JPH01266196A - 重質洗濯洗剤組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は改良された重質洗濯洗剤組成物に関する。より
詳細には、本発明は洗剤組成物に漂白剤活性化、洗浄力
増強性、及び布帛柔軟性を付与するアセチル化糖エーテ
ルを含有させた重質洗剤組成物に関する０本発明の好適
な態様は活性化された漂白度が増強された清浄力のみな
らず布帛柔軟性をも有する非水液体重質洗濯洗剤組成物
に関する。

（従来の技術） 洗濯洗剤組成物中に種々のｔ！誘導体を用いることは公
知である。

ある種のアルキルグリコシド、特に長鎖アルキルグリコ
シドは界面活性があり、洗剤組成物中の非イオン界面活
性剤として有用なことは周知である。低級アルキルグリ
コシドは長鎖の相当品はど界面活性はない、最高の界面
活性を示すアルキルグリコシドは比較的長鎖のアルキル
基を有する。

該アルキル基は通常約８乃至２５個の炭素原子、好まし
くは約ｌＯ乃至１４個の炭素原子を含有する。

長鎖アルキルグリコシド び長鎖アルコールから調製される．しかし、グルコース
のような無置換サツカリドは高級アルコールに不溶であ
り、従って簡単には相互に反応しない。そのために、ま
ずサツカリドを中間体、すなわち低級アルキルグリコシ
ドに変え、それをさらに長鎖アルコールと反応させるの
が通常である。

低級アルキルグリコシドは市販されており、通常酸触媒
の存在下でサツカリドを低級アルコールと反応させて調
製される．ブチルグリコシドが中間体として用いられる
ことが多い。

洗剤組成物中の界面活性剤としての長鎖アルキルグリコ
シドの使用並びにアルキルグリコシドの種々の調製方法
は、たとえば米国特許第２．９７４．１３４号；同第３
，５４７，８２８号；同３，５９８．８６５号及び同第
３、７２１，６３３号に開示されている．水性液体洗剤
及び粉末洗剤中の粘度低下剤としての低級アルキルグリ
コシドの使用は米国特許第４，４８８，９８１号に開示
されている。

たとえば、グルコースペンタアセテート、グルコーステ
トラアセテート及びスクロースオクタアセテートのよう
なアセチル化糖エステルは酸素系漂白剤の活性化剤とし
て多年知られている．漂白剤活性化剤としてのアセチル
化糖誘導体の使用は米国特許第２．９５５，９０５号：
同第３．９０１，８１９号及び同第４，０１６．Ｏ’ｌ
Ｑ号に開示されている。

（発明が解決しようとする課ｎ） 本発明によれば、非イオン性洗剤組成物中にアセチル糖
エーテルを含有させることによって極めて洗浄力のある
Ｍ質非イオン性洗濯洗剤組成物が調製される．アセチル
化糖エーテルは漂白剤活性化剤、洗浄力増強剤、及び布
帛柔軟剤として作用する．アセチル化糖エーテルは液状
又は粉末状に配合することができる洗剤組成物に含有さ
せることができる．粉末及び水性並びに非水液体配合物
の何れも好適に製造することができるけれども、非水洗
剤組成物中に用いる場合に得られる利点はさらに大きい
。

従来技術には、洗浄力増強剤としての糖基界面活性剤、
すなわち、糖エステル及び糖エーテルの使用に関する開
示はなく、漂白剤安定性洗浄力増強剤としての糖エーテ
ルの使用に関する開示も、又洗浄力増強剤、漂白剤活性
化剤並びに布帛柔軟剤としてのアセチル化糖エーテルの
使用に関する開示もない。

（課題を解決するための手段） 非イオン界面活性剤のＨＬＢ　（親水性−親油性バラン
ス）が約９乃至１３、特に約ｌＯ乃至約１２であるとき
に最高の脂／油の除去が得られ、良好な洗浄力は高い油
捕促能力を示す棒状ミセルの存在に関係する。一定の非
イオン界面活性剤の最高洗浄力は曇り点すなわち、非イ
オン界面活性剤に富む相が洗浄液中で分離する温度（Ｃ
ＰＴ）と転相（ａ集）温度（ＰＬＴ）との間で得られる
。この狭い温度範囲すなわち窓（ｗｉｎｄｏｗ）の中に
、高い油／界面活性剤比を含む水に冨むミクロエマルシ
ランのドメインがある。この窓は非イオン性洗剤ごとに
変化する。

エチレンオキシドが平均７個の鎖でエトキシル化された
Ｃ−１３第二級脂肪族アルコールの場合にはこの窓は約
３０″ｃ　（３７’−６５℃）であり、エトキシル−プ
ロポキシル化脂肪族アルコールの場合にははるかに小さ
く、約１０℃（３３°−３７℃）である、理想的には、
重賞洗剤は低温（３０″Ｃ）から高温（９０°Ｃ）まで
機能を果さなくてはならないので、ＣＰＴは３０’Ｃを
趙え４０’Ｃに達するほどであってはならずＰＩＴは９
０°Ｃ未満であってはならない。

ＣＰＴ及びＰＩＴのいずれの存在もポリエチレンオキシ
ド鎖の特異な性質に関係する。鎖の単量体要素は２つの
配置、すなわちトランス配置とゴーシュ、シス形配置を
とることができる。この２つの配置間のエンタルピー差
は小さいが、水和は著しく異なる。トランス配置はもっ
とも安定であって、容易に水和される。ゴーシュ配置の
方が若干エネルギーが高く、何ら顕著には水和されない
、低温ではトランス配置が優勢であり、高分子鎖は水に
溶解する。温度が上昇するにつれて、ｋＴが両配置間の
エンタルピー差よりも象、激に増大して、ゴーシュ配置
の単量体単位の比率が増加する。水和水分子の数が急速
に減少して、ポリマーの溶解度は低下する。

ＣＰＴに接近するＰＩＴを示す非イオン界面活性剤は、
従って極めて感温性がある。感温性を低減させる１つの
方法はポリエチレンオキシドと異なる親水性部分を有す
る非イオン界面活性剤を使用することである。しかし、
市販の非イオン界面活性剤はポリエチレンオキシドを基
剤としているので、唯一の原価効率的方途は共ミセルを
つくることができ、感温性の低い混合ミセルを生じさせ
る助界面活性剤を添加することである。

種々のタイプの共界面活性剤系が従来技術で公知であり
、その中には非イオン界面活性剤と第三級アミドオキシ
ド又は両性洗剤を含むものがある。

両性洗剤は洗浄力増強性を有することが多年にわたり知
られている。助界面活性剤として用いられ、非イオン洗
剤と組合わせると特に良好な洗浄力増強活性を示す１つ
の両性洗剤はそれぞれ−ｍ式（式中、Ｒ１は約１０乃至
約１４個の炭素原子を含むアルキル基；Ｒｚ及びＲ１は
それぞれメチル基及びエチル基よりなる群から選ばれる
；がっ、Ｒ４はメチレン基、エチレン基及びプロピレン
基よりなる群から選ばれる）を有するベタイン洗剤及び
アルキル橋かけベタイン洗剤である。

