JPH01247214A - 合成樹脂部品の取付具 - Google Patents
合成樹脂部品の取付具Info
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- JPH01247214A JPH01247214A JP7791988A JP7791988A JPH01247214A JP H01247214 A JPH01247214 A JP H01247214A JP 7791988 A JP7791988 A JP 7791988A JP 7791988 A JP7791988 A JP 7791988A JP H01247214 A JPH01247214 A JP H01247214A
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Landscapes
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は合成樹脂部品を本体製品に取付けるための取付
具に関する。
具に関する。
(従来の技術)
従来、この種取付具、例えばサイドドアの上部を覆う庇
部を備えた合成樹脂製の自動車用サイドバイザーを、自
動車側に取付けるための取付具としては、前記自動車の
サイドドアにおける窓枠の外面に嵌合可能な断面C字形
の係止金具を用い、該係止金具を前記サイドバイザーの
取付部にリベット又は鳩目金具によりカシメ止めし、が
っ、この係止金具の前記窓枠外面への嵌合係止により前
記サイドバイザーを自動車側に取付けるべく成している
。
部を備えた合成樹脂製の自動車用サイドバイザーを、自
動車側に取付けるための取付具としては、前記自動車の
サイドドアにおける窓枠の外面に嵌合可能な断面C字形
の係止金具を用い、該係止金具を前記サイドバイザーの
取付部にリベット又は鳩目金具によりカシメ止めし、が
っ、この係止金具の前記窓枠外面への嵌合係止により前
記サイドバイザーを自動車側に取付けるべく成している
。
(発明が解決しようとする問題点)
ところが、前記した係止金具にあっては、該係止金具を
サイドバイザーにリベット又は鳩目金具によりカシメ化
めするに際し、前記サイドバイザーと係止金具との取付
面にそれぞれ取付用孔を特別に設ける必要があるため、
前記取付孔により前記サイドバイザーの強度を低下させ
ることになり、しかも、前記リベットや鳩目金具をカシ
メる際の加工応力によって、前記サイドバイザーがひび
割れする問題があった。
サイドバイザーにリベット又は鳩目金具によりカシメ化
めするに際し、前記サイドバイザーと係止金具との取付
面にそれぞれ取付用孔を特別に設ける必要があるため、
前記取付孔により前記サイドバイザーの強度を低下させ
ることになり、しかも、前記リベットや鳩目金具をカシ
メる際の加工応力によって、前記サイドバイザーがひび
割れする問題があった。
また、前記係止金具を前記窓枠に、その外面に沿う如く
嵌合係止する場合に、前記係止金具を弾性変形させて嵌
込むには大きな力を必要とし、このため、その嵌込作業
が非常に面倒で手間を要する問題を有していた。
嵌合係止する場合に、前記係止金具を弾性変形させて嵌
込むには大きな力を必要とし、このため、その嵌込作業
が非常に面倒で手間を要する問題を有していた。
本発明の目的は、合成樹脂部品の強度を低下させたり、
該合成樹脂部品をひび割れさせることがなく、シかも、
前記合成樹脂部品を本体製品に正確に位置合せした状態
で簡単容易に、かつ、確実強固に取付けることができる
取付具を提供せんとするものである。
該合成樹脂部品をひび割れさせることがなく、シかも、
前記合成樹脂部品を本体製品に正確に位置合せした状態
で簡単容易に、かつ、確実強固に取付けることができる
取付具を提供せんとするものである。
(問題点を解決するための手段)
しかして、本発明は、合成樹脂部品を本体製品に取付け
るための取付具であって、前記本体製品に係止する係止
部(30)をもつ第1及び第2係止体(31)(32)
と、前記合成樹脂部品(1)に対向する接合面(32a
)をもつ合成樹脂製接合体(33)とから成り、該接合
体(33)に、前記第1係止体(31)を保持する保持
