JPH01241992A - 動画信号復号化装置 - Google Patents

動画信号復号化装置

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JPH01241992A
JPH01241992A JP63070616A JP7061688A JPH01241992A JP H01241992 A JPH01241992 A JP H01241992A JP 63070616 A JP63070616 A JP 63070616A JP 7061688 A JP7061688 A JP 7061688A JP H01241992 A JPH01241992 A JP H01241992A
Authority
JP
Japan
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signal
data
frame
control signal
mode
Prior art date
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Pending
Application number
JP63070616A
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English (en)
Inventor
Mutsumi Ota
睦 太田
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はパケットを用いた動画像信号伝送の受信機に関
する。
(従来技術とその問題点) 適応フレーム間差分符号化方式は動画像信号を高能率で
符号化・伝送する方式である。第2図の(a)と(b)
に適応フレーム間差分符号化方式の符号器と復号器を示
す。符号器と復号器はそれぞれ1フレーム前の画像をフ
レームメモリに蓄えている。
第2ffl(a)においては入力信号に対してフレーム
メモリ32から読み出される1フレーム前の信号との差
分が減算器22で計算され伝送される。また第2図(b
)の復号器においてはフレームメモリから読み出される
1フレーム前の信号に伝送されて来たフレーム間差分信
号を加えあわせて画像を復号する。テレビ電話やテレビ
会議においてフレーム毎に’&化する画像領域は広くな
くその変化も大きくないために上記の手続きで生成され
るフレーム間差分信号はゼロレベルに非常に集中した分
布をもつので信号変換器において適尚な符号化を、例え
ばハフマン符号化や、ゼロ信号に対するランレングス符
号を用いれば低ビア)レートでの符号化が可能になる。
復号器においては逆の信号変換を行ってフレーム間差分
信号を得る。
しかしながらシーンチェンジや激しい動作を伴う動きの
場合フレーム間差分信号を用いるよりもそのままの信号
を送るほうが効率的である。また粗い量子化器を用いて
低ビツトレートで符号化を行った場合サイクリック・リ
フレッシュと称して周期的にフレーム間差分信号を用い
ずしかも細かい量子化を行って画像の符号化歪みを軽減
させる手法が存在する。更に伝送を開始する時点では先
行する画像信号が存在しない為にフレーム間差分信号を
生成することはできない。適応フレーム間差分符号化方
式は以上の要請からフレーム間差分信号を生成するかし
ないかの切替手段を有している。第2図の(a)に示す
ように符号化モード制御回路44がモード信号と呼ばれ
る信号を発生し、この切替を制御する。このモード信号
によりフレーム間差分信号と画像信号とのいずれか1つ
(以下、[フレーム間差分/画像信号」)が生成される
。この制御の判定についてはさまざまな方式が今までに
提案されている。この制御信号は信号変換器に送られフ
レーム間差分/画像信号とともに適当な変換を受けて伝
送路に送られる。これらの信号は第2図の(b)の復号
器のブロック図に示すように信号分配器10で復元され
符号化モード信号が切り替えスイッチを制御する。
この方式で符号化を行い、データをまとめてパケット化
し伝送を行う、所謂パケット伝送を行った場合問題とな
るのはパケットの欠落時の処理である。すなわちこの適
応フレーム間差分符号化方式においては復号器側で1フ
レーム前の信号が完全に復号されていることが前提とな