適当なヘタイン界面活性剤は ■ ＣＩ。

であり、一方適当なアルキルアミドベタインはｃｏ。

であり、 ＣＨ。

のようなスルホヘタインも非イオン性洗剤と組合せて用
いると良好な洗浄力増強性を示すことが知られている。

ベタインは正電荷もまた負電荷も示す、ベタインは非イ
オン界面活性剤として電気的に中性である。第四級アン
モニウムはアルカリ溶液においてさえも正電荷を維持す
るのに不可欠である。イオンは容易に水和され、水和は
温度によってあまり太き（変動しないことは周知である
。従ってベタイン界面活性剤は助界面活性剤として使用
することができる。さらに、遊離アミンは過酸と急速に
反応して漂白剤部分及び界面活性剤分子を消費するアミ
ンオキシドとなるけれども、ベタインは（本来存在する
か又は過ホウ酸塩とＴＡＥＤのような漂白剤活性化剤と
の反応によって生成する）有機過酸の存在下で安定な唯
一の窒素含有構造体である。

ベタインを非イオン性洗剤に添加すると油性汚れの除去
が著しく改善される。もっとも顕著な改善は９０℃にお
いて得られるけれども、６０℃、特に４０°Ｃにおいて
重要な利益が得られる。しかし、工業的規模においては
、ベタインは水溶液として入手しうるにすぎず、従って
非水液体洗剤組成物中の添加剤として使用することはで
きない。

以前に糖エステル及び糖エーテルに関し、洗浄力増強性
が開示されたことはない、糖エステルと非イオン界面活
性剤との増強すなわち相乗効果が今や発見され、本出願
と同日に出願され、ｒ　ＳｕｇａｒＥｓｔｅｒｓ　Ａｓ
　Ｄｅｔｅｒｇｅｎｃｙ　Ｒｏｏｓｔｅｒｓ　Ｊという
名称の一般に議渡される同時係属出願第（ＩＲ−３０４
／９２５Ｆ）号に開示されている。さらに、本発明と同
日に出願され、ｒｓｕｇａｒ　Ｅｔｈｅｒｓ　Ａｓ　Ｂ
ｌｅａｃｈ　５ｔａｂｌｅ　Ｄｅｔ−ｅｒｇｅｎｃｙ　
Ｒｏｏｓｔｅｒｓ」という名称の、一般に譲渡される同
時係属出願第（ＩＲ−３１６／９４０Ｆ）号に開示され
ているように、糖エーテルは非イオン性洗剤組成物中の
漂白剤安定性洗浄力増強剤として好適に使用可能なこと
も今や発見された。これら特許出願の開示は参考資料と
して本明細書に収録しである。

これらの糖基界面活性剤が有効な洗浄力増強剤であるこ
とが見出されたので、非イオン性洗剤中の助界面活性剤
としてのヘタインに効果的に取って代ることができる。

糖エーテル及び糖エステルは粉末状及び水性液体重質洗
濯洗剤中でヘタインと同様に機能を果すことが見出され
た。しかし、ベタイン洗剤とは異なり、１１Ｍエステル
及び糖エーテルは非水液体洗剤組成物中で好適に使用す
ることができ、非水液体洗濯洗剤中で顕著な洗浄力増強
能力を示すことが見出された。非水液体洗剤は転相温度
の低い非イオン界面活性剤の存在によって高温では洗浄
力に乏しいと云われる。糖エステル及び糖エーテルは特
に６０℃以上の温度の非水洗剤製品があまり効果的でな
いと云われる温度範囲で非水液体洗剤の洗浄力を増大さ
せることが見出された。

このような効果は界面活性剤（１りの親水性部分が顕著
には感温性でなく、高温でも水溶性を持続するという事
実によるものである。エチレンオキシド鎖の水中の溶解
度は温度が上がるにつれて減少するけれども、糖部分中
のＯＨ基の存在が界面活性剤全体の感温性を著しく低下
させて、混合ミセル（非イオン界面活性剤及び糖エステ
ル／エーテル）は非イオン性洗剤単独のミセルよりもさ
らに広い温度範囲にわたって安定性を保っている。

食品用銘柄の有効成分１００χの糖エステルについて洗
浄力増強性を試験した。グルコースエステルＳ−１６７
０（肛Ｂが１６のステスリン酸誘導体）及びグルコース
エステルＬ１５７０　（肛Ｂが１５のラウリン酸誘導体
）をそれぞれ４０°Ｃ１６０°Ｃ１及び９０°Ｃの恒温
洗浄温度で、汚れとしてＥＭＰＡ及びにＲＥＦＥＬＤを
用いて試験した。以下の試験においては、汚れた木綿の
布片を水道水６００ｍ１中にＴＰＰ（）リボリリン酸ナ
トリウム０．５ｇ及び界面活性剤混合物２ｇが含まれる
洗浄液中で３０分間洗浄した。下記界面活性剤混合物Ａ
、Ｂ、及びＣを試験した。

界面活性剤へ−非イオン界面活性剤（エトキシル−プロ
ポキシル化Ｃｌ３−Ｃｌ３脂肪族アルコール） 界面活性剤Ｂ−界面活性剤Ａ　＋　Ｌ　１５７０界面活
性剤Ｃ＝界面活性剤Ａ　＋　３１６７０第１表は種々の
非イオン界面活性剤：糖エステル比についてのｔｊｃ／
？１カの結果を示す。

第　　１　　表 糖エステルの洗浄力 Ａ　　　　　　　　　　　　Ｉ８．２　　１？、７　　
６．４Ｂ　　　　　　９：ｌ　　　　　１８．８　　１
？、１　　１０．２８：２　　　　１９．６　　１６．
６　　１６．７７：３　　　　２０．１　　２０．５　
　１６．９Ｃ９：１　　　　１９．２　　２０．１　　
１６．２８＝２　　　　　７．３　　１３．４　　１４
．２＾　　　　　　　　　　　４．６　　１１．４　　
１１．４Ｂ　　　　　　９：１　　　　　４．５　　１
１．９　　１２．０８：２　　　　　４．９　　１３．
２　　１３．６’？：３　　　　　５．９　　１３．３
　　１４．３ｃ　　　　　　９：１　　　　　５．５　
　１１．５　　１３．２８：２　　　　　７．３　　１
３．４　　１４．２第２表は種々の非イオン界面活性剤
／グルコースエーテル（アルキルグルコシド）比につい
ての洗浄力の結果を示す。ただしアルキルグルコシド（
有効成分１００χの粉末）はＣ１□−Ｃ１４のグルコー
スエーテル（モノ−及びジアルキルの混合物）である。

