを有するサーボ信号検出領域とデータが記録される
データ領域とを備え、上記光ディスク上の上記ウォブル
ピットから検出するトラッキングサーボ情報に基づき上
記レーザ光のトラッキングを行うトラッキング制御手段
と、上記光ディスク上のトラック方向の記録位置を特定
するためのクロックを上記光ディスクの上記シンクピッ
トを用いて再生するクロック再生手段と、ホログラム情
報を計算により求めると共に上記光ディスク上のトラッ
キング方向及びラジアル方向の位置に応じたホログラム
パターンのデータに変換する計算機と、上記光ディスク
上に照射するレーザ光量を上記ホログラムパターンのデ
ータに基づき変調する変調手段とを有し、上記レーザ光
を走査して上記光ディスクの上記データ領域の所定位置
に上記ホログラムパターンのデータを記録することを特
徴としている。
の課題を解決するために、光ディスク上にレーザ光を照
射して信号を記録する光ディスク信号記録装置におい
て、上記光ディスクはトラッキングのためのウォブルピ
ット及びトラック方向の位置を特定するためのシンクピ
ットを有するサーボ信号検出領域とデータが記録される
データ領域とを備え、上記光ディスク上の上記ウォブル
ピットから検出するトラッキングサーボ情報に基づき上
記レーザ光のトラッキングを行うトラッキング制御手段
と、上記光ディスク上のトラック方向の記録位置を特定
するためのクロックを上記光ディスクの上記シンクピッ
トを用いて再生するクロック再生手段と、ホログラム情
報を計算により求めると共に上記光ディスク上のトラッ
キング方向及びラジアル方向の位置に応じたホログラム
パターンのデータに変換する計算機と、上記光ディスク
上に照射するレーザ光量を上記ホログラムパターンのデ
ータに基づき変調する変調手段とを有し、上記レーザ光
を走査して上記光ディスクの上記データ領域の所定位置
に上記ホログラムパターンのデータを記録することを特
徴としている。
【0008】 本発明によれば、計算機によって求められたホログラ
ムのパターンを直接光ディスクに記録し、ホログラムを
作製することができる。
ムのパターンを直接光ディスクに記録し、ホログラムを
作製することができる。
【0009】
以下、本発明に係る光ディスク信号記録方法及び装置
の実施の形態として、計算機によって求められたホログ
ラムのパターンを直接光ディスクに記録し、ホログラム
を作製する例について図面を参照しなから説明する。
の実施の形態として、計算機によって求められたホログ
ラムのパターンを直接光ディスクに記録し、ホログラム
を作製する例について図面を参照しなから説明する。
【0010】 光ディスク、例えば光磁気ディスク20には、図2に示
すようにトラック21が、例えば渦巻き状に形成されてい
る。このトラック21は複数のセクタ22に分割されてい
る。上記トラック21上の各セクタ22には、図1に示すよ
うに、サンプルサーボ制御を行うためのサーボ情報が予
め記録されたサーボ信号検出領域11、トラックやセクタ
のアドレス情報を記憶するアドレス領域12及びテータが
記録されるデータ領域13が設けられている。上記のサー
ボ信号検出領域11には、トラッキングサーボ制御を行う
ための一対のウォブルピット14と、記録されるデータの
ピットが正確に所定の位置に形成できるようにするため
のシンクピット15(同期信号のピット)が予め形成され
ている。なお、本実施例の場合、上記のデータ領域13に
ホログラム16を作製する。
すようにトラック21が、例えば渦巻き状に形成されてい
る。このトラック21は複数のセクタ22に分割されてい
る。上記トラック21上の各セクタ22には、図1に示すよ
うに、サンプルサーボ制御を行うためのサーボ情報が予
め記録されたサーボ信号検出領域11、トラックやセクタ
のアドレス情報を記憶するアドレス領域12及びテータが
記録されるデータ領域13が設けられている。上記のサー
ボ信号検出領域11には、トラッキングサーボ制御を行う
ための一対のウォブルピット14と、記録されるデータの
ピットが正確に所定の位置に形成できるようにするため
のシンクピット15(同期信号のピット)が予め形成され
ている。なお、本実施例の場合、上記のデータ領域13に
ホログラム16を作製する。
【0011】 次に、ホログラムの作製方法を、図3を用いて説明す
る。
る。
【0012】 計算機38においてはホログラム情報を計算によって求
めており、これは、コヒーレント光が照射された物体か
ら反射する波あるいは透過する波(物体波)に参照波を
