JPS63293102A - 高強度および高靭性を有するFe系焼結合金部材の製造法 - Google Patents
高強度および高靭性を有するFe系焼結合金部材の製造法Info
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- Powder Metallurgy (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、高強度および高靭性を有し、各種の機械部
品などとして適用されるFe系焼結合金部材の製造法に
関するものである。
品などとして適用されるFe系焼結合金部材の製造法に
関するものである。
一般(:、上記のFe系焼結合金部材は、原料粉末とし
て、所定の成分組成を有し、かつ70〜1001m程度
の平均粒径なもったFe系合金粉末を用い、これを通常
の条件、すなわち約5〜6ton/cIiの圧力で圧粉
体に成形し、この圧粉体を非酸化性雰囲気中、1100
〜1150℃の温度で焼結することによって製造されて
いる。
て、所定の成分組成を有し、かつ70〜1001m程度
の平均粒径なもったFe系合金粉末を用い、これを通常
の条件、すなわち約5〜6ton/cIiの圧力で圧粉
体に成形し、この圧粉体を非酸化性雰囲気中、1100
〜1150℃の温度で焼結することによって製造されて
いる。
しかし、上記の従来法により製造されたFe系焼結合金
部材においては、強度および靭性のいずれも満足するも
のではなく、ましてや近年の軽量化、省力化、および高
性能化の要求とも含まって、一段と高強度および高靭性
を有するFe系焼結合金部材の製造が強く望まれている
のが現状である。
部材においては、強度および靭性のいずれも満足するも
のではなく、ましてや近年の軽量化、省力化、および高
性能化の要求とも含まって、一段と高強度および高靭性
を有するFe系焼結合金部材の製造が強く望まれている
のが現状である。
そこで、本発明者等は、上述のような観点から、高強度
および高靭性を有するFe系焼結合金部材を製造すべく
研究を行なった結果、 上記の従来法で製造されたFe系焼結合金部材の強度お
よび靭性が不十分なのは、Fe系焼結合金部材、なかん
ずく、その圧粉体に存在する空孔が粗大(ニして不均一
であることに原因するが、原料粉末として、相対的に粒
径の粗いFe系合金粗粉末と、粒径の細かいFe系合金
微粉末を用い、上記の粒径の細かいFe系合金微粉末を
、仮焼によるか、あるいは結合材を用いるかして、上記
の粒径の粗いFe系合金粗粉末の平均粒径の20〜40
鴨に相当する平均粒径に造粒し、 上記のFe系合金粗粉末ニア0〜90重!%、上記のF
e系合金造粒粉末:10〜30重!%、の割合C:配合
し、通常の条件で、混合し、この混合粉末より成形した
圧粉体(:おいては、上記の相対的に粒径の粗いFe系
合金粗粉末間(:形成された空孔内(=、前記Fe系合
金粗粉末のもつ平均粒径の20〜40%に相当する平均
粒径を有する、相対的に粒径の細かい上記Fe系合金造
粒粉末が配された粉末配置構造をもつよう(:なるため
に、空孔はきわめて微細化されたものとなり、この状態
の圧粉体を焼結すると、前記微細化した空孔は球状化し
、高い密度をもつようになることから、この結果のFe
系焼結合金部材は高強度と高靭性をもつようになるほか
、寸法変化も小さいという知見を得たのである。
および高靭性を有するFe系焼結合金部材を製造すべく
研究を行なった結果、 上記の従来法で製造されたFe系焼結合金部材の強度お
よび靭性が不十分なのは、Fe系焼結合金部材、なかん
ずく、その圧粉体に存在する空孔が粗大(ニして不均一
であることに原因するが、原料粉末として、相対的に粒
径の粗いFe系合金粗粉末と、粒径の細かいFe系合金
微粉末を用い、上記の粒径の細かいFe系合金微粉末を
、仮焼によるか、あるいは結合材を用いるかして、上記
の粒径の粗いFe系合金粗粉末の平均粒径の20〜40
鴨に相当する平均粒径に造粒し、 上記のFe系合金粗粉末ニア0〜90重!%、上記のF
e系合金造粒粉末:10〜30重!%、の割合C:配合
