JPH01247138A - 樹脂パイプの中間部に係止部を形成する方法 - Google Patents

樹脂パイプの中間部に係止部を形成する方法

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JPH01247138A
JPH01247138A JP7526088A JP7526088A JPH01247138A JP H01247138 A JPH01247138 A JP H01247138A JP 7526088 A JP7526088 A JP 7526088A JP 7526088 A JP7526088 A JP 7526088A JP H01247138 A JPH01247138 A JP H01247138A
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Hideto Takano
秀人 高野
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C57/00Shaping of tube ends, e.g. flanging, belling or closing; Apparatus therefor, e.g. collapsible mandrels

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、樹脂パイプの中間部に係止部を形成する方法
に関する。
〔従来の技術〕
従来から、自動車などの燃料油やガスの配管においては
、金属パイプや樹脂パイプをゴム継手で接続して用いる
ことが多い。この場合、燃料油やガスの洩れ防止、ゴム
継手の抜は防止、さらにはゴム継手の差込み長さの目安
にするために、通常パイプの端部や中間部に係止部が設
けられている。
樹脂パイプの中間部に係止部を形成する方法としては、
係止部を射出成型または機械加工により別体として製作
し、それをパイプ外周部に接着剤等で接着する方法、あ
るいは金属パイプで一部行われているように、樹脂パイ
プを軸方向に圧縮し、冷rVJ塑性変形により樹脂パイ
プを円周外方に膨出させて係止部を形成する方法等が採
用されている。
一方樹脂パイブの端部に係止部を形成させる方法として
は、樹脂パイプの端部を外部加熱により軟化させて、円
周方向外方に膨出部を形成する方法(特開昭62−18
4837号公報)や、樹脂パイプの端部を超音波振動に
より加熱しながら軸方向に加圧して、該端部を円周方向
外方へ膨出変形させる方法(特開昭55−117622
号公報)などが知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、係止部を別に作って接着剤等で樹脂パイ
プに接着させる方法では、係止部が樹脂パイプからはず
れ易く信頼性に欠け、さらに部品点数が多くなり、加工
工程が増加するため、コスト高になるという欠点がある
また、熱を加えずに冷間塑性変形により係止部を形成す
る方法では、圧縮力を解除して放置すると、樹脂パイプ
がもとの形状に戻ろうとするため、係止部の形状が変化
してしまうという問題がある。
この現象は自動車のエンジンルームのように高温になる
雰囲気で用いられる場合に特に顕著に現われ、極端な場
合には係止部が完全に消失してしまうこともある。
さらに、外部加熱あるいは超音波振動加熱法を樹脂パイ
プ中間部に係止部を形成する方法に適用しようとすると
、前者の場合は、樹脂パイプの熱伝導性が悪いため長時
間の加熱が必要であり、さらには加熱する必要のない場
所まで加熱されて樹脂パイプが変形してしまう等の不都
合が生じる。
また後者の場合は、樹脂パイプ先端から超音波振動を所
定の中間部へ伝達しようとしても、途中で超音波振動が
減衰してしまい、目的とする中間部を加熱することはで
きない。樹脂パイプ先端からの超音波振動で加熱できる
範囲は通常樹脂パイプ先端から5 mm以内であり、先
端から5 mm以上離れた中間部を加熱することは従来
の方法では事実上不可能である。
従って、本発明の目的は上記問題点を解消し、超音波振
動による加熱を利用して樹脂パイプの中間部に係止部を
形成する方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記問題点に鑑み鋭意研究の結果、本発明者は、樹脂パ
イプが金属パイプより剛性が著しく低いので、2点で固
