JPH01247109A - 模様を有する磨きタイルの製造方法 - Google Patents

模様を有する磨きタイルの製造方法

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JPH01247109A
JPH01247109A JP7523488A JP7523488A JPH01247109A JP H01247109 A JPH01247109 A JP H01247109A JP 7523488 A JP7523488 A JP 7523488A JP 7523488 A JP7523488 A JP 7523488A JP H01247109 A JPH01247109 A JP H01247109A
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JP
Japan
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tile
polished
pattern
raw material
slip
Prior art date
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Pending
Application number
JP7523488A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Nakajima
和幸 中島
Nobuyoshi Suzuki
信義 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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Publication of JPH01247109A publication Critical patent/JPH01247109A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は模様を有する磨きタイルの製造方法に係り、特
に模様部分に透明感があり、また深みのある極めて装飾
性に優れた磨きタイルを製造する方法に関する。
[従来の技術] 天然大理石には、美しい模様を有し、装飾性に優れ、ま
た高級感を備えるものがあり、従来より、住宅用内装建
材等として用いられている。しかしながら、大理石は水
や薬品に弱く、外装材、テーブル、実験台等には不適当
であるという欠点がある。
また、天然産であるため任意の形、大きさ、色、模様の
ものを得ることができず、その上高価であるなどの欠点
もある。
これに対し、人造タイルであれば、天然石材に比し、任
意の形、大きさ、色、模様のものを作ることができ、耐
水性、耐薬品性等に優れたものを得ることもできる。
従来、袋側用タイルとして、 ■ 磁器タイルを研磨して得られる磨きタイル。
■ タイル素地に顔料を散在させて得られる磁器タイル
を研磨した磨きタイル。
■ 施釉タイルを研磨した磨きタイル。
等の磨きタイルが知られている。
[発明が解決しようとする課題] 従来の磨きタイルのうち、■の単に磁器タイルを研磨し
たものでは、均一色のタイルしか得られず、色の深みも
なく、模様等の変化にも乏しい。
■の顔料を用いた磨きタイルでは、顔料による色付け、
模様付けも可能とされるが、模様部分に透明感はなく、
十分に満足し得る装飾性を備えるものとは言い難い。
■の施釉タイルを研磨した磨きタイルは、透明感はある
が、ガラス買の透明感であるため深みがな(、平坦的で
質感に乏しい。
本発明は上記従来の問題点を解決し、模様部分に透明感
があり、しかも深み、質感のある、極めて装飾性に優れ
た模様を有する磨きタイルを製造する方法を提供するこ
とを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明の模様を有する磨きタイルの製造方法は、泥漿鋳
込成形により成形した成形体を焼成して磁器化し、得ら
れた磁器タイルを研磨して磨鉢タイルを製造する方法に
おいて、 I 泥漿中に該泥漿と同種の原料よりなる生乾き塊を混
入したものを泥漿鋳込成形する、あるいは II  成形型内に、泥漿と同種の原料よりなる生乾ぎ
塊を配置した後、泥漿鋳込成形する、ことを特徴とする
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明においては、まず、石膏型等を用いた泥漿鋳込成
形法により成形体を製造するが、この成形に際し、鋳込
友原料として、陶石、粘土、長石等よりなる通常のタイ
ル坏土用原料、好ましくは焼成により磁器化し易いタイ
ル坏土用原料の泥漿と、この泥漿と同種の原料よりなる
生乾き塊とを用いる。
タイル坏土用原料の泥漿は、通常の泥漿鋳込成形法にお
ける調製方法に従って容易に調製することができる。
一方、生乾き塊は、得られる泥漿を適当な方法で脱水処
理し、生乾ぎ状態の塊とすることにより、容易に得るこ
とができる。この生乾き塊の含水率はあまりに低いど焼
成収縮によりひび割れ等の原因となる恐れがあり、逆に
あまりに含水率が高いと泥漿中に溶は込んで、その塊状
を維持できない場合がある。従って、生乾き塊の含水率
は10〜22重量%、特に12〜20重量%程度とする
のが好ましい。
本発明においては、この生乾き塊として前記泥漿と同種
の原料よりなるものを用いる。即ち、生乾ぎ塊が泥漿と