し、通常の条件で、混合し、この混合粉末より成形した
圧粉体(:おいては、上記の相対的に粒径の粗いFe系
合金粗粉末間(:形成された空孔内(=、前記Fe系合
金粗粉末のもつ平均粒径の20〜40%に相当する平均
粒径を有する、相対的に粒径の細かい上記Fe系合金造
粒粉末が配された粉末配置構造をもつよう(:なるため
に、空孔はきわめて微細化されたものとなり、この状態
の圧粉体を焼結すると、前記微細化した空孔は球状化し
、高い密度をもつようになることから、この結果のFe
系焼結合金部材は高強度と高靭性をもつようになるほか
、寸法変化も小さいという知見を得たのである。
この発明は、上記知見にもとづいてなされたものであっ
て、 原料粉末として、相対的(:粒径の粗いFe系合金粗粉
末と、粒径の細かいFe系合金微粉末を用意し、上記の
粒径の細かいFe系合金微粉末を、仮焼によるか、ある
いは結合材を用いるかして、上記の粒径の粗いFe系合
金粗粉末のもつ平均粒径の20〜40%C:相当する平
均粒径(:造粒し、上記のre系合金粗粉末ニア0〜9
0重量%、上記のFe系合金造粒粉末:10〜30重量
%、の配合組成(:配合し、 以後、通常の条件で、混合し、圧粉体(=成形し、つい
でこれを焼結することによって、高強度および高靭性を
有し、かつ寸法変化も小さいFe系焼結合金部材を製造
する方法(=特徴を有するものである。
て、 原料粉末として、相対的(:粒径の粗いFe系合金粗粉
末と、粒径の細かいFe系合金微粉末を用意し、上記の
粒径の細かいFe系合金微粉末を、仮焼によるか、ある
いは結合材を用いるかして、上記の粒径の粗いFe系合
金粗粉末のもつ平均粒径の20〜40%C:相当する平
均粒径(:造粒し、上記のre系合金粗粉末ニア0〜9
0重量%、上記のFe系合金造粒粉末:10〜30重量
%、の配合組成(:配合し、 以後、通常の条件で、混合し、圧粉体(=成形し、つい
でこれを焼結することによって、高強度および高靭性を
有し、かつ寸法変化も小さいFe系焼結合金部材を製造
する方法(=特徴を有するものである。
この発明の方法において、Fe系合金造粒粉末の平均粒
径な、Fe系合金粗粉末のもつ平均粒径の20〜40%
(以下、相対平均粒径比という)と限定したのは、20
%未満の相対平均粒径比では、Fe系合金粗粉末との均
質な混合が困雄で、均一な粉末配置構造の圧粉体、すな
わちFe系合金粗粉末間に形成される空孔を前記Fe系
合金造粒粉末で十分(=埋めた圧粉体な成形することが
できず、したがってこの結果の圧粉体を焼結しても高強
度および高靭性を有するFe系焼結合金部材は得られな
いものであり、一方40%を越えた相対平均粒径比にな
ると、粒径が大きすぎてFe系合金粗粉末間(=形成さ
れる空孔にオさまることができず、かえってこれを離す
方向に作用し、Fe系焼結合金部材における前記Fe系
合金粗粉末による骨格形成が不十分となり、高密度が得
られないことがら、強度および靭性の改善ができないと
いう理由(:よるものであり、また、配合組成を、重置
%で、 Fe系合金粗粉末ニア0〜90%、 Fe系合金造粒粉末:10〜30%。
径な、Fe系合金粗粉末のもつ平均粒径の20〜40%
(以下、相対平均粒径比という)と限定したのは、20
%未満の相対平均粒径比では、Fe系合金粗粉末との均
質な混合が困雄で、均一な粉末配置構造の圧粉体、すな
わちFe系合金粗粉末間に形成される空孔を前記Fe系
合金造粒粉末で十分(=埋めた圧粉体な成形することが
できず、したがってこの結果の圧粉体を焼結しても高強
度および高靭性を有するFe系焼結合金部材は得られな
いものであり、一方40%を越えた相対平均粒径比にな
ると、粒径が大きすぎてFe系合金粗粉末間(=形成さ
れる空孔にオさまることができず、かえってこれを離す
方向に作用し、Fe系焼結合金部材における前記Fe系
合金粗粉末による骨格形成が不十分となり、高密度が得
られないことがら、強度および靭性の改善ができないと
いう理由(:よるものであり、また、配合組成を、重置
%で、 Fe系合金粗粉末ニア0〜90%、 Fe系合金造粒粉末:10〜30%。
としたのは、Fe系合金粗粉末の割合が70%未満では
