JPH08259035A - 紙葉類の姿勢転換装置 - Google Patents

紙葉類の姿勢転換装置

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JPH08259035A
JPH08259035A JP7088723A JP8872395A JPH08259035A JP H08259035 A JPH08259035 A JP H08259035A JP 7088723 A JP7088723 A JP 7088723A JP 8872395 A JP8872395 A JP 8872395A JP H08259035 A JPH08259035 A JP H08259035A
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JP
Japan
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paper sheet
horizontal
vertical
transport unit
posture
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Pending
Application number
JP7088723A
Other languages
English (en)
Inventor
Takatoshi Takemoto
孝俊 武本
Norio Ito
範夫 伊藤
Takeo Takahashi
健勇 高橋
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Ace Denken KK
Shinko Seisakusho KK
Original Assignee
Ace Denken KK
Shinko Seisakusho KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ジャムを起こした紙葉類の除去を容易にす
る。 【構成】 紙葉類P上辺を垂直状態で挟持しかつ下辺を
解放した状態で搬送する垂直搬送部20の後方に、その
下辺を水平状態で挟持しかつ上辺を解放した状態で紙葉
類を搬送する水平搬送部30を設ける。傾斜案内部40
によって、垂直搬送部20から排出される紙葉類の解放
されている下辺を水平搬送部30の搬送面へ湾曲させつ
つ案内することにより、紙葉類Pの姿勢を垂直姿勢から
水平姿勢に転換させる。紙葉類Pの上辺又は下辺が解放
されているので除去しやすい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、搬送中の紙葉類の姿勢
を垂直姿勢から水平姿勢に転換する紙葉類の姿勢転換装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、遊戯場等においては、玉貸機
に投入された紙幣(紙葉類)を、複数の遊戯台及び玉貸
機からなる島に設けられた搬送路に沿って搬送するとと
もに、搬送路末端の収納部において積載収納する紙葉類
搬送装置が設けられている。
【0003】紙幣を搬送する際、搬送路の設置空間を節
約するために、紙幣は、垂直姿勢で、かつ、紙幣の長手
方向と平行な方向に搬送される。一方、収納部内部で
は、紙幣を水平に積載収納する。したがって、収納部の
前には、紙幣の姿勢を垂直姿勢から水平姿勢に転換する
姿勢転換装置が設けられている。
【0004】図4は、この種の姿勢転換装置の要部を示
す概略斜視図である。紙幣Pは、垂直姿勢を保ちつつ搬
送路(図示せず)から送り出され、その後方にある1組
の湾曲ガイドG1,G2から構成されている姿勢転換装
置10の導入部11に導入される。紙幣Pの搬送方向
(矢印f1)は、導入部11に続く第1の姿勢転換部1
2aによって紙幣面とほぼ直角に転換させられ(矢印f
2)、次いで、第2の姿勢転換部12bにより垂直下方
に転換させられる(矢印f3)。
【0005】さらに、紙幣Pの搬送方向は、第3の姿勢
転換部12cにより紙幣面とほぼ直角に転換させられる
(矢印f4)。この結果、紙幣Pは、排出部13から水
平姿勢で排出され、周知のストッカSTにおいて水平姿
勢で積重収容される。なお、紙幣Pは、上記湾曲ガイド
G1,G2の開口部Wに臨んで対設された押圧ローラR