加え、両者の干渉波として物体波の振幅と位相の情報を
強度分布の形に変換する計算、すなわち物体波の振幅分
布(振幅と位相)からホログラム面の複素数振幅分布を
計算をすることによって、ホログラムのパターンの2値
データを求めるものである。このホログラムのパターン
の2値データは、後述する同期信号再生回路37て再生さ
れた同期クロックによって、変調回路39で光磁気ディス
ク上の所定の位置にピットが形成されるように記録タイ
ミングが調整される。この変調回路39の出力信号によっ
て、記録用レーザ光源31が変調される。すなわち、上記
のホログラムのパターンの2値データに応じて、レーザ
ダイオードがオンまたはオフされるのであるが、そのオ
ンまたはオフのタイミングが同期クロックによって制御
される。
めており、これは、コヒーレント光が照射された物体か
ら反射する波あるいは透過する波(物体波)に参照波を
加え、両者の干渉波として物体波の振幅と位相の情報を
強度分布の形に変換する計算、すなわち物体波の振幅分
布(振幅と位相)からホログラム面の複素数振幅分布を
計算をすることによって、ホログラムのパターンの2値
データを求めるものである。このホログラムのパターン
の2値データは、後述する同期信号再生回路37て再生さ
れた同期クロックによって、変調回路39で光磁気ディス
ク上の所定の位置にピットが形成されるように記録タイ
ミングが調整される。この変調回路39の出力信号によっ
て、記録用レーザ光源31が変調される。すなわち、上記
のホログラムのパターンの2値データに応じて、レーザ
ダイオードがオンまたはオフされるのであるが、そのオ
ンまたはオフのタイミングが同期クロックによって制御
される。
【0013】 上記の変調されたレーザ光はコリメータレンズ32で平
行光線とされた後、トラッキングサーボ制御回路40によ
りトラッキングが正確に行えるように駆動される対物レ
ンズ33を介して、光磁気ディスクに結像するように照射
され、光磁気ディスク上にドットの集合としてホログラ
ムが作製される。
行光線とされた後、トラッキングサーボ制御回路40によ
りトラッキングが正確に行えるように駆動される対物レ
ンズ33を介して、光磁気ディスクに結像するように照射
され、光磁気ディスク上にドットの集合としてホログラ
ムが作製される。
【0014】 ところで、上記の同期クロックの再生は、光磁気ディ
スクに予め記録されている上記のシンクピット15を用い
て行われる。シンクピット15での反射光は対物レンズ33
を介してビームスプリット34に入射され、このビームス
プリッタ34で光軸方向が変えられる。この光軸方向が変
えられた反射光は、レンズ35を介して光検出器36に入射
され、電気信号に変換される。同期信号再生回路37にお
いて、光検出器36の出力信号から同期クロックが再生さ
れる。また、上記のトラッキングは、上記のウォブルピ
ット14を用いて行われる。ウォブルピット14での反射光
は対物レンズ33を介してビームスプリッタ34に入射さ
れ、このビームスプリッタ34で光軸方向が変えられる。
この光軸方向が変えられた反射光は、レンズ35を介して
光検出器36に入射され、電気信号に変換される。トラッ
キングサーボ制御回路40において、光検出器36の出力信
号から所謂トラッキングエラー信号を検出して対物レン
ズ33を光磁気ディスクの半径方向に駆動し、トラッキン
グが行われる。
スクに予め記録されている上記のシンクピット15を用い
て行われる。シンクピット15での反射光は対物レンズ33
を介してビームスプリット34に入射され、このビームス
プリッタ34で光軸方向が変えられる。この光軸方向が変
えられた反射光は、レンズ35を介して光検出器36に入射
され、電気信号に変換される。同期信号再生回路37にお
いて、光検出器36の出力信号から同期クロックが再生さ
れる。また、上記のトラッキングは、上記のウォブルピ
ット14を用いて行われる。ウォブルピット14での反射光
は対物レンズ33を介してビームスプリッタ34に入射さ
れ、このビームスプリッタ34で光軸方向が変えられる。
この光軸方向が変えられた反射光は、レンズ35を介して
光検出器36に入射され、電気信号に変換される。トラッ
キングサーボ制御回路40において、光検出器36の出力信
号から所謂トラッキングエラー信号を検出して対物レン
ズ33を光磁気ディスクの半径方向に駆動し、トラッキン
グが行われる。
【0015】 このように、レーザ光の位置決めは、サンプルサーボ
