JPH01264681A - 薄肉テープ案内筒の製造方法 - Google Patents

薄肉テープ案内筒の製造方法

Info

Publication number
JPH01264681A
JPH01264681A JP63092776A JP9277688A JPH01264681A JP H01264681 A JPH01264681 A JP H01264681A JP 63092776 A JP63092776 A JP 63092776A JP 9277688 A JP9277688 A JP 9277688A JP H01264681 A JPH01264681 A JP H01264681A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flange
piece
inward
cylinder
thin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63092776A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0516112B2 (ja
Inventor
Mamoru Usami
宇佐美 衛
Yoshitaka Kawamura
河村 善孝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanwa Needle Bearing Co Ltd
Asahi Seiki Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Sanwa Needle Bearing Co Ltd
Asahi Seiki Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanwa Needle Bearing Co Ltd, Asahi Seiki Manufacturing Co Ltd filed Critical Sanwa Needle Bearing Co Ltd
Priority to JP63092776A priority Critical patent/JPH01264681A/ja
Priority to US07/258,824 priority patent/US4903878A/en
Priority to KR1019880014517A priority patent/KR970005357B1/ko
Publication of JPH01264681A publication Critical patent/JPH01264681A/ja
Publication of JPH0516112B2 publication Critical patent/JPH0516112B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/04Magazines; Cassettes for webs or filaments
    • G11B23/08Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends
    • G11B23/087Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends using two different reels or cores
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/60Guiding record carrier

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は薄肉テープ案内筒の製造方法に係り、主に、
音響機器や映像機器に装着して使用されるもので、従来
のテープガイドと同様な精度及び強度を確保しながら、
軽量で且つより安価にて提供できる薄肉テープ案内筒の
製造方法に関するものである。
(従来の技術) 従来、カセットテープ等に使用するテープ案内筒は、パ
イプを切断して両端加工を施したものや、板材を捲回し
て形成したもの、或いは板材からの絞り加工、もしくは
、スラグからの衝撃加工を施してテープ案内筒に成形し
たものが知られている。
又、一方では、音響機器や映像機器製品全般にわたって
コストダウンが要求されてきており、この種のテープ案
内筒も例外ではなかった。
そして、コストダウンを図るためには、加工作業コスト
の低減、材料費を低く押えることの二つしかない。