定して軸線方向に圧縮力を加えると、中間部が容易に外
方に変形膨出することに着目し、その変形膨出部に超音
波振動を与えて軟化しながらさらに圧縮することにより
、中間部に係止部を容易に形成することができることを
発見し、本発明に想到した。
すなわち、本発明の熱可塑性樹脂の中間部に係止部を形
成する方法は前記パイプの端部を所定の深さの孔を有す
る超音波発振機のホーンに挿入するとともに、所定の距
離をおいて前記パイプを保持具により保持し、前記パイ
プを軸線方向に圧縮して前記ホーンと前記保持具との間
で前記パイプを僅かに外方に変形膨出させ、次いで前記
超音波発振機を発振することにより前記変形膨出部を軟
化させながらさらに前記パイプを軸線方向に圧縮するこ
とを特徴とする。
〔作用〕
樹脂パイプの先端から超音波を伝達する従来の方法では
、超音波振動が途中で減衰してしまい、樹脂パイプ中間
部を加熱できなかったが、本発明では、樹脂パイプの変
形膨出した中間部がホーンの前面にさらされるため、そ
こに直接超音波が当たり、軟化して係止部の形成が容易
となる。
〔実施例〕
以下、添付図面により本発明の実施例を詳細に説明する
第1図(a)〜(6)は、本発明の一実施例を示す工程
図であり、1は15〜30KHzの超音波を出す超音波
発振機、2は超音波発振機1に連結し、超音波を伝達す
るホーン、3は超音波発振機1及びホーン2を上下させ
るためのエアシリンダ、4a。
4bはパイプ保持具、5は中間部に係止部を形成しよう
とする熱可塑性樹脂パイプである。ホーン2の中心には
、樹脂パイプ5の外径よりも0.05〜0.5mm程度
大きい直径のパイプ挿入孔6が穿設されており、パイプ
挿入孔6の深さは、樹脂パイプ5の先端から、係止部を
形成しようとする中間部までの距離と同じにしておく。
本実施例においては、パイプ保持具4a、4bは、一方
の保持具4aを固定し、他方の保持具4bを横方向へス
ライド可能として、それぞれに樹脂パイプ5と同じ半径
の半円形の溝が形成されている。樹脂パイブ5をその溝
に入れ、パイプ保持具4a、4bではさむことにより、
樹脂パイプ5をしっかり固定することができ、樹脂パイ
プ5とホーン2のパイプ挿入孔6とが合致するようにな
っている。
本発明の方法を実施するには、まず第1図(a)に示す
ように、係止部を形成しようとする中間部の位置よりも
1〜10mm程度長く出した位置で樹脂バイブ5を保持
具4a、4bで固定する。次いでエアシリンダ3を作動
させると超音波発振機1とホーン2が下降し、樹脂バイ
ブ5の端部がホーン2に穿設されたパイプ挿入孔6に挿
入される(工程b)。この状態で樹脂バイブ5を軸方向
に圧縮すると、樹脂パイプ5はホーン2と保持具4a、
4bとの間で、第2図に示すように円周方向外方にわず
かに変形膨出し、a部においてホーン2と接触する。こ
の状態で超音波を発振すると、樹脂パイプ5は、ホーン
2の前面よりa部を通って超音波振動を伝達され、膨出
部すのみが選択的に内部発熱し、軟化する。さらにエア
シリンダ3でホーン2を下降させると、この膨出gbは
圧縮により円周方向外方にさらに膨出し、最終的にはホ
ーン2と保持具4a、4bとの間で形成しようとする係
止部7の厚みだけの空隙を残して、ホーン2の下降を中
止する(工程(C))。そのまま0゜5〜20秒間放置
した後、エアシリンダ3を逆方向に作動させて、超音波
発振機1とホーン2を第1図(d)に示すように元の位
置まで戻す。以上の工程(a)〜(d)により、第3図
に示すような、樹脂バイブ5の中間部に係止部7を形成
したパイプを製造することができる。
以下本発明の実施例を具体例をもってさらに詳細に説明
する。
実施例1 押出成型により製作した外径5mm、内径4■のナイロ
ン11のパイプを、半径3II1mの半円形の溝を有す
る保持具4a、4bにより先端から28mmの位置で固
定した。ホーン2の中心には、直径6.1市、深さ25
關のパイプ挿入孔を形成してふいた。
また、パイプの保持具4a、4bへの着脱を容易にする
ために、ホーン2と保持具4a、4bとの間隔は30m
mにしておいた。
次いで、スイッチを押して7 kg / crlの圧縮
空気をエアシリンダ3に送り、超音波発振機1とホーン
2を下降させた。パイプ端部がホーン2のパイプ挿入孔
に挿入され、パイプ挿入孔の底にパイプ先端が当ると、
エアシリンダ3によって、ホーン2と保持具4a、4b