制御によって行われる。現在の光磁気ディスクのサンプ
ルサーボ技術は、例えば0.1μm以下の精度でトラック
に沿って位置決めが可能であり、また分解能は0.5μm
以下で記録を行うことが可能である。この技術を用い
て、上記レーザ光を、光磁気ディスクのデータ領域13の
所定の位置に正確に照射し、ホログラムを作製するので
ある。
制御によって行われる。現在の光磁気ディスクのサンプ
ルサーボ技術は、例えば0.1μm以下の精度でトラック
に沿って位置決めが可能であり、また分解能は0.5μm
以下で記録を行うことが可能である。この技術を用い
て、上記レーザ光を、光磁気ディスクのデータ領域13の
所定の位置に正確に照射し、ホログラムを作製するので
ある。
【0016】 ところで、計算機によって求められたホログラムのパ
ターンは2次元の平面である。そこで図1に示すよう
に、光磁気ディスクを回転させ、レーザ光をトラック21
に沿って相対的に走査させる。例えばトラック21aを走
査し、レーザ光のスポットサイズの幅で光磁気ディスク
上のデータ領域13のトラック21aにホログラムのドット
を形成する。この走査をトラック21b、21cと順次繰り返
すことによって、データ領域13に2次元的に、例えば0.
5mm×0.5mmの大きさのホログラム16を作製するのであ
る。このとき、光磁気ディスクのトラックピッチは、ホ
ログラフィに用いる再生レーザ波長、回折角等によって
決められる。
ターンは2次元の平面である。そこで図1に示すよう
に、光磁気ディスクを回転させ、レーザ光をトラック21
に沿って相対的に走査させる。例えばトラック21aを走
査し、レーザ光のスポットサイズの幅で光磁気ディスク
上のデータ領域13のトラック21aにホログラムのドット
を形成する。この走査をトラック21b、21cと順次繰り返
すことによって、データ領域13に2次元的に、例えば0.
5mm×0.5mmの大きさのホログラム16を作製するのであ
る。このとき、光磁気ディスクのトラックピッチは、ホ
ログラフィに用いる再生レーザ波長、回折角等によって
決められる。
【0017】 この結果、描画装置を用いてホログラムパターン図を
作製し、半導体製造技術等を用いて上記ホログラムパタ
ーン図を縮小してフィルムに写し、これを現像し、ホロ
グラムを作る工程が不要となる。
作製し、半導体製造技術等を用いて上記ホログラムパタ
ーン図を縮小してフィルムに写し、これを現像し、ホロ
グラムを作る工程が不要となる。
【0018】 なお、上記の走査はトラックに沿って行われるので、
円弧状に順次ホログラムのドットが形成される。そこで
計算機でホログラムのパターンを計算する時に、記録用
レーザ光源31に送られる記録データとしては、最終的に
光磁気ディスク上に作製されたホログラムが適正なホロ
グラムとなるように、計算機によって作製された2次元
ホログラム上の上記円弧状の軌跡に沿ったデータを求め
るような変換の計算も行うものとする。
円弧状に順次ホログラムのドットが形成される。そこで
計算機でホログラムのパターンを計算する時に、記録用
レーザ光源31に送られる記録データとしては、最終的に
光磁気ディスク上に作製されたホログラムが適正なホロ
グラムとなるように、計算機によって作製された2次元
ホログラム上の上記円弧状の軌跡に沿ったデータを求め
るような変換の計算も行うものとする。
【0019】 次にホログラムの再生をする場合は、図4に示すよう
に、上記のトラックアドレス及びセクタアドレスを用い
て、任意のホログラムを選択した後、光磁気ディスクの
回転を停止する。この選択されたホログラムに、再生用
レーザ光源41のレーザ光をコリメータレンズ42を介して
得られる参照光を照射することによって、像43を再生す
る。
に、上記のトラックアドレス及びセクタアドレスを用い
て、任意のホログラムを選択した後、光磁気ディスクの
回転を停止する。この選択されたホログラムに、再生用
レーザ光源41のレーザ光をコリメータレンズ42を介して
得られる参照光を照射することによって、像43を再生す
る。
【0020】 なお、上述の光磁気ディスク上に作製するホログラム
の面積を大きくする場合、例えば5mm×5mmとする場合
は、作製されたホログラム内にウォブルピットやシンク
ピットが存在することになるが、ホログラム面上での記
録されている情報はほぼ一面に拡散されたものとなって
いる。このため冗長度の高い記録ができ、当該ピットの
影響を受けないホログラムの作製が可能である。
