JPH01253406A - 押出成形板の引取装置及び切断装置 - Google Patents

押出成形板の引取装置及び切断装置

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JPH01253406A
JPH01253406A JP8120588A JP8120588A JPH01253406A JP H01253406 A JPH01253406 A JP H01253406A JP 8120588 A JP8120588 A JP 8120588A JP 8120588 A JP8120588 A JP 8120588A JP H01253406 A JPH01253406 A JP H01253406A
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extrusion
speed
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crude material
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は押出成形機により押出成形されたセメント系混
合物等の押出成形板の引取装置に関するものである。
〈従来の技術〉 今日、セメント系混合物の押出成形板が建築用材料、例
えば外壁材又は間仕切材或いは屋根材等に多く使用され
ている。
前記押出成形板には、施工上或いは外観性能上、寸法精
度及び直線精度等が要求されるものである。
前記押出成形板は、一般に真空押出成形機により連続的
に押出成形され、押し出された押出成形板を切断し、更
に高圧蒸気養生により硬化させて所定の強度を持たせ、
その後所定の寸法に切断或いは切削することにより製造
されている。
前記製造工程に於いて、押出成形機により押し出された
直後の押出成形板は極めて軟らかく、僅かな外力の作用
によって塑性変形を生じる可塑状の所謂生材と呼ばれる
ものである。従って前記生材を搬送するには、押出成形
機に連設して押し出された生材を引き取るための引取装
置を構成し、該生材をコンベアラインにより移送すると
共に、速やかに剛性ををするパレット上に載置すること
により塑性変形の発生を防止することが必要とされてい
る。また生材の搬送に際し、咳生材には外力が作用する
ことのないよう注意深く作業することが必要とされてい
る。
前記した引取装置の一例を第7図に示す。
図に於いて、押出金型40に連続してフリーローラコン
ベア41.傾斜ベルトコンベア42及びフリーローラコ
ンベア43が設けられている。また前記フリーローラコ
ンベア41と(頃斜ベルトコンベア42との間には速度
検出ローラ44が設けられている。
前記各コンベア41〜43の下側にはパレット45を連
続的に供給するための供給コンベア46が設けられてお
り、更に該コンベア46の所定位置には、切断機47が
設けられている。
上記の如く構成した引取装置により生材Cを引き取るに
は、速度検出ローラ44を生材Cの表面に当接し、該ロ
ーラ44により生材Cの速度、即ち押出速度を検出して
この検出信号により、傾斜ベルトコンベア42の移送速
度を制御しつつ生材Cを搬送し、フリーローラコンベア
43の端部に於いて生材Cをパレット45上に移載し、
その後切断機47により生材Cをパレット45と同一長
さに切断するものである。
〈発明が解決しようとする課題〉 上記した従来の引取装置に於いて、生材は軟らかい状態
のセメント系混合物により形成されており、このため該
混合物が速度検出ローラの表面に付着し易い、前記速度
検出ローラの表面にセメント系混合物が付着し、該ロー
ラの径が大きくなると生材の押出速度よりも検出速度の
方が小さくなり、このためベルトコンベアの移送速度と
押出速度とを同期することが困難となる。
また生材の押出速度そのものが脈動しており、且つ速度
検出ローラや制御部に於ける信号の入出力にも時間的な
遅れがあるため、生材の押出速度とベルトコンベアの移
送速度とを同期させるには複雑な構造と制御手段とが必
要とされる。
また前記生材を搬送するために、上記したようにベルト
コンベアを用いたり、或いはスラットコンベアを用いた
場合、これらのコンベアと生材との間の摩擦係数が大き
