JPH01241873A - ジョセフソン電界効果トランジスタ及びその製造方法 - Google Patents

ジョセフソン電界効果トランジスタ及びその製造方法

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JPH01241873A
JPH01241873A JP63069986A JP6998688A JPH01241873A JP H01241873 A JPH01241873 A JP H01241873A JP 63069986 A JP63069986 A JP 63069986A JP 6998688 A JP6998688 A JP 6998688A JP H01241873 A JPH01241873 A JP H01241873A
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JP
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electrode
thin film
insulating film
gate electrode
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JP63069986A
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Kazumasa Hasegawa
和正 長谷川
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はジョセフソン電界効果トランジスタ(以下JO
FETと示す)、特に絶縁ゲート型(以下MIS型と示
す)JOFETの構造及び製造方法に関する。
[従来の技術] JOFETは、1970年代の初めにその概念が提唱さ
れて以来、高速性及びそれを用いた場合の回路構成の簡
単さが注目され、研究が進められてきた。その概念図を
第2図に示す。同図(a)はOFF状態、同図(b)は
ON状態の概念図である。103は半導体、102は超
伝導体電極、201は超伝導体電極102からクーパ一
対と呼ばれる電子対がしみ出している領域であり、この
領域端から102までの距離をコヒーレンス長さ(ξ)
と呼ぶ。半導体103中のキャリア濃度が小さい場合は
ξが小さく、同図(a)に示される如くクーパ一対は半
導体103中で重ならないが、キャリア濃度が大きい場
合はξが大きくなり、同図(b)に示される如くクーパ
一対は103中で重なり、左右の電極102間を超伝導
電流が流れる。半導体中のキャリア濃度をゲートに印加
する電位で制御するのがJOFETである。
従来のMIS型JOFETは、川辺ら(固体物理 Vo
l、22 1987  pH7)に示される如く、バル
ク半導体を削って薄型化を実現し、上に超伝導材料によ
るソース、ドレイン電極、下にゲート絶縁膜及びゲート
電極を形成したり、高柳ら(固体物理 Vol、20 
1985  p939)に示される如く、バルク半導体
を削って凸型化を実現し、プレーナー型構造を形成して
いた。
[発明が解決しようとする課題] 従来の、バルク半導体を削って薄型化するMIS型JO
FETにおいては、ゲート電極と超伝導体によるソース
及びドレイン電極を接続するのが困難であるため、その
集積化も大変困難であった。
また構造上半導体の厚みを制御するのが困難で、半導体
層の超薄型化は不可能であった。また、プレーナー型構
造のMIS型JOFETにおいては、素子分離が困難で
あり、このためその集積化が困難であり、また半導体の
パターニングと超伝導体のパターニングを精度よく行わ
なければ、ソース電極とドレイン電極の間隔(L)にば
らつきが生じていた。JOFETの超伝導臨界電流Ic
 は、温度をT、超伝導臨界温度をTc  (T<Tc
)とすれば、平木ら(1987年秋期第48回応用物理
学会学術講演会講演予稿集19a−H−3)に示される
如く次式であられされる。
cosh2(t”2C2) C+ ;   scaling  factorC2;
   L/2ξ t  ;  T/Tc 上式で示される如く、Icの値はLの変化に対して指数
関数的に変化する。上記のプレーナー型MISJOFE
Tの構造においては、Lがばらつきやすいため、Icも
大きくばらつき、時には同一基板上でIcが2桁以上異
なることがあった。
本発明は以上の課題を解決するもので、その目的とする
ところは、集積化し易い構造で、超伝導臨界電流Icが
大きな、すなわち0N10FF比が大きい、またその特
性がかなりの面積にわたって均一なMIS型JOFET
を実現することにある。
[課題を解決するための手段] 以上の課題を解決するため、本発明はJOFETの構造
を、任意の基板上に、超伝導体電極、該超伝導体電極に
接した半導体薄膜、前記超伝導体電極に接する前記半導
体薄膜の面に対向する面に接したゲート絶縁膜、及び該
ゲート絶縁膜に接したゲート電極を設けたものとした。
また、本発明のJOFETの製造方法は、任意の基板上
に超伝導体電極を形成する工程、半導体薄膜を形成しパ
ターニングする工程、ゲート絶縁膜を形成する工程、ゲ
ート電極を形成する工程、ゲート電極をマスクとし前記
パターニングされた半導体薄膜中に自己整合型で不純物
