JPH0123943B2 - - Google Patents
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- JPH0123943B2 JPH0123943B2 JP56142940A JP14294081A JPH0123943B2 JP H0123943 B2 JPH0123943 B2 JP H0123943B2 JP 56142940 A JP56142940 A JP 56142940A JP 14294081 A JP14294081 A JP 14294081A JP H0123943 B2 JPH0123943 B2 JP H0123943B2
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- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 7
- 239000000872 buffer Substances 0.000 description 31
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
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- 230000010354 integration Effects 0.000 description 2
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L21/00—Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
- H01L21/70—Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components formed in or on a common substrate or of parts thereof; Manufacture of integrated circuit devices or of parts thereof
- H01L21/77—Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components or integrated circuits formed in, or on, a common substrate
- H01L21/78—Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components or integrated circuits formed in, or on, a common substrate with subsequent division of the substrate into plural individual devices
- H01L21/82—Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components or integrated circuits formed in, or on, a common substrate with subsequent division of the substrate into plural individual devices to produce devices, e.g. integrated circuits, each consisting of a plurality of components
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)
- Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、使用者の目的に応じてあらかじめ準
備された回路素子を半導体製造工程中にたとえば
金属スパツタ等によつて結線するセミカスタム半
導体集積回路(IC)に関する。
備された回路素子を半導体製造工程中にたとえば
金属スパツタ等によつて結線するセミカスタム半
導体集積回路(IC)に関する。
たとえば、マスタースライスゲートアレイLSI
は、基本セルを多数アレイ状に並べたバルクを有
し、これらの基本セル内及び基本セル間を結線す
る配線層の設計をコンピユータ等を使用して自動
的に行なつて多品種の製品を1種類のバルクで構
成することが可能なICである。
は、基本セルを多数アレイ状に並べたバルクを有
し、これらの基本セル内及び基本セル間を結線す
る配線層の設計をコンピユータ等を使用して自動