p及び送りローラRdからなるローラ対によって挟持搬
送されている。
【0006】すなわち、紙幣Pは、上記3つの姿勢転換
部12a〜12cを順次通過させることにより、換言す
ると、紙幣の搬送面を湾曲させることによって、垂直か
ら水平に姿勢転換される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図4に示し
た構造のままでは、姿勢転換装置10の内側に紙幣が詰
まった際には、これを除去することができない。したが
って、実際には、姿勢転換装置10を構成する湾曲ガイ
ドG1,G2を適宜分割して形成するとともに、分割さ
れた部分をヒンジで結合して開閉する構造とすることに
より、搬送路内方を部分的に開放できるように構成して
いる。しかしながら、姿勢転換装置10の各姿勢転換部
が複雑な曲面形状を呈しているので、搬送路の内方を完
全に開放することが困難である。したがって、ジャムを
起こした紙幣を除去することは容易ではなかった。ま
た、紙幣が各姿勢転換部を通過する際に、紙幣に作用す
る摩擦抵抗のバランスが偏るため、紙幣の搬送方向と平
行な中心線が搬送路の中心線からずれてしまうため、姿
勢転換装置10の下流側に接続された搬送路において、
例えば紙幣の前端隅部が搬送路上の側壁に衝突するなど
してジャムを引き起こす原因となっている。本発明は、
このような事情に基づいてなされたもので、その目的
は、紙葉類のジャムを防止するとともに、ジャムが発生
した際には、紙葉類を容易に除去することができる紙葉
類の姿勢転換装置を提供することにある。また、本発明
の目的は、簡素な構成の紙葉類の姿勢転換装置を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、垂直状態で搬
送されてくる紙葉類を水平状態に姿勢転換させて送り出
す紙葉類の姿勢転換装置において、垂直状態で紙葉類を
搬送する搬送路の後端部に、紙葉類の上辺を垂直状態で
挟持し、かつ、下辺を解放した状態で搬送する垂直搬送
部を設け、前記垂直搬送部の後方に、紙葉類の下辺を水
平状態で挟持し、かつ、上辺を解放した状態で紙葉類を
搬送する水平搬送部を設け、前記垂直搬送部と前記水平
搬送部との間に、前記垂直搬送部から排出される紙葉類
の解放されている下辺を前記水平搬送部の搬送面へ湾曲
させつつ案内する傾斜案内部を設けたことを特徴として
いる。
【0009】また、本発明は、上記傾斜案内部が、上側
傾斜面と、側方傾斜面とを有しており、前記上側傾斜面
は、ほぼ三角形状の面を備えており、その三角形の底辺
を水平搬送部の始端部に連続させるとともに、頂点を垂
直搬送部上の紙葉類の下辺よりも高い位置において前記
垂直搬送部に接触させた状態で取り付け、かつ、前記頂
点から前記底辺までを上り勾配とするものであり、前記
側方傾斜面は、前記上側傾斜面の頂点から下ろした垂線
を底辺とするとともに、前記上側傾斜面の底辺の一端を
頂点とするほぼ三角形状の面を備えており、その三角形
の前記底辺から前記頂点に向かって前記垂直搬送部から
徐々に遠ざかるように延出されていることを特徴として
いる。
【0010】
【作用】紙葉類は、垂直搬送部及び水平搬送部のいずれ
で搬送されている過程においても、紙葉類の下辺及び上
辺のいずれか一方が常に解放されて自由状態になってい
る。したがって、ジャムが生じた場合には、紙葉類の解
放されている部分を把持して容易に除去できる。また、
傾斜案内部は、紙葉類の解放されている下辺に接触する
ので、紙葉類に作用する摩擦抵抗が少ないため、紙葉類
の姿勢転換の過程で、ジャムの原因となる中心線のずれ
が生じにくい。また、垂直搬送部と水平搬送部との間
に、紙葉類の下辺を案内する傾斜案内部を設けるのみで
よいため、全体の構成を簡素にすることができる。
【0011】また、上記傾斜案内部が、上側傾斜面と、
側方傾斜面とを有しており、上側傾斜面が、ほぼ三角形
状の面を備えており、その三角形の底辺を水平搬送部の
始端部に連続させるとともに、頂点を垂直搬送部上の紙
葉類の下辺よりも高い位置において垂直搬送部に接触さ
せた状態で取り付け、かつ、頂点から底辺までを上り勾
配とするものであり、側方傾斜面が、上側傾斜面の頂点
から下ろした垂線を底辺とするとともに、上側傾斜面の
底辺の一端を頂点とするほぼ三角形状の面を備えてお
