JPH01260709A - 耐熱性配線板 - Google Patents

耐熱性配線板

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JPH01260709A
JPH01260709A JP8849388A JP8849388A JPH01260709A JP H01260709 A JPH01260709 A JP H01260709A JP 8849388 A JP8849388 A JP 8849388A JP 8849388 A JP8849388 A JP 8849388A JP H01260709 A JPH01260709 A JP H01260709A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiring
heat
graphite
substrate
wiring board
Prior art date
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Pending
Application number
JP8849388A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Yamaguchi
洋一 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は耐熱性配線板に関し、さらに詳細にいえば、
グラファイト、およびグラファイト層間化合物の少なく
とも何れか一方が耐熱性基板に配線された耐熱性配線板
に関する。
〈従来の技術〉 従来、ICを搭載した配線板として、アルミナ等の基板
上の素子をアルミニウム等の配線材料で配線したものが
使用されている。上記基板の材料であるアルミナ、シリ
コン等は耐熱性に優れ、1000℃以上の高温にも耐え
ることができる。
しかし、集積回路等の配線材料として汎用されているア
ルミニウムは、融点が660℃であり、余裕を考慮すれ
ば、800℃以上の雰囲気では使用することができず、
アルミニウムを配線とした場合における使用上限温度は
、600℃程度であった。
また、高融点の配線材料としては、白金があるが、基板
、或は、基板上の素子と良好な接触を得ることが困難で
あるとともに、あまりに高価であるという問題がある。
〈発明の目的〉 この発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり
、高温雰囲気下であっても使用可能な耐熱性配線板を提
供することを目的としている。
〈問題点を解決する為の手段、および作用〉上記の目的
を達成するための、この発明の耐熱性配線板は、耐熱性
を有する基板の表面に、グラファイト、および耐熱性を
有するグラファイト層間化合物の少なくとも何れか一方
かになる配線が形成されているのである。
上記耐熱性配線板は、配線材料としてグラファイト、ま
たはグラファイト層間化合物を用いており、このグラフ
ァイトおよびグラファイト層間化合物は、電導性、耐熱
性に優れているので、高温雰囲気下でも使用することが
できる。特に、グラファイトを配線材料として使用した
場合には、3000℃以上の高温に耐えられる。
また、グラファイト層間化合物は金属並の電導性を有す
るので、高電導配線板が得られる。
この発明で使用される好ましい基板としては、融点が6
00℃以上であるアルミナセラミックス、ベリリアセラ
ミックス、炭化ケイ素セラミックス等のセラミックス基
板、シリコン、サファイア等の結晶基板等が挙げられる
。これら基板の内、アルミナセラミックスを使用した場
合には、数1000℃の高温に耐えることができる。
そして、基板上に形成されるグラファイトからなる配線
は、CvD1スパッタリング等の慣用の手法で形成する
ことができ、配線を形成した後、基板の耐熱性に応じて
、例えば、アルミナ基板の場合は2000℃以下、シリ
コン基板の場合は、1000℃以下の温度で熱処理を施
すことにより、基板との密着性の改善、グラファイトの
均質化が図れて好ましい。特に、CVD法による場合に
は、スパッタリング法よりも高品質の配線を施すことが
できる。
また、配線材料として耐熱性を有するグラファイト層間
化合物を形成させるには、上記のCVD。
スパッタリング等の手法で形成されたグラファイト配線
に、耐熱性を有するインターカラントを気体または適当
な溶媒にインターカラントを溶かして溶液としてポリマ
と反応させるか、インターカラントがアルカリ金属の場
合は、高温で気体と反応させるか、溶融金属とポリマと
を接触させる等する。上記耐熱性を有するインターカラ
ントとしては、カルシウムCa %ストロンチウムSr
sバリウムBa等のアルカリ土類金属、マンガン肯、銀
〜、鉄FesニッケルNL sコバルトCO、イッテル
ビウムyb等の電子供与性のインターカラント;塩化第
2鉄FeCjz、塩化第3鉄FeCR5、塩化ニッケル
NL’Jz、酸化クロムCr Os等のルイス酸等の電
子受容性のインターカラントが挙げられる。また、N+
をイオン注入することによっても高い電導度が得られる
。特に、イオン注入、またはNL C12等の融点の高
いインターカラントをインター力レイションしたグラフ
ァイト層間化合物を耐熱用配線として使用した場合は、
最大700℃程度の高温に耐えることができ、しかも、
電導度もlX105s/cmと高く、アルミニウムの電
導度3.8 X105s/cmに迫る特性を有するので
、このグラファイト層間化合物を基板に形成することに
より、高性能の耐熱性配線板を作成することができる。
〈実施例〉 以下、実施例を示す添付図面によって詳細に説明する。
図面は、この発明の耐熱性配線板の一実施例を示し、シ
リコン結晶の基板(1)に搭載された素子■間にグラフ
ァイト層間化合物からなる配線(3)が形成されている
さらに詳細に説明すれば、上記耐熱用配線(3)は、シ
リコン基板(1)表面にCVD法によりグラファイト薄
膜からなる配線を形成し、さらに、1000℃以下の雰
囲気温度条件下で熱処理を行なった後、導電率が高く、
且つ融点の高いインターカラントであるNLCf2をイ
ンター力レイションすることにより得られたものである
。上記のようにして得られたグラファイト層間化合物の
耐熱温度は、略700℃とアルミニウムの融点を越えて
おり、耐熱性の優れた配線(3となることが判明した。
また、電導度もlX105s/cmとアルミニウムの電
導度3.8 X 105 s /anに近い値を示した
従って、上記グラファイト層間化合物を配線(3)とし
て、シリコン半導体基板(1)の表面に形成することに
より、耐熱用半導体素子を作製することができ、半導体
素子の使用可能な上限温度を拡張することができる。
尚、この発明は上記の実施例に限定されるものではなく
、例えば、電導度をグラファイト層間化合物はど高くす
る必要がない場合には、略3000℃の耐熱性を有する
グラファイトで配線(1)することが可能である。
また、基板(1)として耐熱性の高いアルミナを使用す
ることが可能であり、その他この発明の要旨を変更しな
い範囲内において種々の設計変更を施すことが可能であ
る。
〈発明の効果〉 以上のように、この発明の耐熱性配線板によれば、耐熱
性を有する基板に、グラファイト、および耐熱性を有す
るグラファイト層間化合物の内、少なくとも何れか一方
を配線として形成しているので、高温雰囲気で使用可能
な耐熱性配線板を作製することができるという特有の効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は、この発明の耐熱性配線板の実施例を示す平面図
。 (1)・・・基板、     (り・・・素子、(3)
・・・耐熱用配線。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.耐熱性を有する基板の表面に、グラフ ァイト、および耐熱性を有するグラファ イト層間化合物の少なくとも何れか一方 からなる配線が形成されていることを特 徴とする耐熱性配線板。
JP8849388A 1988-04-11 1988-04-11 耐熱性配線板 Pending JPH01260709A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015045641A1 (ja) 2013-09-26 2015-04-02 株式会社カネカ グラファイトシート、その製造方法、配線用積層板、グラファイト配線材料、および配線板の製造方法
US10626312B2 (en) 2014-12-04 2020-04-21 Kaneka Corporation Thermal interface materials made from graphite sheets under high vacuum condition

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