JPH01246448A - 編成体構造およびその手編み方法,ならびに同編成体構造を利用したモチーフの作製方法 - Google Patents

編成体構造およびその手編み方法,ならびに同編成体構造を利用したモチーフの作製方法

Info

Publication number
JPH01246448A
JPH01246448A JP63070974A JP7097488A JPH01246448A JP H01246448 A JPH01246448 A JP H01246448A JP 63070974 A JP63070974 A JP 63070974A JP 7097488 A JP7097488 A JP 7097488A JP H01246448 A JPH01246448 A JP H01246448A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
knitting
yarns
needles
yarn
needle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63070974A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH031424B2 (ja
Inventor
Aiko Suzuki
愛子 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KUROBAA KK
Original Assignee
KUROBAA KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KUROBAA KK filed Critical KUROBAA KK
Priority to JP63070974A priority Critical patent/JPH01246448A/ja
Priority to KR1019890000618A priority patent/KR910006409B1/ko
Publication of JPH01246448A publication Critical patent/JPH01246448A/ja
Publication of JPH031424B2 publication Critical patent/JPH031424B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B3/00Hand tools or implements

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Knitting Of Fabric (AREA)
  • Decoration Of Textiles (AREA)
  • Knitting Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明はセーター、シッールまたはマット、椅子掛は等
の衣料用または室内装飾用編成体の手編み方法および同
編成体を構成するモチーフの作製方法に関する。
【従来の技術】
マット等の室内装飾品を手編みにより簡単に編成する方
法としては、特公昭52−11893号に示す手編み方
法が本願出願人によって既に提案されている。上記発明
は、下端に糸挿通孔ををするする複数本の編針を用い、
これら各編針の糸挿通孔に芯体となる縦糸を挿通し、各
編針を相互間に間隔を保って並列状に支持し、横糸とな
る一本の長尺糸を編針の側壁に沿って編針同士の間隙を
くぐらせながら蛇行させて捲装し、これを適宜芯体とな
る前記縦糸に押し下げて外挿することにより所定寸に編
成する方法である。 また、ショール、椅子掛は等の衣料用または室内装飾用
編成品において、モチーフを接ぎ合わせて所定形状、寸
法に形成したものがある。この種モチーフを用いて作製
した編成品は美麗で装飾的効果が高いものであるが、モ
チーフの作製に手数を要し、特にモチーフを鉤針で一目
づつ編んで作製する場合は多大の労力と時間を要するた
め、極めてコスト高で高価なものとなるという欠点があ
った。このため、モチーフを簡単に作製できるモチーフ
作製具(第8歯参照)が考案され既に一般に使用されて
いる。該モチーフ作製具は中心部に糸挿通孔を有し且つ
上面に前記糸挿通孔を中心として放射状に多数のピン孔
を穿設した基盤7の前記ピン孔に、作製しようとするモ
チーフの柄に応じて糸掛は用のピン6を所定配置で嵌挿
立設し、糸挿通孔から上面に導出した糸9a、9bをピ
ン6相互間に所定の順序で順次用は渡して花柄等を構成
し、しかる後とじ針を用いて別系で前記掛は渡した糸の
中心部をかがり止めてモチーフを形成するものである。
【従来技術の問題点】