り、その三角形の底辺から頂点に向かって垂直搬送部か
ら徐々に遠ざかるように延出されている場合には、紙葉
類の下辺は、傾斜案内部の側方傾斜面によって案内され
るので、紙葉類に破れが生じていた場合であっても、そ
の破れが傾斜案内部の一部に引っ掛かってジャムを起こ
すことがない。
【0012】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は、本発明の紙葉類の姿勢転換装置の一実施例
を示す動作説明図であり、図2は、図1を矢視A方向か
ら見た側面図であり、図3は、紙葉類の姿勢転換を示す
説明図である。なお、図1〜図3において、従来例を示
す図4と同一又は相当する部分には同一の符号を付して
その説明を省略する。
【0013】まず、図1及び図2を参照して構成を説明
する。図1及び図2において、GVは垂直ガイドである
が、紙幣Pの進行方向(矢印f方向)に向かって左側の
ガイドのみを図示し、紙幣Pを挟んで右側に設けられて
いるガイドは図示を省略している。一方、GHは水平ガ
イドであるが、紙幣Pの下面側のガイドのみを図示し、
紙幣Pを挟んで上側に設けられているガイドは図示を省
略している。
【0014】紙幣Pを、その長手方向と平行な方向に、
かつ、垂直状態で送り出す搬送路Lの後端部には、紙幣
Pの上辺、すなわち上側の長辺を一つの垂直面に沿って
挟持搬送する押圧ローラRp及び送りローラRdからな
るローラ対21,22が垂直軸回りに回動するように設
けられている。すなわち、ローラ対21,22及び垂直
案内面を有する垂直ガイドGVによって、垂直搬送部2
0が構成されている。
【0015】一方、垂直搬送部20の後方には、紙幣P
の下辺、すなわち下側の長辺を一つの水平面に沿って挟
持搬送する押圧ローラRp及び送りローラRdからなる
ローラ対31が水平軸回りに回動するように設けられて
いる。すなわち、ローラ対31及び水平案内面を有する
水平ガイドGHによって、水平搬送部30が構成されて
いる。
【0016】なお、図示していないが、垂直搬送部20
及び水平搬送部30のローラ対21、22、及び31を
構成する各押圧ローラRpは、それを回動自在に支持し
ている支持部がヒンジ等により開閉自在に設けられてい
る。これにより、各押圧ローラRpは、送りローラRd
に対して挟持面(ニップ面)を開閉し得る構造となって
いる。
【0017】垂直搬送部20及び水平搬送部30は、傾
斜案内部40によって接続されている。傾斜案内部40
は、垂直搬送部20から送り出される紙幣Pの下辺を、
徐々に水平になるように湾曲させつつ搬送部30の水平
ガイドGHへ案内するものである。
【0018】傾斜案内部40は、ほぼ三角形状の面を備
えた上側傾斜面43を有している。この上側傾斜面43
は、図示するように、三角形の底辺41を水平ガイドG
Hの始端部に連続させるとともに、頂点42を垂直ガイ
ドGV上の紙幣Pの下辺よりも高い位置において垂直ガ
イドGHに接触させた状態で取り付けられている。そし
て、頂点42から底辺41までが上り勾配とされてい
る。
【0019】また、傾斜案内部40は、頂点42から下
ろした垂線を底辺44とするとともに、上記上側傾斜面
43の底辺41の一端を頂点とするほぼ三角形状の面を
備えた側方傾斜面45を有しており、この側方傾斜面4
5は、上記底辺44から上記頂点に向かって垂直ガイド
GVより徐々に遠ざかるように延出されている。
【0020】上記上側傾斜面43及び側方傾斜面45が
共有する一辺によって、紙幣Pの下辺を水平搬送部30
の水平ガイドGHに案内する稜線46が形成されてい
る。
【0021】上述した上側傾斜面43、側方傾斜面4
5、及び稜線46によって傾斜案内部40が構成されて
いる。
【0022】次に、図1〜図3を参照して、紙幣の姿勢
転換の動作について説明する。なお、図3においては、
図面の繁雑化を避けるため、各ローラ対21,22,3
1の図示を省略している。まず、図3に示すように、搬
送路Lから送り出される紙幣Pは、垂直ガイドGVに沿
って垂直姿勢を保持したまま矢印f方向に搬送され(位
置X1)、紙幣Pの上辺がローラ対21,22(図1及
び図2のみ示す)のニップ面に進入して挟持される。こ
のとき、紙幣Pの下辺は、解放されたままで搬送されて
いる。
【0023】紙幣Pは、ローラ対21,22によってさ
らに同方向に搬送されると(位置X2)、その下辺は、
