JPH01252637A - 有機金属高分子化合物の製造方法 - Google Patents

有機金属高分子化合物の製造方法

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JPH01252637A
JPH01252637A JP63307578A JP30757888A JPH01252637A JP H01252637 A JPH01252637 A JP H01252637A JP 63307578 A JP63307578 A JP 63307578A JP 30757888 A JP30757888 A JP 30757888A JP H01252637 A JPH01252637 A JP H01252637A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ポリ有機ケイ素化合物やポリ有機ゲルマニウ
ム化合物などの主鎖がケイ素、ゲルマニウム、またはケ
イ素とゲルマニウム、あるいはそのいずれかと炭素の連
鎖で構成され、側鎖が有機置換基からなる有機金属高分
子化合物の改良した製造方法に関する。
〔従来の技術〕
主鎖がケイ素、ゲルマニウム、またはケイ素とゲルマニ
ウム、あるいはそのいずれかと炭素の連鎖で構成され、
側鎖が有機置換基からなる有機金属高分子化合物を合成
する方法としては、下記(1)式で示されるような、相
当する有機金属ジハロゲン化物をアルカリ金属で脱ハロ
ゲン化縮合して得る方法が一般的に知られている(例え
ば、P、)レフォナス(P、 TrcJonas)他、
ジャーナル オブボリマー サイエンス:ポリマー ケ
ミストリーニジジョン(J、 Po1ys、 Sci、
:Polym、 Chen+、Ed、)第23巻、第2
099−2107ページ(1985))。
Y X−M−x+2(アルカリ金属)−m−→ −(M)−
(1)z ここで、Mはケイ素もしくはゲルマニウム、あるいはそ
れらを含む炭素化合物であり、Xはハロゲン、Y、Zは
有機置換基である。(+)式において、複数のモノマー
を混合して用いた場合には共重合体が得られる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、この方法で得られる有機金属高分子化合物の収
率は一般に低く、特に成膜性等の成形加工性に富んだ分
子ffi 100.000を越える成分の収率は10%
以下であ−)た。
本発明の目的は、従来法では低収率であった分子ffi
 100.000以上の有機金属高分子化合物を短時間
に高収率で得ることのできる有機金属高分子化合物の製
造方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
一般式(1)の反応はウルツ反応であるため、反応速度
は、反応中に生じる有機金属アニオン−アルカリ金属カ
チオン錯体の有機金属ジハロゲン化物への求核性により
支配される。一方、アルカリ金属イオン錯体において、
アルカリ金属イオンを捕捉することにより対アニオンを
活性化する作用がクラウンエーテルにおいて見いだされ
ている。
そこで、一般式(1)の反応において、クラウンエーテ
ルを助触媒として使用することにより有機金属アニオン
が活性化され、有機金属ジハロゲン化物への求核性の増
加により反応速度が増加し、高分子mの有機金属高分子
化合物が短時間に高収率で得られるものと考え、クラウ
ンエーテルを有機金属ジハロゲン化物の重合反応に適用
した。
本発明は有機金属高分子化合物の製造方法に関する発明
であって、主鎖が、ケイ素及び/またはゲルマニウム、
あるいはケイ素若しくはゲルマニウムと炭素との連鎖で
構成され、側鎖が有機置換基からなる有機金属高分子化
合物を、相当する有機金属ハロゲン化物とアルカリ金属
との反応により’!i2造する方法において、炭素数が
28個以下で酸素数が10個以下のクラウンエーテルの
存在下で反応を行うことを特徴とする。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明は、一般式(1)で有機金属高分子化合物を合成
する際に、クラウンエーテルを助触媒として使用するこ
とを最も主要な特徴とし、該有機金属高分子化合物は、
相当する有機金属ハロゲン化物を、クラウンエーテルを
含む有機溶媒中で溶融アルカリ金属を触媒として縮合す
ることによって得られる。
本発明において使用される有機金属ジハロゲン化物の金
属はケイ素(S i)またはゲルマニウム(Ge)であ
り、ハロゲン元素は塩素(Ca>または臭素(Br)が
好ましく用いられる。このような有機金属ハロゲン化物
としては、例えばジメチルジクロロシラン、メチルプロ
ピルジクロロシラン、メチルn−へ牛シルジクOOシラ
ン、メチル−n−ドデシルジクロロシラン、メチルフエ
ニルジクロロシラン、メチルβ−フェネチルジクロロシ
ラン、メチルp−トリルジクロロシラン、(2−[3−
((トリメチルシリル)オキシ〕フェニル]プロピル〕
メチルジクロロシラン、l、l、1−ジクロロメチル−
2,2゜2−ジメチルフェニルシラン、ジn−へキフル
ジクロロシラン、ビス(p −n−へキシルフェニル)
ジクロロシラン、メチル−2−(4−シクロへキセニル
)エチルジクロロシラン、ジクロロシラン、ジブチルジ
クロロシラン、ジブチルジクロロゲルマン、1,4−ビ
ス(クロロエチルメチルシリル)ベンゼン、1,1.2
.2−テトラクロロジイソプロピルジシラン、プロピル
トリクロロシラン、n−へキシルトリクロロシラン、ジ
クロロデカメチルシクロへキサシランなどがある。
また、本発明においてアルカリ金属とともに使用される
炭素数が28個以下で酸素数が10個以下のクラウンエ
ーテルとしては、例えば18−クラウン−6,15−ク
ラウン−5,12−クラウン−4、l、 3.5−トリ
オ牛サン、1,4−ジオキサン、ジシクロへキシルI8
−クラウン−6、シクロへキシル18−クラウン−6、
ジベンゾ30−クラウン−1O、ジベンゾ24−クラウ
ン−8、ジベンゾ18−クラウン−6などがある。
本発明の脱ハロゲン化による縮合重合反応系において用
いられる有機溶媒には、トルエン、石油系溶剤などがあ
り、アルカリ金属としてはリチウム、ナトリウム、カリ
ウムなどがあるが、得られる有機金属高分子化合物の高
分子量化および高収l 化ノ点から、トルエン、ナトリ
ウムが最も好ましい。
また、縮合反応の際、tV数種の有機金属ジノ・ロゲン
化物を用いると、これらの共重合体が得られる。
本発明の製造方法によって合成される有機金属高分子化
合物には、例えば以下のようなものが挙げられる。
(1)  バーメチルポリシラン (2)  メチルプロピルポリシラン (3)  メチルn−へ牛シルポリシラン(4)  メ
チルドデシルポリシラン (5)  メチル(β−フェネチル)ポリシラン(6)
  メチルフェニルポリシラン (7)  メチルp−1リルボリシラン(8)  ポリ
(2−C3−〔()リメチルシリル)オキシ〕フェニル
〕プロピル〕メチルシリレン (9)  メチル(ジメチルフェニルシリル)ポリシラ
ン (10)  ジn−へキシルポリシラン(11)  ビ
ス(p−ヘキシルフェニル)ポリシラン(12)  ジ
メチルシリレン−メチルフェニルシリレン共重合体 (13)  メチルプロピルシリレン−メチルフェニル
シリレン共重合体 (14)  メチル+2−(4−シクロへキセニル)エ
チル)シリレン−メチルフェニルシリレン共重合体 (15)  ジブチルポリゲルマン (16)  ジブチルゲルミリンーメチルn−へキシル
シリレン共重合体 (I7)ポリ(p−(1,2−ジエチルジメチルジシラ
ニリン)フェニレン〕 (1g)  パーイソプロピルラダーポリシラン(19
)ポリn−プロピルシリン (20)ポリn−へキシルシリン (21)ポリ(バーメチルシクロへキサシラン)〔実施
例〕 以下、本発明を実施例により更に具体的に説明するが、
本発明はこれら実施例に限定されない。
なお、以下の実施例で用いた各種クラウンエーテルの構
造式は第1図のとおりである。
第1図中のクラウンエーテルにおいて、シンクロヘキシ
ル18−クラウン−6については、そのシクロヘキシル
基の位置は図示のものに限定されることはなく、またジ
ベンゾ30−クラウン−IO、ジベンゾ24−クラウン
−8、ジベンゾ18−クラウン−6についてはそのフェ
ニレン基の位置は図示のものに限定されることはない。