的に行なつて多品種の製品を1種類のバルクで構
成することが可能なICである。
第1図Aは、ゲートアレイLSIを1チツプ上に
構成したもので、第1図Bはそのコーナ部を拡大
したものである。かかるゲートアレイLSIは内部
セル1のアレイ1−1と内部セル1間を相互に自
動配線するためのセル間自動配線領域(チヤネル
領域)2−1とより構成され論理回路を構成する
内部セル領域2と、内部セル領域2の外側に設け
られ内部セル1とICチツプ外部との電気的イン
ターフエイスを目的とするI/O(入出力)バツフ
ア用I/Oセル3よりなるI/Oセル領域4と、I/Oセ
ル領域4の上面に平面状に形成されたチツプ周辺
部のVcc電源、およびグランドライン6−1と内
部セル領域2に対して図において縦方向に渡設さ
れた線状のグランドライン(一種の電源)6−2
と横方向に渡設された線状のVcc電源ライン6−
3とよりなる電源配線6および電源パツド6−4
と、I/Oセル3に接続される信号線パツド5とよ
りなる。なお、第1図Aでは、電源配線6の周辺
部6−1、グランドライン6−2、Vcc電源ライ
ン6−3は図面の明瞭化のために図示を省略し
た。
構成したもので、第1図Bはそのコーナ部を拡大
したものである。かかるゲートアレイLSIは内部
セル1のアレイ1−1と内部セル1間を相互に自
動配線するためのセル間自動配線領域(チヤネル
領域)2−1とより構成され論理回路を構成する
内部セル領域2と、内部セル領域2の外側に設け
られ内部セル1とICチツプ外部との電気的イン
ターフエイスを目的とするI/O(入出力)バツフ
ア用I/Oセル3よりなるI/Oセル領域4と、I/Oセ
ル領域4の上面に平面状に形成されたチツプ周辺
部のVcc電源、およびグランドライン6−1と内
部セル領域2に対して図において縦方向に渡設さ
れた線状のグランドライン(一種の電源)6−2
と横方向に渡設された線状のVcc電源ライン6−
3とよりなる電源配線6および電源パツド6−4
と、I/Oセル3に接続される信号線パツド5とよ
りなる。なお、第1図Aでは、電源配線6の周辺
部6−1、グランドライン6−2、Vcc電源ライ
ン6−3は図面の明瞭化のために図示を省略し
た。
一般にゲートアレイは、主にX方向の配線を形
成する第1の配線層と、主にY方向の配線を形成
する第2の配線層と、それらを導通するビアホー
ル等より内部セルやI/Oセルの回路素子間を接続
している。そして内部セル領域はチツプの中央部
に設けられ、内部セル領域2とパツド5との間に
外部セル領域4が設けられている。また電源用配
線6−1は外部セル領域4上の第2の配線層によ
り設けられそこから内部セル領域への細い電源用
配線6−2,6−3がそれぞれ第2、第1の配線
層にて形成される。従つてI/Oセル領域4は主に
周囲の電源用配線6−1の形状に制限される。
成する第1の配線層と、主にY方向の配線を形成
する第2の配線層と、それらを導通するビアホー
ル等より内部セルやI/Oセルの回路素子間を接続
している。そして内部セル領域はチツプの中央部
に設けられ、内部セル領域2とパツド5との間に
外部セル領域4が設けられている。また電源用配
線6−1は外部セル領域4上の第2の配線層によ
り設けられそこから内部セル領域への細い電源用
配線6−2,6−3がそれぞれ第2、第1の配線
層にて形成される。従つてI/Oセル領域4は主に
周囲の電源用配線6−1の形状に制限される。
内部セル、I/Oセルはトランジスタ、ダイオー
ド、抵抗、キヤパシタ等の回路素子の集合体で、
セル内でそれらの回路素子を接続することにより
基本的な論理回路を構成することができるもので
ある。
ド、抵抗、キヤパシタ等の回路素子の集合体で、
セル内でそれらの回路素子を接続することにより
基本的な論理回路を構成することができるもので
ある。
これらのセルは基本セルと称される。
これらのセル内及びセル間は第1、第2の配線
層により接続される。内部セル間は第1、第2の
配線層を利用して接続されるため、その配線の自
由度は大である。一方、I/Oセル領域4上の第2
の配線層はすでに電源配線6の周辺部6−1とし
て使用されているので、I/Oセルの素子は主に第
1の配線層で接続される。すなわち配線の自由度
は内部セルに比してきわめて小で従来はほとんど
固定的であつた。
層により接続される。内部セル間は第1、第2の
配線層を利用して接続されるため、その配線の自
由度は大である。一方、I/Oセル領域4上の第2
の配線層はすでに電源配線6の周辺部6−1とし
て使用されているので、I/Oセルの素子は主に第
1の配線層で接続される。すなわち配線の自由度
は内部セルに比してきわめて小で従来はほとんど
