JPH0124166Y2 - - Google Patents

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JPH0124166Y2
JPH0124166Y2 JP10791983U JP10791983U JPH0124166Y2 JP H0124166 Y2 JPH0124166 Y2 JP H0124166Y2 JP 10791983 U JP10791983 U JP 10791983U JP 10791983 U JP10791983 U JP 10791983U JP H0124166 Y2 JPH0124166 Y2 JP H0124166Y2
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JP
Japan
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rail
intercepting
track
rail unit
main line
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JP10791983U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、鉄道で使用する保線機械等の作業車
を、本線軌道上での列車通過に支障のないように
本線軌道外に待避させる動力移動式横取レール装
置に関する。
従来の横取レール装置は、第8図に示すよう
に、本線軌道1の一側に基礎コンクリート台2に
よつて固定レール3を本線軌道1を横切る方向に
固設し、固定レール3上に、第9図に示すように
断面がほぼ逆U字状の可動レール4を摺動自在に
載置し、さらに本線軌道1の他側にも同様に基礎
コンクリート台5によつて可動レール受台6を設
置することにより構成されている。固定レール3
は平行に2本設置され、したがつて可動レール4
も2本設置される。そして、可動レール4上には
作業車Mが横取車輪7によつて移動可能に載置さ
れる。
第8図に示す待避位置にある作業車Mを本線軌
道1上に移すには、まず作業車を図示しない車体
昇降装置により上昇させた後、可動レール4を図
の左方へ向かつて本線軌道1上に引き出し、受台
6の取付金具8に可動レール4の先端をロツクピ
ン9によつて結合する。この際、2本の可動レー
ル4は相互に連結されていないため別々に引き出
した後ロツクピンによる結合を行なう。次に、作
業車Mを可動レール4が上に存在しなくなつた固
定レール3上に降下させて固定レール3および可
動レール4を利用して本線軌道1の真上にまで横
取走行させる。次いで、作業車Mを車体昇降装置
によつて上昇させておいて2本の可動レール4を
別々に第8図の実線位置へ再び後退させて固定レ
ール3上に格納し、作業車を本線軌道1上へ降下
させる。
本線軌道上の作業車を第8図に示す待避位置へ
戻す際には上述と逆の手順がとられる。
以上に説明した従来の横取レール装置によれ
ば、待避位置と本線軌道上の位置の間で作業車を
片道移動するだけで作業車の昇降を2回行なわな
ければならず、また重い可動レールの移動のため
に人力を用いなければならないので操作が困難で
ある。ところが、操作を容易にするために可動レ
ールを軽くすることは、強度的に余裕がとれなく
なるので不可能である。また、可動レールは別々
になつているので、作業車の横取操作時、横取車
輪とレールとの間を作業の都度調整確認する必要
があり安全性に欠けるとともに、可動レールの移
動作業を別々に行なわなければならず面倒であ
る。さらにまた、可動レールは横取り時に固定レ
ールに連なつて連続した延長レールを構成するこ
とになるから、継ぎ部が存在し、レールの高さ調
整も必要である。
本考案は、上述の問題を解消することのできる
動力移動式の横取レール装置を得ることを目的と
する。
本考案の動力移動式横取レール装置は、本線軌
道の一側において地上に設置された案内ローラ
と、この案内ローラに載置されて本線軌道を横切
る方向に移動自在な横取レールユニツトと、本線
軌道の他側において地上に設置された横取レール
ユニツト受台とを有し、横取レールユニツトは、
上面に本線軌道を横切る方向の作業車支持用レー
ルを固設した長方形状のフレームを有する。この
フレームには本線軌道を横切る方向がラツク歯に
直交する方向となるようにラツクを固定し、本線
軌道の一側の地上には、前記ラツクの歯に下方か
らかみ合うピニオンを回転可能に支持するととも
にこのピニオンを可逆回転させる駆動装置を設置
し、駆動装置によつて横取レールユニツトを本線
軌道の一側の待避位置と本線軌道を跨ぐ張出し位
置との間で移動自在とし、前記横取レールユニツ
ト受台は、横取レールユニツトの先端部をその張
出し位置において支持する位置に設ける。
次に、図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。