部(33b)と、前記第2係止体(32)を受入れる受
入部(33c)とを設けて、この接合体(33)の接合
面(33a)を前記合成樹脂部品の取付部位に加熱溶性
して、前記第1係止体(31)を前記合成樹脂部品に結
合すると共に、前記第2係止体(32)に、前記受入部
(33c)に嵌合したとき、該受入I(33c)の内面
に係止する係合突起(32a)を備えた結合片(32b
)を設けたことを特徴とするものである。
るための取付具であって、前記本体製品に係止する係止
部(30)をもつ第1及び第2係止体(31)(32)
と、前記合成樹脂部品(1)に対向する接合面(32a
)をもつ合成樹脂製接合体(33)とから成り、該接合
体(33)に、前記第1係止体(31)を保持する保持
部(33b)と、前記第2係止体(32)を受入れる受
入部(33c)とを設けて、この接合体(33)の接合
面(33a)を前記合成樹脂部品の取付部位に加熱溶性
して、前記第1係止体(31)を前記合成樹脂部品に結
合すると共に、前記第2係止体(32)に、前記受入部
(33c)に嵌合したとき、該受入I(33c)の内面
に係止する係合突起(32a)を備えた結合片(32b
)を設けたことを特徴とするものである。
(作用)
上記構成により、前記接合体(33)の接合面(33a
)を合成樹脂部品(1)の取付品位に加熱溶性すること
により、前記合成樹脂部品(1)の強度を低下させたり
、ひび割れさせることなく、前記接合体(33)、つま
り取付具(3)を合成樹脂部品(1)に取付けられるの
であり、また、合成樹脂部品(1)を本体製品に取付け
る場合には、先ず、前記接合体(33)に保持する第1
係止体(31)の係止部(30)により合成樹脂部品(
1)を本体製品に係止させ、その後、第2係止体(32
)の係止部(30)を前記本体製品に係止させながら該
第2係上体(32)の結合片(32b)を前記接合体(
33)の受入部(33c)に嵌合して、該結合片(32
b)の係止突起(32a)を受入部(33c)の内面に
係止させることにより、前記第1及び第2係止体(31
)(32)の各係止部(30)(30)で本体製品を挟
持して、前記合成樹脂部品(1)を本体製品の取付部位
に正確に位置合わせした状態で簡単容易にかつ、確実強
固に取付けることができるのである。
)を合成樹脂部品(1)の取付品位に加熱溶性すること
により、前記合成樹脂部品(1)の強度を低下させたり
、ひび割れさせることなく、前記接合体(33)、つま
り取付具(3)を合成樹脂部品(1)に取付けられるの
であり、また、合成樹脂部品(1)を本体製品に取付け
る場合には、先ず、前記接合体(33)に保持する第1
係止体(31)の係止部(30)により合成樹脂部品(
1)を本体製品に係止させ、その後、第2係止体(32
)の係止部(30)を前記本体製品に係止させながら該
第2係上体(32)の結合片(32b)を前記接合体(
33)の受入部(33c)に嵌合して、該結合片(32
b)の係止突起(32a)を受入部(33c)の内面に
係止させることにより、前記第1及び第2係止体(31
)(32)の各係止部(30)(30)で本体製品を挟
持して、前記合成樹脂部品(1)を本体製品の取付部位
に正確に位置合わせした状態で簡単容易にかつ、確実強
固に取付けることができるのである。
(実施例)
以下本発明に係る取付具の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
図面は本発明取付具を用いて自動車用バイザー(合成樹
脂部品)を自動車(本体製品)に取付けるごとくしたも
のを示し、第1図乃至第7図において(1)は自動車に
おけるサイドドア(2)の窓枠(21)の外面に装若し
て用いるサイドバイザーで、該サイドバイザー(1)は
前記窓枠(21)の外方を覆う庇部(11)と、該庇部
(11)の上端で前記窓枠(21)の外面に沿う耳部(
12)とをアクリル樹脂などの合成樹脂により一体成形
して成るものである。
脂部品)を自動車(本体製品)に取付けるごとくしたも
のを示し、第1図乃至第7図において(1)は自動車に
おけるサイドドア(2)の窓枠(21)の外面に装若し
て用いるサイドバイザーで、該サイドバイザー(1)は
