JPH0531992Y2 - - Google Patents

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JPH0531992Y2
JPH0531992Y2 JP1987007158U JP715887U JPH0531992Y2 JP H0531992 Y2 JPH0531992 Y2 JP H0531992Y2 JP 1987007158 U JP1987007158 U JP 1987007158U JP 715887 U JP715887 U JP 715887U JP H0531992 Y2 JPH0531992 Y2 JP H0531992Y2
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fabric
comforter
futon
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string
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案はふとんカバーの改良に関し、特に掛
けふとんに掛けるカバーに関するものである。
[従来の技術及びその問題点] 従来の掛けふとんは平面視して、方形状で上端
部が直線状になつているため、これを掛けた場
合、掛けふとんの上端部が首付近の襟元や肩部に
フイツトせず、襟元や肩部と掛けふとんの上端部
との間に隙間ができ、冬季には寒い思いをするこ
とがある。
これを防止するため、襟元や肩付近に衣服や毛
布などを掛けて就寝することが行なわれている
が、就寝中に寝返りなどにより、掛けていた衣服
等が剥がれてしまい、夜中に寒い思いをし、その
ために風邪などを引くということがあつた。
この考案は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、掛けふとんにかけて使用することにより、掛
けふとんが、襟元や肩部によくフイツトし、夜中
に寝返り等により剥がれることのないふとんカバ
ーを提供するものである。
[問題点を解決するための手段] この考案に係るふとんカバーは、上下の側生地
からなる側地の一側縁略中央部近傍においては、
下側生地から上側生地にかけて、2本の帯状の袋
が、前記側地の一側縁においてたがいにほぼ顔の
横幅に相当する距離だけ離間して形成され、前記
2本の帯状の袋には、それぞれ絞り用の紐が、そ
の一端を前記下側生地に取り付け、かつ、他端を
袋から延出させて挿通されている構成となつてい
る。
[作用] 本考案のふとんカバーの内部に掛けふとんを収
納した状態で、2本の帯状の袋から延出している
絞り用の紐をそれぞれ引くと、前記袋が全体的に
収縮し、掛けふとんの一側縁略中央部近傍が内側
に絞り込まれ、その部分に、ほぼ顔の横幅と等し
い横幅を有する凹部を設けることができる。この
状態のふとんを、仰臥姿勢にある者に対し、凹部
を形成した側を頭部に向けて、使用者の肩の上方
まで掛けふとんで十分深く覆うようにして使用す
る。すると、掛けふとんによつて、使用者の顔の
側部、肩部まで確実に覆うことができるだけでな
く、掛けふとんに形成した凹部から使用者の顔が
露出して、呼吸が容易となり、息苦しさを感じさ
せることがない。
[実施例] 以下この考案に係るふとんカバーの実施例を第
1図ないし第4図に基づいて説明する。第1図は
この実施例に係るふとんカバーの外観を示す斜視
図である。図中符号1は側地である。側地1は、
第2図に示すように上側生地2と下側生地3とを
一体にした一枚構成の布地からなり、この布地の
長手方向略中央部の折れ線4を介して折り返し、
第2図において側地1の長手方向両端に位置する
端部どうしを縫着するとともに、その側縁部の一
側どうしを縫着し、かつ側縁部の他側をフアスナ
5で開閉自在に止着して、ふとん出し入れ用の出
し入れ口6が設けられて形成されている。
更に、前記側地1の折れ線4の略中央部近傍に
は、テープ状の挿通用布地7,7が、前記折れ線
4をまたぐようにして、その両側縁を長手方向に
縫着されており、第3図に示すように、この挿通
用布地7と側地1との間に紐通し用の帯状の袋8
が形成されている。
前記挿通用布地7,7の一端は前記折れ線4か
ら略20cm位の距離L1のい個所で下側生地3に止
着されており、両挿通用布地7,7の間隔、すな
わち、2本の袋8どうしの間隔Wは、一般的な人
間の顔の横幅の間隔とほぼ同一の寸法である略15
cmの幅に形成されている。
また、前記挿通用布地7,7の他端部は、前記
折れ線4から略35cmの距離L2の個所で上側生地
にその両側縁を縫着されている。
そして前記帯状の袋8には、2本の紐9,9が
挿通されており、紐9の下側生地3側の一端9a
は挿通用布地7,7の一端部とともに縫着されて
いる。
また、前記紐9の他端側9bは帯状の袋8から
延出させてある。
また、側地1の側縁内側に、ふとんのずれを防
止するための紐、ループなどの係止用具1aが複
数個設けられている。
次に、上記ふとんカバーの使用方法について説
明する。先ず、出し入れ口6から掛けふとんを挿
入する。次いで、2本の紐9の他端9b,9bを
引く。このように紐9を引くことにより、側地1
の側縁部中央部分が引き寄せられ、この引き寄せ
られた側地1の中央部分により、挿入された掛け
ふとんの側縁部中央部分も同時に引き寄せられ、
第4図に示すように、側縁部中央部近傍に凹部1
0が形成されるとともに、掛けふとん側縁部両端
も中央部に向けてすぼまる状態になる。
上記実施例のふとんカバーによると、紐9,9
を引くだけで簡単に、ふとん側縁中央部に凹部1
0が形成され、この凹部10部分に首部分を当て
て仰臥すると、掛けふとんの側縁部が首付近の襟
元から肩にかけて覆うことになる。しかも掛けふ
とんの側縁部両端がすぼまる状態になるので首筋
から肩部にかけて身体が包み込まれる状態にな
り、フイツトすることになる。
その結果、襟元や肩部付近と掛けふとんの上端
部との間に隙間ができず、寒い思いをすることが
ないとともに、就寝中に寝返り等によつても掛け
ふとんが剥がれることがなくなる。
従つて、従来のように就寝する時に肩部分など
に衣服などを掛ける面倒がなくなる。
これに対して、例えば、1本の紐9だけを用
い、その紐9の一端9aを上側生地2のみに固定
し、この紐9の他端9bを上側生地2上に延出さ
せた構成として、他端9bを第1図中左方向に引
き寄せ、これによつて掛けふとんに凹部を形成す
るというふとんカバーの技術も考え得る。しかし
ながら、こうしたふとんカバーを、通常の厚さ・
硬さを有する掛けふとんに使用したときには、掛
けふとん自体が保形性を備えているために簡単に
は掛けふとんに凹部を形成することができず、紐
9の引き寄せに伴つて掛けふとんが上方にめくれ
上がつてしまうことになる。これでは、使用時に
肩が外部に露出してしまい、肩に対する保温性が
悪化するという不都合がある。また、上記した技
術を、羽毛ふとんのようにきわめて保形性の低い
ふとんに使用した場合には、紐9を引き寄せるこ
とによつて凹部を形成しうるものの、紐9が1本
しか存在しないために凹部の横幅がきわめて狭い
ものとなり、掛けふとんを十分深く掛けると、顔
がふとんによつて覆われてしまい、息苦しさを感
じることになるという不都合もある。
本実施例のふとんカバーによれば、紐9を単に
手前に引くだけで、袋8すなわち挿通用布地7を
全体的に収縮させることができる。このため、掛
けふとんを、上記した技術のようにめくれ上がる
ことがなく、ほぼ平板状に維持したままで、第4
図に示すように、ちょうど顔の横幅とほぼ同じ横
幅を有する凹部を形成することができる。この状
態の掛けふとんの一端を使用者の肩よりも上に位
置させ、肩を確実に覆うように深く被せて使用す
ると、顔のみは凹部から外部に露出させることが
できるので容易に呼吸を行うことができ、同時
に、肩を掛けふとんで確実に覆うことができるの
で保温効果が高いという利点がある。
なお、上記実施例においては、2個の挿通用布
地7を縫着して紐9を挿通させる袋8を形成した
が、第5図及び第6図に示すように、側地1の表
側の折れ線4を中心にして、上下の両側生地2,
3にわたり、かつ側地1の幅一杯に、襟布地11
を縫着し、側地1と襟布地11との間に、前記折
れ線4の略中央部で長手方向の2個の帯状の袋1
2を設けてもよい。この場合、側地1と前記襟布
地11とを所定幅にミシン縫13をして形成す
る。このように構成すると、襟布地11が襟布代
わりとなる。
また、紐9を2本使用したが、第5図に示すよ
うに、1本の紐9を挿通するようにしてもよい。
また、側地1は、上下側生地2,3が一体とな
つた1枚構成のものに限られず、別個の上下側生
地2,3を連設したものでも勿論適用されるもの
である。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案に係るふとんカ
バーは、側地の一側縁略中央部近傍においては、
下側生地から上側生地にかけて絞り用の紐を取り
付け、この紐を引くことにより、掛けふとんの側
縁中央部を引き、掛けふとん側縁中央部に簡単に
凹部を形成することができる。そして、この凹部
の個所に首部分を当てて仰臥でき、この凹部付近
が首部の襟付近や肩部にフイツトし、掛けふとん
の側縁部との間に隙間ができないので、寒い思い
をすることがない。
しかも、側縁中央部分が引かれることにより、
掛けふとんの側縁両端部が中央方向へすぼまる状
態になり、フイツト性がよくなるため、肩部付近
を包み込み、寝返りなどにより剥がれることがな
い。従つて、肩部などに衣服や毛布などを掛ける
必要がない。
上記にように、ふとん本体を改良することな
く、ふとんカバーのみでふとん本体の形状を変え
られるので、極めて便利である。
さらに、本考案のふとんカバーは、下側生地か
ら上側生地にかけて、2本の帯状の袋を、側地の
一側縁においてたがいにほぼ顔の横幅に相当する
距離だけ離間して形成し、前記2本の帯状の袋
に、それぞれ絞り用の紐を、その一端を前記下側
生地に取り付け、かつ、他端を袋から延出させて
挿通しているので、掛けふとんをめくれ上がらせ
ることなくほぼ平板状に維持したままで、ちよう
ど顔の横幅とほぼ同じ横幅を有する凹部を形成す
ることができる。その結果、掛けふとんを使用し
た状態においては、顔のみを凹部から外部に露出
させることができて容易に呼吸をすることができ
ると同時に、肩を掛けふとんで確実に覆うことが
できるので保温効果が高いという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は、この考案に係るふとん
カバーの実施例を示すもので、第1図はこのふと
んカバーの外観を示す斜視図、第2図はこのふと
んカバーの展開図、第3図は帯状の袋を示す要部
拡大図、第4図は使用例を示す図、第5図ないし
第7図は、上記実施例の変形例を示すもので、第
5図は展開図、第6図は第5図−線部分の一
部断面図、第7図はこの変形例の使用例を示す図
である。 1……側地、2……上側生地、3……下側生
地、9……紐。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下の側生地からなる側地で形成され、前記側
    地の一側縁略中央部近傍においては、下側生地か
    ら上側生地にかけて、2本の帯状の袋が、前記側
    地の一側縁においてたがいにほぼ顔の横幅に相当
    する距離だけ離間して形成され、前記2本の帯状
    の袋には、それぞれ絞り用の紐が、その一端を前
    記下側生地に取り付け、かつ、他端を袋から延出
    させて挿通されていることを特徴とするふとんカ
    バー。
JP1987007158U 1987-01-21 1987-01-21 Expired - Lifetime JPH0531992Y2 (ja)

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JP1987007158U JPH0531992Y2 (ja) 1987-01-21 1987-01-21

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JP1987007158U JPH0531992Y2 (ja) 1987-01-21 1987-01-21

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Publication Number Publication Date
JPS63115376U JPS63115376U (ja) 1988-07-25
JPH0531992Y2 true JPH0531992Y2 (ja) 1993-08-17

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