JPH01266377A - 電磁アクチュエータ - Google Patents

電磁アクチュエータ

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Publication number
JPH01266377A
JPH01266377A JP63093476A JP9347688A JPH01266377A JP H01266377 A JPH01266377 A JP H01266377A JP 63093476 A JP63093476 A JP 63093476A JP 9347688 A JP9347688 A JP 9347688A JP H01266377 A JPH01266377 A JP H01266377A
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JP
Japan
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core
fixed
electromagnetic coil
electromagnetic
iron core
Prior art date
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Pending
Application number
JP63093476A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Ichihashi
市橋 孝司
Junichi Tani
谷 順一
Katsuhiko Tsukasaki
塚崎 勝彦
Hiroshi Sakuyama
作山 廣
Nobuo Baba
馬場 信夫
Kiyoji Nakajima
中島 喜代治
Takaaki Arai
孝明 新井
Akira Inaba
晃 稲葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bosch Corp
Original Assignee
Diesel Kiki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Diesel Kiki Co Ltd filed Critical Diesel Kiki Co Ltd
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Priority to US07/331,855 priority patent/US4905961A/en
Priority to DE3912719A priority patent/DE3912719A1/de
Publication of JPH01266377A publication Critical patent/JPH01266377A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F7/00Magnets
    • H01F7/06Electromagnets; Actuators including electromagnets
    • H01F7/08Electromagnets; Actuators including electromagnets with armatures
    • H01F7/16Rectilinearly-movable armatures
    • H01F7/1607Armatures entering the winding
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K31/00Actuating devices; Operating means; Releasing devices
    • F16K31/12Actuating devices; Operating means; Releasing devices actuated by fluid
    • F16K31/36Actuating devices; Operating means; Releasing devices actuated by fluid in which fluid from the circuit is constantly supplied to the fluid motor
    • F16K31/40Actuating devices; Operating means; Releasing devices actuated by fluid in which fluid from the circuit is constantly supplied to the fluid motor with electrically-actuated member in the discharge of the motor