く、このため生材の押出速度とこれらのコンベアの移送
速度とが同期せず、従って両者の間に相対的な速度差が
生じた場合には、生材に引張或いは圧縮方向の力が作用
すると共に、該コンベア上に載置された生材の重量に比
例した曲げ方向の力が作用し、前記答方の作用により生
材に変形が生じる虞がある。
前記生材に変形が発生することを防止するため、上記し
た従来の引取装置に於いてはコンヘアラインを可能な限
り短くし、生材を速やかにパレット上に移載しようとす
るものである。このため生材に対する切断はパレット上
に於いて行われている。
前記生材をパレット上で切断するに際し、カッターの刃
がパレットに接触して核力及びパレットを傷付けること
を避けるため、生材はパレットの長さと同一に切断され
ている。従って、所望長さの押出成形板を得るには、生
材が高圧蒸気養生され硬化した後、改めて切断或いは切
削することが必要である。このためパレット長さに切断
された生材を所望の長さを有する押出成形板とする際に
端柱が生じ、歩留りが低下するという問題がある。
また生材は硬化が完了するまでパレットに載置された状
態で搬送されるため、咳生材に曲がりが発生し易いとい
う問題がある。
本発明の目的は上記した従来技術に於ける問題点を解決
した新規な押出成形板の引取装置を提供せんとするもの
である。
〈課題を解決するための手段〉 上記課題を解決するために本発明の押出成形板引取装置
は、押出成形機の押出金型に連設した生材を搬送するた
めのフリーローラコンベアと、前記フリーローラコンベ
アに連設すると共に複数のフリーローラを無端帯に装着
した切断部コンヘアと、前記切断部コンベアの無端帯と
連結され且つ切断機を有する走行枠と、前記走行枠を駆
動するための駆動手段とにより構成されている。
く作用〉 上記手段によれば、押出成形機の押出金型に連続してフ
リーローラコンベアを設けると共に、該コンベアと連続
して複数のフリーローラを無端帯に装着した切断部コン
ベアを設け、該切断部コンベアの無端帯に切断機を有す
る走行枠を連結し、この走行枠を駆動手段により駆動し
得るように構成したので、押出成形機の押出金型から押
し出された生材は、フリーローラコンベアに載置される
と共に連続的に押し出されて切断部コンベアに移送され
、そして切断部コンベアに移送された生材を、走行枠に
設けた切断機により所定の長さに切断することが出来る
。このとき前記走行枠を駆動手段により生材の押出方向
に押出速度に連動させて駆動することにより、前記生材
を直角に切断することが出来る。
前記走行枠を生材の押出速度に連動させるためには、駆
動手段による駆動速度を予め設定押出速度に合わせてお
けば良く、或いは生材の押出速度を検出するための検出
ローラ等を用いて押出速度を検出し、この)食出速度に
同期させるようにしても良い、そして生材の切断が終了
すると、走行枠を押出方向とは反対方向に移動させて原
点に復帰させるようにすることが良い。
また各コンベアをフリーローラにより構成したので、生
材の押出速度が変動し、或いは脈動が発生しても、各フ
リーローラが接触する生材の表面速度に応じて独自に回
転することが出来、このため生材に引張或いは圧縮方向
の力が作用することが無い、更に生材の切断終了後、走
行枠を押出方向とは反対方向に移動させて無端帯を逆転
することにより生材と無端帯との間に大きな相対速度が
発生しても、生材と接触している各フリーローラは独自
に回転することが出来るので、生材に引張或いは圧縮方
向の力が作用することが無い。
〈実施例〉 上記手段を適用した押出成形板引取装置の一実施例につ
いて図により説明する。
第1図は押出成形板引取装置及びその付帯装置の側面図
、第2図はその平面図、第3図乃至第5図は切断部コン
ベアの説明図、第6図は第2図のA−A矢視図である。
図に於いて、押出成形板を形成する生材すを押し出すた
めの押出金型1に連続して、複数のフリーローラ2によ
り構成されたフリーローラコンベア3が設けられている
このフリーローラコンベア3は押出金型1から押し出さ
れた生材すを水平状に維持して後述する切断部コンベア
5に移送するためのものである。
このため前記フリーローラコンベア3は、外径30m以
下のアルミパイプの表面に摩擦係数の小さい樹脂をライ
ニング或いはコーティングすると共に、該パイプの両端