界面活性剤混合物を４０°Ｃ１６０°Ｃ１及び９０°Ｃ
の恒温洗浄温度で、汚れとしてＥＭＰＡ及びＫＲＥＰ［
！ＬＤを用いて試験した。以下の試験においては、汚れ
た木綿布片を水道水６００ｄ中にＴＰＰ　１．５ｇ及び
界面活性剤混合物２ｇが含まれる洗浄液中で３０分間洗
浄した。

第２表 糖エーテルの洗浄力 フルキルグルコシＦ ８：２　　　　　　　２０．４　　　　２３．４　　　
　２４．４１：３　　　　　　　２１．６　　　　２２
．５　　　　２６．９フル４ルグルコシＦ ８：２　　　　　　　１０．０　　　　１４．９　　　
　１６．４’ｈ３　　　　　　　１０．７　　　　１５
．８　　　　１７．５上記２つの表から、糖エステル及
び糖エーテルの非イオン界面活性剤に対する助活性剤と
してのすぐれた性能が明かに実証される。４０°Ｃで利
点が得られるけれども、洗浄力は９０°Ｃで著しく増大
する。エトキシル−プロポキシル化脂肪族アルコール系
非イオン界面活性剤を基剤とする非水液体洗剤の洗浄力
は、温度が上がるにつれて界面活性剤の溶解度が減少す
るために高温では低下するので、助界面活性剤としての
糖脂肪エステル又はエーテルの添加は洗浄力を著しく増
大させる。

任意の糖エステル又は糖エーテルを期待される洗浄力増
強剤として使用することができる。親水性先端基の性質
をたとえばグルコース又はスクロースのような任意の糖
誘導体にまで拡大することができることを理解すべきで
あり、変型及び最適化は当業者には明白であろう、ポリ
エチレンオキシド系非イオン界面活性剤とは異なり、ｔ
Ｊ！誘導体のＩＩＬＢは、親水性鎖の長さではなくて糖
単位当りの炭化水素鎖の数によって調整する。糖エステ
ル及び糖エーテルは、高レベルの非イオン界面活性剤が
含まれる任意の液体又は粉末の洗剤組成物に含有させる
ことができる。

化学的安定性の点から見ると、糖エステルは、９０℃に
おいてさえも２．５ｇ／リットルのＴＰＰが存在する洗
浄媒質中でのけん化は実証されなかったけれども、アル
カリ性条件下で加水分解を受けやすい、さらに、エステ
ル結合は漂白剤が存在すると不安定である。

洗濯の際の助剤として漂白剤を用いることは周知である
。家庭用に使用される多くの漂白剤の中で、現在塩素含
有漂白剤がもっとも広く用いられている。しかし、塩素
系漂白剤は、目に見える布帛の劣化をひき起し、若干好
ましくない程度に汚れた布帛を部分処理するのに用いる
場合に局部的にさらし過ぎを生じることがあるほど協力
な漂白剤であるという容易ならぬ欠点がある。塩素化シ
アヌル酸のような他の活性塩素系漂白剤は、次亜塩素酸
ナトリウムよりは幾分安全ではあるけれども、同様に布
帛を損傷し、局部的なさらし過ぎを生じる傾向はまぬが
れない、これらの理由で、塩素糸漂白剤はナイロン、絹
、羊毛、及びモヘアのようなアミド含有繊維にはめった
に使用されることはない。さらに、塩素系漂白剤は多く
の難燃剤に対して特に有害であって、僅か５回の洗たく
後に効果のないものにする。

酸素放出型と塩素放出型の漂白剤の２つの主要な種類の
中で、非塩素系漂白剤又は「全布帛」漂白剤と呼ばれる
こともある酸素系漂白剤は布帛を白くし、汚れを除くの
に極めて有効であるだけでなく、また布帛の色ものに用
いるのにより安全でもあるという点で使用するのにより
都合がよい。

酸素系漂白剤は布帛の増白剤として通常用いられる蛍光
染料又はその楕帛をいささかもひどく侵すことはなく、
また塩素系漂白剤がややもすると生じるような樹脂布帛
仕上剤の黄変を目に見える程度に生じさせることもない
、塩素系及び非塩素系何れの漂白剤も、洗剤と反応し、
かつ洗剤の助けを借りて汚れを取除く酸化剤、たとえば
塩素系漂白剤の場合には次亜塩素酸ナトリウム及び非塩
素系漂白剤の場合には過ホウ酸ナトリウムを使用す酸素
系漂白剤として用いることができる種々の物質の中には
過酸化水素及び水溶液中で過酸化水素を生じる、アルカ
リ金属過硫酸塩、過ホウ酸塩、過炭酸塩、過リン酸塩、
過ケイ酸塩、過ピロリン酸塩、過酸化物、及びそれらの
混合物のような他の退化合物を挙げることができる。

酸素系漂白剤は布帛に有害なものではないけれども、酸
素系漂白剤を使用する上での１つの大きな欠点は漂白剤
を効率的に活性化させるのに必要な高温度及び高アルカ
リ度である。多くの家庭用洗濯設備は、特に米国では可
成り穏和な洗浄温度（２０’Ｃ乃至６０°Ｃ）、低アル
カリ度、及び短かい浸漬時間を用いるので、酸素系漂白
剤は、このようなシステムで用いられる場合には、ごく
おだやかな漂白作用を呈しうるに過ぎない、従って低温
で酸素系漂白剤を活性化させるのに用いることができる
物質に対する強い要望がある。

低温における漂白度を向上させるための種々の活性化剤
が公知である。これらの活性化剤は概ね３つの種類に分
けられる。すなわち、（＋）テトラアセチルエチレンジ
アミン（ＴＡＥＤ）、テトラアセチルグリコールウリル
等のようなＮ−アシル化合物；（２）グルコースペンタ
アセテート、ソルビトールヘキサアセテート、スクロー
スオクタアセテート等のような多価アルコールの酢酸エ
ステル；及び（３）嶌水フタル酸及び無水コハク酸のよ
うな有機酸無水物である。好適な漂白剤活性化剤はＴＡ
ＥＤである。

ＴＡＥＤのような酸素系漂白剤の活性化剤は、退化合物
との共反応により非接触的に作用して、退化合物それ自
身よりも迅速に被酸化性化合物と反応するたとえばＴＡ
ＥＤから生じる過酢酸のような過酸又はその塩を形成す
る。

上述のように、糖エステルは酸素系漂白剤の存在下では
不安定である。過ホウ酸ナトリウムを水に熔解させると
、過酸化水素が急速に生じる。水よりもはるかに酸性で
ある過酸水素は、アルカリ性（ｐＨ９，５−１０）のた
めに、著しくイオン化する。