前記窓枠(21)の外方を覆う庇部(11)と、該庇部
(11)の上端で前記窓枠(21)の外面に沿う耳部(
12)とをアクリル樹脂などの合成樹脂により一体成形
して成るものである。
(3)は前記サイドバイザー(1)の前記耳部(12)
内面に結合され、前記サイドバイザー(1)を前記窓枠
(21)の外面に取付ける取付具であって、該取付具(
3)は、前記窓枠(21)の端部に係止するフック係上
部(30)をもつ主として金属製の第1及び第2係止体
(31)(32)と前記サイドバイザー(1)に対向す
る接合面(33a)をもったアクリル樹脂製接合体(3
3)とから成る。
内面に結合され、前記サイドバイザー(1)を前記窓枠
(21)の外面に取付ける取付具であって、該取付具(
3)は、前記窓枠(21)の端部に係止するフック係上
部(30)をもつ主として金属製の第1及び第2係止体
(31)(32)と前記サイドバイザー(1)に対向す
る接合面(33a)をもったアクリル樹脂製接合体(3
3)とから成る。
前記接合体(33)には、前記第1係止体(31)の取
付部(31a)を保持する保持部(33b)と、前記第
2係止体(32)を受入れる凹部から成る受入部(33
c)とを設ける一方、該接合体(33)の接合面(33
a)に、例えば第4図に示す如く角錐吠の突起(33d
)を多数突設するのである。図に示す実施例では、前記
接合体(33)の保持部(33b)による第1係止体(
31)の保持として、第2図に示す如く前記第1係止体
(31)の取付部(31a)を、前記接合体(33)を
成形する際にインサートして一体保持させている。
付部(31a)を保持する保持部(33b)と、前記第
2係止体(32)を受入れる凹部から成る受入部(33
c)とを設ける一方、該接合体(33)の接合面(33
a)に、例えば第4図に示す如く角錐吠の突起(33d
)を多数突設するのである。図に示す実施例では、前記
接合体(33)の保持部(33b)による第1係止体(
31)の保持として、第2図に示す如く前記第1係止体
(31)の取付部(31a)を、前記接合体(33)を
成形する際にインサートして一体保持させている。
しかして、第5図に示すように前記接合体(33)の接
合面(33a)における突起(33d)を前記サイドバ
イザー(1)の取付部位に接触させた後、これら接合面
(33a)及びサイドバイザー(1)を音種間に保持し
て加圧しながら超音波を与え、その振動により前記サイ
ドバイザー(1)の取付面に点接触する突起(33d)
部分のみを局部的に加熱溶着して、前記第1係上体(3
1)を前記サイドバイザー(1)に結合すべく成すので
ある。
合面(33a)における突起(33d)を前記サイドバ
イザー(1)の取付部位に接触させた後、これら接合面
(33a)及びサイドバイザー(1)を音種間に保持し
て加圧しながら超音波を与え、その振動により前記サイ
ドバイザー(1)の取付面に点接触する突起(33d)
部分のみを局部的に加熱溶着して、前記第1係上体(3
1)を前記サイドバイザー(1)に結合すべく成すので
ある。
また、前記第2係止体(32)には、前記受入部(33
c)を嵌合したとき、該受入部(33C)の内面に係止
する係合突起(32a)を備えた結合片(32b)を設
けるのである。
c)を嵌合したとき、該受入部(33C)の内面に係止
する係合突起(32a)を備えた結合片(32b)を設
けるのである。
尚、第1図中(4)は窓ガラスであり、(5)は窓枠(
21)のガラス溝(21a)内に内装するランチヤンネ
ルである。
21)のガラス溝(21a)内に内装するランチヤンネ
ルである。
本発明は以上の如く構成するもので、前記取付具(3)
を用いてサイドバイザー(1)を、窓枠(21)の外面
に取付ける場合には、前記接合体(33)の接合面(3
3a)をサイドバイザー(1)の取付部位に接触させ、
これら接合面(33a)及びサイドバイザー(1)を音
種間に保持して加圧しながら超音波を与えて、その振動
により前記サイドバイザー(1)の取付面に点接触する
突起(33d)部分のみを局部的に加熱溶融して前記接
合体(33)をサイドバイザー(1)に結合するのであ
り、これにより、前記サイドバイザー(1)や接合体(
