JPH01251312A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JPH01251312A
JPH01251312A JP7679088A JP7679088A JPH01251312A JP H01251312 A JPH01251312 A JP H01251312A JP 7679088 A JP7679088 A JP 7679088A JP 7679088 A JP7679088 A JP 7679088A JP H01251312 A JPH01251312 A JP H01251312A
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JP7679088A
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Koichi Shinohara
紘一 篠原
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は高密度磁気記録に適する強磁性金属薄膜を磁気
記録層とする磁気記録媒体に関する。
従来の技術 現在最高の記録密度を得ている、磁気記録層表面との回
転磁気ヘッドとの直接摺動け、今後の高密度化を担う強
磁性金属薄膜を磁気記録層とする磁気記録媒体にとって
、耐久性の確保を重要な課題として位置づけさせること
になっている。この課題解決の主流は、保護潤滑層によ
シ、直接磁気記録層表面を摺動に用いないようにするこ
とで、炭化水素系化合物を用いて炭素を主成分とする皮
膜を設けたり(特開昭53−143206号公報)、ダ
イアモンド構造をもつカーボン膜を設ける(特開昭59
−127232号公報)ことや、CF、ガスと炭化水素
化合物のグロー放電によりアモルファスカーボン膜を配
したり(特開昭62−279521を公報Lアモルファ
スカーボン膜トフロロカーボン系の潤滑剤層を積層した
もの(特開昭61−142525号公報)プラズマ重合
膜と有機物蒸着膜の積層(特開昭61−151837号
公報)バーフルオロアルキルカルボン酸の真空蒸着膜(
特開昭61−220116号公報)等が試みられている
一方、磁気記録層に微細な突起を配する方法(特開昭5
9−207422号公報、特開昭59−223932号
公報、特開昭60−69816号公報)は上記した保護
潤滑層と組み合わせることで著しい耐久性向上をはかる
ことができ有望視されている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、従来提案されている微粒子塗布層上に強
磁性金属薄膜を配したものは、短波長になると、変調ノ
イズが増加し、耐久性確保のための保護層によるスペー
シング損失とでC/Nが低下するため改善が望まれてい
た。本発明は上記した事情に鑑みなされたもので、C/
Hと耐久性の優れた磁気記録媒体を提供するものである
課題を解決するための手段 本発明の磁気記録媒体は、上記した課題を解決するため
、高分子フィルム上に無機微粒子が平均的に分散した部
分と該微粒子の密分散域で囲まれたオリゴマー突起が分
布する部分から成る微粒子に基づく突起を有する強磁性
金属薄膜を磁気記録層としたものである。
作用 本発明の磁気記録媒体は上記した構成により。
均一に微粒子を分散したものと異なり、先ずオリゴマー
が形成する突起部がヘッド面と衝突することで、ヘッド
に対する応力が弱まり、変調ノイズが改善され、テープ
側からみると、オリゴマーは均一にできないためオリゴ
マーが変形した時オリゴマーの周囲に微粒子の密度の高
い領域を配しであるので、完全にオリゴマーが変形しき
ってしまうまで応力を受けないですむ。したがって持続
性が維持され、平均的に分散した微粒子とで耐久性も向
上するので、保護膜によるスペーシング損失を改善でき
ることがらC/Nと、耐久性をバランスよく改善できる
ことになる。
実施例 以下1図面を参照しながら本発明の一実施例について詳
しく説明する。図は本発明の磁気記録媒体の一実施例の
拡大断面図である。図で11fiポリエチレンテレフタ
レート、ポリフェニレンサルファイド、ポリカーボネー
ト、ポリエーテルサルフォノ。ポリイミド等の高分子フ
ィルム、2はオリゴマーからなる突起である。3は該オ
