JPH0126298Y2 - - Google Patents

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JPH0126298Y2
JPH0126298Y2 JP1985147385U JP14738585U JPH0126298Y2 JP H0126298 Y2 JPH0126298 Y2 JP H0126298Y2 JP 1985147385 U JP1985147385 U JP 1985147385U JP 14738585 U JP14738585 U JP 14738585U JP H0126298 Y2 JPH0126298 Y2 JP H0126298Y2
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futon
comforter
shoulder
bag
outer skin
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JP1985147385U
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JPS6255978U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は掛けふとんに関する。
〔従来の技術〕
一般に使用者の首部又は肩部を覆う肩掛けを備
えた掛けふとんとして夜着又は掻巻等が知られて
いるが、この種のものは何れも内部に厚く綿が入
つているため使用時に着脹れ状になるのであまり
寝心地の良いものではなかつた。
そこで、毛布の上縁部中央部を凹状に切欠いて
襟部を形成し、この襟部両側を肩覆部としたもの
がある。
しかし、この場合は襟部を切欠くため、長さが
短いものとなり、また長期間の使用で汚れた場合
には全体を洗濯しなければならなかつた。
このようなことから、特開昭58−173519号公報
に示される如く、掛けふとん体と別体に首孔部を
有する肩掛けふとん体を形成し、肩掛けふとん体
の上半部に中ふとん収納部を設け、この収納部内
に中ふとんを挿入し、下半部の表裏外皮で掛けと
ん体を挟んで縫着したものが知られている。
また、実開昭52−112907号公報には、首孔部を
有する肩掛けふとん体をタオル地で形成し、その
下半部の表裏外皮で肩掛けふとん体を挟んでホツ
クあるいは面フアスナ等の止着具で掛けふとん体
を係止したものが知られている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、特開昭58−173519号公報に示されるも
のは、肩掛けふとん体が汚れたりした場合に、掛
けふとん体への縫着部をほどき、かつ中ふとんを
取出す必要上袋体の縫着部の一部をほどき、肩掛
けふとん体の洗濯後には再び夫々必要箇所を縫着
しなければならないという欠点を有している。
また、実開昭52−112907号公報に示されるもの
は、中ふとんを備えていないため、肩部の保温性
に欠ける。
そこで本考案は、肩掛けふとん体の中ふとんの
出入れと掛けふとん体への着脱が容易で、しかも
肩掛けふとん体の袋体の洗濯が簡単に行なえると
ともに、肩掛けふとん体を掛けふとん体に装着し
た場合に、両者のなじみが良好な掛けふとんを提
供することを目的としいる。
〔問題点を解決するための手段〕
上述の目的を達成するため、本考案の掛けふと
んは、肩掛けふとん体の下部に毛布地からなる掛
けふとん体の上部を着脱可能に連結してなる掛け
ふとんであつて、肩掛けふとん体は表裏二枚の外
皮を有し、その上縁部中央を凹状に切抜いて首孔
部を形成し、該表裏二枚の外皮を下縁を除いて縫
着して袋体を形成し、この袋体の上半部に中綿、
羽毛等の保温材からなる中ふとんを充填する中ふ
とん収納部を設けて首部周縁に襟部及びこの襟部
両側に肩覆部を形成するとともに、袋体の下半部
の表裏の外皮内面に掛けふとん体を係止する掛止
具を設けて連結部を形成し、該連結部の表裏の外
皮間に掛けふとん体の上縁を挿入して掛止具で係
止できるようにした掛けふとんにおいて、肩掛け
ふとん体は、両側縁の略中間部間を幅方向に略中
央部に中ふとん出入れ用の開口部を残して縫着し
て袋体上半部に中ふとん収納部を設け、上記両側
縁の略中間部間の縫着線に沿つて下半部の外皮内
面に掛けふとん体の上縁を係止する面フアスナを
複数個配設し、かつ下半部の外皮下縁に沿つて、
掛けふとんに係合するボタン及び該ボタンを掛止
するボタンホールを設けたことを特徴としてい
る。
〔作用〕
このように構成することにより、肩掛けふとん
体からの中ふとんの出入れが容易で、かつ肩掛け
ふとん体と掛けふとん体が違和感なく一体に連結
されて寝心地がよく、また肩掛けふとん体と掛け
ふとん体との着脱が簡単に行なえる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
掛けふとん1は、肩掛けふとん体2の下部に、
毛布地からなる掛けふとん体3の上部を連結して
構成されている。
肩掛けふとん体2は表裏の外皮4a,4bを有
する袋体4と、この袋体4の上半部に挿入される
綿あるいは羽毛等の保温材を充填した中ふとん5
とで形成されている。
袋体4は、表裏二枚の外皮4a,4bの上縁部
中央を凹状に切抜いて首孔部を形成し、下縁部を
除いて首孔部周縁の襟部縁、上縁及び両側縁を縫
着して形成されている。そして、両側縁の略中間
部間を幅方向に表裏二枚の外皮4a,4bを縫着
し、袋体4の略中央部の表裏二枚の外皮4a,4
b間の布4cの縫着部略中央を縫着せずに残し
て、中ふとん5の出入れ用開口部6を形成して、
中ふとん収納部を袋体4の上半部に設け、この開
口部6より、中ふとん5を中ふとん収納部に挿入
して、襟部7及びこの襟部7の両側に肩覆部8,
8を形成する。また、袋体4の下半部の表裏二枚
の外皮4a,4b間に縫着された布4cに、面フ
アスナ9を両側縁の略中間部から幅方向に開口部
を除いて縫着した縫着線に沿つて4ケ所設け、外
皮4bの下縁部内側にボタン10を4ケ所設け、
これに対応するボタンホール11を外皮4aに4
ケ所設けて連結部12を形成する。
中ふとん5は前記袋体4と同様に上縁部の中央
