JPH01260004A - 衣裳用ベルト - Google Patents

衣裳用ベルト

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Publication number
JPH01260004A
JPH01260004A JP8328788A JP8328788A JPH01260004A JP H01260004 A JPH01260004 A JP H01260004A JP 8328788 A JP8328788 A JP 8328788A JP 8328788 A JP8328788 A JP 8328788A JP H01260004 A JPH01260004 A JP H01260004A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alloy
belt
fabric
sewing
shape
Prior art date
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Pending
Application number
JP8328788A
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English (en)
Inventor
Takeji Iohara
庵原 武次
Hideo Takaara
高荒 秀男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔分野の概要〕 本発明は、人体に着用されるウェスト固定用ベルト、及
びソックス、ストッキング等を固定するベルトに関する
ものである。
〔従来技術の内容と問題点〕
Ni−Ti合金、Cu−Zn−Al合金等の形状記憶合
金が、マルテンサイト変態の逆変態に付随して顕著な形
状記憶効果を示すことはよく知られている。又、逆変態
温度以上で変形すると、前記形状記憶合金は応力誘起マ
ルテンサイトが生成し、応力の解放とともに逆変態を起
こし、自発的に形状が元に戻る超弾性を示すこともよく
知られている。この超弾性は、伸びひずみに対し7%程
度の変形をうけても完全−に元に戻るため、従来にない
新規な特性として注目され、既にブラジャー、アーチワ
イヤー等に実用化されている。
一方、人体に着用されるトレーナ−、ソックス、ストッ
キング等の固定に用いられるものとして、従来はゴム製
の材料が使われている。
ゴムの場合、安価で使い易いメリットはあるものの、繰
り返し使用に対しては必ずしも強いとは言えず、使用す
るにつれ緩みを生じ、本来の固定機能を失い易く、又新
規な商品を人間が着用した場合、締め付けがきつく、圧
迫感を与えることが多い難点があった。更に、運動によ
る動きに追随できず、ソックスの緩み、トレーナ−の垂
れ下がり等の不具合も生じている。
〔発明の目的〕
形状記憶合金とりわけNi−Ti合金は、逆変態温度以
上での変形に対して異常な伸びを示す超弾性を示す。
第1図にNi−Ti合金の応力伸び特性を示すが、この
第1図に示す超弾性は、伸びでほぼ1%を越えると応力
に殆ど依存しない変形モードを有する広い領域を持って
おり、即ち、同じ力で材料は7%程度迄伸びると云うこ
とである。
この応力に依存しない変形モードは、人体に着用される
前記ソックス等の固定治具に用いた場合、着用部位の大
小に依らず一定の締め付けをすることに他ならない。又
、Ni−Ti合金の超弾性は繰り返しにも極めて強く、
通常105回程度のサイクルに対しても十分に耐え得る
ことが知られており、使用による機能劣化の心配は殆ど
ない。
本発明に用いる合金としてはNi−Ti合金が最も良く
、その合金ばねは、Niが50.3ないし51.0at
%(原子パーセント)のNi−Ti系合金を冷間加工後
、400ないし500℃で30分ないし2時間熱処理す
るもので、畝上の合金組成の材料を、前記条件により熱
処理することによりマルテンサイトの逆変態温度が0℃
からほぼ50℃の温度範囲の特性に変えることが出来、
従って超弾性特性も、0℃から50℃のもの、或いは3
0℃から70℃程度のもの等種々の超弾性特性を示す温
度範囲の異なる材料を作ることが出来る。
本発明による各種衣裳用ベルトは少なくとも実用温度範
囲(0℃ないし45℃)では超弾性の特性が必要であり
、又スラックスの上に着用するもの、肌に直接ふれ体温
で暖められて使用するもの等、使用目的により材料の合
金組成と、400℃ないし500℃の間で行なう熱処理
条件を組合せることにより容易に作ることが出来る。
本発明は人体に着用するトレーナ−、ソックス、ストッ
キングの固定にNi−Ti系形状記憶合金の超弾性特性
を利用するもので、人体に肌合いよく着用出来、しかも
こわれることのない超弾性特性を利用した衣裳用ベルト
を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
本発明は衣裳用ベルトに於て、超弾性特性を示すNi−
Ti系形状記憶合金薄帯を布地に縫い込み伸縮自在な形
状に構成したことを特徴とする衣裳用ベルトである。
〔実施例による説明〕    − 51at%Ni残T1の合金をリボン状に加工し、40
0℃で30分の熱処理を施しアコーディオン状に成形す
る。この合金ばねはほぼ20℃で逆変態をする。このリ
ボン状に加工された第2図(a)のばねは、第2図(b
)の様に伸ばされても20℃以上になると第2図(C)
の様に元に戻り、且つ第1図の如くに20℃以上では超
弾性を示す。
このばねは、第2図(b)の如く伸ばされた状態で、第
2図(a)の原形に沿う様に布に縫いつけられる。
第3図(a)に示すように縫いつけが完了して外力を解
放すると、布はばねの力によって元に戻り第3図(b)
の如くになる。
この布に縫いつけられたばねは、ソックス、ストッキン
グ、トレーナ−等目的に応じた寸法によってそれぞれ固
定される。
本発明の衣裳用ベルトは布地との縫いつけが極めて容易
で、且つ人体への違和感も感じることばない。
本発明は、ソックス、ストッキング、若しくはトレーナ
−への実施例のみを示しているが、吊りバンド等々への
実用化も容易にすることができ、人体に用いるあらゆる
バンド機能を持つ部品への提供を可能にすることが出来
る。
〔発明の効果〕
Ni−Ti糸形状記憶合金の持つ超弾性特性を各種ベル
トに用いることにより、体に密着した繰り返しの使用に
よってもゆるみの生ずることのない各秤ベルトを提供出
来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に用いられるNi−Ti合金線の逆変
態温度以上での応力ひずみ曲線の概念図を示す。 第2図は、本発明に用いられる形状記憶合金ばねを示し
ている。(a)は記憶された時の形状を示し、(b)は
変形後、(C)は回復時の形状を示している。 第3図は、本発明に用いられる形状記憶合金ばねを布に
縫いつけた状態を示している。(a)は縫いつけ時の図
、(b)は完了後に応力を解除した時の図をそれぞれ示
している。 1・・・布。 2・・・縫い込み糸(糸は図−2(a)のばねに沿って
縫われる)。 3・・・形状記憶ばねをそれぞれ示す。(ばねは布と布
の間に置かれる) 特許出願人  東北金属工業株式会社 第7図 伸σ′(嫂−→ 第2図 <a) (b) 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 衣裳用ベルトに於て、超弾性特性を示すNi−Ti系形
    状記憶合金薄帯を布地に縫い込み、伸縮自在な形状に構
    成したことを特徴とする衣裳用ベルト。
JP8328788A 1988-04-04 1988-04-04 衣裳用ベルト Pending JPH01260004A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8328788A JPH01260004A (ja) 1988-04-04 1988-04-04 衣裳用ベルト

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JP8328788A JPH01260004A (ja) 1988-04-04 1988-04-04 衣裳用ベルト

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JPH01260004A true JPH01260004A (ja) 1989-10-17

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ID=13798171

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JP8328788A Pending JPH01260004A (ja) 1988-04-04 1988-04-04 衣裳用ベルト

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