異種の原料よりなるものであると、焼成収縮の差により
焼成体にひび割れが生じるため、同種の原料よりなるも
の、好ましくは同一組成の原料よりなるものを用いる。
なお、この生乾き塊の形状には特に制限はなく、粒状の
もの、ヒモ状のもの、あるいは、シート状のものを三角
形、四角形や円形等に型で打ち抜いたものなど、様々な
形状、大きさのものを用いることができる。この生乾き
塊の形状を変えることにより、所望形状の模様を有する
磨きタイルを得ることができる。
本発明においては、このような生乾き塊を泥漿中に混入
させたものを成形型内に鋳込むか、あるいは、予め成形
型内に生乾き塊を敷き並べておき(あるいは、ばらまい
ておtり、そこへ泥漿を鋳込む。
このような泥漿鋳込成形により得られた成形体は、常法
により乾燥後、磁器化するまで焼成して、焼成タイルを
得る。
この焼成タイルの表面を、ダイヤモンド入り砥粒あるい
は通常の砥粒等を用いて、常法により研磨(ラッピング
)する。研磨により、生乾き塊の塊表面部分が模様とな
って現われ、美麗な模様付き磨きタイルを得ることがで
きる。
本発明により製造される模様を有する磨きタイルは、各
種内装材、外装材等の建材、その他、表札、テーブル、
カウンター等として幅広い用途に用いることができる。
[作 用] 本発明の方法により、泥漿と同種の原料よりなる生乾き
塊を泥漿と共に鋳込成形したものを焼成、研磨すること
により、生乾き塊の塊表面(塊と泥漿との界面)の部分
が透明で深みのある質感の豊かな模様となる。この模様
部分は、周囲と同系色であるため異和感がなく、上品で
高級感を備える著しく美麗で装飾性の高いものである。
[実施例] 以下、実施例を挙げて本発明をより具体的に説明する。
実施例1 長石300kg、陶石300kg、粘土400kg及び
水2300kgをボールミルで微粉砕、混合して得られ
た混合物を、フィルタプレスでケーキ(水分15重量%
)とした。
このケーキ3kgに水400cc及び水ガラス10cc
を加え、泥漿を調製した。また、別に、ケーキをほぐし
て粒径的5mmの小塊状とした。
得られた泥漿中に、ケーキの小塊状物300gを加え、
石膏型に鋳込み成形して、30cmX30CrnXIC
mの成形体を得た。この成形体を80℃で48時間乾燥
後、1200℃で1時間焼成し、焼結体の表面を鏡面研
磨した。
その結果、第1図に示すような、透明で深みのある斑点
状の模様1aが形成された、天理石調の゛外観を有する
美麗な磨きタイル1が得られた。
実施例2 実施例1で得られたケーキを5mm厚さにのばしてシー
ト状として、型で打ち抜いて四角形、三角形、円形の小
片とした。このものを石膏型内に適当に敷き並べ、実施
例1と同様にして調製した泥漿を流し込み、30cmx
30cmx1cmの成形体を得た。
この成形体を実施例1と同様の条件で乾燥、焼成、研摩
したところ、第2図に示す如く、四角形、三角形、円形
状で透明感、深みのある模様2a、2b、2cが形成さ
れた美麗な磨きタイル2が得られた。
[発明の効果] 以上詳述した通り、本発明の模様を有する磨きタイルの
製造方法によれば、所望の部分に所望形状の模様を有し
、この模様部分に、透明感があり、深みがあって、質感
豊かな、極めて美麗な磨きタイルが製造される。しかも
、この磨きタイルは、模様部分の色調が周辺の色調と同
系色であるため異和感がなく、上品で高級感のある、装
飾性豊かなタイルである。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1で製造された磨きタイルの斜視図、第
2図は実施例2で製造された磨きタイルの斜視図である
。 1.2・・・磨きタイル、 1 a、2a、2b、2c”−模様。 代理人  弁理士  重 野  剛 第1図 a 第2図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)泥漿鋳込成形により成形した成形体を焼成して磁
    器化し、得られた磁器タイルを研磨して磨きタイルを製
    造する方法において、泥漿中に該泥漿と同種の原料より
    なる生乾き塊を混入したものを泥漿鋳込成形することを
    特徴とする模様を有する磨きタイルの製造方法。
  2. (2)泥漿鋳込成形により成形した成形体を焼成して磁
    器化し、得られた磁器タイルを研磨して磨きタイルを製
    造する方法において、成形型内に、泥漿と同種の原料よ
    りなる生乾き塊を配置した後、泥漿鋳込成形することを
    特徴とする模様を有する磨きタイルの製造方法。
JP7523488A 1988-03-29 1988-03-29 模様を有する磨きタイルの製造方法 Pending JPH01247109A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5242638A (en) * 1990-11-30 1993-09-07 Inax Corporation Manufacturing method for pottery provided with flowing patterns or spreading patterns
JP2002178246A (ja) * 2000-12-13 2002-06-25 Sumitomo Special Metals Co Ltd ワーク加工方法

Cited By (3)

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