の混入を行う工程を有することを特徴とする。
[実施例] 第1図に本発明の実施例におけるMIS型JOFETの
断面図を示す。同図において、101は任意の基板、1
02は超伝導体電極、103は半導体薄膜、104はゲ
ート絶縁膜、105はゲート電極である。この様な構造
とすることにより、容易にゲート電極105と超伝導体
電極102を接続することができるため、集積化し易い
MIS型JOFETが実現された。またJOFETは、
ゲート電極105に印加する電位により半導体薄膜10
3中のキャリア濃度を変化させ、ξの長さを制御しソー
ス、ドレイン電極間を流れる電流を制御する素子である
ため、半導体薄膜103の膜厚は薄い方がゲート電圧の
変化に対するドレイン電流の変化(g、)が大きく、こ
の点でも半導体薄膜を薄型にしやすい本発明の構造は有
利である。
また、基板101に少なくとも表面が絶縁されたものく
例えばSiO2で表面を覆ったSiウェハー)を用いれ
ば、SO工(Silicon  on工n5ulato
r)構造と同様に、半導体薄膜103を分離するのみで
素子分離ができるため、JOFETの高集積化にはたい
へん有利なものとなる。また、ソース電極とドレイン電
極の間隔りの大きさは超伝導体のパターニング精度のみ
により制御されるためサブミクロンの均一なLをもつM
IS型JOFETがかなりの大面積内に形成できるよう
になった。最近研究が活発に進められているY−Ba−
Cu−0等の酸化物高温超伝導体薄膜においても、薄膜
形成方法及び加工方法等が開発されてきているため、本
発明への応用が有望である。我々は、基板に絶縁基板、
ゲート電極にAl、ゲート絶縁膜にSiO2(膜厚10
100n、半導体薄膜に多結晶Siを固相成長させた単
車結晶Si薄膜(膜厚50 nm)、ソース及びドレイ
ン電極にNbを用いたL=0.5μmのMIS型JOF
ETにおいて、T’=4. 2にでIc=100μAを
得た。
同図の如き実施例において、基板に単結晶Siを用い、
該基板を種結晶とし゛(Si薄膜の結晶成長を行えば、
Si薄膜におけるキャリア移動度がさらに大きくなるた
めζが増大し、Icはさらに増大する。その上、結晶欠
陥に起因するリーク電流が減少するため、高0N10F
F比のMIS型JOFETが実現される。また半導体薄
膜103に用いる材料は、キャリア移動度が大きく、キ
ャリアの有効質量が小さなInSb、、InAs、Ga
As等の材料の方が、ξが大きく、さらにIcが大きく
でき有利である。半導体薄膜103中の不純物濃度は、
膜中一定でよく、この点で微細加工にも有利で、構造的
にも従来のJOFETより集積化しやすくなったため、
超高集積度のJOFET集積回路が実現された。
例えば、基板101に表面に絶縁体薄膜を設けた半導体
基板(例えばSiO2付きSiウェハー)を用い、第1
図の如き構造を形成し、更に絶縁体薄膜で全体を覆い、
その上に半導体薄膜(Si)を形成しデバイスの三次元
化を行う場合等の時は、基板のSiを種結晶としてSi
薄膜の結晶成長を行えば、超高性能で多機能の、半導体
−超伝導体混載デバイスが実現する可能性がある。
第3図に、本発明の実施例におけるゲート電極を基板側
に設けたMIS型JOFETの断面図を示す。同図にお
いて、第1図と同一の記号は第1図と同一のものを表す
。本実施例においては、基板101上にゲート電極10
5が形成され、さらにゲート絶縁膜104はCVD法等
で形成されパターニングされない。その後、半導体薄膜
103及び超伝導体電極102が形成される。かくの如
き構造は600°C程度の低温で形成できるため。
JOFETを集積して成る装置の大面積化にも有利であ
る。また、ゲート電極105と超伝導体電極102の層
間絶縁にゲート絶縁膜104を用いれば良いため、JO
FET集積回路装置の製造工程数が低減される。
第4図に、本発明の実施例におけるゲート電極を基板側
に設け、ゲート絶縁膜をゲート電極材料の酸化等によっ
て形成しているMTS型JOFETの断面図を示す。同
図において、第1図と同一の記号は第1図と同一のもの
を表す。ゲート絶縁膜104はゲート電極105を酸化
、窒化等の手段で形成される。例えば、ゲート電極10
5に多結晶Siを用いた場合は熱酸化等、AIを用いた
場合には水蒸気酸化等の手段でゲート絶縁膜104を形
成すればよい。本実施例における利点は、ゲート絶縁膜
104の膜厚を制御性よく薄膜化できることであり、こ
のため、g、の大きなMIS型JOFETが大面積にわ
たり形成できる。また、CVD法等により作成される絶
縁膜より、本実施例による絶縁膜の方が膜質がよいため
、JOFETの信頼性もよい。
第5図に、本発明の実施例におけるゲート電極をマスク
とし自己整合型で半導体薄膜中に不純物の混入を行う工
程を有するMIS型JOFETの断面図を製造工程順に
示す。同図に於て第1図と同一の記号は第1図と同一の
ものを表す。以下、本実施例を製造工程順に説明する。
第5図(a)は半導体薄膜のパターニング終了時の断面
図である。任意の基板101上に超伝導体電極102を
形成し、更に半導体薄膜103の堆積及びパターニング
を行い同図に示される状態となる。第5図(b)はゲー
ト電極形成終了時の断面図である。
第5図(a)の状態から熱酸化法等によりゲート絶縁膜
