JPH01268278A - 片方向画像伝送方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、画像伝送装置におし）て、フレーム間符号
化方式を採用した片方向画像伝送方式Ｇこ関するもので
ある。

［従来の技術］ 従来、画像伝送装置において、現映像フレームを構成す
るに当り、前映像フレームと現映像フレームとの相関を
利用して予測符号化を行うフレーム間符号化方式を採用
した片方向画像伝送方式は知られている。この種の片方
向画像伝送方式の一例としては、第３図に示すような構
成のものがある。

第３図は従来の片方向画像伝送方式を示す概略構成図で
ある。図において、１は被写体を写すテレビカメラ、２
はテレビカメラ１で写された画像をディジタル符号化し
、ディジタル回線３に伝送する送信用画像伝送装置、４
は送信用画像伝送装置２にてディジタル符号化された画
像データを復号化する受信用画像伝送装置、５は受信用
画像伝送装置４によって復号化された画像を映し出すテ
レビモニタである。

第４図は第３図の片方向画像伝送方式における送受信デ
ータのシーケンスを示す図である。

次に、上記第３図に示す従来の片方向画像伝送方式の動
作について説明する。テレビカメラ１で写された画像は
送信用画像伝送装置２にてディジタル符号化され、ディ
ジタル回線３に送出される。

このように送信用画像伝送装置２によりディジタル符号
化された画像データは受信用画像伝送装置４にて復号化
され、その復号化された画像はテレビモニタ５に映し出
される。

ここで、片方向伝送の場合において、ディジタル回線３
の品質の劣化などに伴って画像データに誤りが発生した
時に、受信用画像伝送装置４にて復号化されテレビモニ
タ５に映し出された画面が乱れたり、又はフリーズして
も、送信用画像伝送装置２はその状態を知ることができ
ず、このために、送信用画像伝送装置２はそのままフレ
ーム間データを送出し続け、受信用画像伝送装置４での
受信画面は何時までも正常に戻らない。そこで、第４図
に示すように周期ｔごとにフレーム内符号化データを送
出し、その都度受信用画像伝送装置４での受信画面をリ
フレッシュする方式をとっている。

［発明が解決しようとする課題］ 上記のような従来の片方向画像伝送装置では、ディジタ
ル回線３の品質が良く、送信用画像伝送装置２によりデ
ィジタル符号化された画像データに誤りが発生しない場
合でも、第４図に示す周期ｔごとにフレーム内符号化デ
ータが送出され、このため、受信用画像伝送装置４での
受信画面の動きの連続性が損なわれる。また、上記画像
データに誤りが発生した場合でも、フレーム内符号化デ
ータが送信されるまで受信用画像伝送装置４での受信画
面がリフレッシュされず、この受信画面が乱れたままか
又はフリーズしたままとなり、この結果、画像伝送の効
率が悪くなるなどの問題点があった。

この発明は、かかる問題点を解決するなめになされたも
ので、画像データに誤りが発生し、受信用画像伝送装置
がその誤りを検出した時、又は必要に応じて信号側にて
マニュアルスイッチなどを操作した時、フレーム内符号
化データの送信を送信用画像伝送装置に要求できる片方
向画像伝送方式を得ることを目的とする。

［課題を解決するための手段］ この発明に係る片方向画像伝送方式は、受信用画像伝送
装置にて画像データの誤りを検出した時、又は必要に応
じて受信側にてマニュアルスイッチなどを操作した時、
フレーム内符号化データの送信を送信用画像伝送装置に
要求するデマンドリフレッシュ信号を、別回線を用いて
受信用画像伝送装置から送信用画像伝送装置へ伝送する
ようにしたものである。

［作用］ この発明の片方向画像伝送方式においては、デマンドリ
フレッシュ信号を別回線を用いて送信用画像伝送装置に
伝送することにより、受信用画像伝送装置にて画像デー
タの誤りが検出された時、又は必要に応じて受信側にて
マニュアルスイッチなどを操作した時、フレーム内符号
化データが送信用画像伝送装置より送出される。

［実施例］ 第１図はこの発明の一実施例である片方向画像伝送方式
を示す概略構成図であり、各符号１〜５は第３図の従来
方式と同一のものである。図において、１０は受信用画
像伝送装置４がらのデマンドリフレッシュ信号、１１は
デマンドリフレッシュ信号１０を低速度回線１２にイン
タフェースするためのモデム（変復調装置）である。

第２図は第１図の片方向画像伝送方式における送受信デ
ータのシーケンスを示す図である。

次に、上記第１図に示すこの発明の一実施例である片方
向画像伝送方式の動作について説明する。

テレビカメラ１で写された画像は送信用画像伝送装Ｗ２
にてディジタル符号化され、ディジタル回線３に送出さ
れる。このように送信用画像伝送装置２によりディジタ
ル符号化された画像データは受信用画像伝送装置４にて
復号化され、その復号化された画像はテレビモニタ５に
映し出される。

ここで、第２図に示すようにディジタル回線３の品質の
劣化などに伴って画像データに誤りが発生し、受信用画
像伝送装置４にてその誤りを検出した時、又は必要に応
じて受信用画像伝送装置４のマニュアルスイッチを操作
して送信用画像伝送装置２にデマントリフレッシュ信号
１０を要求した時、受信用画像伝送装置４はデマンドリ
フレッシュ信号１０をモデム１１に送出する。モデム１
１は低速度回線１２に適合するように上記デマントリフ
レッシュ信号１０を変換し、送信用画像伝送装置２に伝
送する。そして、送信用画像伝送装置２は上記デマンド
リフレッシュ信号１０を受信すると、直ちにフレーム内
符号化データを送出する。

［発明の効果］ この発明は以上説明したように、片方向画像伝送方式に
おいて、受信用画像伝送装置にて画像データの誤りを検
出した時、又は必要に応じて受信側にマニュアルスイッ
チなどを操作した時、フレーム内符号化データの送信を
送信用画像伝送装置に要求するデマンドリフレッシュ信
号を、別回線を用いて受信用画像伝送装置から送信用画
像伝送装置へ伝送するように構成したので、ディジタル
回線の品質が良く、画像データの誤りが発生しない時は
、フレーム内符号化データを送信する必要かないために
、極めて画像伝送の効率が良く、受信用画像伝送装置で
の受信画面の動きの連続性も損なわれにくいなどの優れ
た効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例である片方向画像伝送方式
を示す概略構成図、第２図は第１図の片方向画像伝送方
式における送受信データのシーケンスを示す図、第３図
は従来の片方向画像伝送方式を示す概略構成図、第４図
は第３図の片方向画像伝送方式における送受信データの
シーケンスを示す図である。 図において、１・・・テレビカメラ、２・・・送信用画
像伝送装置、３・・・ディジタル回線、４・・・受信用
画像伝送装置、５・・・テレビモニタ、１０・・・デマ
ンドリフレッシュ信号、１１・・・低速度回線、１２・
・・モデム（変復調装置）である。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 画像伝送装置において、現映像フレームを構成するに当
   り、前映像フレームと現映像フレームとの相関を利用し
   て予測符号化を行うフレーム間符号化方式を採用し、画
   像データを片方向伝送する場合に、受信用画像伝送装置
   にて上記画像データの誤りを検出した時、送信用画像伝
   送装置にフレーム内符号化データを送出することを要求
   するデマンドリフレッシュ信号を、別回線を用いて上記
   受信用画像伝送装置から上記送信用画像伝送装置へ伝送
   することを特徴とする片方向画像伝送方式。