    • F16K31/406Actuating devices; Operating means; Releasing devices actuated by fluid in which fluid from the circuit is constantly supplied to the fluid motor with electrically-actuated member in the discharge of the motor acting on a piston

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 この発明は、電磁比例制御弁等の駆動機構として用いら
れる電磁アクチュエータに関するものである。
[従来の技術1 電磁比例制御弁は、本出願人の発明による特開昭62−
261782号公報にも開示するように、内部にスプー
ルを有する主制御弁部と、このスプールを駆動するため
の電磁アクチュエータ部とから構成されており、電磁ア
クチュエータ部の電磁コイルに加える電流値の増減によ
りスプールのストロークがスプリング等の付勢力に対抗
して電流値に対し比例的に動作し、比例的に弁開度を制
御できるようになっている。これと同種の従来の電磁比
例制御弁について第3図、第4図に基づいて以下に説明
する。
図中符号1′は電磁比例制御弁であり、IA’は電磁ア
クチュエータ部であり、IB’は主制御弁部である。
電磁アクチュエータ部IA’は一端が開口された箱形ハ
ウジング2を有し、この箱形ハウジング2内に直流ソレ
ノイド3、第一固定鉄心6、第二固定鉄心7、案内筒8
、可動鉄心10等の構成要素が収納されて構成されてい
る。ハウジング2の略中央に配置された直流ソレノイ1
″3は、樹脂等の非磁性材からなる中空円筒状のボビン
4に電磁コイル5が捲回されて構成されている。この直
流ソレノイド3の軸心方向の両側には、第一固定鉄心6
と第二固定鉄心7が各輪心を直流ソレノイド3の軸心に
一致させて配置されている。各固定鉄心6,7は互いに
接近する方向に延びる環状凸部611、7 aを有し、
両環状凸部6 a、 7 aは上記ボビン4の中空部に
おいて離間して対向配置されている。
各環状凸部6a、7aの内側には、これら環状凸部6 
a、 7 aに架は渡されたステンレス等の非磁性材か
らなる案内筒8の両端部が嵌め込まれており、案内筒8
の内側空洞部9にはオリフィス10aを有する可動鉄心
10が移動自在に収納されている。
第二固定鉄心7の環状凸部7aに嵌め込まれた案内筒8
の端部8bの内側には、第二固定鉄心7の一端側に取り
付けられた樹脂等の非磁性材からなるストッパー11の
小径突出部11aが嵌め込まれている。又、ハウジング
2と可動鉄心10の開には上記ストッパー11を貫通す
るスプリング12が介装されており、可動鉄心10の図
中右方向への移動を規制している。一方、可動鉄心10
は、第一固定鉄心6を貫通するスプリング13及び後述
する主制御弁部IB’のパイロットスプリング59を介
して第二固定鉄心7方向へ弾性付勢されている。
又、第4図に示すように、上記第一固定鉄心6の環状凸
部6aの先端は先細り状のテーパ部6bにされている。
このテーパ部6bを含む上記環状凸部6aの形状、寸法
を適宜設定することによって、電磁コイル5に加える電
流値に比例した力で可動鉄心10を第一固定鉄心6側へ
引き付けるようになっている。そして、第一固定鉄心6
に嵌め込まれた案内筒8の端部8aの内側角部には非磁
性材からなる座金15が配置されている。この座金15
は、可動鉄心10が過度に第一固定鉄心6に接近して急
激に引き付は力が増大するのを防止している。
尚、直流ソレノイド3が非励磁状態の時には、第3図に
示すように可動鉄心10の一端面10bとストッパー1
1との間に隙間14が形成され、第4図に示すように可
動鉄心10の他端面10cと第一固定鉄心6の環状凸部
6aの先端面6cとは輪心方向に8寸法だけ離間して位
置するようにされている。
又、電磁比例制御弁1′の本来の使用目的に合致する可
動鉄心10の移動範囲、即ち電磁コイル5に加える電流
の大きさにほぼ比例した力で可動鉄心10を引き付ける
ことができる範囲(以下、比例域という。)は、第一固
定鉄心6の環状凸部6aの先端面6cがら上記座金15
の端面の間Hである。換言すれば、可動鉄心10が環状
凸部6aの先端面6cよりも軸心方向外側(第4図にお
いて右側)に位置している状態においては、上記比例関
係から大きく外れるので、使用目的にそぐわない範囲と
なっている。
一方、主制御弁部IB’は、作動油の供給ボー)50と
アクチュエータボート51と二つのタンクボー)52.
53とを具備するハウジング54を有し、このハウジン
グ54内に、戻しスプリング55によって弁座部材56
方向へ弾性付勢されたスプール57が摺動自在に収納さ
れている。弁座部材56と電磁アクチュエータ部IA’
