JPH0869687A - 磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置

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JPH0869687A
JPH0869687A JP20575494A JP20575494A JPH0869687A JP H0869687 A JPH0869687 A JP H0869687A JP 20575494 A JP20575494 A JP 20575494A JP 20575494 A JP20575494 A JP 20575494A JP H0869687 A JPH0869687 A JP H0869687A
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JP
Japan
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magnetic disk
disk device
vibration
cover
corner
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JP20575494A
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Takahiro Suzuki
隆博 鈴木
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NEC Corp
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気ディスク装置のケースのカバーに加わる
衝撃を緩和し、ケースに収納した各部に衝撃が伝わるこ
とを防止する。 【構成】 スピンドルモータ6のスピンドルハブ17外
周部に複数枚の磁気ディスク媒体10を装備した磁気デ
ィスク媒体組立体5と、各磁気ディスク媒体10に対向
して装備され各磁気ディスク媒体10に対してそれぞれ
情報の書き込み/読み出しを行う複数個の磁気ヘッド2
3と、磁気ヘッド23を対向する磁気ディスク媒体10
の指定トラックに位置決めするヘッド位置決め機構7
と、磁気ディスク媒体組立体5,磁気ヘッド23,ヘッ
ド位置決め機構7を収納し保持するケース3とを備え、
ケース3を構成するカバー2の各角部に、防振部材4
A,4B,4C,4Dを両面テープを介して各々貼着す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスク装置に係
り、特に、磁気ディスク媒体及び磁気ヘッド等を収納し
たケースのカバーに衝撃が加わった際に衝撃を緩和する
場合に好適な磁気ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気ディスク装置は、例えば図4
に示す如く、ベース50及びカバー51から成るケース
52の内部に、磁気ディスク媒体組立体53,スピンド
ルモータ54,複数個の磁気ヘッド71,ヘッド位置決
め機構55等を密閉状態で収納すると共に、ベース50
を、衝撃/振動緩和用の塩化ビニル系樹脂製の防振部材
56,57を介してフレーム58に固定した構造となっ
ている。そして、磁気ディスク装置は、フレーム58を
介してメインフレーム(図示略)に取付けられるように
なっている。
【0003】磁気ディスク媒体組立体53は、スピンド
ルモータ54のスピンドルハブ59の外周部にスペーサ
リング60を介して上下方向に等間隔を置いて装備され
た情報記憶用の複数枚の磁気ディスク媒体61,各磁気
ディスク媒体61を保持するクランパ73から構成され
ている。また、スピンドルモータ54は、両端部がベー
ス50及びカバー51に支持されたスピンドル軸62,
スピンドル軸62の外周部に固定されたステータ63,
スピンドル軸62に軸受64,65を介して回転自在に
装備されたスピンドルハブ59,スピンドルハブ59の
内周部に固定されたロータマグネット66から構成され
ている。
【0004】また、ヘッド位置決め機構55は、両端部
がベース50及びカバー51に支持された支持軸67,
支持軸67に軸受68,69を介して回動自在に装備さ
れ複数個の磁気ヘッド71を支持したキャリッジアーム
70,各磁気ヘッド71を各磁気ディスク媒体61の指
定トラックに各々位置決めするための磁気回路72から
構成されている。また、磁気ヘッド71は、対向する磁
気ディスク媒体61に対して情報の書き込み/読み出し
を行うようになっている。
【0005】そして、従来の磁気ディスク装置では、上