傾斜案内部40の側方傾斜面45、稜線46、及び上側
傾斜面44によって湾曲されて、図3に示すように、徐
々に傾斜して水平姿勢に近づくように転換される。この
ように、紙幣Pの下辺が傾斜案内部40の各部に接触し
て湾曲される際には、紙幣Pの下辺が解放されて自由状
態となっているので、紙幣Pに作用する摩擦抵抗力は、
従来装置の湾曲ガイドの場合に比較して少ない。また、
紙幣Pが傾斜案内部40によって湾曲される際、紙幣P
の下辺は、側方傾斜面45に案内されるので、紙幣Pに
破れが生じていた場合であっても、その破れが傾斜案内
部40の一部に引っ掛かってジャムを起こすことがな
い。
【0024】次に、紙幣Pがさらに進行すると(位置X
3)、紙幣Pの下辺は、水平搬送部30のローラ対31
(図1及び図2のみに示す)のニップ面に進入して挟持
される。このとき、紙幣Pの前端は、水平ガイドGHに
到達してほぼ水平姿勢に転換されているが、紙幣Pの後
端は、垂直搬送部20のローラ対22によって挟持され
て垂直姿勢を保持している。すなわち、紙幣Pは、その
前後においてほぼ90度ねじられた形状となっている。
また、紙幣Pは、その下辺が水平搬送部30のローラ対
31によって挟持されているとき、その上辺は解放され
て自由状態となっている。したがって、紙幣Pは、紙幣
Pの有する弾性(腰の強さ)によって、解放された上辺
側が水平ガイドGHの上面方向に移動して、上述のねじ
られた形状から平面形状に復元することにより、水平姿
勢に転換される。
【0025】さらに、紙幣Pが、ローラ対31によって
搬送されると、紙幣Pの全体は、水平搬送部MHに移行
して、水平姿勢に転換される(位置X4)。これによ
り、紙幣Pは、垂直から水平への姿勢転換動作が終了す
る。
【0026】上述した本実施例によれば、紙幣Pは、搬
送されている過程において、その下辺及び上辺のいずれ
か一方が常に解放されているので、ジャムが生じた場合
には、解放されている上辺又は下辺を把持して容易に除
去することができる。
【0027】また、垂直搬送部20及び水平搬送部30
のローラ対21、22、及び31を構成する各押圧ロー
ラRpは、送りローラRdに対して挟持面(ニップ面)
を開閉し得る構造となっているので、更に紙幣Pの除去
が容易である。
【0028】傾斜案内部40によって、紙幣Pが姿勢転
換される際には、紙葉類に作用する摩擦抵抗が少ないた
め、紙葉類の姿勢転換の過程において、紙葉類の中心線
のずれが生じにくい。したがって、紙葉類の中心線の位
置ずれに起因するジャムを防止することができる。
【0029】さらに、紙幣Pが姿勢転換される際には、
紙幣Pの下辺は、傾斜案内部40の側方傾斜面45によ
って案内されるので、紙幣Pに破れが生じていた場合で
あっても、その破れが傾斜案内部40の一部に引っ掛か
ってジャムを起こすことがない。
【0030】また、従来装置と違って、湾曲ガイド等の
複雑な部材が不要なので、全体の構成を簡素にすること
ができる。
【0031】なお、本実施例では、姿勢転換する紙葉類
として紙幣を用いたが、この他、カードや各種用紙を用
いることができる。
【0032】図1及び図2においては、水平搬送部30
の水平ガイドMHの内、下側のガイドだけを図示した
が、上側にもガイドを設ければ、水平姿勢に転換された
紙葉類の姿勢を安定して搬送できるので好ましい。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の紙葉類の
姿勢転換装置によれば、紙葉類は、垂直搬送部及び水平
搬送部のいずれで搬送されている過程においても、紙葉
類の下辺及び上辺のいずれか一方が常に解放されて自由
状態になっている。したがって、ジャムが生じた場合に
は、紙葉類の解放されている部分を把持して容易に除去
できる。また、傾斜案内部は、紙葉類の解放されている
下辺に接触するだけであるため、紙葉類に作用する摩擦
抵抗が少ないため、紙葉類の姿勢転換の過程で、ジャム
の原因となる紙葉類の中心線のずれが生じにくい。ま
た、垂直搬送部と水平搬送部との間に、紙葉類の下辺を
案内する傾斜案内部を設けるのみでよいため、全体の構
成を簡素にすることができる。
【0034】また、上記傾斜案内部が、上側傾斜面と、
側方傾斜面とを有しており、上側傾斜面が、ほぼ三角形