33)の前記突起(33d)以外の部分が形崩れしたり
、ひび割れしたりすることなく前記第1係止体(31)
をサイドバイザー(1)に結合するのである。
を用いてサイドバイザー(1)を、窓枠(21)の外面
に取付ける場合には、前記接合体(33)の接合面(3
3a)をサイドバイザー(1)の取付部位に接触させ、
これら接合面(33a)及びサイドバイザー(1)を音
種間に保持して加圧しながら超音波を与えて、その振動
により前記サイドバイザー(1)の取付面に点接触する
突起(33d)部分のみを局部的に加熱溶融して前記接
合体(33)をサイドバイザー(1)に結合するのであ
り、これにより、前記サイドバイザー(1)や接合体(
33)の前記突起(33d)以外の部分が形崩れしたり
、ひび割れしたりすることなく前記第1係止体(31)
をサイドバイザー(1)に結合するのである。
そして、前記サイドバイザー(1)に結合した第1係止
部(31)の係止部(30)を第1図に示す如(サイド
ドア(2)における窓枠(21)の外壁上端縁に係止す
る一方、第2係止体(32)の係上部(30)を窓枠(
21)の外壁下端縁に係止させながら、該第2係止体(
32)の結合片(32b)を接合体(33)の受入部(
33c)に嵌合して、結合片(32b)の係止突起(3
2a)を受入部(33c)の内面に係止させるのである
。
部(31)の係止部(30)を第1図に示す如(サイド
ドア(2)における窓枠(21)の外壁上端縁に係止す
る一方、第2係止体(32)の係上部(30)を窓枠(
21)の外壁下端縁に係止させながら、該第2係止体(
32)の結合片(32b)を接合体(33)の受入部(
33c)に嵌合して、結合片(32b)の係止突起(3
2a)を受入部(33c)の内面に係止させるのである
。
これにより前記第1及び第2係止体(31)(32)の
各係止部(30)(30)で前記窓枠(21)外壁の上
下両端縁を挟持させて、サイドバイザー(1)を窓枠(
21)の外壁に正確に位置合せした状態で簡単容易に、
かつ、確実強固に取付けることができるのである。
各係止部(30)(30)で前記窓枠(21)外壁の上
下両端縁を挟持させて、サイドバイザー(1)を窓枠(
21)の外壁に正確に位置合せした状態で簡単容易に、
かつ、確実強固に取付けることができるのである。
又、前記接合体(33)の受入部(33c)及び第2係
止体(32)の結合片(32b)の嵌合手段としては、
例えば第8図及び第9図に示す如く構成してもよい。
止体(32)の結合片(32b)の嵌合手段としては、
例えば第8図及び第9図に示す如く構成してもよい。
第8図に示すものは、前記接合体(33)の下部両側に
一対の切欠溝から成る受入部(33c)(33c)を形
成する一方、第2係止体(32)の基部両側から外方に
突出する一対の結合片(32b)(32b)を突設し、
これら結合片(32b)(32b)の対向内面に、前記
切欠溝(33c)(33c)に嵌合したとき、前記切欠
溝(33c)(33c)の内面に係合する係止突起(3
2a)(32a)を設けたものであり、また、第9図に
示すものは、前記接合体(33)の接合面(33a)に
開放する凹溝から成る受入部(33c)を形成する一方
、第2係止体(32)の基部から外方に突出する結合片
(32b)を突設し、該結合片(32b)の両側部に、
前記凹溝(33c)に嵌合したとき、前記凹溝(33c
)の内壁面に係合する係止突起(32a)(32a)を
設けたものである。
一対の切欠溝から成る受入部(33c)(33c)を形
成する一方、第2係止体(32)の基部両側から外方に
突出する一対の結合片(32b)(32b)を突設し、
これら結合片(32b)(32b)の対向内面に、前記
切欠溝(33c)(33c)に嵌合したとき、前記切欠
溝(33c)(33c)の内面に係合する係止突起(3
2a)(32a)を設けたものであり、また、第9図に
示すものは、前記接合体(33)の接合面(33a)に
開放する凹溝から成る受入部(33c)を形成する一方
、第2係止体(32)の基部から外方に突出する結合片
(32b)を突設し、該結合片(32b)の両側部に、
前記凹溝(33c)に嵌合したとき、前記凹溝(33c
)の内壁面に係合する係止突起(32a)(32a)を