さらに、ベルヒドロキシルアニオンはヒドロキシルイオ
ンよりもはるかに求核性である。９０°Ｃにおいてさえ
もヒドロキシルイオンに対して十分に安定なエステル結
合は洗浄サイクルの間に過ホウ酸塩から生じる過酸化水
素によって低温で急速に過加水分解される。脂肪族過酸
（たとえば、前記ステアリン酸系糖エーテル中の過ステ
アリン酸）は生成するけれども洗浄力の利点は失なわれ
る。この機構は、低温においてＴＡＥＤ及び過ホウ酸ナ
トリウムから過酢酸を生成する機構と同じである。従っ
て、従来技術で開示されているように、活性化された漂
白剤部分が過酢酸ではなくて過ステアリン酸であるため
に、糖エステルによる漂白剤活性化の効果はＴＡ［Ｄの
場合よりもはるかに小さいけれども糖エステルは漂白剤
活性化剤である。このように、糖エステルは過ホウ酸ナ
トリウムが除かれる場合にのみ非水液体洗濯洗剤組成物
中の洗浄力増強剤としてきわめて有利に用いられる。し
かし、漂白剤を伴わない非水液体洗剤の使用は、たとえ
洗浄力がすぐれているとしても、実際的ではない。

一般に譲渡される同時係属出願第（ＩＲ−３１６／９４
０Ｆ）号に開示されているように、糖エーテルは洗浄力
増強性能を有するだけでなく、また漂白剤の存在下でも
安定である。糖エーテルは、糖エステルの場合と同様に
、粉末及び液体洗剤組成物に含有される場合に促進され
た洗浄力を示す、しかし、糖エーテルの使用は非水液体
配合物に含有される場合に特に有利である。アルキルグ
リコシド（たとえばグルコースエーテル）は、特にエト
キシル−プロポキシル化脂肪族アルコールのような低泡
性界面活性剤に対して極めて有効な洗浄力増強性を示す
。エーテル結合は加水・分解及び過加水分解に対して全
く安定である。

糖エーテルは洗浄性能に関しては糖エステルに似ている
けれども、糖エステルとは異なり、アルキル性及び過酸
化水素に対して安定である。任意の糖エーテルが潜在的
にこの種の利点を産み出すことができる。さらに、糖部
分と脂肪酸量との間に任意の安定な結合を用いることが
できる。このような結合には通常の反応によって形成す
ることができるアミド、チオエーテル、及びウレタン結
合があるが、これらに限定されるものではない。

糖エーテルは、極めてすぐれた有効性に加えて、化学的
分解作用に対して非常に安定である。液体又は粉末重質
洗剤中に糖エーテルを含有させることは非イオン性洗剤
に対する助界面活性剤としてのベタイン又は糖エステル
に効果的に取って代わることである。

本出願と同日に出願され、ｒＡｃｅｔｙｌａｔｅｄ　Ｓ
ｕｇａｒＥｔｈｅｒｓ　Ａｓ　Ｂｌｅａｃｈ　Ａｃｔｉ
ｖａＬｏｒｓ　ａｎｄ　ＤｅＬｅｒｇｅｎｃｙＢｏｏｓ
ｔｅｒｓ　Ｊという名称の、−ｍに譲渡される同時係属
出願第（ＩＲ−３１７／９３７Ｆ）号に開示されている
ように、洗剤組成物中に、−船人 （式中、Ｒは少くとも１０個の炭素原子を含む脂肪族鎖
を表わし、Ａは−Ｃｏ−Ｃ）１．を表わす）を有するア
セチル化糖エーテルを含有させることに基づく活性化さ
れた漂白剤及び増強された洗浄力を有する重質洗剤組成
物が発見された。該開示は参考資＃［として本明細書に
収録しである。

液体又は粉末洗剤中に上記アセチル化糖エーテルを含有
させることは漂白剤活性化剤としてのＴＡＥＤのみなら
ず洗浄力増強剤としての助界面活性剤のヘタイン又は糖
エステル／エーテルに効果的に取って代わることである
。

本出願人はここに非イオン性洗剤中にアセチル化＃３エ
ーテルを用いることを本明細書にて特許請求するもので
ある。アセチル化糖エーテルは洗浄力増強剤、漂白剤活
性化剤、及び布帛柔軟剤として作用する。該化合物は一
般式 （式中、Ｒ，及びＲ２は独立的に、１０個以上の炭素原
子、好ましくは１２乃至２２個の炭素原子、より好まし
くは１８乃至２０個の炭素原子を含む脂肪酸量を表わし
、Ａは−ＣＯ−ＣＩｌｓを表わす）を有する。

前記分子の調製に当っては、技術的に公知の方法で製造
された少なくとも２つの脂肪酸量を含む古典的なアルキ
ルグリコシド（糖エーテル）を無水酢酸との反応によっ
てアセチル化する。精製後、生成物を洗剤組成物中に含
有させることができる。

水を加えると（すなわち、組成物を洗浄水に加えると）
、化合物はまず過ホウ酸塩と反応して、過酢酸を生成す
る。過酸化水素との反応後、化合物は洗浄力増強剤とし
て働く、１４個以上の炭素原子を含む少くとも２つの脂
肪酸量の存在は繊維への吸収を誘起し、柔軟効果が得ら
れる。

前記の一般式にはアセチル化ジアルキルグルコースエー
テルを表わしているけれども、もう２つの脂肪酸量でエ
ーテル化され、かつ最後にアセチル化される任意の糖エ
ーテル（七ノー又はポリグリコシド）がこれらの性質を
与えることができることを理解すべきである。さらに、
脂肪酸量と糖との間に任意の安定な結合を用いることが
できる。

このような結合には、通常の反応によって形成されるア
ミド、チオエーテル、及びウレタン結合があるが、これ
らに限定されるものではない。また、残存するヒドロキ
シル基を、アセチル化する代りに不安定結合を生成する
ことができる任意の試薬と反応させることができる。

本態様のアセチル化糖エーテルは、洗剤組成物に３つの
主な機能、すなわち（１）漂白剤活性化、（２）増強さ
れた洗浄力、及び（３）布帛柔軟性を同時に与えること
ができる。このように、アセチル化糖エーテルは原価基
準からだけでなくまた配合物濃度の増大が見込まれるた
めに有利である。

本発明のアセチル化糖エーテルは粉末並びに水性液体洗
剤組成物に有利に使用することができるけれども、本発
明の他の目的は、非水液体懸濁液に、必要とする漂白剤
活性化、洗浄力増強性、及び布帛柔軟性を与えるのに効
果的な量のアセチル化糖エーテルを加えることによって
洗剤組成物が得られる下記の好適な態様の詳細な説明か
らさらに明らかとなろう。

本発明の実施に用いられる非イオン性合成有機洗剤は周
知であり、かつたとえば、Ｉｎ　ｔｅｒｓｃ　１ｅｎｃ
ｅＰｕｂｌ　１ｓｂｅｒｓから１９５８年に出版された
Ｓｃｈｗａｒｔｚ。

