JPH10269662A - ディスククランプ装置 - Google Patents

ディスククランプ装置

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Publication number
JPH10269662A
JPH10269662A JP6758097A JP6758097A JPH10269662A JP H10269662 A JPH10269662 A JP H10269662A JP 6758097 A JP6758097 A JP 6758097A JP 6758097 A JP6758097 A JP 6758097A JP H10269662 A JPH10269662 A JP H10269662A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disk
yoke
turntable
clamper
clamping device
Prior art date
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Pending
Application number
JP6758097A
Other languages
English (en)
Inventor
Sakae Saito
栄 斎藤
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP6758097A priority Critical patent/JPH10269662A/ja
Publication of JPH10269662A publication Critical patent/JPH10269662A/ja
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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 クランパー組品を支持するクランパー支持ア
ングルを薄板の磁性材にて形成した場合であっても、常
に安定したディスクのチャッキング動作を行うことが可
能なディスククランプ装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 スピンドルモータ軸3に固定され、ディ
スク4を保持するためのターンテーブル部と、支持アン
グル43によって自重支持され、ディスク4をチャッキ
ングするためのクランプ部とを具備し、前記クランプ部
に設けた永久磁石7及び継鉄39と、前記ターンテーブ
ル部に設けた継鉄8とによって生じる磁気吸着作用によ
って、前記ディスク4を前記ターンテーブル部にチャッ
キングするディスククランプ装置において、前記クラン
プ部に設けた継鉄39を、前記永久磁石7の背面及び側
面を被覆する形状としてなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トレイローディン
グ方式を用いたディスク記録再生装置などに用いられる
ディスククランプ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、ディスク記録再生装置におい
ては、記録再生時のディスクの芯振れが大きいと、記録
再生ヘッドの追従が困難となり、良好な記録再生が行わ
れない場合があるので、ディスクをターンテーブル上で
センタリングし、尚且つ機器の薄型化に併せて極力薄型
化を図ったディスククランプ装置の開発がなされてい
る。
【0003】従来のこの種のディスククランプ装置を、
例えば特開平3−120663号公報等に開示されてい
るものについて、図7乃至図9とともに以下説明する。
ここで、図7は従来のディスククランプ装置におけるデ
ィスク装着前を示す側断面説明図、図8は従来のディス
ククランプ装置におけるディスク装着時を示す側断面説
明図、図9は従来のディスククランプ装置における磁界
経路を示す説明図である。
【0004】従来のディスククランプ装置において、タ
ーンテーブル1は、スピンドルモータ2にスピンドルモ
ータ軸3を介して組み込まれており、様々なディスク4
の内径に対応するための調芯リング5、該調芯リング5
を複動させるための複動スプリング6、及びマグネット
7(永久磁石)に対向するヨーク兼キャップ(継鉄)8
によってターンテーブル組品が構成されている。
【0005】一方、マグネット7、バックヨーク板(継
鉄)9、クランプハンガー10、先導ピン11、及びデ
ィスク押さえ部12によってクランパー組品が構成され
ている。このクランパー組品は、クランパー支持アング
ル13によりターンテーブル組品のスピンドルモータ軸
3に向かって自重支持されている。
【0006】ディスク4は、図8に示すように、クラン
パー組品によりターンテーブル1にチャッキングされ
る。このディスク4のチャッキングは、例えば多極着磁
されたマグネット7、バックヨーク板9、及びマグネッ
ト7に対向するヨーク兼キャップ8によって生じる磁気
吸着作用による。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のディスククランプ装置においては、メカニズム
の薄型化を図るために、クランパー組品を支持するクラ
ンパー支持アングル13を、例えば鋼板のような薄板磁
性材にしようとする場合、図9に示すように、マグネッ
ト7、バックヨーク板9、及びクランパー支持アングル
13による矢印D方向の磁界が発生してしまう。
【0008】この矢印D方向の磁界によって、クランパ
ー組品が磁気浮上してしまうとともに、待機位置が定ま
らなかったり、クランパー組品自体が傾斜してしまった
りして、正確にディスク4をチャッキングすることがで
きなくなるという問題があった。
【0009】従って、クランパー組品を支持するクラン
パー支持アングル13は樹脂にせざるを得ず、また、強
度の問題もあるためかなりの厚みを必要とするという問
題があった。
【0010】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、クランパー組品を支持するクランパー支持
アングルを薄板の磁性材にて形成した場合であっても、
常に安定したディスクのチャッキング動作を行うことが
可能なディスククランプ装置を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係るディスクク
ランプ装置は、スピンドルモータ軸に固定され、ディス
クを保持するためのターンテーブル部と、支持アングル
によって自重支持され、ディスクをチャッキングするた
めのクランプ部とを具備し、前記クランプ部に設けた永
久磁石及び継鉄と、前記ターンテーブル部に設けた継鉄
とによって生じる磁気吸着作用によって、前記ディスク
を前記ターンテーブル部にチャッキングするディスクク
ランプ装置において、前記クランプ部に設けた継鉄を、
前記永久磁石の背面及び側面を被覆する形状としてなる
ものである。
【0012】これによって、クランプ部に設けた継鉄
を、永久磁石の背面のみならず側面までを被覆する形状
としているので、磁界経路をクランプ部内での閉経路と
することができ、従って、支持アングルを薄板の磁性材
にて形成した場合であっても、磁気的な浮上の発生を防
止して、常に安定したディスクのチャッキング動作を行
わせることが可能となる。従って、支持アングルを薄板
の磁性材にて形成することができ、メカニズムの薄型化
を図ることができる。
【0013】また、永久磁石の側面への漏磁束が減少し
磁気効率が向上するので、その分永久磁気を小さくする
ことが可能である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明のディスククランプ
装置の一実施形態を、図1乃至図6とともに説明する
が、上記従来例と同一部分には同一符号を付し、その説
明は省略する。ここで、図1は本実施形態のディスクク
ランプ装置におけるディスク装着前を示す側断面説明
図、図2は本実施形態のディスククランプ装置における
ディスク装着時を示す側断面説明図、図3は本実施形態
のディスククランプ装置における磁界経路を示す説明図
である。
【0015】また、図4は本実施形態のディスククラン
プ装置を用いたディスクローディング機構におけるディ
スク装着前を示す側断面説明図、図5は本実施形態のデ
ィスククランプ装置を用いたディスクローディング機構
におけるディスク装着途中を示す側断面説明図、図6は
本実施形態のディスククランプ装置を用いたディスクロ
ーディング機構におけるディスク装着完了時を示す側断
面説明図である。
【0016】本実施形態のディスククランプ装置は、ク
ランパー組品を支持するクランパー支持アングル43
を、例えば鋼板のような薄板磁性材により形成するとと
もに、バックヨーク板39を、マグネット7の側面まで
覆うような形状としている。これによって発生する磁界
経路は、図3における矢印C方向のように、クランパー
組品内部での閉経路となっている。
【0017】また、本実施形態のディスククランプ装置
を用いたディスクローディング機構は、図4乃至図6に
示すように、トレイ51が、図示しない移送機構によっ
て、キャビネット52の外面に設けられた開口部53か
ら矢印A方向にスライドしながら挿入され、ディスク4
を内部所定位置まで移送するように設けられている。
【0018】一方、ターンテーブル組品は、光学式ピッ
クアップユニット54とともに支持体55に配置されて
おり、その支持体55の一端はキャビネット52に回転
自在に軸支されている。また、クランパー組品は、ター
ンテーブル組品上方のクランパー支持アングル43に回
転自在に取着されており、図6に示すようにディスク4
がプレイ位置にある状態では、該ディスク4をターンテ
ーブル組品に押圧しながら、ターンテーブル組品と同時
に回転する。
【0019】次に、上記構成のディスクローディング機
構の動作について説明する。図4に示すアンローディン
グ位置においては、トレイ51はキャビネット52から
突出した状態になっており、支持体55はトレイ51か
ら離間して、その下方で待機している。また、クランパ
ー組品はクランパー支持アングル43に支持された状態
で待機している。
【0020】このとき、クランパー支持アングル43は
強磁性材によって形成されているので、薄板にもかかわ
らず強度の保持が可能である。また、バックヨーク板3
9をマグネット7の側面まで覆った形状としているの
で、磁界経路はクランパー組品内での閉路となり磁気的
な浮上は発生せず、自重支持された状態となっている。
【0021】そして、ディスク4がトレイ51に搭載さ
れた状態でキャビネット52内部の所定位置まで運搬さ
れてくると、図5に示すように、図示しない駆動機構に
よって支持体55が駆動されて矢印B方向上方に回転
し、トレイ51に搭載されたディスク4のセンターホー
ル部を、支持体55に固着されたスピンドルモータ2に
スピンドルモータ軸3を介して配置された調芯リング5
により、トレイ51との接触面から持ち上げるように押
圧する。
【0022】このとき、ディスク4はクランパー組品に
よってターンテーブル組品に磁力でチャッキングされ
る。このチャッキングの際、先導ピン11がマグネット
7に対向したヨーク兼キャップ8のテーパ部によって導
入されセンタリングされる。以上により、ディスク4が
プレイ動作可能状態に設定され、図6に示すような、ロ
ーディング完了状態となる。
【0023】以上説明したように、本実施形態のよう
に、バックヨーク板39の形状を、マグネット7の側面
まで覆うように形成することにより、クランパー組品を
支持するクランパー支持アングル43を薄板の磁性体に
より形成した場合であっても、常に安定したディスク4
のクランプ動作を行わせることができる。
【0024】即ち、クランパー支持アングル43とし
て、例えば鋼板のような強磁性材を使った薄板を採用す
ることができるので、メカニズムの薄型化を図ることが
可能となる。また、マグネット7の側面への漏磁束が減
少して磁気効率が向上するので、マグネット7を小さく
しても所定の磁気吸着力を得ることが可能となる。
【0025】尚、上述したディスククランプ装置の一実
施形態は、光学的に記録或いは再生を行うディスクを取
り扱うものについて説明したが、本発明は特にこれに限
定されるものではなく、広くトレイローディング方式を
用いたディスク記録再生装置に適用できることは言うま
でもない。
【0026】
【発明の効果】本願発明に係るディスククランプ装置
は、上述したとおり、クランプ部に設けた継鉄を、永久
磁石の背面のみならず側面までを被覆する形状としてい
るので、磁界経路をクランプ部内での閉経路とすること
ができ、従って、支持アングルを薄板の磁性材にて形成
した場合であっても、磁気的な浮上の発生を防止して、
常に安定したディスクのチャッキング動作を行わせるこ
とが可能となる。従って、支持アングルを薄板の磁性材
にて形成することができ、メカニズムの薄型化を図るこ
とができる。
【0027】また、永久磁石の側面への漏磁束が減少し
磁気効率が向上するので、その分永久磁気を小さくする
ことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスククランプ装置の一実施形態に
おけるディスク装着前を示す側断面説明図である。
【図2】本発明のディスククランプ装置の一実施形態に
おけるディスク装着時を示す側断面説明図である。
【図3】本発明のディスククランプ装置の一実施形態に
おける磁界経路を示す説明図である。
【図4】本発明のディスククランプ装置の一実施形態を
用いたディスクローディング機構におけるディスク装着
前を示す側断面説明図である。
【図5】本発明のディスククランプ装置の一実施形態を
用いたディスクローディング機構におけるディスク装着
途中を示す側断面説明図である。
【図6】本発明のディスククランプ装置の一実施形態を
用いたディスクローディング機構におけるディスク装着
完了時を示す側断面説明図である。
【図7】従来のディスククランプ装置におけるディスク
装着前を示す側断面説明図である。
【図8】従来のディスククランプ装置におけるディスク
装着時を示す側断面説明図である。
【図9】従来のディスククランプ装置における磁界経路
を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ターンテーブル 2 スピンドルモータ 3 スピンドルモータ軸 4 ディスク 5 調芯リング 6 復動スプリング 7 マグネット 8 ヨーク兼キャップ 10 クランプハンガー 11 先導ピン 12 ディスク押さえ板 39 バックヨーク板 43 クランパー支持アングル 51 トレイ 52 キャビネット 53 開口部 54 光学式ピックアップユニット 55 支持体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スピンドルモータ軸に固定され、ディス
    クを保持するためのターンテーブル部と、 支持アングルによって自重支持され、ディスクをチャッ
    キングするためのクランプ部とを具備し、 前記クランプ部に設けた永久磁石及び継鉄と、前記ター
    ンテーブル部に設けた継鉄とによって生じる磁気吸着作
    用によって、前記ディスクを前記ターンテーブル部にチ
    ャッキングするディスククランプ装置において、 前記クランプ部に設けた継鉄を、前記永久磁石の背面及
    び側面を被覆する形状としたことを特徴とするディスク
    クランプ装置。
JP6758097A 1997-03-21 1997-03-21 ディスククランプ装置 Pending JPH10269662A (ja)

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JP6758097A JPH10269662A (ja) 1997-03-21 1997-03-21 ディスククランプ装置

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