設けたものである。
又、前記接合体(33)に設ける突起(33d)の形状
としては、その先端面積が小さくなったものであれば何
らその形状に限定されるものではなく、例えば第10図
(イ)(ロ)(ハ)に示す如く球状、円錐状、円柱状や
第10図(ニ)(ホ)(へ) ()) (チ)に示
す如く各種波形状などであってもよい。
としては、その先端面積が小さくなったものであれば何
らその形状に限定されるものではなく、例えば第10図
(イ)(ロ)(ハ)に示す如く球状、円錐状、円柱状や
第10図(ニ)(ホ)(へ) ()) (チ)に示
す如く各種波形状などであってもよい。
又既述実施例では、本発明取付具の適用例として、自動
車用バイザーの自動車側への取付けに用いたものについ
て説明したけれども、自動車用バイザーの自動車への取
付けに限定されることなく、例えば、電子部品、家電製
品、カメラ、航空機などのあらゆる分野の合成樹脂部品
を本体製品に取付ける場合の取付具として広く適用でき
るものである。
車用バイザーの自動車側への取付けに用いたものについ
て説明したけれども、自動車用バイザーの自動車への取
付けに限定されることなく、例えば、電子部品、家電製
品、カメラ、航空機などのあらゆる分野の合成樹脂部品
を本体製品に取付ける場合の取付具として広く適用でき
るものである。
又、前記接合体(5)の合成樹脂材としては、前記した
自動車バイザーの実施例の如くサイドバイザー(2)と
同一のアクリル樹脂を用いて、両者の融合性及び第1、
第2係止体(31)(32)の保持強度を確保すべく成
してもよいし、その他、同質同系統で融合性の良い樹脂
同士、つまり、融合性及び保持強度を確保できる合成樹
脂材の組合わせであれば、他の合成樹脂の組合せであっ
ても良く、例えばアクリル樹脂から成るサイドバイザー
本体とポリカーボネイトから成る接合体とを組み合わせ
たものであってもよい。
自動車バイザーの実施例の如くサイドバイザー(2)と
同一のアクリル樹脂を用いて、両者の融合性及び第1、
第2係止体(31)(32)の保持強度を確保すべく成
してもよいし、その他、同質同系統で融合性の良い樹脂
同士、つまり、融合性及び保持強度を確保できる合成樹
脂材の組合わせであれば、他の合成樹脂の組合せであっ
ても良く、例えばアクリル樹脂から成るサイドバイザー
本体とポリカーボネイトから成る接合体とを組み合わせ
たものであってもよい。
(発明の効果)
以上の如く本発明取付具によれば、合成樹脂部品(1)
を取付ける本体製品に係止する係止部(30)をもつ第
1及び第2係止体(31)(32)と、前記合成樹脂部
品(1)に対向する接合面(32a)をもつ合成樹脂製
接合体(33)とから成り、該接合体(33)に、前記
第1係止体(31)を保持する保持部(33b)と、前
記第2係止体(32)を受入れる受入部(33c)とを
設けて、この接合体(33)の接合面(33a)を前記
合成樹脂部品の取付部位に加熱溶着して、前記第1係止
体(31)を前記合成樹脂部品に結合すると共に、前記
第2係止体(32)に、前記受入部(33c)に嵌合し
たとき、該受入部(33c)の内面に係止する係合突起
(32a)を備えた結合片(32b)を設けたものであ
るから、前記合成樹脂部品(1)への取付具の結合に際
して、前記接合体(33)の接合面(33a)を合成樹
脂部品(1)の取付部位に加熱溶着することにより、前
記合成樹脂部品(1)の強度を低下させたり、ひび割れ
させたりすることなく、前記接合体(33)、つまり取
付具(3)を合成樹脂部品(1)に取付けることができ
、しかも、この取付具(3)を用いて合成樹脂部品(1
)を本体製品に取付けるに際し、前記接合体(33)に
保持する第1係止体(31)の係止部(30)により合
成樹脂部品(1)を本体製品に係止させた後、前記第2
係止体(32)の係止部(30)を本体製品に係止させ
ながら第2係止体(32)の結合片(32b)を前記接
合体(33)の嵌合部(33c)に嵌合して、該結合片
(32b)の係合突起(32a)を受入部(33c)の
内面に係止させることにより、前記第1及び第2係止体
(31)(32)の各係止部(30)(30)で本体製