第1図および第2図において、1は本線軌道で
あつてレール1aを敷設されており、その一側に
コンクリート台2によつて固定レール10が平行
して固設されている。固定レール10には案内ロ
ーラ11,12が回転自在に支持されており、こ
れらの案内レール上に可動レール13が移動可能
に支持されている。可動レール13は、本線軌道
1を横切る方向に設けられ、第2図に実線で示す
待避位置と鎖線で示す張出し位置の間で変位可能
とされている。張出し位置にある可動レール13
の先端を受けて保持するために、本線軌道1の他
側に受台14がコンクリート台15によつて支持
されている。受台14は受ローラ16を回転自在
に支持している。
可動レール13は平行に1対設けられ、それら
は連結杆18,19によつて一体的に連結されて
おり、これらの部材によつて長方形フレームが形
成される。この長方形フレームとそれに付属する
後述の部材により横取レールユニツト20が構成
される。
横取レールユニツト20の長手方向両側の可動
レール13は、前述のように案内ローラ11,1
2に支持されるが、案内ローラ11は第3図およ
び第4図に拡大して示すように大径ローラで、そ
の外側に第5図に示すようにフランジ11aを有
している。各可動レール13はそれを支持する案
内ローラ11のフランジ11aの内側に接して外
方への変位を阻止されている。一方、他の案内ロ
ーラ12は第4図から明らかなようにフランジの
ない小径ローラで可動レール13の底面に接して
いる。
横取レールユニツト20の1対の連結杆18,
18の間にはブラケツト21によつて1対の平行
なラツク22の両端が支持されている。ラツク2
2の端部には第7図に示すように長孔26が形成
され、各長孔26にはブラケツト21から突設し
たピン17が挿入されている。2本のラツク22
は可動レール13の内側に位置しており、ラツク
22の歯22aはその下面に形成される。
可動レール13の上面には作業車支持用レール
23が固設されている。このレール23上には保
線機械等の作業車Mの横取車輪24が転動する。
レール23の後端には横取車輪止め25が突設さ
れている。
第3図および第5図に示すように、両側の固定
レール10の間には横取レールユニツト20の前
方寄りに支持板27が架設されており、この支持
板27上に支持した軸受28により回転軸29が
回転自在に支持されおり、この回転軸29はモー
タ30の出力軸に減速伝動機構31を介して連結
されている。なお、32は継手を示す。回転軸2
9の先端にはピニオン34が連結され、このピニ
オンは第7図に示すように前記ラツク22の歯2
2aにかみ合つている。したがつて、モータ30
の運転により、回転軸29を介してピニオン34
が回転し、ラツク22はその長手方向に移動させ
られる。
次に作用を説明する。
横取レールユニツト20が待避位置にある第2
図および第4図の状態では、作業車Mは横取車輪
止め25と着脱自在の車輪止め36により横取レ
ールユニツト20の後部に支持されている。
この待避位置から作業車を本線軌道1上に移す
には、モータ30の運転によりラツク22を本線
軌道方向に変位させ、第6図に示すように横取レ
ールユニツト20を本線軌道を跨ぐように前進さ
せる。これにより、横取レールユニツト20の先
端部は受台14上に達して載置されるので、これ
をロツクピン38等でロツクする。
次に、車輪止め36を第6図に示すように外
し、作業車Mを同図の矢印A方向に前進させ、本
線軌道1の真上に位置させ、第2図に鎖線で示す
状態をとらせる。この状態では、作業車Mの本線
軌道走行車輪39がレール1aの真上にある。
次いで、作業車を図示しない車体昇降装置によ
り上昇させ、スイツチ操作によるモータ30の逆
転により横取レールユニツトを待避位置へ後退さ
せた後、作業車をレール1a上に降下させる。こ
れによつて、作業車は本線軌道1上で走行可能と
なる。
本線軌道1上の作業車を待避させるには上述し
たと逆の手順をとる。すなわち、作業車を上昇さ
せて横取レールユニツト20を前進させ、作業車
を下降させて横取レールユニツト20上に降ろ
し、横取レールユニツト20を後退させ、次いで
作業車を横取レールユニツト上で後退させ車輪止
め25,26で止める。
以上のようにしてモータ30の正逆運転により
ピニオン34およびラツク22を介して横取移動
を行なう場合、例えば第7図においてラツク22
が右方向へ駆動される時には、ラツクはその左端
の長孔26の左端縁がピン17に当接するまで移
動した後そのピン17を介して横取レールユニツ
ト20に力を及ぼす。これは左方向への移動の場
合にも同様である。したがつて、ラツク22には
常に引張力が作用し圧縮力が作用しないので、ラ
ツクを薄く形成することが可能となる。
以上に述べたように、本考案では横取用の左右
の可動レールが一体をなして移動できるようにな
つているので、それらを同時に移動させることが
でき、しかも構造的にも強く安全なものとするこ
とができる。そして、作業車の片道横取のために
