JPH01250539A - ダンパー - Google Patents
ダンパーInfo
- Publication number
- JPH01250539A JPH01250539A JP7854788A JP7854788A JPH01250539A JP H01250539 A JPH01250539 A JP H01250539A JP 7854788 A JP7854788 A JP 7854788A JP 7854788 A JP7854788 A JP 7854788A JP H01250539 A JPH01250539 A JP H01250539A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- damper
- guide
- splice
- splice plates
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 abstract description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract 1
- 229910001209 Low-carbon steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
この発明は地震等により構造物が受ける振動エネルギー
を吸収するためのダンパーに関するものである。
を吸収するためのダンパーに関するものである。
（従来の技術）
従来、ダンパーの構造物への利用例としては免震構造へ
の利用が上げられ、種々のタイプのダンパーが考えられ
ている。
の利用が上げられ、種々のタイプのダンパーが考えられ
ている。
これらの多くは粘性体を利用した粘性ダンパー、シリン
ダー型のオイルダンパー、或いは軟鋼を用いた弾塑性ダ
ンパー等であてる。
ダー型のオイルダンパー、或いは軟鋼を用いた弾塑性ダ
ンパー等であてる。
（発明が解決しようとする問題点）
しかしながら、粘性ダンパーやオイルダンパーはメンテ
ナンスが必要で設計も難しいため、エネルギー吸収能力
のあまり大きなも゛のは期待出来ない。また、オイルダ
ンパーは方向性が限定され、エネルギー吸収能力もあま
り大きくない。更に、軟鋼棒等を用いた従来の弾塑性ダ
ンパーもあまり大きなエネルギー吸収能力が期待出来な
いだけでなく、形状が複雑だったり、大型化する等の設
計上の問題がある。
ナンスが必要で設計も難しいため、エネルギー吸収能力
のあまり大きなも゛のは期待出来ない。また、オイルダ
ンパーは方向性が限定され、エネルギー吸収能力もあま
り大きくない。更に、軟鋼棒等を用いた従来の弾塑性ダ
ンパーもあまり大きなエネルギー吸収能力が期待出来な
いだけでなく、形状が複雑だったり、大型化する等の設
計上の問題がある。
この発明はこのような前記従来の問題点を解決するため
に提案されたもので、エネルギー吸収能力が極めて大き
く、取り扱い及び設計が容易にできるダンパーを提供す
ることを目的とする。
に提案されたもので、エネルギー吸収能力が極めて大き
く、取り扱い及び設計が容易にできるダンパーを提供す
ることを目的とする。
（問題点を解決するための手段）
この発明は性能がよくしかもコンパクトで取りつけ容易
なダンパーに関するもので、被接合体の双方にスプライ
スプレートがそれぞれボルト止めしてあり、当該スプラ
イスプレートのうち、一方のスプライスプレートに水平
方向に細長いガイド孔が水平方向に一定間隔おきに穿設
してあり、他方のスプライスプレートには前記ガイド孔
に貫通した状態にガイドボルトが突設しであると共に当
該ガイドボルトに固定ナツトが螺合してあり、且つ前記
スプライスプレート間に塑性変形体若しくは粘性体が介
在してあることを特徴とする。
なダンパーに関するもので、被接合体の双方にスプライ
スプレートがそれぞれボルト止めしてあり、当該スプラ
イスプレートのうち、一方のスプライスプレートに水平
方向に細長いガイド孔が水平方向に一定間隔おきに穿設
してあり、他方のスプライスプレートには前記ガイド孔
に貫通した状態にガイドボルトが突設しであると共に当
該ガイドボルトに固定ナツトが螺合してあり、且つ前記
スプライスプレート間に塑性変形体若しくは粘性体が介
在してあることを特徴とする。
（実施例）
以下、この発明を図示する一実施例によって説明する。
第１図及び第２図はこの発明に係るダンパーＡを示した
もので、図中番号１及び２はスプライスプレート、番号
３は塑性変形体若しくは粘性体である。
もので、図中番号１及び２はスプライスプレート、番号
３は塑性変形体若しくは粘性体である。
また、番号４と５はこの発明に係るダンパーによって接
合される鉄骨梁や鉄骨柱等の被接合体である。
合される鉄骨梁や鉄骨柱等の被接合体である。
スプライスプレート１，１は被接合体４の両側部に複数
本の取付ボルト６、・・・によってボルト止めされ、ス
プライスプレート２，２は被接合体５の両側部に複数本
の取付ボルト６、・・・によってボルト止めされている
。
本の取付ボルト６、・・・によってボルト止めされ、ス
プライスプレート２，２は被接合体５の両側部に複数本
の取付ボルト６、・・・によってボルト止めされている
。
スプライスプレート１，１の上下両端部には、水平方向
に細長いガイド孔７．・・・が水平方向に一定間隔おき
に穿設されている。
に細長いガイド孔７．・・・が水平方向に一定間隔おき
に穿設されている。
また、スプライスプレート２，２の上下両端の側面部に
は前記ガイド孔７．・・・に貫通しうる複数本のガイド
ボルト８．・・・が水平方向に一定間隔おきに突設され
ている。そして当該ガイドボルト８．・・・は前記ガイ
ド孔７．・・・を貫通し、その先端部には固定ナツト９
．・・・がそれぞれ螺合されている。
は前記ガイド孔７．・・・に貫通しうる複数本のガイド
ボルト８．・・・が水平方向に一定間隔おきに突設され
ている。そして当該ガイドボルト８．・・・は前記ガイ
ド孔７．・・・を貫通し、その先端部には固定ナツト９
．・・・がそれぞれ螺合されている。
また、スプライスプレート１とスプライスプレート２と
の間には鉛等の塑性変形体若しくは粘弾性体３．３が介
在されている。
の間には鉛等の塑性変形体若しくは粘弾性体３．３が介
在されている。
このような構成に於いて、被接合体４と５間に図示する
方向に水平剪断力Ｑが作用した場合、被接合体４と５が
スプライスプレート１，２と共にガイド孔７．・・・の
内径の範囲内で相反する方向に移動し、これに伴って左
右塑性変形体３゜３が塑性変形する。その結果、水平剪
断力Ｑが吸収され、したがって大きな地震エネルギーに
よる建物の脆性破壊を回避できる。
方向に水平剪断力Ｑが作用した場合、被接合体４と５が
スプライスプレート１，２と共にガイド孔７．・・・の
内径の範囲内で相反する方向に移動し、これに伴って左