述した如く、ベース50とフレーム58との間に防振部
材56,57を装備することにより、メインフレームに
衝撃や振動が加わった場合、衝撃や振動がメインフレー
ムからフレーム58を介して磁気ディスク装置のケース
52内部に伝わることを緩和するようになっている。こ
れにより、ケース52内部に収納された磁気ディスク媒
体61,スピンドルモータ54,磁気ヘッド71等の衝
撃/振動に弱い部品の破損を防止している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の磁気ディスク装置においては、メインフレーム
或いはフレーム58に衝撃が直接加わった場合は、防振
部材56,57で衝撃を緩和することが可能であるが、
メインフレームやフレーム58以外の部分に衝撃が加わ
った場合には、その衝撃を緩和することが不可能である
という不都合があった。例えば、磁気ディスク装置の輸
送時や,磁気ディスク装置をメインフレームに取付ける
時には、フレーム58以外の部分(例えばカバー51
等)に直接衝撃が加わる場合があるが、このような場合
には、防振部材56,57で衝撃を緩和することができ
ないため、ケース52内部に収納された磁気ディスク媒
体61や磁気ヘッド71にヘッドクラッシュの原因とな
る打痕が生じたり、スピンドルモータ54に異常音が発
生する等の不都合があった。
【0007】
【発明の目的】本発明は、上記従来例の有する不都合を
改善し、特に、磁気ディスク媒体及び磁気ヘッド等を収
納したケースのカバーに加わる衝撃を緩和することによ
り、ケースに収納した各部に衝撃が伝わることを防止
し、これによって信頼性の向上を図ることを達成した磁
気ディスク装置を提供することを、その目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明は、情
報記憶用の磁気ディスク媒体の複数枚が同軸上に配設さ
れてなる磁気ディスク媒体組立体と、磁気ディスク媒体
に対向して装備され磁気ディスク媒体に対する書き込み
/読み出し用の磁気ヘッドと、磁気ヘッドを位置決めす
るヘッド位置決め機構と、これらの各部を収納し保持す
る装置本体および本体カバーとを備えてなる磁気ディス
ク装置において、本体カバーの各角部に、各角部を覆う
緩衝部材を装着する、という構成を採っている。これに
よって前述した目的を達成しようとするものである。
【0009】請求項2の本発明は、緩衝部材は、本体カ
バーの各角部を構成する三面の各角面を含んだ状態で三
面に貼着されている、という構成を採っている。
【0010】請求項3の本発明は、緩衝部材は、本体カ
バーの各角部を構成する三面の各角面内にその周囲が埋
設された状態で各角部に装備されている、という構成を
採っている。
【0011】
【作用】請求項1の本発明によれば、磁気ディスク装置
は、その本体カバーの各角部に,各角部を覆う緩衝部材
が装着された構造となっている。このような構造を有す
る磁気ディスク装置において、例えば本体カバーの角部
に衝撃が加わった場合、その衝撃は、本体カバーの角部
に装着されている緩衝部材により緩和される。緩衝部材
による衝撃の緩和により、磁気ディスク装置の装置本体
内部に収納されている磁気ディスク媒体,磁気ヘッド,
ヘッド位置決め機構に衝撃が伝わることはない。
【0012】請求項2の本発明によれば、緩衝部材は、
磁気ディスク装置の本体カバーの各角部を構成する三面
の各角面を含んだ状態で三面に貼着された構造となって
いる。このような構造を有する磁気ディスク装置におい
て、その本体カバーの各角部から緩衝部材を剥がせば、
磁気ディスク装置の外径寸法は装置本来の外径寸法とな
る。従って、磁気ディスク装置をメインフレームに固定
する場合は、本体カバーの各角部から緩衝部材を剥がし
た後、磁気ディスク装置をメインフレームに固定する。
【0013】請求項3の本発明によれば、緩衝部材は、
磁気ディスク装置の本体カバーの各角部を構成する三面
の各角面内にその周囲が埋設された状態で各角部に装備
された構造となっている。このような構造を有する磁気
ディスク装置において、その本体カバーの各角部から緩
衝部材を取外さなくとも、磁気ディスク装置の外径寸法
は装置本来の外径寸法となっている。従って、磁気ディ
スク装置をメインフレームに固定する場合は、本体カバ
ーの各角部から緩衝部材を取外さずにそのままの状態
で、磁気ディスク装置をメインフレームに固定する。
【0014】
【実施例】以下、本発明を適用してなる第1実施例及び
第2実施例を図面に基づいて説明する。
【0015】(1)第1実施例。 図1は本第1実施例における磁気ディスク装置の構成を
示す図である。磁気ディスク装置は、ベース1及びカバ
ー2から成るケース3と、カバー2の4つの角部に各々
貼着された塩化ビニル系樹脂製の防振部材4A,4B,
4C,4Dと、ケース3の内部に密閉状態で収納された
磁気ディスク媒体組立体5,スピンドルモータ6,複数
個の磁気ヘッド23・・・,及びヘッド位置決め機構7
と、ベース1の外壁部に防振部材8A,8Bを介して固
定されたフレーム9とを備える構造となっている。更
に、磁気ディスク装置は、フレーム9を介してメインフ
レーム(図示略)に取付けられるようになっている。
【0016】これを詳述すると、ベース1には、カバー
2が装着されており、ベース1及びカバー2により内部
が密閉状態となったケース3が構成されている。ケース
3の内部に収納された磁気ディスク媒体組立体5は、ス
ピンドルモータ6のスピンドルハブ17(後述)の外周
部に対して上下方向に等間隔を置いて装備された情報記
憶用の複数枚の磁気ディスク媒体10・・・と、各磁気
ディスク媒体間に介挿されたスペーサリング11・・・
と、各磁気ディスク媒体10の径方向内側部分を押圧し
保持するクランパ12とから構成されている。
【0017】ケース3の内部に収納されたスピンドルモ
ータ6は、両端部がベース1及びカバー2に各々支持さ
れたスピンドル軸13と、スピンドル軸13の外周部に
固定されたステータ14と、スピンドル軸13に軸受1
5,16を介して回転自在に装備されたスピンドルハブ
17と、スピンドルハブ17の内周部にステータ14と
対向状態となるように固定されたロータマグネット18
とから構成されている。そして、スピンドルモータ6
は、各磁気ディスク媒体10を高速で回転させるように
なっている。
【0018】ケース3の内部に収納されたヘッド位置決
め機構7は、両端部がベース1及びカバー2に各々支持
された支持軸19と、支持軸19に軸受20,21を介
して回動自在に装備され複数個の磁気ヘッド23・・・
を支持したキャリッジアーム22と、各磁気ヘッド23
を各磁気ディスク媒体10の指定トラックに各々位置決
めするための磁気回路24とから構成されている。そし
て、ヘッド位置決め機構7は、磁気ヘッド23を対向す
る磁気ディスク媒体10に位置決めして情報の書き込み
/読み出しを行わせるようになっている。
【0019】また、ベース1の外壁部には、塩化ビニル
系樹脂製の防振部材8A,8Bを介してフレーム9が固
定されている。ベース1とフレーム9との間に防振部材
8A,8Bを配設することにより、メインフレームに振
動や衝撃が加わった場合に、防振部材8A,8Bで衝撃
や振動を緩和し、衝撃や振動がフレーム9を介してケー
ス3内部に収納された各部に伝わることを防止するよう
になっている。これにより、ケース3内部に収納された
各部の保護を図るようになっている。
【0020】更に、本第1実施例の特徴点として、カバ
ー2の4つの角部には、塩化ビニル系樹脂製の防振部材
4A,4B,4C,4Dが,各角部を構成する三面の各
角面を含んだ状態で両面テープを介して各々貼着されて
いる。カバー2の各角部に防振部材4A〜4Dを貼着す
ることにより、磁気ディスク装置のフレーム9以外の部
分,特にカバー2の角部に衝撃や振動が加わった場合
に、防振部材4A〜4Dで衝撃や振動を緩和し、衝撃や
振動がケース3内部に収納された各部に伝わることを防
止するようになっている。これにより、ケース3内部に
収納された各部の保護を図るようになっている。
【0021】また、上述した磁気ディスク装置をメイン
フレームに取付ける場合には、カバー2の各角部に両面
テープを介して貼着してある防振部材4A,4B,4
C,4Dを剥がすことにより、磁気ディスク装置の外径
寸法を、装置本来の外径寸法とするようになっている。
これにより、磁気ディスク装置をメインフレームに取付
けることができるようになっている。
【0022】次に、上記の如く構成した本第1実施例の
作用を説明する。
【0023】例えば、磁気ディスク装置の輸送時におい
て、磁気ディスク装置のフレーム9以外の部分,例えば
ケース3を構成するカバー2の角部に衝撃が加わった場
合、カバー2の各角部には、防振部材4A,4B,4
C,4Dが各角部を構成する三面の各角面を含んだ状態
で両面テープを介して貼着されているため、カバー2の
角部に加わった衝撃が防振部材4A,4B,4C,4D
により緩和される。
【0024】防振部材4A,4B,4C,4Dの作用に
より、ケース3を構成するカバー2の角部に加わった衝
撃が、ケース3の内部に収納されている磁気ディスク媒
体組立体5,スピンドルモータ6,ヘッド位置決め機構
7に伝わることを防止することができる。これにより、
ケース3の内部に収納されている各部を保護することが