Ｐｅｒｒｙ　、及びＢｅｒｃｈ共著の教科書　５ｕｒｆ
ａｃｅ　ＡｃＬ−ｈＬ紅並ハ　第■巻、及びＭｃＣｕ　
ｔｃｈｅｏｎの敗圏■虹ｎｔｓ　ａｎｄ　Ｅｓｕｌｓｉ
ｆｉｅｒｓ　１９６９年度年報）に詳細に述べられてい
るような任意のいろいろな化合物であることができる。

前記文献の関係ある開示は参考資料として本明細書に収
録しである。通常、非イオン性洗剤は、所望の親水性−
親油性バランスが親水性ポリ低級アルコキシ基を親油性
部分に添加することによって得られるポリ低級アルコキ
シル化親油性物質である。使用される好適な種類の非イ
オン性洗剤は、アルカノールがｌＯ乃至１８個の炭素原
子を有し、（２乃至３個の炭素原子の）低級アルキレン
オキシドのモル数が３乃至１２であるポリ低級アルコキ
シル化高級アルカノールである。

このような物質のうちで、高級アルカノールが１０乃至
１１個又は１２乃至１５個の炭素原子を存する高級脂肪
族アルコールであり、かつ１モル当り５乃至８又は５乃
至９の低級アルコキシ基を含む物質を使用するのが好適
である。好ましくは、低級アルコキシはエトキシである
が、場合により、プロポキシと混合されるのが好ましい
こともあり、但しプロポキシは存在するとしても少１（
５０％以下）であることが多い。このような化合物の代
表的な例は、アルカノールが１２乃至１５個の炭素原子
を有し、かつ１モル当り約７のエチレンオキシド基を含
む化合物、たとえば５ｈｅｌｌ　Ｃｈｅｍｉｃａｌ　Ｃ
ｏｍｐａｎｙ。

Ｉｎｃ、で製造される製品のＮｅｏｄｏｌ　２５−７及
びＮｅｏｄｏ　Ｉ２３−６．５である。前者は平均約１
２乃至１５個の炭素原子の高級脂肪族アルコール混合物
と約７モルのエチレンオキシドとの縮合生成物であり、
後者は高級脂肪族アルコールの炭素原子含量が１２乃至
１３個で、存在するエチレンオキシド基の数が平均約６
．５である相当混合物である。高級アルコールは第一級
アルカノールである。このような洗剤の他の例にはＴｅ
ｒｇｉｔｏｌ　１５−３−７及びＴｅｒｇｉｔｏｌ　１
５−５−９があり、いずれもｔｌｎｉｏｎ　Ｃａｒｂｉ
ｄｅ　Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎ製の線状第二級アルコー
ルエトキシレートである。前者は７モルのエチレンオキ
シドを付加した１１乃至１５個の炭素原子の線状第二級
アルカノールの混合エトキシル（ＩＪＩであり、後者は
９モルのエチレンオキシドを反応させた類似の生成物で
ある。

また、非イオン性洗剤の成分として本組成物で有用であ
るのは高級脂肪族アルコールが１４乃至１５個の炭素原
子を有し、かつエチレンオキシド基の数が１モル当り約
１１である同様の高級脂肪族アルコールのエチレンオキ
シド縮合物Ｎｅｏｄｏｌ　４５−１１のような高分子量
非イオン界面活性剤である。該製品も５ｈｅｌｌ　Ｃｈ
ｅｍｉｃａｌ　Ｃｏｍｐａｎｙで製造されている。

特に有用な種類の非イオン界面活性剤はＰｌｕｒａ−ｆ
ａｃという商標で販売されている商業的に周知の種類の
非イオン界面活性剤が挙げられる。Ｐｌｕｒａ−ｆａｃ
は高級線状アルコールとエチレンオキシド及びプロピレ
ンオキシドの混合物との反応生成物であって、エチレン
オキシドとプロピレンオキシドとの混合鎖を含み、末端
がヒドロキシル基である。

たとえばＰｌｕｒａｆａｃ　Ｒ＾３０　、Ｐｌｕｒａｆ
ａｃ　ＲＡ４０　　（７モルのプロピレンオキシド及び
４モルのエチレンオキシドを縮合させたＣｌ５−Ｃ１％
脂肪族アルコール）、Ｐｌｕｒａｆａｃ　Ｄ２５　（５
モルのプロピレンオキシド及び１０モルのエチレンオキ
シドを縮合させたＣＩ　３−ＣＩ　Ｓ脂肪族アルコール
）　、Ｐｌｕｒａｆａｃ　８２６、及びＰｌｕｒａ−ｆ
ａｃ　ＲＡ５０　（Ｐｌｕｒａｆａｃ　Ｄ２５とＰｌｕ
ｒａｆａｃ　ＲＡ４０の等種混合物）がある。

−Ｃに混合エチレンオキシド−プロピレンオキシド脂肪
族アルコール縮合物は、−１Ｇ式％式％）） （式中、Ｒは６乃至２０個、好ましくは１０乃至１８個
、特に好ましくは１４乃至１８個の炭素原子を有する直
鎖状又は枝分れ状、第−級又は第二級脂肪族炭化水素、
好ましくはアルキル又はアルケニル、特に好ましくはア
ルキルであり、ｐは２乃至１２、好ましくは４乃至１０
の数であり、かつｑは２乃至７、好ましくは３乃至６の
数である）によって表わすことができる。これらの界面
活性剤は低泡性が望ましい場合に用いるのが好都合であ
る。さらに、これらの界面活性剤はゲル化温度が低いと
いう利点がある。

液体非イオン界面活性剤の他の種類は５ｈｅｌ　１Ｃｈ
ｅｏ＋１ｃａｌ　Ｃｏｍｐａｎｙ、Ｉｎｃ、からＤｏｂ
ａｎｏｌ　という商標で入手可能である。すなわち、Ｄ
ｏｂａｎｏｌ　９１−５は平均５モルのエチレンオキシ
ドを有するエトキシル化Ｃ９−Ｃｌ　＋脂肪族アルコー
ルであり；　Ｄｏｂａｎｏｌ　２５−７は平均７モルの
エチレンオキシドを有するエトキシル化Ｃ＋ｚ−ｃ＋ｓ
脂肪族アルコールである。

好適なポリ低級アルコキシル化高級アルカノールにおい
て、親水性部分と親油性部分との最良のバランスを得る
には、低級アルコキシの数は高級アルコール中の炭素原
子の数の通常４０χ乃至１００χ、好ましくは４０χ乃
至６０χであり、かつ非イオン性洗剤は好適には少くと
も５０％の該ポリ低級アルコキシ高級アルカノールを含
むものである。アルキル基は一般に線状であるが、枝分
れアルキルの長さが炭素３個以下の場合には、直鎖の、
エトキシ鎖から遠い末端の炭素の次の炭素又は末端炭素
から炭素２つ離れた炭素におけるような枝分れは許容す
ることができる０通常、このような枝分れ構造中の炭素
原子の比率はアルキル全体の炭素原子含量の２０％をめ
ったに超えないほど小さいものである。同様に、末端で
エチレンオキシド鎖に結合する線状アルキルが極めて好
ましく、洗浄力及び生分解性の最良の組合せをもたらす
と考えられるけれども、エチレンオキシドに対して鎖中
の中間すなわち第二級結合が生じることがある。この結
合はこのようなアルキルでは極く小部分、−１Ｇに２０
％以下であるが、前記Ｔｅｒｇｉ　ｔｏｌの場合のよう
にさらに大きいことがある。また、低級アルキレンオキ
シド鎖中にプロピレンオキシドが存在する場合には、−
ａに２０％以下、好ましくは１０％以下であろう。