104を形成し、更にゲート電極105を形成すれば同
図に示される状態となる。第5図(C)は不純物の混入
終了時の断面図であり、501はチャネル領域、502
は活性領域である。第5図(b)の状態からイオン注入
法等で不純物の注入を行い、熱処理等により不純物の拡
散、活性化を行えば同図に示される状態となる。活性領
域502には、半導体がSiの場合、通常101810
l8程度以上の濃度で不純物が混入され、チャネル領域
501にはあらかじめそれ以下の濃度で不純物が混入さ
れる。不純物濃度が大きい領域、すなわちキャリア流度
が大きい領域の方がξが大きいため、OFFの状態にお
いても活性領域には半導体薄膜の深さ方向にクーパ一対
が大きくしみ出している。そこでONの状態になった時
に超伝導電流の流れる断面積が大きくなり、臨界電流I
cも増大する。また本実施例の構造はMIS型FETの
構造であり、その電流機構はMISFET電流と超伝導
電流が混在したものとなる。このため、更にON電流が
増大する。また、チャネル領域501に活性領域502
に対し逆型の導電型を有する不純物が混入されている場
合、OFF状態のリーク電流はPN接合障壁により制御
されるためMIs形FET並になることが期待される。
本実施例の構造は、半導体薄膜にチャネル領域501、
活性領域502を形成した後ゲート絶縁膜104、ゲー
ト電極105を形成してもよい。
第6図は、本発明の実施例におけるゲート電極を基板側
に設け、更に半導体薄膜中の不純物濃度をチャネル方向
に変化させているMIS型JOFETの断面図である。
同図において、第1図及び第5図と同一の記号は第1図
及び第5図と同一のものを表す。本実施例の効果は第5
図実施例と同様であり、0N10FF比の大きなMIS
型J〇FETが実現された。
[発明の効果] 以上述べた如く本発明を用いることにより、集積化し易
い構造で、超伝導臨界電流Icが大きく0N10FF比
の大きいMIS型JOFETが実現され、大面積にわた
って均一な特性のものを形成することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例におけるMIS型JOFET
の断面図。 第2図は、JOFETの概念図。第2図(a)はOFF
状態、第2図(b)はON状態の概念図。 第3図は、本発明の実施例におけるゲート電極を基板側
に設けたMIS型JOFETの断面図。 第4図は、本発明の実施例におけるゲート電極を基板側
に設け、ゲート絶縁膜をゲート電極材料の酸化等によっ
て形成しているM、IS型JOFETの断面図。 第5図は、本発明の実施例におけるゲート電極をマスク
とし自己整合型で半導体薄膜中に不純物の混入を行う工
程を有するMIS型JOFETの断面図。第5図(a)
は半導体薄膜のパターニング終了時、第5図(b)はゲ
ート電極形成終了時、第5図(C)は不純物の混入終了
時の断面図。 第6図は、本発明の実施例におけるゲート電極を基板側
に設け、更に半導体薄膜中の不純物濃度をチャネル方向
に変化させているMIS型JOFETの断面図。 101・・・任意の基板 102・・・超伝導体電極 103・・・半導体薄膜 104・・・ゲート絶縁膜 105・・・ゲート電極 以   上 第1図 (a) 第2図 第3図 第4図 第6図 <8) (b) 第5図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)任意の基板上に、超伝導体電極、該超伝導体電極
    に接した半導体薄膜、前記超伝導体電極に接する前記半
    導体薄膜の面に対向する面に接したゲート絶縁膜、及び
    該ゲート絶縁膜に接したゲート電極を設けて成ることを
    特徴とするジヨセフソン電界効果トランジスタ。
  2. (2)任意の基板上に超伝導体電極を形成する工程、半
    導体薄膜を形成しパターニングする工程、ゲート絶縁膜
    を形成する工程、ゲート電極を形成する工程、ゲート電
    極をマスクとし自己整合型で前記パターニングされた半
    導体薄膜中に不純物の混入を行う工程を有することを特
    徴とする、ジョセフソン電界効果トランジスタの製造方
    法。
JP63069986A 1988-03-24 1988-03-24 ジョセフソン電界効果トランジスタ及びその製造方法 Pending JPH01241873A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2016125836A1 (ja) * 2015-02-04 2018-01-18 堺ディスプレイプロダクト株式会社 ポジ型感光性シロキサン組成物、アクティブマトリクス基板、表示装置、及びアクティブマトリクス基板の製造方法

Cited By (1)

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JPWO2016125836A1 (ja) * 2015-02-04 2018-01-18 堺ディスプレイプロダクト株式会社 ポジ型感光性シロキサン組成物、アクティブマトリクス基板、表示装置、及びアクティブマトリクス基板の製造方法

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