しかしながら、上記特公昭52−11893号に示され
た編成方法は、編成体を一本の連続する長尺の横糸で編
上げるものであるから、二色以上の色彩を有する編成体
を編成する場合は、横糸が所定段数おきに所定の色彩と
なるように所定寸に裁断した色彩の異なる複数本の色糸
を順次結び繋げて横糸として使用するか、或いは各色糸
を結び繋げることなく夫々各別に編針に捲装して編成し
、全体を編成した後色彩の異なる部分即ち、異なる横糸
で編まれた編成部分相互を別系で接ぎ合わせるなどしな
ければならず厄介で手数がかかるという欠点があった。 また更に上記編成方法によれば、編成体の色彩を編み列
方向に変化させる場合は、二本の編針で二列編成の単位
体を所定数各別の色糸で編成し、これら色彩の異なる所
定数の単位体相互を別種の編針及び糸で編み列方向に接
ぎ合わせて所定巾の編成体とするものであるから、二列
を最小単位として偶数列毎に色彩を変えることはできる
が、編み列毎に任意の色彩とすることができず、その上
、編成後単位体相互の接ぎ合わせ作業を必要とする等厄
介で手数がかかり制作能率が悪いという欠点があった。 また、シッール、椅子掛は等の編成体を構成するための
モチーフの作製方法として用いられている上記モチーフ
作製具による従来の作製方法も、二色以上の色彩を有す
るモチーフを作製する場合、例えば花柄のモチーフにお
いて中心部を外周部と異なる色彩の色糸で形成するよう
な場合は、先ず基盤7の外周部に立設したピン6相互間
に糸9aを掛は渡して径大部を形成し、然る後基盤7の
中心から前記径大部の径より小さい一定距離をおいてピ
ン6を円形配置で立設し、これらピン6相互間に前記と
は異なる色彩の色糸9bを掛は渡して前記径大部の上に
色彩の異なる径小部を重合状に形成しこれらの中心部を
別系でかがり止めるものであるため、三色、置きの色彩
を有するモチーフを作製する場合には中心部の厚さが極
めて厚(なり用途によっては不通な場合があった。 本願発明は、二色以上の色彩を有する編成体またはモチ
ーフを作製する場合における上記の如き従来方法の欠点
を解消して各編み列毎にまたは半径方向に色彩の異なる
所要中の編成品を一挙に編成でき、従来の方法に較べ多
種多様の配色が可能で然も手数がかからず簡単にショー
ル、マント等の衣料用または室内装飾用編成体、または
同編成体を構成するモチーフを作製し得る画期的編成体
の手編み方法及び同編成体を構成するモチーフの作製方
法を提供しようとするものである。
【問題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本願発明は、各別の編み糸を
捲き止めた複数本の編針を用いて、これら編針の前記各
編み糸を夫々の編針に所定の手順で捲装し、その捲装し
た編み糸の各段が隣接する編み糸の対応する段と相互に
連結されるように編成して各編み列ごとに色彩の異なる
所要中の編成体を一挙に編成できるようにしたことを要
旨とするものであり、更にまた、上記編成体の手編み方
法により編成したモチーフ構成体によりモチーフを作製
して同一平面において異なる色彩を有するモチーフを簡
単に作製し得るようにしたことを要旨とするものである
。 即ち、請求項1に記載の発明は、周壁に各別の編み糸を
夫々捲き止めた複数本の編針を相互間に間隔を保って並
列状に支持し、前記各編み糸を夫々隣接する一側の編針
の編み糸に順次掛けた後、側端の編針の編み糸を同編針
の周壁に捲回すると共にこれに隣接する編針の編み糸を
前記捲回した編み糸とクロスさせて夫々の編針の周壁に
捲回し、これと同一手順で順次残りの編み糸を夫々の編
針の周壁に捲回することにより各編み糸を夫々の編針の
周壁に捲装し、該捲装した各編み糸の各段が隣接する編
針の編み糸の夫々対応する段と相互に連結され且つルー
プ状に編成されるようにしたことを特徴とするものであ
る。 また、請求項2に記載の発明は、下端部に糸挿通孔を横
貫状に穿設した複数本の編針の前記糸挿通孔に夫々芯体
となる縦糸を挿通すると共に周壁に横糸となる夫々各別
の編み糸を捲き止め、これら各編み糸を相互間に間隔を
保って並列状に支持し、前記編み糸を夫々隣接する一側
の編針に順次掛けた後、各編針の編み糸を夫々の編針の
周壁に捲回することにより、各編み糸を夫々の編針の周
壁に1を装し、該俺装した編み糸の各段が隣接する編み
糸の対応する段と相互に連結されてIIJ旋状に編成さ
れるようにしたことを特徴とするものである。 また、請求項3に記載の発明は、下端部に糸挿通孔を横
貫状に穿設した編針を含む複数本の編針を用い、前記編
針の糸挿通孔に夫々芯体となる縦糸を挿通すると共に周
壁に横糸となる夫々各別の編み糸を捲き止め、前記編針
を一側としてこれら編針を相互間に間隔を保って並列状
に支持し、前記編み糸を隣接する一側の編針の編み糸に