の間のパイプが圧縮され、円周方向外方にわずかに変形
膨出した。この時、20KHzの超音波を1秒間発振さ
せると、振動が直接ホーン2から変形膨出部へ伝達され
、該変形膨出部は軟化し、エアシリンダ3の圧力によっ
て外方へさらに変形膨出した。ホーン2は保持具4a、
4bの上方1.5mmまで下降して止まるようになって
いる。その状態で2秒間放置したのちエアシリンダ3に
逆方向から圧縮空気を入れて超音波発振機1とホーン2
を元の位置に戻し、保持具4a、4bを開放して、パイ
プを取り外した。
このようにして、先端より25mmの位置に、外径7 
mm、厚さ1.5mmの係止部を形成することができた
以上、本発明を実施例で説明したが、本発明はこの実施
例に限定されるものではなく、本発明の思想の範囲内で
種々変更することができる。例えば超音波発振機1の昇
降はエアシリンダー以外に、モーターその他の駆動装置
によっても行うことができ、また超音波発振機1を昇降
させる代わりに保持具4a、4bを昇降させることもで
きる。また保持具4a、4bは二つ割りの構造以外にも
パイプを固定できるものであれば、いかなる構造のもの
でもよい。またパイプに圧縮力が加わったときにパイプ
が変形しやすくなるように、パイプを予熱しておいても
良い。さらにパイプを形成する樹脂もナイロン11に限
定されるものではなく、他のポリアミドやポリエチレン
、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニール、
変形ポリフェニレンオキサイド、ポリカーボネート等の
一般的な熱可塑性樹脂を用いることができる。
〔発明の効果〕
本発明の方法では、樹脂パイプの一部を変形膨出させて
、樹脂パイプと一体的に係止部を形成するものであるか
ら、係止部がパイプから外れるようなことはなく十分な
強度を有しており、また部品点数や加工工程を増やすこ
となく、数秒間で係止部を形成することができ、大幅な
コストダウンをはかることができる。
さらに、超音波振動により樹脂パイプを内部発熱させて
、軟化した状態で変形膨出させることにより係止部を形
成しているので、自動車のエンジンルーム内のように高
温の雰囲気中でも、冷間塑性変形によって形成された係
止部と異なり、係止部の形状が変化してしまうというよ
うなことがなく、安定した形状を保持することができる
【図面の簡単な説明】
第1図は樹脂パイプの中間部に係止部を形成する本発明
の詳細な説明する工程図であり、第2図はホーンと保持
具との間で樹脂パイプが変形膨出している状態を示す断
面図であり、第3図は本発明の方法により中間部に係止
部を形成した樹脂パイプの例を示す斜視図である。 1・・・・・・超音波発振機 2・・・・・・ホーン 3・・・・・・エアシリンダ 4a、4b・・・・・・保持具 5・・・・・・熱可塑性樹脂バイブ ロ・・・・・・パイプ挿入孔 7・・・・・・係止部 出願人  東洋プラスチック精工株式会社代理人  弁
理士 高 石 橘 馬

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 熱可塑性樹脂パイプの中間部に係止部を形成する方法に
    おいて、前記パイプの端部を所定の深さの孔を有する超
    音波発振機のホーンに挿入するとともに、所定の距離を
    おいて前記パイプを保持具により保持し、前記パイプを
    軸線方向に圧縮して前記ホーンと前記保持具との間で前
    記パイプを僅かに外方に変形膨出させ、次いで前記超音
    波発振機を発振することにより、前記変形膨出部を軟化
    させながらさらに前記パイプを軸線方向に圧縮すること
    を特徴とする方法。
JP7526088A 1988-03-29 1988-03-29 樹脂パイプの中間部に係止部を形成する方法 Expired - Lifetime JP2568102B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008062598A (ja) * 2006-09-11 2008-03-21 Flowell Corp チューブ材の施工装置、チューブ材の施工方法および本体収容ケース

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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