固定的であつた。
また、内部セル1は高速、高集積度を満すため
極力小形に形成される。これに対して、I/Oセル
3は高い負荷駆動能力を有し比較的大形である。
内部セル1は低消費電力とされる必要からI/Oセ
ル3に比べ電源電圧、しきい値電圧が低い。この
ため、I/Oセル3にはチツプ外部と内部セル1と
のしきい値電圧を合わせるための電圧レベル変換
機能が必要である。このように、I/Oセル3と内
部セル1とは異なる機能とセルサイズを有するの
で、両者を同一のセルとして、相互に自動配線処
理することはなかつた。
極力小形に形成される。これに対して、I/Oセル
3は高い負荷駆動能力を有し比較的大形である。
内部セル1は低消費電力とされる必要からI/Oセ
ル3に比べ電源電圧、しきい値電圧が低い。この
ため、I/Oセル3にはチツプ外部と内部セル1と
のしきい値電圧を合わせるための電圧レベル変換
機能が必要である。このように、I/Oセル3と内
部セル1とは異なる機能とセルサイズを有するの
で、両者を同一のセルとして、相互に自動配線処
理することはなかつた。
一方、ICチツプ周辺は前記セル1,3に電力
を供給する電源配線6の周辺部とI/Oセル領域4
とが多層構造を形成しており、I/Oセル領域4の
面積はほぼ電源ラインによつて決まつていた。す
なわち、I/Oセル3の必要とする面積は電源ライ
ンのそれよりも小であるので、I/Oセル領域4と
第1図A,Bに表示した領域は使用しない空領域
を有していた。この空領域は、ゲートアレイLSI
の高集積化に伴なつてまた電源配線6が太くなる
につれて大となつていた。
を供給する電源配線6の周辺部とI/Oセル領域4
とが多層構造を形成しており、I/Oセル領域4の
面積はほぼ電源ラインによつて決まつていた。す
なわち、I/Oセル3の必要とする面積は電源ライ
ンのそれよりも小であるので、I/Oセル領域4と
第1図A,Bに表示した領域は使用しない空領域
を有していた。この空領域は、ゲートアレイLSI
の高集積化に伴なつてまた電源配線6が太くなる
につれて大となつていた。
また、入力信号に対して、内部セル領域2にお
ける論理回路が正相、逆相の両方を要求した場
合、I/Oセル3の外部信号に対する機能はバツフ
アあるいはインバータ機能のうちいずれか一方し
か有していないので、前記I/Oセル3の内部セル
1に対する出力端に内部セル1を2個接続し、一
方をバツフア機能として他方をインバータ機能と
して使用しなければならなかつた。すなわち、第
2図には、かかる従来例の回路図を示すもので、
信号線パツド5はI/Oセル3のバツフア8の入力
9に接続され、その出力10は内部セル領域2に
設けられたインバータ11、バツフア12のそれ
ぞれの入力13,14に接続される。インバータ
11の出力15はインバータ16,17の入力1
8,19に加えられ、バツフア12の出力20は
インバータ21,22の入力23,24に加えら
れる。インバータ16,17,21,22の出力
25〜28は論理回路群29の入力30と31,
32と33,34と35,36と37に接続され
る。パツド5を介してチツプ内に入力された信号
は、I/Oセル3内のバツフア8に入つて、チツプ
内の内部セル1の信号レベルに変換される。バツ
フア8の出力はバツフア12、インバータ11に
加えられて、その入力信号に対して正相信号と逆
相信号が形成される。これらの信号は、論理回路
群29の入力30〜37にインバータ16,1
7,21,22を介して入力される。前記論理回
路群29は正相信号および逆相信号を必要とする
ため、バツフア12、インバータ11の2個の内
部セル1を論理回路群29の入力部とバツフア8
間に必要としていた。このため、内部セル1の存
在する内部セル領域2の使用効率を低下させる。
ける論理回路が正相、逆相の両方を要求した場
合、I/Oセル3の外部信号に対する機能はバツフ
アあるいはインバータ機能のうちいずれか一方し
か有していないので、前記I/Oセル3の内部セル
1に対する出力端に内部セル1を2個接続し、一
方をバツフア機能として他方をインバータ機能と
して使用しなければならなかつた。すなわち、第
2図には、かかる従来例の回路図を示すもので、
信号線パツド5はI/Oセル3のバツフア8の入力
9に接続され、その出力10は内部セル領域2に
設けられたインバータ11、バツフア12のそれ
ぞれの入力13,14に接続される。インバータ
11の出力15はインバータ16,17の入力1
8,19に加えられ、バツフア12の出力20は
インバータ21,22の入力23,24に加えら
れる。インバータ16,17,21,22の出力
25〜28は論理回路群29の入力30と31,
32と33,34と35,36と37に接続され
る。パツド5を介してチツプ内に入力された信号
は、I/Oセル3内のバツフア8に入つて、チツプ
内の内部セル1の信号レベルに変換される。バツ
フア8の出力はバツフア12、インバータ11に
加えられて、その入力信号に対して正相信号と逆
相信号が形成される。これらの信号は、論理回路
群29の入力30〜37にインバータ16,1
7,21,22を介して入力される。前記論理回
路群29は正相信号および逆相信号を必要とする
ため、バツフア12、インバータ11の2個の内
部セル1を論理回路群29の入力部とバツフア8
間に必要としていた。このため、内部セル1の存
在する内部セル領域2の使用効率を低下させる。
また上述したような、バツフア12とインバー
タ11の2個の内部セルを、論理回路群29の入
力部とI/Oセルのバツフア8の間に設ける構成
は、ゲートアレイにおいてしばしば用いられるも
ので、そのような固定的な構造を、配線自由度の
高い内部セル領域で形成することは、内部セルの
使用効率を低下させるものである。
タ11の2個の内部セルを、論理回路群29の入
力部とI/Oセルのバツフア8の間に設ける構成
は、ゲートアレイにおいてしばしば用いられるも
ので、そのような固定的な構造を、配線自由度の
高い内部セル領域で形成することは、内部セルの
使用効率を低下させるものである。
本発明は上記従来の欠点に鑑みてなされたもの
で、その目的はI/Oセル領域および内部セル領域
の使用効率を高めることにある。
で、その目的はI/Oセル領域および内部セル領域
の使用効率を高めることにある。
本発明の目的は、従来内部セルを利用して構成
されていた固定的な構造の論理機能を、電源配線
が太くなるに伴い専有面積が増えたI/Oセルに持
たせることにある。すなわち配線自由度が低く、
固定的に近いI/Oセルに本来が固定的な構造の論
理機能を持たせ、内部セル領域ではより自由度を
要する論理機能を構成するようにしたものであ
る。
されていた固定的な構造の論理機能を、電源配線
が太くなるに伴い専有面積が増えたI/Oセルに持
たせることにある。すなわち配線自由度が低く、
固定的に近いI/Oセルに本来が固定的な構造の論
理機能を持たせ、内部セル領域ではより自由度を
要する論理機能を構成するようにしたものであ
る。
本発明にかかる半導体集積回路装置の特徴とす
るところは、 基板表面の中央部に複数の回路素子を有する内
部セルが複数個アレイ状に配置されて内部セル領
域を構成してなり、該基板表面の周辺部に複数の
回路素子を有するI/Oセルが複数個配置されてI/
Oセル領域を構成してなり、該I/Oセル領域にて
該内部セル領域と装置外部との信号レベルの変換
を行なうようにしてなり、該基板上に前記回路素
子間を接続する配線層が少なくとも第1、第2の
配線層を有し、該I/Oセルは、前記内部セルの論
理回路の一部を有し、且つ、基板外からの単一の
入力信号に対して複数の出力を有することであ
る。
るところは、 基板表面の中央部に複数の回路素子を有する内
部セルが複数個アレイ状に配置されて内部セル領
域を構成してなり、該基板表面の周辺部に複数の
回路素子を有するI/Oセルが複数個配置されてI/
Oセル領域を構成してなり、該I/Oセル領域にて
該内部セル領域と装置外部との信号レベルの変換
を行なうようにしてなり、該基板上に前記回路素
子間を接続する配線層が少なくとも第1、第2の
配線層を有し、該I/Oセルは、前記内部セルの論
理回路の一部を有し、且つ、基板外からの単一の
入力信号に対して複数の出力を有することであ
る。
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
る。
第3図は、本発明の一実施例を示し、I/Oセル
40内にレベル変換用のバツフア41を配置す
る。入力信号線パツド5はバツフア41の入力4
2に接続され、その出力43は同じI/Oセル40
内に配置されたインバータ44、バツフア45の
それぞれの入力46,47に接続される。前記イ
ンバータ44、バツフア45のそれぞれの出力4
8,49はI/Oセル40より出力される。第4図
には、第3図のI/Oセル40を1つのシンボルで
あらわし、相互出力を有する相反信号出力回路5
0を示す。
40内にレベル変換用のバツフア41を配置す
る。入力信号線パツド5はバツフア41の入力4
2に接続され、その出力43は同じI/Oセル40
内に配置されたインバータ44、バツフア45の
それぞれの入力46,47に接続される。前記イ
ンバータ44、バツフア45のそれぞれの出力4
8,49はI/Oセル40より出力される。第4図
には、第3図のI/Oセル40を1つのシンボルで
あらわし、相互出力を有する相反信号出力回路5
0を示す。
第5図は、第2図に示した従来の回路構成を本
発明を用いて実施した構成を示すものである。パ
ツド5は相反出力回路50の入力に接続され、相
反出力回路50のインバート出力52はインバー
タ16,17へ、正相出力53はインバータ2
1,22に接続される。そして、インバータ1
6,17,21,22および論理回路群29がチ
ツプの内部領域に形成される。
発明を用いて実施した構成を示すものである。パ
ツド5は相反出力回路50の入力に接続され、相
反出力回路50のインバート出力52はインバー
タ16,17へ、正相出力53はインバータ2
1,22に接続される。そして、インバータ1
6,17,21,22および論理回路群29がチ
ツプの内部領域に形成される。
第3図乃至第5図に示した本発明の実施例より
明らかな様にI/Oセル40内に相反出力機能を有
することにより、従来、内部セル領域2で行なつ
ていた相反機能すなわち、バツフアとインバータ
用の内部セルが不要となる。第3図に示すように
I/Oセル40内に配設したインバータ44とバツ
フア45は、電源ラインと多層構造とし、電源ラ
インに対応する部分で、I/Oセル領域4の空き領
域を利用できる。このため、本発明が適用される
チツプは従来と同一面積でかつ、内部セル領域2
内を従来より有効利用できる。さらに、内部セル
領域2内における電流分枝も減少できることは明
らかである。
明らかな様にI/Oセル40内に相反出力機能を有
することにより、従来、内部セル領域2で行なつ
ていた相反機能すなわち、バツフアとインバータ
用の内部セルが不要となる。第3図に示すように
I/Oセル40内に配設したインバータ44とバツ
フア45は、電源ラインと多層構造とし、電源ラ
インに対応する部分で、I/Oセル領域4の空き領
域を利用できる。このため、本発明が適用される
チツプは従来と同一面積でかつ、内部セル領域2
内を従来より有効利用できる。さらに、内部セル
領域2内における電流分枝も減少できることは明
らかである。
第6図は本発明の第2の実施例を示すもので、
I/Oセル40に加えられる入力信号に対して2個
の逆相信号を出力する例である。すなわち、入力
信号線パツド5はバツフア54の入力55に接続
される。バツフア54の出力56はインバータ5
7,58のそれぞれの入力59,60に加えられ
る。インバータ57,58のそれぞれの出力6
1,62はI/Oセル40より出力される。第7図
は第6図のI/Oセルを示めすシンボルで入力信号
に対して2個の逆相信号を出力する回路63を示
す。第8図は第6図のI/Oセルを同様に示めすシ
ンボルで、入力信号に対して2個の正相信号を出
力する回路64を示す。
I/Oセル40に加えられる入力信号に対して2個
の逆相信号を出力する例である。すなわち、入力
信号線パツド5はバツフア54の入力55に接続
される。バツフア54の出力56はインバータ5
7,58のそれぞれの入力59,60に加えられ
る。インバータ57,58のそれぞれの出力6
1,62はI/Oセル40より出力される。第7図
は第6図のI/Oセルを示めすシンボルで入力信号
に対して2個の逆相信号を出力する回路63を示
す。第8図は第6図のI/Oセルを同様に示めすシ
ンボルで、入力信号に対して2個の正相信号を出
力する回路64を示す。
上記のように、逆相出力あるいは正相出力を2
つ有することは、従来の1つの出力を有する場合
に比べてたとえば2倍の負荷を駆動することがで
きるわけで、第1の実施例と同様の効果を奏す
る。
つ有することは、従来の1つの出力を有する場合
に比べてたとえば2倍の負荷を駆動することがで
きるわけで、第1の実施例と同様の効果を奏す
る。
第9図は、I/Oセル40内にレベル変換用バツ
フア41とインバータ44並びにバツフア45を
設けた第3図図示の実施例の詳細な回路図を示
す。レベル変換部すなわちバツフア41は抵抗
R1、ダイオードQ2,Q6,Q7、トランジスタQ1よ
りなる。インバータ44は抵抗R2,R3,R4、ダ
イオードQ5,Q8,Q9、トランジスタQ3,Q4より
なる。バツフア45は抵抗R2′,R3′,R4′、ダイ
オードQ5′,Q8′,Q9′、トランジスタQ11,Q12よ
りなる。前記レベル変換用のバツフア41の入力
はトランジスタQ1のベースであり、その出力は
ダイオードQ2,Q6が接続されている点70であ
る。インバータ44ならびにバツフア45の入力
は共にトランジスタQ3のベース67であり、そ
れぞれの出力はダイオードQ5とQ8、Q5′とQ8′が
トランジスタQ4,Q12に接続している点68,7
3である。なお、バツフア41の電源Vccライン
71にはグランドライン73に対してたとえば
5Vが印加され、インバータ44,45の電源
Vccライン72にはたとえば2.3Vが印加されてい
るので、バツフア41は異なる動作電圧のレベル
変換を行なう。
フア41とインバータ44並びにバツフア45を
設けた第3図図示の実施例の詳細な回路図を示
す。レベル変換部すなわちバツフア41は抵抗
R1、ダイオードQ2,Q6,Q7、トランジスタQ1よ
りなる。インバータ44は抵抗R2,R3,R4、ダ
イオードQ5,Q8,Q9、トランジスタQ3,Q4より
なる。バツフア45は抵抗R2′,R3′,R4′、ダイ
オードQ5′,Q8′,Q9′、トランジスタQ11,Q12よ
りなる。前記レベル変換用のバツフア41の入力
はトランジスタQ1のベースであり、その出力は
ダイオードQ2,Q6が接続されている点70であ
る。インバータ44ならびにバツフア45の入力
は共にトランジスタQ3のベース67であり、そ
れぞれの出力はダイオードQ5とQ8、Q5′とQ8′が
トランジスタQ4,Q12に接続している点68,7
3である。なお、バツフア41の電源Vccライン
71にはグランドライン73に対してたとえば
5Vが印加され、インバータ44,45の電源
Vccライン72にはたとえば2.3Vが印加されてい
るので、バツフア41は異なる動作電圧のレベル
変換を行なう。
上述したように、本発明によれば電源配線6下
のI/Oセル領域4の空領域に、セル間自動配線は
行なえないからセル内の配線を用いて、1セル内
のトランジスタ、抵抗等を接続して論理機能を行
なわせたことを特徴とするものである。従来は内
部セルを用いて、たとえば、相反2出力信号を得
ていたが、本発明によれば内部セルを用いずにI/
Oセル内にたとえばバツフアやインバータを構成
しているので、内部セルの利用効率が向上し、内
部セルにおいて一層複雑な論理構成を可能とす
る。
のI/Oセル領域4の空領域に、セル間自動配線は
行なえないからセル内の配線を用いて、1セル内
のトランジスタ、抵抗等を接続して論理機能を行
なわせたことを特徴とするものである。従来は内
部セルを用いて、たとえば、相反2出力信号を得
ていたが、本発明によれば内部セルを用いずにI/
Oセル内にたとえばバツフアやインバータを構成
しているので、内部セルの利用効率が向上し、内
部セルにおいて一層複雑な論理構成を可能とす
る。
第1図Aは半導体チツプの構成図、同図Bはそ
の一部拡大図、第2図は従来の半導体集積回路の
回路構成図、第3図は本発明の第1の実施例を示
す回路構成図、第4図は第3図の回路を1つのシ
ンボルで示した図、第5図は本発明を実施した回
路構成図、第6図は本発明の第2の実施例を示す
回路構成図、第7図は第6図の回路を1つのシン
ボルで示めした図、第8図は第6図の回路の変形
例を1つのシンボルで示めした図、第9図は第3
図に示した実施例の回路図である。 1……内部セル、2……内部セル領域、3,4
0……I/Oセル、4……I/Oセル領域、5……パ
ツド、41,45,54……バツフア、44,5
7,58……インバータ。
の一部拡大図、第2図は従来の半導体集積回路の
回路構成図、第3図は本発明の第1の実施例を示
す回路構成図、第4図は第3図の回路を1つのシ
ンボルで示した図、第5図は本発明を実施した回
路構成図、第6図は本発明の第2の実施例を示す
回路構成図、第7図は第6図の回路を1つのシン
ボルで示めした図、第8図は第6図の回路の変形
例を1つのシンボルで示めした図、第9図は第3
図に示した実施例の回路図である。 1……内部セル、2……内部セル領域、3,4
0……I/Oセル、4……I/Oセル領域、5……パ
ツド、41,45,54……バツフア、44,5
7,58……インバータ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 基板表面の中央部に複数の回路素子を有する
内部セルが複数個アレイ状に配置されて内部セル
領域を構成してなり、 該基板表面の周辺部に複数の回路素子を有する
I/Oセルが複数個配置されてI/Oセル領域を構成
してなり、該I/Oセル領域にて該内部セル領域と
装置外部との信号レベルの変換を行なうようにし
てなり、 該基板上に前記回路素子間を接続する配線層が
少なくとも第1、第2の配線層を有し、 該I/Oセルは、前記内部セルの論理回路の一部
を有し、且つ、基板外からの単一の入力信号に対
して複数の出力を有することを特徴とする半導体
集積回路。 2 前記I/Oセルの基板外からの単一の入力信号
に対する複数の出力はそれぞれ正相および/また
は逆相である特許請求の範囲第1項記載の半導体
集積回路。 3 前記第2の配線層は電源配線として使用し、