の第一固定鉄心6の間には、パイロットスプリング59
によって第一固定鉄心6方向へ弾性付勢されたポペット
58が配置されており、ポペット58はスプリング13
を介して可動鉄心10に押され、パイロットスプリング
59の付勢力に抗して弁座部材56の弁座56aに接近
及び着座可能にされている。
上述構成の電磁比例制御弁1′において、直流ソレノイ
ド3が非励磁状態の時にはスプール57は弁座部材56
に着座し、ポペット58は第一固定鉄心6の端面に着座
するようになっており、供給ボート50に供給された作
動油はスプール57のパイロット室57aを通り、更に
弁座56aとポペット58の隙間を通って、タンクボー
ト53へと流れる。
又、電磁アクチュエータ部IA’の電磁コイル5に所定
電流値の電流を加えて直流ソレノイド3を励磁すると、
可動鉄心10が第一固定鉄心6方向へ引き付けられ環状
凸部6aの内部に侵入する。
すると、ポペット58はスプリング13を介して押動さ
れ、パイロットスプリング59の付勢力に抗して移動し
弁座56aに接近する。その結果、パイロット室57a
の油圧が高まり、この油圧力によってスプール57は戻
しスプリング55の付勢力に抗して図中左方向に押動さ
れ、供給ボート50とアクチュエータボート51とが接
続される。
そして、スプール57は、油圧による図中左方向への付
勢力と、戻しスプリング55による図中右方向への付勢
力とが平衡する位置で停止する。−方、ポペット58は
、パイロット室5?a内の油圧及びパイロットスプリン
グ59による図中右方向への付勢力と、スプリング13
を介して可動鉄心10がら伝えられる図中左方向への付
勢力とが平衡する位置で停止する。このようにして、直
流ソレノイド3に加える電流値に比例した弁開度に制御
できるようになっている。
又、上記タンクボート53を流れる作動油の一部は第一
固定鉄心6に形成された通路6dを通って空洞部9に導
かれており、可動鉄心°1oが移動する際にこの作動油
がオリフイ210aを通り、可動鉄心10にオイルダン
パ効果を付与せしめている。
[発明が解決しようとする課題1 上記従来の電磁比例制御弁1′の電磁アクチュエータ部
IAに用いられている電磁7クチユエータにおいては、
ハウジング2と第一固定鉄心6と第二固定鉄心7とが別
部品となっており、これらの接合部に形成される隙間が
磁気回路における磁気抵抗の増大を招くため、直流ソレ
ノイド3の励磁力の低下をもたらしていた。その結果、
可動鉄心10を引き付ける力が弱いため初期応答性が悪
く、したがって制御性に劣るという欠点があった。
又、前述のように、直流ソレノイド3の非励磁状態にお
いては、可動鉄心10の端面10cと第一固定鉄心6の
環状凸部6aの先端面6cとは軸心方向にd寸法離間し
ており、可動鉄心10が比例域Hに位置していない。そ
のため、非励磁状態にある直流ソレノイド3を励磁させ
て比例制御する場合には、可動鉄心10が非比例域であ
る6寸法を移動した後になるので、応答性に劣り、した
がって制御性にも劣るという欠点があった。
更に、この電磁アクチュエータ部IA’においては、直
流ソレノイド3のボビン4と、第一固定鉄心6の環状凸
部6aと、第二固定鉄心7の環状凸部7aと、案内筒8
の外面に囲まれて大きな空間16が形成されているので
、電磁アクチュエータ部IAの組立時に空間16に侵入
した空気やごみが、第一固定鉄心6の環状凸部6aある
いは第二固定鉄心7の環状凸部7aと案内筒8との間の
僅かな隙間を通って空洞部9内に侵入することがあった
。空洞部9内に空気が侵入すると、空洞部9内における
オイルダンパ効果に微妙な狂いが生じ、可動鉄心10に
対する制御性が低下するという不具合があり、又、空洞
部9内にごみが侵入して、このごみが案内筒8の内周面
と可動鉄心10の外周面の隙間に侵入すると、可動鉄心
10が移動する際の抵抗が増大するので、応答性が低下
し、したがって制御性が低下するという不具合があった
この発明は上述従来の技術の問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、電磁コイルの励磁
力を大きくすることによって、あるいは可動鉄心の無駄
なストロークをなくすことによって、あるいは空洞部内
に空気やごみが入りにくくすることによって、制御性の
よい電磁アクチュエータを提供しようとするところにあ
る。
[課題を解決するための手段1 この発明は上記目的を達成するためになされたもので、
その第一の発明の要旨は、磁性材からなるハウジングの
内部に電磁コイルが収納され、電磁コイルの輪心方向両
側には第一固定鉄心と第二固定鉄心が互いに輪心を一致
させて配置され、両固定鉄心に形成された環状凸部が上
記電磁コイルの内部にて離間して対向配置されており、
この対向する環状凸部間に互って設けられた空洞部内に
は一方の固定鉄心側へ付勢された可動鉄心が移動自在に
収納されていて、上記電磁コイルに加える電流の大きさ