の面積を大きくする場合、例えば5mm×5mmとする場合
は、作製されたホログラム内にウォブルピットやシンク
ピットが存在することになるが、ホログラム面上での記
録されている情報はほぼ一面に拡散されたものとなって
いる。このため冗長度の高い記録ができ、当該ピットの
影響を受けないホログラムの作製が可能である。
【0021】 また、上述の実施の形態では、ホログラムの記録媒体
として、光磁気ディスクを用いたが、消去可能な、例え
ば相変化媒体の光ディスクを用いてもよい。ただし、こ
の場合、回折は位相変調または強度変調のホログラムと
なる。更に消去する必要がない場合には、追記型、所謂
ライト・ワンスの光ディスクを用いてもよい。また、カ
ッティングマシン等を用いたマスタリングの技術に基づ
いてホログラムを作製すれば、複製可能なホログラムを
得ることができる。
として、光磁気ディスクを用いたが、消去可能な、例え
ば相変化媒体の光ディスクを用いてもよい。ただし、こ
の場合、回折は位相変調または強度変調のホログラムと
なる。更に消去する必要がない場合には、追記型、所謂
ライト・ワンスの光ディスクを用いてもよい。また、カ
ッティングマシン等を用いたマスタリングの技術に基づ
いてホログラムを作製すれば、複製可能なホログラムを
得ることができる。
【0022】
上述の説明からも明らかなように、本発明によれば、
計算機によって求められたホログラムパターンを光ディ
スクのサンプルサーボ等の技術を用いて、光ディスク上
に直接記録することができ、この結果大掛かりなあ設備
を必要とせず、現状の光ディスクの技術をそのまま活用
して、簡単かつ安価にホログラムを作製することかでき
る。
計算機によって求められたホログラムパターンを光ディ
スクのサンプルサーボ等の技術を用いて、光ディスク上
に直接記録することができ、この結果大掛かりなあ設備
を必要とせず、現状の光ディスクの技術をそのまま活用
して、簡単かつ安価にホログラムを作製することかでき
る。
【図1】 本発明の実施の形態となる光ディスク信号記録方法及び
装置によりホログラムが形成された光磁気ディスクの記
録形態の一実施例を示す平面図である。
装置によりホログラムが形成された光磁気ディスクの記
録形態の一実施例を示す平面図である。
【図2】 光磁気ディスクの平面図である。
【図3】 本発明の一実施の形態によるホログラムの記録方法を説
明するための模式図である。
明するための模式図である。
【図4】 記録されたホログラムの再生方法を説明するための模式
図である。
図である。
11……サーボ信号検出領域、12……アドレス領域、13…
…データ領域
…データ領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−74402(JP,A) 特開 昭51−15455(JP,A) Publication.Insti tution of Electron and Radio Enginee rs No.76(1987)p.87−p.92 「Characteristics o f Computer Generat ed Hologram By Dir ect Laser Recordin g」 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03H 1/00 - 1/34 G11B 7/00
Claims (2)
- 【請求項1】光ディスク上にレーザ光を照射して信号を
記録する光ディスク信号記録方法において、 上記光ディスクのトラックに沿って上記レーザ光を移動
させる光ディスク回転工程と、 上記光ディスクのサーボ信号検出領域から検出されるト
ラッキングサーボ情報に基づき上記レーザ光のトラッキ
ングを行うトラッキングサーボ工程と、 上記光ディスク上のトラック方向の記録位置を特定する
ためのクロックを上記光ディスクのサーボ信号検出領域
からのサーボ情報に基づいて再生するクロック再生工程
と、 ホログラム情報を計算により求めるホログラム情報計算
工程と、 上記ホログラム情報計算工程によって得られた2次元の
ホログラム情報を上記光ディスク上のトラック方向及び
半径方向の位置に応じたホログラムパターンのデータに
変換する交換工程と、 上記変換工程により得られたホログラムパターンのデー
タを上記光ディスクに記録する記録工程とを有し、 上記記録工程は、上記クロック再生工程により得られた
クロックを用いて上記光ディスクのデータ領域の所定位