できるため、磁気ディスク装置の信頼性の向上を図るこ
とができる。従って、従来の如く,カバーに加わった衝
撃が原因で磁気ディスク媒体や磁気ヘッドに打痕が生じ
たり,スピンドルモータに異常音が発生するといった不
具合を解消することができる。
【0025】また、前述のようにカバー2の各角部には
両面テープを介して防振部材4A,4B,4C,4Dを
貼着してあるため、例えば磁気ディスク装置をメインフ
レームに取付ける場合、カバー2の各角部から防振部材
4A,4B,4C,4Dを剥がせば、磁気ディスク装置
の外径寸法は装置本来の外径寸法となるため、磁気ディ
スク装置をメインフレームに適正な状態で取付けること
ができる。
【0026】(2)第2実施例。 図2及び図3は本第2実施例における磁気ディスク装置
の構成を示す図である。本第2実施例における磁気ディ
スク装置が上記第1実施例における磁気ディスク装置と
相異する点は、カバー30の4つの角部に防振部材31
A,31B,31C,31Dを各々埋設した点である。
本第2実施例における防振部材31A〜31D埋設箇所
以外の構成は上記第1実施例と共通であるため、共通す
る構成には同一符号を付し説明を省略する。
【0027】これを詳述すると、カバー30の各角部を
構成する三面の各角面は、カバー30の他の部分の板厚
よりも薄い板厚(例えばカバー30の他の部分の板厚の
半分程度の板厚)に形成されている。また、カバー30
の各角部を構成する三面の各角面は、その平面形状が例
えば直角三角形状として構成されている。即ち、カバー
30の各角部を構成する三面の各角面を,カバー30の
他の部分の板厚よりも薄い板厚とすることにより、カバ
ー30の各角部は、防振部材(後述)を埋設するための
防振部材埋設部30A,30B,30C,30Dとして
構成されている。
【0028】更に、本第2実施例の特徴点として、カバ
ー30の各角部に形成された防振部材埋設部30A,3
0B,30C,30Dには、これら防振部材埋設部30
A〜30Dに各々嵌合する形状を有する塩化ビニル系樹
脂製の防振部材31A,31B,31C,31D(図3
参照)が各々埋設されている。また、防振部材31A〜
31Dの表面とカバー30の表面とは、防振部材31A
〜31Dとカバー30との境界部分に段差が生じないよ
うに形成されている。
【0029】カバー30の各角部を構成する三面の各角
面内に防振部材31A,31B,31C,31Dを埋設
することにより、磁気ディスク装置のフレーム9以外の
部分,特にカバー30の角部に衝撃や振動が加わった場
合に、防振部材31A,31B,31C,31Dで衝撃
や振動を緩和し、衝撃や振動がケース3内部に収納され
た各部に伝わることを防止するようになっている。これ
により、ケース3内部に収納された各部の保護を図るよ
うになっている。
【0030】また、カバー30の各角部に埋設してある
防振部材31A〜31Dの表面とカバー30の表面と
は,防振部材31A〜31Dとカバー30との境界部分
に段差が生じないように形成されているため、磁気ディ
スク装置の外径寸法は、防振部材31A〜31Dをカバ
ー30の各角部に埋設した状態で装置本来の外径寸法と
なっている。これにより、磁気ディスク装置をメインフ
レームに取付ける場合には、カバー30の各角部から防
振部材31A〜31Dを取外さなくとも、磁気ディスク
装置をメインフレームに取付けることができるようにな
っている。
【0031】次に、上記の如く構成した本第2実施例の
作用を説明する。
【0032】例えば、磁気ディスク装置の輸送時におい
て、磁気ディスク装置のフレーム9以外の部分,例えば
ケース3を構成するカバー30の角部に衝撃が加わった
場合、カバー30の各角部には、防振部材31A〜31
Dが各角部を構成する三面の各角面内に埋設されている
ため、カバー30の角部に加わった衝撃が防振部材31
A,31B,31C,31Dにより緩和される。
【0033】防振部材31A,31B,31C,31D
の作用により、ケース3を構成するカバー30の角部に
加わった衝撃が、ケース3の内部に収納されている磁気
ディスク媒体組立体5,スピンドルモータ6,ヘッド位
置決め機構7に伝わることを防止することができる。こ
れにより、ケース3の内部に収納されている各部を保護
することができるため、磁気ディスク装置の信頼性の向
上を図ることができる。従って、従来の如く,ケースに
加わった衝撃が原因で磁気ディスク媒体や磁気ヘッドに
打痕が生じたり,スピンドルモータに異常音が発生する
といった不具合を解消することができる。
【0034】また、前述のようにカバー30の各角部に
埋設してある防振部材31A〜31Dの表面とカバー3
0の表面とは,防振部材31A〜31Dとカバー30と