、相対的にFe系合金造粒粉末の割合が30%を越えて
高くなりすぎ、Fe系合金粗粉末間に形成される空孔な
埋めた上で、さらに余分のFe系合金造粒粉末が存在す
るようになり、この状態の圧粉体を焼結すると、寸法変
化が大きくなって望ましくなく、一方Fe系合金粗粉末
の割合が90%を越えると、相対的(=Fe系合金造粒
粉末の割合が10%未満と低くなりすぎてしまい、Fe
系合金造粒粉末でFe系合金粗粉末間(=形成される空
孔な完全(=埋め、もってこの空孔の十分な微細化をは
かることができなくなり、この状態の圧粉体の焼結では
、高強度化および高靭性化が不十分で、かつ寸法変化を
低くおさえることができないという理由2二もとづくも
のである。
、相対的にFe系合金造粒粉末の割合が30%を越えて
高くなりすぎ、Fe系合金粗粉末間に形成される空孔な
埋めた上で、さらに余分のFe系合金造粒粉末が存在す
るようになり、この状態の圧粉体を焼結すると、寸法変
化が大きくなって望ましくなく、一方Fe系合金粗粉末
の割合が90%を越えると、相対的(=Fe系合金造粒
粉末の割合が10%未満と低くなりすぎてしまい、Fe
系合金造粒粉末でFe系合金粗粉末間(=形成される空
孔な完全(=埋め、もってこの空孔の十分な微細化をは
かることができなくなり、この状態の圧粉体の焼結では
、高強度化および高靭性化が不十分で、かつ寸法変化を
低くおさえることができないという理由2二もとづくも
のである。
つぎに、この発明の方法を実施例により風体的に説明す
る。
る。
実施例 l
原料粉末として、いずれもNt : 2.1%、Mo
: Q、5%、C:0.6%を含有し、残りがFeと不
可′避不純物からなる組成(以上重量%)を有し、かつ
80〜350メツシユの粒度範囲で、平均粒径が80p
mの相対的に粒径の粗いFe系合金粗粉末と、635メ
ツシュ以上の粒度範囲で、平均粒径が8pmの粒径の細
かいFe系合金微粉末とを用意し、ついで、上記Fe系
合金微粉末を、所定の粒径C二造粒し、これを還元性雰
囲気中、温度=750℃で仮焼して、それぞれ第1表(
:示される相対平均粒径比をもった各種のFe系合金造
粒粉末を成形し、このFe系合金造粒粉末を、同じく第
1表にそれぞれ示される配合割合で前記Fe系合金粗粉
末に配合し、さらに上記のFe系合金粗粉末およびFe
系合金微扮末C;おけるC含有量は、目標C含有量に対
して0.2%不足するので、この分の炭素粉末と、潤滑
剤としてのステアリン酸亜鉛粉末:1%とを添加し、通
常の条件で、1時間混合し、この混合粉末を振動を加え
ながら金型に充填し、6ton/csFの圧力で直径:
11.3s+X長さ:lo■の寸法をもった圧粉体に成
形し、この圧粉体を、窒素雰囲気中、温度:1130℃
シー30分間保持の条件で焼結すること(:よって本発
明法1〜8および比較法1〜5を実施し、各種のFe系
焼結合金部材を製造した。
: Q、5%、C:0.6%を含有し、残りがFeと不
可′避不純物からなる組成(以上重量%)を有し、かつ
80〜350メツシユの粒度範囲で、平均粒径が80p
mの相対的に粒径の粗いFe系合金粗粉末と、635メ
ツシュ以上の粒度範囲で、平均粒径が8pmの粒径の細
かいFe系合金微粉末とを用意し、ついで、上記Fe系
合金微粉末を、所定の粒径C二造粒し、これを還元性雰
囲気中、温度=750℃で仮焼して、それぞれ第1表(
:示される相対平均粒径比をもった各種のFe系合金造
粒粉末を成形し、このFe系合金造粒粉末を、同じく第
1表にそれぞれ示される配合割合で前記Fe系合金粗粉
末に配合し、さらに上記のFe系合金粗粉末およびFe
系合金微扮末C;おけるC含有量は、目標C含有量に対
して0.2%不足するので、この分の炭素粉末と、潤滑
剤としてのステアリン酸亜鉛粉末:1%とを添加し、通
常の条件で、1時間混合し、この混合粉末を振動を加え
ながら金型に充填し、6ton/csFの圧力で直径:
11.3s+X長さ:lo■の寸法をもった圧粉体に成
形し、この圧粉体を、窒素雰囲気中、温度:1130℃
シー30分間保持の条件で焼結すること(:よって本発
明法1〜8および比較法1〜5を実施し、各種のFe系
