JPH0126492Y2 - - Google Patents

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JPH0126492Y2
JPH0126492Y2 JP19001785U JP19001785U JPH0126492Y2 JP H0126492 Y2 JPH0126492 Y2 JP H0126492Y2 JP 19001785 U JP19001785 U JP 19001785U JP 19001785 U JP19001785 U JP 19001785U JP H0126492 Y2 JPH0126492 Y2 JP H0126492Y2
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power supply
supply circuit
motor
actuator
temperature
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は車両用空気調和装置、特にアクチユエ
ータのモータに駆動電圧を供給する電源回路に関
するものである。
〔従来の技術〕
一般に、車両用空気調和装置は各種空気制御ド
ア(例えば、モータ切換ドア、内外気切換ドア、
エアミツクスドア等)により内外気の切換、冷風
と暖風の混合調和などを行つて最適な空気調和を
作り出しているが、こられ各種空気制御ドアを駆
動ないし制御しているのがアクチユエータ並びに
該アクチユエータの制御手段及び電源回路であ
る。アクチユエータはモータにより駆動されるの
で、アクチユエータの制御手段は電源回路からモ
ータに供給される駆動電流・電圧を制御するとい
う構成をとつている。
そこで従来は、適正な制御効果を得るために前
述の電源回路に定電圧電源回路を採用している。
〔本考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来の車両用空気調和装置は、
実開昭56−120796に開示する如く、電源回路は単
なる定電圧電源回路であり、従つてモータ雰囲気
の温度上昇によりモータの巻線抵抗が大きくなつ
た場合に、動作時間が遅れる、駆動トルクが低下
する等の欠点を有していた。また低温時には過電
圧・電流という逆の問題が発生していた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は電源回路をサーミスタ等の感温抵抗素
子の組込まれた可変定電圧電源回路によつて構成
し、当該電源回路をアクチユエータと一体に設置
する。
これにより、モータ雰囲気温度の変化に応じて
モータ駆動電圧を調整してモータの特性を安定に
する。
〔作用〕
電源回路に組込まれた感温抵抗素子が定電圧電
源回路の出力電圧を温度変化に応じて調整し、ま
た当該サーミスタはアクチユエータと一体になつ
ているのでモータ雰囲気温度を正確に検出する。
〔実施例〕
第1図は本考案による車両用空気調和装置の一
実施例を示す回路図である。
同図において、10は電源回路であり、トラン
ジスタ11、ツエナーダイオード12、抵抗1
3,14及び正特性サーミスタ15からなり、出
力電圧Voが可変する定電圧電源回路を構成する。
なお、当該電源回路10の入力側にはバツテリ1
6の入力電圧Viが印加されている。20は前記
電源回路10からの出力電圧Voを受電し、空気
制御ドア(図示せず)の駆動源であるモータ21
を正転、逆転するモータ駆動回路であり、4つの
トランジスタ22〜25から構成されている。3
0は空気制御ドアの開閉角度を、モータ21の回
動角度等との連動により検出するポテンシヨメー
タである。40はこのポテンシヨメータ30から
のドア位置信号Vxと目標位置信号Vtとの差を検
出する差成分検出手段である。50は上下2つの
比較レベルを設定し、前記差成分検出手段40か
らの出力信号に応じてモータ21を正・逆転又は
停止させるように前記モータ駆動回路20を制御
する比較制御手段である。なお、20,30,4
0及び50の全体によりアクチユエータ(モー
タ)の制御手段が構成される。
ところで、前記電源回路10は第2図の如くモ
ータ21からなるアクチユエータ60と一体に設
置する。なお、図中、61はモータ21の回転軸
に設けたウオームギヤ、62はこのウオームギヤ
61に噛合する出力ギヤ、63はこの出力ギヤ6
2の出力軸、64は出力軸63の回転を空気制御
ドア70の開閉動作に変換するリンク機構、65
はアクチユエータ筐体である。
次に第3図のグラフを用いて本実施例の動作を
説明する。
前記電源回路10の正特性サーミスタ15は同
図aの如き温度特性を有しているので、温度が上
昇してその抵抗値が大きくなれば、これによりト
ランジスタ11のエミツタ・接地間の電圧Voが
高くなる。この温度と出力電圧Voの関係を同図
bに示す。ここでサーミスタ15はアクチユエー
タと一体化されているためモータの温度変化に対
して適切に反応する。サーミスタはモータに接触
させて配置しモータ温度を直接検出してもよい。
他方モータに流れる電流はもし供給電圧が一定な
らば温度上昇に従つて巻線抵抗値の増加、延いて
は巻線流Aの減少となつて現れ、これがトルク及
び回転数の低下を招くことになる。この様子を同
図c〜eの各点線で示す。しかし本実施例によれ
ば、同図bの如くモータへの供給電圧Voが温度
上昇と共に高くなるので、モータに流れる電流A
は一定になり、またトルク及び回転数も一定にす
ることができる。以上の関係を同図c〜eの各実
線で示す。
〔効果〕
以上説明したように本考案によれば、アクチユ
エータ内のモータの駆動電圧を供給する電源回路
に温度補償機能を組込み、かつこの電源回路をア
クチユエータと一体化するようにしたので、アク
チユエータのモータ近傍の温度変化に関係なくモ
ータの特性が安定し、高温時の出力低下、低温時
の出力過剰という問題がなくなり、また出力低下
を防止するためにモータを大形化する必要もな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案よる車両用空気調和装置の一実
施例を示す回路図、第2図は同実施例の構造を示
す要部断面図、第3図は本考案の動作に基づく各
特性を示すグラフである。 10……電源回路、15……正特性サーミス
タ、16……バツテリ、20……モータ駆動回
路、21……モータ、30……ホテンシヨメー
タ、40……差成分検出手段、50……比較制御
手段、60……アクチユエータ、70……空気制
御ドア。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 空気制御ドアを駆動するモーターギヤ等からな
    るアクチユエータと、前記アクチユエータを制御
    する制御手段と、前記モータに駆動電圧を供給す
    る電源回路とを備えた車両用空気調和装置におい
    て、 感温抵抗素子に基づき当該出力が変化する可変
    定電圧電源回路により前記電源回路を構成すると
    共に、当該電源回路を前記アクチユエータと一体
    に設置したことを特徴とする車両用空気調和装
    置。
JP19001785U 1985-12-10 1985-12-10 Expired JPH0126492Y2 (ja)

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JP19001785U JPH0126492Y2 (ja) 1985-12-10 1985-12-10

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JP19001785U JPH0126492Y2 (ja) 1985-12-10 1985-12-10

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Publication Number Publication Date
JPS6297012U JPS6297012U (ja) 1987-06-20
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FR2800529B1 (fr) * 1999-10-27 2002-01-11 Valeo Climatisation Moteur pour le deplacement d'un volet d'une installation de ventilation, chauffage et/ou climatisation d'un vehicule automobile, a commande perfectionnee

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JPS6297012U (ja) 1987-06-20

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