高比率の非末端アルコキシル化アルカノール、プロピレ
ンオキシド含有ポリアルコキシル化アルカノール、並び
に前記よりも親水性−親油性バランスのよくない非イオ
ン性洗剤を用いる場合、及び本明細書に挙げた好適な非
イオン界面活性剤の代りに他の非イオン性洗剤を用いる
場合には、得られる生成物は好適な組成物はど良好な洗
浄力、安定性及び粘度特性を有しないかもしれない。場
合によっては、夏洗浄力のために高分子量ポリ低級アル
コキシル化高級アルカノールを使用する場合のように、
所望の洗浄力を得るためには通常の実験結果に従って、
その比率は調節又は制限されよう。また、本明細書に記
載される好適な非イオン界面活性剤はすぐれた洗浄剤で
あり、その上液体洗剤に所望の粘度を達成させることが
できるので、洗浄性能のために高分子量非イオン界面活
性剤を用いることはまれにしか必要でないことが判明し
た。これらの液体非イオン界面活性剤の２つ以上の混合
物も使用することができる。

さらに、本発明の組成物中に、化学構造の点でエトキシ
ル化及び／又はプロポキシル化脂肪族アルコール非イオ
ン界面活性剤にＩ！（以すると考えることができるがた
だし比較的長さの短かい炭化水素鎖（Ｃ２−ＣＩ）及び
低含量のエチレンオキシド（１分子当り約２乃至６個の
エチレンオキシド単位）を有する低分子量エーテル化合
物のような液体非イオン界面活性剤に対して粘度調整並
びにゲル防止剤として働く化合物を加えることが有利な
ことが多いであろう。

適当なエーテル化合物は下記−船人 ％式％） （式中、ＲはＣ，−Ｃ，のアルキル基で、ｎは平均して
約１乃至６の数である）によって表わすことができる。

適当なエーテル化合物の具体的な例にはエチレングリコ
ールモノエチレンエーテル（Ｃｚｌｌｓ−０−ＣＩＩ□
Ｃ１１□０１１）、ジエチレングリコールモツプチルエ
ーテル（Ｃ４１１９−０−（ＣＩｌ□ＣＨ２０）　Ｊ）
、テトラエチレングリコールモノブチルエーテル（０日
１１＋ｔ−０−（ＣＨｚＣｌｌｚＯ）Ｊ）等がある。ジ
エチレングリコールモノブチルエーテルが特に好適であ
る。

液体洗剤組成物のレオロジー性の一層の改善は、遊離ヒ
ドロキシル基をｉｓカルボキシル基を有する部分に変え
るように変性させた少量の非イオン界面活性剤を組成物
に包含させることによって得ることができる。開示が参
考資料として収録しである一般に譲渡される同時係属出
願第５９７．９４８号に開示されているように、大まか
にポリエーテルカルボン酸とみなすことができる遊離カ
ルボキシル基変性非イオン界面活性剤は、液体イオン界
面活性剤が水とゲルを形成する温度を低下させるように
働く。また、酸性ポリエーテル化合物もそのような分散
液の降伏応力を減少さゼ、付随する沈降に対する安定性
の低下なしに分配性を助けることができる。

また本発明の洗剤組成物は水溶性及び／又は水不溶性洗
剤ビルダー（塩）をも含む、典型的な適当なビルダーに
は、たとえば米国特許第４，３１６．８１２号：同第４
．２６４，４６６号；及び同第３．６３０，９２９号に
開示されているビルダーがある。洗剤化合物とともに或
いは他のビルダーと混合して用いることができる水溶性
無機のアルカリ性ビルグー（塩）はアルカリ金属炭酸塩
、ホウ酸塩、リン酸塩、ポリリン酸塩、重炭酸塩、及び
ケイ酸塩である。アンモニウム塩又は置換アンモニウム
塩も使用することができる。このような塩の具体的な例
はトリポリリン酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、テトラ
ホウ酸ナトリウム、ピロリン酸ナトリウム、ピロリン酸
カリウム、ヘキサメタリン酸ナトリウム及び重炭酸カリ
ウムである。トリポリリン酸ナトリウム（ＴＰＰ）が特
に好適である。アルカリ金属ケイ酸塩は組成物を洗濯機
部品のさび止め剤とするようにも働く有用なビルダー（
塩）である。１．６／ｌ乃至１／３．２、特に約１／２
乃至１／２．８のＮａｚＯ／５ｉＯｚ比のケイ酸ナトリ
ウムが好ましい、同様のケイ酸カリウムも使用すること
ができる。

本特許で特に有用な他の種類のビルダーは、結晶性なら
びに無定形の水不溶性アルミノシリケートである。英国
特許第１，５０４．１６８号、゛米国特許第４．４０９
．１３６号、及びカナダ特許第１，０７２，８３５号並
びに同第１，０８７，４７７号に種々の結晶性ゼオライ
ト（すなわち、アルミノンリケード）が記載されている
。本特許で有用な無定形ゼオライトの例はベルギー特許
第８３５．３５１号に見出すことができる。

一般にゼオライトは式 ％式％） （式中、Ｘはｉ、ｙは０．８乃至１．２、好ましくは１
、ｚは１．５乃至３．５以上、好ましくは２乃至３、及
びＷは０乃至９、好ましくは２．５乃至６、及びＭは好
ましくはナトリウムである）を有する。典型的なゼオラ
イトはＡ型又は類似の構造で、４Ａ型が特に好適である
。好ましいアルミノシリケートは１グラム当り約２００
ミリ当量以上、たとえば４００ｍｅｑ／ｇのカルシウム
イオン変換容量を有する。

クレー、とくに水不溶性クレーのような他の物質も本発
明の組成物中の有用な添加剤であることができる。ヘン
トナイトが特に有用である。この物質はアルミニウム原
子の約１八がマグネシウム原子で置換され、かつ種々の
水素、ナトリウム、カリウム、カルシウム等が弛く結合
されている水゛和アルミニウムンリケートであるモンモ
リロナイトが主である。洗剤用に適する比較的純粋な形
の（すなわち、小石、砂等のない）ヘントナイトは常に
少くとも５０％のモンモリロナイトを含み、従ってその
カチオン交換容量は、ヘントナイト００ｇ当り少くとも
約５０乃至７５ｍｅｑである。特に好適なベントナイト
はＧｅｏｒｇｉａ　Ｋａｏｌｉｎ　Ｃｏ、からＴ＋＋１
ｘｏ−ｊｅｌｌ、２．３、及び４として販売されている
Ｗｙｏｓｉｎｇ又は米国西部のヘントナイトである。こ
れらのへントナイトは英国特許第４０１，４１３号及び
同第４６Ｌ２２１号に記載されているように繊維を柔軟
にすることが知られている。

