JP3538876B2 - テープローディング機構 - Google Patents

テープローディング機構

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JP3538876B2
JP3538876B2 JP01452294A JP1452294A JP3538876B2 JP 3538876 B2 JP3538876 B2 JP 3538876B2 JP 01452294 A JP01452294 A JP 01452294A JP 1452294 A JP1452294 A JP 1452294A JP 3538876 B2 JP3538876 B2 JP 3538876B2
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    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/60Guiding record carrier
    • G11B15/66Threading; Loading; Automatic self-loading
    • G11B15/665Threading; Loading; Automatic self-loading by extracting loop of record carrier from container
    • G11B15/6653Threading; Loading; Automatic self-loading by extracting loop of record carrier from container to pull the record carrier against drum
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/60Guiding record carrier
    • G11B15/61Guiding record carrier on drum, e.g. drum containing rotating heads

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテープローディング機構
に係り、特に回転ヘッド型デジタルオーディオテープレ
コーダ(以下R−DATという)のテープローディング
機構に関する。
【0002】
【従来の技術】図7及び図8は、R−DATの従来のテ
ープローディング機構10の一部を示す。
【0003】11はメインシャーシ、12はサブシャー
シ、13は回転ドラムである。
【0004】14はローディングポール組立体であり、
ベース15と、支柱部材16と、ローディングポール1
7と、傾斜ポール17aと、ガイドピン18と、浮き上
がり防止板19と、ねじ20とを有する。
【0005】支柱部材16は、ベース15にこれを貫通
して固定してある。この支柱部材16に、ローディング
ポール17が取り付けてある。支柱部材16は、ベース
15より下方に突き出しているガイドピン部16aを有
し、且つベース15より上方に突き出している突き当て
部16bを有する。
【0006】ガイドピン18は、ベース15に、ねじ2
0によってネジ止めしてある。
【0007】浮き上がり防止板19は、ガイドピン18
にかしめてある。
【0008】ローディングポール組立体14は、ガイド
ピン部16a及びガイドピン18がサブシャーシ12の
ガイド溝12aに嵌合し、浮き上がり防止板19がサブ
シャーシ12の下面側に接触した状態で、サブシャーシ
12上を、ガイド溝12aに沿って摺動しうる。
【0009】ガイドピン18の下端に、第1のローディ
ングアーム21が接続してある。
【0010】22は第2のローディングアームであり、
一端側が、メインシャーシ12上のピン23に回動可能
に支持されている。
【0011】第2のローディングアーム22の先端側
が、これにかしめてある連結ピン24によって、第1の
ローディングアーム21と連結してある。
【0012】25はドラムベースであり、サブシャーシ
12上にねじ止めしてある。
【0013】ドラムベース25の一部に、V字形状のス
トッパ部25aが形成してある。
【0014】図8中、駆動機構(図示せず)によって第
2のローディングアーム22が矢印Aで示す時計方向に
回動されると、第1のローディングアーム21がローデ
ィングポール組立体14を押し、ローディングポール組
立体14は、ガイド溝12に沿って、矢印B方向に移動
する。
【0015】ローディングポール組立体14は、突き当
て部16bがストッパ部25aに押し当たった状態で、
最終位置であるローディング完了位置に位置決めされ
る。
【0016】ローディングポール17は、装着されたテ
ープカセット(図示せず)より磁気テープ30を係止し
て引き出す。磁気テープ30は回転ドラム13に巻き付
いた所定のテープパスにローディングされる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】 ストッパ部25aが、ベース15とローディングポー
ル17との間に入り込んでいる関係上、ベース15とロ
ーディングポール17との間を離す必要があり、寸法a
が大きく、ローディングポール組立体14の高さ寸法d
は大きい。
【0018】浮き上がり防止板19、第1のローディ
ングアーム21、第2のローディングアーム22が重な
り合った関係にあり、メインシャーシ11とサブシャー
シ12との間の寸法bが大きい。
【0019】上記の,の理由により、ローディング
ポール17の個所における磁気テープ30の中心線31
からメインシャーシ11までの高さ寸法h1 が比較的大
きくなり、これにより、テープローディング機構10は
高さ寸法h2 が比較的大きく、薄型化を図ることが困難
であった。
【0020】そこで、本発明は、上記課題を解決したテ
ープローディング機構を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、シャ
ーシ上をガイド溝に沿って移動しうるローディングポー
ルベースと該ローディングポールベース上のローディン
グポールとよりなるローディングポール組立体と、上記
ローディングポール組立体と連結してあり、テープを所
定のテープパスにローディングするように該ローディン
グポール組立体を移動させるローディングアームとを有
し、該ローディングアームによって上記ローディングポ
ール組立体が最終位置にまで移動されて、上記ローディ
ングポールがテープを所定のテープパスにローディング
するテープローディング機構において、上記ローディン
グポールベースを、上記ローディングポールより該ロー
ディングポールベースが上記最終位置へ移動するときの
方向に突き出した突き出し部を有する形状とすると共
に、該突き出し部を受けとめて、上記ローディングポー
ル組立体を上記最終位置に位置決めするストッパ手段を
有してなり、該突き出し部は、先端に、略円柱形状部を
有し、該略円柱形状部は、円弧状の端面と、上記ローデ
ィングポールベースのベース本体の上面より若干高い上
面と、該上面寄りのテーパ面とを有する形状であり、
ストッパ手段は、V字切欠部と、該V字切欠部を覆う廂
状迫り出し部とを有する構成であり、上記テーパ面を案
内されて上記突き出し部の先端の略円柱形状部が上記ス
トッパ手段内に入り込み、上記円弧状の端面が上記V字
切欠部に押し当たり、且つ上記上面が上記迫り出し部に
より押さえられて、上記ローディングポール組立体が上
記最終位置に位置決めされる構成であり、 且つ、上記ロ
ーディングアームは、その孔を上記ローディングポール
ベースの下面のガイドピン部に嵌合されて取り付けてあ
り、上記シャーシの下面と接しており、上記ローディン
グポールベースと上記ローディングアームとが上記シャ
ーシを挟む構成としたものである。
【0022】
【0023】請求項2の発明は、請求項1記載のテープ
ローディング機構において、上記ローディングアームに
別のローディングアームが連結されている構造であり、
上記シャーシの下側に配設してあり、テープを所定のテ
ープパスにローディングするように上記ローディングポ
ール組立体を移動させるローディングアーム組立体を有
し、該ローディングアーム組立体は、上記ローディング
アームと別のローディングアームとが、一方ローディン
グアームにバーリング加工によって形成した軸部を他方
のローディングアームの開口に嵌合させて連結してある
構成としたものである。
【0024】
【作用】請求項1のローディングポールベースに突き出
し部を設け、ストッパ手段がこの突き出し部を受けとめ
る構成は、ストッパ手段が、ローディングポールベース
とローディングポールとの間に入り込まないように作用
する。ストッパ手段は、V字切欠部と、該V字切欠部を
覆う廂状迫り出し部とを有する構成であり、ローディン
グポール組立体が最終位置にまで移動したときに、突き
出し部の先端が廂状迫り出し部の下側に入り込んでV字
切欠部に押し当たると共に廂状迫り出し部によって押さ
えられた状態となることによって、一つの突き出し部で
もってシャーシの面方向の位置及びシャーシに対して垂
直の方向の位置が決められる。
【0025】ローディングアームをシャーシの下面と接
した状態で取り付けた構成は、ローディングアーム自体
がローディングポールベースがシャーシより浮くことを
制限する役割を果たすように作用する。
【0026】請求項2のバーリング加工によって形成し
た軸部を利用する構成は、ローディングアーム同士を連
結するための部材を不要とするように作用する。
【0027】
【実施例】図1及び図2はR−DATに適用してある本
発明の一実施例になるテープローディング機構40の一
部を示す。
【0028】41はメインシャーシ、42はサブシャー
シ、43は回転ドラムである。
【0029】44はドラムベースであり、サブシャーシ
42上に取り付けてある。
【0030】45はローディングポール組立体であり、
図3乃至図5に併せて示すように、ローディングポール
ベース46と、ベース46上のローディングポール47
とを有する。
【0031】ベース46は、樹脂成形品であり、略長方
形の板状のベース本体46aと、ベース本体46aの上
面に傾斜して突き出しているテープ案内部46bと、ベ
ース本体46aの下面に突き出しており、ベース本体4
6aの長手方向上離れて配してある二つのガイドピン部
46c,46dとを有する。
【0032】ローディングポール47は、ねじ付きの軸
48を、ガイドピン部46c内にねじ込まれて、ガイド
ピン部46cの上方の位置に取り付けられている。
【0033】ベース本体46aは、ローディングポール
47の位置より、テープローディング時のローディング
ポール組立体45の移動方向(矢印C方向)に突き出し
ている突き出し部46a−1を有する。
【0034】突き出し部46a−1は、先端に、略円柱
形状部46a−1aを有する。
【0035】略円柱形状部46a−1aは、円弧状の端
面46a−1a−1と、図1に併せて示すように、ベー
ス本体46aの上面より若干高い上面46a−1a−2
と、上面46a−1a−2寄りのテーパ面46a−1a
−3とを有する。
【0036】ガイドピン部46cは、その下端より、上
記矢印Cとは反対方向(矢印D方向)に突き出した係止
片46c−1を有する。
【0037】ガイドピン部46dは、途中に、段部46
d−1を有し、且つその下端に、矢印D方向に突き出し
た係止片46d−2を有する。
【0038】図1及び図5中、50は第1のローディン
グアームてあり、略中央で段差が付けられており、一段
低い部分50aを有し、一端側に鍵穴形状の孔50bを
有し、他端側に円形の孔50cを有する。
【0039】孔50bは、ガイドピン46d及び係止片
46d−2に対応する形状を有する。
【0040】孔50bの周りの部分についてみるに、ロ
ーディングアーム50の一端部分50dが、側方部分5
0eより幅広としてある。即ち、f>gの関係としてあ
る。
【0041】また、図5中、ガイドピン部46dと係止
片46c−1との間の寸法iは、g<i<fとなる関係
に定めてある。
【0042】51は第2のローディングアームであり、
図6に示すように、一端側に、バーリング加工によって
形成された軸部51aを有し、他端側に円形孔51bを
有する。
【0043】サブシャーシ42には、図2及び図1に示
すように、ローディングポール組立体45の移動を案内
するガイド溝42aが形成してある。
【0044】メインシャーシ41上には、図2及び図1
に示すように、テープローディング動作時の、上記軸部
51aの移動する軌跡52に沿って、突条部41aが形
成してある。
【0045】また、ドラムベース44には、図1及び図
2に示すように、上記の突き出し部46a−1の先端の
略円柱形状部46a−1aを受け止めるストッパ部44
aが形成してある。
【0046】ストッパ部44aは、V字切欠部44a−
1と、廂状迫り出し部44a−2とを有する。
【0047】次に、上記の各構成部品を組合わせてなる
テープローディング機構40の構造について説明する。
【0048】図1及び図2に示すように、ローディング
ポール組立体45は、ガイドピン部46c,46dがガ
イド溝42a内に嵌合してガイド溝42aに沿って移動
しうる状態で、サブシャーシ42上に載っている。
【0049】ガイドピン部46c,46dは、サブシャ
ーシ42より下方まで突き出している。係止片46c−
1,46d−2とサブシャーシ42の下面との間の寸法
jは、第1のローディングアーム50の厚さtに対応す
る寸法となっている。
【0050】第1のローディングアーム50が、図1及
び図4に示すように、孔50bをガイドピン部46dに
嵌合させて、ローディングポール組立体45と接続して
ある。
