JP2956797B2 - 磁気ディスク装置の支持機構 - Google Patents
磁気ディスク装置の支持機構Info
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- JP2956797B2 JP2956797B2 JP3184337A JP18433791A JP2956797B2 JP 2956797 B2 JP2956797 B2 JP 2956797B2 JP 3184337 A JP3184337 A JP 3184337A JP 18433791 A JP18433791 A JP 18433791A JP 2956797 B2 JP2956797 B2 JP 2956797B2
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- Japan
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- vibration
- disk drive
- magnetic disk
- magnetic
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は磁気ディスク装置に係
り、特に、アクセス機構を直接ベースに固定支持し、目
標位置まで高速に移動させて位置決めを行う磁気ディス
ク装置の支持機構に関する。
り、特に、アクセス機構を直接ベースに固定支持し、目
標位置まで高速に移動させて位置決めを行う磁気ディス
ク装置の支持機構に関する。
【０００２】
【従来の技術】サーボ制御方式を駆使した可動ヘッド型
磁気ディスク装置では、磁気ヘッドをディスク面上の所
望のトラックに移動させ、高精度な位置決めを行ってい
る。ディスク面上に書き込まれた磁気情報をアクセスす
る要求が生じた時、そのアクセス時間を短くするには、
磁気ヘッドをディスクの半径方向に対して早く移動する
必要がある。一般に、磁気ヘッドの移動および位置決め
を行うための高速アクセス機構はボイスコイルモータを
用いた一体化アクチュエータが使われている。
磁気ディスク装置では、磁気ヘッドをディスク面上の所
望のトラックに移動させ、高精度な位置決めを行ってい
る。ディスク面上に書き込まれた磁気情報をアクセスす
る要求が生じた時、そのアクセス時間を短くするには、
磁気ヘッドをディスクの半径方向に対して早く移動する
必要がある。一般に、磁気ヘッドの移動および位置決め
を行うための高速アクセス機構はボイスコイルモータを
用いた一体化アクチュエータが使われている。
【０００３】しかし、ベース構造の片隅に設けられたボ
イスコイルモータが早いアクセス動作を行うと、その急
激な加減速度の変化によってベース構造全体が並進と回
転振動を受け、磁気ヘッドを支持するアクチュエータが
振動すると共に、その振動によりベース構造に対する回
転モーメントが生じ、磁気ディスク装置の位置決め誤差
（以下、オフトラックと称する）が発生する。このよう
なベース構造振動によるオフトラックを低減する従来の
装置は、特開昭63−201975号，特開昭63−211976号，特
開昭63−257986号，特開平1−286192 号公報に開示され
ている。また、構造振動を抑制する方法が、計測と制
御，Ｖｏｌ２８−８（１９８９年）第６７頁から７４
頁、および日本機械学会６５２回講習会教材、Ｎｏ１２
(1987年)第１３５頁から１４２頁に記載されている。
イスコイルモータが早いアクセス動作を行うと、その急
激な加減速度の変化によってベース構造全体が並進と回
転振動を受け、磁気ヘッドを支持するアクチュエータが
振動すると共に、その振動によりベース構造に対する回
転モーメントが生じ、磁気ディスク装置の位置決め誤差
（以下、オフトラックと称する）が発生する。このよう
なベース構造振動によるオフトラックを低減する従来の
装置は、特開昭63−201975号，特開昭63−211976号，特
開昭63−257986号，特開平1−286192 号公報に開示され
ている。また、構造振動を抑制する方法が、計測と制
御，Ｖｏｌ２８−８（１９８９年）第６７頁から７４
頁、および日本機械学会６５２回講習会教材、Ｎｏ１２
(1987年)第１３５頁から１４２頁に記載されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術はアクセ
ス機構の加減速シーク動作により発生するベース構造の
並進と回転振動を阻止するために、防振機構の減衰係数
の調整や防振脚，支持機構の最適な配置等を施している
が、シークスパンの違いによるアクセス機構の駆動周波
数によってベース構造の共振周波数と共振動作すること
や外部装置取り付け部材の共振周波数については考慮さ
れておらず、シーク動作時におけるアクセス機構のセト
リング残留振動の原因となり、磁気ヘッドの位置決めを
高速，高精度にすることができない問題点があった。
ス機構の加減速シーク動作により発生するベース構造の
並進と回転振動を阻止するために、防振機構の減衰係数
の調整や防振脚，支持機構の最適な配置等を施している
が、シークスパンの違いによるアクセス機構の駆動周波
数によってベース構造の共振周波数と共振動作すること
や外部装置取り付け部材の共振周波数については考慮さ
れておらず、シーク動作時におけるアクセス機構のセト
リング残留振動の原因となり、磁気ヘッドの位置決めを
高速，高精度にすることができない問題点があった。
【０００５】本発明の目的はベース構造と防振脚を介し
て設けた外部装置取り付け部材を含む装置全体に作用す
るシーク動作時の振動を抑制するための高剛性作用と減
衰作用の両者を付加する構成にして、セトリング残留振
動の低減を行い、位置決め精度を向上することにある。
て設けた外部装置取り付け部材を含む装置全体に作用す
るシーク動作時の振動を抑制するための高剛性作用と減
衰作用の両者を付加する構成にして、セトリング残留振
動の低減を行い、位置決め精度を向上することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明はベース構造の四隅で防振脚を介して締結さ