ところが、前述のようなテープ案内筒の場合に、加工作
業コストを低く押えるためには、簡単に成形できる加工
工程に改良するか、或いは人件費を易くするために自動
化を図るか、するしか方法がない。
しかし、実際には、この種のテープ案内筒は前述したよ
うな構造のものであるからその加工はほとんど自動化が
図られており、加工工程の改良を行なったとしてもコス
トダウンを大きく図るには至らない。特に、数10万本
、或いは数100万本というように大量に生産している
のが現状であるから、1本当りにすればその加工作業コ
ストは微々たるものである。
そうすると、残りは材料費をできるだけ安くするしか方
法はないが、前述したテープ案内筒のタイプは、その材
質として、表面硬度の高さと非磁性が要求されるため一
般には全体を高品質高価格な非磁性ステンレス鋼にて成
形するので材料を多く使用すると材料費を安くすること
ができない。
つまり、高価となってしまう。衝撃加工のものにおいて
もアルミニューム材、黄銅材を使用しその外表面に硬質
クロムメツキ処理を施している。
そこで、全体の板厚を薄くして材料費の削減を図ろうと
したが、カセットケースの成形の関係でテープ案内筒の
基準内径寸法や基準外形寸法が規格化されており、はと
んど板厚を薄くすることができなかった。すなわち、内
径寸法を基準値にして肉厚を薄くすれば外径が小さくな
る。そうすれば、カセットケース内でテープの早送り、
或いは巻戻しをする際に、ケース本体と開閉蓋との間の
隙間が非常に狭いため、ケース本体にテープが接近して
接触する危険があり、テープにキズが付き易くなってし
まう問題点がある。かと言って、外径寸法を基準値にし
て肉厚を薄くすると、内径寸法は基準値よりも大きくな
るから案内筒取付軸に外嵌したときにガタが生じ案内筒
の役目を果たさず、カセットケースそのものの設計変更
を必要とするからコストアップにつながる問題点があっ
た。
しかし、実際に国際競争に打勝つにはコストダウンをど
うしても図らなければならないから、製造各社ともしの
ぎを削っているが今だに大幅なコストダウンを図るには
至っていないのが現状であった。
そこで、この発明は、上述した問題点等に鑑み、音響機
器や映像機器に装着して使用されるテープ案内筒を、従
来のテープ案内筒と同様な寸法精度及び強度を確保しな
がら大幅なコストダウンを図って軽量で七つより安価に
て提供できるようにすることを課題として創出されたも
のである。
(問題点を解決するだめの手段) この発明は、金属板材に再絞り加工を施して薄肉の細長
い有底円筒体に形成し、次に、この有底円筒体の開口端
にフランジ押し加工によりフランジを形成し、その後、
この有底円筒体の底部に底抜き加工を施して所定内径を
有する略フランジ状の一端内向き片を形成し、次に、前
記フランジにトリミング加工を施して前記開口端の端面
成形を行ない、最後に、このトリミング加工を施した開
口端に1−1絞り加I−を施して一端内向き片と同内径
を有する略フランジ状の他端内向き片を形成することに
より、そして、金属板材に再絞り加工を施して薄肉の細
長い有底円筒体に形成し、次に、この有底円筒体の開口
端にフランジ押し加工によりフランジを形成し、その後
、フランジにトリミング加工を施して開口端の端面成形
を行い、次に、トリミング加工を施した開口端に口絞り
加工を施して所定内径を有する略フランジ状の他端内向
き片を形成し、最後に、有底円筒体の底部に底抜き加工
を施して他端内向き片と同内径を有する略フランジ状の
一端内向き片を形成することにより、又、金属板材に再
絞り加工を施して薄肉の細長い有底円筒体に形成し、次
に、この有底円筒体の開口端にフランジ押し加工により
フランジを形成し、その後、この有底円筒体の底部に底
抜き加工を施して略フランジ状の一端内向き片を形成し
、次に、この一端内向き片に内側に向ってバーリング加
工を施して所定径の内周面を有する一端曲げ込み片を形
成し、更に次に、前記フランジにトリミング加工を施し
て前記開口端の端面成形を行ない、その後、l・リミン
グ加工を施した開口端に口絞り加工を施して略フランジ
状の他端内向き片を形成すると共に、この他端内向き片
を内側に向って曲げ込み前記一端曲げ込み片と同径の内
周面を有する他端曲げ込み片を形成することにより、更
には、金属板材に再絞り加工を施して薄肉の細長い有底
円筒体に形成し、次に、この有底円筒体の開口端にフラ
ンジ押し加7■−によりフランジを形成し、その後、フ
ランジにトリミング加工を施して開口端の端面成形を行
い、更に次に、トリミング加工を施した開口端に口絞り
加工を施して略フランジ状の他端内向き片を形成し、次