品を挟持して、前記合成樹脂部品(1)を本体製品の取
付部位に正確に位置合わせした状態で簡単容易に、かつ
、確実強固に取付けることができるのである。
を取付ける本体製品に係止する係止部(30)をもつ第
1及び第2係止体(31)(32)と、前記合成樹脂部
品(1)に対向する接合面(32a)をもつ合成樹脂製
接合体(33)とから成り、該接合体(33)に、前記
第1係止体(31)を保持する保持部(33b)と、前
記第2係止体(32)を受入れる受入部(33c)とを
設けて、この接合体(33)の接合面(33a)を前記
合成樹脂部品の取付部位に加熱溶着して、前記第1係止
体(31)を前記合成樹脂部品に結合すると共に、前記
第2係止体(32)に、前記受入部(33c)に嵌合し
たとき、該受入部(33c)の内面に係止する係合突起
(32a)を備えた結合片(32b)を設けたものであ
るから、前記合成樹脂部品(1)への取付具の結合に際
して、前記接合体(33)の接合面(33a)を合成樹
脂部品(1)の取付部位に加熱溶着することにより、前
記合成樹脂部品(1)の強度を低下させたり、ひび割れ
させたりすることなく、前記接合体(33)、つまり取
付具(3)を合成樹脂部品(1)に取付けることができ
、しかも、この取付具(3)を用いて合成樹脂部品(1
)を本体製品に取付けるに際し、前記接合体(33)に
保持する第1係止体(31)の係止部(30)により合
成樹脂部品(1)を本体製品に係止させた後、前記第2
係止体(32)の係止部(30)を本体製品に係止させ
ながら第2係止体(32)の結合片(32b)を前記接
合体(33)の嵌合部(33c)に嵌合して、該結合片
(32b)の係合突起(32a)を受入部(33c)の
内面に係止させることにより、前記第1及び第2係止体
(31)(32)の各係止部(30)(30)で本体製
品を挟持して、前記合成樹脂部品(1)を本体製品の取
付部位に正確に位置合わせした状態で簡単容易に、かつ
、確実強固に取付けることができるのである。
第1図は本発明に係る取付具を用いて自動車用バイザー
を自動車におけるサイドドアの窓枠に取付けた状態を示
す要部の縦断面図、第2図は取何県の斜視図、第3図は
第1係止体と合成樹脂製接合体との縦断面図、第4図は
合成樹脂製接合体における突起部分の拡大説明図、第5
図は前記接合体の突起をサイドバイザーに接触させた伏
態を示す縦断面図、第6図はサイドバイザーの部分拡大
図、第7図はサイドバイザーを自動車の窓枠に取付けた
状憶を示す側面図、第8図及び第9図は前記接合体及び
第2係止体の別の実施例を示す説明図、第10図は前記
接合体における突起の別の実施例を示す説明図である。 (1)・・・・・・サイドバイザー(合成樹脂部品)(
30)(30)・・・・・・係止部 (31)・・・・・・第1係止体 (32)・・・・・・第2係止体 (32a)・・・・・・係合突起 (32b)・・・・・・結合片 (33)・・・・・・合成樹脂製接合体(33a)・・
・・・・接合面 (33b)・・・・・・保持部 (33c)・・・・・・受入部
を自動車におけるサイドドアの窓枠に取付けた状態を示
す要部の縦断面図、第2図は取何県の斜視図、第3図は
第1係止体と合成樹脂製接合体との縦断面図、第4図は
合成樹脂製接合体における突起部分の拡大説明図、第5
図は前記接合体の突起をサイドバイザーに接触させた伏
態を示す縦断面図、第6図はサイドバイザーの部分拡大
図、第7図はサイドバイザーを自動車の窓枠に取付けた
状憶を示す側面図、第8図及び第9図は前記接合体及び
第2係止体の別の実施例を示す説明図、第10図は前記
接合体における突起の別の実施例を示す説明図である。 (1)・・・・・・サイドバイザー(合成樹脂部品)(
30)(30)・・・・・・係止部 (31)・・・・・・第1係止体 (32)・・・・・・第2係止体 (32a)・・・・・・係合突起 (32b)・・・・・・結合片 (33)・・・・・・合成樹脂製接合体(33a)・・
・・・・接合面 (33b)・・・・・・保持部 (33c)・・・・・・受入部
Claims (1)
- 1)合成樹脂部品を本体製品に取付けるための取付具で
あって、前記本体製品に係止する係止部(30)をもつ
第1及び第2係止体(31)(32)と、前記合成樹脂