を凹状に切抜いて形成した襟部5aとこの襟部両
側の肩覆部5b,5bとを有し、内部に綿あるい
は羽毛等の保温材が封入され、数ケ所にキルテイ
ング5cが施されている。
この中ふとん5を前記袋体4の連結部12の出
入れ用開口部6から挿入して肩掛けふとん体2を
形成し、連結部12の表裏二枚の外皮4a,4b
間に毛布3の上縁部を挿入して面フアスナ9に掛
けふとん体3の上縁を押し付けて係止し、掛けふ
とん体3に4ケ所形成したボタンホールにボタン
10を掛け、さらに表外皮4aのボタンホール1
1にボタン10を掛けて肩掛けふとん体2に掛け
ふとん体3を連結して掛けふとん1を構成する。
本実施例は、このようにして掛けふとん1を構
成するから、肩掛けふとん体2の下半部に掛けふ
とん体3の上縁が面フアスナ9にて係止されるた
め、違和感なく一体に連結されるとともに、肩掛
けふとん体2が使用者の首、肩によくなじむため
寝心地がよく、また、肩掛けふとん体2が汚れた
場合等には、肩掛けふとん体2を簡単に掛けふと
ん体3から取外して、中ふとん5を取り出して袋
体4を洗濯することができる。
尚、掛けふとん体は、毛布地のみでなる掛けふ
とん体3の他に、綿あるいは羽毛等の保温材を充
填した毛布地からなる掛けふとん体でも同様の効
果が得られる。
〔考案の効果〕
本考案は以上のように、掛けふとん体の上部に
着脱可能に連結してなる肩掛けふとん体の表裏二
枚の外皮の上縁部中央を凹状に切抜いて首孔部を
形成し、該表裏二枚の外皮の下縁を除いて周縁を
縫着して袋体を形成し、この袋体の上半部に中ふ
とんを充填する中ふとん収納部を両側縁略中間部
から幅方向に略中央部に中ふとん出入れ用の開口
部を残して縫着形成し、該縫着線に沿つた下半部
の表裏外皮の内面に掛けふとん上縁の係止用面フ
アスナを配置するとともに、下半部の表裏外皮の
下縁に掛けふとん係合用のボタンと、該ボタン掛
止用のボタンホールとを形成したので、肩掛けふ
とん体の下半部と掛けふとん体の上縁が面フアス
ナで係合されるから違和感なく一体に連結され、
しかも掛けふとん体の上縁は肩掛けふとん体の下
半部内でたるむことがなく、肩掛けふとん体と掛
けふとん体とが使用者の首、肩付近によくなじむ
ため寝心地がよく、また、肩掛けふとん体と掛け
ふとん体の着脱が簡単に行なえ、かつ中ふとん出
入れ用の開口部から中ふとんを簡単に出入れでき
るので、肩掛けふとん体の袋体の洗濯等も容易に
行なえ、かつ該開口部は下半部の表裏外皮と掛け
ふとん体によつて隠蔽されるので、該開口部にフ
アスナ等の閉具を設ける必要がない。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すもので、第1図は
肩掛けふとん体に掛けふとん体を連結した掛けふ
とんを示す正面図、第2図は肩掛けふとん体の正
面図、第3図は中ふとんの正面図、第4図は肩掛
けふとん体の袋体を示す正面図である。 1……掛けふとん、2……肩掛けふとん、3…
…掛けふとん体、4……袋体、4a,4b……表
裏の外皮、4c……布、5……中ふとん、6……
中ふとん出入れ用開口部、7……襟部、8,8…
…肩覆部、9……面フアスナ、10……ボタン、
11……ボタンホール、12……連結部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 肩掛けふとん体の下部に毛布地からなる掛けふ
    とん体の上部を着脱可能に連結してなる掛けふと
    んであつて、肩掛けふとん体は表裏二枚の外皮を
    有し、その上縁部中央を凹状に切抜いて首孔部を
    形成し、該表裏二枚の外皮を下縁を除いて縫着し
    て袋体を形成し、この袋体の上半部に中綿、羽毛
    等の保温材からなる中ふとんを充填する中ふとん
    収納部を設けて首孔周縁に襟部及びこの襟部両側
    に肩覆部を形成するとともに、袋体の下半部の表
    裏の外皮内面に掛けふとん体を係止する係止具を
    設けて連結部を形成し、該連結部の表裏の外皮間
    に掛けふとん体の上縁を挿入して掛止具で係止で
    きるようにした掛けふとんにおいて、肩掛けふと
    ん体は、両側縁の略中間部間を幅方向に略中央部
    に中ふとん出入れ用の開口部を残して縫着して袋
    体上半部に中ふとん収納部を設け、上記両側縁の
    略中間部間の縫着線に沿つて下半部の外皮内面
    に、掛けふとん体の上縁を係止する面フアスナを
    複数個配設し、かつ下半部の外皮下縁に沿つて、
    掛けふとんに係合するボタン及び該ボタンを掛止
    するボタンホールを設けたことを特徴とする掛け
    ふとん。
JP1985147385U 1985-09-27 1985-09-27 Expired JPH0126298Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985147385U JPH0126298Y2 (ja) 1985-09-27 1985-09-27

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JP1985147385U JPH0126298Y2 (ja) 1985-09-27 1985-09-27

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JPS6255978U JPS6255978U (ja) 1987-04-07
JPH0126298Y2 true JPH0126298Y2 (ja) 1989-08-07

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58173519A (ja) * 1982-04-01 1983-10-12 丸田 直喜 肩掛布団衿カバ−

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JPS58173519A (ja) * 1982-04-01 1983-10-12 丸田 直喜 肩掛布団衿カバ−

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