作業車を1回だけ昇降させればすむから横取作業
が容易かつ迅速になる。また、従来例のように横
取レールに継ぎ部がないので横取駆動走行が円滑
になされ、さらに動力により駆動がなされるので
作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の動力移動式横取レール装置の
平面図、第2図は同側面図、第3図は第1図の一
部の拡大図、第4図は第2図の一部の拡大図、第
5図は第3図の縦断面図、第6図は横取走行の途
中の状態を示す側面図、第7図はラツク両端の取
付けの状態を示す図、第8図は従来の横取レール
装置の側面図、第9図は第8図の一部の縦断面図
である。 1……本線軌道、10……固定レール、11,
12……案内ローラ、13……可動レール、14
……横取レールユニツト受台、18,19……連
結杆、20……横取レールユニツト、22……ラ
ツク、23……作業車支持レール、24……横取
車輪、25……車輪止め、27……支持板、28
……軸受、29……回転軸、30……モータ、3
4……ピニオン、38……ロツクピン、M……作
業車。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 本線軌道の一側において地上に設置された案
    内ローラと、この案内ローラに載置されて本線
    軌道を横切る方向に移動自在な横取レールユニ
    ツトと、本線軌道の他側において地上に設置さ
    れた横取レールユニツト受台とを有し、横取レ
    ールユニツトは、上面に本線軌道を横切る方向
    の作業車支持用レールを固設した長方形状のフ
    レームを有し、このフレームには本線軌道を横
    切る方向がラツク歯に直交する方向となるよう
    にラツクを固定し、本線軌道の一側の地上に
    は、前記ラツクの歯に下方からかみ合うピニオ
    ンを回転可能に支持するとともにこのピニオン
    を可逆回転させる駆動装置を設置し、駆動装置
    によつて横取レールユニツトを本線軌道の一側
    の待避位置と本線軌道を跨ぐ張出し位置との間
    で移動自在とし、前記横取レールユニツト受台
    は、横取レールユニツトの先端部をその張出し
    位置において支持する位置に設けてなる動力移
    動式横取レール装置。 2 地上に設置した固定レールに案内ローラを支
    持してなる実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の動力移動式横取レール装置。 3 横取レールユニツトの長方形状フレームの長
    手方向両側部を案内ローラ上に支持し、長方形
    状フレームの長手方向両側部全長の内側にラツ
    クを固設してなる実用新案登録請求の範囲第1
    項または第2項記載の動力移動式横取レール装
    置。
JP10791983U 1983-07-12 1983-07-12 動力移動式横取レ−ル装置 Granted JPS6018103U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10791983U JPS6018103U (ja) 1983-07-12 1983-07-12 動力移動式横取レ−ル装置

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JP10791983U JPS6018103U (ja) 1983-07-12 1983-07-12 動力移動式横取レ−ル装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6018103U JPS6018103U (ja) 1985-02-07
JPH0124166Y2 true JPH0124166Y2 (ja) 1989-07-24

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JP10791983U Granted JPS6018103U (ja) 1983-07-12 1983-07-12 動力移動式横取レ−ル装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5102342B2 (ja) * 2010-02-01 2012-12-19 松井 大輔 農作物育成棚及び同農作物育成棚を用いた農作物収穫システム
JP6928545B2 (ja) * 2017-11-30 2021-09-01 三和テッキ株式会社 鉄道作業車両の横取り装置における車両の保管位置調整装置

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Publication number Publication date
JPS6018103U (ja) 1985-02-07

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