にほぼ比例した力で可動鉄心が他方の固定鉄心側へ引き
付けられるようにされて−する電磁アクチュエータにお
いて、上記第一固定鉄心と第二固定鉄心のいずれか一方
の固定鉄心が上記ハウジングに一体的に設けられており
、他方の固定鉄心がハウジングの開口を塞ぐ蓋体にされ
てりすることを特徴とする電磁アクチュエータにある。
又、第二の発明の要旨は、電磁コイルの輪心方向両側に
第一固定鉄心と第二固定鉄心が互いに輪心を一致させて
配置され、両固定鉄心に形成された環状凸部が上記電磁
コイルの内部にて離間して対向配置されており、この対
向する環状凸部間に互って設けられた空洞部内には一方
の固定鉄心側へ付勢された可動鉄心が移動自在に収納さ
れていて、上記電磁コイルに加える電流の大きさにほぼ
比例した力で可動鉄心が他方の固定鉄心側へ引き付けら
れるようにされている電磁アクチュエータにおいて、上
記空洞部の一部をなす上記一方の固定鉄心の内側に非磁
性材からなるストッパが取り付けられており、電磁コイ
ルへの非励磁状態の時に可動鉄心の一端が上記ストッパ
に当接し且つ可動鉄心の他端が上記他方の固定鉄心の環
状凸部の内側に位置するようにされていることを特徴と
する電磁アクチュエータにある。
更に、第三の発明の要旨は、電磁コイルが巻かれた非磁
性材からなるボビンの輪心方向両側に第一固定鉄心と第
二固定鉄心が互いに輪心を一致させて配置され、両固定
鉄心に形成された環状凸部が上記電磁コイルの内部にて
離間して対向配置されており、この対向する両頂状凸部
の内側に嵌め込まれた非磁性材からなる案内筒の内側に
は一方の固定鉄心側へ付勢された可動鉄心が移動自在に
収納されていて、上記電磁コイルに加える電流の大きさ
にほぼ比例した力で可動鉄心が他方の固定鉄心側へ引き
付けられるようにされている電磁アクチュエータにおい
て、上記ボビンには、上記案内筒の外側における両固定
鉄心の環状凸部間をほぼ埋める突出部が設けられている
ことを特徴とする電磁アクチュエータにある。
[作用] 第一固定鉄心と第二固定鉄心のいずれか一方の固定鉄心
をハウジングに一体的に設け、他方の固定鉄心がこのハ
ウジングの蓋体になっているので、磁気回路の磁気抵抗
を低下することができ、その結果、電磁コイルの励磁力
を増大することができる。
又、電磁コイルが非励磁状態の時に既に可動鉄心が環状
凸部内に侵入していて比例域に達しているので、可動鉄
心の初期動作の無駄なストロークがなく、更に、可動鉄
心はストッパーによって比例域から外れないように規制
されているので、応答性が非常によい。
又、案内筒の突出部で両固定鉄心の環状凸部間の空間を
ほぼ埋めることによって、この空間に侵入する空気やご
みの絶対量を減少することができる。したがって、万一
にも、これらの空気やごみが空洞部内に侵入したとして
も、その絶対量を極めて微少にすることができる。
[実施例1 以下°、この発明の一実施例を第1図、第2図の図面に
基づいて説明する。尚、この実施例における電磁7クチ
ユエータは自動車のクラッチ制御等に用いられる電磁比
例制御弁の電磁7クチ工エータ部として使用されている
ものである。
電磁比例制御弁1は従来のちのと同様に電磁アクチュエ
ータ部IAと主制御弁部IBから構成されている。
電磁アクチュエータ部IAは一端が開口された有底箱形
のハウジング22を有している。))ウシング22の底
部22aからは第一固定鉄心26が同心状に一体的に延
設されている。ノ1ウジング22内には、樹脂等の非磁
性材からなる中空円筒状のボビン24と、ボビン24に
捲回された電磁コイル25から構成された直流ソレノイ
ド23が収納されている。そして、上記第一固定鉄心2
6は直流ソレノイド23の軸心方向一端側に嵌め込まれ
ている。又、直流ツレ/イド23の軸心方向他端側には
第二固定鉄心27が第一固定鉄心26と軸心を一致させ
て嵌め込まれている。第二固定鉄心27はハウジング2
2の開口を塞ぐ蓋体も兼ねており、ハウジング22の側
壁部22bの端部を第二固定鉄心27に形成された7ラ
ンノ部27bにかしめることに上り固定されている。
上記各固定鉄心26.27は互いに接近する方向に延び
る環状凸部26a、27aを有し、両環状凸部26a、
27aは上記ボビン24の中空部において離間して対向
配置されている。この両環状凸部26a、27aの間に
は、ボビン24の内周側に一体的に設けられた突出部2
4aがこの空間をほぼ埋めるよらに配置されている。各
環状凸部26a、27aの内側には、これら環状凸部2
6a、27aに架は渡されたステンレス等の非磁性材か
らなる案内筒28の両端部が嵌め込まれている。案内筒
28の内側空洞部29にはオリフィス30aを有する可
動鉄心30が移動自在に収納されている。
第二固定鉄心27の環状凸部27aに嵌め込まれた案内
筒28の端部28bの内側には、第二固定鉄心27の底
部に固定された樹脂等の非磁性材からなるストッパー3
1が嵌め込まれている。又、可動鉄心30とストッパー
