JPH01241499A - 貴金属成形体の製造法 - Google Patents

貴金属成形体の製造法

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JPH01241499A
JPH01241499A JP63070131A JP7013188A JPH01241499A JP H01241499 A JPH01241499 A JP H01241499A JP 63070131 A JP63070131 A JP 63070131A JP 7013188 A JP7013188 A JP 7013188A JP H01241499 A JPH01241499 A JP H01241499A
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precious metal
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laser beam
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Masaki Morikawa
正樹 森川
Naoyuki Hosoda
細田 直之
Atsuyuki Fujiie
藤家 敬幸
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Mitsubishi Metal Corp
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Mitsubishi Metal Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 F産業上のflJ用分野」 本発明は、その表面に複数の貴金属の色調からなる模様
を有するような貴金属成形体の製造法に関するものであ
る。
「従来の技術」 近年、貴金属の大衆化の傾向が顕著になり、従来のよう
に指輪やネックレスなどの装飾品だけでなく、貴金属を
素材として[コ常使用されるものまでが作られ、記念品
や贈答品に用いられている。
ところで、一般に、貴金属の立体成形品の表面に模様を
付する場合、通常は鋳造の際、金型内面に凹凸をつけて
表面に凹凸模様を現出させるが、成形後に刻印により凹
凸をつけて模様としている。
また、そのようにして形成した凹部に着色剤を塗布した
り、メツキを用いることも行われている。
「発明が解決しようとする課題j しかしながら、上記のような従来の技術を貴金属成形体
に応用した場合、凹凸模様を付する場合においては、色
調の変化がないので絵や模様の判別が困難で装飾効果ら
少ない。また、貴金属表面Jこ着色剤を塗布したりメツ
キを用いる方法は、これらが剥離しやすく永続性に欠け
、さらに優雅な色調を出すことか困難であるという不具
合もある。
[課題を解決するための手段」 上記のような課題を解決するために、本発明の製造法は
、色調の異なる;夏数種の貴金属または貴金属の合金を
層状に重ねてなる積層板の表面にレーザビームを照射し
て部分的に内層を露出させる模様付は工程と、該積層板
に成形加工を施す成形工程とを含むようにしたものであ
る。
積層板の製造は、複数種の素材板を重ねて拡散接合した
後、これを圧延することにより多数が比較的安価に製造
される。
レーザビームの照射によるマーキングは、レーザビーム
の照射位置を移動すれば良いので、適当な画像処理装置
および移動装置と組み合わせることにより、例えば、図
面のかたちで入力したデータをもとに簡単に行える。
成形は、曲げ加工、プレス成形、深絞りその他の適宜の
方法が採用される。
模様付は工程と成形工程とは、どちらを先に行ってもよ
い。
マーキングを施した貴金属積層板を2枚の透明な熱可塑
性樹脂または熱硬化性樹脂板に挾んで一体に成形すれば
、板状の装飾板の他、貴金属色調を持つ立体成形品が得
られる。
「作用」 このような貴金属成形体の製造法においては、レーザビ
ームの照射により、積層板の表層の一部が削り取られて
、表面に凹所が形成され、凹所の底面に内層の貴金属が
露出し、それによって表面貴金属と異なる色調の模様が
現出する。模様の色調は、レーザビームの照射時間や強
度を変えて露出させる層を変えることにより異なる色調
とすることができる。レーザマーキングによれば、多品
種少量生産が安価にかつ簡単に迅速に行うことかできる
成形において模様を付した部分が大きく変形しないとき
は、予め板の状態でマーキングを行うことができ、また
、深絞りのような大きな変形を伴うものは、成形した後
にマーキングすると模様が変形しない。
マーキング後に樹脂を被覆して成形すると、樹脂を通し
て貴金属特有の優美な輝きと立体的な模様が現出され、
貴金属部の保護作用もなされる。
この場合、貴金属の量は少なくてよいので、比較的安価
に、かつ装飾性と耐用性を有する成形品を得ることがで
きる。
「実施例」 以下、図面を参照して、この発明の詳細な説明する。
貴金属板素材として、第1図に示すようないずれら幅:
50III11×長さ:60mmX厚さ:0.5mmの
寸法の1〕(仮1 (PC:99.99wt%)及び同
寸法の純金板2 (Au+99.99 wt%)と、幅
及び長さが同一で厚さが40.0+nmの18金板3 
(Auニア 5 vt%。
Ag:I2.5wt%、Cu:12.5vt%)とを用
意し、脱指処理した後、これらをpt、純金、I8金の
順序に重ね合わせ、拡散溶接機に装入し、脱気、昇温、
加圧を行って積層体4とした(第2図参照)。