焼結合金部材を製造した。
なお、比較法1〜4は、いずれもFe系合金造粒粉末の
相対平均粒径比および配合量のいずれかがこの発明の範
囲から外れたものであり、また比較法5は、原料粉末と
して、上記のFe系合金造粒粉末の配合を行なわず、上
記のFe系合金粗粉末のみを用いた従来法に相当するも
のである。
相対平均粒径比および配合量のいずれかがこの発明の範
囲から外れたものであり、また比較法5は、原料粉末と
して、上記のFe系合金造粒粉末の配合を行なわず、上
記のFe系合金粗粉末のみを用いた従来法に相当するも
のである。
実施例 2
Fe系合金造粒粉末の成形に、仮焼4二代って、結合材
として2重量%のレジンを使用し、さら(:この結果の
Fe系合金造粒粉末の相対平均粒径比および配合量を第
2表(:示されるものとし、かつ前記レジンを圧粉体(
=成形後(−1還元性雰囲気中、温度:650℃(−2
時間保持の条件で除去する以外は、実施例1(−おける
と同一の条件で本発明法9〜16によび比較法6〜9を
それぞれ実施し、Fe系焼結合金部材を製造した。
として2重量%のレジンを使用し、さら(:この結果の
Fe系合金造粒粉末の相対平均粒径比および配合量を第
2表(:示されるものとし、かつ前記レジンを圧粉体(
=成形後(−1還元性雰囲気中、温度:650℃(−2
時間保持の条件で除去する以外は、実施例1(−おける
と同一の条件で本発明法9〜16によび比較法6〜9を
それぞれ実施し、Fe系焼結合金部材を製造した。
つぎt:、この結果得られた各種のFe系焼結合金部材
について、引張強さ、伸び、衝撃値、密度、および長さ
方向の寸法変化率を測定し、それぞれ第1表および第2
表に示した。
について、引張強さ、伸び、衝撃値、密度、および長さ
方向の寸法変化率を測定し、それぞれ第1表および第2
表に示した。
第1表および第2表(:示される結果から、本発明法1
〜16で製造されたFe系焼結合金部材は。
〜16で製造されたFe系焼結合金部材は。
比較法5(従来法)で製造されたものに比して、一段と
すぐれた特性、すなわち高強度、高靭性、および高密度
を有し、さらに寸法変化率もきわめて小さいものである
のに対して、比較法1〜9で製造されたFe系焼結合金
部材(:見られるよう(:、Fe系合金造粒粉末の相対
平均粒径比および配合量のいずれかでもこの発明の範囲
から外れると、上記の特性のうち少なくともいずれかの
特性が劣るよう(−なることが明らかである。
すぐれた特性、すなわち高強度、高靭性、および高密度
を有し、さらに寸法変化率もきわめて小さいものである
のに対して、比較法1〜9で製造されたFe系焼結合金
部材(:見られるよう(:、Fe系合金造粒粉末の相対
平均粒径比および配合量のいずれかでもこの発明の範囲
から外れると、上記の特性のうち少なくともいずれかの
特性が劣るよう(−なることが明らかである。
上述のよう(=、この発明の方法(=よれば、高強度、
高靭性、および高密度を有し、かつ寸法変化率のきわめ
て小さいFe系焼結合金部材を製造することができ、し
たがってこれを機械構造部品などとして適用した場合に
、すぐれた性能を著しく長期に亘って発揮するよう(=
なるなど工業上有用な効果がもたらされるのである。
高靭性、および高密度を有し、かつ寸法変化率のきわめ
て小さいFe系焼結合金部材を製造することができ、し
たがってこれを機械構造部品などとして適用した場合に
、すぐれた性能を著しく長期に亘って発揮するよう(=
なるなど工業上有用な効果がもたらされるのである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 原料粉末として、相対的に粒径の粗いFe系合金粗粉末
と、粒径の細かいFe系合金微粉末を用意し、上記の粒
径の細かいFe系合金微粉末を、仮焼によるか、あるい
は結合材を用いるかして、上記の粒径の粗いFe系合金
粗粉末のもつ平均粒径の20〜40%に相当する平均粒
径に造粒し、 上記のFe系合金粗粉末:70〜90重量%、上記のF
e系合金造粒粉末:10〜30重量%、の配合組成に配
合し、 以後、通常の条件で、混合し、圧粉体に成形し、ついで