掛けた後、側端の編針の編み糸を同編針の周壁に捲回す
ると共に、該編針と隣接する編針の編み糸を前記捲回し
た編み糸とクロスさせて夫々の編針の周壁に捲回し、更
に前記と同一手順で残りの編み糸を順次夫々の編針の周
壁に捲回することによりモチーフ構成体を編成し、該モ
チーフ構成体を編針から押し下げて縦糸に外挿した後縦
糸を基端で切断し、次いでこのモチーフ構成体の一側端
の編み列に挿通されている前記縦糸の両側部を夫々緊締
結束することにより円形のモチーフを形成することを特
徴とするものである。 また、請求項4に記載の発明は、下端部に糸挿通孔を横
賞状に穿設した複数本の編針の前記糸挿通孔に夫々芯体
となる縦糸を挿通すると共に周壁に横糸となる夫々各別
の編み糸を捲き止め、これら各編針を相互間に間隔を保
って並列状に支持し、前記編み糸を夫々隣接する一側の
編針の編み糸に掛けた後、各編み糸の編み糸を夫々の編
針周壁に捲回すことによりモチーフ構成体を編成し、該
モチーフ構成体を編針から押し下げて縦糸に外挿した後
、夫々の縦糸を基端で切断し、次いでこのモチーフ構成
体の一側端の編み列に挿通されている前記縦糸の両側部
を緊締結束すると共に、他の縦糸の両側部相互を連結す
ることにより円形のモチーフを形成することを特徴とす
るものである。 【作用および効果】 請求項1および2に記載の発明は、上記の如く複数本の
編針に夫々捲き止めた各編み糸を夫々隣接する一側の編
針の編み糸に掛けた後、夫々の編針の周壁に捲回するも
のであり、請求項1に記載の発明は前記編み糸の捲回操
作の際、更に隣接する一側の編針に捲回した編み糸とク
ロスさせて捲回する手順を付加したものである。従って
、編成後の各編み列の各段が隣接する編み列の対応する
段と相互に一回または二回連結されたものとなり、編み
糸を単に編針相互の間を蛇行させて捲装編成した従来方
法に較べ編み構造の形崩れが少なく、しっかりした編成
体を得ることができ、各種用途の編成体として通用でき
る。 また、編成体の各編み列ごとに各別の編み糸を用いて編
成するものであるから、各編み糸として夫々異なる色彩
の色糸を用いて編成することができ、従って、各編み列
ごとに色彩の異なる編成体を得ることができる。また、
上記各編み糸として、色彩の他に、例えばリボンテープ
、手芸糸、毛糸等の材質の異なるものや太さや巾の異な
る糸を用いてこれらを編成体の各編み列ごとに或いは所
望列ごとに使用することもできるから、本願発明によれ
ば、従来の方法に較べ編成体の配色、構成を遥かに多種
多様とすることができる。 更に、複数本の編針により所要数の編み列を同時に編み
進めることができるから、従来方法による場合のように
、編成後、色彩の異なる部分相互の接ぎ合わせ作業等を
行う必要がなく、色彩が各編み列ごとに異なる所望中の
編成体を一挙に編成することができ、然も、編成手順も
比較的簡単であるから初心者でも迅速且つ容易に編み上
げることができる。 請求項1および2に記載の発明は、請求項1または請求
項2の手編み方法と同一手順でモチーフ構成体を編成し
た後、該これらモチーフ構成体の編み列に挿入しである
縦糸の両側部を緊締結束することにより円形のモチーフ
を形成するものであるから、モチーフ作製具による従来
方法のように、中心部を別系を用いてとじ針でかがり止
める等の作業を必要とせず簡単にモチーフを作製するこ
とができる。 また、モチーフ構成体を編成する際、各編み列ごとに相
互に色彩の異なる編み糸を使用すれば、モチーフ構成体
の縦糸を挿入したー側編み列をモチーフの中心部として
その外周同一平面上に順次異なる色彩部分を構成するこ
とができる。さらに、モチーフ構成体は色彩の他、各編
み列ごとに材質や糸の太さ等を変えたり、任意の編み列
に縦糸を挿入して編成したすることもでき、縦糸の数も
任意増減できるから、変化に富んだ趣向を凝らした構成
とすることができ、モチーフの厚さを用途等に応じて全
体的に或いは中心部のみ厚くする等部分的に厚さを任意
変えることができる。従って、従来方法による場合に較
べ多種多様の配色、構成が可能で、装飾的効果の高い美
麗なモチーフを迅速且つ容易に作製できるものである。
【実施例】
以下、請求項1乃至4に記載の各発明を夫々図示実施例
に基づいて詳説する。 請求項1乃至4に記載の各発明の実施例に使用した編針
2a、2b・・・・は、両端部をテーパー状に切削して
円錐状とし、その一方の端部に糸挿通孔1を横貫状に穿
設した特公昭52−11893号に公知の編針であるが
、編針に捲回した編み糸を編針から抜き易くするため周
面に長手方向の溝を1以上設けたたちのとすることもあ
る。 第2図および第3図は、請求項1に記載の発明の実施例
であり、第2図は二本の編針2a、2bを用いた実施例
、第3図は複数本の編針2a、2b・・・−を用いた実
施例である。 まず二本の編針2a、  2bを用いて編成する場合は