に軸受を嵌挿したフリーローラ2を60mピッチでフレ
ーム4に取り付けて構成されている。またこのフリーロ
ーラコンベア3のローラトップの位置は、前記押出金型
1から押し出される生材すが屈折すること無く該コンベ
ア3に移載し得るような高さに構成されている。
前記フリーローラコンベア3に連続して切断部コンへ7
5が設けられている。
この切断部コンベア5は、金型lにより押し出されフリ
ーローラコンベア3を通過して該コンベア5に搬送され
て来る生材すを所定の長さに切断するためのものである
このため前記切断部コンベア5は第3図乃至第5図に示
すように、前述したフリーローラ2を所定のピンチで無
端帯6に装着すると共に、該無端帯6に切断機7を有す
る走行枠8を装着して構成されている。
前記無端帯6としてはチェン、■ベルト、刃付ベルト等
を利用することが可能であるが、本実施例に於いてはア
タッチメント付チェン6を使用し、前記フリーローラ2
を該アタッチメントに装着すると共に、切断部コンベア
5の長手方向両端に回転可能に設けられたスプロケット
ホイル5a、5bに巻回することにより構成している。
また前記切断機7はカッター7aと、該カッター7aを
駆動するためのモーター7bと、モーター7bの回転を
カッター7aに伝達するためのベルト7Cとにより構成
されている。前記カッター73を切断部コンベア5を構
成するフリーローラ2の相互間に位置するよう構成する
ことにより、生材すを切断する際にカッター73とフリ
ーローラ2とが干渉し合うことが無く、また切粉の排除
を円滑に行うことが可能である。
また走行枠8は、切断部コンベア5の略全域にわたって
形成されたフレーム9上に、生材すの押出方向に沿って
移動可能に設けられている。また走行枠8は第5図に示
すようにチェノ6の端末を接続するための接続板6aに
固着されている。このように走行枠8をチェノ6に固着
することにより、走行枠8が後述する駆動手段10によ
って駆動されると、該駆動力は走行枠8を介してチェノ
6に伝達されて切断部コンベア5を駆動するものである
また走行枠8は、該走行枠8に固着した横行レール8a
に沿って横行し得る横行枠8bと、この横行枠8bを駆
動するためのモーター8Cと、モーター8Cの回転を横
行枠8bに伝達するためのチェノ8dとにより構成され
ている。そして前記切断機7を横行枠8bに取り付ける
ことにより、切断機7を生材すの押出方向に対し直角方
向に移送して該生材すを切断するものである。
走行枠8を生材すの押出方向に沿って駆動するための駆
動手段10が、フレーム9上に設けられている。
この前記駆動手段10は、駆動モーター10aと、駆動
モーター10aの回転を走行枠8に伝達するためのネジ
棒10bとにより構成されている。
前記ネジ棒10bは、走行枠8に設けた雌ネジ8eと噛
合することにより駆動モーター10aの回転を走行枠8
に伝達し、これにより走行枠8をネジ棒10bに沿った
方向、即ち生材すの押出方向に駆動する。また生材すの
切断が終了すると駆動モーター10aを逆回転させるこ
とにより、走行枠8を生材すの押出方向とは反対方向に
移動し、原点に復帰させるものである。
上記の如く構成された押出成形板引取装置に於いて、フ
リーローラコンベア3と切断部コンベア5との間に生材
すの押出速度を検出するための速度検出ローラ11及び
測長ローラ12を設けることが可能である。
前記速度検出ローラ11は押し出された生材すの表面と
接触し、両者間の接触摩擦により回転すると共に該回転
により生材すの押出速度を検出するためのものである。
このため前記速度検出ローラ11は、該ローラ11の回
転を例えばロータリーエンコーダ等のパルス発信器に伝
達し、単位時間当たりのパルス数をカウントすることに
より速度を検出し得るように構成されている。
前記速度検出ローラ11を設けることにより、生材すの
押出速度を検出し、該検出データに基づいて駆動モータ
ー10aの回転を制御することが可能である。即ち、前
記駆動モーター10aとしてパルスモータ−を用い、速
度検出ローラ11による検出データを制御部を介して駆
動モーター10aの駆動データとし、該データにより駆
動モーター10aのドライバを駆動することによって、
駆動モーター10aの回転を制御し生材すの押出速度と
同期させることが可能であり、従って走行枠8の押出方
