JPH0124760Y2 - - Google Patents

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JPH0124760Y2
JPH0124760Y2 JP5117483U JP5117483U JPH0124760Y2 JP H0124760 Y2 JPH0124760 Y2 JP H0124760Y2 JP 5117483 U JP5117483 U JP 5117483U JP 5117483 U JP5117483 U JP 5117483U JP H0124760 Y2 JPH0124760 Y2 JP H0124760Y2
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JP
Japan
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optical
optical system
cover
disk
vibration isolator
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JP5117483U
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JPS59157221U (ja
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  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、光ビームにより回転駆動される円盤
状記録媒体(デイスク)に所定の信号を記録する
光学的記録装置、特にビデオデイスクやPCMオ
ーデイオデイスクの記録原盤を記録する原盤記録
装置等の高精度の記録が望まれる光学的記録装置
に利用して効果の大なるものである。
従来例の構成とその問題点 この種の光学的原盤記録装置は、例えば1〜
2μm程度のトラツクピツチで、サイズが1μm以下
のピツトとして信号を順次回転するデイスク上に
記録するものであり、精密な光学系とメカニズム
を有している。そのために光学系部分は空気の流
れや温度変化を軽減除去するために外雰囲気と隔
離するカバーで覆われており、また、装置全体は
床から伝わる振動を除くために、空気ばね等によ
つて支持された防振台に組立てられている。しか
し、この防振台は振動伝達率を小さくするために
共振周波数を出来るだけ小さくする様に設計され
ているので、ばねのステイフネスが小さく、オペ
レータが装置を覆うカバーに手を触れると防振台
上の装置が揺動を起こしたり、また設置された室
のドアの開閉などによつて室内の音圧が変化する
と振動を起こすというような事があつた。そのた
めに装置全体を覆うカバーを防振台から隔離して
設け、外から加わる力に対して防振台上の装置を
守る様にしたものが考えられている。第1図にそ
れらの従来例を示す。1はレジストを塗布された
ガラス盤(原盤)であり、2はスピンドルであ
り、図示されていない駆動モータによつて所望の
回転数で回転させられる。3は例えばエヤースラ
イダーのような送りガイドであり、やはり図示さ
れていない送りモータ等によつて光学系に対して
ガラス盤1が移動させられる。矢印4がその移動
方向を示している。5は光学系を示しており、5
aは記録用レーザー、5bはレーザービーム、5
cは光学台を示しており、レンズ、光変調器、ミ
ラーなどは簡略化して示してある。6は鋳の定盤
などでできている装置基台であり、この装置基台
6上に前記送りガイド3や光学系5が設けられて
おり、この装置基台6は空気ばねによる防振装置
7で支持されている。8は空気ばねによつて浮上
している定盤6とは隔離して設けられている装置
カバーである。9はカバーに取り付けられたガラ
ス盤出し入れ用の開閉蓋である。この第1図に示
す装置では、装置外から加わる外乱に対してはカ
バー8が守つているが、ガラス盤1の着脱の際に
開閉蓋9を開けると光学系5の雰囲気が外の空気
と交わりせつかく安定した温度が変化してしま
う。そのためにレーザーや光変調器など温度変化
に敏感なものの特性が変化し光軸を狂わしてしま
う事がある。また装置内で発生する外乱としてガ
ラス盤の回転によつて生じる空気流があり、これ
が光学系のところに来るとレーザービームの揺ぎ
等を起こす原因となつていた。
考案の目的 本考案は上記した欠点を除き、装置内外で発生
する各種の外乱に対して光学系を守るよう構成し
たものである。
考案の構成 本考案は光学系を、その光学系が載置される光
学台とカバーの一部とにより実質的に前記カバー
内の他の空間部と隔離することによつて、カバー
に設けられたデイスク着脱用の開閉蓋の開閉動作
あるいはデイスクの回転にともなう空気流の変化
により前記光学系が悪影響を受けないよう構成し
たものである。
実施例の説明 第2図は、本考案の光学的記録装置の1実施例
を示すもので、第1図と共通の部品は同じ番号で
示している。すなわち、5は光学系であり、5a
は記録レーザー、5bは光軸、5cは光学台、8
は装置カバーである。
第1図と第2図の構成の差異は、光学系5の載
置される光学台5cとカバー8の一部よつて、カ
バー8内の他の部分と実質的に隔離された空間を
作成し、この空間に光学系5が内蔵されるよう構
成した点にある。光学台5cには孔又は切欠き1
0が設けられており、レーザービームはここを通
つてデイスク1に照射される。この本考案の構成
では光学系5がカバー及び光学台によつて囲まれ
ているので開閉蓋9を開けても光学系部分と装置
外とで大きな空気の流れは発生せず、温度はほと
んど変化しない。また、デイスク1の回転によつ
て生じる空気流も光学台5cの下に流れて光学系
5に影響を与えることがない。また本考案によれ
ば光学系が囲まれているために、光変調器のドラ
イバーやその他電源の発する熱による空気の対流
などの影響も受けない。
考案の効果 以上のように本考案によれば装置の外から加わ
る外乱に対して光学系又は送り駆動部分などの精
密機構部分を守るだけでなく、デイスクの出し入
れ時に蓋を開閉しても光学系部分の雰囲気温度が
変化しない。また電源などの発熱による空気の対
流や、デイスクの回転によつて生じる空気流によ
つてレーザービームが揺いだり、光学系素子の温
度が変動するということがない。またデイスクが
万一破損するというような事故の場合でも高価な
光学部品を傷つけることがない。
なお、実施例ではデイスクを含む回転駆動部分
が光学系に対して移動して記録を行なう装置の例
を示したが、両者は相対的に移動すればよく、光
学系部分(光学台)を動かし、回転部分を固定す
る方式でも同様な効果が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の記録装置の一例を示す側断面
図、第2図は本考案の光学的記録装置の1実施例
の側断面図である。 1……デイスク、2……スピンドル、3……ス
ライダー、5……光学系、5a……レーザー、5
b……光軸、5c……光学台、6……定盤、7…
…防振装置、8……カバー、9……蓋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 防振装置を介して支持された防振台と、その防
    振台上において円盤状記録媒体を回転駆動する駆
    動手段と、前記防振台上に設けられた光学台と、
    その光学台上に設けられたレーザ光源、レンズ等
    よりなる記録ビーム光学系と、前記防振台上の物
    体と非接触的に装置を覆うカバーと、前記駆動手
    段に円盤状記録媒体を着脱するための前記カバー
    に設けられた蓋とを有するとともに、前記光学台
    と前記カバーの一部により、前記記録ビーム光学
    系を前記カバー内の他の空間部より実質的に隔離
    したことを特徴とする光学的記録装置。
JP5117483U 1983-04-05 1983-04-05 光学的記録装置 Granted JPS59157221U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5117483U JPS59157221U (ja) 1983-04-05 1983-04-05 光学的記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5117483U JPS59157221U (ja) 1983-04-05 1983-04-05 光学的記録装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59157221U JPS59157221U (ja) 1984-10-22
JPH0124760Y2 true JPH0124760Y2 (ja) 1989-07-26

Family

ID=30181597

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5117483U Granted JPS59157221U (ja) 1983-04-05 1983-04-05 光学的記録装置

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JP (1) JPS59157221U (ja)

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Publication number Publication date
JPS59157221U (ja) 1984-10-22

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