引き続いてロール5により熱間圧延および冷間圧延を(
り返して厚さ2.0IIII11の貴金属積層板6とし
た(第3°図参照)。
この貴金属積層板6は一面がptの白糸色、池面が18
金の色となっている。この積層板6を適宜寸法の円形に
切断し、Pt側の面に、YAG(イブトリウム−アルミ
ニウムーガーネット)レーザ発生装置7からレーザビー
ムを照射して表面に模様8をマーキングする(第4図参
照)。レーザビームによるマーキングは、その強度を変
えることにより、純金の第2層2aを露出させるか、1
8金の第3層3aを露出させるかによって色調を変化さ
せられる(第5図参照)。この例では3層の構造とした
が、同じまた種類は他の種類の金属層を何層にも設けて
複雑な色調を出すこともできる。また、Pt層をレーザ
ビームで削り取って金色部を適宜広く得ることもできる
この模様8をマーキングした貴金属積層板6をプレス成
形し、不要部分を除去し、角部を滑らかに仕上げて灰皿
9とした(第6図参照)。
第7図はこの発明の第2の実施例を示すもので、積層板
6を長方形に切断し、これにレーザビームを照射して模
様8を付した後、曲げ加工を廉して筒状とし、両端を融
着させた。この筒体の一端に円板状に切断した積層板6
を融着して底部とし、コツプlOを製造した。
第8図はこの発明の第3実施例を示すもので、積層板6
を適宜の方法でカップ状に成形した後、これにレーザビ
ームを照射して模様(文字)8aをマーキングしてトロ
フィー11を製造したものである。
第9図及び第1O図はこの発明の第4実施例を示すもの
で、厚さ0.2mmに圧延した積層板6をill l 
70 mmに切断し、レーザビームにより模様8を付し
た後、同寸大の厚み3ml11の透明アクリルからなる
2枚の樹脂板12に挾んで180℃に加熱し、ホットプ
レスで複合体13とした(第9図参照)。この複合体1
3を電熱型加熱炉にて140℃に加熱し、加圧成形を行
って直径60mm、高さ100mmの筆立て14を製造
した(第10図参照)。成形した筆立て14は表面の肌
荒れをなくすため、パフ研磨を行った。この筆立て14
は表面が白色で、その表面に純金と18金の層状色によ
り模様が立体的に現出されており、装飾的にも優美性を
保ち、商品価値さらには財産的価値を存するものである
。そして、表面が樹脂に覆われており、貴金属の磨耗や
腐食が防止されるので日用品として使用しても支障なく
、樹脂を通して貴金属か見えるので、大部分が貴金属で
できているように見え、コストの割に豪華な感じを与え
る。
「発明の効果」 以上詳述したように、この発明は色調の異なる慢数種の
貴金属または貴金属の合金を層状に重ねてなる積層板の
表面にレーザビームを照射して部分的に内層を露出させ
る工程と、該積層板に成形加工を施す工程とを含むよう
にしたので、貴金属成形体の表面に異なる色調によるコ
ントラストを持つ優雅な模様を付することかでき、成形
体の装飾的効果を大幅に高めることができる。まf二、
レーザビームを用いるので、模様の柄や文字、記号など
を簡単にマーキングすることができ、多品種少量生産に
好適で、記念品や贈答品として便利である。
また、貴金属積層板をレーザビームでマーキングした後
、樹脂で被覆し、一体に成形加工することにより、装飾
性と耐用性が高く、しかも安価で有用性のある成形体を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図はこの発明の一実施例を示すもので
、第1図は素材板を重ねる工程を示す図、第2図は重ね
た板を拡散接合した図、第3図はこれを圧延する図、第
4図はレーザビームを照射する図、第5図はその一部を
破断して拡大した図、第6図は製品の図、第7図はこの
発明の第2実施例の図、第8図は第3実施例の図、第9
図は第4実施例の製造の過程を示す図、第10図は第4
実施例の図である。 6・・・・・積層板、7・・・・・レーザ発生装置、1
2・・・・・樹脂。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)色調の異なる複数種の貴金属または貴金属の合金
    を層状に重ねてなる積層板の表面にレーザビームを照射
    して部分的に内層を露出させる工程と、該積層板に成形
    加工を施す工程とを含むことを特徴とする貴金属成形体
    の製造法。
  2. (2)色調の異なる複数種の貴金属または貴金属の合金
    を層状に重ねてなる積層板の表面にレーザビームを照射
    して部分的に内層を露出させる工程と、該積層板を樹脂
    で被覆する工程と、樹脂で被覆した積層板に成形加工を
    施す工程とを含むことを特徴とする貴金属成形体の製造
    法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11170794A (ja) * 1997-12-11 1999-06-29 Seiko Instruments Inc 装飾方法
JP2002146558A (ja) * 2000-11-14 2002-05-22 Toto Ltd マークの表示方法およびその製品
JP2002248899A (ja) * 2001-02-27 2002-09-03 Nakasen Kagu Seisakusho:Kk 装飾製品
JP2016078030A (ja) * 2014-10-10 2016-05-16 トリニティ工業株式会社 加飾部品の製造方法

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