JPH0125997Y2 - - Google Patents

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JPH0125997Y2
JPH0125997Y2 JP1983003152U JP315283U JPH0125997Y2 JP H0125997 Y2 JPH0125997 Y2 JP H0125997Y2 JP 1983003152 U JP1983003152 U JP 1983003152U JP 315283 U JP315283 U JP 315283U JP H0125997 Y2 JPH0125997 Y2 JP H0125997Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は、操作子位置を手動と電動の双方で
動かすことができる操作子装置により、楽音のピ
ツチ、音色、音量、効果などの各種要素を制御す
るパラメータ情報を設定する電子楽器のパラメー
タ設定装置に関するものである。
〔従来技術〕
従来において、例えば特開昭57−95604号(特
願昭55−172210号)公報に示されているように、
楽音形成用のパラメータ情報を設定する操作子位
置を手動と電動の双方により動かすことができる
操作子装置がある。
この操作子装置は、所定のコードパターン電極
と摺動する摺動子を備えた操作子と、この操作子
の位置を移動させるモータおよびウオームギヤを
含む駆動機構とから成り、コードパターン電極か
ら操作子の位置に対応した操作子情報を取出し、
この操作子情報をパラメータ情報として使用する
ようにしたものである。
この操作子装置によれば、コードパターン電極
から取出される操作子情報をプリセツトメモリの
データ入力に供給するようにしておくことによ
り、操作子の位置を手動で動かすことによつてプ
リセツトメモリに所望のパラメータ情報を記憶さ
せることができる。一方、プリセツトメモリから
読出したプリセツトパラメータ情報を目標値と
し、また操作子の現在位置に対応した操作子情報
を現在値として両者が一致するまでモータを正転
または逆転させることにより、操作子をプリセツ
トパラメータ情報に対応した位置に自動的に移動
させることができるので、特別の表示手段を設け
なくてもプリセツトパラメータ情報の内容を操作
子位置によつて直読できるとともに、またその状
態から演奏者が操作子を動かすことによりプリセ
ツトパラメータ情報の内容を変更することができ
る。
ところで、操作子装置をプリセツトパラメータ
情報に対応した位置に自動的に移動させる場合
に、従来においては目標値と現在値とが一致した
ことをもつてただちにモータの回転を停止させて
いたため、操作子に連動している摺動子がその摺
動移動方向に一定の幅を有するコードパターン電
極の端部で停止してしまい、摺動子とコードパタ
ーン電極との接触状態が不安定なものとなり、誤
動作し易いという欠点が生じている。
〔考案の目的および構成〕
この考案はこのような欠点に鑑みなされたもの
で、その目的は操作子位置を所望の位置に自動的
に移動させる場合に、摺動子とコードパターン電
極との接触状態が安定な位置で停止させ、誤動作
を防止し得るようにした電子楽器のパラメータ設
定装置を提供することにある。
このために、この考案は、コードパターン電極
から操作子位置に対応した操作子情報を楽音制御
用のパラメータ情報として出力する操作子装置
と、この操作子情報と予じめ設定されたパラメー
タ情報との大小関係および一致関係を示す信号を
それぞれ出力する比較手段と、大小関係を示す信
号を記憶保持するとともにこの記憶保持された信
号を操作子を移動させる駆動機構に駆動制御信号
として送出する制御手段と、一致関係を示す信号
が出力されてから所定時間経過後に制御手段にお
ける記憶保持を解除する手段とから構成したもの
である。
以下、図示する実施例に基づきこの考案を詳細
に説明する。
〔実施例〕
図はこの考案の一実施例を示す回路図であつ
て、1は所定のコードパターン電極1a,1b,
1cと摺動する摺動子1dを備えた操作子1e
と、この操作子1eの位置を移動させるモータ1
fおよびウオームギヤ1gとから成る操作子装置
である。なお、摺動子1dには論理“1”の信号
が印加(図示せず)され、コードパターン電極1
a〜1cの露出電極(白地部分)と接触すること
により、コードパターン電極1a〜1cの出力端
から操作子1eの現在位置に対応した3ビツト構
成の操作子情報RVDを取出すように構成されて
いる。
2は楽音形成用のパラメータ情報をプリセツト
パラメータ情報として記憶するプリセツトメモリ
であり、そのデータ入力(Di)にはコードパタ
ーン電極1a〜1cから取り出される操作子情報
RVDが供給されている。
3はプリセツトメモリ2におけるプリセツトパ
ラメータ情報PRDの読出しアドレスまたは書込
みアドレスを選択指定するプリセツトセレクトス
イツチ回路であつて、この回路3の出力信号はプ
リセツトメモリ2のアドレス信号入力(ADR)
に供給されている。なお、このプリセツトセレク
トスイツチ回路3からは読出しアドレスまたは書
込みアドレスを選択指定した時に所定パルス幅の
操作信号OPが出力される。
4はプリセツトメモリ2におけるプリセツトパ
ラメータ情報PRDの読出しまたは書込みを指示
するリード・ライトスイツチ、5は操作子情報
RVDとプリセツトパラメータ情報PRDとを比較
し、前者が大きい値ならば比較結果信号AGBを
出力し、また後者が大きい値ならば比較結果信号
BGAを出力し、さらに両者が一致した値ならば
比較結果信号AEQBを出力する比較回路である。
6は比較結果信号AEQBをインバータ7によ
つて反転した信号を所定時間遅延して出
力する遅延回路、8はオアゲート9を介して入力
される比較結果信号AGBをクロツクパルスφの
1周期間だけ遅延し、モータ1fの逆転駆動制御
信号DWNとして出力する遅延フリツプフロツプ
であつて、この遅延フリツプフロツプ8の出力信
号DWNは遅延回路6の出力信号d・が
“1”を示している間アンドゲート10およびオ
アゲート9を介して自己の入力側に帰還されるこ
とにより保持される。11はオアゲート12を介
して入力される比較結果信号BGAをクロツクパ
ルスφの1周期間だけ遅延し、モータ1fの正転
駆動制御信号UPとして出力する遅延フリツプフ
ロツプであつて、この遅延フリツプフロツプ11
の出力信号UPは遅延回路6の出力信号d・
AEQBが“1”を示している間アンドゲート1
3およびオアゲート12を介して自己の入力側に
帰還されることにより保持される。
なお、モータ1fは逆転駆動制御信号DWNが
与えられると、操作子1eの位置が矢印Aの方向
(情報RVDが小さくなる方向)に移動するように
回転し、正転駆動制御信号UPが与えられた場合
には矢印B方向の方向(情報RVDが大きくなる
方向)に移動するように回転する。
14はリードライトスイツチ4が読出し側
(R)に切換えられている時に“1”のリードモ
ード信号RDを出力するインバータ、15はリー
ドモード信号RDと操作信号OPとの論理積信号
RD・OPを出力するアンドゲート、16は遅延回
路6の出力信号d・を反転して出力する
インバータ、17はアンドゲート15の出力信号
RD・OPによつてセツトし、インバータ16の出
力信号d.AEQBによつてリセツトし、そのセツト
出力信号を比較回路5のイネーブル信号ENとし
て出力するフリツプフロツプである。
次に、このように構成されたパラメータ設定装
置の動作を説明する。まず、プリセツトセレクト
スイツチ回路3において所望のプリセツトパラメ
ータ情報PRDの読出しアドレスを選択し、リー
ド・ライトスイツチ4を読出し側(R)に選択す
ると、所望のプリセツトパラメータ情報PRDが
プリセツトメモリ2から読出される。また、プリ
セツトセレクトスイツチ回路3から所定パルス幅
の操作信号OPが発生されてフリツプフロツプ1
7がアンド・ゲート15の出力信号RD・OPによ
つてセツトし、比較回路5は比較動作可能な状態
となる。
このような状態でプリセツトパラメータ情報
PRDが比較回路5の比較入力(B)に供給され
ると、比較回路5においては、プリセツトパラメ
ータ情報PRDを目標値として操作子1eの現在
位置に対応した操作子情報RVDを現在値として
両者が比較される。仮に、PRD<RVDの関係で
あつたとすると、比較回路5からはこのことを示
す比較結果信号BGAが出力される。この比較結
果信号BGAは、遅延フリツプフロツプ11を介
してモータ1fの正転駆動制御信号UPとして出
力されると共に、アンドゲート13およびオアゲ
ート12を介して遅延フリツプフロツプ11の入
力側に帰還されて保持される。
このようにして正転駆動制御信号UPが発生す
ることにより、モータ1fは操作子1eの位置が
矢印Bの方向に移動するように回転し始める。こ
れに伴つて操作子情報RVDは順次大きな値に変
化するが、操作子1eがPRD=RVDの関係の位
置に達すると、比較回路5から目標値PRDと現
在値RVDが一致したことを示す比較結果信号
AEQBが出力される。この比較結果信号AEQB
はインバータ7で反転された後、遅延回路6にお
いて所定時間だけ遅延されてアンドゲート13に
入力される。これにより、正転駆動制御信号UP
の遅延フリツプフロツプ11の入力側への帰還経
路が遮断され、正転駆動制御信号UPは“0”と
なる。この結果、モータ1fの回転は停止する。
ところで、正転駆動制御信号UPは比較結果信
号AEQBが発生した後遅延回路6の遅延時間経
過後に“0”となる。このため、モータ1fは操
作子1eがPRD=RVDの関係になつた以後も遅
延回路6の遅延時間に相当する間逆回転を続け
る。
従つて、遅延回路6の遅延時間をモータ1fお
よびウオームギヤ1gを含む駆動機構の慣性摺動
子1dの移動速度、コードパターン電極1a〜1
cの各区画(図の白地部分)の幅などを考慮して
設定することにより、摺動子1dをコードパター
ン電極1a〜1cの各区画のほぼ中心位置で停止
させることができる。これにより、摺動子1dと
コードパターン電極1a〜1cとの接触状態を安
定なものとすることができ、操作子装置1の誤動
作を防止することが可能となる。
一方、フリツプフロツプ17はインバータ16
の出力信号d・AEQBによつてリセツトされる。
このため、このフリツプフロツプ17から比較回
路5に与えられているイネーブル信号ENは
“0”信号となり、比較回路5は比較動作が不能
な状態となり、その出力信号AGB,AEQB,
BGAはいずれも“0”信号となる。すなわち、
比較回路5はプリセツトパラメータ情報の新たな
読出し操作が行なわれるまで比較動作不能の状態
となる。この結果、RVD=PRDとなつた後は操
作子1eを駆動機構と切離した形で自由な位置に
手動設定できる。すなわち、比較回路5を比較動
作不能な状態にしない場合には、比較回路5は常
に「RVD=PRD」となるように比較結果信号
AGBまたはBGAを出力する。このため、操作子
1eの位置を新たな位置に手動で移動させたとし
ても比較回路5を含むモータ1fの制御系の動作
によつて操作子1eの位置は情報PRDに対応し
た元の位置に戻つてしまう。従つて、RVD=
PRDとなつた以後は新たな操作信号OPが発生す
るまで比較回路5を比較動作不能状態とすること
により、操作子1eの位置は元に戻らなくなり、
所望の新たな位置に手動設定できる。これによ
り、新たなプリセツトパラメータ情報PRDをプ
リセツトメモリ2に記憶させることができる。す
なわち、プリセツトセレクトスイツチ回路3にお
いて所望の書込みアドレスを設定した後、操作子
1eを所望の位置に手動設定し、リード・ライト
スイツチ4を書込み側(W)に選択すると、操作
子1eの手動設定位置に対応した操作子情報
RVDはプリセツトセレクトスイツチ回路3で指
定されたプリセツトメモリ2のアドレスにプリセ
ツト情報PRDとして記憶される。
なお、この実施例においてプリセツトセレクト
スイツチ操作子3、リードライトスイツチ4を除
く他の部分は楽音制御用の各パラメータ情報に対
応してそれぞれ設けられるものである。また、ト
ーンジエネレータ(楽音発生装置)に対しては各
操作子装置1の出力情報RVDを供給するように
してもよいし、あるいはプリセツトメモリ2から
プリセツトパラメータ情報PRDを読出した後
RVD=PRDとなるまでは情報PRDをトーンジエ
ネレータに供給し、その後は情報RVDをトーン
ジエネレータに供給するようにしてもよい。この
ためには、フリツプフロツプ17のセツト出力信
号により該信号が“1”のときは情報PRDを選
択し、一方セツト出力信号が“0”のときは情報
RVDを選択してトーンジエネレータに供給する
ようにすればよい。
また、操作子1eの駆動機構としては、モータ
とウオームギヤの組合せによるものだけでなく、
例えば実公昭41−17066号公報に記載されている
ような電磁的駆動機構を用いるものでもよい。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、この考案は、
操作子位置情報と設定情報とを比較し、その大小
関係を示す信号を記憶保持するとともにこの信号
により操作子を移動させ、両情報の一致関係を示
す信号が出力されたとき、それから所定時間後に
上記記憶保持を解除するように構成したため、摺
動子をコードパターン電極の各区画のほぼ中心位
置に停止させることができるようになり、摺動子
とコードパターン電極との接触状態を安定なもの
にでき、誤動作を防止できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の一実施例を示す回路図である。 1……操作子装置、1a〜1c……コードパタ
ーン電極、1d……摺動子、1e……操作子、1
f……モータ、2……プリセツトメモリ、5……
比較回路、6……遅延回路、8,11……遅延フ
リツプフロツプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 所定のコードパターン電極と摺動する摺動子を
    備えた操作子およびこの操作子の位置を移動させ
    る駆動機構から成り、上記コードパターン電極か
    ら操作子位置に対応した操作子情報を楽音制御用
    のパラメータ情報として出力する操作子装置と、 上記操作子情報と予じめ設定されたパラメータ
    情報とを比較入力とし、その両入力の大小関係お
    よび一致関係を示す信号をそれぞれ出力する比較
    手段と、 上記大小関係を示す信号を記憶保持するととも
    に、この記憶保持された信号を上記駆動機構に駆
    動制御信号として送出する制御手段と、 上記一致関係を示す信号が出力されてから所定
    時間経過後に上記制御手段における記憶保持を解
    除する手段と を具備した電子楽器のパラメータ設定装置。
JP315283U 1982-12-08 1983-01-13 電子楽器のパラメ−タ設定装置 Granted JPS59109395U (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP315283U JPS59109395U (ja) 1983-01-13 1983-01-13 電子楽器のパラメ−タ設定装置
US06/776,773 US4614145A (en) 1982-12-08 1985-09-17 Operating member control device of electronic musical instrument

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP315283U JPS59109395U (ja) 1983-01-13 1983-01-13 電子楽器のパラメ−タ設定装置

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Publication Number Publication Date
JPS59109395U JPS59109395U (ja) 1984-07-23
JPH0125997Y2 true JPH0125997Y2 (ja) 1989-08-03

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ID=30134782

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JP315283U Granted JPS59109395U (ja) 1982-12-08 1983-01-13 電子楽器のパラメ−タ設定装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
ZESZYTY NAUKOWE LINIWERSYTETU MIKOLAJAKOPERNIKA W TORUNIC *

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JPS59109395U (ja) 1984-07-23

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