また、以下の実施例の反応はすべてアルゴン気流下で行
った。
(実施例1)バーメチルポリシラン(1)の合成200
cc4つロフラスコに、攪拌機、還流冷却管をセットし
、脱水精製したトルエン(50cc)、I8−クラウン
−a(1,0g)、および新しく切り出した金属ナトリ
ウム(2,1g)を仕込んだ。加熱攪拌し、ナトリウム
が溶融分散したところへ、ジメチル・ジクロロ7ラン(
5g)をシリンジにて注入した。30分加熱攪拌後、室
温まで冷却し、イソプロピルアルコール浴で冷却しつつ
、エタノール(20cc)を徐々に加え、1時間攪拌し
た。反応液をエタノール(700cc)中にゆっくりそ
そぎ込み、沈澱物をろ取した。水洗、メタノール洗を各
3回繰り返した後、真空乾燥した。収率80%でバーメ
チルポリシランを得た。
(実施例2)メチルプロピルポリシラン(2)の合成実
施例1と同様の装置を用いて、脱水精製したトルエン(
50cc)、18−クラウン−6(8,9g)、および
新しく切り出した金属ナトリウム(1,7g)を仕込ん
だ。加熱攪拌し、ナトリウムが溶融分散したところへ、
メチルプロピルジクロロシラン(5g)をシリンジにて
注入した。30分加熱攪拌後、室温まで冷却し、イソプ
ロピルアルコール浴で冷却しつつ、エタノール(20c
c)を徐々に加え、1時間攪拌した。
反応液をエタノール(700cc)中にゆっくりそそぎ
込み、沈澱物をろ取し、水洗、メタノール洗を各2回繰
り返した。真空乾燥後、トルエン(30cc)に溶かし
、トルエン不溶物をろ過により取り除き、メタノール(
700cc)にて再沈澱した。沈澱物をガラスフィルタ
ーでろ取し、メタノールで洗浄後、真空乾燥した。収率
は57%であり、従来法の約4倍であった。
クラウンエーテルの添加量変化に伴う収率の変化を第2
図に示す。対モノマーモル比で0.1量のクラウンエー
テルの添加で充分な効果のあることがわかる。得られた
メチルプロピルポリシランの分子量分布の一例を第3図
に示す。分子量100.000程度の成分に富み、従来
法で得られたものにくらべ、成形加工性に劣る分子fl
i 10.000程度の成分が少ない。異なったクラウ
ンエーテルを用いた場合の収率変化の結果を表1に示す
(実施例3)ジn−へキシルポリシラン(lO)の合成
実施例1と同様の装置を用いて、脱水精製したトルエン
(50cc)、I8−クラウン−6(0,49g)、お
よび新しく切り出した金属ナトリウム(1,03g)を
仕込んだ。加熱攪拌し、ナト17ウムが溶融分散したと
ころへ、モロ−ヘキシルジクロロシラン(5g)をシリ
ンジにて注入した。実施例2と同様の操作により、収率
17%(従来法の300倍)でジn−へキシルポリシラ
ンを得た。収率のクラウンエーテル添加量依存性を第4
図に、重合時間依存性を第5図に示す。分子量分布のク
ラウンエーテル添加量依存性を第6図に示す。異なった
クラウンエーテルを用いた場合の収率変化を表2に、分
子量分布の一例を第7図に示す。
(実施例4)メチルプロピルシリレン−メチルフェニル
シリレン共重合体(13)の合成 実施例1と同様の装置を用いて、脱水精製したトルエン
(50cc)、18−クラウン−6(0,15g)、お
よび新しく切り出した金属ナトリウム(3,2g)を仕
込んだ。加熱攪拌し、ナトリウムが溶融分散したところ
へ、メチルプロピルジクロロシラン(5g)とメチルフ
エニルジクロロシラン(5g)のl[シリンジにて注入
した。30分加熱攪拌後、室温まで冷却し、イソプロピ
ルアルコール浴で冷却しつつ、エタノール(30cc)
を徐々に加え、1時間攪拌した。
反応液をエタノール(700cc)中にゆっくりそそぎ
込み、沈澱物をろ取した。真空乾燥後、トルエン(10
0cc)に溶かし、トルエン不溶物をろ過により取り除
き、メタノール(1,!M)にて再沈澱した。収率52
%で共重合体を得た。
(実施例5)パーイソプロピルラダーポリシラン(18
)の合成 実施例1と同様の装置を用いて、脱水精製したトルエン
(50cc)、18−クラウン−6(0,46g)、お
よび新しく切り出した金属ナトリウム(1,9g)を仕
込んだ。加熱攪拌し、ナトリウムが溶融分散したところ
へ、トルエン(20cc)で希釈した1、 1.2.2