っているのでパケットが欠落した時にそれに続くフレー
ムの復号が不可能になる。こうした欠落パケットはパケ
ットに付けられたパケット番号から検出され受信側から
送信側にその欠落したパケットに関して再送要求が行わ
れるのが普通である。しがしながらこの再送要求に対し
て欠落したパケットが再送されてくるには普通数100
m秒の時間が必要となる。動画信号は例えばNTSC信
号の場合1フレームあたり33m秒で表示されるために
パケットの再送を持って復号化を停止させるわけにはい
がない。またパケットの欠落によって生じた誤差は適応
フレーム間差分符号化方式では時間方向に持続してしま
いパケットの欠落によって生じた劣化がいつまでも回復
できない。
この欠点を克服する為に欠落データについては適当な値
を仮に与えておいて復号化を継続させデータが再送され
て来た時点で補償を行うという手法が考えられる。この
手法の原理を説明する。
まずフレーム間差分符号化方式は連続する画像フレーム
の差分信号を順次伝送し、順次それを加えあわせること
で画像を再生する方式であるのでFi(k、 1)で第
1番目のフレームの(k、1)画素データを表すことに
するとフレームの差分信号は 第2フレーム: F2(k、 1) : F2(k、 1) −Fl(k
、 1)第3フレーム: F3(k、 1) = F3(k、 1) −F2(k
、 1)第4フレーム: F4(k、 1) = F4(k、 1) −F3(k
、 1)第5フレーム: F5(k、 1)=F5(k、 1)−F4(k、 1
)第iフレーム: Ei(k、1) =Fi(k、1)−Fi−1(k、1
)となる。ここで初期画像フレームFl(k、 l)は
フレーム間差分符号化を用いずに伝送されているものと
すればこれらの画像データは 第2フレーム: Fl(k、 1)+E2(k、 1)=F2(k、 1
)第3フレーム: F2(k、 1) + F3(k、 1) = F3(
k、 1)第4フレーム: Fa(k、 1) + F4(k、 1) = F4(
k、 1)第5フレーム: F4(k、 1)+E5(k、 1)=F5(k、 1
)第iフレーム: Fi −1(k、 1) + Ei(k、 i) = 
Fi(k、 l)のように順次生成される。
もしパケットの欠落によって例えばF3(k、 1)が
生成ができない時はF3以降の画像フレームデータを完
全に生成することができない。そこで仮にF3(k。
1)がゼロとして復号化を継続させると復号画像Fi(
k。
1)(i≧3)に対して−E3(k、 1)の歪みが生
じることになる。しかしながらパケットが再送されて来
た時点でF3(k、 1)を加えることによってそれ以
降の画像フレームの歪みを打消すことができる。
しかしながら適応フレーム間差分符号化方式を用いた場
合送られて来る信号はフレーム間差分信号だけではなく
画像信号のままの場合もある。すなわち第4フレームで
(k、1)画素の信号がフレーム間差分信号でなかった
場合、送られて来る信号は各フレームで 第2フレーム: F2(k、 1) = F2(k、 1) −Fl(k
、 1)第3フレーム: F3(k、 1) = F3(k、 1) −F2(k
、 1)第4フレーム: F4(k、 1) 第5フレーム: F5(k、 1) = F5(k、 1) −F4(k
、 1)第iフレーム: Ei(k、1)=Fi(k、i) −Fi−1(k、1
)となる。復号側では 第2フレーム: Fl(k、 1) + F2(k、 1) = F2(
k、 1)第3フレーム: F2(k、 1) + F3(k、 1) = F3(
k、 1)第4フレーム: F4(k、1) 第5フレーム: F4(k、 1) + F5(k、 1) = F5(
k、 1)第iフレーム: Fi −1(k、 1) + Ei(k、 i) = 
Fi(k、 1)で復号画像を得ることができる。よっ
て前述した例の様にパケットの欠落によってF3(k、
 1)が生成できす、仮にF3(k、 1)をゼロとし
て復号化を継続させ、パケットが再送されて来た時点で
F3(k、 1)を加えることによってそれ以降の画像
フレームの歪みを打消そうとしても第4フレーム以降の
画像が歪みなく再生されている為にかえって画像に歪み
を加えてしまう結果となる。またパケットの欠落によっ
て第4フレームの為の伝送信号F4(k、 1)が欠落