状の面を備えており、その三角形の底辺を水平搬送部の
始端部に連続させるとともに、頂点を垂直搬送部上の紙
葉類の下辺よりも高い位置において垂直搬送部に接触さ
せた状態で取り付け、かつ、頂点から底辺までを上り勾
配とするものであり、側方傾斜面が、上側傾斜面の頂点
から下ろした垂線を底辺とするとともに、上側傾斜面の
底辺の一端を頂点とするほぼ三角形状の面を備えてお
り、その三角形の底辺から頂点に向かって垂直搬送部か
ら徐々に遠ざかるように延出されている場合には、紙葉
類の下辺は、傾斜案内部の側方傾斜面によって案内され
るので、紙葉類に破れが生じていた場合であっても、そ
の破れが傾斜案内部の一部に引っ掛かってジャムを起こ
すことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の紙葉類の姿勢転換装置の一実施例を示
す動作説明図である。
【図2】図1を矢視A方向から見た側面図である。
【図3】紙葉類の姿勢転換を示す説明図である。
【図4】従来装置を示す構成図である。
【符号の説明】
20 垂直搬送部 21,22 ローラ対 GV 垂直ガイド 30 水平搬送部 31 ローラ対 GH 水平ガイド 40 傾斜案内部 43 上側傾斜面 45 側方傾斜面 46 稜線 P 紙幣(紙葉類)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 健勇 岩手県花巻市城内4番3号 株式会社新興 製作所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】垂直状態で搬送されてくる紙葉類を水平状
    態に姿勢転換させて送り出す紙葉類の姿勢転換装置にお
    いて、 垂直状態で紙葉類を搬送する搬送路の後端部に、紙葉類
    の上辺を垂直状態で挟持し、かつ、下辺を解放した状態
    で搬送する垂直搬送部を設け、 前記垂直搬送部の後方に、紙葉類の下辺を水平状態で挟
    持し、かつ、上辺を解放した状態で紙葉類を搬送する水
    平搬送部を設け、 前記垂直搬送部と前記水平搬送部との間に、前記垂直搬
    送部から排出される紙葉類の解放されている下辺を前記
    水平搬送部の搬送面へ湾曲させつつ案内する傾斜案内部
    を設けたこと、 を特徴とする紙葉類の姿勢転換装置。
  2. 【請求項2】傾斜案内部は、上側傾斜面と、側方傾斜面
    とを有しており、 前記上側傾斜面は、ほぼ三角形状の面を備えており、そ
    の三角形の底辺を水平搬送部の始端部に連続させるとと
    もに、頂点を垂直搬送部上の紙葉類の下辺よりも高い位
    置において前記垂直搬送部に接触させた状態で取り付
    け、かつ、前記頂点から前記底辺までを上り勾配とする
    ものであり、 前記側方傾斜面は、前記上側傾斜面の頂点から下ろした
    垂線を底辺とするとともに、前記上側傾斜面の底辺の一
    端を頂点とするほぼ三角形状の面を備えており、その三
    角形の前記底辺から前記頂点に向かって前記垂直搬送部
    から徐々に遠ざかるように延出されていること、 を特徴とする請求項1記載の紙葉類の姿勢転換装置。
JP7088723A 1995-03-22 1995-03-22 紙葉類の姿勢転換装置 Pending JPH08259035A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002348025A (ja) * 2001-05-25 2002-12-04 Sanyo Electric Co Ltd 紙幣回収装置およびそれを使用した遊技島
JP2014135094A (ja) * 2014-04-24 2014-07-24 Oki Electric Ind Co Ltd 媒体処理装置
JP2019026404A (ja) * 2017-07-26 2019-02-21 日本クロージャー株式会社 シート状搬送物の搬送装置

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JP2014135094A (ja) * 2014-04-24 2014-07-24 Oki Electric Ind Co Ltd 媒体処理装置
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