−テトラクロロジイソプロビルジシラン(5g)を滴下
した。滴下終了後、30分加熱攪拌した。実施例2と同
様の操作により、収率50%で黄色のtXa−イソプロ
ピルラダーポリシランを得た。
(実施例6)ポリn−へキシルシリン(20)の合成実
施例1と同様の装置を用いて、脱水精製したトルエン(
50cc)、12−クラウン−4(0,5g)、および
新しく切り出した金属ナトリウム(2,3g)を仕込ん
だ。加熱攪拌し、ナトリウムが溶融分散したところへ、
トルエン(20cc)で希釈したn−へ牛ジルトリクロ
ロシラン(6,2g)を滴下した。1時間加熱攪拌後、
室温まで冷却し、ブチルリチウム(25cc、10%へ
キサン溶液)を加えて1時間攪拌した。エタノール(3
0cc)を徐々に加え、2.5時間攪拌後、エタノール
(600cc)中にゆっくりそそぎ込んだ。沈澱物をろ
取し、水洗、メタノール洗を各2回繰り返した。真空乾
燥後、トルエン(30cc)とテトラヒドロフラン(2
0cc)の混合溶媒に溶かし、トルエン不溶物をろ過に
より取り除き、メタノール(700cc)にて再沈澱し
た。沈澱物をガラスフィルターでろ取し、メタノールで
洗浄後、真空乾燥した。収率100%で黄色のポリn−
へキシルシリンを得た。
第8図に分子量分布を示す。第9図に固体フィルムのU
V吸収スペクトルを、第10図にIRスペクトルを示す
。これらのスペクトルは文献(P、^、 Bianco
ni et al、、 J、 At Chem、 So
c、、旦0.2342 (1988))に記載されたも
のとほぼ一致することにより、シリコンの2次元骨格が
形成されていることがわかる。ただし、1.000〜l
、 100cm−’にブロードな吸収が観測されること
により、わずかに5i−0−5i構造が含まれている。
また、18−クラウン−6を用いて、他の有機金属高分
子化合物を合成した場合の結果を表3に示す。
なお、表3に示した各種有機金属高分子化合物の構成単
位の構造は第11図のとおりである。なお、Meはメチ
ル基、Etはエチル基を意味する。
これらの結果から明らかなように、本発明方法で合成し
た場合には、分子ffi 100.000程度の有機金
属高分子化合物が従来法にくらべて短時間に高収率で得
られた。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は、シリコンカーバイドの
前駆体やフォトレジスト、電子写真感光体としての利用
が検討されている有機金属高分子化合物の製造において
、成形加工性に富んだ分子量too、 ooo程度の高
分子化合物を従来にくらべ短時間、高収率で得ることが
できるため、有機金属高分子化合物の製造効率を向上で
きる。また、これまで収率がきわめて低く、事実上合成
できなかった有機金属高分子化合物を合成できるため、
従来よりも特性の優れた有機金属高分子化合物の合成が
可能となり、新しい有機金属高分子材料の領域拡大が期
待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例で用いたクラウンエーテルの構
造式を示し、第2図はメチルプロピルポリシランの重合
収率に与える18−クラウン−6添加量の依存性を示す
グラフ、第3図はメチルプロピルポリシランの分子量分
布に与える18−クラウン−6添加量の依存性を示すグ
ラフ、第4図はジn−へ牛シルポリシランの重合収率に
おける18−クラウン−6添加量の依存性を示すグラフ
、第5図はジn−へ牛シルポリシランの重合収率の重合
時間依存性を示すグラフ、第6図はジn−へキシルポリ
シランの分子量分布に与える18−クラウン−6添加量
の依存性を示すグラフ、第7図はジn−へ半シポリシラ
ンの分子量分布と用いたクラウンエーテルの種類との関
係を示すグラフ、第8図は実施例6で得られたポリn−
へキシルシリンの分子量分子を示すグラフ、第9図は同
じくポリn−へキシルシリンの紫外吸収スペクトル、第
1O図は同じくポリn−ヘキシルシリンの赤外吸収スペ
クトル、第11図は、本発明の実施例において合成され
た有機金属高分子化合物の骨格の構造式を示すものであ
る。 表1 クラウンニーエル       メチルプロピルポリシ