これを焼結することを特徴とする高強度および高靭性を
有するFe系焼結合金部材の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62129287A JPS63293102A (ja) | 1987-05-26 | 1987-05-26 | 高強度および高靭性を有するFe系焼結合金部材の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62129287A JPS63293102A (ja) | 1987-05-26 | 1987-05-26 | 高強度および高靭性を有するFe系焼結合金部材の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63293102A true JPS63293102A (ja) | 1988-11-30 |
Family
ID=15005846
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62129287A Pending JPS63293102A (ja) | 1987-05-26 | 1987-05-26 | 高強度および高靭性を有するFe系焼結合金部材の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63293102A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6348081B1 (en) | 1999-09-29 | 2002-02-19 | Daido Tokushuko Kabushiki Kaisha | Granulated powder for high-density sintered body, method for producing high-density sintered body using the same, and high-density sintered body |
JP2005533177A (ja) * | 2002-07-12 | 2005-11-04 | エクス ワン コーポレーション | 混合粉末の固体−超固相液相焼結法 |
JP5496078B2 (ja) * | 2008-02-26 | 2014-05-21 | Jx日鉱日石金属株式会社 | 焼結用Sb−Te系合金粉末及び同粉末の製造方法並びに焼結体ターゲット |
-
1987
- 1987-05-26 JP JP62129287A patent/JPS63293102A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6348081B1 (en) | 1999-09-29 | 2002-02-19 | Daido Tokushuko Kabushiki Kaisha | Granulated powder for high-density sintered body, method for producing high-density sintered body using the same, and high-density sintered body |
JP2005533177A (ja) * | 2002-07-12 | 2005-11-04 | エクス ワン コーポレーション | 混合粉末の固体−超固相液相焼結法 |
US7070734B2 (en) | 2002-07-12 | 2006-07-04 | The Ex One Company | Blended powder solid-supersolidus liquid phase sintering |
JP5496078B2 (ja) * | 2008-02-26 | 2014-05-21 | Jx日鉱日石金属株式会社 | 焼結用Sb−Te系合金粉末及び同粉末の製造方法並びに焼結体ターゲット |
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