洗剤とともに、又は他の有機並びに無機ビルグーと混合
して使用することができる有機アルカリ性金属イオン封
鎖剤ビルグー（塩）の例はアルカリ金属、アンモニウム
、又は置換アンモニウムのアミノポリカルボキシレート
、たとえばナトリウム並びにカリウムニトリロトリアセ
テート（ＮＴＡ）及びトリエタノールアンモニウムＮ−
（２−ヒドロキシエチル）ニトリロジアセテートである
。これらポリカルボン酸塩の混合塩も適切である。

他の有機タイプの適当なビルダーにはカルボキシメチル
コハク酸塩、タルトロン酸塩、及びグリコール酸塩があ
る。特に有用であるのはポリアセクールカルボン酸塩で
ある。ポリアセタールカルボン酸塩及び洗剤組成物にお
けるその使用は（米国特許）第４．１４４，２２６号；
第４，３１５，０９２号；及び第４．１４６，４９５号
に記載されている。類（以のビルダーに関する他の米国
特許には第４，１４１．６７６号；第４．１６９．９３
４号；第４　、２０１　、８５８号；第４，２０４，８
５２号；第４，２２４，４２０号；第４，２２５，６８
５号；第４．２２６，９６０号；第４．２３３．４２２
号；第４．２３３，４２３号；第４，３０２．５６４号
；及び第４，３０３，７７７号がある。また、欧州特許
出願筒０．０１５，０２４号；同第０．０２１，４９１
号、及び同第０．０６３．３９９号も関連性がある。

本発明の組成物は概して高濃度であり、従って比較的低
用量で使用することができるので、さもないと不溶性リ
ン酸カルシウムの形成によって生じるおそれがある滓を
抑える高カルシウム結合容量を有する高分子カルボン酸
のような補助ビルダーで（トリポリリン酸ナトリウムの
ような）任意のリン酸塩ビルダーを補うことが望ましい
。この補助ビルダーも技術的に周知である。たとえば、
メタクリル酸及び無水マレイン酸の略等モルのコポリマ
ーを完全に中和させてナトリウム塩とした５ｏｋａｌａ
ｎ　Ｃｒ５を挙げることができる。

洗剤ビルグーに加えて、洗剤生成物に機能性か又は感覚
性の所望の特性を付与させるために種々の他の洗剤添加
剤又は付加物を洗剤生成物中に存在させることができる
。このように、配合物中に少量のよごれ懸濁又は再付着
防止剤、たとえばポリビニルアルコール、脂肪酸アミド
、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ヒドロキシ
−プロピルアルコールメチルセルロース；蛍光増白剤、
たとえば木綿、ポリアミド、及びポリエステル増白剤、
たとえばスチルベン、トリアゾール、及びヘンジジンス
ルホン組成物、特にスルホン化置換トリアジニルスチル
ベン、スルホン化ナフトトリアゾールスチルベン、ヘン
ジデンスルホン等、もっとも好適にはスチルベン及びト
リアゾールの混合物を含むことができる。

ウルトラマリンブルーのような青味剤；酵素、好ましく
はタンパク分解酵素、たとえば、スブチリシン、プロメ
リン、パパイン、トリプシン、及びペプシン、のみなら
ずアミラーゼ型酵素、リパーゼ型酵素、ならびにそれら
の混合物；殺菌剤、たとえばテトラクロロサリチルアニ
リド、ヘキサクロロフェン；殺カビ剤；染料；顔料（水
分散性）防腐剤；紫外線吸収剤；青味剤、たとえばカル
ボキシルメチルセルロースナトリウム（ＣＭＣ）　、Ｃ
ｒｔ乃至Ｃ２□アルキルアルコールとＣｒｔ　乃至Ｃ＋
ａアルキルサルフェートの複合体；　ｐＨａ１節削並び
にｐＨ緩衝剤；香料；及び消泡剤又は起泡抑制剤、たと
えばシリコン化合物も使用することができる。

前述のように、漂白剤は便宜上大まかに塩素系漂白剤と
酸素系漂白剤とに分類される。酸素系漂白剤が好ましい
、過ホウ酸塩、特に過ホウ酸ナトリウム−水和物が特に
好ましい０本発明によれば、過酸素化合物はその活性化
剤として働くアセチル化糖エーテルと混合して使用する
ことができる。

さらに、少くとも２つの脂肪酸鎖を含む本発明のアセチ
ル化糖エーテルの存在によって、非イオン性洗剤の洗浄
性能が改善され、かつ柔軟効果が得られる。

本発明の好適な形態において、液体非イオン界面活性剤
と固体成分の混合物をアトリッション型のミルにかけ、
その中で固体成分の粒径を約１０ミクロン以下、たとえ
ば平均粒径を２乃至１０ミクロン又はさらに小さく　（
たとえば１ミクロン）に減小させる。全懸濁粒子の約１
０％以下、とくに約５％以下は１０ミクロンよりも大き
い粒径を有することが望ましく、分散粒子がそのような
小径を有する組成物は貯蔵中分離又は沈降に対してすぐ
れた安定性を呈する。

粉砕作業においては、固体成分の比率が、固体粒子は相
互に接触し、非イオン界面活性剤液体によって実質的に
相互がおおわれないほど高い（たとえば、約５０％のよ
うに少なくとも約４０％）ことが好ましい、粉砕ボール
を用いるミル（ボールミル）又は類似の微粉砕要素が極
めて良好な結果を示した。このように、直径８ミリのス
テアタイト製粉砕ボールを有する実験室規模のアトリッ
ターを用いることができる。大規模の作業の場合には、
比較的高速度で作動する固定子と回転子の間の非常に狭
いすき間で作動する直径１ＩＩＩ１１又は１．５部ｍの
粉砕ボールがある連続運転ミル（たとえば、ＣｏＢａ１
ｌミル）を使用することができる。このようなミルを用
いる場合には、連続ボールミルで約１０ミクロン以下の
平均粒子径に粉砕する工程の前に、非イオン界面活性剤
と固体との配合物をまずそのような微粉砕をもたらさず
に１００ミクロン以下（たとえば約４０ミクロン）まで
粒径を小さくするミル（たとえばコロイダルミル）を通
すのが好ましい。

本発明の好適な重質液体洗剤組成物においては、典型的
な成分比率（特に断らなければ全組成物基準）は次の通
りである。すなわち、懸濁洗剤ビルグー、約２０乃至５
０％のように約ＩＯ乃至６０％の範囲内、たとえば約２
５乃至４０％。