に有底円筒体の底部に底抜き加工を施して略フランジ状
の一端内向き片を形成し、最後に一端内向き片に内側に
向ってバーリング加工を施して所定径の内周面を有する
一端曲げ込み片を形成すると共に他端内向き片を内側に
向って曲げ込み前記一端曲げ込み片と同径の内周面を有
する他端曲げ込み片を形成することにより上述した問題
点を解決するものである。
(作用) この発明に係る薄肉テープ案内筒の製造方法は、最初に
、金属板材に再絞り加工を施して薄肉の細長い有底円筒
体に形成し、先ず一連の工程で基準の有底円筒体を形成
する。
次に、この有底円筒体の開口端にフランジ押し加工によ
りフランジを形成し、その後、この有底円筒体の底部に
底抜き加工を施して所定内径を有する略フランジ状の一
端内向き片を形成し、薄肉であっても、規格どおりの外
径と案内筒取(=I軸に嵌入可能な規格とおりの内径と
を有すべくテープ案内筒の一端側の基準内径を確保する
そして、次に、前記フランジにトリミング加工を施して
前記開口端の端面成形を行ない一1最後に、このトリミ
ング加工を施した開口端に口絞り加工を施して一端内向
き片と同内径を有する略フランジ状の他端内向き片を形
成し、規格どおりの外径と案内筒取付軸に嵌入可能な規
格どおりの内径とを有すべくテープ案内筒の他端側の基
準内径を確保して完成する。
一方、有底円筒体に形成し、フランジ押し加工によるフ
ランジを形成するまでは上記工程と同じであるか、その
後、フランジにトリミング加工を施して開口端の端面成
形を行い、次に、トリミング加工を施した開口端に口絞
り加工を施して所定内径を有する略フランジ状の他端内
向き片を形成し、最後に、有底円筒体の底部に底抜き加
工を施して他端内向き片と同内径を有する略フランジ状
の一端内向き片を形成する。つまり、上記工程の場合の
トリミング加工及び口絞り加工と、底抜き加工との順序
を逆にする。それによって、薄肉であっても、規格とお
りの外径と案内筒取付軸に嵌入可能な規格どおりの内径
とを有すべくテープ案内筒の一端側の基準内径及び他端
側の基準内径を確保して完成する。
又、有底円筒体に形成し、フランジ押し加工によるフラ
ンジ、そして、略フランジ状の一端内向き片を形成する
までは上記二つの工程のうちの前者と同じであるが、そ
の後で、この一端内向き片に内側に向ってバーリング加
工を施して所定径の内周面を有する一端曲げ込み片を形
成し、薄肉であっても、規格どおりの外径と案内筒取付
軸に嵌入可能な規格どおりの内径とを有すべく、且つ、
案内筒取付軸との接触面積をできるだけ大きくした状態
でテープ案内筒の一端側の基準内径を確保する。
更に次に、前記フランジにトリミング加工を施して前記
開口端の端面成形を行ない、その後、トリミング加工を
施した開口端に口絞り加工を施して略フランジ状の他端
内向き片を形成すると共に、この他端内向き片を内側に
向って曲げ込み前記−端曲げ込み片と同径の内周面を有
する他端曲げ込み片を形成し、前記同様にテープ案内筒
の他端側の基準内径も確保し完成する。
又、この場合の、トリミング加工及び口絞り加工と、底
抜き加工及びバーリング加工との順序を逆にして、薄肉
であっても、規格どおりの外径と案内筒取付軸に嵌入可
能な規格どおりの内径とを有すべく、且つ、案内筒取付
軸との接触面積をできるだけ大きくした状態でテープ案
内筒の両端の基準内径を確保し完成するものである。
(実施例) 以下、図面を参照してこの発明の一実施例を説明すると
次の通りである。
すなわち、この実施例は、第3図に示す両端が長手方向
に対してほぼ直角に内側に折曲されたテープ案内筒GP
2について行う。これらは、第1図に示すように、加工
ステージ15箇所乃至はそれ以上のステージを有するよ
うに連設したトランスファー加工用のプレス機械を用い
て形成するようにしたものである。
先ず、第1図(A)に示すように、薄肉の非磁性ステン
レス材、もしくは、銅、銅合金、アルミニューム、アル
ミニューム合金の帯板材をリールスタンド(図示せず)
からプレス機械の第1加工ステージまで送出す。
そして、第1加工ステージは抜き絞り加工で、ブランキ
ングパンチ1及びこのパンチ1と同心に配したブランキ
ングダイ2 、No、 1絞りパンチ3及びこのパンチ
3と同心に配したN011絞りダイ4にて構成されてい
る第1加工型D1により、薄帯板材にから略円形状にブ
ランキングして素材を形成すると共に、この素材に浅く
且つ大径の絞り加工を同時に施し大径浅底の有底円筒体
Gを形成するものである。
このようにして、第1図(A)から同(B)の初めに至
るように、第2乃至第5加工ステージにおいて、このま
ま順次絞り径を小さくしたNo、 2乃至NO65絞り