れた四本の外部装置取り付け部材のうち少なくとも二本
に対して、シーク動作方向と平行な位置に補強部材を配
置し、その二本と補強部材とを締結し、それぞれに減衰
材を貼り付けた構成の支持機構を備える。
め、本発明はベース構造の四隅で防振脚を介して締結さ
れた四本の外部装置取り付け部材のうち少なくとも二本
に対して、シーク動作方向と平行な位置に補強部材を配
置し、その二本と補強部材とを締結し、それぞれに減衰
材を貼り付けた構成の支持機構を備える。
【０００７】
【作用】本発明の構成において、特定のシークスパンに
おけるアクセス機構の駆動力に相当する反力がベース構
造や支持機構を含んだ全体に作用し、並進と回転振動を
引き起こした時、外部装置取り付け部材から成る振動系
がその共振周波数よりも高い周波数であればよいので、
アクセス機構の加減速シーク動作により生じるベース構
造振動は早く抑制されて、減衰するのでヘッド位置決め
時のセトリング残留振動をも低減することができる。
おけるアクセス機構の駆動力に相当する反力がベース構
造や支持機構を含んだ全体に作用し、並進と回転振動を
引き起こした時、外部装置取り付け部材から成る振動系
がその共振周波数よりも高い周波数であればよいので、
アクセス機構の加減速シーク動作により生じるベース構
造振動は早く抑制されて、減衰するのでヘッド位置決め
時のセトリング残留振動をも低減することができる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１ないし図３に
示す。図２，図３は本発明の支持機構を適用した磁気デ
ィスク装置の構成図である。
示す。図２，図３は本発明の支持機構を適用した磁気デ
ィスク装置の構成図である。
【０００９】図示したように、磁気ディスク装置１は情
報を磁気的に記録するためのディスク２と、これを一定
速度で回転させるスピンドルモータ３と、複数のディス
ク２上の磁気的な情報を読み出し／書き込みを行う磁気
ヘッド４と、磁気ヘッド４を支持するための支持ばね５
と、その支持ばね５を固定支持するキャリッジ６と、キ
ャリッジ６をピボット軸８を中心に回転駆動し、磁気ヘ
ッド４を用いて、ディスク２上の情報をリード線７やア
ンプ回路１１へ読み出し／書き込むために、シーク動作
や位置決めするボイスコイルモータ９と、そのモータ９
に対して駆動力を出すための磁場を発生させる永久磁石
１０と、これらを搭載するためのベース１２と、ベース
１２に対する上部のカバ−１３から構成されている。
報を磁気的に記録するためのディスク２と、これを一定
速度で回転させるスピンドルモータ３と、複数のディス
ク２上の磁気的な情報を読み出し／書き込みを行う磁気
ヘッド４と、磁気ヘッド４を支持するための支持ばね５
と、その支持ばね５を固定支持するキャリッジ６と、キ
ャリッジ６をピボット軸８を中心に回転駆動し、磁気ヘ
ッド４を用いて、ディスク２上の情報をリード線７やア
ンプ回路１１へ読み出し／書き込むために、シーク動作
や位置決めするボイスコイルモータ９と、そのモータ９
に対して駆動力を出すための磁場を発生させる永久磁石
１０と、これらを搭載するためのベース１２と、ベース
１２に対する上部のカバ−１３から構成されている。
【００１０】また、磁気ディスク装置１は外部装置取り
付け部材２０に対して四個の防振脚１６と締結部材１７
で上下方向及び左右方向に支持されている。その外部装
置取り付け部材２０とベース１２との間にスピンドルモ
ータ３やボイスコイルモータ９に電流を供給する電気回
路基板１４が設置されている。
付け部材２０に対して四個の防振脚１６と締結部材１７
で上下方向及び左右方向に支持されている。その外部装
置取り付け部材２０とベース１２との間にスピンドルモ
ータ３やボイスコイルモータ９に電流を供給する電気回
路基板１４が設置されている。
【００１１】外部装置取り付け部材２０は電気回路基板
１４の周囲に固定配置され、ベース構造１２の四隅部分
で二本の長手部材２１，２２と２本の短手部材２３，２
４のそれぞれの部材を防振脚１６を介して締結されてい
る。また、シーク動作方向に対して垂直方向に配置され
た二本の長手部材２１，２２の中央部付近を補強材２５
で締結され、高剛性構造となっている。さらに、シーク
動作方向に対して減衰が大きく作用するように、二本の
長手部材２１，２２及び補強部材２５に減衰材２６を貼
っている。
１４の周囲に固定配置され、ベース構造１２の四隅部分
で二本の長手部材２１，２２と２本の短手部材２３，２
４のそれぞれの部材を防振脚１６を介して締結されてい
る。また、シーク動作方向に対して垂直方向に配置され
た二本の長手部材２１，２２の中央部付近を補強材２５
で締結され、高剛性構造となっている。さらに、シーク
動作方向に対して減衰が大きく作用するように、二本の
長手部材２１，２２及び補強部材２５に減衰材２６を貼
っている。
【００１２】この構成で、ボイスコイルモータ１２がシ
ーク動作した後、セトリング残留振動する時に生じる外
部装置取り付け部材やベース構造を含む装置全体の二次
の動作振動は図４に示すように、ｆ１の周波数領域で増
幅されていた従来方式の特性（イ）（ρ＝０.０８）か
らｆ２の周波数領域で減衰された本発明の特性（ロ）
（ρ＝０.２５）になるので、回転振動を早く抑制し、
低減する。但し、ｆ0の周波数領域の動作振動は防振系
の一次のものである。
ーク動作した後、セトリング残留振動する時に生じる外
部装置取り付け部材やベース構造を含む装置全体の二次
の動作振動は図４に示すように、ｆ１の周波数領域で増
幅されていた従来方式の特性（イ）（ρ＝０.０８）か
らｆ２の周波数領域で減衰された本発明の特性（ロ）
（ρ＝０.２５）になるので、回転振動を早く抑制し、
低減する。但し、ｆ0の周波数領域の動作振動は防振系
の一次のものである。
【００１３】本実施例によれば、外部装置取り付け部材
による動作振動が小さくなり、シーク動作時に生じるベ
ース全体の回転振動も低減されるので、ヘッド位置決め
時のセトリング残留振動も小さくなり、位置決め精度を