の境界部分に段差が生じないように形成されているた
め、例えば磁気ディスク装置をメインフレームに取付け
る場合、磁気ディスク装置の外径寸法は、防振部材31
A〜31Dをカバー30の各角部に埋設した状態で装置
本来の外径寸法となっている。従って、カバー30から
防振部材31A〜31Dを取外さなくとも、磁気ディス
ク装置をメインフレームに適正な状態で取付けることが
できる。これにより、磁気ディスク装置をメインフレー
ムに取付ける際の工数を低減することができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の本発明
によれば、磁気ディスク装置の本体カバーの各角部に,
各角部を覆う緩衝部材を装着した構造としているため、
磁気ディスク装置の輸送時などに,例えば本体カバーの
角部に衝撃が加わった場合、本体カバーの角部に装着さ
れている緩衝部材により衝撃が緩和される結果、装置本
体内部に収納されている磁気ディスク媒体,磁気ヘッ
ド,ヘッド位置決め機構に衝撃が伝わることを防止する
ことができ、これにより、装置本体内部に収納されてい
る各部を保護することができるため、磁気ディスク装置
の信頼性の向上を図ることができる、という効果を奏す
る。
【0036】請求項2の本発明によれば、緩衝部材を,
磁気ディスク装置の本体カバーの各角部を構成する三面
の各角面を含んだ状態で三面に貼着した構造としている
ため、例えば磁気ディスク装置をメインフレームに取付
ける場合、本体カバーの各角部から緩衝部材を剥がせ
ば、磁気ディスク装置の外径寸法を装置本来の外径寸法
とすることができ、これにより、磁気ディスク装置をメ
インフレームに適正な状態で取付けることができる、と
いう効果を奏する。
【0037】請求項3の本発明によれば、緩衝部材を,
磁気ディスク装置の本体カバーの各角部を構成する三面
の各角面内にその周囲が埋設された状態で各角部に装備
した構造としているため、例えば磁気ディスク装置をメ
インフレームに取付ける場合、磁気ディスク装置の外径
寸法は、緩衝部材を本体カバーの各角部に埋設した状態
で装置本来の外径寸法となっており、従って、本体カバ
ーの各角部から緩衝部材を取外さなくともそのままの状
態で、磁気ディスク装置をメインフレームに適正な状態
で取付けることができ、これにより、磁気ディスク装置
をメインフレームに取付ける際の工数を低減することが
できる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1実施例における磁気ディ
スク装置の断面構造を示す説明図である。
【図2】第2実施例における磁気ディスク装置の断面構
造を示す説明図である。
【図3】第2実施例における磁気ディスク装置の外観を
示す斜視図である。
【図4】従来例における磁気ディスク装置の断面構造を
示す説明図である。
【符号の説明】
1 装置本体としてのベース 2,30 本体カバーとしてのカバー 4A,4B,4C,4D,31A,31B,31C,3
1D 緩衝部材としての防振部材 5 磁気ディスク媒体組立体 7 ヘッド位置決め機構 10 磁気ディスク媒体 23 磁気ヘッド

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報記憶用の磁気ディスク媒体の複数枚
    が同軸上に配設されてなる磁気ディスク媒体組立体と、
    前記磁気ディスク媒体に対向して装備され当該磁気ディ
    スク媒体に対する書き込み/読み出し用の磁気ヘッド
    と、この磁気ヘッドを位置決めするヘッド位置決め機構
    と、これらの各部を収納し保持する装置本体および本体
    カバーとを備えてなる磁気ディスク装置において、 前記本体カバーの各角部に、当該各角部を覆う緩衝部材
    を装着したことを特徴とする磁気ディスク装置。
  2. 【請求項2】 前記緩衝部材は、前記各角部を構成する
    三面の各角面を含んだ状態で当該三面に貼着されている
    ことを特徴とした請求項1記載の磁気ディスク装置。
  3. 【請求項3】 前記緩衝部材は、前記各角部を構成する
    三面の各角面内にその周囲が埋設された状態で当該各角
    部に装備されていることを特徴とした請求項1記載の磁
    気ディスク装置。
JP20575494A 1994-08-30 1994-08-30 磁気ディスク装置 Pending JPH0869687A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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