JPH01256461A - 紙片等を容器に整頓格納させる装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、おおむね矩形のばらばらな紙片、特に紙幣
を受入れてこれを容器の中に整頓格納させる装置であっ
て、該容器が、１個のケース内に配置されており、かつ
これに、紙片を連続輸送する輸送路を介してゲースの紙
片受入口に連結された入口開口部か設けられている装置
に関する。

［発明の目的］ この発明は、冒頭に述べた様式の装置であって、紙片（
紙幣）を容器の中に綺麗に整頓された状態で格納させる
ことにより、これに更に手を加えなくても、当該容器を
そのまま現金自動支払機に使用可能とする装置を提供す
ることを目的とする。

［発明の要点］ この目的は、この発明に基づき、紙片の少なくとも１辺
方向の入口開口部寸法を、紙辺の当該寸法より小にする
こと、紙片を積層してスタックを形成させるため、その
上に各紙片を直立かつ入口開口部に平行して位置させる
スタック載置台を備えたスタッカー装置２６を、入口開
口部の前に位置する輸送路終端に配置すること、および
入口開口部方向に移動自在なプッシャーを設け、スタッ
ク載置台上で積層された紙片スタックを、このプッシャ
ーによって容器の中に、該紙片スタックを湾曲させなが
ら押し込み可能にすることにより、達成される。

この発明に□基づく装置は、紙片を一枚ずつ容器の中に
格納させるものではない。そうしなければ、速いスピー
ドで送られてくる紙片を、最終的に綺麗に整頓されたス
タックが形成されるように容器の中に格納することは殆
ど不可能になるてあろう。

紙片を一枚ずつ容器の中に導くため、充分な余裕を持た
せたとしたら、紙片が倒れなり、ずれたりすることにな
り兼ねない。逆にもし充分な余裕を持たせなかったら、
紙片が容器の奥まで到達せずに途中で絡まり合い、到底
整頓し得ないような状態に陥る。これに反しこの発明で
は、先ず容器の前のスタック載置台上で紙片を積層かつ
整頓させる。そしてここで整頓されたスタックを、この
スタック自体より小さな開口部にプッシャーで押しつり
ることによって、これを少なくとも一つの方向に湾曲さ
せる。こうしてこの開口部を通過さぜられなスタックは
、固くかつ綺麗に整頓された状態に戻って容器内に直立
する。

しかし同一容器を紙片供給装置（現金自動支払ａ）に使
用するには、その入口開口部を紙片サイズより小さくし
ない方が有利である。従って、容器を収り替える必要が
なくなるようにするため、各紙片スタックの湾曲軸に平
行してこの入口開口部を仕切る縁をスタック載置台に連
結させると有利である。まなこの縁に、スタック載置台
上で積層されるスタックに対する当接面としての役目も
兼務させることも可能である。この場合、この装置を高
さが異なる紙片にも整合可能にするため、スタック載置
台を、この縁と共に上下方向に移動自在になるように配
置すると有利である。

優先的形態としてスタッカー装置に、それ自体は公知な
２個のスタツカ−ホイールを、相互間に軸方向間隔を置
いて配置し、その中間にプッシャーを設りる。有利な実
施態様においては、このプッシャーを一枚の押し板で構
成し、この板をリンクロッドを介して移動自在にする。

このリンクロッドを場所をとらない折り畳み方式のもの
にすることにより、プッシャーの移動方向に大きなスペ
ースを必要とぜずに大きなストロークが得られるように
するとよい。

積層された紙片を、高さ方向のみならず横方向にも整頓
させるため、この発明では紙片スタックの側面に当接す
る整頓ａ′ＷＩかスタック載置台の両側に配置される。

これはローラー状の部品で桶成し、両側のこの部品を、
スタック載置台上に直立している紙幣スタック正面への
垂線に平行した軸上で相反する方向に回転自在にすると
よい。またこの場合、優先的方策として、紙片がスタッ
ク載置台に押しつけられるような方向にこれらのローラ
ー状部品を回転させる。この整頓機構は、各紙片をスタ
ックの中に完全に滑り込まぜて紙片スタックの側面を平
坦な面に仕上げるように機能する。

この場合、このローラー状部品の表面には、例えば多孔
質なスポンジのような柔らかで弾力的な材料を使用する
とよい。優先的実施態様においては、この整頓機構がブ
ラシローラーで構成される。