向への走行速度を生材すの押出速度と同期させることが
可能である。
前記測長ローラ12は生材すの表面と接触し、両者間の
接触摩擦により回転すると共に該回転により生材すの長
さを検出するためのものである。
このため前記測長ローラ12は、該ローラ12の回転を
例えばロータリーエンコーダ等のパルス発信器に伝達し
、パルスをカウントしてその総数を算出することにより
長さを検出し得るように構成されている。
前記測長ローラ12を設けることにより、切断機7と駆
動モーター10aの駆動開始時期を制御することが可能
である。即ち、生材すと測長ローラ12とが接触し、消
長ローラ12が回転を開始してパルスを発信し、該パル
スが予め設定された数値に達した際に前記切断機7及び
駆動モーター10aへの駆動信号を発生することによっ
て、これらの駆動開始時期を制御することが可能であり
、従って生材すを所望の長さに切断することが可能であ
る。
また前記切断部コンベア5に連続して以下説明する付帯
’AWを設けることが好ましい。これらの付帯装置を設
けることにより、切断された生材aを自動的に且つ合理
的にパレット上に移載することが可能である。
先ず、前記切断部コンベア5に連続してフリーローラコ
ンベア13を設けることが好ましい。
前記フリーローラコンベア13は、切断された生材aを
搬送してパレット17上に移載するためのものである。
このため前記フリーローラコンベア13は、前述したフ
リーローラ2を所定のピッチでフレーム14に装着して
構成されている。
前記フリーローラコンベア13は切断された生材aを円
滑に搬送し得るよう、僅かに傾斜を有することが望まし
く、該傾斜を有することにより、切断された生材aは自
重により速やかに切断部コンベア5からフリーローラコ
ンベア13に移動することが出来る。
また前記フリーローラコンベア13の上部に増速装置1
5を設けることが好ましい。
前記増速装置15は、フリーローラコンベア13に搬送
された生材aを増速搬送することにより、切断された生
材aを押出金型1から押し出されつつある生材すから分
離するためのものである。
このため前記増速装置15は、生材aと接触して該生材
aを増速搬送するための複数のフリーローラ2と、該フ
リーローラ2に駆動力を伝達するための複数のベルトコ
ンベア15aと、該ベルトコンベア15aを昇降させる
ための昇降シリンダー15bと、ベルトコンベア15a
を駆動するためのモーター15Cとにより構成されてい
る。また前記昇降シリンダー15bはフレーム15dに
固着されている。
また前記フリーローラコンベア13の下部にパレット1
7を供給するための供給コンベア16を設けることが好
ましい。
前記供給コンベア16は、パレット17を前記フリーロ
ーラコンベア13により搬送される生材aに応じて供給
し、該パレット17上に切断された生材aを載置するた
めのものである。
このため前記供給コンベア16は、剛性を有するパイプ
の両端に軸を固着し、該軸にスプロケットホイルを固着
して図示しない駆動モーターにより個々に駆動されるロ
ーラ16aを所定ピッチでフレーム16bに装着して構
成されている。
また前記供給コンベア16と並行して多数のパレット1
7を載置し得る循環コンベア18を設けることが好まし
い。
前記循環コンベア18は、パレット17を前記供給コン
ベア16に必要に応じて順次循環させるためのものであ
って、該循環コンベア18は前述したローラ16aを所
定のピッチでフレーム18aに装着し、図示しない駆動
モーターにより夫々のローラ16aを個々に駆動し得る
よう構成すると共に、該コンベア18の上部に、且つ該
コンベア18を横断する方向に設けられた押込装置19
とにより構成されている。
前記押込装置19は、パレット17の側面と係合して該
パレット17を循環コンベア18から供給コンベア16
へ移送するためのものである。
このため押込装置19は、パレット17に当接して押し
込むための押込片19aと、該押込片19aを駆動する
ためのモーター19bと、モーター19bの回転を押込
片19aに伝達すると共に該押込片19aを固着したチ
ェノ19Cとにより構成されている。また該押込装置1
9は前述した増速装置15のフレーム15dに取り付け
られている。
また第6図に示すように、循環コンベア18のローラト
ップと供給コンベア16のローラトップの高さが異なる
場合には、供給コンベア16側にパレット17を受は取
るためのパレット昇降装置20を設けることが好ましい
このパレット昇降装置20は、押込装置19に対応して
設けられ、押込装置19により循環コンベア18から供
給コンベア16へ押し込まれるパレット17を受は取る
ためのものである。
このため前記パレット昇降装置20は、供給コンベア1
6を構成するフリーローラ16aの間に設けられた昇降
シリンダー208と、該シリンダー203のロンドに固
着した渡り板20bとにより構成されている。
上記の如く構成した付帯装置に於いて、フリーローラコ
ンベア13に切断された生材aの搬送速度を検出するた
めの速度検出ローラ21と、生材aの先端を検出するた
めのセンサー22とを設けることが好ましい。
前記速度検出ローラ21は、生材aの搬送速度を検出す
ると共に該検出データに基づいて供給コンベア16の速
度を、フリーローラコンベア13に於ける生材aの搬送
速度と同一速度となるよう制御するためのものである。
このため該速度検出ローラ21は、生材すの押出速度を
検出するため前記速度検出ローラ11と同様に構成され
ている。
このように供給コンベア16の速度を、フリーローラコ
ンベア13に於ける生材aの搬送速度と同一速度に制御
することにより、生材aをパレット17に移載する際に
両者の間に相対的な速度差を無くすことが可能となり、
従って生材aに引張或いは圧縮方向の力が作用すること
がない。
また前記センサー22は生材aの先端を検出すると共に
、該検出信号によりパレット昇降装置20の昇降シリン
ダー20aの下降を制御するためのものである。
このため前記センサー22は例えば充電センサー、或い
はマイクロスインチ等のセンサーを利用することが可能
である0本実施例に於いては生材aに外力を作用するこ
とのない光電センサー22を使用している。
次に上記の如く構成した押出成形板引取装置及びその付
帯装置により、押出金型から押し出された生材すを引き
取り、パレット上に移載する動作の一例について説明す
る。
セメント系混合物等により形成された押出成形板の生材
すは、押出金型1から連続的に押し出され、フリーロー
ラコンベア3上を進行する。生材すがフリーローラコン
ベア3と切断部コンベア5との間に設けられた速度検出
ローラ11及び測長ローラ12に接触し、これらのロー
ラ11.12が回転を開始すると夫々のローラからは回
転に応じたパルスが発信され、該パルスをカウントする
ことにより、生材すの押出速度及び押出長さを検出する
前記測長ローラ12により検出された生材すの長さが予
め設定された切断長さと一致すると、切断機7が運転を
開始すると共に、横行枠8bが生材すの押出方向と直角
方向に移送され、更に駆動モーター10a7’l<駆動
されて生材すの切断を開始する。
そして前記駆動モーター10aの回転は、生材すの押出
速度を検出した速度検出ローラ11の検出データに基づ
いて制御され、これにより走行枠8は生材すの押出速度
と同一速度で押出方向に移送されつつ生材すをその搬送
方向に対し直角方向に切断する。
切断された生材aは切断部コンベア5からフリーローラ
コンベア13に到達し、その上面を増速装置15により
駆動されてフリーローラコンベア13上を速度を増しつ
つ搬送される。
また循環コンベア18上に載置されたパレット17は、
該循環コンヘア18から押込装置19により供給コンベ
ア16に押込供給され、昇降シリンダー20aに設けた
渡り板20bに載置されている。このとき供給コンベア
16はフリーローラコンベア13に設けた速度検出ロー
ラ21により検出された生材aの搬送速度と同一速度で
駆動されている。
前記生材aの先端がセンサー22により検出されると、
該検出信号により昇降シリンダー202が下降しパレッ
ト17は供給コンヘア16上にS!置されて搬送され、
フリーローラコンベア13の終端に於いて該パレット1
7上に切断された生材aが移載される。このとき両者の
速度が同一であるため、生材aには同等外力が作用しな
い。
生材aがパレットに所定長さ移載されると、増速装置1
5のベルトコンベア15aが上昇して待避し、その後生
材aは供給コンベア16に匁送されるパレット17によ
り引き出されると共に自重によりフリーローラコンベア
