JPH03278382A - 磁気ヘッド支持機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、情報の記録再生を行う磁気ディスク装置の磁
気ヘッド支持機構に関する。

〔従来の技術〕

従来の磁気ヘッド支持機構は、特開昭６２−２０５：）
６７号公報に記載のように、振動抑止材を備えた磁気ヘ
ッド支持装置であった。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術は、複数の磁気ヘッド支持機構が組合わさ
れたときの、磁気ヘッド支持機構間の共鳴的な振動およ
び振動減衰材の部品点数の増加について考慮されておら
ず、ヘット位置決めに対して不十分な振動低減、および
、コストアップという問題があった。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的は、−本のガイドアームに、一対の磁気ヘッド
支持機構が固定されるとき、その一対のうちの片方にだ
け、振動減衰材を取付けることによって達成される。

〔作用〕

このような、磁気ヘッド支持機構は、外部から磁気ヘッ
ド支持機構の共振周波数で加振されたとき、一対のうち
片方の磁気ヘッド支持機構は、振動減衰材によって、磁
気ヘッドの振動振幅を減衰させられる。また、この一対
の磁気ヘッド支持機構は、ガイドアームに関して、構造
的非対称性と、質量の非対称性をもつことにより、共鳴
振動で低減され、やはり、残りの磁気ヘッド支持機構の
磁気ヘットの振動振幅は減衰させられる。

〔実施例〕

以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて説明する。

第１図は、本発明の磁気ヘッド支持機構の一実施例の斜
視図、磁気ヘッド１はスライダ２に組込まれており、ス
ライダ２を弾性的に支持するジルバル３とロードアーム
４よりなる磁気ヘッド支持機構である。ヘッド支持機構
を可動させるために。

スペーサ５を介してガイドアーム６に、固定部材９によ
って固定されている。上、下部つの磁気ヘッド支持機構
のうち、下部のロードアームの斜線部の領域８に拘束板
７ａと粘弾性材７ｈから成る振動減衰材７が接着される
。上部の磁気ヘッド機構には、振動減衰材は使用しない
。又、逆に上部に振動減衰材を使用して、下部には使用
しない構成でも良い。

このような、磁気ヘッド支持機構において、外部から、
ガイドアームに対してヘッド支持機構の共振周波数を含
む周波数で加振さ九た場合を想定する。磁気ヘット支持
機構の三つの共振周波数を低い順にｆｘ、ｆｚ、ｆａと
する。第１図において。

ガイドアーム６をｘ（トラックずれ）、ｚ方向に同時に
加振したときの、磁気ヘッドｌのｘ（トランクずれ）方
向成分の変位振幅ΔＸとする。有限要素法による振動計
算を行い、ΔＸを求めた結果を第２図を示す。

第２図は、横軸に加振周波数、縦軸に磁気ヘッドの変位
振幅を表わしたものである。破、ＩＡは、第１図のよう
な構成において、上、下部つの磁気ヘッド支持機構の両
方に振動減衰材を取り付けた従来の場合である。０及び
△のプロットは、本発明の場合であって、Ｏは振動減衰
材を取付けた磁気ヘットの変位振幅の卓越部、Δは振動
減衰材を取付けなかった磁気ヘッドの変位振幅の卓越部
を表わす。ｆｚに関しては従来と比較して変わらない。

ｆｘに関しては、振動減衰材あり（０）は、約２ｄＢ改
善、振動減衰材なしく△）は、変わらない。ｆａに関し
ては、振動減衰材ありは、約２ｄＢ増加（改悪）、振動
減衰材なしく△）は、約２ｄＢ改善した。

総合的には従来と比較して、振動減衰材の部品点数が一
つ少ないにもかかわらず、はぼ同等の振動減衰が達成さ
れていると考えて良い。

〔発明の効果〕

本発明によれば、ガイドアームに関して一対の磁気ヘッ
ド支持機構が存在するとき、振動減衰材を取付けた方は
、振動減衰材により、磁気ヘットのトランクずれ方向の
変位振幅が減衰される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の斜視図、第２図は、本発明
と従来の磁気ヘッド部のトラックずれ方向の変位振幅Δ
Ｘの周波数応答を比較した図である。 １・・・磁気ヘッド、２・・・スライダ、３・・・ジン
バル、４・・・ロートアーム、６・・・ガイドアーム、
７・・・振動減衰材。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、磁気ヘッドを設けたスライダと、 前記スライダを弾性的に支持するジンバルと、ロードア
   ームとを含む磁気ヘッド支持機構において、 前記ロードアームを動かす一本のガイドアームには、一
   対の磁気ヘッド支持機構が固定され、その１対のうちの
   片方にだけ、振動減衰材を取付けたことを特徴とする磁
   気ヘッド支持機構。