した場合にその欠落した信号をフレーム間差分値ゼロの
信号として復号化を続行した場合 第2フレーム: Fl(k、 1)+ F2(k、 1
) = F2(k、 1)第3フレーム: F2(k、
 1) 十E3(k、 1) = F3(k、 1)第
4フレーム: F3(k、 1) + 0 = F3(
k、 1)第5フレーム: F3(k、 1) + F
5(k、 1)第6フレーム: F3(k、 1) +
 F5(k、 1) + F6(k、 1)第7フレー
ム: F3(k、 1)+E5(k、 1)+E6(k
、 1)+E7(k、 1)となって信号が再送されて
来た時点でF4(k、1)を加えたとしても歪みを打消
す事にはならない。
以上の様に適応フレーム間差分符号化方式にパケット伝
送を適応させた場合パケット欠落時に復号化が変則的に
ならざるをえない。そして従来技術ではパケット欠落時
の復号化手順は明らかでなかった。
すなわち本発明の目的は動画信号に適応フレーム間差分
符号化を行い、伝送にパケット伝送方式を用いる場合パ
ケット欠落によって生じる復号画像の劣化を修正する方
式を与えることにある。
(発明の構成) 本発明の動画像信号の復号化装置は復号化の結果得られ
た画像データを1フレーム記憶するフレームメモリと呼
ばれる手段を有し、フレーム間差分/画像信号と呼ばれ
る信号を受信する手段とを有し、モード信号がフレーム
間モードと呼ばれるモードを示す時は前記手段による記
憶された1フレーム前の画像データにフレーム間差分/
画像信号を加算することによって新たな画像フレームを
生成する加算手段を有し、モード信号が画像モードと呼
ばれるモードを示す場合にはフレーム間差分/画像信号
からそのまま新たな画像フレームを得る手段を有する画
像復号化装置において、パケット化されて伝送されてき
たフレーム間差分/画像信号のうちパケットの欠落して
いるためデータ生成が不可能な部分についてはゼロ信号
を挿入して出力し、パケット化され伝送されて来たモー
ド信号のうちパケットが欠落しているためデータ生成が
不可能な部分についてはフレーム間モードとし、データ
が欠落した事を送信側に伝達する送信要求信号と呼ばれ
る信号を出力し、再送されて来た信号のうちフレーム間
差分/画像信号に関しては再送データフレーム間差分/
画像信号として別途出力し、再送されて来た信号のうち
モード信号に関しては再送データモード信号として別途
出力し、欠落データ制御信号と、再送データ制御信号を
出力する信号分配器と呼ばれる手段を有し、前記再送デ
ータフレーム間差分/画像信号を後述する補償制御信号
と前記再送データ制御信号とで制御しながら前記加算手
段に入力する第1補償手段と呼ばれる手段と、前記フレ
ームメモリから前記欠落データ制御信号に従ってデータ
を取込み、後述する補償制御信号と再送データ制御信号
と、再送データモード信号とで制御しながら前記加算正
負反転出力し前記加算器へ入力する第2補償手段と呼ば
れる手段と、前記モード信号と前記欠落データ制御信号
の時間的推移から前記第1補償手段と第2補償手段の有
効/無効判定を画素単位で行い補償制御信号と呼ばれる
信号とを出力するマツプと呼ばれる手段を有することを
特徴とする。
また本発明における信号分配器はその構成を詳しく述べ
ると伝送路から入力されたパケット化されたデータのう
ちフレーム間差分/画像信号とモード信号とパケットデ
ータを確定するパケット番号とに分けて出力する信号変
換器と呼ばれる手段と、前記パケット番号より欠落デー
タを特定し欠落データ制御信号を発生する欠落データ判
定回路と呼ばれる手段を有し、前記パケット番号より再
送データを特定し再送データ制御信号を発生する再送デ
ータ判定回路と呼ばれる手段を有し、前記パケット番号
より再送データがフレームのどの画素に対応するデータ
かを示す画素アドレス信号を呼ばれる信号を発生する画
素アドレス発生回路と呼ばれる手段を有し、前記フレー
ム間差分/画像信号に対して前記再送データ制御信号を
用いて再送データフレーム間差分/画像信号を別途出力
させ、フレーム間差分/画像信号に関してはそのまま出
力する切替器と呼ばれる手段を有し、前記モード信号に
対しても前記再送データ制御信号を用いて再送データモ
ード信号を別途出力させ、モード信号に関してはそのま
ま出力する切替器と呼ばれる手段を有し、前記フレーム
間差分/画像信号に対しては前記欠落データ制御信号を
用いて欠落パケットによる生成不能部分に関しては強制
的にゼロ信号にする手段を有し、前記モード信号に対し
ては前記欠落データ制御信号を用いて欠落パケットによ
る生成不能部分に関しては強制的にフレーム間モードに
する手段を有し、前記再送データフレーム間差分/画像
信号に対しては前記画素アドレス信号を用いて再送デー
タフレーム間差分/画像信号が特許請求の範囲第1項の
復号化装置で正しいタイミ;・・ \ ングで用いられるように一時的に蓄えらえ出力する手段
を有し、前記再送データモード信号に対しても前記画素
アドレス信号を用いて再送データモード信号が特許請求
の範囲第1項の復号化装置で正しいタイミングで用いら
れるように一時的に蓄えられ、出力する手段を有し、前
記再送データ制御信号に対しても前記画素アドレス信号
を用いて再送データ制御信号が特許請求の範囲第1項の
復号化装置で正しいタイミングで用いられるように一時
的に蓄えられ、出力する手段を有する。
また本発明の第2補償手段の構成を詳しく述べると第2
フレームメモリーと呼ばれるフレーム単位の遅延を実現
する手段と、特許請求の範囲第1項におけるフレームメ
モリから出力される信号に対して前記欠落データ制御信
号を用い欠落データに対応する画素位置の信号のみを前
記第2フレームメモリへ出力させる手段と、前記第2フ
レームメモリーの出力を再び第2フレームメモリの入力
とする手段と、前記第2フレームメモリーの出力を前記
再送データ制御信号と前記補償制御信号と再送データモ
ード信号に従って出力する手段とを有する。
(作用) 本発明の詳細な説明する。
欠落したデータがフレーム間モードの場合を考える。こ
の場合はデータが再送されて来た時点でデータを復号画
像に加え合わせることで正しい補償が行われる。本発明
で第1補償手段と呼んでいるのがこれに相当する。もと
もと復号器にはフレーム間差分信号をフレームメモリー
から出力される前画像に加え合わせる加算器が備わって
いるのでそこで一緒に加え合わせれば良い。この第1補
償手段は再送データ制御信号で制御されている。
次に欠落したデータが画像モードの場合を考える。この
場合はデータが再送されて来た時点でそのデータを加え
合わせると同時に欠落した時点での画像信号を引くこと
で正しい修正が行われる。
(従来技術の説明)の中で述べた最後の例を説明すれば
もし第6フレームでデータが再送されて来た場合再送デ
ータF4(k、 1)を加え合わせると同時に欠落が起
こった時点での復号画像データF3(k、 1)を引く
必要がある。すなわち 第2フレーム: Fl(k、 1) + F2(k、 
1) = F2(k、 1)第3フレーム: F2(k
、1)+Es(k、1)=F3(k、1)第4フレーム
: F3(k、 1) + 0 = F3(k、 1)
第5フレーム: F3(k、 1) + F5(k、 
1)第6フレーム: F3(k、 1)+E5(k、 
1)+E6(k、 1)+F4(k、 1)−F3(k
、1) = F4(k、 1) + F5(k、 1) 十E6
(k、 1): F5(k、 1)+ F6(k、 1
)= F6(k、 1) となり復号画像が正しく修正される。この操作を行う為
には欠落が起こった時点で欠落データ制御信号に従って
復号器のフレームメモリーの内容をもうひとつのフレー
ムメモリ、本発明でいうところの第2フレームメモリに
転送し、データが再送されて来て補償を行う段階で、再
送データ制御信号と再送データモード信号に従ってその
メモリ内のデータを正負反転出力し前記加算手段へ入力
すれば良い。これが本発明でいうところの第2補償手段
である。
またデータが欠落した時点から再送されて来るまでの期
間中にフレーム間モードでなく画イ象モードがその画素
位置に適用された場合これらの第1補償手段および第2
補償手段は意味をなさずかえって歪みを与える。本発明
ではこの歪みをマツプを用いた修正判定で回避する。こ
こでマツプとは例えば第3図の(a)に示すようにフレ
ーム内の全ての画素位置に対して1ビツトづつ割当てら
れたメモリーである。欠落が起こった場合、修正が必要
となる画素位置に対応するマツプのビットが第3図の(
b)のように1と書き換えられる。しかしデータが再送
されて来るまでの期間中、フレーム間モードでなはなく
画像モードが適用された画素位置に対しては第3図の(
e)の様にマツプのビットをOに書き換える様にしてお
く。こうしておいて第1補償手段および第2補償手段を
行うさいにこのビットマツプを参照して動作を制御すれ
ば正しい修正が行われる事になる。すなわち本発明では
マツプの記憶内容に従って補償制御信号が出力され第1
補償手段と第2補償手段の動作が制御される。
ただしこれらの復号器では補償手段が実行されるタイミ
ングを合せないと正しい画素位置に対する正しい修正が
行われない。すなわち本発明に従えば再送データフレー
ム間差分/画像信号と再送データモード信号と再送デー
タ制御信号とはパケット番号から判定される画素アドレ
ス信号に従って一時的に蓄えられ、タイミングを合せて
復号装置の中に供給されるようになっている。
また本発明に従えば伝送されて来たモード信号のうちパ
ケットが欠落しているためデータ生成が不可能な場合フ
レーム間差分/画像信号については強制的にゼロ信号と
し、モード信号についてはフレーム間モードとするよう
に構成されている。
第1補償手段については再送データが伝送されて来て、
マツプによる判定で補償が有効になったとき動作が行わ
れるように制御されなければならない。すなわち本発明
では補償制御信号と再送データ制御信号で再送データフ
レーム間差分/画像信号が有効/無効にされる。これを
実現するのには例えば第5図のようにゲートを用いれば
簡単に実現できる。
また第2補償手段についてはフレームメモリ内の信号の
うち欠落が起こったデータに対応する画素位置の信号が
正しく第2フレームメモリ内に取込まれなくてはならな
い。そこで本発明では欠落データ制御信号を用いてこの
ふたつのフレーム間の転送を制御する。また本発明に従
えば第2フレームメモリ内の信号はフレーム単位で遅延
し出力された後また再び第2フレームメモリ内の入力と
する。すなわち欠落データ制御信号によってフレームメ
モリから第2フレームメモリへの転送が行われない限り
第2フレームメモリの出力が第2フレームメモリ入力と
なるように構成される。従って第2フレームメモリへ入
力された信号は常に整数倍のフレーム遅延させられて出
力されるために正しい画素位置への補償が保障される。
このとき問題となるのは欠落が発生してから再送が行わ
れる間に別の欠落が起こった場合この第2フレームメモ
リへの入力に対して前記のフレームメモリから転送され
て来た信号か、この出力から再び入力へやって来た信号
かのいづれかを選ばなければならない。しかしながらこ
のようなケースは極めて稀なので本発明ではこの問題を
無視する。この整数倍のフレーム遅延された信号に対し
て条件が整った時、すなわち再送データが伝送されて来
てその信号が画像モードで、マツプによる判定で補償が
有効になったとき動作が行われるように制御されなけれ
ばならない。すなわち本発明では補償制御信号と再送デ
ータモード信号と再送データ制御信号で第2フレームメ
モリからの出力データが有効/無効にされる。これを実
現するのには例えば第6図のようにゲートを用いれば簡
単に実現できる。
(実施例) 本発明に従って構成した復号器の例を第1図、第4図、
第5図及び第6図に示す。
まず第1図において伝送路よりパケット化されたデータ
が線1000から信号変換器10に供給される。
信号変換器10は、線1010を通してフレーム間差分
信号あるいは画像信号を出力し、線1020を通してモ
ード信号を出力する。線1030を通して再送データフ
レーム間差分信号もしくは画像信号を線1040を通し
て再送データモード信号を出力し、線1050を通して
再送データ制御信号を出力する。線1060を通して欠
落データ制御信号を出力する。これらの信号は常に同じ
画素位置の信号を表すようにタイミングを合せて出力さ
れる。また信号変換器10は線1500を通して送信機
に欠落パケットの再送要求を行う。マツプ50は線10
20を通して供給されるモード信号と、線1060を通
して供給される欠落データ制御信号とを用いて画素単位
に補償手段の実行の有効/無効を判定しその結果を補償
制御信号として線1070から出力する。第1補償手段
60は線1050を通して供給される再送データ制御信
号と、線1070から供給される補償制御信号とで有効
l無効を判定し無効ならゼロとした上で線1030を通
して供給される再送データフレーム間差分/画像信号を
線1080から第1補償信号として加算器20へ出力す
る。第2補償手段70は、線1100を通してフレーム
メそり30から供給される前フレームの復号画像信号を
線1060を通して供給される欠落データ制御信号に従
って取込み線1050を通して供給される再送データ制
御信号と線1070から供給される補償制御信号と線1
040を通して供給される再送データモード信号とで有
効/無効を判定し無効ならゼロとした上で前述の取込ま
れたデータを取込まれた時点からちょうど整数倍フレー
ム遅延させた上で線1090から第2補償信号として加
算器20へ正負反転出力する。加算器20は線1010
から供給されるフレーム間差分/画像信号と線1080
からか供給される第1補償信号と線1090から供給さ
れる第2補償信号と線1100を通してフレームメモリ
30から供給される前フレームの復号画像信号とを加え
合わせて線1030を通して切替スイッチ40へ供給す
る。切替スイッチ40は線1030を通して供給される
信号と線1010から供給されるフレーム間差分/画像
信号とのどちらかの信号を線1020を通して供給され
るモード信号に従って切替え線1050がら復号画像信
号として出力する。フレームメモリ30は線1050が
ら供給される復号画像信号を1フレ一ム周期遅延させた
後、線1100を通して加算器20と第2補償手段70
へ供給する。
また本発明に従って構成した上記の信号分配器10の構
成例を第4図に示す。伝送路から線1000を通して供
給されたパケット化された信号は信号変換器100でパ
ケット番号とモード信号とフレーム間差分/画像信号と
に分解され、フレーム間差分/画像信号は線1210か
らモード信号は1220からパケット番号は線1230
から出力される。画素アドレス生成回路110.123
0から供給されるパケット番号から欠落データの画素ア
ドレスを生成し線1280を通して出力する。再送デー
タ判定回路120は1230から供給されるパケット番
号から再送データ制御信号を生成し線1290を通して
出力する。欠落データ判定回路130は1230から供
給されるパケット番号から欠落データ制御信号を生成し
線1300を通して出力する。また欠落データ判定回路
130は線1500を通して送信器に欠落パケットの再
送要求を行う。切替え器140は線1210から供給さ
れるフレーム間差分/画像信号に対して線1290から
供給される再送データ制御信号に従って通常のフレーム
間差分/画像信号なら線1260を通して出力し再送デ
ータであるならば再送データフレーム間差分/画像信号
として線1240を通して出力する。切替え器150は
線1220から供給されるモード信号に対して線129
0から供給される再送データ制御信号に従って通常のモ
ード信号なら線1270を通して出力し再送データであ
るならば再送データモード信号として線1250を通し
て出力する。バッファ160は線1240から供給され
る再送データフレーム間差分/画像信号を一時蓄え、線
1280を通して供給される欠落データの画素アドレス
に従って線1030から出力される。バッファ170は
線1250から供給される再送データモード信号を一時
蓄え、線1280を通して供給される欠落データの画素
アドレスに従って線1040から出力される。
バッファ180は線1290から供給される再送データ
制御信号を一時蓄え、線1280を通して供給される欠
落データの画素アドレスに従って線1050から出力さ
れる。ゲート190は線1260を通して供給されるフ
レーム間差分!画像信号を線1060から供給される欠
落データ制御信号に従ってもし欠落データに相当する信
号ならゼロレベル信号とし、もしそうでないならそもま
まの信号を線1010を通して出力する。ゲート200
は線1270を通して供給されるモード信号を線106
0から供給される欠落データ制御信号に従ってもし欠落
データに相当する信号ならフレーム間モードを示す信号
とし、もしそうでないならそのままの信号を線1020
を通して出力する。
・また上記の第1補償手段60の構成例を第5図に示す
。この構成例ではANDゲートによって線1030がら
供給される再送データフレーム間差分1画像信号の有効
ノ無効が線1050から供給される再送データ制御信号
と線1070から供給される補償制御信号とによって制
御されている。
また本発明に従って構成した上記の第2補償手段70の
構成例を第6図に示す。フレームメモリから線1100
を通して供給される1フレーム前の画像データは第2フ
レームメモリ310へ供給される。このフレームメモリ
310は入力された信号を1フレーム遅延させて線工4
20から出力させる。入力信号としては線1100から
供給されるフレームメモリからの信号と線1420から
供給されるこの第2フレームメモリ自身の出力信号があ
りどちらが選択されるかは線1060から供給される欠
落データ制御信号によって制御される。ゲート330は
第2制御手段の出力を制御する3つの信号、すなわち線
1050から供給される再送データ制御信号、線107
0から供給される補償制御信号、線1040から供給さ
れる再送データモード信号から第2補償信号を出力する
かどうかの最終的な判定信号を線1430から出力する
。ゲート320は線1420から供給される第2フレー
ムメモリの出力を線1430から供給される判定信号に
従って有効l無効とし第2補償信号として線1090か
ら正負反転出力する。
(発明の効果) 本発明に従えばパケットが欠落することで生じる画像の
歪みをパケットが再送されて来た時点で解消することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に従って復号器を構成した場合の例であ
り第2図(a)は適応フレーム間差分符号化方式におけ
る符号器の、第2図(b)は適応フレーム間差分符号化
方式における復号器を解説した図である。 また第3図(a)、 (b)、 (c)はマツプの動作
を説明するための図である。また第4図は本発明に従っ
て構成された信号分配器の例であり、第5図は本発明に
従って構成された第1補償手段の例であり、第6図は本
発明に従って構成された第2補償手段の例である。 図中 10は信号分配器を示し 20、24は加算器を示し 22は減算器を示し 30、32はメモリを示し 40、42は切り替えスイッチを示し 50はマツプを示し 60は第1補償手段を示し 70は第2補償手段を示し 100は信号変換器を示し 110は画素アドレス生成回路を示し く31) 120は再送データ判定回路を示し 130は欠落データ判定回路を示し 140、150は切替え器を示し 160、170.180はバッファを示し190、20
0はゲートを示し 61、320.330はゲートを示し 310は第2フレームメモリーを示している。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)復号化の結果得られた画像データを1フレーム記
    憶するフレームメモリと、フレーム間差分信号もしくは
    画像信号とをモード信号とともに受信する手段と、モー
    ド信号がフレーム間モードを示す時は前記フレームメモ
    リに記憶された1フレーム前の画像データに前記フレー
    ム間差分信号を加算することによって新たな画像フレー
    ムを生成する加算手段と、モード信号が画像モードを示
    す場合には前記画像信号からそのまま新たな画像フレー
    ムを得る手段とを有する画像復号化装置において、パケ
    ット化されて伝送されて来たフレーム間差分信号もしく
    は画像信号のうちパケットの欠落によりデータ生成が不
    可能な部分についてはゼロ信号を挿入して出力し、パケ
    ット化され伝送されて来たモード信号のうちパケットが
    欠落しているためデータ生成が不可能な部分については
    フレーム間モードとし、データが欠落した事を送信側に
    伝達する送信要求信号を出力し、再送されて来た信号の
    うちフレーム間差分/画像信号に関しては再送データフ
    レーム間差分/画像信号として出力し、再送されて来た
    信号のうちモード信号に関しては再送データモード信号
    として出力し、欠落データ制御信号と、再送データ制御
    信号を出力する信号分配器を有し、前記再送データフレ
    ーム間差分/画像信号を後述する補償制御信号と前記再
    送データ制御信号とで制御しながら前記加算手段に入力
    する第1補償手段と、前記フレームメモリから前記欠落
    データ制御信号に従ってデータを取込み、後述する補償
    制御信号と再送データ制御信号と、再送データモード信
    号とで制御しながら前記加算手段へ正負反転出力し前記
    加算器へ入力する第2補償手段と、前記モード信号と前
    記欠落データ制御信号の時間的推移から前記第1補償手
    段と第2補償手段の有効/無効判定を画素単位で行い補
    償制御信号を出力する手段を有することを特徴とする動
    画像信号の復号化装置。
  2. (2)伝送路から入力されたパケット化されたデータの
    うちフレーム間差分/画像信号とモード信号とパケット
    データを確定するパケット番号とに分けて出力する信号
    変換器と、前記パケット番号より欠落データを特定し欠
    落データ制御信号を発生する欠落データ判定回路と前記
    パケット番号より再送データを特定し再送データ制御信
    号を発生する再送データ判定回路と呼ばれる手段を有し
    、前記パケット番号より再送データがフレームのどの画
    素に対応するデータかを示す画素アドレス信号と呼ばれ
    る信号を発生する画素アドレス発生回路と呼ばれる手段
    を有し、前記フレーム間差分/画像信号に対して前記再
    送データ制御信号を用いて再送データフレーム間差分/
    画像信号を別途出力させ、フレーム間差分/画像信号に
    関してはそのまま出力する切替器と呼ばれる手段を有し
    、前記モード信号に対しても前記再送データ制御信号を
    用いて再送データモード信号を別途出力させ、モード信
    号に関してはそのまま出力する切替器と呼ばれる手段を
    有し、前記フレーム間差分/画像信号に対しては前記欠
    落データ制御信号を用いて欠落パケットによる生成不能
    部分に関しては強制的にゼロ信号にする手段を有し、前
    記モード信号に対しては前記欠落データ制御信号を用い
    て欠落パケットによる生成不能部分に関しては強制的に
    フレーム間モードにする手段を有し、前記再送データフ
    レーム間差分/画像信号に対しては前記画素アドレス信
    号を用いて再送データフレーム間差分/画像信号が特許
    請求の範囲第1項の復号化装置で正しいタイミングで用
    いられるように一時的に蓄えられ出力する手段を有し、
    前記再送データモード信号に対しても前記画素アドレス
    信号を用いて再送データモード信号が特許請求の範囲第
    1項の復号化装置で正しいタイミングで用いられるよう
    に一時的に蓄えられ、出力する手段を有し、前記再送デ
    ータ制御信号に対しても前記画素アドレス信号を用いて
    再送データ制御信号が特許請求の範囲第1項の復号化装
    置で正しいタイミングで用いられるように一時的に蓄え
    られ、出力する手段を有する信号分配器をもつことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の動画像信号の復号
    化装置。
  3. (3)第2フレームメモリーと呼ばれるフレーム単位の
    遅延を実現する手段と、特許請求の範囲第1項における
    フレームメモリから出力される信号に対して前記欠落デ
    ータ制御信号を用い欠落データに対応する画素位置の信
    号のみを前記第2フレームメモリへ出力させる手段と、
    前記第2フレームメモリーの出力を再び第2フレームメ
    モリの入力とする手段と、前記第2フレームメモリーの
    出力を前記再送データ制御信号と前記補償制御信号と再
    送データモード信号に従って出力する手段とを有する第
    2補償手段をもつことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の動画像信号の復号化装置。
JP63070616A 1988-03-23 1988-03-23 動画信号復号化装置 Pending JPH01241992A (ja)

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