パンチ5,7,9,11、及び、これらのパンチ5,7
,9.11と同心に配したNO12乃至N015絞りダ
イ6,8,10.12にて夫々構成した第2乃至第5加
工型D2.D3.D4.D5により大径浅底の有底円筒
体Gから小径深底の有底円筒体Gへと順次絞る再絞り加
工を施す。
そこで、第1図(B)から同(C)の初めに至るように
、第6乃至第8加工ステージにおいて、N016乃至N
018絞りパンチ13,15.17、及び、同心のN0
16乃至N018絞りダイ14,16.18にて夫々構
成した第6乃至第8加工型D6.D7゜D8により、更
に再絞り加工を施されながらこの有底円筒体Gの開口端
にフランジFを形成し残される。
その後、第1図(C)に示すように、第9及び第10加
工ステージにおいて、No、9及びNo、10フランジ
押しパンチ19,21、と、同心のN059及びNo、
10ガイド20.22とにて構成した第9及び第10加
工型D9.Dl、0により、有底円筒体のフランジFに
対しその接続部分で有底円筒体Gが直角となるまで順に
フランジ押し加工を施す。特に、この第10加工ステー
ジでのフランジ押し加工により、後述の第15加]−ス
テージで行う最終加工で、テープ案内筒に必要とされる
ミクロン精度での円筒度及び筒体Pに対する曲げ端面の
直角度が要求どおり形成されるように、この加工ステー
ジで有底円筒体Gを精度の高い予備仕上状態となすもの
である。又、後に曲げ込み片を形成するにあっては、ト
リミングによる切口端が鋭角であれば曲げ込み時に端面
割れが発生しやすいため、このフランジ押し工程でフラ
ンジ部を筒体Pに対し直角になるまで押圧することによ
り鋭い切口端の発生を防止するのである。
そして、第1図(C)に示されている最後の工程である
第11加工ステージにおいて、これまでの各ステージに
よって所望の形状に絞り加工仕上げされた有底円筒体G
の底部に、底抜きパンチ23−15 = と底抜きダイ24とが同心で配され構成された第11加
工型Dllにて、第3図に示す完成品と同一内径の孔、
つまり、第5図に示す案内筒数(”I’ l1ll S
に外嵌可能な径の孔となるように底部に孔明けを施し、
略フランジ状の一端内向き片H1を形成する。
ここで、第1図(D)の最初の工程の第12加工ステー
ジにおいて、このように形成した有底円筒体Gのフラン
ジFを、トリミングパンチ25とトリミングダイ26と
No、12ライナー27及びNo、12ノツクアウト2
8とにて構成される第12加工型D]2にてトリミング
を行い定寸加工を施して筒体Pを形成する。この時、ト
リミングパンチ25に残着したスクラップであるフラン
ジF等は、ストリッパー装置(図示せず)によりトリミ
ングパンチ25から離脱されトランスファー加エライン
から排除される。
その後、同じく (D)に示す第13及び第14加工ス
テージにおいて、トリミングか施された開口端を、端面
が円錐状に凹んだテーパー状のNo、13. No。
140絞りパンチ29.33とNo、 13. No、
 14カイト30.34とNo、 13. No、 1
4ライナー31.35及びNo。
13、 NO,14ノックアウト32.36とにて構成
される第13及び第14加工型D13.Dl4にてその
パンチ端面の円錐面の傾斜の強いものから弱いものへと
圧接させることで順次口絞り加工を行って他端内向き片
H2を形成して行き、最後の第15加エステージにおい
て、No、 I 5パンチ37とNo、 1.5ガイド
38及びNo、 1.5ノックアウト39とにて構成さ
れる第15加工型D15により、筒体Pの外径に対し圧
入代を持つNo、15ガイド38に、パンチ37の段付
部分にて圧入して拘束された中で口絞り加工後の端部を
、筒体Pの長手方向に対しほぼ直角になる□ まで押圧
し、端部がテープ案内筒に必要とされる直角度となるよ
うに筒体Pの端面を押圧形成し、且つ、内径か前記一端
内向き片H1と同径となるように他端内向き片H2を完
全に形成して精度の高い円筒度及びミクロン精度の直角
度となったテープ案内筒GP2を完成するものである。
一方、第2図のテープ案内筒GPIの形成にあっては、
第11加エステージの底孔明は加工後、次加工ステージ
にてR付加下を行い、続いて第12加工ステージ以下の
加工を行い第14加工ステージの状態で成形は完了する
更には、上記加工ステージの順を変え、第10加工ステ
ージのフランジ押し加工後、第11加」ニステージを後
で行うようにし、第12加工ステージのトリミング加工
から第13及び第14加工ステージの口絞り加工を経て
第15加工ステージにおいて、口絞り加工後の端部を筒