ランの収率0無添加               1
6%18−クラウン−657% 18−クラウン−626%0 15−クラウン−552% 12−クラウン−435% 1、3.5− トリオキサン           4
2%!、4−ジオキサン             3
7%ノシクロへキシル18−クラウン−656%シクロ
ヘキシル18−り5ウンー6         56%
ジベンゾ30−クチクン−1037% ジベンゾ24−クラウン−845% ンベンゾI8−クラウン−658% 18−クラウン−6/12−クラウン−4”     
                50%18−クラウ
ン−6/1,4−ジオキサン″53%8)重合時間:3
0分、クラウンエーテル添加量(対モノマーモル比):
1.O b)添加ff1(対(−/7−モtk比):18−クチ
Qy−6=0.8.12−り5つ7−4=0.20)1
8−クラ斡−6添加ff1(対七ツマーモル比):O,
I、■、4−ジオ牛サンを溶媒として使用 d)  18−クラウン−6添加ff1(対モノマーモ
ル比):0.001表2 クラウンエーテル       ジヘキ/ルポリ7ラン
の収率1無添加               0.0
5%18−クラウン−617% 15−クラウン−517% 12−クラウン−431% ジベンゾ+8−クラウンー6            
            2%a)  ffi合時開時
間0分、クラウンエーテル添加m(対モノマーモル比)
:0.1 表3 (3)    32”   3   II(4)   
 24”      8 (5)    65”   3  25(8)    
52     1g (9)    30     1G (In)    65”   0.05  34(+2
)    68     23 (13)    52     31”(+4)   
 32  8  12 (15)    48  14   +5(+6)  
  82     21 (+7)    7g”      48(18)  
  50     911”(+9)    100” (20)    +00’      33”(21)
    60”      73a)  ffi合時開
時間0分、+8−クラウン−6添加量(対モノマーモル
比):0.01b)  ff1合時1111:30分(
クラウンエーテル不添加)c)  ffi合時開時間時
間(クラウンエーテル不添加、文献値)d)18−クラ
ウン−6添加!11(対モノマーモル比)40.1e)
18−クラウン−6添加ff1(対モノマーモル比):
1.Or)重合時間:1時間 g)m合重合;1.5時間 h)  ft合時間=24時間、TIIF :ベンゼン
(1:2)混合溶媒中リチウムを用いて室温で重合 i)重合時間;5分、ペンタン中ナトリウム/カリウム
合金を用いて超音波照射しながら重合 ■                        
Δ18−7フウンー6/ノナ)L710ごルノ70ロシ
クン(tル1乙) 第3図 メナルアtOJl:#ルポリシフンハ介土量1日−フッ
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キシル汀υ1シラ〉シ小子量 第8図 ボッn−へキシルシソン /l奔予量 第9図 31黄二  長 (nml

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 主鎖がケイ素及び/またはゲルマニウム、あるいはケイ
    素若しくはゲルマニウムと炭素との連鎖で構成され、側
    鎖が有機置換基からなる有機金属高分子化合物を、相当
    する有機金属ハロゲン化物とアルカリ金属との反応によ
    り製造する方法において、炭素数が28個以下で酸素数
    が10個以下のクラウンエーテルの存在下で重合反応を
    行うことを特徴とする有機金属高分子化合物の製造方法
JP63307578A 1987-12-11 1988-12-05 有機金属高分子化合物の製造方法 Granted JPH01252637A (ja)

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