非イオン界面活性剤及び任意に溶解されるゲル化防止エ
ーテル化合物よりなる液相、約３０乃至７０％の範囲内
、たとえば約４０乃至６０％；この相は少量のグリコー
ルのような希釈剤、たとえば最高１０％、好ましくは最
高５％、たとえば０．５χ乃至２χのポリエチレングリ
コール（たとえばｒＰＥＧ４００．＋　）、ヘキシレン
グリコールをも含むこともできる。エーテル化合物が存
在する場合には非イオン界面活性剤対エーテル化合物の
重量比は約ｌＯＯ：ｌ乃至ｌ：１、好ましくは約５０＝
１乃至約２＝１の範囲内にある。

本発明のアセチル化糖エーテル、約４％乃至約１５％、
好ましくは約６％乃至約８％。

ポリエーテルカルボン酸ゲル化防止化合物、該酸化合物
及び非イオン界面活性剤の配合物１００部当り約０．５
乃至１０部の範囲内の（たとえば、約２乃至５部のよう
に約１乃至６部の）　−ＣＯＯＨ（分子量４５）を供給
する型取下。典型的には、ポリエーテルカルボン酸化合
物の量は、非イオン界面活性剤１部当り約０．０５乃至
０．６部の範囲内、たとえば約０．２乃至０．５部であ
る。

沈降防止剤としての酸性有機リン酸化合物；最高５％、
たとえば約０．０５乃至２％のように、０．０１乃至５
％の範囲内、たとえば約０．１乃至１％。

任意の洗剤添加剤の適切な範囲：酵素−〇乃至２％、特
に０．７乃至１．３％；防錆剤−路０乃至４０％、好ま
しくは５乃至３０％：消泡剤及び起泡抑制剤−〇乃至１
５％、好ましくはＯ乃至５％、たとえば０．１乃至３％
；増粘剤及び分散剤−〇乃至１５％、たとえば０．１乃
至１５％、たとえば０．１乃至１０％、好ましくはｌ乃
至５％；汚れ懸濁又は再付着防止剤及び青味剤−〇乃至
１０％、好ましくは０．５乃至５％；着色剤、香料、増
白剤並びに青味剤の合計重量０％乃至約２％、及び好ま
しくは０％乃至約１％；ｐＨｊＪｉ整剤及びｐＨ緩衝剤
−〇乃至５％、好ましくはＯ乃至２％；漂白剤−０％乃
至約４０％、好ましくは０％乃至約２５％、たとえば２
乃至２０％。添加剤の選択に当っては、添加剤は洗剤組
成物の主成分と適合製があるように選定する。

本出願において、比率及び百分率は断らぬ限りすべて重
量単位である。実施例においては、特に断らぬ限り大気
圧を使用する。

ｌど一例 明記した量の下記成分からビルダー入り４ＰＬ非水液体
洗剤組成物を配合する。組成物は、下記成分を混合し、
微粉砕して、液体懸濁ｌ夜を生成させることにより調製
される。粉砕用混合物を調製する際に、固体成分を非イ
オン界面活性剤に添加し、ＴＰＰは最後に加える。

Ｄｏｗａｎｏｌ　ＯＲ−非イオン界面活性剤　　　　２
１Ｓｏｋａｌａｎ　ＣＦ２−滓防止剤　　　　　　　　
２Ｄｅｑｕｅｓｔ　２０６６−金属イオン封鎖剤　　　
　ｌ過ホウ酸ナトリウム−水和物−漂白剤　　９尿素−
安定剤　　　　　　　　　　　　　ｌエスペラーゼ−酵
素　　　　　　　　　　０．８テルマミルー酵素　　　
　　　　　　　　０．２Ｔｉｎｏｐａｌ　ＡＴＳ−Ｘ−
蛍光増白剤　　　　　　０．４ＴｉＯ□−白化剤　　　
　　　　　　　　　　０．２香　　　料　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　０．６上記組成物は貯
蔵中安定であり、冷たい洗濯水中に容易に分配してすぐ
れた洗浄効果を示し、かつ洗浄負荷に布帛柔軟性を与え
る。

前記の詳細説明は単に例示のためのものであり、本発明
の精神及び範囲を逸脱することなく変化させることがで
きることを理解すべきである。

（外４名）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、非イオン界面活性剤、漂白剤、及び漂白剤活性化剤
   、洗浄力増強剤並びに布帛柔軟剤としての少くとも２つ
   の脂肪酸鎖を含有するアセチル化糖エーテルよりなる重
   質洗濯洗剤組成物。 ２、前記アセチル化糖エーテルがトリアセチル糖エーテ
   ルである請求項１記載の組成物。３、前記アセチル化糖
   エーテルがアセチル化ジアルキル糖エーテルである請求
   項１記載の組成物。 ４、前記アセチル化糖エーテルがアセチル化グルコース
   エーテルである請求項１記載の組成物。 ５、前記アセチル化グルコースエーテルがトリアセチル
   ジアルキルグルコースである請求項４記載の組成物。 ６、前記漂白剤が過ホウ酸ナトリウム−水和物である請
   求項１記載の組成物。 ７、前記脂肪酸鎖が少くとも１０個の炭素原子を含む請
   求項１記載の組成物。 ８、前記脂肪酸鎖が１８乃至２０個の炭素原子を含む請
   求項７記載の組成物。 ９、前記重質洗濯洗剤組成物が粉末状である請求項１記
   載の組成物。 １０、前記重質洗濯洗剤組成物が液状である請求項１記
   載の組成物。 １１、前記重質液体組成物が水性液体組成物である請求
   項１０記載の組成物。 １２、前記重質液体組成物が非水液体組成物である請求
   項１０記載の組成物。 １３、ビルダー塩の不溶性粒子の懸濁体；漂白剤；並び
   に漂白剤活性化剤、洗浄力増強剤および布帛柔軟剤とし
   ての少なくとも２個の脂肪酸鎖を含有するアセチル化糖
   エーテルからなり、これらを液体ノニオン界面活性剤中
   に分散させた非水性重質洗濯組成物。 １４、前記アセチル化糖エーテルがトリアセチル糖エー
   テルである請求項１３記載の組成物。 １５、前記アセチル化糖エーテルがアセチル化ジアルキ
   ル糖エーテルである請求項１３記載の組成物。 １６、前記アセチル化糖エーテルがアセチル化グルコー
   スエーテルである請求項１３記載の組成物。 １７、前記アセチル化グルコースエーテルがトリアセチ
   ルジアルキルグルコースである請求項１６記載の組成物
   。 １８、前記漂白剤が過ホウ酸ナトリウム−水和物である
   請求項１３記載の組成物。 １９、前記脂肪酸鎖がそれぞれ少くとも１０個の炭素原
   子を含む請求項１３記載の組成物。 ２０、前記脂肪酸鎖がそれぞれ１８乃至２０個の炭素原
   子を含む請求項１９記載の組成物。