31の間には、可動鉄心30がストッパー31に衝突す
る際の衝撃を和らげるためのスプリング32が介装され
ている。
一方、可動鉄心30は、第一固定鉄心26を貫通するス
プリング33及び主制御弁部IBのパイロットスプリン
グ59を介して第二固定鉄心27方向へ弾性付勢されて
いる。
尚、ハウジング22の底部22a及び第一固定鉄心26
には主制御弁部IBのタンクボート53と空洞部29を
接続する通路26dが形成されている。
又、第2図に示すように、上記第一固定鉄心26の環状
凸部26gの先端は従来と同様に先細り状のテーバ部2
6bにされており、直流ソレノイド23に加える電流の
大きさに比例した力で可動鉄心30が第一固定鉄心26
i111へ引き付けられるようになっている。又、第一
固定鉄心26に嵌め込まれた案内筒28の端部28aの
内側角部には、従来と同様の機能をなす非磁性材からな
る座金35が配置されている。この電磁アクチュエータ
部IAの場合も比例域は従来と同様であって、環状凸部
26aの先端面26cから座金35の端面の間Hである
この電磁7クチユ工−タ部IAにおいては、直流ソレノ
イド23が非励磁状態の時に、第1図、に示すように可
動鉄心30の一端面30bがストッパー31に当接する
ようになっており、又、この時に、第2図に示すよ、う
に可動鉄心30の他端面30cが第一固定鉄心26の環
状凸部26aの中に若干侵入した状態になっている。
主制御弁部IBの構造及び各構成要素の機能については
従来のものと変わるところがないので、従来と同一態様
部分について同一符号を付し、その説明を省略する。
上述構成の電磁アクチュエータ部IAの場合には、第一
固定鉄心26とハウジング22が一体的に形成されてい
るので、従来上じていたハウジング22と第一固定鉄心
26との間の磁気抵抗がない。又、第二固定鉄心27が
ハウジング22の蓋体となっており、第二固定鉄心27
がハウジング22に゛かしめ固定されているので、第二
固定鉄心27とハウジング22の間の磁気抵抗も極めて
小さくすることができる。その結果、直流ソレノイド2
3の励磁力が増大するので、可動鉄心30に対する引き
付は力が増大し、可動鉄心30の初期応答性が向上する
。したがって、電磁アクチュエータ部IAの可動鉄心3
0の制御性が向上し、その結果、主制御弁部IBのスプ
ール57の制御性が向上する。又、部品点数が減るとい
う効果もある。
又、この電磁7クチユ工−タ部IAの場合には、直流ソ
レノイド23が非励磁状態の時に、既に可動鉄心30の
端部が第一固定鉄心26の環状凸部26a内に侵入して
いて比例域内に位置しているので、従来のよ)に可動鉄
心30に無駄なストロークがなく、可動鉄心30が直ち
に比例制御される。そして、可動鉄心30の動きはスプ
リング33を介してポペット58に伝達され、スプール
57を迅速に比例制御することができるようになる。
又、電磁比例制御弁1を使用している際に、なんらかの
原因で可動鉄心30に図中右方向へ移動させる力が働い
た場合にも、可動鉄心30はストッパー31により移動
規制され、第一固定鉄心26の環状凸部26aから飛び
出すことがなく、比例域Hな外れることがない。したが
って、主制御弁部IBのスプール57の制御性の回復が
迅速に行なわれる。
更に、この電磁7クチユ工−タ部IAの場合には、両固
定鉄心26.27の環状凸部26a、27aの間がボビ
ン24の突出部24aによってほぼ埋められているので
空間36が極めて小さく、したがって、この空間36に
侵入する空気やごみの絶対量を少なくすることができる
。その結果、万一にもこの空気やごみが空洞部29内に
侵入したとしても、その量は極めて少なく、案内筒28
を移動する可動鉄心30に与える影響が殆どない。した
がって、電磁アクチュエータ部IA、及び主制御弁部I
Bは充分に所期の応答性、制御性を発揮することができ
る。特に、従来がら部品として存在するボビン24に突
出部24aを設けて、これにより″空間36を埋めるよ
うにしているので、部品点数が増えることもなく、極め
て都合がよい。
この発明は上述実施例に制約されず種々の!!!様が採
用可能である。
例えば、上記実施例においては、第一固定鉄心とハウジ
ングを一体化しているが、第二固定鉄心とハウジングを
一体化してもよい。
又、上記実施例における電磁アクチュエータの場合には
第一の発明と第二の発明と第三の発明の総てが含まれて
いるが、これら三つの発明のうちの一つの発明だけで構
成してもよいことは勿論である。したがって、例えば、
第一の発明あるいは第二の発明を実施する場合には案内
筒はなくてもよい。
又、電磁アクチュエータは電磁比例制御弁の駆動機構に
限るものでないことも勿論であり、比例制御が要求され
る他の機器の駆動機構に採用することも可能である。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明は、以下に記載される優