リゴマーを囲む、密に無機微粒子が分散した突起群ム、
4は無機微粒子が平均的に分散してくる突起群Bである
。上記オリゴマー突起は0.01〜4ケ/(μm ) 
2゜突起群ムは突起群Bの密度の4〜100倍の密度に
構成するもので、突起群Bは6〜200ケ/(μm )
 2  の範囲で構成するのが好ましい。6はCo−N
i 、Co−0r 、Co −0、Co−Ti 、 C
o −Mo 。
Go−Ni−0,Co−0r−Nb等の強磁性金属薄膜
で、電子ビーム蒸着法、スパッタリング法等により形成
されるもので、6は保護潤滑剤層で、プラズマ重合膜、
炭素膜、MoS2膜、脂肪酸、脂肪酸アミド等の組み合
わせで適宜構成すればよい。
以下、更に具体的に本発明の一実施例について詳しく説
明する。厚み1oII!aのポリエチレンテレフタレー
トフィルム上にシリコーンオイルヲ水の接触角が88度
になるように極めて薄く塗布した状態で、直径150人
のSiO2微粒子を平均密度16ケ/(μm)  とな
るよう塗布した。その結果、0.07ケ/(Illl)
  の密度で微粒子のないほぼ円形の部分が(直径O,
Sμm )形成され、その部分からは、後述するオリゴ
マーが析出し11円形のオリゴマー以外に微粒子のない
部分を取り囲んで、直径0.8μmから1.2μmの間
に平均密度で100ケ/(μm)2 配設された微粒子
塗布層が形成されたものである。次に酸素分圧3×1O
−5(TOrr) 〜35 X 10  (Torr)
でCo−N1(Co:Ni =80 : 20 )を最
小入射角42度で0.1 pm電子ビーム蒸着した。そ
の際前述したようにオリゴマーが析出するように直径1
rrLの円筒キャンの表面温度を120″Cとして蒸着
を行った。析出したオリゴマーを核にして、形成された
Go−Ni−0膜の突起は高さがSiO□微粒子の形成
する突起より、60〜100人高く、3〜6倍の拡がり
をもっていた。磁気記録層の上に、真空蒸着法でパーフ
ルオロオクタン酸を約60人形成し、8ミリ幅の磁気テ
ープを得た。一方比較例として、厚み10III11の
ポリエチレンテレフタレートフィルム上に、300V 
、300(W )、ムr+0□=8X10−2(Tor
r)ムr:02=1:2のグロー放電処理後、直径20
0人のSiO2微粒子を19ケ/(μm) 配し、その
上にC1o−Niをキャン温度を36°Cとした以外は
実施例と同じ条件で0.1μ重電子ビーム蒸着し、更に
その上にグラファイトをターゲットにして100人のア
モルファスカーボン膜を配してからパーフルオロオクタ
ン酸を60人蒸着し、8ミリ幅の磁気テープを準備した
。両者のテープを8ミリビデオを改造し、ギャップ長0
.24μmのメタルインギャップアモルファスヘッドで
、輝度信号の周波数を7(MHz)として、記録再生し
た。初期の出力は実施例が2.7 ((1B )良好で
、40’CB15%RHでは150回再生後の再生出力
は夫々初期値に対し、実施例、比較例ともに−0,7〜
−1,1(dB)の範囲で、5 ”C85%RH−Qj
、夫h −0,6〜−1,o (dB)の範囲で、相対
値に比較すると実施例の方が出力が大きい状態で実用に
供せることができることがわかる。C/Nもほぼ出力に
比例した値であった。
発明の効果 以上のように本発明によれば、高密度記録再生特性と耐
久性を共にバランスよく改善できるといったすぐれた効
果がある。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例の磁気記録媒体の拡大断面図であ
る。 1・・・・・・高分子フィルム、2・・・・・・オリゴ
マー突起。 3・・・・・・突起群ム、4・・・・・・突起群B、5
・・・・・・強磁性金属薄膜、6・・・・・・保護潤滑
剤層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 高分子フィルム上に無機微粒子が平均的に分散した部分
    と、該微粒子の密分散域で囲まれたオリゴマー突起が分
    布する部分から成る微粒子に基づく突起を有する強磁性
    金属薄膜を磁気記録層としたことを特徴とする磁気記録
    媒体。
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