、第2図(1)に示すように、一方の編針2aの前記糸
挿通孔lに芯体となる長尺の縦糸43を挿通すると共に
両編針2a、2bの周壁に横糸となる夫々色彩の異なる
編み糸4a、4bを瞳き止め、これら両編針’la、2
bを片手で並立掴持するか別途形成した編針支持台によ
り並行状に支持する。 然る後、一方の一針2bの編み糸4aを他方の一針2a
の編み糸4bに掛けた後同編針2aの周壁に捲回し、次
いで前記−側の編針2bの編み糸4bを前記捲回した編
み糸4aとクロスさせて編針2bの周壁に捲回する(第
2図の(2)参照)。 この編成行程を繰り返すことにより編み糸4 a +4
bを編針’la、  2bの周壁に捲装し、該捲装した
編み糸4a、46を押し下げて縦糸43に外挿すると共
に縦糸43を基端で切断して第4図(1)に示すように
、編み列の色彩が相互に異なる2列編成の編成体単位体
Eを編成したものである。 上記単位体Eはそれのみで使用目的を充足すれば独立の
編成体とすることができるが、巾の広い編成体を必要と
する場合は、上記と同一手順で所要数の単位体E、  
E・・・・を手編みし、これら単位体B、E・・・相互
を別種の編針およびとじ糸で接ぎ合わせてショール等の
編成体を形成すればよい・また、上記単位体Eは編針2
aのみに縦糸43を挿通して手編みしたものであるため
一側の編み列にのみ芯体となる縦糸43が挿通されたも
のとなっているが、両編針2a、2bに縦糸を挿通して
編成することにより両編み列に縦糸が挿通されたものと
してもよい。 更に、上記単位体Eは同−編み列の上端から下端までの
各部分を同一色彩の編み糸で編成したものであるが、第
4図(2)に示す単位体E°のように、互いに色彩の異
なる両編み糸4a、4bを一定間隔おきに夫々隣接する
編針2b、2aにt壱回することにより所謂市松模様を
編み出したものとすることもできる。 次ぎに第3図に示す5本の編針を用いた手編み方法の実
施例について説明する。 まず、5本の編針2a、2b、2c、2d、2eの周壁
に夫々色彩の異なる編み糸14a、14b、  14 
c、  14 d、  14 eを各−本ずつ捲き止め
、これらを別途形成した編針支持台(図示略)などを用
いて並行状に支持する。 次ぎに、編針2aの編み糸14aから順次編み糸14b
、14c、14d、14eを夫々隣接する一側(第3図
右方向)の編針2bl  2C,2d。 2eの編み糸14b、14c、L4d、14eに順次掛
けた後、−側端の編針20の編み糸14eを編針2eの
周壁に捲回し、該編針2eと隣接する他側(第3図左方
向)の編針2dの編み糸14dを前記捲回した編み糸1
4eとクロスさせて同編針2dの周壁に捲回する。 更に、前記と同一手順で順次編み糸14c、14b、1
4aを夫々の編針’lc、  2b、  2aに捲回す
ることにより、各編み糸14a、14b、14c、14
d、14eを夫々の編針2a、2b。 2c、2d、2eの周壁に捲装する。 上記操作を一行程としてこの編成行程を繰り返すことに
より各編み糸14 at  14 b、l 4 C。 14d、14eを夫々の編針2a、2b、2c。 2d、2eの周壁に捲装し、該捲装した編み糸14a、
L4b、14c、L4ci、14eを夫々適宜押しさげ
て編針2a、2b、2c、2d、2eから抜き外し、第
4図(3)に示すように各編み列ごとに色彩の異なる所
定長(所定の編み段数)の単位体Fを編成するものであ
る。 上記単位体Fは、編針2a、2b、2c、2d。 2eに芯糸となる縦糸を澤通せずに手編みしたものであ
るため、編み列には縦糸が全く挿通されていないが、編
針2a、2b、2c、2d、2eの全部または一本おき
に縦糸を挿通して編成することにより第1図に示す編成
体りのように厚手の編成体とすることもできるし、−列
おきに縦糸が挿通された厚さの変化がある編成体とする
こともできる。また、単位体Fは上記実施例の単位体E
と同様にそれのみで独立の編成体とすることもできるし
、所望数を巾(編み列)方向に並べて接ぎ合わせること
により所望中の編成体を形成することもできる。 第5図および第6図は、請求項2に記載の発明の手編み
方法の実施例であり、第5図は二本の編針2a、2bを
用いた実施例、第6図は複数本の編針2a、2b・・・
・・を用いた実施例である。 まず二本の編針’la、2bを用いて編成する場合は、
第5図に示すように、前編針2a、2bの糸挿通孔1に
芯体となる長尺の相互に色彩の異なる縦糸13a、13
bを挿通すると共に前編針2a、2bの周壁に横糸とな
る夫々色彩の異なる編み糸24a、24bを慢き止め、
これら前編針2a、2bを片手で並立掴持するか別途に
適宜形成した編針支持台により並行状に支持する。 然る後、第5図に示すように一方の編針2aの編み糸2
4aを他方の編針2bの編み糸24bに掛けた後、同編
針2aの周壁に捲回すると共に、他方の編針2bの編み
糸24bを同編針2bの周壁に1!!、回する。 上記編成行程を繰り返すことにより編み糸24a、24
bを編針2a、2bの周壁に捲装し、該擾装した編み糸
24a、24bを適宜押し下げて芯体となる前記縦糸1
3a、13bに外挿し、然る後、縦糸13a、43b基
端で切り離し単位体を編成したものである。 上記単位体は前記各実施例と同様それのみで使用目的を
充足すれば独立の編成体とすることができるが、巾の広
い編成体を必要とする場合は、上記と同一手順で所要数
の単位体を手編みし、これら単位体相互を別種の編針お
よびとじ糸で接ぎ合わせて第1図に示すマットのような
編成体りを形成すればよい。 また、上記単位体は各編針2aの糸挿通孔1に夫々多数
本の縦糸を挿通したものであるため、各編み列に多数本
の芯体となる縦糸13a、L3bが挿通され厚手に形成
れているが、編針2a、2bに挿通する縦糸13a、1
3bの数を少なくすることによりより薄手の編み地とす
ることもできる。 次ぎに第6図に示す5本の編針を用いた手編み方法の実
施例について説明する。 まず、夫々5本の編針2a、2b、2c、2d。 2eの糸挿通孔1に相互に色彩の異なる芯体となる縦糸
23a、23b、23c、23d、23eを夫々複数本
ずつ挿通すると共に、夫々の周壁に夫々色彩の異なる5
本の編み糸34a、34b。 34c、34d、34eを各−本ずつ降き止め、これら
5本の編針2a、2b、2c、2d、2eを並行状に支
持する。 然る後、前記編み糸34 a、  34 b、  34
 c。 34d、34eを夫々隣接する一側(第3図右方向)の
編針2b、2c、2d、2eの編み糸34b、  34
 c、  34 d、  34 eに順次掛けた後、−
側端の編針26の編み糸34eから順次各編み糸34 
d、  34 c、  34 b、  34 aを夫々
の編針2d、  2c、2b、  2aに旋回する。上
記操作を一行程としてこの編成行程を繰り返すことによ
り編針2a、2b、2c、  2d、2eの周壁に編み
糸34 a、  34 b、  34 c、  34 
d、  34 eを捲装し、該捲装した編み糸34 a
、  34 b、  34 c。 34d、34eを夫々通宜押しさげて縦糸23a。 23b、23c、23d、23eに外挿した後、各縦糸
23a、23b、23c、23d、23eを夫々基端で
切り離し、所定長の単位体を編成したものである。 この実施例の単位体は前記実施例の単位体Fと同様に所
望数を巾(&Iみ列)方向に並べて接ぎ合わせることに
より所望中の編成体を形成することができる。 第7図は、請求項1に記載の発明と請求項2に記載の発
明及び従来の編成方法を同一編成体に実施した例を示す
ものであり、6本の編針2a、2b*  2 Cr  
2 d+  2e+  2 fを使用して編成したもの
である。 編成手順を説明すれば、まず上記各編針2a。 2b、2c、2d、2e、2fを並行支持し、これら編
針の2本ずつに同一色彩の縦糸33a、33 a、  
33 b、  33 b、  33 c、  33 c
を挿通すると共に、これら編針の一側に配置した2本の
編針2a+  2b%及び中央に配置した2本の編針2
c、2dの周壁に、夫々の縦糸33a、33a。 33b、33bと同一の色彩の編み糸64a、64a、
64b、64bを夫々捲き止め、且つ第5木目の編針2
0に同じく縦糸33cと同一色彩の編み糸64cを捲き
止める。 然る後、これら編み糸64a、64a、64b。 64bを夫々隣接する一側の編針2b、  2c、  
2d、2eの編み糸64a、64b、64b、64Cに
順次掛けた後、−側端の編み糸64cを編針2f、2e
に相互の間隙を通しなから略8字状に蛇行瞳面し、次い
で中央部の編針2d、2cの編み糸54b、64bを第
5図の実施例と同一手順で夫々の編針2d、2cに擾回
し、更に他側に配置した2本の編針2b、2aの編み糸
64a、64aを第2図の実施例と同一手順で夫々の編
針2b、2aに捲回する。なおこの際、編針2d、2b
の編み糸64b、64aは夫々隣接する編針26.2C
の編み糸64C,64bに掛けた後人々の編針2d、2
bに捲回する。 上記編成行程を繰り返すことにより、各編み糸64 a
、  64 a、  64 b、  64 b、  6
4 cを夫々編針2a、2b、2c、2d、2e、2f
に捲装し、これを第3図および第5図の実施例と同様の
手順により編針2a、2b、2c、2d、2e。 2fから取り外して編み構成に変化を有する単位体を編
成したものである。 第9図及び第10図は、請求項3に記載の発明の実施例
を示すものであり、まず、編み糸44a。 44bとして、複数本の色糸をより合わせてなる手芸糸
と、該手芸糸とは異なる色彩のレース編み等により編成
されたリボンテープを用いて、第2図の実施例と同一手
順により2列編成の縦長長方形状のモチーフ構成体Gを
編成する。 次いでこのモチーフ構成体Gの一側の編み列に挿通され
ている縦糸53の両側部を緊締結束すると共に他側の編
み列の編み糸相互間の間隔を適宜調整することにより、
中心部がモチーフ構成体の一側編み列よりなり外周部が
同他側編み列によりなり且つ中心部と外周部の素材およ
び色彩が異なる円形のモチーフAを形成したものである
。 第11図は、請求項4に記載の発明の実施例を示すもの
であり、まず、3本の編針により夫々色彩の異なる3色
の縦糸63 a、  63 b、  63 cと、相互
に色彩が異なり且つ前記縦糸の色彩とも異なる3色の編
み糸74a、74b、74cを用いて第6図の実施例と
同一手順により3列編成の縦長長方形状のモチーフ構成
体を編成する。 次ぎに、このモチーフ構成体の各列の縦糸を適宜引き抜
いて任意の本数とした後、このモチーフ構成体の一側の
編み列の縦糸63aの両側部を緊締結束すると共に、第
2及び第3の編み列の各段の編み糸相互間の間隔を適宜
増減して全体が円形となるように形を整えた後、第2及
び第3列の縦糸63b、63Cの両側部相互を夫々結束
することにより、中心部、中間部及び外周部が夫々色彩
が異なり且つ前記各部の編み糸74a、74b。 74Cの間から同編み糸の内側に挿通されている夫々色
彩の異なる縦糸63b、63cが間歇的に外観される色
彩豊かなモチーフBを形成したものである。 上記第9図及び第10図の実施例は、モチーフ構成体を
同径の編針で編成したものであるが、異なる径の編針を
用いてモチーフ構成体を編成することにより、例えば、
編成時−本だけ径大の編針を用いてモチーフ構成体の一
側編み列の巾を巾広く編成し、これが夫々外側となるよ
うにモチーフを形成して該部分の長さが長く恰も花びら
の如く外観されるように形成することもできる。 なお、上記第9図及び第10図の両実施例のモチーフは
周縁部を別種の針、糸を用いてかがった後、鎖編み等に
より各モチーフ相互を接いで所要形状、寸法の編成体を
形成するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本願発明の実施例を示すもので、第1図は編成体
の斜視図、第2図(1)乃至第3図、第5図乃至第7図
は編成体の編成手順を示す略示説明図、第4図(1)乃
至(3)は夫々異なる編成単位体の斜視図、第8図は従
来のモチーフ作製方法を示す略示説明図、第9図はモチ
ーフ作製要領を示す略示説明図、第10図及び第11図
は夫々異なるモチーフの正面図である。 2a乃至2f−i針、4a、4b、14a乃至L4e、
24a、24b、34a乃至346.44a、44b、
64a、64b、64c、74a。 74 b 、  74 C・・・−ISみ糸、3.13
a、13b。 23a乃至23e、33a、33b、33c、53、 
63 a、  63 b、  63 c−縦糸、E、 
 E’ 。 F・・・単位体、G・・・モチーフ構成体。 特許出願人  クロバー株式会社 代理人    弁理士 樋口 豊治 外1名第2図(1
) 552区 (2) 第3図 第4図(1) 簿二 4 ;込 (2) 第4Il(3) 第5区 第6図 第7図 第汀 第9図 第10図 boo  + 3c

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)周壁に各別の編み糸4a、4b、14a、14b
    ・・・を夫々捲き止めた複数本の編針2a、2b、2a
    、2b・・・を相互間に間隔を保って並列状に支持し、
    前記編み糸4a、14a、14b・・・を夫々隣接する
    一側の編針2b、2b、2c・・・の編み糸4b、14
    b、14c・・・に順次掛けた後、側端の編針2a、2
    eの編み糸4a、14eを夫々の編針2a、2eの周壁
    に捲回すると共に、該編針2a、2eと隣接する編針2
    d2eの編み糸4b、14dを前記捲回した編み糸4b
    、14eとクロスさせて夫々の編針2b2dの周壁に捲
    回し、更に前記と同一手順で残りの編み糸14c、14
    b・・・を順次夫々の編針2c、2b・・・の周壁に捲
    回することにより、各編み糸4a、4b、14a、14
    b・・・を夫々の編針2a、2b、2a、2b・・・の
    周壁に捲装し、該捲装した編み糸4a、4b、14a、
    14b・・・の各段が隣接する編み糸4a、4b、14
    a、14b・・・の対応する段と相互に連結されてルー
    プ状に編成されるようにしたことを特徴とする衣料用ま
    たは室内装飾用編成体の手編み方法。
  2. (2)下端部に糸挿通孔1を横貫状に穿設した複数本の
    編針2a、2b、2a、2b・・・の前記糸挿通孔1に
    夫々芯体となる縦糸13a、13b、23a、23b・
    ・・を挿通すると共に周壁に横糸となる夫々各別の編み
    糸24a、24b、34a、34b・・・を捲き止め、
    これら各編み糸24a、24b、34a、34b・・・
    を相互間に間隔を保って並列状に支持し、前記編み糸2
    4a、34a、34b・・・を夫々隣接する一側の編針
    2b、2a、2b・・・に順次掛けた後、各編針2a、
    2b、2a、2b・・・の編み糸24a、24b、34
    a、34b・・・を夫々の編針2a、2b、2a、2b
    ・・・の周壁に捲回することにより、各編み糸24a、
    24b、34a、34b・・・を夫々の編針2a、2b
    、2a、2b・・・の周壁に捲装し、該捲装した編み糸
    24a、24b、34a、34b・・・の各段が隣接す
    る編み糸24a、24b、34a、34b・・・の対応
    する段と相互に連結されて螺旋状に編成されるようにし
    たことを特徴とする衣料用または室内装飾用編成体の手
    編み方法。
  3. (3)下端部に糸挿通孔を横貫状に穿設した編針を含む
    複数本の編針を用い、前記編針の糸挿通孔に夫々芯体と
    なる縦糸53を挿通すると共に周壁に横糸となる夫々各
    別の編み糸44a、44bを捲き止め、前記編針を一側
    としてこれら編針を相互間に間隔を保って並列状に支持
    し、前記編み糸44aを隣接する一側の編針の編み糸4
    4bに掛けた後、側端の編針の編み糸44aを同編針の
    周壁に捲回すると共に、該編針と隣接する編針の編み糸
    44bを前記捲回した編み糸44aとクロスさせて編針
    の周壁に捲回すことによりモチーフ構成体Gを編成し、
    該モチーフ構成体Gを編針から押し下げて縦糸53に外
    挿した後縦糸53を基端で切断し、次いでこのモチーフ
    構成体Gの一側端の編み列に挿通されている前記縦糸5
    3の両側部を緊締結束することにより円形のモチーフA
    を形成することを特徴とする衣料用または室内装飾用編
    成体を構成するモチーフの作製方法。
  4. (4)下端部に糸挿通孔を横貫状に穿設した複数本の編
    針の前記糸挿通孔に夫々芯体となる縦糸63a、63b
    、63cを挿通すると共に周壁に横糸となる夫々各別の
    編み糸74a、74b、74cを捲き止め、これら各編
    針を相互間に間隔を保って並列状に支持し、前記編み糸
    74a、74bを夫々隣接する一側の編針の編み糸74
    b、74cに掛けた後、各編針の編み糸74a、74b
    、74cを夫々の編針の周壁に捲回すことによりモチー
    フ構成体を編成し、該モチーフ構成体を編針から押し下
    げて縦糸63a、63b、63cに外挿した後、夫々の
    縦糸63a、63b、63cを基端で切断し、次いでこ
    のモチーフ構成体の一側端の編み列に挿通されている縦
    糸63aの両側部を夫々緊締結束すると共に他の縦糸6
    3b、63cの夫々の両側部相互を連結することにより
    円形のモチーフBを形成することを特徴とする衣料用ま
    たは室内装飾用編成体を構成するモチーフの作製方法。
JP63070974A 1988-03-24 1988-03-24 編成体構造およびその手編み方法,ならびに同編成体構造を利用したモチーフの作製方法 Granted JPH01246448A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63070974A JPH01246448A (ja) 1988-03-24 1988-03-24 編成体構造およびその手編み方法,ならびに同編成体構造を利用したモチーフの作製方法
KR1019890000618A KR910006409B1 (ko) 1988-03-24 1989-01-20 편성체의 손뜨개방법 및 동편성체의 패턴 제작방법

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63070974A JPH01246448A (ja) 1988-03-24 1988-03-24 編成体構造およびその手編み方法,ならびに同編成体構造を利用したモチーフの作製方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01246448A true JPH01246448A (ja) 1989-10-02
JPH031424B2 JPH031424B2 (ja) 1991-01-10

Family

ID=13447001

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63070974A Granted JPH01246448A (ja) 1988-03-24 1988-03-24 編成体構造およびその手編み方法,ならびに同編成体構造を利用したモチーフの作製方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPH01246448A (ja)
KR (1) KR910006409B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04136240A (ja) * 1990-09-19 1992-05-11 Kurobaa Kk 編地上へのモチーフの形成方法および編地に対するモチーフの一体化構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5211893A (en) * 1975-07-18 1977-01-29 Japan Radio Co Ltd A recording equipment of radar picture

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5211893A (en) * 1975-07-18 1977-01-29 Japan Radio Co Ltd A recording equipment of radar picture

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04136240A (ja) * 1990-09-19 1992-05-11 Kurobaa Kk 編地上へのモチーフの形成方法および編地に対するモチーフの一体化構造

Also Published As

Publication number Publication date
KR910006409B1 (ko) 1991-08-21
KR890014808A (ko) 1989-10-25
JPH031424B2 (ja) 1991-01-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3279221A (en) Textile product
US2360416A (en) Method of producing mats
ES2390179B2 (es) Tela antideslizante de cierre de contacto y método de fabricación de la misma
US7225645B1 (en) Method of making a single crocheted work-piece with an incorporated meandering pattern
JPH01246448A (ja) 編成体構造およびその手編み方法,ならびに同編成体構造を利用したモチーフの作製方法
AU2020267018B2 (en) A knitting yarn and a method of forming a knitted product
JPS6043460B2 (ja) 編み機
US20200407892A1 (en) Knitting yarn and method of forming a knitted product
JPS5953384B2 (ja) 手編物の立体花モチ−フ編上げ方法
US6314769B1 (en) Multiple design fabric
JPS6233341B2 (ja)
US4881381A (en) Textile fabric
US20210172100A1 (en) Knitting yarn and method of forming a knitted product
JPS61124641A (ja) 飾り糸
JPS6262171B2 (ja)
JPH04136244A (ja) 編地の編成方法およびこの方法によって編成された編地
JPH0351333A (ja) 経編意匠糸及びその製造方法
RU2113570C1 (ru) Способ вязания кружевных изделий крючком
JP3068304U (ja) 部分的に模様編地部分を有する経編地
JPS584106B2 (ja) 二面式パイル地の編成方法
JPS5846139Y2 (ja) 凹凸を有する編地
JPS6359461A (ja) ト−シヨンレ−ス調経編地の製造方法
JPH0268336A (ja) ゴム編組織を有する編地
JPS5953385B2 (ja) 鉤針編方法
JPH03227437A (ja) 柄入りカットパイル経編地の製造方法