体Pの長手方向に対しほぼ直角になるまで押圧して他端
内向き片H2を形成させた後、第11加工ステージで示
す有底円筒体Gの底部に孔明けを施し、前記他端内向き
片H2と同径となるように略フランジ状の一端内向き片
H1を形成して第3図のテープ案内筒GP2を完成する
又、第4図のテープ案内筒GP3の形成にあっては、第
11加エステージの底孔明は加工後、次加工ステージに
て下方より第6図(A)に示すバーリング加工を第16
A加工型D 1.6 Aにて行い、案内筒取付軸Sに外
嵌可能な径となる一端曲げ込み片H3を形成し、続いて
、第12加工ステージから第15加工ステージまでの加
工を行い、それに、第16加工ステージで上方より第6
図(B)に示す加工を追加しその工程において、第16
B加工型D16Bの曲げ込みバンチ40により他端を内
側に曲げ込む加工を行い一端曲げ込み片H3と同径の他
端曲げ込み片H4を形成し完成するものである。
更には上記加工ステージの順を変え、第10加工ステー
ジのフランジ押し加工後、第11加工ステージを後で行
うようになし、第12加工ステージのトリミング加工か
ら第13及び第14加工ステージの口絞り加工を経て第
15加工ステージにおいて、口絞り加工後の端部を筒体
Pの長手方向に対しほぼ直角になるまで押圧して他端内
向き片H2を形成させた後、第11加工ステージで示す
有底円筒体Gの底部に孔明けを施し、前記他端内向き片
H2と同径となるように略フランジ状の一端内向き片H
1を形成して第3図のテープ案内筒GP2を完成した後
、第16加工ステージを追加し、その工程において、上
方及び下方より第6図(C)に示すように第160加工
型D16Cの曲げ込みパンチ41゜42により一端内向
き片H1,他端内向き片H2を内側に曲げ込む加工を行
い、一端曲げ込み片H3と他端曲げ込み片H4とを同時
に形成し完成するものである。この場合、使用する帯板
祠の厚さにより、H3,H4で示す一端曲げ込み片、他
端曲げ込み片は筒体Pに第4図に示すように接しない状
態となるように形成する。この様な構造にすれば、一端
曲げ込み片H3及び他端曲げ込み片H4と、筒体Pとの
間には必ずすき間が形成され、それにより、この一端曲
げ込み片H3及び他端曲げ込み片H4は共に薄肉にて形
成されている関係上、弾撥的に撓むことが可能、つまり
、スプリングのような作用も持つことになる。その結果
、案内筒取付軸Sの外径寸法に若干のバラツキがあって
も、或いは、逆に、一端曲げ込み片H3及び他端曲げ込
み片H4の内径に若干バラツキがあっても、その内径を
若干小さめに形成しておけば前記スプリング作用で撓み
、案内筒取付軸Sに密着させて外嵌することができる。
しかも、断面略U字状に折返すということは、その折曲
部分に無理な負担をかけないので割れの発生はない。
尚、このように加工ステージ増設が要求されるものにあ
っては、逐次ステージ数を増加し、以下のステージを順
次ずらすことか可能である。
このように形成されたテープ案内筒GPI、GP2.G
P3は、その−例として、第5図にテープ案内筒GP3
の取付例で示すように、カセットCに突設した案内筒取
付軸Sを両端がわから嵌入して取付は使用するものであ
る。
尚、この発明に係る製造方法は、前述した実施例に限定
されることがないことは言うまでもなく、又、製造され
た案内筒GPI、GP2.GP3は、その他に、各種方
面にも利用できるものである。
(発明の効果) 上述の如く構成したこの発明は、金属板材に再絞り加工
を施して薄肉の細長い有底円筒体Gに形成し、次に、こ
の有底円筒体Gの開口端にフランジ押し加工によりフラ
ンジFを形成し、その後、この有底円筒体Gの底部に底
抜き加工を施して所定内径を有する略フランジ状の一端
内向き片H1を形成し、次に、前記フランジFにトリミ
ング加工を施して前記開口端の端面成形を行ない、最後
に、このトリミング加工を施した開口端に口絞り加工を
施して一端内向き片H1と同内径を有する略フランジ状
の他端内向き片H2を形成することにより、又、金属板
材に再絞り加工を施して薄肉の細長い有底円筒体Gに形
成し、次に、この有底円筒体Gの開口端にフランジ押し
加工によりフランジFを形成し、その後、フランジFに
トリミング加工を施して開口端の端面成形を行い、次に
、トリミング加工を施した開口端に口絞り加工を施して
所定内径を有する略フランジ状の他端内向き片H2を形
成し、最後に、有底円筒体の底部に底抜き加工を施して
他端内向き片H2と同内径を有する略フランジ状の一端
内向き片H1を形成することにより、更には、有底円筒
体Gに形成し、フランジ押し加工によるフランジF1そ
