JP2522630Y2 - 電磁弁 - Google Patents

電磁弁

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JP2522630Y2
JP2522630Y2 JP1988101284U JP10128488U JP2522630Y2 JP 2522630 Y2 JP2522630 Y2 JP 2522630Y2 JP 1988101284 U JP1988101284 U JP 1988101284U JP 10128488 U JP10128488 U JP 10128488U JP 2522630 Y2 JP2522630 Y2 JP 2522630Y2
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magnetic
plunger
bobbin
plate
coil
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勲 上林
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Priority to KR1019890007847A priority patent/KR930006510B1/ko
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は電磁弁に関するもので、特にプランジャの
応答性を向上することに係るものである。
〔従来の技術〕 第3図は従来のこの種の電磁弁を示す断面図である。
図において、(1)はケース、(2)はプレート、
(3)はプランジャ、(4)は固定鉄心、(5)はバル
ブシート、(6)はスプリング、(7)はボビン、
(8)はソレノイドコイル、(9)はそのリード端子、
(10)はOリング、(11)は入力孔、(12)は排出孔で
ある。ケース(1)は磁性材料で出来ていて継鉄の役目
をなし、プレート(2)も磁性材料で出来ており、また
プランジャ(3)は可動鉄心により形成されている。か
くして、ケース(1)、プレート(2)、プランジャ
(3)および固定鉄心(4)は磁気回路を形成する。
コイル(8)に電流を通すと、コイル(8)は励磁さ
れてプランジャ(3)をスプリング(6)に抗して固定
鉄心(4)に吸引させる。コイル(8)を消勢すると、
固定鉄心(4)はプランジャ(3)を解放し、スプリン
グ(6)によりプランジャ(3)は前方へ押しやられ
る。
このようにして、コイル(8)の付勢、消勢に応答し
てプランジャ(3)の円錐形先端部により入力孔(11)
が開閉される。従って弁の開放時に、制御流体は入力孔
(11)より流入し、排出孔(12)から流出し、弁の閉塞
時に制御流体の流れを止める。
〔考案が解決しようとする課題〕
第4図に示す如く、従来の電磁弁では、入力孔(11)
より流入する流体(13)は矢印の如く進行し、流体中に
混在している磁性不純物(鉄粉、それもフィルターを通
過した微小なもの)が、コイル(8)の励磁毎に、プラ
ンジャ(3)の突出した円錐形の表面に吸着され蓄積さ
れて行くと同時に、この蓄積されたものが流体(13)の
流れに押されてプレート(2)とプランジャ(3)との
間に侵入して行く。かくしてプランジャ(3)の足まわ
りに磁石不純物の堆積物(14)が形成される。かかる堆
積物(14)は電磁弁の機能特性を変化させる。特にプラ
ンジャ(3)のストローク長が約0.5mmであるというよ
うな微妙な電磁弁において堆積物(14)が固定鉄心
(4)とプランジャ(3)との間に形成されると、プラ
ンジャ(3)のストローク長が減少されて排出孔(12)
側の油圧制御に影響を与えたり、また、プランジャ
(3)とプレート(2)との間の堆積物(14)はプラン
ジャ(3)の動きを鈍くさせたりするという問題があっ
た。
本考案はこのような問題点を解決するためになされた
もので、長期間使用しても磁性不純物の堆積物が形成さ
れにくいようにした電磁弁を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案にかかる電磁弁は磁性体からなるケース、こ
のケースに収容されたソレノイドコイル、このコイルを
巻きつけたボビン、前記ケースの一端に取り付けられか
つ前記ボビンの一端からその中心部に突入した部分を有
する固定鉄心、前記ボビンの他端に設けられた磁性体の
プレート、前記プレートと前記固定鉄心との間の磁路中
であって前記ボビンの他端で軸方向に可動に設けられ前
記コイルへの通電によって前記固定鉄芯の方へ吸引され
る磁性体のプランジャ、および前記プランジャを前記固
定鉄心とは逆の方向に押圧するスプリングを具備し、前
記プレートは前記ケースを二つの室に仕切り、その一方
の室にプランジャを駆動するコイルおよびスプリング等
を配置し、他方の室を弁室となし、この弁室には入力孔
と出力孔が設けられており、前記入力孔の中心線は前記
プランジャの中心線と一致するように配列されており、
この入力孔を開閉するために円錐形の先端部分とこれに
続く円筒形部分とからなる非磁性材の弁体を前記プラン
ジャは同軸状に担持しており、この弁体の前記円筒形部
分を案内する非磁性案内部材を設け、この非磁性案内部
材を前記ボビンと一体的にボビンと同じ材料で形成し、
磁路を形成するために前記弁体より後方のプランジャの
まわりに磁性スリーブを設け、この磁性スリーブを前記
プレートと一体的にプレートと同じ材料で形成したこと
を特徴とする。
〔作用〕
この考案においては、プランジャに取り付けられた弁
体は非磁性材で構成されているのでその円錐形部分の表
面に磁性不純物が吸着されることはなく、かつこれに続
く円筒形部分とこれを案内する非磁性の部分との間に磁
性不純物が保持されることはない。
〔実施例〕
第1図は本考案による一実施例の電磁弁を示す。第2
図は第1図の要部を拡大して示す図である。これら図に
おいて、(1)〜(13)は従来例と同一部材または相当
部を示す。(30)は可動鉄心であるプランジャ(3)の
先端に設けられた非磁性の弁体である。この弁体(30)
はプランジャ(3)に対してインサート成形されて一体
的になされている。(70)は前記弁体(30)を案内する
ための非磁性案内部材でありボビン(7)と一体的に成
形されている。(20)は磁気回路をプランジャ(3)と
プレート(2)との間につなぐためにプレート(2)に
一体的に形成されて支持された磁性スリーブである。な
お、ボビン(7)は前記プレート(2)ならびに磁性ス
リーブ(20)を組み込んでインサート成形される。
本考案の電磁弁は、コイル(8)の付勢、消勢により
入力孔(11)から排出孔(12)への流体の流通、閉塞が
なされることは、従来のものと同じである。しかしなが
ら、第2図に示す如く入力孔(11)から流体(13)が流
れ込んでも弁体(30)は非磁性であるので、流体中から
磁性不純物(15)がその表面に吸着されることはなく、
その上、案内部材(70)も非磁性であるので、磁性不純
物が案内部のすき間に保持されることはほとんどなくな
る。
〔考案の効果〕
本考案は以上説明したように、プランジャの先端の円
錐形部分およびそれに続く円筒形部分の一部を非磁性体
となし、かつプランジャの非磁性の円筒形部分を案内す
る案内部材を非磁性体となしているので、流体中に含ま
れる磁性不純物はこれらの面に吸着されず、従ってこの
電磁弁を永年使用しても電磁コイルに対するプランジャ
の応答性が変化せず、安定した電磁弁の機能特性が得ら
れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の電磁弁の一実施例を示す断面図、第2
図は第1図の要部を拡大して示す図、第3図は従来の電
磁弁を示す断面図、第4図は第3図の要部を拡大して示
す図である。 図において、(1)はケース、(2)はプレート、
(3)はプランジャ、(4)は固定鉄心、(5)はバル
ブシート、(6)はスプリング、(7)はボビン、
(8)はソレノイドコイル、(11)は入力孔、(12)は
排出孔、(13)は流体、(14)は堆積物、(15)は磁性
不純物、(20)は磁性スリーブ、(30)は非磁性弁体、
(70)は非磁性案内部材である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁性体からなるケース、このケースに収容
    されたソレノイドコイル、このコイルを巻きつけたボビ
    ン、前記ケースの一端に取り付けられかつ前記ボビンの
    一端からその中心部に突入した部分を有する固定鉄心、
    前記ボビンの他端に設けられた磁性体のプレート、前記
    プレートと前記固定鉄心との間の磁路中であって前記ボ
    ビンの他端で軸方向に可動に設けられ前記コイルへの通
    電によって前記固定鉄心の方へ吸引される磁性体のプラ
    ンジャ、および前記プランジャを前記固定鉄心とは逆の
    方向に押圧するスプリングを具備し、前記プレートは前
    記ケースを二つの室に仕切り、その一方の室にプランジ
    ャを駆動するコイルおよびスプリング等を配置し、他方
    の室を弁室となし、この弁室には入力孔と出力孔が設け
    られており、前記入力孔の中心線は前記プランジャの中
    心線と一致するように配列されており、この入力孔を開
    閉するために円錐形の先端部分とこれに続く円筒形部分
    とからなる非磁性材の弁体を前記プランジャは同軸状に
    担持しており、この弁体の前記円筒形部分を案内する非
    磁性案内部材を設け、この非磁性案内部材を前記ボビン
    と一体的にボビンと同じ材料で形成し、磁路を形成する
    ために前記弁体より後方のプランジャのまわりに磁性ス
    リーブを設け、この磁性スリーブを前記プレートと一体
    的にプレートと同じ材料で形成したことを特徴とする電
    磁弁。
JP1988101284U 1988-07-29 1988-07-29 電磁弁 Expired - Lifetime JP2522630Y2 (ja)

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US07/387,043 US4936543A (en) 1988-07-29 1989-07-31 Solenoid valve
US07/481,772 US4961561A (en) 1988-07-29 1990-02-16 Solenoid valve

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2942943B2 (ja) 1994-01-15 1999-08-30 マンネスマン ザックス アクチエンゲゼルシャフト 弁操作装置

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