右塑性変形体３゜３が塑性変形する。その結果、水平剪
断力Ｑが吸収され、したがって大きな地震エネルギーに
よる建物の脆性破壊を回避できる。
粘性体３，３が介在されている場合も同様の効果を有す
る。
る。
なお、図中番号１０．１０はスプライスプレート１．２
間に塑性変形体若しくは粘性体３゜３を介在するために
必要なスペースを確保する目的で設置されたライナープ
レートであり、番号１１．１１は被接合体４とスプライ
スプレート２，２とが密着しないように介在されたフィ
ラープレートである。
間に塑性変形体若しくは粘性体３゜３を介在するために
必要なスペースを確保する目的で設置されたライナープ
レートであり、番号１１．１１は被接合体４とスプライ
スプレート２，２とが密着しないように介在されたフィ
ラープレートである。
第３図〜第５図はこの発明に係るダンパーの使用例を示
したもので、第３図は柱１２．１２に使用した場合を示
し、第４図は梁１３，１３に使用した場合を示し、又第
５図は壁１４に使用した場合を示したものである。
したもので、第３図は柱１２．１２に使用した場合を示
し、第４図は梁１３，１３に使用した場合を示し、又第
５図は壁１４に使用した場合を示したものである。
（発明の効果）
この発明は以上の構成から成るので、以下の効果を有す
る。
る。
■ 極めて簡単な構造で有りながら地震エネルギー吸収
能力が大きく、ダンパーとしての効率が高い。また、構
造が簡単故に製作も容易で量産も可能である。
能力が大きく、ダンパーとしての効率が高い。また、構
造が簡単故に製作も容易で量産も可能である。
■ また、塑性変形体或いは粘性体の大きさ及び厚さを
適当に変更することによりダンパーの剛性、エネルギー
吸収量を自由に調整出来る。
適当に変更することによりダンパーの剛性、エネルギー
吸収量を自由に調整出来る。
第１図及び第２図はこの発明に係るダンバ−を示したも
ので、第１図はその縦断面図、第２図はその側面図、第
３図、第４図及び第５図はダンパーの使用状態を示す柱
・梁架構の一部側面図である。 Ａ・・・ダンパー、１．２・・・スプライスプレート、
３・・・塑性変形体、４，５・・・被接合体、６・・・
取付ボルト、７・・・ガイド孔、８・・・ガイドボルト
、９・・・固定ナツト、ｌＯ・・・ライナープレート、
１１・・・フィラープレート、１２・・・柱、１３・・
・梁、１４・・・壁。
ので、第１図はその縦断面図、第２図はその側面図、第
３図、第４図及び第５図はダンパーの使用状態を示す柱
・梁架構の一部側面図である。 Ａ・・・ダンパー、１．２・・・スプライスプレート、
３・・・塑性変形体、４，５・・・被接合体、６・・・
取付ボルト、７・・・ガイド孔、８・・・ガイドボルト
、９・・・固定ナツト、ｌＯ・・・ライナープレート、
１１・・・フィラープレート、１２・・・柱、１３・・
・梁、１４・・・壁。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、被接合体の双方にスプライスプレートがそれぞれボ
ルト止めしてあり、当該スプライスプレートのうち、一
方のスプライスプレートに水平方向に細長いガイド孔が
水平方向に一定間隔おきに穿設してあり、他方のスプラ
イスプレートには前記ガイド孔に貫通した状態にガイド
ボルトが突設してあり、当該ガイドボルトに固定ナット
が螺合してあり、且つ前記スプライスプレート間に塑性
変形体が介在してあることを特徴とするダンパー。 ２、スプライスプレート間に粘性体が介在してあること
を特徴とする請求項第１項記載のダンパー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7854788A JPH0686773B2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | ダンパー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7854788A JPH0686773B2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | ダンパー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01250539A true JPH01250539A (ja) | 1989-10-05 |
| JPH0686773B2 JPH0686773B2 (ja) | 1994-11-02 |
Family
ID=13664944
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7854788A Expired - Fee Related JPH0686773B2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | ダンパー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0686773B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06229145A (ja) * | 1993-02-01 | 1994-08-16 | Kajima Corp | 建物架構の震動減衰装置 |
| WO2000071840A1 (fr) * | 1999-05-19 | 2000-11-30 | Nippon Steel Corporation | Element antivibrations integralement constitue d'amortisseur elastoplastique et viscoplastique |
-
1988
- 1988-03-31 JP JP7854788A patent/JPH0686773B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06229145A (ja) * | 1993-02-01 | 1994-08-16 | Kajima Corp | 建物架構の震動減衰装置 |
| WO2000071840A1 (fr) * | 1999-05-19 | 2000-11-30 | Nippon Steel Corporation | Element antivibrations integralement constitue d'amortisseur elastoplastique et viscoplastique |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0686773B2 (ja) | 1994-11-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |