JPH0126522B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0126522B2 JPH0126522B2 JP8500282A JP8500282A JPH0126522B2 JP H0126522 B2 JPH0126522 B2 JP H0126522B2 JP 8500282 A JP8500282 A JP 8500282A JP 8500282 A JP8500282 A JP 8500282A JP H0126522 B2 JPH0126522 B2 JP H0126522B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- capacitor element
- heat
- treatment
- capacitor
- end faces
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 27
- 238000001465 metallisation Methods 0.000 claims description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 7
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 6
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 6
- 239000010408 film Substances 0.000 claims 2
- 239000011104 metalized film Substances 0.000 claims 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 7
- 239000002985 plastic film Substances 0.000 description 5
- 229920006255 plastic film Polymers 0.000 description 5
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 2
- 238000012805 post-processing Methods 0.000 description 1
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本考案は、フイルムコンデンサの製造方法に関
するものであり、特に、ヒートシール処理とメタ
リコン処理の後処理を改良したフイルムコンデン
サの製造方法に関するものである。
するものであり、特に、ヒートシール処理とメタ
リコン処理の後処理を改良したフイルムコンデン
サの製造方法に関するものである。
従来、金属化プラスチツクフイルム等を単独で
あるいは他の末金属化プラスチツクフイルムとと
もに巻回したフイルムコンデンサは、コンデンサ
素子の両端面にメタリコンを施し、このメタリコ
ン部にリード端子を溶接する構造となつている。
あるいは他の末金属化プラスチツクフイルムとと
もに巻回したフイルムコンデンサは、コンデンサ
素子の両端面にメタリコンを施し、このメタリコ
ン部にリード端子を溶接する構造となつている。
ところで、コンデンサ素子にメタリコン処理を
施す場合、コンデンサ素子の軸方向から両端面に
向つて溶射金属を吹き付けているが、この溶射金
属が端面だけではなく、コンデンサ素子の側面に
も付着する。そのため両端面から溶射金属が延び
て互いに接触し、両電極間が電気的に短絡すると
いう不良の発生する欠点があつた。
施す場合、コンデンサ素子の軸方向から両端面に
向つて溶射金属を吹き付けているが、この溶射金
属が端面だけではなく、コンデンサ素子の側面に
も付着する。そのため両端面から溶射金属が延び
て互いに接触し、両電極間が電気的に短絡すると
いう不良の発生する欠点があつた。
本発明は、以上の欠点を改良し、メタリコンに
よる短絡不良を防止しうるプラスチツクフイルム
コンデンサの製造方法の提供を目的とするもので
ある。
よる短絡不良を防止しうるプラスチツクフイルム
コンデンサの製造方法の提供を目的とするもので
ある。
本発明は、上記の目的を達成するために、コン
デンサ素子の両端面付近のみにヒートシール処理
を施し中央付近を末ヒートシール部とし、その
後、コンデンサ素子の両端面にメタリコン処理を
施し、該メタリコン処理後に前記末ヒートシール
部を少なくとも一巻以上除去することを特徴とす
るフイルムコンデンサの製造方法を提供するもの
である。
デンサ素子の両端面付近のみにヒートシール処理
を施し中央付近を末ヒートシール部とし、その
後、コンデンサ素子の両端面にメタリコン処理を
施し、該メタリコン処理後に前記末ヒートシール
部を少なくとも一巻以上除去することを特徴とす
るフイルムコンデンサの製造方法を提供するもの
である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
先ず、金属化プラスチツクフイルムを巻回して
コンデンサ素子1を形成し、第1図に示す通り、
両端付近の側面のみにヒートシール処理を施しヒ
ートシール部2及び3を形成し、中央部分を末ヒ
ートシール部4とする。
コンデンサ素子1を形成し、第1図に示す通り、
両端付近の側面のみにヒートシール処理を施しヒ
ートシール部2及び3を形成し、中央部分を末ヒ
ートシール部4とする。
次に、コンデンサ素子1の両端に溶射金属を吹
き付け、第2図に示す通り、メタリコン部5及び
6を形成する。この際、溶射金属はコンデンサ素
子1の側面にも付着し短絡部7が発生する。
き付け、第2図に示す通り、メタリコン部5及び
6を形成する。この際、溶射金属はコンデンサ素
子1の側面にも付着し短絡部7が発生する。
コンデンサ素子1にメタリコン部5及び6を形
成した後、第3図に示す通り末ヒートシール部4
を一巻以上除去する。
成した後、第3図に示す通り末ヒートシール部4
を一巻以上除去する。
さらに、メタリコン部5及び6にリード端子を
接続し外装を施しフイルムコンデンサとする。
接続し外装を施しフイルムコンデンサとする。
すなわち、ヒートシール処理を全面に行なわず
中央部分に末ヒートシール部4を設け、メタリコ
ン処理後に、この末ヒートシール部4を一巻以上
除去しているので、溶射金属の短絡部7が必ず除
去され、短絡不良を防止できる。
中央部分に末ヒートシール部4を設け、メタリコ
ン処理後に、この末ヒートシール部4を一巻以上
除去しているので、溶射金属の短絡部7が必ず除
去され、短絡不良を防止できる。
以上の通り、本発明によれば、メタリコン処理
による短絡不良を防止でき信頼性の高いプラスチ
ツクフイルムコンデンサが得られる。
による短絡不良を防止でき信頼性の高いプラスチ
ツクフイルムコンデンサが得られる。
第1図は本発明のヒートシール処理を施した後
のコンデンサ素子の斜視図、第2図は本発明のメ
タリコン処理後のコンデンサ素子の斜視図、第3
図は本発明の末ヒートシール部除去後のコンデン
サ素子の斜視図を示す。 1……コンデンサ素子、2,3……ヒートシー
ル部、4……末ヒートシール部、5,6……メタ
リコン部、7……短絡部。
のコンデンサ素子の斜視図、第2図は本発明のメ
タリコン処理後のコンデンサ素子の斜視図、第3
図は本発明の末ヒートシール部除去後のコンデン
サ素子の斜視図を示す。 1……コンデンサ素子、2,3……ヒートシー
ル部、4……末ヒートシール部、5,6……メタ
リコン部、7……短絡部。
Claims (1)
- 1 金属化フイルムを巻回したコンデンサ素子の
表面にヒートシール処理を施し、その後、該コン
デンサ素子の両端面にメタリコン処理を施すフイ
ルムコンデンサの製造方法において、コンデンサ
素子の両端面付近のみにヒートシール処理を施し
中央付近を末ヒートシール部とし、その後、コン
デンサ素子の両端面にメタリコン処理を施し、該
メタリコン処理後に前記末ヒートシール部を少な
くとも一巻以上除去することを特徴とするフイル
ムコンデンサの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8500282A JPS58202521A (ja) | 1982-05-21 | 1982-05-21 | フイルムコンデンサの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8500282A JPS58202521A (ja) | 1982-05-21 | 1982-05-21 | フイルムコンデンサの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58202521A JPS58202521A (ja) | 1983-11-25 |
JPH0126522B2 true JPH0126522B2 (ja) | 1989-05-24 |
Family
ID=13846467
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8500282A Granted JPS58202521A (ja) | 1982-05-21 | 1982-05-21 | フイルムコンデンサの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58202521A (ja) |
-
1982
- 1982-05-21 JP JP8500282A patent/JPS58202521A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58202521A (ja) | 1983-11-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0421327B2 (ja) | ||
US4696082A (en) | Method for manufacturing electrolytic capacitors and capacitors thus obtained | |
JPH0126522B2 (ja) | ||
JP2645562B2 (ja) | 積層型固体電解コンデンサの製造方法 | |
JPS6326532B2 (ja) | ||
JPS6125236Y2 (ja) | ||
JPS6317235Y2 (ja) | ||
JPS5943716Y2 (ja) | コンデンサ | |
JP3367221B2 (ja) | 電解コンデンサ | |
JPS5910743Y2 (ja) | 電解コンデンサ−の引出線 | |
JPH0310663Y2 (ja) | ||
JPH0353482Y2 (ja) | ||
JPS595961Y2 (ja) | コンデンサ | |
JPH0150097B2 (ja) | ||
JPH0414918Y2 (ja) | ||
JPH023290B2 (ja) | ||
JP2776126B2 (ja) | ヒューズ付きチップ固体電解コンデンサ及びその製造方法 | |
JPH0425010A (ja) | 固体電解コンデンサの製造方法 | |
JPH0519942Y2 (ja) | ||
JPS6336131B2 (ja) | ||
JP2518191B2 (ja) | 電子部品の製造方法 | |
JPH02181414A (ja) | 偏平形固体電解コンデンサ | |
JPS622761Y2 (ja) | ||
JPH046195Y2 (ja) | ||
JP2521149Y2 (ja) | 電気二重層コンデンサ |