部品(1)に対向する接合面(32a)をもつ合成樹脂
製接合体(33)とから成り、該接合体(33)に、前
記第1係止体(31)を保持する保持部(33b)と、
前記第2係止体(32)を受入れる受入部(33c)と
を設けて、この接合体、(33)の接合面(33a)を
前記合成樹脂部品の取付部位に加熱溶着して、前記第1
係止体(31)を前記合成樹脂部品に結合すると共に、
前記第2係止体(32)に、前記受入部(33c)に嵌
合したとき、該受入部(33c)の内面に係止する係合
突起(32a)を備えた結合片(32b)を設けたこと
を特徴とする合成樹脂部品の取付具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63077919A JPH0676010B2 (ja) | 1988-03-29 | 1988-03-29 | 合成樹脂部品の取付具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63077919A JPH0676010B2 (ja) | 1988-03-29 | 1988-03-29 | 合成樹脂部品の取付具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01247214A true JPH01247214A (ja) | 1989-10-03 |
JPH0676010B2 JPH0676010B2 (ja) | 1994-09-28 |
Family
ID=13647485
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63077919A Expired - Fee Related JPH0676010B2 (ja) | 1988-03-29 | 1988-03-29 | 合成樹脂部品の取付具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0676010B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0434107U (ja) * | 1990-07-18 | 1992-03-19 | ||
US5251953A (en) * | 1992-01-13 | 1993-10-12 | National Cycle, Inc. | Vehicle window air deflector |
JPH0633713U (ja) * | 1992-06-27 | 1994-05-06 | 亨一 村田 | 合成樹脂製品に対する金属ねじの取付け具 |
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US20110291442A1 (en) * | 2010-06-01 | 2011-12-01 | Oirschot Dirk Van | Door hooking arrangement for a motor vehicle |
JP2012056463A (ja) * | 2010-09-09 | 2012-03-22 | Tamura Plastic Mfg Co Ltd | 自動車用バイザー |
JP2017088121A (ja) * | 2015-11-17 | 2017-05-25 | ポップリベット・ファスナー株式会社 | サイドバイザー用ブラケット及びその取付構造 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS6081024U (ja) * | 1983-11-09 | 1985-06-05 | 有限会社杉本製作所 | 自動車用サイドバイザ− |
-
1988
- 1988-03-29 JP JP63077919A patent/JPH0676010B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0676010B2 (ja) | 1994-09-28 |
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