向上することができる。
による動作振動が小さくなり、シーク動作時に生じるベ
ース全体の回転振動も低減されるので、ヘッド位置決め
時のセトリング残留振動も小さくなり、位置決め精度を
向上することができる。
【００１４】
【発明の効果】本発明によれば、防振脚を介してベース
構造に取り付けられた外部取り付け部材を高剛性に、か
つ高減衰化しているのでアクセス機構に作用するシーク
動作時のベース回転振動を抑制し、セトリング残留振動
をも低減して、位置決め精度を向上させることができ
る。
構造に取り付けられた外部取り付け部材を高剛性に、か
つ高減衰化しているのでアクセス機構に作用するシーク
動作時のベース回転振動を抑制し、セトリング残留振動
をも低減して、位置決め精度を向上させることができ
る。
【図１】本発明の一実施例を示す磁気ディスク装置の支
持機構の平面図。
持機構の平面図。
【図２】本発明の一実施例を示す磁気ディスク装置の正
面図。
面図。
【図３】本発明の一実施例を示す磁気ディスク装置の平
面図。
面図。
【図４】本発明の一実施例を示す磁気ディスク装置の周
波数特性図。
波数特性図。
１…磁気ディスク装置、４…磁気ヘッド、９…ボイスコ
イルモータ、１２…ベース、１３…カバ−、１６…防振
脚、１７…締結部材、２０…外部装置取り付け部材、２
１，２２…長手部材、２３，２４…短手部材、２５…補
強部材、２６…減衰材。
イルモータ、１２…ベース、１３…カバ−、１６…防振
脚、１７…締結部材、２０…外部装置取り付け部材、２
１，２２…長手部材、２３，２４…短手部材、２５…補
強部材、２６…減衰材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西田 博 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式 会社 日立製作所 小田原工場内 (72)発明者 山本 泰夫 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式 会社 日立製作所 小田原工場内 (56)参考文献 実開 平２−89695（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) G11B 33/08 G11B 33/02 301
Claims (1)
- 【請求項１】磁気情報を記憶し、一定の回転数で回転す
るディスクと、前記ディスク上の目標位置を検出し、磁
気情報を読み書きする磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドを
動作させるアクセス機構と、前記アクセス機構や前記デ
ィスクとを支持するベース構造と、前記ベース構造が防
振脚で外部装置取り付け部材に締結された磁気ディスク
装置において、前記ベース構造の四隅で前記防振脚を介
して締結した前記外部装置取り付け部材の少なくとも二
本を補強部材で締結したことを特徴とする磁気ディスク
装置の支持機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3184337A JP2956797B2 (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | 磁気ディスク装置の支持機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3184337A JP2956797B2 (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | 磁気ディスク装置の支持機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0528736A JPH0528736A (ja) | 1993-02-05 |
| JP2956797B2 true JP2956797B2 (ja) | 1999-10-04 |
Family
ID=16151542
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3184337A Expired - Fee Related JP2956797B2 (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | 磁気ディスク装置の支持機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2956797B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7248467B2 (en) | 2004-11-05 | 2007-07-24 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. | Apparatus for a shock absorber that allows a disk drive to move with respect to the chassis of a computer system |
| US7559132B2 (en) | 2004-11-05 | 2009-07-14 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. | Method for manufacturing a shock absorber that allows a disk drive to move with respect to the chassis of a computer system |
-
1991
- 1991-07-24 JP JP3184337A patent/JP2956797B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0528736A (ja) | 1993-02-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |