JPH01263232A - 酸化マグネシウム強化マグネシウム複合体の製造方法 - Google Patents
酸化マグネシウム強化マグネシウム複合体の製造方法Info
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- JPH01263232A JPH01263232A JP63090927A JP9092788A JPH01263232A JP H01263232 A JPH01263232 A JP H01263232A JP 63090927 A JP63090927 A JP 63090927A JP 9092788 A JP9092788 A JP 9092788A JP H01263232 A JPH01263232 A JP H01263232A
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Landscapes
- Powder Metallurgy (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔1既要〕
酸化マグネシウムを複合強化物質とするマグネシウム複
合体の製造方法に関し、 低密度で高ヤング率を示すマグネシウム複合材料を実用
化することを目的とし、 マグネシウム粉末を加圧成形して多孔質の成形体を作り
、酸化雰囲気中で加熱して酸化物を表面にもつ焼結体を
形成した後、この焼結体に塑性加工を施して相対密度を
向上させ、酸化マグネシウム強化マグネシウム複合体の
製造方法を構成する。
合体の製造方法に関し、 低密度で高ヤング率を示すマグネシウム複合材料を実用
化することを目的とし、 マグネシウム粉末を加圧成形して多孔質の成形体を作り
、酸化雰囲気中で加熱して酸化物を表面にもつ焼結体を
形成した後、この焼結体に塑性加工を施して相対密度を
向上させ、酸化マグネシウム強化マグネシウム複合体の
製造方法を構成する。
本発明は酸化マグネシウムを強化物質とするマグネシウ
ム複合体の製造方法に関する。
ム複合体の製造方法に関する。
大量の情報を高速に処理する必要から情報処理装置は小
形化と大容量化が進められているが、これに使用する機
器の内には軽快な動作を必要とする構成体がある。
形化と大容量化が進められているが、これに使用する機
器の内には軽快な動作を必要とする構成体がある。
例えば、磁気ディスクにおいて、磁気ヘッドはアドレス
信号を受けると、指定位置に急速に移動する必要があり
、そのためには磁気ヘッドを搭載するアームは軽量で且
つ変形しにくい材料、すなわち密度が小で、ヤング率の
高い材料で構成されていることが必要である。
信号を受けると、指定位置に急速に移動する必要があり
、そのためには磁気ヘッドを搭載するアームは軽量で且
つ変形しにくい材料、すなわち密度が小で、ヤング率の
高い材料で構成されていることが必要である。
本発明はこのような目的に使用する複合体の製造方法に
関するものである。
関するものである。
密度が小で且つヤング率の高いことが必要な用途にマグ
ネシウム(以下略してMg)系複合材料が使用されてい
る。
ネシウム(以下略してMg)系複合材料が使用されてい
る。
すなわち、Mgは密度が1.74と実用金属の中では最
も軽いが、硬さは2.6.ヤング率は0.42 X 1
0’Kgf / am ”と低いので、合金或いは複合
材料の形にして使用されている。
も軽いが、硬さは2.6.ヤング率は0.42 X 1
0’Kgf / am ”と低いので、合金或いは複合
材料の形にして使用されている。
こ\で、複合材料はMgに対して密度があまり大きくな
く、且つヤング率の高い強化物質(Reinforce
men t)を混合したもので、これにより低密度でヤ
ング率の高い材料を実現している。
く、且つヤング率の高い強化物質(Reinforce
men t)を混合したもので、これにより低密度でヤ
ング率の高い材料を実現している。
そして、従来は強化物質として硼素(以下略してB)が
使われている。
使われている。
この理由はBの密度は2.33 g/ccと小さく、
ヤング率は4 X10’Kg f/u+” と高く、ま
たMgと反応しにくいからである。
ヤング率は4 X10’Kg f/u+” と高く、ま
たMgと反応しにくいからである。
然し、Bの価格はMgに較べると30倍程度も高く、複
合材料の価格が高いことが問題である。
合材料の価格が高いことが問題である。
密度が小で、引張り強さが大で、ヤング率の高い材料と
してBを強化物質とするMg複合材料が使用されている
が、Bの価格が高いためにHg12合材料の価格が高い
ことが問題である。
してBを強化物質とするMg複合材料が使用されている
が、Bの価格が高いためにHg12合材料の価格が高い
ことが問題である。
上記の課題はMg粉末を圧粉成形して多孔質の成形体を
作り、酸化雰囲気中で加熱して酸化物を表面にもつ焼結
体を形成した後、この焼結体に塑性加工を施して相対密
度を向上させ、酸化マグネシウム(以下略してMgO)
強化Mg?”3合体を製造することにより解決すること
ができる。
作り、酸化雰囲気中で加熱して酸化物を表面にもつ焼結
体を形成した後、この焼結体に塑性加工を施して相対密
度を向上させ、酸化マグネシウム(以下略してMgO)
強化Mg?”3合体を製造することにより解決すること
ができる。
Mgに添加して引張り強度とヤング率を高め、強化Mg
合金を形成する複合強化物質の条件は、■ 低密度であ
り、且つヤング率の高いこと、■ Mgと反応して合金
を作らぬ材料であること、■ 低価格であること、 である。
合金を形成する複合強化物質の条件は、■ 低密度であ
り、且つヤング率の高いこと、■ Mgと反応して合金
を作らぬ材料であること、■ 低価格であること、 である。
すなわち、先に記したようにBは■、■の条件は満たす
優れた材料ではあるが■の条件は満たさない。
優れた材料ではあるが■の条件は満たさない。
ここで、MgOは密度が3.65 (g/cc)、ヤン
グ率が2.5 X 10’ (Kg f/mm2)とB
に較べると劣るもの\、■〜■の条件を満たす材料であ
り、複合強化物質として適していると言える。
グ率が2.5 X 10’ (Kg f/mm2)とB
に較べると劣るもの\、■〜■の条件を満たす材料であ
り、複合強化物質として適していると言える。
然し、溶解鋳造法或いは焼結法を用いてMgO/Mg複
合材料を形成しても期待するような引張り強度およびヤ
ング率値を得ることができない。
合材料を形成しても期待するような引張り強度およびヤ
ング率値を得ることができない。
この理由は、混合状態のMgとMgOとは高温において
酸素(0)原子の授受を生じ、MgO粒子の表面の○原
子はMgと結合してMgOとなるが、この際に格子不整
合が原因で界面にクラックが生ずるからである。