して、略フランジ状の一端内向き片H1を形成するまで
は上−22= 記工程と同じであるが、その後で、この一端内向き片H
1に内側に向ってバーリング加工を施して所定径の内周
面を有する一端曲げ込み片H3を形成し、更に次に、前
記フランジFにトリミング加工を施して前記開口端の端
面成形を行ない、その後、トリミング加工を施した開口
端に口絞り加工を施して略フランジ状の他端内向き片H
2を形成すると共に、この他端内向き片H2を内側に向
って曲げ込み前記一端曲げ込み片H3と同径の内周面を
有する他端曲げ込み片H4を形成することにより、そし
て、金属板材に再絞り加工を施して薄肉の細長い有底円
筒体Gに形成し、次に、この有底円筒体Gの開口端にフ
ランジ押し加工によりフランジFを形成し、その後、フ
ランジFにトリミング加工を施して開口端の端面成形を
行い、更に゛ 次に、トリミング加工を施した開口端に
口絞り加工を施して略フランジ状の他端内向き片H2を
形成し、次に有底円筒体Gの底部に底抜き加工を施して
略フランジ状の一端内向き片H1を形成し、最後に一端
内向き片H1に内側に向ってバーリング加工を施して所
定径の内周面を有する一端曲げ込み片H3を形成すると
共に他端内向き片H2を内側に向って曲げ込み前記一端
曲げ込み片H3と同径の内周面を有する他端曲げ込み片
H4を形成することにより、その加工工程は一連の連続
プレス加工にて行うことができ、量産性に至上な連続加
工法である。
しかも、製造されたテープ案内筒は、GPI。
GP2.GP3は、各内向き片H1,H2、或いは、曲
げ込み片H3,H4を有しているので、薄肉であっても
、従来の規格を遵守しながら十分な強度を確保すること
ができ、材料費を大幅に削減でき、上記連続プレス加工
工程にて製造できることと相俟って大幅なコストダウン
を図ることができ、実際には、設計変更なしに従来のテ
ープ案内筒に比べて約1/2程度にコストダウンを図れ
るなどの優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は工程図であり、第2図乃至第4図はこの発明の
製造方法によって製造されたテープ案内筒のそれぞれの
断面図であり、第5図は製造されたテープ案内筒の使用
状態を示す一例を示す断面図であり、第6図(A)、(
B)、(C)は加工工程を追加する場合のバーリング加
工例である。 1・・・ブランキングパンチ、2・・・ブランキングダ
イ、3,5,7,9,11,13,15.17・・・N
011〜N018絞りパンチ、4,6,8,10,12
゜14.16,18・・・N011〜No、 8絞りダ
イ、19゜21・・・No、9 、 No、lOフララ
ン押しパンチ、20,22・・・No、9 、 No、
lOガイド、23・・・底抜きパンチ、24・・・底抜
きダイ、25・・・トリミングパンチ、26・・・トリ
ミングダイ、27,31.35・・・No、 12〜N
o。 14ライナー、28,32.36・・・No、12〜N
O,14ノツクアウト、29.33・・・No、 13
. No、 140絞りパンチ、30 、 34−= 
No、 13.  No、 14ガイド、37 =−N
o、 15パンチ、38・・・No、15ガイド、39
・・・No、 15ノツクアウト、40.41.42・
・・曲げ込みパンチ、D1〜D15・・・第1乃至第1
5加工型、D16A・・・第1OA加工型、D16B・
・・第1.[iB加工型、D16C・・・第160加工
型、 GPI、GP2.GP3・・・テープ案内筒、F・・・
フランジ、G・・・有底円筒体、Hl・・・一端内向き
片、H2・・・他端内向き片、H3・・・一端曲げ込み
片、H4・・・他端曲げ込み片、P・・・筒体、C・・
・カセット、S・・・案内筒取付軸。 特  許  出  願  人 三和ニードルベアリング株式会社 特  許  出  願  人 旭精機工業株式会+1 −26=

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、金属板材に再絞り加工を施して薄肉の細長い有底円
    筒体に形成し、次に、この有底円筒体の開口端にフラン
    ジ押し加工によりフランジを形成し、その後、この有底
    円筒体の底部に底抜き加工を施して所定内径を有する略
    フランジ状の一端内向き片を形成し、次に、前記フラン
    ジにトリミング加工を施して前記開口端の端面成形を行
    ない、最後に、このトリミング加工を施した開口端に口
    絞り加工を施して一端内向き片と同内径を有する略フラ
    ンジ状の他端内向き片を形成することを特徴とした薄肉