【0051】第1のローディングアーム50は、図5に
示す位置で、矢印E方向に動かし、孔50bをガイドピ
ン部46dに嵌合させ、次いで、矢印F方向に約90度
回動させることによって、ねじを使用することなく簡単
に取り付けられる。
【0052】第1のローディングアーム50は、段部4
6d−1と係止片46d−2によって高さ位置を規制さ
れている。
【0053】図1に示すように、第1のローディングア
ム50は、サブシャーシ42の下面に接した状態にあ
り、ベース本体46aと第1のローディングアーム50
とが、サブシャーシ42を挟み込んだ状態にある。
【0054】また、第1のローディングアーム50の
端部分50dは、図1に示すように、サブシャーシ42
と係止片46c−1との間に入り込んでいる。
【0055】第2のローディングアーム51は、円形孔
51bをメインシャーシ41上のピン41bに軸支され
て、且つ先端側を突条部41aに支持されて設けてあ
る。
【0056】第1のローディングアーム50の一段低い
部分50aが第2のローディングアーム51上に載って
おり、円形孔50スが軸部50aと嵌合している。これ
によって、第1のローディングアーム50と第2のロー
ディングアーム51とが連結してある。
【0057】第2のローディングアーム51は、突条部
41aより常に支えられて水平の姿勢を維持する。従っ
て、軸部50aが孔50cより外れることはなく、アー
ム50と51とは確実に連結状態を保つ。
【0058】第1のローディングアーム50のうち一段
低い部分50aと、サブシャーシ42の下面との間に隙
間55が存在している。上記の軸部51aは円形孔50
cを貫通しているけれども、軸部51aのうち円形孔5
0cを貫通して、アーム50の部分50aより上方に突
き出している部分51a−1は、上記の隙間55内に収
まっており、サブシャーシ42には当たらない。
【0059】次に、上記構造のテープローディング機構
40のテープローディング動作について説明する。
【0060】図1中、駆動機構(図示せず)によって第
2のローディングアーム51が矢印G方向に回動され
る。これにより、第1のローディングアーム50がロー
ディングポール組立体45を押し、ローディングポール
組立体45がガイド溝42aに沿って、矢印C方向に移
動し、ローディングポール47が、装着されたテープカ
セット(図示せず)より磁気テープ60を係止して引き
出す。
【0061】ローディングポール組立体45は、突き出
し部46a−1の先端側の略円柱形状部46a−1a
が、テーパ面46a−1a−3により案内されてドラム
ベース44のストッパ部44a内に円滑に入り込んでス
トッパ部44aに押し当たった状態で最終位置であるロ
ーディング完了位置に位置決めされる。
【0062】具体的には、略円柱形状部46a−1aの
円弧状の端面46a−1a−1がV字切欠部44a−1
に押し当たり、且つ上面46a−1a−2廂状迫り出
し部44a−2により押さえられた状態となる。
【0063】磁気テープ60は、回転ドラム43に巻き
付いた所定のテープパスにローディングされた状態とな
る。
【0064】次に、ローディングポール組立体45の浮
き上り防止について説明する。
【0065】磁気テープ60のテンションにより、ロー
ディングポール組立体45には図1中、H方向のモーメ
ントが作用し、これが、ローディングポール組立体45
をサブシャーシ42より浮かせるように作用する。 (1)テープローディング途中 図1に示すように、第1のローディングアーム50がサ
ブシャーシ42の下面に接しており、係止片46c−1
はサブシャーシ42の下面に接している一端部分50d
を係止している。
【0066】これによって、ローディングポール組立体
45は、H方向へ傾斜すること、即ち、サブシャーシ4
2から浮き上がることを防止される。 (2)テープローディング完了後 図1に示すように、ベース本体46aの突き出し部46
a−1の先端側の上面46a−1a−2廂状迫り出し
部44a−1により押さえられていることによって、ロ
ーディングポール組立体45は、H方向へ傾斜するこ
と、即ち、サブシャーシ42から浮き上がることを防止
されている。
【0067】次に、テープローディング機構40を薄型
にしている各構成部分について説明する。
【0068】i ベース本体46aの突き出し部46a
−1と関連する部分の構成 ローディングポール組立体45は、ローディングポール
47より前方向の部位を受け止められているため、高さ
方向上、ローディングポール47とベース本体46aと
の間に入り込んでいる部材は存在しない。