13上を移動してパレット17上に!!置される。
前述した押出成形板引取装置及びその付帯装置に於いて
、各コンベア3,5.13の長さは、生材すの押出速度
、横行枠8bの移動速度、即ち生材すに対する切断速度
、切断長さ及び増速速度等のタイムサイクルにより決定
することが好ましい。
前述した押出成形板引取装置及びその付帯装置を用いて
、押出金型lにより押出速度5 m/sin。
生材型125kg/mの条件で約10m連続的に押し出
して引き堆り、500鶴ピツチで中寸法及び長さ寸法を
測定したところ寸法の変化は無く、曲がり量も2 m 
/ m程度と微小であった。また押し出した生材を前記
装置により3m程度に切断した後、傾斜フリーローラコ
ンベア上を20m/mtnの速度で搬送しても、生材の
寸法には全く変化が無かった。
〈発明の効果〉 以上詳細に説明したように、本発明の押出成形板引取装
置は、押出成形機の押出金型に連続してフリーローラコ
ンベアを設けると共に、該コンベアと連続して複数のフ
リーローラを無端帯に装着した切断部コンベアを設け、
該切断部コンベアの無端帯と切断機を有する走行枠とを
連結し、この走行枠を駆動手段により駆動し得るように
構成したので、押出成形機の押出金型から押し出された
生材は、フリーローラコンベアに載置されると共に連続
的に押し出されて切断部コンベアに移送され、そして切
断部コンベアに移送された生材を、走行枠に設けた切断
機により所定の長さに切断することが出来る。このとき
前記走行枠を駆動手段により生材の押出方向に駆動する
ことにより、前記生材を直角に切断することが出来る。
このため生材を予め設定した製品寸法で切断することが
出来、従って歩留りを向上することが出来る。
また各コンベアをフリーローラにより構成したので、生
材の押出速度が変動し、或いは脈動が発生しても、各フ
リーローラが接触する生材の表面速度に応じて独自に回
転することが出来、このため生材に引張或いは圧縮方向
の力が作用することが無く、生材に変形や曲がりの発生
することが無い等の特徴を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は押出成形板引取装置及びその付帯装置の側面図
、第2図はその平面図、第3図乃至第5図は切断部コン
ベアの説明図、第6図は第2図のA−A矢視図、第7図
は従来の引取装置の説明図である。 a、b、cは生材、1は押出金型、2はフリーローラ、
3はフリーローラコンベア、5は切断部コンベア、6は
チェノ、7は切断機、7aはカッター、7bはモーター
、8は走行枠、8bは横行枠、8cはモーター、10は
駆動手段、10aは駆動モーター、10bはネジ棒、1
1は速度検出ローラ、12は測長ローラ、13は傾斜フ
リーローラコンベア、15は増速装置、15aはベルト
コンベア、15bは昇降シリンダー、16は供給コンベ
ア、16aはローラ、17はパレット、18は循環コン
ベア、19は押込装置、20はパレット昇降装置、20
aは昇降シリンダー、21は速度検出ローラ、22はセ
ンサーである。 特許出願人  旭化成工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 押出成形機の押出金型に連設した生材を搬送するための
    フリーローラコンベアと、前記フリーローラコンベアに
    連設すると共に複数のフリーローラを無端帯に装着した
    切断部コンベアと、前記切断部コンベアの無端帯と連結
    され且つ切断機を有する走行枠と、前記走行枠を駆動す
    るための駆動手段とにより構成したことを特徴とする押
    出成形板引取装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04122006U (ja) * 1991-04-19 1992-10-30 和彦 熱田 粘土質体の切断搬送装置

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JPH04122006U (ja) * 1991-04-19 1992-10-30 和彦 熱田 粘土質体の切断搬送装置

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