JPH01251481A - 情報記憶媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の［−１的］ （産業上の利用分野） この発明は例えば光ディスク等の情報記憶媒体の内部横
這の改良に関する。

（従来の技術） 一般に、光ディスクを情報記憶媒体として使用した光デ
イスク装置等の情報処理装置が開発されている。この場
合、光ディスクを光デイスク装置本体内のターンテーブ
ルにクランプする手段としては光ディスクをクランパを
介してターンテーブルに保持させる機械的なりランプ手
段が従来から採用されていたが、機械的なりランプ手段
の場合には構成が比較的複雑になり、コスト高になり易
い問題があるとともに、装置全体が大形になり易い問題
があった。

そこで、上記の問題を解決する手段として光ディスクを
ターンテーブルに磁気的に吸引させる磁気吸引クランプ
手段が実用化されている。第４図は磁気吸引クランプ手
段によってクランプされる光ディスク１の要部の概略構
成を示すもので、２はプラスチックまたはガラスによっ
て形成された円形の２枚の基板である。これらの基板２
．２の内面側には情報記録層が形成されている。さらに
、先ディスク１の内周部位には磁気的に吸引される磁性
金属材料によって形成された別体のハブ３゜３が先ディ
スク１の両面にそれぞれ取付けられている。これらのハ
ブ３．３の中心部には先ディスク１を回転駆動するディ
スク駆動手段の回転軸の芯出し部と嵌合する中心孔４，
４が形成されてぃ・　る。

また、ターンテーブルは非磁性の金属材料によって形成
されている。このターンテーブルの上面側に形成された
凹部内には光ディスクを磁気的に吸引するマグネットお
よびヨークからなる磁気回路形成部材が収容されている
。そして、光ディスク１のクランプ時にはターンテーブ
ルのマグネットの磁力によって先ディスク１の一面側の
ハブ４がターンテーブル側に吸むされ、光ディスク１が
ターンテーブル側にクランプされるようになっている。

なお、特に、外径寸法が大きい大形の光ディスク１の場
合には機械的強度が弱く、反り等の変形が発生し易い問
題があるので、内基板２，２間に例えばアルミニウム等
の金属材料によって形成された補強板５を配設し、光デ
ィスク１の基板２．２の反り等の変形を防止するように
している。

しかしながら、上記従来構成のものにあっては光ディス
ク１の内周部位に磁性金属材料によって形成された別体
のハブ３８３が光ディスク１の両面にそれぞれ取付けら
れているので、光ディスク１の構成部品数が増え、コス
ト高になる問題があった。さらに、光ディスク１の製作
時に光ディスク１の基板２．２の内周部位に別体のノ＼
ブ３，３を取付ける面倒な作業が必要になるので、光デ
ィスク１製作時の作業工程が増える問題もあった。

（発明が解決しようとする課８） 従来構成のものにあっては光ディスク１の内周部位に磁
性金属材料によって形成されたノ＼ブ３゜３が光ディス
ク１の両面にそれぞれ取付けられているので、光ディス
ク１の構成部品数が増え、コスト高になる問題があると
ともに、光ディスク１の製作時に光ディスク１の基板２
．２の内周部位に別体のハブ３．３を取付ける面倒な作
業が必要になるので、光ディスク１製作時の作業工程が
増える問題もあった。

この発明は上記事情に着目してなされたもので、情報記
憶媒体本体の構成部品数を低減してコスト低下を図るこ
とができるとともに、情報記憶媒体本体製作時の作業工
程を低減することができる情報記憶媒体を提供すること
を目的とするものである。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） この発明は対向配置された一対の略円板状の基板間で基
板の中央部位に形成された円孔内に嵌着される嵌着部を
設けるとともに、この嵌着部の露出面と基板の外面とを
同一平面上に並設させ、かつ嵌着部を強磁性体によって
形成したものである。

（作用） 嵌着部を強磁性体によって形成することにより、情報記
憶媒体本体に磁性金属材料によって形成された別体のハ
ブを取付ける面倒な作業を省略し、構成部品数の低減を
図るようにしたものである。

（実施例） 以下、この発明の一実施例を第１図および第２図を参照
して説明する。

第１図は光ディスク１１を情報記憶媒体として使用した
光デイスク装置等の情報処理装置における先ディスク１
１のクランプ状態を示すものである。この実施例の光デ
ィスク１１にはプラスチックまたはガラスによって形成
された円形の２枚の基板１２．１２が設けられている。

これらの基板１２’、１２の内面側には情報記録層１３
．１３が形成されている。さらに、これらの基板１２．
１２の内周部には円孔１２ａ、１２ａが形成されている
。

また、両店板１２．１．２間には光ディスク１１の基板
１２．１２の反り等の変形を防止する金属材料によって
形成された補強板１４が配設されている。この補強板１
４の内周部には両面に第２図に示すような基板１２．１
２の円孔１２ａ。

１２ａと対応する形状の円形凸部（嵌着部）１５゜１５
がそれぞれ形成されている。そして、これらの円形凸部
１５．１５が基板１２．１２の円孔１２、ａ、１２ａに
嵌め込まれており、円形凸部１５．１５は基板１２．１
２の円孔１２ａ。

１２ａを介して外部側に露出されている。この場合、円
形凸部１５．１５の露出面は基板１２゜１２の外面と同
一平面上に並設されている。

一方、１６は光デイスク装置本体のターンテーブルであ
る。このターンテーブル１６は非磁性の金属材料によっ
て形成されており、その上面側には四部１６ａが形成さ
れている。そして、この四部１６ａ内には光ディスク１
１を磁気的に吸引するマグネット１７およびヨーク１８
からなる磁気回路形成部材１９が収容されている。なお
、２０は光ディスク１のカートリッジである。

さらに、補強板１４の円形凸部１５．１５の中心部には
光ディスク１１を回転駆動するディスク駆動手段、例え
ばアウターローラー型のブラシレスＤＣモーターの回転
軸２１の芯出し部２１ａと嵌合する中心孔２２が形成さ
れている。そして、光ディスク１１のクランプ時には光
ディスク１１の中心孔２２が回転軸２１の芯出し部２１
ａに嵌きされた状態でターンテーブル１６のマグネット
１７の磁力によって光ディスク１１の一面側の補強１１
４の円形凸部１５がターンテーブル１６側に吸着され、
先ディスク１１がターンテーブル１６側にクランプされ
るようになっている。また、この補強板１４は少なくと
もターンテーブル１６の磁気回路形成部材１９のマグネ
ット１７と対向する円形凸部１５の部分（クランプエリ
ア）２３が強磁性体によって形成されている。この場合
、補強板１４は必ずしも円形凸部１５の部分のみを強磁
性体によって形成したものに限定されるものではなく、
補強板１４仝体を強磁性体によって形成してもよい。

そこで、上記構成のものにあっては先ディスク１１の補
強板１４の少な（ともターンテーブル１６の磁気回路形
成部材１９のマグネット１７と対向する円形凸部１５の
クランプエリア部分２１３を強磁性体によって形成した
ので、光ディスク１１のクランプ時にはターンテーブル
１６のマグネット１７の磁力によって先ディスク１１の
一面側の補強板１４の円形凸部１５をターンテーブル１
６側に吸着させ、光ディスク１１をターンテーブル１６
側にクランプさせることができる。そのため、従来のよ
うに光ディスク１１の内周部位に磁性金属材料によって
形成された別体のハブ３゜３（第４図に示す）を光ディ
スク１１の本体の両面にそれぞれ取付ける必要がないの
で、光ディスク１１の構成部品数の増加を防止すること
ができ、コスト低下を図ることができる。さらに、光デ
ィスク１１の製作時に光ディスク１１の基板１２゜１２
の内周部位に別体のハブ９．９を取付ける面倒な作業を
省略することができるので、従来に比べて光ディスク１
１製作時の作業工程を低減することができる。

なお、この発明は上記実施例に限定されるものではない
。例えば、第３図に示すようにエアーサンドイッチ型の
光ディスク３１にこの発明を適用してもよい。この光デ
ィスク３１は情報記録層３２をＨする円形の２枚の基板
３３．３３を情報記録層３２．３２が内側になるように
内側スペーサ３４および外側スペーサ３５を挟んで接着
させたものである。この場合、内側スペーサ３４には光
ディスク３１の基板３３．３３の反り等の変形を防止す
る補強板３６が設けられており、この補強板３６と基板
３３．３３との間に気密状態のエア層３７．３７が形成
されている。さらに、この内側スペーサ３４の内周部に
は両面に基板３３゜３３の中心部に形成された円孔３３
ａ、３３ａと対応する形状の円形凸部３８．’−３８が
それぞれ形成されている。そして、これらの円形凸部３
８゜３８か基板３３．３３の円孔３３ａ、３３ａに嵌め
込まれており、円形凸部３８．３８は基板３３゜３３の
円孔３３ａ、３３ａを介して外部側に露出されている。

さらに、この内側スペーサ３４の中心部にはディスク駆
動手段の回転軸１０の芯出し部１０ａと嵌合する中心孔
３９が形成されている。

また、この内側スペーサ３４は少なくともターンテーブ
ル１６の磁気回路形成部材１９のマグネット１７と対向
するクランプエリア部分４０が強磁性体によって形成さ
れている。この場合、内側スペーサ３４は必ずしもター
ンテーブル１６の磁気回路形成部材１９のマグネット１
７と対向するクランプエリア部分４０のみを強磁性体に
よって形成したものに限定されるものではなく、内側ス
ベ−サ３４全体を強磁性体によって形成してもよい。

また、上記実施例では光ディスク１１の側基板１２．１
２間に補強板１４、或いはエアーサンドイッチ型の光デ
ィスク３１の側基板３３．３３間に内側スペーサ３４の
補強板３６をそれぞれ配設させた構成のものを示したが
、外径寸法が小さい小形の光ディスクのように補強板２
４や内側スペーサ３４の補強板３６等が設けられていな
い光ディスクの内側スペーサ３４を強磁性体によって形
成してもよい。

さらに、その他この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々
変形実施できることは勿論である。

［発明の効果］ この発明によれば対向配置された一対の略円敗状の基板
間で基板の中央部位に形成されだ円孔内に嵌着される嵌
着部を設けるとともに、この嵌召部の露出面と基板の外
面とを同一平面上に並設させ、かつ嵌着部を強磁性体に
よって形成したので、情報記憶媒体本体の構成部品数を
低減してコスト低下を図ることができるとともに、情報
記憶媒体本体製作時の作業工程を低減することができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図はこの発明の一実施例を示すもので
、第１図は光ディスクのクランプ状態を示す要部の縦断
面図、第２図は同平面図、第３図は別の実施例の要部構
成を示す縦断面図、第４図は従来の光ディスクの要部構
成を示す縦断面図である。 １１．３１・・・光ディスク（情報記憶媒体）、１２．
３３・・・基板、１２ａ、３３ａ・・・円孔、１４゜３
６・・・補強板、１５．３８・・・円形凸部（嵌着部）
。 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 対向配置された一対の略円板状の基板間で前記基板の中
   央部位に形成された円孔内に嵌着される嵌着部を設ける
   とともに、この嵌着部の露出面と前記基板の外面とを同
   一平面上に並設させ、かつ前記嵌着部を強磁性体によっ
   て形成したことを特徴とする情報記憶媒体。