該電源配線の領域下に前記I/Oセル領域を形成
し、前記I/Oセルを構成する複数の回路素子は少
なくとも前記第1の配線層によつて互いに接続さ
れていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の半導体集積回路。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14294081A JPS5844741A (ja) | 1981-09-10 | 1981-09-10 | 半導体集積回路 |
EP82304746A EP0074805B2 (en) | 1981-09-10 | 1982-09-09 | Semiconductor integrated circuit comprising a semiconductor substrate and interconnecting layers |
DE8282304746T DE3276284D1 (en) | 1981-09-10 | 1982-09-09 | Semiconductor integrated circuit comprising a semiconductor substrate and interconnecting layers |
IE2221/82A IE54169B1 (en) | 1981-09-10 | 1982-09-10 | Semiconductor integrated circuit comprising a semiconductor substrate and interconnecting layers |
US06/769,800 US4868630A (en) | 1981-09-10 | 1985-08-27 | Gate array semiconductor integrated circuit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14294081A JPS5844741A (ja) | 1981-09-10 | 1981-09-10 | 半導体集積回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5844741A JPS5844741A (ja) | 1983-03-15 |
JPH0123943B2 true JPH0123943B2 (ja) | 1989-05-09 |
Family
ID=15327177
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14294081A Granted JPS5844741A (ja) | 1981-09-10 | 1981-09-10 | 半導体集積回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5844741A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59220948A (ja) * | 1983-05-31 | 1984-12-12 | Toshiba Corp | 半導体装置 |
JPS6022336A (ja) * | 1983-07-19 | 1985-02-04 | Toshiba Corp | マスタスライス型半導体装置 |
JPS6022356A (ja) * | 1983-07-19 | 1985-02-04 | Nec Corp | 大規模集積回路 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5493376A (en) * | 1977-12-30 | 1979-07-24 | Fujitsu Ltd | Semiconductor integrated circuit device |
-
1981
- 1981-09-10 JP JP14294081A patent/JPS5844741A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5493376A (en) * | 1977-12-30 | 1979-07-24 | Fujitsu Ltd | Semiconductor integrated circuit device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5844741A (ja) | 1983-03-15 |
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