酸素(0)原子の授受を生じ、MgO粒子の表面の○原
子はMgと結合してMgOとなるが、この際に格子不整
合が原因で界面にクラックが生ずるからである。
すなわち、Mgは六方周密格子の構造をとり、Mg −
Mgの結合間隔が3.22人であるのに対し、1’1g
oは面心立方格子で岩塩型の構造をとりMg −0の結
合間隔は2.10人である。
Mgの結合間隔が3.22人であるのに対し、1’1g
oは面心立方格子で岩塩型の構造をとりMg −0の結
合間隔は2.10人である。
これらのことからMgOは強化物質として使われていな
い。
い。
そこで、本発明は11g粉末にMgO粉末を添加して加
圧成形するのでなく、Mg粉末を加圧成形して多孔質な
成形体を作り、これを0゜を含む雰囲気中で加熱して焼
結を行い、雰囲気と接しているMgの表面をMgOに変
えた焼結体を作り、これにプレス、圧延1スウエージン
グ(Swaging)等の処理を施して焼結体の孔を押
し潰してMgOとhgとを密着させ、強固な複合体を形
成するものである。
圧成形するのでなく、Mg粉末を加圧成形して多孔質な
成形体を作り、これを0゜を含む雰囲気中で加熱して焼
結を行い、雰囲気と接しているMgの表面をMgOに変
えた焼結体を作り、これにプレス、圧延1スウエージン
グ(Swaging)等の処理を施して焼結体の孔を押
し潰してMgOとhgとを密着させ、強固な複合体を形
成するものである。
一200メツシュの1粉を圧粉成形して相対密度が50
〜85%の多孔質体を成形した。
〜85%の多孔質体を成形した。
次に、02を50〜1000 ppm含むアルボ7 (
Ar)気流中で、この多孔質体を500°Cの温度で1
時間に亙って熱処理を行い、焼結体とすると共に孔の周
囲に0.1〜2μmの厚さのMgOを成長させた。
Ar)気流中で、この多孔質体を500°Cの温度で1
時間に亙って熱処理を行い、焼結体とすると共に孔の周
囲に0.1〜2μmの厚さのMgOを成長させた。
次に、この焼結体を再プレスして孔を押し潰してMg−
MgO複合成形体を作った。
MgO複合成形体を作った。
この相対密度は95〜99%であり、また従来のMg焼
結体と機械的性質を比較すると表のようであった。
結体と機械的性質を比較すると表のようであった。
表
このように、本発明に係る複合体の値は従来の焼結体に
較べて溝かに優れている。
較べて溝かに優れている。
本発明の実施によりクランクが無く、密度の高いMgM
g−1l複合体を作ることができ、Mg系複合材料のコ
スト低減を実現することができる。
g−1l複合体を作ることができ、Mg系複合材料のコ
スト低減を実現することができる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 酸化マグネシウムを強化物質とするマグネシウム複合体
の製法として、 マグネシウム粉末を加圧成形して多孔質の成形体を作り
、酸化雰囲気中で加熱して酸化物を表面にもつ焼結体を
形成した後、該焼結体に塑性加工を施して相対密度を向
上させることを特徴とする酸化マグネシウム強化マグネ
シウム複合体の製造方法。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63090927A JPH01263232A (ja) | 1988-04-13 | 1988-04-13 | 酸化マグネシウム強化マグネシウム複合体の製造方法 |
ES88311738T ES2045150T3 (es) | 1987-12-12 | 1988-12-12 | Material compuesto a base de magnesio, sinterizado, y proceimiento para prepararlo. |
EP88311738A EP0323067B1 (en) | 1987-12-12 | 1988-12-12 | Sintered magnesium-based composite material and process for preparing same |
DE3855052T DE3855052T2 (de) | 1987-12-12 | 1988-12-12 | Verbundmaterial auf Magnesiumbasis und Verfahren zu seiner Herstellung |
KR1019880016512A KR910009872B1 (ko) | 1987-12-12 | 1988-12-12 | 소결된 마그네슘계 복합재료와 그의 제조공정 |
EP92103613A EP0488996B1 (en) | 1987-12-12 | 1988-12-12 | Sintered magnesium-based composite material and process for preparing same |
US07/282,506 US4941918A (en) | 1987-12-12 | 1988-12-12 | Sintered magnesium-based composite material and process for preparing same |
DE88311738T DE3885259T2 (de) | 1987-12-12 | 1988-12-12 | Gesintertes Verbundmaterial auf Magnesiumbasis und Verfahren zu seiner Herstellung. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63090927A JPH01263232A (ja) | 1988-04-13 | 1988-04-13 | 酸化マグネシウム強化マグネシウム複合体の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01263232A true JPH01263232A (ja) | 1989-10-19 |
Family
ID=14012068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63090927A Pending JPH01263232A (ja) | 1987-12-12 | 1988-04-13 | 酸化マグネシウム強化マグネシウム複合体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01263232A (ja) |
-
1988
- 1988-04-13 JP JP63090927A patent/JPH01263232A/ja active Pending
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