【0069】このため、図1に示すように、ローディン
グポール47は、従来に比べて、ベース本体46aに近
づいた高さ位置としてあり、寸法kは、図7に示す従来
のテープローディング機構10中の対応する寸法aより
小さい。
【0070】これにより、ローディングポール組立体4
5の高さ寸法lは、図7中の対応する寸法dより小さ
い。
【0071】ii 第1のローディングアーム50に関連
する構成第1の ローディングアーム50自体がローディングポー
ル組立体45のサブシャーシ42からの浮き上がりを防
止する役割を有しており、図7に示す従来のテープロー
ディング機構10中の浮き上がり防止板19に対応する
部材は組込まれていない。
【0072】このため、図1に示すようにこの浮き上が
り防止板19の厚み分、サブシャーシ42はメインシャ
ーシ40に近づいた高さ位置としてあり、寸法mは、図
7中の対応する寸法bより小さい。
【0073】iii 第1のローディングアーム50と第2
のローディングアーム51との連結部分の構成 軸部51aのうち突き出している部分51a−1の寸法
nは、図7中の連結ピン24の頭部24aの高さ寸法c
より小さい。
【0074】上記のi,ii,iii の構成によって、ロー
ディングポール47の個所における磁気テープ60の中
心線61からメインシャーシ41までの高さ寸法h
10は、図7中の対応する寸法h1 より小さくなってい
る。
【0075】これにより、テープローディング機構40
の高さ寸法h11は、従来の寸法h2に比べて小さく、テ
ープローディング機構40は、従来のものに比べて薄型
となっている。
【0076】これにより、R−DATも従来に比べて薄
型となっている。
【0077】また、上記のテープローディング機構40
は従来のものに比べて、部品点数が削減されており、製
造コストも安価である。
【0078】なお、上記のテープローディング機構は、
回転ドラムの反対側の部分にも設けてあり、磁気テープ
60は、回転ドラム43に約90度に亘って巻き付けら
れる。
【0079】なお、上記のテープローディング機構40
は、R−DATに限らず、ビデオテープレコーダにも適
用出来る。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、ローディングポールベースに突き出し部を設
け、ストッパ手段が上記の突き出し部を受け止める構成
であるため、ストッパ手段がローディングポールベース
とローディングポールとの間に入り込むことが無く、然
して、ローディングポールをローディングポールベース
に近づけて配設することが出来る。これにより、ローデ
ィングポール組立体の高さ寸法を小さく出来、これによ
ってテープローディング機構を薄型と出来る。ストッパ
手段は、V字切欠部と、該V字切欠部を覆う廂状迫り出
し部とを有する構成であり、ローディングポール組立体
が最終位置にまで移動したときに、突き出し部の先端が
廂状迫り出し部の下側に入り込んでV字切欠部に押し当
たると共に廂状迫り出し部によって押さえられた状態と
なることによって、一つの突き出し部でもってシャーシ
の面方向の位置及びシャーシに対して垂直の方向の位置
が決めることが出来る。
【0081】また、ローディングアーム自体がローディ
ングポールベースのシャーシよりの浮きを制限するよう
に作用するため、従来は必要とされていた専用の浮き上
がり防止板を不要とし得、その分、テープローディング
機構のうち、シャーシより下側の部分の厚さを薄くでき
る。また、浮き上り防止板が不要となった分、部品点数
を削減し得る。
【0082】請求項2の発明によれば、連結ピンの頭部
の厚みの分だけ、テープローディング機構の厚さを薄く
出来ると共に、連結ピンを無くして、部品点数を削減し
得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例になるテープローディング機
構の縦断面図である。
【図2】図1のテープローディング機構の平面図であ
る。
【図3】図1及び図2中のローディングポール組立体の
斜視図である。
【図4】図3のローディングポール組立体に第1のロー
ディングアームが接続された状態を下方からみて示す斜
視図である。
【図5】第1のローディングアームのローディングポー
ル組立体への接続を説明する図である。
【図6】第2のローディングアームの斜視図である。
【図7】従来のテープローディング機構の縦断面図であ
る。
【図8】図7のテープローディング機構の平面図であ
る。
【符号の説明】
40 テープローディング機構 41 メインシャーシ 41a 突条部 41b ピン 42 サブシャーシ 42a ガイド溝 43 回転ドラム 44 ドラムベース 44a ストッパ部 44a−1 V字切欠部 44a−2 廂状迫り出し部 45 ローディングポール組立体 46 ローディングポールベース 46a ベース本体 46a−1 突き出し部 46a−1a 略円柱形状部46a−1a−1 円弧状の端面46a−1a−2 上面46a−1a−3 テーパ面 46b テープ案内部 46c,46d ガイドピン部 46c−1,46d−2 係止片 46d−1 段部 47 ローディングポール 48 ねじ付きの軸 50 第1のローディングアーム 50a 一段低い部分 50b 鍵穴形状の孔 50c 円形孔 50d 一端部分 59e 側方部分 51 第2のローディングアーム 51a 軸部 51b 円形孔55 隙間 60 磁気テープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 節政 敬一 神奈川県厚木市酒井1601 ミツミ電機株 式会社厚木事業所内 (56)参考文献 特開 平3−171463(JP,A) 特開 平5−62304(JP,A) 実開 昭64−28535(JP,U) 実開 昭63−99348(JP,U) 実開 平5−73730(JP,U) 実開 平4−101935(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 15/665

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャーシ上をガイド溝に沿って移動しう
    るローディングポールベースと該ローディングポールベ
    ース上のローディングポールとよりなるローディングポ
    ール組立体と、 上記ローディングポール組立体と連結してあり、テープ
    を所定のテープパスにローディングするように該ローデ
    ィングポール組立体を移動させるローディングアームと
    を有し、 該ローディングアームによって 上記ローディングポール
    組立体が最終位置にまで移動されて、上記ローディング
    ポールがテープを所定のテープパスにローディングする
    テープローディング機構において、 上記ローディングポールベースを、上記ローディングポ
    ールより該ローディングポールベースが上記最終位置へ
    移動するときの方向に突き出した突き出し部を有する形
    状とすると共に、 該突き出し部を受けとめて、上記ローディングポール組
    立体を上記最終位置に位置決めするストッパ手段を有し
    てなり、該突き出し部は、先端に、略円柱形状部を有し、該略円
    柱形状部は、円弧状の端面と、上記ローディングポール
    ベースのベース本体の上面より若干高い上面と、該上面
    寄りのテーパ面とを有する形状であり、 該ストッパ手段は、V字切欠部と、該V字切欠部を覆う
    廂状迫り出し部とを有する構成であり、上記テーパ面を案内されて上記突き出し部の先端の略円
    柱形状部が上記ストッパ手段内に入り込み、上記円弧状
    の端面が上記V字切欠部に押し当たり、且つ上記上面が
    上記迫り出し部により押さえられて、上記ローディング
    ポール組立体が上記最終位置に位置決めされる構成であ
    り、 且つ、上記ローディングアームは、その孔を上記ローデ
    ィングポールベースの下面のガイドピン部に嵌合されて
    取り付けてあり、上記シャーシの下面と接しており、上
    記ローディングポールベースと上記ローディングアーム
    とが上記シャーシを挟む 構成としたことを特徴とするテ
    ープローディング機構。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のテープローディング機構
    において、 上記ローディングアームに別のローディングアームが連
    結されている構造であり、上記シャーシの下側に配設し
    てあり、テープを所定のテープパスにローディングする
    ように上記ローディングポール組立体を移動させるロー
    ディングアーム組立体を有し、 該ローディングアーム組立体は、上記ローディングアー
    ムと別のローディングアームとが、一方ローディングア
    ームにバーリング加工によって形成した軸部を他方のロ
    ーディングアームの開口に嵌合させて連結してある構成
    としたことを 特徴とするテープローディング機構。
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