JP2956182B2 - ディスクファイル装置 - Google Patents

ディスクファイル装置

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【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 ディスクファイル装置に係り、特に一つの筐体内に磁
気ディスク装置等の複数のディスク装置を実装したディ
スクファイル装置の防振構造に関し、 一つの筐体内に実装した複数のディスク装置が、外乱
やアクチュエータによる急速なヘッドのシーク動作時の
反力により振動したり、またその反力による振動が装置
相互間で影響し合うことを防止することを目的とし、 設置床面と対向する底面に防振支持部材を設けた筐体
内に、複数のディスク装置を、ヘッドのシーク動作方向
が水平方向になる組と鉛直方向になる組とに分けて配置
した構成とする。
また、前記複数のディスク装置を筐体に直接固定した
構成とする。
〔産業上の利用分野〕
本発明はディスクファイル装置に係り、特に一つの筐
体内に磁気ディスク装置等の複数のディスク装置を実装
したディスクファイル装置の防振構造に関するものであ
る。
コンピュータ・システムの小型化、高速処理化に伴っ
て、その外部記憶装置として用いられるディスクファイ
ル装置にも小型、高速処理化と大容量化が要求されてい
る。このような記憶容量や処理速度を高めるためには、
一つの筐体内に例えば複数の磁気ディスク装置を実装し
たディスクファイル装置が用いられている。そしてこれ
ら実装された各磁気ディスク装置は、高速アクセスのた
めのヘッド位置決め用のボイスコイルモータからなるア
クチュエータも高出力化されているので、磁気ディスク
の所定記録トラック位置に対する磁気ヘッドのシーク動
作時の反作用も大きくなり、各磁気ディスク装置の小
型、軽量化とあいまってヘッド位置決め精度が低下する
度合いも大きくなる傾向にある。このため、そのような
シーク動作時の反作用によるヘッド位置決め精度の低下
を防止する装置構成が必要とされている。
〔従来の技術〕
従来のディスクファイル装置は第2図に示すように磁
気ディスク装置の例で説明すると、複数の小型な磁気デ
ィスク装置2が一つの筐体1の各フレーム3内に、それ
ぞれその周辺部に防振ゴム部材4を介して固定した構成
とすることにより、アクチュエータによるヘッドの急速
なシーク動作時の反作用(反動による振動)を緩和し、
また各磁気ディスク装置2に対する外部からの振動や衝
撃、所謂外乱を防止すると共に、一部の磁気ディスク装
置2のアクチュエータによる急速なシーク動作の反作用
が他の磁気ディスク装置2に波及してヘッド位置決め精
度を低下させる問題を防止している。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような構成のディスクファイル装
置においては、各フレーム3内にそれぞれ防振ゴム部材
4を介して固定された磁気ディスク装置2自身も、アク
チュエータによる急速なシーク動作時に発生する反作用
(反力による振動)によって揺り動かされ、その振動周
波数が防振支持系の共振周波数と一致したり近似する
と、この揺動が大きくなってヘッド位置決め誤差が大き
くなり、またヘッドオフトラックが生じ易くなる問題が
あった。
また、各磁気ディスク装置2がそれぞれフレーム3と
防振ゴム部材4を介して筐体1内に装着されているた
め、当該装置が大きくなって小型、軽量化が阻害される
欠点があった。
本発明は上記した従来の問題点に鑑み、一つの筐体に
実装した複数のディスク装置が、外乱やアクチュエータ
による急速なヘッドのシーク動作時の反力により振動し
たり、またその反力による振動が装置相互間で影響し合
うことを防止するようにした新規なディスクファイル装
置を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記した目的を達成するため、設置床面と対
向する底面に防振支持部材を設けた筐体内に、複数のデ
ィスク装置を、ヘッドのシーク動作方向が水平方向にな
る組と鉛直方向になる組とに分けて配置した構成とす
る。
また、前記複数のディスク装置を筐体に直接固定した
構成とする。
〔作 用〕
本発明では、一つの筐体内に複数のディスク装置を、
ヘッドのシーク動作方向が水平方向となる設置向きと鉛
直方向となる設置向きに分けて、例えば該筐体内の下部
にはヘッドのシーク動作方向が鉛直方向となる設置向き
に、またその上部にはヘッドのシーク動作方向が水平方
向となる設置向きに直接取付けられているので、一つの
小型なディスク装置から見ると、該装置筐体とその他の
ディスク装置とは一体的な大きな質量として働き、また
各ディスク装置のヘッド位置決め用のアクチュエータに
よるヘッドのシーク動作時の反力が任意の方向に分散さ
れるので、ヘッド位置決め用のアクチュエータによるヘ
ッドのシーク動作時の反力によりディスク装置自身を揺
り動かすことが低減される。
また一部のディスク装置のアクチュエータによる急速
なヘッドのシーク動作の反力による振動がその他のディ
スク装置に波及することも著しく低減され、ヘッド位置
決め精度への影響が低減される。
更に、これら筐体の設置床面と対応する底面に防振ゴ
ム等からなる防振支持部材を設けた構成としているた
め、実装された前記各ディスク装置に対する外乱の影響
が防止できる。
即ち、上記防振支持部材を用いた防振支持系の共振点
は、装置全体の質量が大きいことから、十分に低い振動
周波数となり、外乱による共振時でのヘッド位置決めサ
ーボのゲインが高い領域であるため、ヘッド位置決めに
悪影響を及ぼす恐れはない。
〔実施例〕
以下図面を用いて本発明の実施例について詳細に説明
する。
第1図は本発明に係るディスクファイル装置の一実施
例を磁気ディスク装置に適用した場合の例で示す側面図
である。
図において、11は設置床面と対応する底面12に防振ゴ
ム等からなる防振支持部材13を設けた筐体、14a〜14dは
複数の小型な磁気ディスク装置であり、これら各磁気デ
ィスク装置14a〜14dの内の二台の磁気ディスク装置14a,
14bは、前記筐体11内の下部に磁気ヘッドのシーク動作
方向が矢印Aで示す鉛直方向となる設置向きで、該筐体
11の内壁に直接固定配置され、その上部に他の二台の磁
気ディスク装置14c,14dが磁気ヘッドのシーク動作方向
が矢印Bで示す水平方向となる設置向きで、該筐体11の
内壁に同様に直接固定配置されている。
このように本実施例では複数の磁気ディスク装置14a
〜14dを前記筐体11内に従来の如き防振ゴム部材とフレ
ームを介在させることなく直接的に固定配置しているの
で、当該装置を小型化することが容易となり、しかも任
意の磁気ディスク装置、例えば14aに対して該筐体11と
その他の磁気ディスク装置14b〜14dが一体化した大きな
質量として作用し、かつ各磁気ディスク装置14a,14bと1
4c,14dの磁気ヘッドのシーク動作時の反力が水平方向と
鉛直方向に分散されるので、その磁気ヘッドのシーク動
作時の反力による磁気ディスク装置自身の振動が低減さ
れる。
また一部の例えば磁気ディスク装置14a、或いは14dの
磁気ヘッドの急速なシーク動作時の反力による振動が、
その他の磁気ディスク装置14b〜14d、或いは14a,14b,14
cに波及することが低減され、更に前記各磁気ディスク
装置14a〜14dに対する外乱の影響も防止されるので、各
磁気ディスク装置14a〜14dにおけるヘッド位置決め精度
への影響を著しく低減することが可能となる。
なお、以上の実施例では複数の磁気ディスク装置を、
筐体内の下部に磁気ヘッドのシーク動作方向が鉛直方向
となる設置向きと、上部に水平方向となる設置向きに配
置した場合の例について説明したが、本発明はそのよう
な例に限定されるものではなく、例えば筐体内の下部に
磁気ヘッドのシーク動作方向が水平方向となる設置向き
と、上部に鉛直方向となる設置向きに複数の磁気ディス
ク装置を配置する等、各磁気ディスク装置の設置向きを
一定方向に揃えずに、混合し設置向きで配置することに
より同様な効果が得られる。
また、前記ヘッド位置決め用のアクチュエータとして
は、直進型、或いは揺動型の両方を対象としている。
更に、以上の実施例では磁気ディスク装置の例で説明
したが、本発明はその例に限定されるものではなく、例
えば光ディスク装置、或いは光磁気ディスク装置等を対
象とした場合にも同様の効果が得られる。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明に係るディス
クファイル装置によれば、筐体内に複数のディスク装置
を防振ゴムやフレームを介在させずに直接的に固定配置
しているので当該装置の小型化が容易となり、また個々
のディスク装置におけるヘッドの急速なシーク動作時の
反力による振動が、該ディスク装置自身や他のディスク
装置に波及することが低減されると共に、これら各ディ
スク装置に対する外乱の影響も防止されるため、各ディ
スク装置におけるヘッド位置決め誤差が著しく低減さ
れ、位置決め精度が高められる等、信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るディスクファイル装置の一実施例
を磁気ディスク装置に適用した場合の例で示す側面図、 第2図は従来のディスクファイル装置を磁気ディスク装
置に適用した場合の例で説明するための側面図である。 第1図及び第2図において、 11は筐体、12は底面、13は防振支持部材、14a〜14dは磁
気ディスク装置、15は設置床面をそれぞれ示す。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】設置床面(15)と対向する底面(12)に防
    振支持部材(13)を設けた筐体(11)内に、複数のディ
    スク装置(14a〜14d)を、ヘッドのシーク動作方向が水
    平方向になる組と鉛直方向になる組とに分けて配置した
    ことを特徴とするディスクファイル装置。
  2. 【請求項2】前記複数のディスク装置(14a〜14d)を筐
    体(11)に直接固定してなることを特徴とする請求項1
    記載のディスクファイル装置。
JP25596690A 1990-09-25 1990-09-25 ディスクファイル装置 Expired - Lifetime JP2956182B2 (ja)

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JP4551884B2 (ja) * 2006-05-09 2010-09-29 東芝ストレージデバイス株式会社 双方向に通信する機能を持ったディスク装置

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