積層されてスタックに形成された紙片を倒さすに容器の
奥まで充分挿入させるため、この発明では、容器に入っ
てきた紙片スタックを支える押しつけ板を、プッシャー
の動きに合わせて移動自在にする。この移動は駆動機構
によって実行させてもよいが、紙片を容器内に押し込む
プッシャーに対抗するバネの力で押しつけ板を動かして
もよい。

［実施例］ 次にこの発明のその他の特徴と長所を、実施例及び添付
図面を基にして更に詳細に説明する。

第１図において、現金自動支払機の金庫が１０で示され
ているが、この中にチエツクユニット１２と多数の現金
カセット１４とが収容されている。チエツクユニットで
正常と判断された紙幣がこれらのカセッ１〜の中に格納
される。現金カセット１４の下にもう一つのカセッ１−
１６か配置されているが、何らかの理由によって使用不
可なため、現金カセット１４に格納すべきではない紙幣
かここに収容される。この図には、紙幣をヂエッキユニ
ット１２からカセット１４と１６に送る輸送路か一括し
て１８て示されているが、紙幣は、切換機構２０を経由
し、各カセッ１−１４それぞれに配属されている格納装
置２２に導かれる。この格納装置については第２図と第
３図とを参照しながら更に詳細に説明する。

第２図は、切換機！２０と紙片送り機構２４とを含めた
輸送路１８の断面図であるか、この送り機構２４が、切
換機構を経由して送られてきた紙幣を、相互間に間隔を
置いて配置され、この図の面に垂直な軸２８上に回転自
在に軸支された２個のスタッカーホイール２６（第３図
参照）に導く。

スタッカーホイール２６の軸を支えるフレームはここに
は描かれていない。このスタッカーホイール２６はスタ
ック載置台３０の切欠箇所に嵌まっているが、この載置
台は紙幣カセット１４の底３２への方向に平行しており
、カセット１４の入口開口部３４に面したその終端に、
上に突き出た縁３６が設けられている。また、この縁に
は入口開口部３４を指向した傾斜面３８が付されている
。

このスタック載置台３０は、ここには描かれていない手
段を介して図中の両方向矢印Ｂの方向に高さ調節自在と
されている。入口開口部３４上縁は、カセット１４の一
部である梁４０で区切られている。そしてスタック載置
台３０の高゛さを調節することにより、この入口開口部
３４の高さか、これと同一・方向に測った紙幣の高さ４
２より小となるように調節される。

スタッカーホイール２６の軸の外側、スタック載置台３
０の上方に２個のスポンジまたはブラシローラー４４か
配置されているが、これはカセット１４の前面に垂直な
軸４６に回転自在に軸支されている。このローラー軸４
６は、図中の両方向矢印Ｃの方向に移動自在にフレーム
４８の一部に支持されているので、二つのローラー相互
間の距離を、スタック載置台３０で積層されるべき紙幣
４２の横幅に合わせることが可能である。このローラー
４４は、これを偏心軸支させるかあるいは揺さぶるよう
に駆動しながら紙幣４２の横端を擦らぜることにより、
スタック載置台３０上で紙幣４２を横方向に互いにシフ
トさせるためのものである。この場合、優先的実施態様
においては、紙幣４２がスタック載置台３０に押しつけ
られるように、この二つのローラーを相反方向に回転さ
せる。このローラー４４は、例えばここには描かれてい
ないが、スタッカ−ホイールの駆動装置からベルトを介
する等、任意の方法で駆動させればよい。

二つのスタッカーホイール２６の中間に、図中、−括し
て４８で示されているプッシャーが配置される。そして
これは、押し板５０とこれを動かずベルクランク５２．
５４とで構成され、第３図に実線で描かれている状態と
破線で描かれている状態との間を移動可能である。この
ベルクランク５２．５４は何れも２個のレバー５６．５
８とで構成され、これらのレバーは、何れも一端か屈曲
自在に相互連結されると共に、一方の自由端が押し板５
０に、他方の自由端がフレーム４８の一部にそれぞれヒ
ンジ結合される。そしてこのベルクランクは、レバー５
８に形成されているスリット６４に嵌合するピン６２を
ｆＩｉｌＩえたクランク板６０によって駆動される。こ
のクランク板を第３図に描かれている位置から時１１回
りの方向に凹ずと、レバー５８も同方向に旋回するので
、押し板５０がカセッ１〜１４の入口開口部３４に向か
って移動する。これと反対方向にクランク板６０を回す
と、押し板５０は引き込まれて元の位置に復帰する。

スタック載置台３０上に存在する紙幣スタックは、カセ
ッ１〜１４方向へのこの押し板５０の運動に伴って入口
開口部３４の中に押し込まれるか、このとき一方ては縁
３６が、また他方では梁４０かそれぞれ紙幣スタックの
上下端を食い止めようとするので、押し板５０によって
紙幣スタックが湾曲させられる。またこれと同時に、既
にカセッ１〜１４内に所在していたスタック６６も、こ
れを支える押しつり板６８と共に矢印りの方向にシフト
される。そして湾曲していた紙幣スタックが元の真っ直
ぐな状態に復帰し得る程度にまでプッシャー４８で紙幣
スタックがカセッ１〜内に深く挿入されると、押しつけ
板６８がバネの力によってスタック全体６６を矢印りと
は反対方向の入口開口部３４方向にシフトさせる。そこ
で紙幣スタックがカセッ１〜の上下の縁で保持される。

【図面の簡単な説明】

第１図は現金自動支払機の縦断面概要図、第２図は紙幣
容器への紙幣受入れ箇所を拡大した描いた側断面概要図
、第３図は第２図の機構をＡ方向に見た平面概要図、第
４図は紙幣スタックか容器内に押し込まれるときの容器
内部の概要図である。 図中、１０はケース（金庫）、１１１は紙幣容器（カセ
ット）、ｉｓ、２４は紙幣輸送路、２６はスタッカーホ
イール、３０はスタック載置台、３４は入口開口部、４
２は紙幣、４４はローラー、４８はプッシャーである。 Δ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、おおむね矩形のばらばらな紙片、特に紙幣を受入れ
   てこれを容器の中に整頓格納させる装置であって、該容
   器が、１個のケース内に配置されており、かつこれに、
   紙片を連続輸送する輸送路を介してケースの紙片受入口
   に連結された入口開口部が設けられている、紙片等を容
   器に整頓格納させる装置において、紙片の少なくとも１
   辺方向の入口開口部寸 法を、紙辺の当該寸法より小にしたこと、紙片を積層し
   てスタックを形成させるため、その上に各紙片を直立か
   つ入口開口部に平行して位置させるスタック載置台を備
   えたスタッカー装置を、入口開口部の前に位置する輸送
   路終端に配置したこと、および入口開口部方向に移動自
   在なプッシャーを設け、該スタック載置台上で積層され
   た紙片スタックを、このプッシャーによって容器の中に
   、該紙片スタックを湾曲させながら押し込み可能にした
   ことを特徴とする紙片等を容器に整頓格納させる装置。 ２、上記スタック載置台に、上記入口開口部を狭めかつ
   紙片スタックの湾曲軸に平行した縁を結合させたことを
   特徴とする請求項１記載の装置。 ３、上記スタック載置台の高さを調節自在にしたことを
   特徴とする請求項１または２記載の装置。 ４、スタッカー装置に、相互間に軸方向間隔をおいて配
   置したスタッカーホイールを設け、該ホイールの中間に
   上記プッシャーを配置したことを特徴とする請求項１な
   いし３の何れかに記載の装置。 ５、上記プッシャーを、リンクロッドによって移動自在
   な押し板で構成したことを特徴とする請求項１ないし４
   の何れかに記載の装置。 ６、スタック側面に当接する整頓機構を上記スタック載
   置台の両側に配置したことを特徴とする請求項１ないし
   ５の何れかに記載の装置。 ７、上記整頓機構を、何れも紙片カセットの前面に垂直
   な軸上を相反方向に回転自在なローラー状の部品で構成
   したことを特徴とする請求項６記載の装置。 ８、上記整頓機構を、表面が軟らかくかつ弾力性のある
   ローラーで構成したことを特徴とする請求項７記載の装
   置。 ９、上記整頓機構を、ブラシローラーで構成したことを
   特徴とする請求項７記載の装置。 １０、上記容器内の上記紙片スタックを支持する押しつ
   け板を、上記プッシャーの運動と同一方向に移動自在に
   したことを特徴とする請求項１ないし９の何れかに記載
   の装置。 １１、上記押しつけ板を、駆動装置によって移動自在に
   したことを特徴とする請求項１０記載の装置。 １２、上記押しつけ板を、上記容器内の紙片を押す上記
   プッシャーの力に対抗するバネによって移動自在にした
   ことを特徴とする請求項１０記載の装置。