    テープ案内筒の製造方法。 2、金属板材に再絞り加工を施して薄肉の細長い有底円
    筒体に形成し、次に、この有底円筒体の開口端にフラン
    ジ押し加工によりフランジを形成し、その後、フランジ
    にトリミング加工を施して開口端の端面成形を行い、次
    に、トリミング加工を施した開口端に口絞り加工を施し
    て所定内径を有する略フランジ状の他端内向き片を形成
    し、最後に、有底円筒体の底部に底抜き加工を施して他
    端内向き片と同内径を有する略フランジ状の一端内向き
    片を形成することを特徴とした薄肉テープ案内筒の製造
    方法。 3、金属板材に再絞り加工を施して薄肉の細長い有底円
    筒体に形成し、次に、この有底円筒体の開口端にフラン
    ジ押し加工によりフランジを形成し、その後、この有底
    円筒体の底部に底抜き加工を施して略フランジ状の一端
    内向き片を形成し、次に、この一端内向き片に内側に向
    ってバーリング加工を施して所定径の内周面を有する一
    端曲げ込み片を形成し、更に次に、前記フランジにトリ
    ミング加工を施して前記開口端の端面成形を行ない、そ
    の後、トリミング加工を施した開口端に口絞り加工を施
    して略フランジ状の他端内向き片を形成すると共に、こ
    の他端内向き片を内側に向って曲げ込み前記一端曲げ込
    み片と同径の内周面を有する他端曲げ込み片を形成する
    ことを特徴とした薄肉テープ案内筒の製造方法。 4、金属板材に再絞り加工を施して薄肉の細長い有底円
    筒体に形成し、次に、この有底円筒体の開口端にフラン
    ジ押し加工によりフランジを形成し、その後、フランジ
    にトリミング加工を施して開口端の端面成形を行い、更
    に次に、トリミング加工を施した開口端に口絞り加工を
    施して略フランジ状の他端内向き片を形成し、次に有底
    円筒体の底部に底抜き加工を施して略フランジ状の一端
    内向き片を形成し、最後に一端内向き片に内側に向って
    バーリング加工を施して所定径の内周面を有する一端曲
    げ込み片を形成すると共に他端内向き片を内側に向って
    曲げ込み前記一端曲げ込み片と同径の内周面を有する他
    端曲げ込み片を形成することを特徴とした薄肉テープ案
    内筒の製造方法。
JP63092776A 1988-04-15 1988-04-15 薄肉テープ案内筒の製造方法 Granted JPH01264681A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63092776A JPH01264681A (ja) 1988-04-15 1988-04-15 薄肉テープ案内筒の製造方法
US07/258,824 US4903878A (en) 1988-04-15 1988-10-17 Method for manufacturing a tape guide cylinder of small thickness
KR1019880014517A KR970005357B1 (ko) 1988-04-15 1988-11-04 얇은 테이프 안내통의 제조방법

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63092776A JPH01264681A (ja) 1988-04-15 1988-04-15 薄肉テープ案内筒の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01264681A true JPH01264681A (ja) 1989-10-20
JPH0516112B2 JPH0516112B2 (ja) 1993-03-03

Family

ID=14063826

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63092776A Granted JPH01264681A (ja) 1988-04-15 1988-04-15 薄肉テープ案内筒の製造方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US4903878A (ja)
JP (1) JPH01264681A (ja)
KR (1) KR970005357B1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5454501A (en) * 1991-07-31 1995-10-03 Sony Corporation Tape guide roller for tape cassette