置に上記ホログラムパターンのデータを記録すること を特徴とする光ディスク信号記録方法。 - 【請求項2】光ディスク上にレーザ光を照射して信号を
記録する光ディスク信号記録装置において、 上記光ディスクはトラッキングのためのウォブルピット
及びトラック方向の位置を特定するためのシンクピット
を有するサーボ信号検出領域とデータが記録されるデー
タ領域とを備え、 上記光ディスク上の上記ウォブルピットから検出するト
ラッキングサーボ情報に基づき上記レーザ光のトラッキ
ングを行うトラッキング制御手段と、 上記光ディスク上のトラック方向の記録位置を特定する
ためのクロックを上記光ディスクの上記シンクピットを
用いて再生するクロック再生手段と、 ホログラム情報を計算により求めると共に上記光ディス
ク上のトラッキング方向及びラジアル方向の位置に応じ
たホログラムパターンのデータに変換する計算機と、 上記光ディスク上に照射するレーザ光量を上記ホログラ
ムパターンのデータに基づき変調する変調手段とを有
し、 上記レーザ光を走査して上記光ディスクの上記データ領
域の所定位置に上記ホログラムパターンのデータを記録
すること を特徴とする光ディスク信号記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31843388A JP3175153B2 (ja) | 1988-12-19 | 1988-12-19 | 光ディスク信号記録方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31843388A JP3175153B2 (ja) | 1988-12-19 | 1988-12-19 | 光ディスク信号記録方法及び装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02163789A JPH02163789A (ja) | 1990-06-25 |
| JP3175153B2 true JP3175153B2 (ja) | 2001-06-11 |
Family
ID=18099098
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31843388A Expired - Fee Related JP3175153B2 (ja) | 1988-12-19 | 1988-12-19 | 光ディスク信号記録方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3175153B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3729477B2 (ja) * | 1998-02-27 | 2005-12-21 | 秀嘉 堀米 | ホログラム作成装置および方法 |
| CN1196117C (zh) * | 1998-02-27 | 2005-04-06 | 光技术企业公司 | 光信息记录装置及方法、光信息再生装置及方法、光信息记录再生装置 |
| JP3639212B2 (ja) | 2000-12-11 | 2005-04-20 | 株式会社オプトウエア | 光情報記録方法 |
| US7773275B2 (en) * | 2007-03-21 | 2010-08-10 | International Business Machines Corporation | Apparatus and method to store information in a holographic data storage medium |
-
1988
- 1988-12-19 JP JP31843388A patent/JP3175153B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| Publication.Institution of Electron and Radio Engineers No.76(1987)p.87−p.92「Characteristics of Computer Generated Hologram By Direct Laser Recording」 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02163789A (ja) | 1990-06-25 |
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