れた効果を奏する。
第一に、第一固定鉄心と第二固定鉄心のいずれか一方の
固定鉄心をハウジングに一体的に設け、他方の固定鉄心
をこのハウジングの蓋体としているので、磁気回路の磁
気抵抗を大幅に低下させることかで軽、その結果、電磁
コイルの励磁力を増大することができる。したがって、
制御性の向上を図ることができる。
第二に、電磁コイルが非励磁状態の時に、既に可動鉄心
が環状凸部内に侵入しており比例域に位置しているので
、可動鉄心の初期動作に無駄なストロークがなく応答性
がよく、しかも、ストッパーにより可動鉄心が比例域か
ら外れないように規制されているので応答性がよい。し
たがって、制御性の向上を図ることができる。
第三に、案内筒の突出部により両固定鉄心の環状凸部間
の空間がほぼ埋められているので、この空間に侵入する
空気やごみの絶対量を極力減らすことができる。したが
って、万一にもこれらの空気やごみが空洞部内に侵入し
たとしても、その絶対量は極めて微々たるものなので、
可動鉄心の移動性やオイルダンパ効果に与える影響は殆
どない。
したがって、所期の制御性を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図の図面はこの発明の一実施例を示すも
のであり、第1図は電磁比例制御弁の駆動機構としで用
いられた電磁アクチュエータの縦断面図、第2図は要部
拡大断面図である。 又、第3図は従来の電磁アクチュエータの第1図に相当
する縦断面図、第4図は同第2図相当断面図である。 IA・・・電磁アクチュエータ部、 22・・・ハウジング、  24・・・ボビン、24a
・・・突出部、 25・・・電磁コイル、26・・・第
一固定鉄心、 27・・・第二固定鉄心、26m、27
a・・・環状凸部、 28・・・案内筒、29・・・空
洞部、  30・・・可動鉄心、30b・・・可動鉄心
の一端、 30c・・・可動鉄心の他端、 31・・・ストッパー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)磁性材からなるハウジングの内部に電磁コイルが
    収納され、電磁コイルの輪心方向両側には第一固定鉄心
    と第二固定鉄心が互いに軸心を一致させて配置され、両
    固定鉄心に形成された環状凸部が上記電磁コイルの内部
    にて離間して対向配置されており、この対向する環状凸
    部間に亙って設けられた空洞部内には一方の固定鉄心側
    へ付勢された可動鉄心が移動自在に収納されていて、上
    記電磁コイルに加える電流の大きさにほぼ比例した力で
    可動鉄心が他方の固定鉄心側へ引き付けられるようにさ
    れている電磁アクチュエータにおいて、上記第一固定鉄
    心と第二固定鉄心のいずれか一方の固定鉄心が上記ハウ
    ジングに一体的に設けられており、他方の固定鉄心がハ
    ウジングの開口を塞ぐ蓋体にされていることを特徴とす
    る電磁アクチュエータ。
  2. (2)電磁コイルの軸心方向両側に第一固定鉄心と第二
    固定鉄心が互いに輪心を一致させて配置され、両固定鉄
    心に形成された環状凸部が上記電磁コイルの内部にて離
    間して対向配置されており、この対向する環状凸部間に
    亙って設けられた空洞部内には一方の固定鉄心側へ付勢
    された可動鉄心が移動自在に収納されていて、上記電磁
    コイルに加える電流の大きさにほぼ比例した力で可動鉄
    心が他方の固定鉄心側へ引き付けられるようにされてい
    る電磁アクチュエータにおいて、上記空洞部の一部をな
    す上記一方の固定鉄心の内側に非磁性材からなるストッ
    パが取り付けられており、電磁コイルへの非励磁状態の
    時に可動鉄心の一端が上記ストッパに当接し且つ可動鉄
    心の他端が上記他方の固定鉄心の環状凸部の内側に位置
    するようにされていることを特徴とする電磁アクチュエ
    ータ。
  3. (3)電磁コイルが巻かれた非磁性材からなるボビンの
    軸心方向両側に第一固定鉄心と第二固定鉄心が互いに輪
    心を一致させて配置され、両固定鉄心に形成された環状
    凸部が上記電磁コイルの内部にて離間して対向配置され
    ており、この対向する両環状凸部の内側に嵌め込まれた
    非磁性材からなる案内筒の内側には一方の固定鉄心側へ
    付勢された可動鉄心が移動自在に収納されていて、上記
    電磁コイルに加える電流の大きさにほぼ比例した力で可
    動鉄心が他方の固定鉄心側へ引き付けられるようにされ
    ている電磁アクチュエータにおいて、上記ボビンには、
    上記案内筒の外側における両固定鉄心の環状凸部間をほ
    ぼ埋める突出部が設けられていることを特徴とする電磁
    アクチュエータ。
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