JP3538876B2 (ja) * 1994-02-08 2004-06-14 ミツミ電機株式会社 テープローディング機構
KR0153996B1 (ko) * 1995-06-30 1998-12-15 배순훈 테이프 레코더의 테이프 주행 가이드 장치
US5678444A (en) * 1996-01-23 1997-10-21 Nagamori; Hachiro Method of sequentially manufacturing hollow knock pins
US7788960B2 (en) * 2006-10-27 2010-09-07 Cummins Filtration Ip, Inc. Multi-walled tube and method of manufacture

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US802824A (en) * 1904-05-12 1905-10-24 Albert L Parker Process of making curtain-rings.
FR1163141A (fr) * 1955-11-16 1958-09-23 Kennedy Van Saun Mfg & Eng Rouleau fou pour transporteur à courroie et son procédé de fabrication
JPS6289289A (ja) * 1985-10-15 1987-04-23 Masamitsu Tanaka 軽量テ−プ案内筒及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
US4903878A (en) 1990-02-27
JPH0516112B2 (ja) 1993-03-03
KR970005357B1 (ko) 1997-04-15
KR890016537A (ko) 1989-11-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20110154650A1 (en) Method for manufacturing laminated core
KR101253689B1 (ko) 고정자 철심 및 그 제조 방법
JPH01264681A (ja) 薄肉テープ案内筒の製造方法
JP2000039850A (ja) 液晶パネル保持枠及びその製造方法
CN105121049A (zh) 成形材料制造方法以及该成形材料
WO2012131850A1 (ja) ステータコア製造方法
JP2009061481A (ja) 金属部品製造方法とコアメタルとインジェクションギヤ
US4071127A (en) Method of working for bending metal material and thereby obtained friction core plate of friction clutch
JP2000140953A (ja) 板金プレス成形方法およびその成形金型
CN109243803A (zh) 一种双开口卷铁心的加工制造方法
JPS61195714A (ja) プレス曲げ加工方法
CN203691080U (zh) 一种电机拼装式冲片
US3091201A (en) Method of making roller guides
JPH0256787A (ja) パイプ材を用いた薄肉テープ案内筒の製造方法
JP3259791B2 (ja) ステッピングモータのステータの櫛歯の製造方法
CN221262139U (zh) 一种微型卷绕式铁芯环形卷绕模具
US5526560A (en) Method for manufacturing a stator of a stepping motor
JPH0255133B2 (ja)
JPS6038778B2 (ja) テ−プ案内筒の製造方法
JP3285245B2 (ja) ステッピングモータのステータの櫛歯の製造方法
JP2003053445A (ja) 薄板金属部品の打ち抜き方法
JP3709912B2 (ja) 鉄心片の打抜き方法及び積層鉄心の製造方法
JPH07275960A (ja) 部品取付装置の製造方法
JPS6162692A (ja) ホ−ス用係合金具
CN216539549U (zh) 一种柔性金属筛网包边装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees